JP2003147892A - 方立の押縁支持装置 - Google Patents

方立の押縁支持装置

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JP2003147892A
JP2003147892A JP2001349975A JP2001349975A JP2003147892A JP 2003147892 A JP2003147892 A JP 2003147892A JP 2001349975 A JP2001349975 A JP 2001349975A JP 2001349975 A JP2001349975 A JP 2001349975A JP 2003147892 A JP2003147892 A JP 2003147892A
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ridge
ridges
cubic
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plate portion
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Tomoya Nagase
智哉 長瀬
Masatoshi Sekine
正敏 関根
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーリング材充填以前に方立本体4に対し押
縁8が落下するのを防止する為に、専用のプレートをね
じ止め固定する必要をなくし、コスト低減を図る。 【解決手段】 上下に隣り合う押縁8、8同士の間の隙
間を埋めるシーリング材を支える為に、これら各押縁
8、8の上下両端部にシール受ブラケット11、11を
接着固定する。このうちの上端部に固定したシール受ブ
ラケット11の一部に、上記方立本体4の屋外側面に設
けた被係止側突条9の上端部を突き当てて、上記押縁8
の落下防止を図る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明に係る方立の押縁支
持装置は、ビルディング等の各種建造物の外壁面を構成
するガラスパネル等のパネルの竪辺を支持する為の方立
本体と押縁とのうちの押縁が、このパネルと共に方立本
体に対し接着性を有するシーリング材により固定するま
での間、自重により落下する事を防止する為に利用す
る。 【0002】 【従来の技術】図1に示す様に、例えばビルディングの
外壁面を構成するガラスパネル1の四辺のうち、上下両
横辺は無目2、2により、左右両竪辺は方立3、3によ
り、それぞれ支持している。周知の様にこれら無目2、
2及び方立3、3は、上記ビルディングの躯体に対し固
定される本体と、この本体に対し後付けされる押縁とか
ら成る。上記ガラスパネル1の四辺は、それぞれの本体
と押縁とにより挟まれた状態で、シーリング材により、
上記無目2、2及び方立3、3に対し固定される。 【0003】このうち、本発明の対象となる方立3、3
部分は、例えば図4に示す様な構造を有する。この図4
に示した構造は、所謂断熱サッシと呼ばれるものである
為、方立本体4は、それぞれがアルミニウム合金の押し
出し型材である内半部5と外半部6とを、合成樹脂等の
断熱材7により結合固定して成る。上記ガラスパネル1
の竪辺は、このうちの内半部5の外面と、上記外半部6
に対し結合された押縁8の内面との間に位置した状態に
組み付ける。そして、上記ガラスパネル1の端部両面
と、上記内半部5の外面及び上記押縁8の内面との間
に、接着性を有するシーリング材を充填して、上記ガラ
スパネル1の竪辺を上記方立3に対し固定すると共に、
これらガラスパネル1と方立3との間の水密保持を図っ
ている。 【0004】又、図1に示す様に、上下に隣り合う方立
3、3同士の間、無目2、2の両端部と方立3、3の側
面との間には、それぞれ隙間を設けている。この様な隙
間は、温度変化に伴う上記方立3、3及び無目2、2の
熱膨張、熱収縮を吸収したり、地震の際の変位を吸収す
る為に必要である。この様な隙間にも、弾力性及び接着
性を有するシーリング材を充填して、上記上下に隣り合
う方立3、3同士の間、並びに、無目2、2の両端部と
方立3、3の側面との間の水密保持を図っている。この
場合、上記隙間の奥部をシール受プレートで塞ぐ事によ
り、この隙間内に充填したシーリング材を、この隙間内
に充填できる様にしている。 【0005】上述の様に方立3は、上記方立本体4と押
縁8とを組み合わせて上記ガラスパネル1の竪辺を支持
する様にしているが、これら方立本体4と押縁8とは、
上記シーリング材を充填する以前は分離可能な状態とな
る。即ち、これら方立本体4と押縁8とは、上記外半部
6の外面に形成した、それぞれが断面L字形である1対
の被係止側突条9、9と、上記押縁8の片面に設けられ
た、それぞれが断面L字形である1対の係止側突条1
0、10とを係合させた状態で組み合わされている。従
って、上記方立本体4と押縁8とが、屋内外方向に離隔
する事はないが、そのままでは、これら両部材4、8同
士が竪方向に変位して、この押縁8が上記方立本体4か
ら分離し落下する。尚、図示の例では、上記各被係止側
突条9、9の中間部を外方に突出させて、上記押縁8の
片面に突き当てる、突条を設けている。 【0006】上記分離・落下を防止する為に従来から、
上記外半部6の外面で上記1対の被係止側突条9、9に
挟まれる部分に落下防止用プレートをねじ止め固定する
と共に、上記1対の係止側突条10、10のうちの何れ
か一方の係止側突条10の中間部に切り欠きを形成する
事が行なわれている。この様な従来構造の場合には、こ
の切り欠きと上記落下防止用プレートとを係合させる事
により、上記シーリング材を充填する以前でも、上記押
縁8が上記外半部6に対し落下しない様にできる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上述した様な従来の方
立の押縁支持装置を構成する為、係止側突条10の中間
部に切り欠きを形成したり、外半部6の外面に落下防止
用プレートをねじ止め固定する作業は面倒で、ビルディ
ング等の建造物の建設コストを高くする原因となる。本
発明は、この様な事情に鑑みて、加工が容易で建造物の
建設コストの低廉化を可能にする方立の押縁支持装置を
実現すべく発明したものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の方立の押縁支持
装置は、方立本体と、1対の被係止側突条と、押縁と、
1対の係止側突条と、シール受ブラケットとを備える。
このうちの方立本体は、アルミニウム合金の一体押し出
し型材等により造られたもので、竪方向(鉛直方向)に
配置されている。又、上記各被係止側突条は、上記方立
本体の外面に、この方立本体の幅方向に互いに離隔した
状態でそれぞれこの方立本体の長さ方向に設けられたも
ので、互いに同じ方向に折れ曲がった、断面L字形であ
る。又、上記押縁は、アルミニウム合金の一体押し出し
型材等により造られたもので、板状に形成されている。
又、上記各係止側突条は、上記押縁のうちで上記方立本
体の外面に対向する片面に、この押縁の幅方向に互いに
離隔した状態でそれぞれこの押縁の長さ方向に設けられ
たもので、互いに同じ方向で上記各被係止側突条とは逆
方向に折れ曲がった、断面L字形である。又、上記シー
ル受ブラケットは、横板部及びこの横板部の片端縁から
上方に折れ曲がった竪板部を備え、このうちの横板部の
他端縁を上記押縁の上端部片面に突き当てると共に上記
竪板部を上記押縁の上端縁よりも上方に突出させた状態
で、この押縁の上端部に接着固定されている。そして、
上記各被係止側突条と上記各係止側突条とを係合させる
事により上記方立本体と上記押縁とを、これら方立本体
の外面及び押縁の片面に対し直角方向、即ち屋内外方向
に離隔するのを防止した状態で、上記各被係止側突条の
うちの少なくとも一方の被係止側突条の上端縁を上記シ
ール受ブラケットの下面に突き当てる事により、上記方
立本体に対して上記押縁が下方に変位する事を防止して
いる。 【0009】 【作用】上述の様に構成する本発明の方立の押縁支持装
置の場合には、方立本体の外面に形成した被係止側突条
の上端を、押縁の上端部片面に接着固定したシール受ブ
ラケットの下面に突き当てる事により、上記押縁が上記
方立本体に対し下方に変位する事、即ち、この押縁の落
下防止を図れる。又、上記シール受ブラケットの竪板部
はこの押縁の上端縁よりも上方に突出した状態で、この
押縁の上端縁と、この押縁の上方に隣接する別の押縁の
下端縁との間の隙間の一部を塞ぎ、この隙間内にシーリ
ング材を充填できる様にする。 【0010】 【発明の実施の形態】図1〜11は、本発明の実施の形
態の1例を示している。尚、本発明の特徴は、上下に隣
り合う方立3、3同士の間に存在する隙間を塞ぐ為のシ
ーリング材の受となるシール受ブラケット11を利用し
て、上記各方立3、3を構成する方立本体4に対し押縁
8が落下するのを防止する部分の構造にある。これら各
方立3、3自体及び無目2、2の構造、並びに、これら
方立3、3と無目2、2とによりガラスパネル1の四辺
を支持する部分の構造に就いては、従来から広く知られ
ている構造と同様であり、先にも説明しているから、重
複する説明に就いては省略若しくは簡略にし、以下、本
発明の特徴部分を中心に説明する。 【0011】本発明の方立の押縁支持装置は、方立本体
4と、1対の被係止側突条9、9と、押縁8と、1対の
係止側突条10、10と、シール受ブラケット11とを
備える。このうちの方立本体4は、それぞれがアルミニ
ウム合金の一体押し出し型材である内半部5と外半部6
とを、合成樹脂等の断熱材7により結合して成り、ビル
ディングへの組み付け状態では、竪方向(鉛直方向)に
配置される。又、上記各被係止側突条9、9は、上記方
立本体4の外半部6の屋外側面に、この外半部6の幅方
向に互いに離隔した状態で、それぞれこの外半部6の長
さ方向に設けられたもので、互いに同じ方向に折れ曲が
った、断面L字形である。又、上記押縁8は、アルミニ
ウム合金の一体押し出し型材により造られたもので、板
状に形成されている。又、上記各係止側突条10、10
は、上記押縁8のうちで上記方立本体4の外半部6の屋
外側面に対向する片面(屋内側面)に、この押縁8の幅
方向に互いに離隔した状態でそれぞれこの押縁8の長さ
方向に設けられたもので、互いに同じ方向で上記各被係
止側突条9、9とは逆方向に折れ曲がった、断面L字形
である。この様な上記各係止突条10、10のピッチ
は、上記各被係止側突条9、9のピッチと同じとしてい
る。 【0012】又、上記シール受ブラケット11は、アル
ミニウム合金の押し出し型材を所定長さに切断すると共
に不要部を除去(トリミング)して成るもので、断面L
字形の本体部13と、この本体部13から突出した1対
の脚部14、14とから成る。このうちの本体部13
は、横板部15及びこの横板部15の片端縁(屋内側端
縁)から上方に折れ曲がった竪板部16を備える。又、
上記各脚部14、14は、このうちの横板部15の下面
2個所位置から下方に垂下(又は上方に突出)されてい
る。これら両脚部14、14のピッチは、上記押縁8の
屋内側面に形成した上記各係止突条10、10のピッチ
と同じとしている。この様なシール受ブラケット11
は、図7の方向から見た断面形状を有する押出型材を、
図6の左右方向寸法に切断した後、この図6の下半部3
個所位置をトリミングする事により造られる。 【0013】この様なシール受ブラケット11は、前記
押縁8の屋内側面の上下両端部に接着固定される。この
様に押縁8の屋内側面の上下両端部にそれぞれシール受
ブラケット11、11を接着固定する為に、上記押縁8
の屋内側面に形成した上記各係止突条10、10の上下
両端部をトリミングしている。上記各シール受ブラケッ
ト11、11は、上記各脚部14、14を上記押縁8の
屋内側面と上記各係止突条10、10とにより三方を囲
まれた空間内に挿入すると共に、上記横板部15の他端
縁(屋外側端縁)を上記押縁8の屋内側面の上下両端部
に、上記各脚部14、14の下端面又は上端面(或は上
記横板部15の下面又は上面)を、上記各係止突条1
0、10の上端部又は下端部に突き当てる。そしてこの
状態で、上記各シール受ブラケット11、11と(上記
各係止突条10、10を含む)上記押縁8との、互いに
対向している面同士を接着して、上記各シールブラケッ
ト11、11を上記押縁8の上下両端部に固定する。 【0014】この状態でこれら各シール受ブラケット1
1、11の竪板部16は、上記押縁8の屋内側面よりも
少し屋内側に位置して、この押縁8の上端縁よりも少し
上方に、同じく下端縁よりも少し下方に、それぞれ突出
する状態となる。そして、上下に隣り合う押縁8、8の
上下各端縁から下方又は上方に突出した竪板部16、1
6の先端縁同士が、図2に示す様に近接対向して、上記
上下に隣り合う押縁8、8の上下各端縁同士の間の隙間
12の過半部を塞ぐ。そして、この隙間12内にシーリ
ング材を充填するのに先立って、上記各シール受ブラケ
ット11、11同士の間にシールテープ17を貼着し、
上記両竪板部16、16の先端縁同士の間の隙間を塞
ぐ。そして、この状態で、上記隙間12内に、高粘性の
シーリング材を充填して、この隙間12を塞ぐ。 【0015】尚、上記各脚部14、14は、それぞれ上
記押縁8に対する上記各シール受ブラケット11、11
の位置決めの容易化と接着強度の確保との為に設けてい
る。従って、別部分で位置決め性を確保し、シーリング
材の種類により接着強度の確保を図れるのであれば、上
記各脚部14、14は省略しても良い。又、各脚部1
4、14を設ける場合でも、これら各脚部14、14と
方立本体4側の被係止側突条9、9との干渉しない位置
に形成する等により、各部のトリミング形状を簡略化し
たり、トリミング量を少なく抑える為の設計は自由であ
る。又、上述の様に押縁8の屋内側面の上下両端部に接
着固定するシール受ブラケット11、11のうち、上記
押縁8の落下防止機能を果たす、本発明の対象となるも
のは、上端部に固定するシール受ブラケット11であ
る。下端側のシール受ブラケット11は、上下に隣り合
う押縁8、8同士の間の隙間12を塞ぐ為だけのもので
あって、本発明の対象外である。 【0016】上述の様なシール受ブラケット11、11
を屋内側面の上下両端部に接着固定した押縁8を前記方
立本体4を構成する外半部6の屋外側面に取り付ける作
業は、次の様にして行なう。尚、上記各シール受ブラケ
ット11、11は、予め上記押縁8の屋内側面の上下両
端部に接着固定しておく。又、上記外半部6の屋外側面
に形成した被係止側突条9、9の上端部はトリミングし
ておく。このトリミングによるこれら各被係止側突条
9、9の除去長さL0 (図2)は、上記各脚部14、1
4に妨げられる事なく、これら各被係止側突条9、9と
上記押縁8の屋内側面に形成した前記各係止側突条1
0、10とを係合させられる様に規制する。この為に、
上記除去長さL0 を、上記押縁8の上下両端縁から上記
各脚部14、14の先端までの距離L1 (図2)の2倍
よりも大きく(L0 >2L1 )している。従って上記各
被係止側突条9、9と上記各係止側突条10、10と
は、これら各被係止側突条9、9を上下両端部に固定し
た上記各シール受ブラケット11、11の各脚部14、
14同士の間に位置させた状態で上記押縁8を上記外半
部6に近付けてから水平方向に変位させる事により、互
いに係合させる事ができる。 【0017】この様にして上記各被係止側突条9、9と
上記各係止側突条10、10とを係合させた状態で、上
記押縁8を支えている力を解消すれば、上記各被係止側
突条9、9の上端縁が、この押縁8の上端部に固定した
シール受ブラケット11の下面(図示の例では脚部14
の下端面)に突き当たる。そして、上記押縁8が下方に
落下する事を防止する。この状態で上記押縁8は上記外
半部6を含む方立本体4に対し、少しだけ{図示の例で
は上記除去長さL0 から上記距離L1 を引いた分(L0
−L1 )だけ}下方に位置する。即ち、上下に隣り合う
方立本体4、4同士の連結部と、上下に隣り合う押縁
8、8同士の連結部との上下方向に関する位相は少しず
れる事になる。 【0018】この状態で上記押縁8は、自重により下方
に落下する事はなくなるが、水平方向には変位可能であ
る。従って、そのままでは、前記隙間12を塞いだり、
ガラスパネル1を固定する為のシーリング材の充填以前
に、上記各被係止側突条9、9と上記各係止側突条1
0、10との係合が不用意に外れる可能性がある。この
為に本例の場合には、図10〜11に示す様な板ばね1
8を図9に示す状態に組み付ける事により、上記押縁8
が上記各被係止側突条9、9と上記各係止側突条10、
10との係合が外れる方向に変位する事を防止してい
る。上記板ばね18による変位防止構造は、従来から実
施されていて公知のものである。本例の場合、この様な
板ばね18を上記外半部6に、上記押縁8の組み付けに
先立ってねじ止め固定しておく。この板ばね18は、上
記各被係止側突条9、9と上記各係止側突条10、10
とを係合させる際には弾性変形しつつ退避して、何れか
の係止側突条10が通過するのを許容する。これに対し
て、上記各被係止側突条9、9と上記各係止側突条1
0、10とが係合した状態では弾性的に復元して、上記
何れかの係止側突条10が、当該係止側突条10が係合
した被係止側突条9から抜け出る方向に変位する事を防
止する。本例の場合、この様な板ばね18を設ける事に
より、上記シーリング材の充填以前でも、上記各被係止
側突条9、9と上記各係止側突条10、10との係合が
不用意に外れない様にしている。 【0019】上述の様に本例の方立の押縁支持装置の場
合には、上記外半部6の屋外側面に形成した各被係止側
突条9、9の上端を、上記押縁8の上端部屋内側面に接
着固定したシール受ブラケット11の下面に突き当てる
事により、上記押縁8が上記外半部6に対し下方に変位
する事、即ち、この押縁8の落下防止を図れる。又、上
記シール受ブラケット11の竪板部16はこの押縁8の
上端縁よりも上方に突出した状態で、この押縁8の上端
縁と、この押縁8の上方に隣接する別の押縁8の下端縁
との間の隙間12の一部を塞ぎ、この隙間12内にシー
リング材を充填できる様にする。この為、従来必要とし
た、落下防止用プレートをねじ止め固定する作業が不要
になる。 【0020】 【発明の効果】本発明の方立の押縁支持装置は以上に述
べた通り構成し作用するが、部品点数の低減と各部の加
工の容易化とにより、シーリング材の充填前に押縁が方
立本体から分離して落下するのを防止する為の構造を低
コストで実現して、ビルディング等の建造物の建設コス
トの削減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の対象となる方立の押縁支持装置を組み
込むビルディングの外壁面を示す部分正面図。 【図2】図1のA−A断面図。 【図3】同B−B断面図。 【図4】同C−C断面図。 【図5】方立本体及び押縁の上端部並びにシール受ブラ
ケットの分解斜視図。 【図6】シール受ブラケットを屋外側から見た状態で示
す正面図。 【図7】図6の左方から見た図。 【図8】図6の下方から見た図。 【図9】図1のD−D断面図。 【図10】板ばねを取り出して図9と同方向から見た平
面図。 【図11】図10の右方から見た図。 【符号の説明】 1 ガラスパネル 2 無目 3 方立 4 方立本体 5 内半部 6 外半部 7 断熱材 8 押縁 9 被係止側突条 10 係止側突条 11 シール受ブラケット 12 隙間 13 本体部 14 脚部 15 横板部 16 竪板部 17 シールテープ 18 板ばね
フロントページの続き Fターム(参考) 2E002 NA01 NB02 NC01 PA01 QA04 QB03 QC07 UA03 UB04 WA17 XA06 XA09

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 竪方向に配置された方立本体と、この方
    立本体の外面に、この方立本体の幅方向に互いに離隔し
    た状態でそれぞれこの方立本体の長さ方向に設けられ
    た、互いに同じ方向に折れ曲がった断面L字形である1
    対の被係止側突条と、板状の押縁と、この押縁のうちで
    上記方立本体の外面に対向する片面に、この押縁の幅方
    向に互いに離隔した状態でそれぞれこの押縁の長さ方向
    に設けられた、互いに同じ方向で上記各被係止側突条と
    は逆方向に折れ曲がった断面L字形である1対の係止側
    突条と、横板部及びこの横板部の片端縁から上方に折れ
    曲がった竪板部を備え、このうちの横板部の他端縁を上
    記押縁の上端部片面に突き当てると共に上記竪板部を上
    記押縁の上端縁よりも上方に突出させた状態で、この押
    縁の上端部に接着固定されたシール受ブラケットとを備
    え、上記各被係止側突条と上記各係止側突条とを係合さ
    せる事により上記方立本体と上記押縁とを、これら方立
    本体の外面及び押縁の片面に対し直角方向に離隔するの
    を防止した状態で、上記各被係止側突条のうちの少なく
    とも一方の被係止側突条の上端縁を上記シール受ブラケ
    ットの下面に突き当てる事により、上記方立本体に対し
    て上記押縁が下方に変位する事を防止した、方立の押縁
    支持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004250964A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Sankyo Alum Ind Co Ltd 方立

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004250964A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Sankyo Alum Ind Co Ltd 方立

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