JP2008081934A - カーテンウォールの取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カーテンウォール1Aを躯体3にファスナー2を介して取付ける。カーテンウォール1Aは押出型材からなる左右の縦枠8,8と上下の横枠10A,10Bにより形成された四方枠5を備え、少なくとも上側又は下側の横枠10A,10Bの裏面側にはガイドレール12を水平方向に一体に成形している。ファスナー2は、躯体3側に固定されて縦長孔64を有する取付金具65と、縦長孔64に挿通される頭付の取付ボルト66からなる。取付ボルト66の頭部66aはガイドレール12内に摺動自在に且つ抜止め状に嵌合している。
【選択図】図2
Description
このように構成したカーテンウォールの取付け構造によれば、躯体側に固定された取付金具の縦長孔に取付ボルトが挿通されるとともに、取付ボルトの頭部がカーテンウォールの四方枠の横枠に一体に成形された水平なガイドレール内に摺動自在に嵌合されているため、建物の層間変位に対し追従できる。
ガイドレールは、カーテンウォールの押出型材からなる四方枠の横枠に一体に成形しているので、前述した従来のファスナー機構のように別途二次ファスナーを用意したり、これをカーテンウォール側に固定したりする必要が無くなり、施工性を向上でき、部材コストを削減できる。
カーテンウォールの取付けに際してはカーテンウォールのガイドレールを躯体側の取付ボルトの頭部に嵌合させることで足り、この嵌合作業は、前述した従来のファスナー機構のように細心の注意を払う必要がある一次ファスナーと二次ファスナーとの位置合わせ作業に比べ、きわめて簡易に行えるため、取付け作業の合理化を図ることができる。
従来、高層ビルや大規模のビルに限られていたカーテンウォールにおけるオープンジョイント(等圧ジョイント)システムを中低層ビルに適応するとなると、カーテンウォールが多種少量生産でコスト高となりやすいが、上記のように押出型材からなる四方枠とこれの表面側に張り付ける金属製平板パネルとの組み合わせによるカーテンウォールを採用すれば、中低層ビルにオープンジョイント工法を採用する場合もコスト面において問題なく適応することができる。
なお、他の取付け要領として、予め取付ボルト66の頭部66aを横枠10A,10Bのガイドレール12内に嵌合させておいて、カーテンウォール1Aを躯体3に取り付けるときにガイドレール12から後方へ突出する取付ボルト66の軸部65b先端を取付金具65の縦長孔64に差し込み、ナット67をばね座金68を介して締め付けることもできる。
また、カーテンウォール1Aの取付け時には、左右両端の各取付金具65に取り付けられている調整ボルト70を回転させることによりカーテンウォール1Aの傾きを調整し、所定の取付け高さ位置調整やレベル調整を行うことができる。
すなわち、例えば、図3のように、上側のカーテンウォール1Bの下側の横枠11Bの第1溝形部49に、中空状の取付基部74aから第1鰭片74bと第2鰭片74cを直交状に張り出した断面形状で通気性を有するゴム製の雨水仕切部材74の取付基部74aを嵌合することで、第1鰭片74bの先端を下側のカーテンウォール1Aの上側の横枠10Aの傾斜上面板15の上面に当接させ、第2鰭片74cの先端を下側のカーテンウォール1Aの上側の横枠10Aの前方開放状の溝形板17の溝内に当接させる。また上側のカーテンウォール1Bの下側の横枠11Bの第2溝形部52と下側のカーテンウォール1Aの上側の横枠10Aの溝形部19とにそれぞれ嵌合させたゴム製の中空状の気密シール材75,75同士を密着させる。これにより上側のカーテンウォール1Bの下側の横枠11Bの下面板48と下側のカーテンウォール1Aの上側の横枠10Aの傾斜上面板15との間に外部とほぼ等圧にする等圧空気層76を、気密シール材75,75の内側(室内側)に気密層77をそれぞれ形成する。これによれば雨水仕切部材74によって外部から浸入する大部分の雨水を仕切ったうえ、気圧差により等圧空気層76まで浸入する雨水を最小限に抑えることができる。
2 ファスナー
3 躯体
4 金属製平板パネル
5,7 四方枠
8,9 左右の縦枠
10A,11A 上側の横枠
10B,11B 下側の横枠
12,13 ガイドレール
33 スタッドボルト
34,35 ボルト挿通孔
36 ナット
37,38 金属製補強材
64 縦長孔
65 取付金具
66 取付ボルト
70 調整ボルト
Claims (9)
- カーテンウォールを躯体にファスナーを介して取付けるカーテンウォールの取付け構造において、
前記カーテンウォールは押出型材からなる左右の縦枠と上下の横枠により形成された四方枠を備え、前記上側及び/又は下側の横枠の裏面側にはガイドレールを水平方向に一体に成形しており、
前記ファスナーは、躯体側に固定されて縦長孔を有する取付金具と、前記縦長孔に挿通される頭付の取付ボルトとからなり、
前記取付ボルトの頭部は前記ガイドレール内に水平方向に摺動自在に且つボルト軸方向に抜止め状に嵌合していることを特徴とする、カーテンウォールの取付け構造。 - 前記カーテンウォールは前記四方枠の表面側に金属製平板パネルを張り付けている、請求項1記載のカーテンウォールの取付け構造。
- 前記金属製平板パネルの表面に硬質セラミック塗装を施している、請求項2記載のカーテンウォールの取付け構造。
- 前記取付金具は前記縦長孔を上下2個設け、上部の縦長孔に挿通される取付ボルトの頭部は上下に配されたカーテンウォールのうち上側のカーテンウォールの四方枠の下側の横枠のガイドレールに摺動自在に嵌合され、下部の縦長孔に挿通される取付ボルトの頭部は下側のカーテンウォールの四方枠の上側の横枠のガイドレールに摺動自在に嵌合されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカーテンウォールの取付け構造。
- 前記取付金具は前記縦長孔を左右2個設け、一方の縦長孔に挿通される取付ボルトの頭部は左右に並べて配されたカーテンウォールのうち一方のカーテンウォールの四方枠の上側又は下側の横枠のガイドレールに摺動自在に嵌合され、もう一方の縦長孔に挿通される取付ボルトの頭部はもう一方のカーテンウォールの四方枠の上側又は下側の横枠のガイドレールに摺動自在に嵌合されている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のカーテンウォールの取付け構造。
- 前記取付金具には、先端がカーテンウォールの上側の横枠の下面側に当接する調整ボルトを垂直に取り付けている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のカーテンウォールの取付け構造。
- 前記ガイドレールは断面リップ付き溝形状に形成している、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のカーテンウォールの取付け構造。
- 前記金属製平板パネルと前記四方枠とは、前記金属製平板パネルの裏面に予め固着されたスタッドボルトを四方枠に設けたボルト挿通孔に挿通し、該ボルト挿通孔から突出するスタッドボルトの先端にナットを締め付けることで結合されている、請求項2ないし7のいずれか1項に記載のカーテンウォールの取付け構造。
- 前記四方枠の内面側に、金属製補強材を装着している、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のカーテンウォールの取付け構造。
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2006
- 2006-09-26 JP JP2006260165A patent/JP2008081934A/ja active Pending
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