JP2009068666A - ねじ部材とねじ部材の取付面への取付方法 - Google Patents

ねじ部材とねじ部材の取付面への取付方法 Download PDF

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Masato Sugano
征人 菅野
Eiichi Sugano
鋭一 菅野
Hiroyuki Sugano
裕之 菅野
Motokichi Iwata
元吉 岩田
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Abstract

【課題】連結用ねじ部を取付面に対して所定の向きに突出するように容易に修正でき、連結用ねじ部のねじ面の損壊を防止しうるねじ部材とねじ部材取付方法を提供する。
【解決手段】一端側にタッピングねじ部12、他端側に連結用ねじ部14、これらのタッピングねじ部および前記連結用ねじ部の間にナット状の工具掛け部16をそれぞれ備え、タッピングねじ部12の、工具掛け部16に接する部分に、タッピングねじ部12の周面より工具掛け部16に向って拡径するテーパ接合部18を設けた。タッピングねじ部12は、テーパ接合部18の中間部が取付穴開口面26に位置するところまで取付穴22にねじ込まれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、山留め壁や連続地中壁等の壁面に対向して型枠を設置する際に、壁体と型枠とを一定間隔に保持するために使用される、矢板控金具等の連結金具を固定するのに好適する、ねじ部材とねじ部材の取付面への取付方法と構造材の支持体と構造材の支持方法に関する。
従来、建物の地下階を建設する等の場合には、山留め壁や連続地中壁等の壁体に対向して型枠を設置し、壁体と型枠との間にコンクリートを打設してコンクリート壁を構築する。このコンクリート打設時に型枠に負荷される荷重を支持するため、型枠を壁体に固定するコンクリート型枠保持装置を使用する。
このコンクリート型枠保持装置は、壁体の壁面に取付けられたねじ部材と、このねじ部材にねじ込み連結された矢板控金具等の連結金具を備える。連結金具の他端で型枠を支持する。すなわち、連結金具に一端が螺入されたセパレータと、セパレータの他端に取付けられたピーコン等の端止具とを備える。この端止具で型枠を内側から支持する。また、コンクリート型枠の支持工事と併せて、打設後のコンクリート壁の漏水事故を防止するための工事をする技術が開発されて、実用化されている(特許文献1参照)。
上記の特許文献1に記載された技術は、コンクリート壁の内側への漏水防止技術として広く普及するに至っている。すなわち、壁体の壁面にそって防水シートを配設して、防水シートを多数のねじ部材で支持固定するとともに、ねじ部材にねじ込み連結された、連結金具で止水部材を防水シートに押付けて、ねじ部材が防水シートを貫通した部分の止水をする。連結金具はコンクリート型枠の支持に使用する。これにより、施工が簡単で信頼性の高い確実な止水ができるという特徴を有している。
ところで、壁体の壁面に連結金具を固定する従来のねじ部材は、図6に示すように構成されている。すなわち、従来のねじ部材は、タッピングねじ部12と連結用ねじ部14と工具掛け部16とを備えている。タッピングねじ部12は、壁体20の鉄製壁面(H形鋼等)に穿けられた取付穴22に強制的にねじ込まれる部分である。連結用ねじ部14は、タッピングねじ部12を取付穴22にねじ込んだ際に壁体20の壁面から突出する部分である。工具掛け部16は、タッピングねじ部12と連結用ねじ部14との間に設けられ、連結用ねじ部14よりも大径の六角ナット状をしている。
工具掛け部16には、連結用ねじ部14側から、図示しない電動工具に取付けた六角ボックススパナが装着されて、タッピングねじ部12を回転させて取付穴22にねじ込む。こうして、連結用ねじ部14が壁体20の壁面にほぼ垂直に立設される。図7に示されるように、従来のねじ部材を壁体20に取付けた状態で、連結用ねじ部14には、連結金具24が螺合連結される。
特許第3083271号
ところで、上記従来のねじ部材には次の課題があった。
連結用ねじ部14は、コンクリート型枠に対して垂直でなければならないが、鉄製壁面の傾きや取付穴22の傾きにより、垂直にならない場合がある。このときは、タッピングねじ部12を、壁体20の鉄製壁面に穿けられた取付穴22にねじ込んだ後に、連結用ねじ部14を壁体20の壁面に対して所定の向きに突出するように修正しなければならない。即ち、図8に示すように、連結用ねじ部14を屈曲して修正することになる。連結用ねじ部14を屈曲した場合は、タッピングねじ部12の、工具掛け部16との付け根部分28に亀裂が生じたり、連結用ねじ部のねじ面が損壊し連結金具24との間に隙間30が生じて機械的強度が損なわれたりするおそれがあった。
また、タッピングねじ部12を取付穴22にねじ込む際に、図8に示すように工具掛け部16が壁体20の壁面に衝突するまでねじ込んだときにかなりの衝撃力が発生する。このため、ねじ込み作業者に過大な衝撃を与えたり取付穴やねじ面が一部損壊するおそれもある。
本発明は、以上の課題を解消するためになされたもので、連結用ねじ部を取付面に対して所定の向きに突出するように容易に修正でき、連結用ねじ部のねじ面の損壊を防止し得る、ねじ部材とねじ部材の取付面への取付方法と構造材の支持体と構造材の支持方法を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉
一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、上記タッピングねじ部および上記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、上記タッピングねじ部の、上記工具掛け部に接する部分に、上記タッピングねじ部の周面より上記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたことを特徴とするねじ部材。
ねじ部材の取付時にタッピングねじ部を取付孔にねじ込んだとき、テーパ接合部の部分がねじ込みを強制的に停止させる。テーパ接合部がないとねじ込みが急停止するが、テーパ接合部があると、緩やかに停止するので、反発力が少なく安全である。また、タッピングねじ部に大きな衝撃が加わらず、残留応力を小さくできる。また、取付穴やねじ面の損壊を防止できる。
〈構成2〉
構成1に記載のねじ部材において、上記連結用ねじ部は、その取付面に配設された、任意の構造材を支持固定し、もしくは任意の構造材を支持するための連結金具をねじ込み連結固定するものであることを特徴とするねじ部材。
連結用ねじ部に連結するには、様々な構造材を固定することができる。連結金具を固定してねじ部材を延長するから、タッピングねじ部に大きな引っ張り荷重が加わる。ねじ部材を取り付け面に取り付けた際の衝撃や応力を緩和できるので、機械的強度の高いねじ部材を提供できる。
〈構成3〉
一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、上記タッピングねじ部および上記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、上記タッピングねじ部の、上記工具掛け部に接する部分に、上記タッピングねじ部の周面より上記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用して、取付面に設けた取付穴に上記タッピングねじ部をねじ込み、上記テーパ接合部の中間部が上記取付穴開口面に位置するところに達し、上記工具掛け部と上記取付面との間に隙間を形成することを特徴とするねじ部材の取付面への固定方法。
工具掛け部と前記取付面との間に隙間を形成するようにねじ込み固定することにより、ねじ込み作業での反発力を緩和し、タッピングねじ部への残留応力を減少させることができる。
〈構成4〉
一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、上記タッピングねじ部および上記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、上記タッピングねじ部の、上記工具掛け部に接する部分に、上記タッピングねじ部の周面より上記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用するものであって、取付面に設けた取付穴に上記タッピングねじ部をねじ込み、上記テーパ接合部の中間部が上記取付穴開口面に位置するところに達して、上記工具掛け部と上記取付面との間に隙間を形成した状態で、上記連結用ねじ部に任意の構造材を支持固定し、もしくは任意の構造材を支持するための連結金具をねじ込み連結固定したことを特徴とする構造材の支持体。
上記の構造のねじ部材を使用すると、高強度で信頼性の高い構造材の支持体を実現できる。連結用ねじ部には任意の構造材を支持固定できる。また、任意の構造材を支持するための連結金具をねじ込み連結固定できる。
〈構成5〉
一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、上記タッピングねじ部および上記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、上記タッピングねじ部の、上記工具掛け部に接する部分に、上記タッピングねじ部の周面より上記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用して、取付面に設けた取付穴に上記タッピングねじ部をねじ込み、上記テーパ接合部の中間部が上記取付穴開口面に位置するところに達し、上記工具掛け部と上記取付面との間に隙間を形成した状態で、上記連結用ねじ部に、任意の構造材を支持固定し、もしくは任意の構造材を支持するための連結金具をねじ込み連結固定することを特徴とする構造材の支持方法。
〈構成6〉
一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、上記タッピングねじ部および上記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、上記タッピングねじ部の、上記工具掛け部に接する部分に、上記タッピングねじ部の周面より上記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用するものであって、取付面に設けた取付穴に上記タッピングねじ部をねじ込み、上記テーパ接合部の中間部が上記取付穴開口面に位置するところに達して、上記工具掛け部と上記取付面との間に隙間を形成した状態で、上記連結用ねじ部に加えられた外力により、当該連結用ねじ部が上記取付面から突出する方向が上記取付穴に対して傾斜していることを特徴とする取付面に固定されたねじ部材。
取付面との間に存在する隙間を利用して、ねじ部材の連結用ねじ部の突出方向を、取付穴に対して傾斜するように自由に調整できる。このとき、ねじ部材のタッピングねじ部に無理な力が加わらず、損傷を防止できる。
〈構成7〉
一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、上記タッピングねじ部および上記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、上記タッピングねじ部の、上記工具掛け部に接する部分に、上記タッピングねじ部の周面より上記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用して、取付面に設けた取付穴に上記タッピングねじ部をねじ込み、上記テーパ接合部の中間部が上記取付穴開口面に位置するところに達し、上記工具掛け部と上記取付面との間に隙間を形成した状態で、上記連結用ねじ部に外力を加えて、当該連結用ねじ部が上記取付面から突出する方向を修正することを特徴とするねじ部材の取付面への固定方法。
〈構成8〉
一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、上記タッピングねじ部および上記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、上記タッピングねじ部の、上記工具掛け部に接する部分に、上記タッピングねじ部の周面より上記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けた複数のねじ部材を使用して、所定間隔で取付面に設けた複数の取付穴に、上記ねじ部材のタッピングねじ部をねじ込み、上記各ねじ部材が、上記テーパ接合部の中間部が上記取付穴開口面に位置するところに達し、上記工具掛け部と上記取付面との間に隙間を形成した状態で、いずれかの上記連結用ねじ部に外力を加えて、当該連結用ねじ部が上記取付面から突出する方向を修正し、全てのねじ部材の連結用ねじ部をほぼ平行に整列させることを特徴とする構造材を支持するねじ部材の取付面への固定方法。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は、実施例1のねじ部材を示す図で、(a)は同ねじ部材の壁体取付け前の状態を示す説明図、(b)は同ねじ部材の壁体取付け後の状態を示す説明図である。上記した図6と同一部分には同一符号を付している。
図1(a)に示すように、実施例1のねじ部材10は、一端側にタッピングねじ部12、他端側に連結用ねじ部14、タッピングねじ部12および連結用ねじ部14の間にナット状の工具掛け部16をそれぞれ備えている。タッピングねじ部12の、工具掛け部16に接する部分には、テーパ接合部18が設けられている。
テーパ接合部18は、タッピングねじ部12の周面より工具掛け部16に向って漸次拡径するように形成されている。外面は三角錐のように直線的に拡径してもよいし、円形ドーム状にやや湾曲しながら拡径しても構わない。テーパ接合部18は、タッピングねじ部12と工具掛け部16とに一体に連設されている。
図1では、例えば、土留め壁や連続地中壁等の取付部である壁体20に予め設けた取付穴22に、ねじ部材10を取り付ける例を示している。壁体20は、例えば、コンクリート壁202とH形鋼等の金属支柱201とを備える。ねじ部材10は、例えば、金属支柱201に設けた取付穴22に取付られる。なお、ねじ部材10を固定する壁体20は、金属、木、コンクリート、プラスチック等、任意の材料であって構わない。
ねじ部材10のタッピングねじ部12は、図1(b)に示すように、壁体20の取付面に予め穿設された取付穴22に強制的にねじ込まれて取付穴22の内周面に雌ねじを形成し、そのまま固定される。
連結用ねじ部14は、タッピングねじ部12を取付穴22にねじ込んだ際に壁体20の金属支柱201から突出する部分である。連結用ねじ部14は、壁体20の取付面に対して所定の間隔で配設された任意の構造材を支持する連結金具24(図2)をねじ込み連結するものである。構造材としては、例えばコンクリートの形枠や、各種フレーム、棚等の任意の被支持材を挙げることができる。連結用ねじ部14の長さは任意である。支持するべき構造剤の長さに応じて選定されるとよい。後で説明するように、連結金具を用いて任意の構造材を支持固定できる。また、連結用ねじ部14に、直接、アングル等の構造材をナットやワッシャ等を用いて固定することもできる。
工具掛け部16は、連結用ねじ部14よりも大径の六角ナット状をしている。工具掛け部16には、連結用ねじ部14側から、図示しない電動工具に取付けた六角ボックススパナが装着されて、タッピングねじ部12を回転させて取付穴22にねじ込む。こうして、図1(a)に示されるように、連結用ねじ部14が金属支柱201にほぼ垂直に立設される。
ねじ部材10を、壁体20の取付穴22に取り付ける場合は、タッピングねじ部12は、テーパ接合部18の中間部が取付穴22の開口面221に位置するところまで取付穴22にねじ込まれる。図1(b)の状態にまでねじ込むと、テーパ接合部18が取付穴22の入り口に埋め込まれようとして、回転抵抗がぐんと増大する。ここで、作業者は電動工具を停止させるとよい。図6で説明した従来のねじ部材では、テーパ接合部18が無いので、ナット状の工具掛け部16が壁体20に突然衝突して、急激に大きくブレーキがかかる。作業者は電動工具を持つ手に大きな反動を受ける。これは安全面で問題がある。また、強くねじ込まれていくタッピングねじ部12にも急激にブレーキがかかり、内部応力歪みが残留することがある。これは、タッピングねじ部12の機械的強度に悪影響を及ぼす。
上記のタッピングねじ部を、テーパ接合部18の中間部が取付穴開口面221に位置するところまで取付穴22にねじ込むと、壁体20の取付面と工具掛け部16との間に少しの隙間19が生じる。テーパ接合部18によるブレーキはこれに比べて反動が緩やかで、安全性が高く、内部応力歪みの残留を極小にできるという効果がある。即ち、工具掛け部16が壁体20の取付面に衝突しないので、ねじ部材10の取付時の衝撃が大幅に緩和される。
次に、連結金具24を取り付けて使用する場合のねじ部材10の効果と、その工法について、説明する。
図2は、ねじ部材10の連結用ねじ部14を壁体20に対して所定の向きになるように修正する状況の具体的説明図で、(a)は修正前を示す縦断面図、(b)は修正後を示す縦断面図である。
図2(a)に示すように、タッピングねじ部12を、壁体20の金属支柱201に穿設された取付穴22にねじ込んだ後に、連結用ねじ部14を壁体20の壁面に対して所定の向きに突出するように修正することがある。この場合に、上記の構造が威力を発揮する。
図示したように、連結用ねじ部14を取付穴22にねじ込んだ後で、連結用ねじ部14に連結金具24をねじ込み連結し、連結金具24の後端部を矢印方向に適度に叩く。これにより、連結金具24の向きが所定の向きになるように修正する。
図2(b)に示すように、連結金具24および連結用ねじ部14を所定の向きになるように修正した場合は、タッピングねじ部12のテーパ接合部18のみが屈曲し、連結用ねじ部14は殆ど変形しない。また、工具掛け部16と金属支柱201との間に隙間があるので、図6に示した工具掛け部16と金属支柱201とが密着しているものに比べて向きの修正が容易である。さらに、タッピングねじ部12に無理な引っ張り力が加わらないので、向きを修正した後も、内部応力歪みの残留を極小にできる。従って、タッピングねじ部12の機械的強度を高く維持できる。このため、タッピングねじ部12の工具掛け部16との付け根部分に亀裂が生じたり、連結用ねじ部14のねじ面が損壊し連結金具24との間に隙間が生じて機械的強度が損なわれたりする弊害が防止できる。
図3は、山留め壁や連続地中壁等の壁体20に対向して型枠25を設置して、壁体20と型枠25の間にコンクリートを打設してコンクリート壁を構築する工事に、ねじ部材10を使用する例を概略平面図で示している。
壁体20をコンクリート壁202とH形鋼の金属支柱201により構築する際に、先ずコンクリート壁202をつくり、このコンクリート壁202の壁面にそって多数の金属支柱201を並列に打ち込む。このとき、金属支柱201が、図3(a)に示すように、コンクリート壁202の壁面に対して傾斜して立設されてしまうことがある。なお、図3(a)には説明の都合上、金属支柱201の傾斜状態をかなり過大に示した。実際にはごくわずかである。
このように傾斜した金属支柱201に、ねじ部材10を介して連結金具24を装着し型枠25を取り付けなければならない。取付穴22は、金属支柱201の面に垂直に形成する。タッピングねじ部12を金属支柱201に設けられた取付穴22にねじ込んで連結金具24を取り付けると、連結金具24が金属支柱201には垂直となるが、コンクリート壁202の壁面には傾斜した状態となる。このため、タッピングねじ部12を、取付穴22にねじ込んだ後、連結用ねじ部14に連結金具24をねじ込み、連結金具24の後端部を叩く。
こうして、図3(c)に示すように、連結用ねじ部14および連結金具24を所定の向きになるように矯正する。この後、連結金具24の後端部を型枠25に常用手段で係止する。ねじ部材10は、矢板控金具等の連結金具24を金属支柱201に固定するための支持部材となる。この状態で、コンクリート壁202と型枠25の間にコンクリートを流し込むと、ねじ部材10や、これと連結金具24の接続部分に大きな張力が加わる。例えば、図8のように、ねじ部材10の連結用ねじ部14と連結金具24との間に隙間があると、この張力に耐えられない場合がある。ねじ部材10の取付穴22にねじ込まれた部分に亀裂があると、この張力で破断する。本発明のねじ部材10とその取り付け工法を採用することにより、高い強度の支持が可能になる。
図4は、ねじ部材10を、土留め壁や連続地中壁等の壁面の防水装置に適用した状況を示す縦断面図である。図5は図4に続いて同ねじ部材を防水装置に適用する状況を示す説明図で、(a)は同ねじ部材に防水シートを取り付けている状況を示す縦断面図、(b)は同ねじ部材に止水部材を取り付ける状況を示す縦断面図である。
この図を用いて、ねじ部材10を止水部材の支持に使用したときの例を説明する。
図4に示すように、工具掛け部16に、連結用ねじ部14側から、図示しない電動工具に取付けた六角ボックススパナが装着されて、タッピングねじ部12を回転させて壁体20の金属支柱201に設けられた取付穴22にねじ込む。こうして、連結用ねじ部14が壁体20の壁面にほぼ垂直に立設される。ねじ部材10を壁体20の金属支柱201に固定した状態で、連結用ねじ部14に連結金具15がねじ込み連結される。
このねじ部材10が取付けられた壁体20の壁面には、図5(a)に示すように、ねじ部材10の連結用ねじ部14を貫通させるようにして、防水シート41が配設される。防水シート41は、ねじ部材10の連結用ねじ部14を貫通させて壁体20の壁面を覆う。この防水シート41の配設により、壁体20にコンクリート壁202側から地下水の漏れが発生した場合であっても、連結金具15側への漏水を防止できる。
防水シート41は、例えば壁体20側の薄いゴム層411と、連結金具24側のプラスチック層412とを積層したものである。防水シート41は、例えば、数ミリメートルの厚さの繊維補強された柔軟なシートである。この防水シート41には、ねじ部材10の連結用ねじ部14を貫通させるように、貫通孔42(図5(a))が設けられる。連結用ねじ部14は、この貫通孔42を貫いて連結金具24側に突出する。
防水シート41の貫通孔から突出した連結用ねじ部14には、止水部材43を挟むように連結金具24がねじ込まれる。止水部材43は、防水シート41に密着する、例えば、非加硫ブチルゴム製の止水材44と、この止水材44を収容する凹陥部47(図5(b))を有する補強材45とから構成される。補強材45は、ゴムやプラスチック等の弾性体であって、防水シート41に密着する止水材44を包囲する凹陥部47を有することが好ましい。
しかし、取り付け前は止水材44を収容し、取り付け後は止水材44の流失を防ぐように形状が保持できる特性を持てばよく、例えば、ポリエチレン等のように、軟質であるが非弾性材料であっても構わない。止水材44は、常温で粘着性を有し加圧すると流動してねじ等の隙間に流入する特性を持つ材料であることが好ましい。非加硫ブチルゴムが最も実用的であるが、他の樹脂材料で代用することもできる。
図4に示すように、連結用ねじ部14に連結金具24をねじ込んで締付けると、止水部材43の止水材44が防水シート41に押付けられる。壁体20側の水は、ねじ部材10を伝わって防水シート41の貫通孔から連結金具24側に漏出しようとする。ここで、止水材44が防水シート41に密着し、防水シート41の貫通孔42さらに、止水材44が連結用ねじ部14に絡み付いて、ねじ部材10の部分の止水が行なわれる。
図5は、防水装置の施工方法を示している。
先ず始めに、壁体20の金属支柱201に、電気ドリル等を用いて取付穴22を穿ける。次に、ボックスレンチ状の電動工具を用いて、ねじ部材10の工具掛け部16を回転させ、取付穴22にねじ部材10のタッピングねじ部12を強制的にねじ込む。これにより、連結用ねじ部14が壁体1の表面から突出した状態で、壁体20にねじ部材10が強固に取付けられる。
この段階で連結用ねじ部14を壁体20の壁面に対して所定の向きに突出するように修正しなければならない場合には、連結用ねじ部14に連結金具24をねじ込み連結し、連結金具24の後端部を適度に叩打してテーパ接合部18のみを屈曲させて連結金具24の向きが所定の向きになるように修正する。従って、図3(c)に示したような状態になる。このように向きの修正をしても、テーパ接合部18の近傍のみを屈曲させるので、連結金具24と連結用ねじ部14との間の密着を損なわない。以下の工法で説明するように、連結金具24と連結用ねじ部14との間には止水材44が充填されるが、その止水効果を最大限に発揮させることができる。以下、施工法を具体的に順に説明する。
今度は、図5(a)に示すように、防水シート41をねじ部材10の連結用ねじ部14端面に接するように、壁体20の壁面にそって配設する。そして、防水シート41のねじ部材10が当たっている位置を、図の矢印の方向にハンマ等を用いて殴打する。すると、防水シート41に、連結用ねじ部14に対応する貫通孔42が穿けられる。こうして、図5(b)に示すように、貫通孔42を通して連結用ねじ部14が突出する。
なお、この貫通孔42を穿け易くするために、刃物を用いて小さな傷を付けても構わない。しかし、大きく切り裂くと、防水シート41の強度を低下させ、止水も容易でなくなる。刃物で傷を付ける場合でも、連結用ねじ部14の外径より小さい口径の傷口を設け、連結用ねじ部14を貫通孔42に挿入するときに、その傷口を押し広げるようにすることが好ましい。
このようにして、連結用ねじ部14を防水シート41の貫通孔42から突出させた後に、突出している連結用ねじ部14に、止水部材43を装着する。止水材44が防水シート41に対面するように止水部材43を装着する。その後、連結用ねじ部14に連結金具24をねじ込むとともに、連結金具24を図示しない電動工具等を用いて締付ける。
連結金具24を回転させて締付けをすると、締付け当初は、止水部材43も連結金具24とともに連結用ねじ部14を軸にして回転する。このとき、柔軟で粘着性の高い非加硫ブチルゴム製の止水材44が連結用ねじ部14の外面に絡み付く。すなわち、止水部材43の補強材45と連結用ねじ部14の外周面との間が絡み付いた止水材44によって密閉される。
連結金具24をさらに締付けていくと、止水材44が防水シート41に密着して止水部材43が回転しなくなる。この状態で止水部材43は、連結金具24により防水シート41側に押付けられる。すると、止水材44の一部は、防水シート41の貫通孔42と連結用ねじ部14との隙間に送り込まれて、この部分を密閉する。さらに、止水材44の他の一部は、連結金具24と連結用ねじ部14との間に送り込まれてこの部分を密閉する。このため、連結用ねじ部14の防水シート41貫通部分が、止水材44によって完全に密閉される。このようにして防水シート41の貫通孔42と連結用ねじ部14との隙間の止水構造が得られる。
実施例1のねじ部材を示す図で、(a)は同ねじ部材の壁体取付け前の状態を示す説明図、(b)は同ねじ部材の壁体取付け後の状態を示す説明図である。 同ねじ部材の連結用ねじ部を取付面に対して所定の向きになるように修正する状況の具体的説明図で、(a)は修正前を示す縦断面図、(b)は修正後を示す縦断面図である。 同ねじ部材の連結用ねじ部を取付面に対して所定の向きになるように修正する状況の説明図で、(a)は修正前を示す概略平面図、(b)は(a)のB部の拡大図、(c)は修正後を示す概略平面図である。 同ねじ部材を土留め壁や連続地中壁等の壁面の防水装置に適用した状態を示す縦断面図である。 図4に続いて同ねじ部材を防水装置に適用する状況を示す図で、(a)は同ねじ部材に防水シートを取り付けている状況を示す縦断面図、(b)は同ねじ部材に止水部材を取り付ける状況を示す縦断面図である。 従来のねじ部材を示す説明図である。 従来のねじ部材の壁体取付け状態を示す縦断面図である。 従来のねじ部材の連結用ねじ部の向き修正の説明図である。
符号の説明
10 ねじ部材
12 タッピングねじ部
14 連結用ねじ部
16 工具掛け部
18 テーパ接合部
19 隙間
20 壁体
201 金属支柱
202 コンクリート壁
22 取付穴
221 開口面
24 連結金具
241 工具掛け部
25 形枠
26 取付穴開口面
28 付け根部分
30 隙間
41 防水シート
411 ゴム層
412 ベントナイト層
42 貫通孔
43 止水部材
44 止水材
45 補強材

Claims (8)

  1. 一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、前記タッピングねじ部および前記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、
    前記タッピングねじ部の、前記工具掛け部に接する部分に、前記タッピングねじ部の周面より前記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたことを特徴とするねじ部材。
  2. 請求項1に記載のねじ部材において、
    前記連結用ねじ部は、その取付面に配設される任意の構造材を支持固定し、もしくは任意の構造材を支持するための連結金具をねじ込み連結固定するものであることを特徴とするねじ部材。
  3. 一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、前記タッピングねじ部および前記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、前記タッピングねじ部の、前記工具掛け部に接する部分に、前記タッピングねじ部の周面より前記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用して、
    取付面に設けた取付穴に前記タッピングねじ部をねじ込み、
    前記テーパ接合部の中間部が前記取付穴開口面に位置するところに達し、前記工具掛け部と前記取付面との間に隙間を形成することを特徴とするねじ部材の取付面への固定方法。
  4. 一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、前記タッピングねじ部および前記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、前記タッピングねじ部の、前記工具掛け部に接する部分に、前記タッピングねじ部の周面より前記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用するものであって、
    取付面に設けた取付穴に前記タッピングねじ部をねじ込み、
    前記テーパ接合部の中間部が前記取付穴開口面に位置するところに達して、前記工具掛け部と前記取付面との間に隙間を形成した状態で、
    前記連結用ねじ部に任意の構造材を支持固定し、もしくは任意の構造材を支持するための連結金具をねじ込み連結固定したことを特徴とする構造材の支持体。
  5. 一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、前記タッピングねじ部および前記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、前記タッピングねじ部の、前記工具掛け部に接する部分に、前記タッピングねじ部の周面より前記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用して、
    取付面に設けた取付穴に前記タッピングねじ部をねじ込み、
    前記テーパ接合部の中間部が前記取付穴開口面に位置するところに達し、前記工具掛け部と前記取付面との間に隙間を形成した状態で、
    前記連結用ねじ部に任意の構造材を支持固定し、もしくは任意の構造材を支持するための連結金具をねじ込み連結固定することを特徴とする構造材の支持方法。
  6. 一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、前記タッピングねじ部および前記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、前記タッピングねじ部の、前記工具掛け部に接する部分に、前記タッピングねじ部の周面より前記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用するものであって、
    取付面に設けた取付穴に前記タッピングねじ部をねじ込み、
    前記テーパ接合部の中間部が前記取付穴開口面に位置するところに達して、前記工具掛け部と前記取付面との間に隙間を形成した状態で、
    前記連結用ねじ部に加えられた外力により、当該連結用ねじ部が前記取付面から突出する方向が前記取付穴に対して傾斜していることを特徴とする取付面に固定されたねじ部材。
  7. 一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、前記タッピングねじ部および前記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、前記タッピングねじ部の、前記工具掛け部に接する部分に、前記タッピングねじ部の周面より前記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けたねじ部材を使用して、
    取付面に設けた取付穴に前記タッピングねじ部をねじ込み、
    前記テーパ接合部の中間部が前記取付穴開口面に位置するところに達し、前記工具掛け部と前記取付面との間に隙間を形成した状態で、
    前記連結用ねじ部に外力を加えて、当該連結用ねじ部が前記取付面から突出する方向を修正することを特徴とするねじ部材の取付面への固定方法。
  8. 一端側にタッピングねじ部を備え、他端側に連結用ねじ部を備え、前記タッピングねじ部および前記連結用ねじ部の間に工具掛け部を備え、前記タッピングねじ部の、前記工具掛け部に接する部分に、前記タッピングねじ部の周面より前記工具掛け部に向って拡径するテーパ接合部を設けた複数のねじ部材を使用して、
    所定間隔で取付面に設けた複数の取付穴に、前記ねじ部材のタッピングねじ部をねじ込み、
    前記各ねじ部材が、前記テーパ接合部の中間部が前記取付穴開口面に位置するところに達し、前記工具掛け部と前記取付面との間に隙間を形成した状態で、
    いずれかの前記連結用ねじ部に外力を加えて、当該連結用ねじ部が前記取付面から突出する方向を修正し、全てのねじ部材の連結用ねじ部をほぼ平行に整列させることを特徴とする構造材を支持するねじ部材の取付面への固定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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