JP2004250964A - 方立 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が単純で施工の容易な嵌め殺し窓用の方立を提供すること。
【解決手段】方立本体1と、方立本体の室外側面に固定し方立の室外側の左右両側に位置するガラスパネル2,2の室内側面を受けるガラスパネル室内側面支持材3と、ガラスパネル室内側面支持材の室外側に取付ける室外側押縁材4とを備え、室外側押縁材4は、室内側端部がガラスパネル室内側面支持材3の左右方向中間部に係合し、室外側端部が左右両側のガラスパネル2,2の室外側面を受けていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】方立本体1と、方立本体の室外側面に固定し方立の室外側の左右両側に位置するガラスパネル2,2の室内側面を受けるガラスパネル室内側面支持材3と、ガラスパネル室内側面支持材の室外側に取付ける室外側押縁材4とを備え、室外側押縁材4は、室内側端部がガラスパネル室内側面支持材3の左右方向中間部に係合し、室外側端部が左右両側のガラスパネル2,2の室外側面を受けていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サッシやカーテンウォールに用いられる方立に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
嵌め殺しの連窓を構成する方立は、一般的に図6に示すように、角筒状となった本体部90の室外側に、ガラスパネル91を取り付けるための断面T字状のガラス取付部92を備えている。ガラス取付部92は、本体部90の中央から室外側に延びる見込み片93と、見込み片の先端から左右両側に延びる見付け片94とからなる。ガラスパネル91の取り付けは、ガラスパネルの側端部をガラス取付部92に呑み込ませ、ガラスパネルの室内側に押縁材95を嵌め込むことにより行っている。サッシの一部に開閉障子を設ける場合などは見付け片94が邪魔になることがあり、またガラスパネルの保持構造も複数あるため、方立を本体部とこれに連結されるアタッチメントの組み合わせにより構成する場合もある(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
また、寒冷地に設置されるサッシにおいては、方立や無目に断熱性に優れた樹脂部材を介在させ、断熱性を向上させて結露の発生を抑えることが通常行われている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−65977号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した一般的な方立の場合には、方立の左右両側のガラスパネルを保持するために、押縁を左右別々に室内側から装着する必要があり、若干煩わしい面があった。また、方立を本体部とアタッチメントとの組み合わせによって構成するものは、構造が複雑でアタッチメントの取付け等に時間が掛かり、ガラス工事の作業性も良好ではなかった。またそのように方立の構造が複雑になったことに加え、メーカーは断熱サッシ用と通常サッシ用に二種類の方立を製作しなければならないため、必要な部材の種類が膨大となって、それらの生産や管理に多大な費用を要していた。
本発明は以上に述べたような実情に鑑みてなされたものであって、請求項1記載の発明は、構造が単純で施工の容易な嵌め殺し窓用の方立を提供することを課題とし、さらに請求項2記載の発明は、断熱サッシ用と通常のサッシ用とで部材の共通化を図ってコストを削減することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による方立は、方立本体と、方立本体の室外側面に固定し方立の室外側の左右両側に位置するガラスパネルの室内側面を受けるガラスパネル室内側面支持材と、ガラスパネル室内側面支持材の室外側に取付ける室外側押縁材とを備え、室外側押縁材は、室内側端部がガラスパネル室内側面支持材の左右方向中間部に係合し、室外側端部が左右両側のガラスパネルの室外側面を受けていることを特徴とする。
【0007】
さらに請求項2記載の発明による方立は、室外側押縁材は、室内外方向の中間部を断熱材でブリッジしてあるものと金属のみからなるものの2種類あって、これらを適宜選択して取付けできるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3はサッシの室外側正面図であり、図1はそのA−A断面図、図2はB−B断面図である。このサッシは、躯体開口部Hに複数本の方立9を一定の間隔をおいて設置し、各方立間の上端部と下端部に上下の無目材10,11をそれぞれ架設し、方立9と無目材10,11とで構成される各開口部の内周に設けられた溝にガラスパネル2を嵌め殺し状に保持させて構成したものである。図2中の12a,12bは、方立9を躯体13に固定している金具であり、14a,14bは無目材10,11を方立9に固定している金具である。
【0009】
方立9は、図1に示すように、角筒状に形成された方立本体1と、方立本体の室外側面15に固定され、方立の室外側の左右両側に位置するガラスパネル2,2の室内側面を受けるガラスパネル室内側面支持材3と、ガラスパネル室内側面支持材3の室外側に取付けられ、左右のガラスパネル2,2の室外側面を受ける室外側押縁材4の3つの部材によって構成されている。方立本体1の室外側面15には、長手方向に連続した鉤型の係止片16を、両サイドに開口部を内側に向けて2列、その内側に開口部を外側に向けて2列備えている。ガラスパネル室内側面支持材3は、断面略C字状に形成され、その室内側面17には、室内側に向けて2列の係止片18とねじ止め部19を突出形成してあり、その係止片18を方立本体の係止片16と係合すると共に、ねじ止め部19を方立本体の室外側面15にねじ止めすることで、方立本体1に固定してある。さらにガラスパネル室内側面支持材3の室内側面17には、中央寄りの二箇所に、右側に向けて開口する鉤型の係止片20を、室外側に突出して備えている。また、ガラスパネル室内側面支持材3の室外側端部には、左右両側のガラスパネル2の室内側面をそれぞれ受ける受け面21を備えており、その室外側の面にガラスパネルの押え部材22を備えている。室外側押縁材4は、室内外方向に延びる見込み片6と左右方向に延びる見付け片7とで、断面略T字状に形成されている。見込み片6の室内側端部は、ガラスパネル室内側面支持材3の係止片20と係合する係合固定部23となっている。見付け片7は、左右両側のガラスパネル2の室外側面を受けるものとなっており、その室内側の面にはガラスパネルの押え部材24を有している。
【0010】
図2に示すように、下の無目材11はガラスパネル2の室外側面を押縁25で受けている。上の無目材10は押縁を有さず、一体に形成した溝にガラスパネル2を嵌め込んでいる。すなわち本サッシは、ガラスパネル2の室外側の3辺を押縁で受けている。なお図中の26は、ガラスパネルのセッティングブロックである。
【0011】
本サッシを施工する際の手順を簡単に述べる。まず方立本体1を躯体13に固定し、方立本体1に上下の無目材10,11を架設する。次に、ガラスパネル室内側面支持材3を各方立本体1に取付ける。次に、方立9の左右に二枚のガラスパネル2をセッティングしながら、順次、室外側押縁材4の取付けを行ってガラスパネル2を固定していく。室外側押縁材4の取付けは、室外側押縁材の見込み片6を左右のガラスパネル2,2の間からガラスパネル室内側面支持材3の内部に差し込み、先端の係合固定部23を若干右から左に動かすようにしてガラスパネル室内側面支持材の係止片20と係合させ、固定する。このように本発明の方立9によれば、一つの押縁材4を室外側から係合取付けすることで、左右のガラスパネル2,2の側端部を同時に固定できるので、連窓のガラスパネル2の取付けを能率良く短時間で行うことができる。その後、下の無目材11に押縁25を取付ければガラスパネル2の四辺が溝内に固定され、さらに溝内にシーリング材27を充填する。なお、下の無目材の押縁25の取付けは、方立の室外側押縁材4の取付け前に行っても良い。
【0012】
図4と図5は、本サッシを断熱サッシとした場合の実施形態を示している。構造や寸法は、これまでに述べた通常のサッシと基本的に同一となっている。方立9で言えば、方立本体1、ガラスパネル室内側面支持材3は全く同一のものを使用しており、室外側押縁材5のみが断熱サッシ専用のものとなっている。室外側押縁材5は、見込み片6の中間部を断熱材8でブリッジしてある。すなわち見込み片6は、室内側の部材6aと室外側の部材6bとに分割して形成され、その二つの部材を断熱性の硬質ポリウレタンを用いた断熱材8によって連結してある。上の無目材28と下の無目材29も、同じように室内側の部材と室外側の部材とに分割し、両部材を断熱材8でブリッジして連結している。このように形成したことで、方立9と無目材28,29は、室内側と室外側の間で熱の移動が阻止され、結露の発生を防止できる。
【0013】
なお本サッシでは、方立本体1、ガラスパネル室内側面支持材3、室外側押縁材4,5、上下の無目材10,11,28,29には、アルミニウム合金の押出し形材を用いており、ガラスパネル2は、2枚の板ガラスの間に空気層を持った複層ガラスを用いている。
【0014】
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されない。室外側押縁材の室内側端部がガラスパネル室内側面支持材と係合する部分の具体的な構造は、両者を確実に連結できるものであればよく、また、単に係合させるだけでなく補強的にねじ止めしたり、接着剤で接着しても良い。ガラスパネルを保持する部分のシールやパッキンの構造についても限定しない。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明による方立は、単純な構成となっているので組立てが容易であり、また室外側から一つの押縁材を係合取付けることで、左右のガラスパネルの保持が同時になされるため、嵌め殺しの連窓を短時間で能率良く施工できる。
【0016】
さらに請求項2記載の発明によれば、2種類の室外側押縁材を適宜選択することで、方立を断熱サッシ用と通常サッシ用の何れにもすることができ、部品の共通化が図られコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるA−A断面図である。
【図2】図3におけるB−B断面図である。
【図3】本発明のサッシの一実施形態を示す室外側正面図である。
【図4】断熱サッシとした場合の方立の横断面図である。
【図5】(イ)(ロ)断熱サッシとした場合の上下の各無目材の縦断面図である。
【図6】従来の一般的な方立の横断面図である。
【符号の説明】
1 方立本体
2 ガラスパネル
3 ガラスパネル室内側面支持材
4 室外側押縁材(通常サッシ用)
5 室外側押縁材(断熱サッシ用)
8 断熱材
9 方立
【発明の属する技術分野】
本発明は、サッシやカーテンウォールに用いられる方立に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
嵌め殺しの連窓を構成する方立は、一般的に図6に示すように、角筒状となった本体部90の室外側に、ガラスパネル91を取り付けるための断面T字状のガラス取付部92を備えている。ガラス取付部92は、本体部90の中央から室外側に延びる見込み片93と、見込み片の先端から左右両側に延びる見付け片94とからなる。ガラスパネル91の取り付けは、ガラスパネルの側端部をガラス取付部92に呑み込ませ、ガラスパネルの室内側に押縁材95を嵌め込むことにより行っている。サッシの一部に開閉障子を設ける場合などは見付け片94が邪魔になることがあり、またガラスパネルの保持構造も複数あるため、方立を本体部とこれに連結されるアタッチメントの組み合わせにより構成する場合もある(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
また、寒冷地に設置されるサッシにおいては、方立や無目に断熱性に優れた樹脂部材を介在させ、断熱性を向上させて結露の発生を抑えることが通常行われている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−65977号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した一般的な方立の場合には、方立の左右両側のガラスパネルを保持するために、押縁を左右別々に室内側から装着する必要があり、若干煩わしい面があった。また、方立を本体部とアタッチメントとの組み合わせによって構成するものは、構造が複雑でアタッチメントの取付け等に時間が掛かり、ガラス工事の作業性も良好ではなかった。またそのように方立の構造が複雑になったことに加え、メーカーは断熱サッシ用と通常サッシ用に二種類の方立を製作しなければならないため、必要な部材の種類が膨大となって、それらの生産や管理に多大な費用を要していた。
本発明は以上に述べたような実情に鑑みてなされたものであって、請求項1記載の発明は、構造が単純で施工の容易な嵌め殺し窓用の方立を提供することを課題とし、さらに請求項2記載の発明は、断熱サッシ用と通常のサッシ用とで部材の共通化を図ってコストを削減することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による方立は、方立本体と、方立本体の室外側面に固定し方立の室外側の左右両側に位置するガラスパネルの室内側面を受けるガラスパネル室内側面支持材と、ガラスパネル室内側面支持材の室外側に取付ける室外側押縁材とを備え、室外側押縁材は、室内側端部がガラスパネル室内側面支持材の左右方向中間部に係合し、室外側端部が左右両側のガラスパネルの室外側面を受けていることを特徴とする。
【0007】
さらに請求項2記載の発明による方立は、室外側押縁材は、室内外方向の中間部を断熱材でブリッジしてあるものと金属のみからなるものの2種類あって、これらを適宜選択して取付けできるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3はサッシの室外側正面図であり、図1はそのA−A断面図、図2はB−B断面図である。このサッシは、躯体開口部Hに複数本の方立9を一定の間隔をおいて設置し、各方立間の上端部と下端部に上下の無目材10,11をそれぞれ架設し、方立9と無目材10,11とで構成される各開口部の内周に設けられた溝にガラスパネル2を嵌め殺し状に保持させて構成したものである。図2中の12a,12bは、方立9を躯体13に固定している金具であり、14a,14bは無目材10,11を方立9に固定している金具である。
【0009】
方立9は、図1に示すように、角筒状に形成された方立本体1と、方立本体の室外側面15に固定され、方立の室外側の左右両側に位置するガラスパネル2,2の室内側面を受けるガラスパネル室内側面支持材3と、ガラスパネル室内側面支持材3の室外側に取付けられ、左右のガラスパネル2,2の室外側面を受ける室外側押縁材4の3つの部材によって構成されている。方立本体1の室外側面15には、長手方向に連続した鉤型の係止片16を、両サイドに開口部を内側に向けて2列、その内側に開口部を外側に向けて2列備えている。ガラスパネル室内側面支持材3は、断面略C字状に形成され、その室内側面17には、室内側に向けて2列の係止片18とねじ止め部19を突出形成してあり、その係止片18を方立本体の係止片16と係合すると共に、ねじ止め部19を方立本体の室外側面15にねじ止めすることで、方立本体1に固定してある。さらにガラスパネル室内側面支持材3の室内側面17には、中央寄りの二箇所に、右側に向けて開口する鉤型の係止片20を、室外側に突出して備えている。また、ガラスパネル室内側面支持材3の室外側端部には、左右両側のガラスパネル2の室内側面をそれぞれ受ける受け面21を備えており、その室外側の面にガラスパネルの押え部材22を備えている。室外側押縁材4は、室内外方向に延びる見込み片6と左右方向に延びる見付け片7とで、断面略T字状に形成されている。見込み片6の室内側端部は、ガラスパネル室内側面支持材3の係止片20と係合する係合固定部23となっている。見付け片7は、左右両側のガラスパネル2の室外側面を受けるものとなっており、その室内側の面にはガラスパネルの押え部材24を有している。
【0010】
図2に示すように、下の無目材11はガラスパネル2の室外側面を押縁25で受けている。上の無目材10は押縁を有さず、一体に形成した溝にガラスパネル2を嵌め込んでいる。すなわち本サッシは、ガラスパネル2の室外側の3辺を押縁で受けている。なお図中の26は、ガラスパネルのセッティングブロックである。
【0011】
本サッシを施工する際の手順を簡単に述べる。まず方立本体1を躯体13に固定し、方立本体1に上下の無目材10,11を架設する。次に、ガラスパネル室内側面支持材3を各方立本体1に取付ける。次に、方立9の左右に二枚のガラスパネル2をセッティングしながら、順次、室外側押縁材4の取付けを行ってガラスパネル2を固定していく。室外側押縁材4の取付けは、室外側押縁材の見込み片6を左右のガラスパネル2,2の間からガラスパネル室内側面支持材3の内部に差し込み、先端の係合固定部23を若干右から左に動かすようにしてガラスパネル室内側面支持材の係止片20と係合させ、固定する。このように本発明の方立9によれば、一つの押縁材4を室外側から係合取付けすることで、左右のガラスパネル2,2の側端部を同時に固定できるので、連窓のガラスパネル2の取付けを能率良く短時間で行うことができる。その後、下の無目材11に押縁25を取付ければガラスパネル2の四辺が溝内に固定され、さらに溝内にシーリング材27を充填する。なお、下の無目材の押縁25の取付けは、方立の室外側押縁材4の取付け前に行っても良い。
【0012】
図4と図5は、本サッシを断熱サッシとした場合の実施形態を示している。構造や寸法は、これまでに述べた通常のサッシと基本的に同一となっている。方立9で言えば、方立本体1、ガラスパネル室内側面支持材3は全く同一のものを使用しており、室外側押縁材5のみが断熱サッシ専用のものとなっている。室外側押縁材5は、見込み片6の中間部を断熱材8でブリッジしてある。すなわち見込み片6は、室内側の部材6aと室外側の部材6bとに分割して形成され、その二つの部材を断熱性の硬質ポリウレタンを用いた断熱材8によって連結してある。上の無目材28と下の無目材29も、同じように室内側の部材と室外側の部材とに分割し、両部材を断熱材8でブリッジして連結している。このように形成したことで、方立9と無目材28,29は、室内側と室外側の間で熱の移動が阻止され、結露の発生を防止できる。
【0013】
なお本サッシでは、方立本体1、ガラスパネル室内側面支持材3、室外側押縁材4,5、上下の無目材10,11,28,29には、アルミニウム合金の押出し形材を用いており、ガラスパネル2は、2枚の板ガラスの間に空気層を持った複層ガラスを用いている。
【0014】
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されない。室外側押縁材の室内側端部がガラスパネル室内側面支持材と係合する部分の具体的な構造は、両者を確実に連結できるものであればよく、また、単に係合させるだけでなく補強的にねじ止めしたり、接着剤で接着しても良い。ガラスパネルを保持する部分のシールやパッキンの構造についても限定しない。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明による方立は、単純な構成となっているので組立てが容易であり、また室外側から一つの押縁材を係合取付けることで、左右のガラスパネルの保持が同時になされるため、嵌め殺しの連窓を短時間で能率良く施工できる。
【0016】
さらに請求項2記載の発明によれば、2種類の室外側押縁材を適宜選択することで、方立を断熱サッシ用と通常サッシ用の何れにもすることができ、部品の共通化が図られコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるA−A断面図である。
【図2】図3におけるB−B断面図である。
【図3】本発明のサッシの一実施形態を示す室外側正面図である。
【図4】断熱サッシとした場合の方立の横断面図である。
【図5】(イ)(ロ)断熱サッシとした場合の上下の各無目材の縦断面図である。
【図6】従来の一般的な方立の横断面図である。
【符号の説明】
1 方立本体
2 ガラスパネル
3 ガラスパネル室内側面支持材
4 室外側押縁材(通常サッシ用)
5 室外側押縁材(断熱サッシ用)
8 断熱材
9 方立
Claims (2)
- 方立本体と、方立本体の室外側面に固定し方立の室外側の左右両側に位置するガラスパネルの室内側面を受けるガラスパネル室内側面支持材と、ガラスパネル室内側面支持材の室外側に取付ける室外側押縁材とを備え、室外側押縁材は、室内側端部がガラスパネル室内側面支持材の左右方向中間部に係合し、室外側端部が左右両側のガラスパネルの室外側面を受けていることを特徴とする方立。
- 室外側押縁材は、室内外方向の中間部を断熱材でブリッジしてあるものと金属のみからなるものの2種類あって、これらを適宜選択して取付けできるようにしたことを特徴とする請求項1記載の方立。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003041489A JP2004250964A (ja) | 2003-02-19 | 2003-02-19 | 方立 |
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JP2003041489A JP2004250964A (ja) | 2003-02-19 | 2003-02-19 | 方立 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004250964A true JP2004250964A (ja) | 2004-09-09 |
Family
ID=33025059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003041489A Withdrawn JP2004250964A (ja) | 2003-02-19 | 2003-02-19 | 方立 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004250964A (ja) |
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-
2003
- 2003-02-19 JP JP2003041489A patent/JP2004250964A/ja not_active Withdrawn
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