JP2010031938A - 器具、および器具の取り付け方法 - Google Patents

器具、および器具の取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】物体に対する固定強度を簡易な構成で高めることができる器具を実現する。
【解決手段】ボルト42およびナット44によって板材50に取り付けられる補強材10であって、板材50の面と密接する接続部12を備え、接続部12には、ボルト42を挿入するためのボルト用開口部30と、接続部12を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部20が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体を固定または補強する器具、および、該器具の取り付け方法に関する。
従来、アルミやスチール、ステンレス等の金属板、ガラス、石膏などで構成された切板パネルのような板材を、壁面や天井に対して取り付ける器具が広く使われている。このような板材の取り付け方法として、アルミなどで構成された板材の四方を曲げ、Z型に曲げられた板材のフランジ部および下地材の重なる部分をビスで固定する方法が用いられてきた。
また、板材の美観の観点などから、板材を折り曲げずに平らなまま使用し、板材の周囲に枠材となる器具を取り付けることで、枠材および下地材を固定する方法が従来から用いられている。この方法を用いる場合、板材および枠材は、スタッドボルトを用いて固定する場合が多いが、スタッドボルトを用いて固定する場合には、固定の強度に安定性がないために接着剤などを併用して固定する方法も用いられる。
特に、建物の上部や、建物のコーナー部などの危険とされるような場所については、固定の強度に対する安定性が要求されるため、板材および枠材を化粧面からビスで固定する方法や、栓溶接で固定する方法が取られる場合もある。しかしながら、上述のビスや栓溶接で固定する方法では、いずれも塗装前に板材および枠材を固定したとしても、化粧面に跡を残す場合が多いという問題を生じる。
また、板材および枠材を塗装後に接着剤で固定する方法では、板材に枠材をスタットボルトで固定する前に、接着剤を板材および枠材の間に塗布するため、板材および枠材の位置を合わせる作業が難しく、接着剤が固まってしまう場合や、接着剤が枠材からはみ出してしまい見苦しくなってしまう場合がある。さらに、板材および枠材をスタッドボルトで固定する際に接着剤の厚みが邪魔になり、板材に歪みを生じる場合や、固定の妨げになる場合がある。
上述のように、スタッドボルトだけでは固定の強度に不安が生じる場合、接着剤、接着テープなどを用いて固定の強度を補う場合があるが、施工の手間や外観上の問題を生じることが多い。
引用文献1では、建物の層間変異に対し追随性が良く、カーテンウォールの取り付け作業性の向上を図ることができるカーテンウォールの取り付け構造について開示されている。上記の取り付け構造では、カーテンウォールは左右の縦枠および上下の横枠により形成された四方枠を備え、四方枠の表側面にスタッドボルトで金属製平板パネルを貼り付けている。
特開2008−081934号公報(2008年4月10日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、スタッドボルトを用いて板材および枠材を固定しているため、固定強度に問題を生じる。これは、スタッドボルトが、板材に押し当てられた上で、電圧をかけて溶接することで板材に対して固定されていることに起因する。
スタッドボルトの溶接による固定強度は、電圧の設定、周囲の温度・湿度などの環境、取り付け位置、板材に対する加圧の具合などの様々な要因によって変動し、繰り返し振動などが加えられた場合には、本来期待されている強度の数パーセント程度の固定強度しか得られない場合もある。
また、溶接されたスタッドボルトと板材との接続面は、板材に遮られて見えないために溶接の状態を確認できないことも、スタッドボルトの溶接による固定強度に問題が生じる一因となっている。
さらに、スタッドボルトには、固定のために開口部に差し込まれたボルトの頭に対して水平方向に加わる力に対する固定強度、すなわち、せん断強度が低いという問題も生じる。
上記従来の構成では、枠材には貫通する孔が空けられ、当該孔(開口部)に板材に溶接されたスタッドボルトを通してナットを締めることで板材と枠材とが固定されているが、この場合、スタッドボルトの長軸方向に対して平行な、板材および枠材を引き離す方向への力に対しては強い固定強度が得られるが、板材および枠材がずれるスタッドボルトの長軸方向に対して垂直方向に加わる力に対する固定強度が弱くなる傾向がある。
また、スタッドボルトを用いて補強材と板材とを固定する際に、固定する強度を高めるために接着剤を併用する場合には、補強材の板材に接する面である密接面に接着剤を塗布する場合が多い。
しかしながら、密接面に接着剤を塗布する方法では、接着剤を塗布してから補強材および板材に形成されたボルト用開口部の位置を合わせる必要があった。そのため、接着剤を塗布する工程に加え、位置を合わせる作業に時間が取られ、接着剤が固まってしまう場合がある。また、接着剤が補強材からはみ出す場合や、接着剤の厚みで板材の固定に支障をきたす場合があった。
本発明は、上記の各問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、板材および枠材等の物体に対する固定強度を簡易な構成で高めることができる器具、および、該器具の取り付け方法を実現することにある。
本発明に係る器具は、固定具によって物体に取り付けられる器具であって、前記物体の面と密接する接続部を備え、前記接続部には、前記固定具を挿入するための固定具用開口部と、当該接続部を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部とが形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係る器具を物体に取り付ける取り付け方法は、固定具によって物体に取り付けられる器具を前記物体に取り付ける取り付け方法であって、前記器具は、前記物体の面と密接する接続部を備え、前記接続部には、前記固定具を挿入するための固定具用開口部と、当該接続部を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部とが形成されており、前記固定具用開口部に前記固定具を挿入し、前記接続部が前記物体の面と密接するように前記器具を前記物体に取り付ける工程と、前記物体に取り付けられた器具の前記接着剤用開口部に接着剤を充填する工程とを含むことを特徴としている。
前記器具は、固定具用開口部に挿入された固定具によって物体に取り付けられるが、このような固定具による固定だけでは、固定された後に器具に負荷がかかった場合に、器具が物体に対してずれる(横ズレする)可能性がある。なぜなら、通常、固定具用開口部の口径は固定具の直径よりも大きいため、固定具用開口部と固定具との間に隙間が生じるからである。
上記の構成によれば、物体の面と密接する接続部に、該接続部を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部が形成されている。それゆえ、その接着剤用開口部に接着剤を充填することによって、物体と器具自身とを、接着剤用開口部に充填された接着剤によって接着することができ、固定具による器具の固定を補助することができるとともに、器具固定後の横ズレを簡易な構成で防止することができる。
また、接着剤を接着剤用開口部に充填できるため、接着剤の存在範囲が接着剤用開口部内に限定される。それゆえ、接続部の物体と接する面に接着剤を塗布する場合に生じる可能性のある接着剤のはみ出しを防止することができる。
また、接着剤用開口部は接続部を貫通しているため、固定具によって器具を物体に取り付けた後に接着剤を充填できる。それゆえ、固定具によって器具を物体に取り付ける前に、接続部の物体と密接する面に接着剤を塗布する構成と比較して、器具の取り付けを容易に行うことができる。なぜなら、器具を物体に取り付ける前に接着剤を塗布する場合には、取り付け位置の変更が困難であるからである。
本発明に係る器具は、前記接続部に、前記物体と密接する側とは反対側に突出しており、前記物体の面との間に空間を形成する突出部を備え、前記接着剤用開口部は、前記突出部に形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、接続部が物体と密接する側とは反対側に突出部が突出しているので、突出部の内側の面と物体の面との間には空間が形成される。この空間には、接着剤を充填するための接着剤用開口部が貫通しているために、該接着剤用開口部を介して接着剤を上記空間に充填することができる。
したがって、突出部の内側の面と物体との間に形成された空間に充填された接着剤の接触面積が、空間を形成しない場合と比較して増加するため、器具を物体に固定する強度をさらに高めることができるという効果を奏する。
本発明に係る器具では、突出部には、物体の面および器具の間に形成された空間と、外部とを連通する通気口が形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、接続部には、接着剤を充填する空間に連通する、空気を通すための通気口が形成されている。これによって、接着剤を充填する際に通気口を通して、接着剤を充填する空間に溜まる気泡を外側の空間に排出する構成となっている。
したがって、接着剤を充填する空間に対して、より容易に接着剤を充填することができるという効果を奏する。
本発明に係る器具は、以上のように、固定具によって物体に取り付けられる器具であって、前記物体の面と密接する接続部を備え、前記接続部には、前記固定具を挿入するための固定具用開口部と、当該接続部を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部とが形成されている。
また、本発明に係る器具の取り付け方法は、固定具によって物体に取り付けられる器具を前記物体に取り付ける取り付け方法であって、前記器具は、前記物体の面と密接する接続部を備え、前記接続部には、前記固定具を挿入するための固定具用開口部と、当該接続部を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部とが形成されており、前記固定具用開口部に前記固定具を挿入し、前記接続部が前記物体の面と密接するように前記器具を前記物体に取り付ける工程と、前記物体に取り付けられた器具の前記接着剤用開口部に接着剤を充填する工程とを含んでいる。
上記の構成によれば、物体に対して器具を固定する強度を簡易な構成で高めることができるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1に基づいて説明すると以下の通りである。
図1(a)は、本実施形態の補強材10aの構成を示す斜視図である。同図では、補強材(器具)10aを板材(物体)50に対してボルト(固定具)42で固定した状態を示している。具体的には、カタカナの「コ」の字型の補強材10が有する接続部12の面を板材50に対して密接させ、補強材10aに設けられたボルト用開口部30にボルト(固定具)42を貫通させて、ナット(固定具)44で固定している。
なお、本実施形態では、固定具としてボルトおよびナットを用いて補強材10aおよび板材50を固定する場合に固定強度を補強する例に説明するが、これに限るものではない。ビス、釘、リベット、およびその他の固定器具を用いて固定している対象の固定強度を補強する構成であってもよい。
図1(b)は、図1(a)に示された補強材10aおよび板材50の断面図である。いずれも、板材50の上側に補強材10が設置されている様子を示している。以下、図1(a)および図1(b)を参照して、本実施形態の補強材10aの構成について説明する。
(補強材10の構成)
補強材10aは、板材50を他の物体(例えば、壁面)に対して固定するための器具である。ただし、本発明の器具は、複数の物体を互いに接続するために当該複数の物体に取り付けられる接続器具であってもよいし、薄い板状の物体が湾曲することを防止するために当該板状の物体に取り付けられる補強具であってもよく、その用途は特に限定されない。
図1(a)および図1(b)に示すように、補強材10aは、板材50の面と密接する接続部12を備えている。より詳細には、接続部12は、板材50の面と密接可能な密接面を備えている。
その接続部12の長軸方向の両端部にボルト用開口部(固定具用開口部)30が形成されている。ボルト用開口部30は、ボルト(固定具)41を挿入するための開口部である。ボルト用開口部30の数は、特に限定されないが、ボルト用開口部30は、少なくとも1つ、好ましくは2つ以上設けられている。
なお、補強材10を板材50に固定するための固定具は、ボルトおよびナットに限定されず、スクリューねじ、釘等、他の固定具であってもよい。
また、図1の例では、2つのボルト用開口部30の中間の位置に、接着剤を充填するための開口部である接着剤用開口部20が形成されている。この接着剤用開口部20は、接続部12を貫通して形成されており、接着剤用開口部20において、接続部12と密接する板材50の面が露出している。なお、接着剤用開口部20およびボルト用開口部30の配置および個数は、この例に限らない。任意のレイアウトで、必要な個数の開口部を配置することができる。
接着剤用開口部20の大きさを大きくすれば、接着面28の面積が増えるため、補強材10aを板材50に対して固定する力は強まる。しかし、接着剤用開口部20を大きくし過ぎると、接着剤を充填する量が増えるのに伴って接着剤が接着剤用開口部20から流出する可能性も高まる。それゆえ、接着剤用開口部20の大きさは、補強材10aに要求される固定力等を考慮して使用者が適宜設計すればよい。また、接着剤用開口部20の形状も円形に限定されず、矩形など他の形状であってもよい。
なお、本実施形態では、板材50としてアルミ板を例に説明するが、板材50はこれに限るものではない。補強材10aが取り付けられる物体は、スチール、ステンレスなどの金属板や、ガラス板、石膏板、プラスチック板、合板、およびその他の不燃ボードなどでもよく、また、板状以外の物体でもよく、上記物体の材質および形状は問わない。また、本実施形態では、補強材10aとしてアルミ押出形成材およびアルミ板曲げ材を例に説明するが、補強材10aの材質および形成方法はこれらに限られない。
(補強材10aの板材50への固定方法)
まず、ボルト用開口部30にボルト41を挿入し、接続部12が板材50の面と密接するように補強材10aを板材50に取り付ける。そして、補強材10aの接着剤用開口部20に接着剤を充填する。
補強材10aはボルト41によって板材50に固定されるが、このボルト41による固定を補うために、接着剤用開口部20には接着剤が充填され、固着した接着剤によって補強材10aが板材50に対してより強固に固定される。具体的には、補強材10aは、接着剤用開口部20によって形成された接着剤用空間24に充填された接着剤の接着面28によって板材50に固定される。
固着した接着剤は、補強材10aおよび板材50を互いに引き離す方向への引っ張り強度を高めると共に、スタッドボルトなどのボルト41およびナット44の締め付けによる固定では弱くなりがちな、板材50の面に対して平行な方向に加わる力への強度、すなわち、せん断強度を高める効果を併せ持つ。
なお、用いる接着剤の種類は、使用者が適宜選択すればよい。
(補強材10aの効果)
以上のように、本実施形態の補強材10aは、ボルト42およびナット44によって板材50に取り付けられる補強材10aであって、板材50の面と密接する接続部12を備え、接続部12には、ボルト42を挿入するためのボルト用開口部30と、接続部12を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部20とが形成されている。
また、本発明の補強材10aを板材50に取り付ける取り付け方法は、ボルト42およびナット44によって板材50に取り付けられる補強材10aを板材50に取り付ける取り付け方法であって、補強材10aは、板材50の面と密接する接続部12を備え、接続部12には、ナット44を挿入するためのボルト用開口部30と、接続部12を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部20とが形成されており、ボルト用開口部30にボルト42を挿入し、接続部12が板材50の面と密接するように補強材10aを板材50に取り付ける工程と、板材50に取り付けられた補強材10aの接着剤用開口部20に接着剤を充填する工程とを含んでいる。
上記の構成によれば、板材50の面と密接する接続部12に、接続部12を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部20が形成されているので、その接着剤用開口部20に接着剤を充填することによって、板材50および補強材10a自身を、20部に充填された接着剤を用いて接着することができる。したがって、本発明の補強材10aは、物体と接する面に接着剤を塗布する必要なく、物体に対して器具を固定する強度を簡易な構成で高めることができる。
従来、スタッドボルトを用いて補強材と板材とを固定する際に、固定する強度を高めるために接着剤を併用する場合には、補強材の板材に接する面である密接面に接着剤を塗布する場合が多い。
しかしながら、密接面に接着剤を塗布する方法では、接着剤を塗布してから補強材および板材に形成されたボルト用開口部の位置を合わせる必要があった。そのため、接着剤を塗布する工程に加え、位置を合わせる作業に時間が取られ、接着剤が固まってしまう場合がある。また、接着剤が補強材からはみ出す場合や、接着剤の厚みで板材の固定に支障をきたす場合があった。
これに対して、本実施形態の補強材10aは、ボルト42およびナット44を用いて補強材10aを板材50に対して固定した後に、接着剤用開口部20に接着剤を充填することで固定を強化するので、接着剤を塗布してから補強材10aおよび板材50の位置合わせを行う必要がなく、また、接着剤の厚みやはみ出しが問題になることも少ない。さらに、接着剤用開口部20に接着剤を充填するという簡単な工程のみで、固定強度の補強を行うことができるという効果を奏する。
スタッドボルトの溶接による固定強度は、温度・湿度などの外部の環境に左右されてしまう問題があった。また、スタッドボルトおよび板材の溶接状態が適正であるか、目視で確認できないという問題があった。さらに、風圧や振動などによる負荷が繰り返し溶接箇所に加えられると、金属疲労が発生して固定強度が減衰する場合もある。また、漏水などの原因による腐食によって、同様に固定強度が減衰する場合もある。
これに対して、上述の本実施形態の構成を用いることで、補強材の微振動が低減され、金属疲労による固定強度の劣化を抑えることができる。また、接着剤の引張強度は、スタッドボルトの引張方向だけでなく、せん断方向にも補強されるという効果を奏する。
以上のように、接着剤用開口部20に接着剤を充填することで、引張強度の半分程度のせん断強度しか持たないスタッドボルトに対して、固定強度の補強を行うこともできる。
また、補強材10と板材50との接合部にシールを貼付し、雨水の漏れなどを防ぐと共に接着強度を高めることで、さらに固定強度を高めることができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、実施の形態1と同様の部材に関しては、同じ符号を付し、その説明を省略する。図2(a)、および、図2(b)に示す補強材10bは、突出部26を有してしている点で、補強材10aと異なる。
この突出部26は、接続部12における板材50と接する側とは反対側に突出していることで接着剤用開口部20周辺においてに接着剤用空間24を形成している。この接着剤用空間24は、突出部26の内側の面と板材50との間に形成された接着剤を充填するための空間である。
また、補強材10bは、突出部26を半球状の膨らみとして有し、その突出部26に接着剤用空間24と外部空間とを連通する空気抜き用開口部(通気口)22を有している。接着剤用開口部20は突出部26上に形成されている。よって、接着剤用開口部20から接着剤を注入することで、接着剤用空間24に接着剤を充填することができる。
接着剤を充填する際、空気抜き用開口部22が突出部26上に形成されていることにより、空気抜き用開口部22から空気が抜けるため、接着剤用空間24内に気泡を溜めることなくスムーズに接着剤を注入することができる。また、補強材10aよりも、補強材10bおよび板材50と接着剤との接触面積が広くなるため、補強材10bおよび板材50を固定する固定強度をより高めることができる。
以上のように、本実施形態の補強材10bでは、接続部12に、板材50と密接する側とは反対側に突出しており、板材50の面との間に接着剤用空間24を形成する突出部26を備え、接着剤用開口部20は、突出部26に形成されている。
上記の構成によれば、接続部12が板材50と密接する側とは反対側に突出部26が突出しているので、突出部26の内側の面と板材50の面との間には接着剤用空間24が形成される。この接着剤用空間24には、接着剤を充填するための接着剤用開口部20部が貫通しているために、接着剤用開口部20を介して接着剤を接着剤用空間24に充填することができる。
したがって、突出部26の内側の面と板材50との間に形成された接着剤用空間24に充填された接着剤の接触面積が空間を形成しない場合と比較して増加するため、補強材10bを物体に固定する強度をさらに高めることができる。
また、本実施形態の補強材10bでは、突出部26には、板材50の面および補強材10bの間に形成された突出部26と、外部とを連通する空気抜き用開口部22が形成されている。
上記の構成によれば、接続部12は、接着剤を充填する接着剤用空間24に連通する、空気を通すための空気抜き用開口部22が形成されている。これによって、接着剤を充填する際に空気抜き用開口部22を通して、接着剤を充填する接着剤用空間24に溜まる気泡を外側の空間に排出する構成となっている。
したがって、接着剤を充填する接着剤用空間24に対して、より容易に接着剤を充填することができる。
なお、図3(a)、および、図3(b)に示す補強材10cのように、突出部26として略直方体形状の膨らみを形成し、突出部26に接着剤用空間24と外部の空間とを連通する空気抜き用開口部22を形成してもよい。このように、接着剤用空間24を形成する突出部26の形状を変形することで、例えば、縦方向や横方向など、特定の方向に対する引っ張りに対して固定強度を高めることができる。
また、図4に示すように、補強材10dの接続部12を折り曲げることによって、接続部12全体に接着剤を注入することができる凹みを形成することで、接着剤用空間24および突出部26を形成する構成であってもよい。図4の構成とする場合には、補強材10の左右の端から空気が抜けるため、空気抜き用開口部22を構成する必要なく、接着剤の充填を行うことができる。
(実験例)
次に、図5を参照して、図1〜図4に示した補強材10a、10b、10c、10dおよび各種接着剤を用いて固定した場合の、固定強度の増加について具体例をあげて説明する。図5は、板材および補強材の引っ張り強度を試験した結果を示す表である。試験では、試料のアルミ板(板材50に相当)を試験機ベース上に各種接着剤を用いて固定し、補強材を引き上げることによって、補強材とアルミ板との固定強度を調べている。
なお、この実験では、接着剤による固定強度を測定するために、固定具であるスタッドボルトによる固定を行わずに、接着剤用開口部20および接着剤による固定強度のみを測定している。また、実際に使用するときのように試料のアルミ板には、表面にフッ素樹脂塗料を塗布し、裏面にプライマー処理を、補強材である押出形材およびアルミ曲げ板の表面処理には、アルマイト処理を行っているものを用いた。
図5の表では、試験を行った順番を示す「試験体」番号、試験体の板材の材質を示す「板材」、補強材の生成方法を示す「補強材」、補強材および板材の接着に用いる接着剤の種類を示す「接着剤種類」、接着を行う接着剤用開口部20および突出部26のサイズおよび形状を示す「接着状態」、および、引っ張り強度の増加の度合を示す「引張強度」の内容を、横の列に並べて示している。
表の1行目には、試験体「1」の特性を示すデータが示されている。試験体「1」は、補強材の形成方法が「アルミ押出形材」、接着剤の種類は「エキポシ樹脂系」、接着状態は「接着剤用開口部20の直径が10mmで開口部(穴)のみを形成した状態」、引張り強度が接着剤を用いない場合に比べて優れている「○」という特性を持つことが示されている。
同様に、表の2行目には、試験体「2」の特性を示すデータが示されている。試験体「2」は、補強材の形成方法が「アルミ押出形材」、接着剤の種類が「反応型アクリル系」、接着状態が「接着剤用開口部20の直径が10mmで開口部(穴)のみを形成した状態」、引張り強度が接着剤を用いない場合に比べてそれなりに良い「△」という特性を持つことが示されている。
同様に、表の3行目には、試験体「3」の特性を示すデータが示されている。試験体「3」は、補強材の形成方法が「アルミ押出形材」、接着剤の種類が「変成アクリレート系SGA」、接着状態が「接着剤用開口部20の直径が10mmで開口部(穴)のみを形成した状態」、引張り強度が接着剤を用いない場合に比べて優れている「○」という特性を持つことが示されている。
以上のように、本発明の補強材10aを用いて、接着剤を接着剤用開口部20に充填し固着することで、引張り強度が接着剤を用いない場合に比べて優良な結果が得られた。
同様に、表の4行目には、試験体「4」の特性を示すデータが示されている。試験体「4」は、補強材の形成方法が「アルミ板曲げ材」、接着剤の種類が「エキポシ樹脂系」、接着状態が「接着剤用開口部20の直径が10mmで、40mmの円形(半球状)の突出部26を形成し、3.5mmの空気抜き用開口部22を4つ形成した状態」、引張り強度が接着剤を用いない場合に比べて非常に良い「◎」という特性を持つことが示されている。
同様に、表の5行目には、試験体「5」の特性を示すデータが示されている。試験体「5」は、補強材の形成方法が「アルミ板曲げ材」、接着剤の種類が「エキポシ樹脂系」、接着状態が「接着剤用開口部20の直径が10mmで、25mmの円形(半球状)の突出部26を形成し、3.5mmの空気抜き用開口部22を4つ形成した状態」、引張り強度が接着剤を用いない場合に比べて非常に良い「◎」という特性を持つことが示されている。
同様に、表の6行目には、試験体「6」の特性を示すデータが示されている。試験体「5」は、補強材の形成方法が「アルミ板曲げ材」、接着剤の種類が「エキポシ樹脂系」、接着状態が「接着剤用開口部20の直径が10mmで、30mm×40mmの略長方形(略直方体)の突出部26を形成し、3.5mmの空気抜き用開口部22を4つ形成した状態」、引張り強度が接着剤を用いない場合に比べて非常に良い「◎」という特性を持つことが示されている。
以上のように、本発明の補強材10b、10cを用いて、接着剤を接着剤用開口部20から接着剤用空間24に充填し固着することで、引張り強度が接着剤を用いない場合に比べて非常に優良な結果が得られた。
図5の表に示したように、接着剤用開口部20を形成して接着剤を充填することで、接着剤を用いない場合と比較して良好な引張り強度の特性が得られることが分かった。また、この引張り強度は、アルミ板を固定するのに十分な固定強度が得られることが分かった。
(変更例)
なお、図1〜図3で示した補強材10a・10b・10cは、アルミ板を折り曲げてカタカナの「コ」の字型を形成することで補強材の強度を高めているが、必ずしもこの形状を形成する必要はない。補強材10を「L」字型の形状として、壁に対して棚板を固定する金具のような形状であってもよい。板材50と密接する接続部12を備え、この接続部12を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部20が形成されていれば、補強材10はどのような形状であってもよい。
また、上述の実施形態では、板材50に密接する接続部12を有する補強材10を例に挙げて説明したが、接続部12の形状は板状に限定されない。接続部12は、当該接続部12が密接する物体の面に沿うように湾曲していてもよい。
また、補強材10が有する接着剤用開口部20の数は、1つであってもよいし複数であってもよい。また、接続部12における接着剤用開口部20の位置、大きさおよび形状も特に限定されない。必要に応じて適切な数の接着剤用開口部20およびボルト用開口部30を配置すればよい。
また、上述の実施形態では、1枚の板材50に対して補強材10を固定する場合について説明したが、補強材10と板材50との関係はこれに限るものではない。複数の板材50を1つの補強材10によってまとめて固定してもよい。
また、補強材10は、壁面に対して化粧板を固定するためのものであってもよく、天井面や梁に天板を固定するためのものであってもよい。また、補強材10は、壁に棚板を垂直に固定するためのものであってもよく、物体を固定する方向や物体の材質はどのようなものであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明によれば、物体に対して器具を取り付ける強度を簡易な構成で高めることができるので、板材等の物体に対して取り付けられる固定器具、補強材、などの器具、ならびに、器具の取り付け方法に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る補強材の構成を示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は断面図である。 本発明の一実施形態に係る補強材の別の構成を示す図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は断面図である。 図2に示す補強材の構成の変形例を示す図であり、図3(a)は斜視図、図3(b)は断面図である。 図2に示す補強材の構成のさらに別の変形例を示す斜視図である。 板材に固定された補強材の引っ張り強度を試験した結果を示す図である。
符号の説明
10 補強材(器具)
12 接続部
20 接着剤用開口部
22 空気抜き用開口部(通気口)
24 接着剤用空間(空間)
26 突出部
28 接着面
30 ボルト用開口部
42 ボルト(固定具)
44 ナット(固定具)
50 板材(物体)

Claims (4)

  1. 固定具によって物体に取り付けられる器具であって、
    前記物体の面と密接する接続部を備え、
    前記接続部には、前記固定具を挿入するための固定具用開口部と、当該接続部を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部とが形成されていることを特徴とする器具。
  2. 前記接続部に、前記物体と密接する側とは反対側に突出しており、前記物体の面との間に空間を形成する突出部を備え、
    前記接着剤用開口部は、前記突出部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の器具。
  3. 前記突出部には、前記空間と外部とを連通する通気口が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の器具。
  4. 固定具によって物体に取り付けられる器具を前記物体に取り付ける取り付け方法であって、
    前記器具は、前記物体の面と密接する接続部を備え、前記接続部には、前記固定具を挿入するための固定具用開口部と、当該接続部を貫通する、接着剤を充填するための接着剤用開口部とが形成されており、
    前記固定具用開口部に前記固定具を挿入し、前記接続部が前記物体の面と密接するように前記器具を前記物体に取り付ける工程と、
    前記物体に取り付けられた器具の前記接着剤用開口部に接着剤を充填する工程とを含むことを特徴とする取り付け方法。
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