JP2003138852A - 低階層建物用サッシ及びカーテンウォール - Google Patents

低階層建物用サッシ及びカーテンウォール

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JP2003138852A
JP2003138852A JP2001333703A JP2001333703A JP2003138852A JP 2003138852 A JP2003138852 A JP 2003138852A JP 2001333703 A JP2001333703 A JP 2001333703A JP 2001333703 A JP2001333703 A JP 2001333703A JP 2003138852 A JP2003138852 A JP 2003138852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】方立部材の断面形状を極力小さくしてコンパク
ト化を図りながらも、負圧や正圧が作用しても十分な抵
抗力を示すようにする。 【解決手段】方立4は、一方側分割方立8と他方側分割
方立9とを組み合わせて所定の閉合断面を成す分割式方
立とされ、前記一方側分割方立8と他方側分割方立9と
の室外面側接合部及び室内面側接合部のそれぞれにおい
て、一方側分割方立9の内面側に一方側係合片8f、8
gを形成するとともに、他方側分割方立9に前記一方側
係合片8f,8gと係合する他方側係合片9b,9fを
形成し、前記一方側分割方立8の一方側係合片8f、8
gと、他方側分割方立9の他方側係合片9b,9fとを
夫々係合させながら組み合わせることにより前記一方側
分割方立8と他方側分割方立9とが相互に室外側方向及
び室内側方向の変位が規制されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型化したガラス
窓を含む店舗ビルや低階層用商業ビルなどにおいて、ガ
ラスを支持する縦方向部材のコンパクト化を図った低階
層建物用サッシ及びカーテンウォールに関する。
【0002】
【従来の技術】特に、1階部分に店舗を含む店舗ビルや
低階層用商業ビルなど(以下、纏めて低階層用建物とい
う。)では、ガラス窓を大型化し、歩行者等から店舗内
部が良く見えるようにガラスを支持する縦部材および横
部材を意匠的にすっきりさせたものが提案されている。
【0003】本出願人においても、特開2000-265607号
公報において、縦・横枠材の段差を無くしたガラス嵌め
殺しのフラット窓構造を提案した。かかる窓構造におい
て採用される縦部材(方立)50の断面形状は、図11
に示されるように、主縦枠51と副縦枠52とを組み合
わせて所定の閉合断面を成す分割式方立とされ、主縦枠
51の室外壁51aが方立50の室外壁を構成し、副縦
枠52は縦ガラス開口溝52Aを有し、この副縦枠52
は主縦枠51の室外壁51aの室内側に隠れて、副縦枠
52と主縦枠51とがたとえばビス53により一体化さ
れて方立50を構成している。前記副縦枠52の室外側
にはタイト材54が設けられて、これが主縦枠51の室
外壁51a内面に当接してシールを図るようにしてあ
る。このタイト材54を境とする副縦枠52と主縦枠5
1との間の空間、並びに主縦枠51の室外側閉鎖空間の
上限端部にはそれぞれ端部シール受け部材55,56が
設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記方
立構造の場合には、主縦枠51が方立断面の3辺を構成
し、残る一辺を副縦枠52が構成する断面構造となって
いるため、前記副縦枠52の剛性不足からガラス面に負
圧や正圧が働いた際、前記主縦枠51と副縦枠52との
接合部となる室外側コーナー部分Aにおいて隙間が生
じ、雨水等が浸入したり、見栄えが悪くなったりするな
どの問題があった。
【0005】この種の店舗ガラス窓では、横部材の間隔
を大きくしたり、または無くして視界を遮らないように
するとともに、縦部材断面を極力小さくしてコンパクト
化を図り、見付け幅を小さくすることにより店舗内部が
良く見えるようにしたものが強く望まれる傾向にある。
【0006】そこで本発明の主たる課題は、縦方向に配
置された方立部材と、方立部材間に横架された横方向部
材とにより開口部が形成され、該開口部にガラスが設置
されるとともに、前記方立部材が一方側分割方立と他方
側分割方立とを組み合わせて所定の閉合断面を成す分割
式方立とされる低階層建物用サッシ及びカーテンウォー
ルにおいて、前記方立部材の見付け幅を、または見付け
幅及び見込み幅を極力小さくしてコンパクト化を図りな
がらも、負圧や正圧が作用しても十分な抵抗力を示すよ
うにし、分割方立の接合部分に隙間が生じたりしないよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1に係る本発明として、縦方向に配置された方
立部材と、方立部材間に横架された横方向部材とにより
開口部が形成され、該開口部にガラス等のパネルが設置
された低階層建物用サッシ及びカーテンウォールであっ
て、前記方立部材は、一方側分割方立と他方側分割方立
とを組み合わせて所定の閉合断面を成す分割式方立とさ
れ、前記一方側分割方立と他方側分割方立との室外面側
接合部及び室内面側接合部のそれぞれにおいて、一方側
分割方立の内面側に一方側係合片を形成するとともに、
他方側分割方立に前記一方側係合片と係合する他方側係
合片を形成し、前記一方側分割方立の一方側係合片と、
他方側分割方立の他方側係合片とを夫々係合させながら
組み合わせることにより前記一方側分割方立と他方側分
割方立とが相互に室外側方向及び室内側方向の変位が規
制されるようにし、かつ前記室外面側接合部は方立断面
のコーナー部に位置し、見付け面を構成している一方側
分割方立の室外側壁面の室内面側部分に、見込み面を構
成している他方側分割方立の先端が当接する関係で接合
し、前記一方側分割方立の室内側方向の変位及び前記他
方側分割方立の室外側方向の変位が夫々規制されるよう
にしたことを特徴とする低階層建物用サッシ及びカーテ
ンウォールが提供される。
【0008】請求項2に係る本発明として、前記分割方
立同士の室内側接合部は、方立断面の室内外方向中心線
を挟んで前記室外側接合部とは反対側に位置している請
求項2記載の低階層建物用サッシ及びカーテンウォール
が提供される。
【0009】請求項3に係る本発明として、前記一方側
分割方立に形成された一方側係合片は、断面略L字状突
片である請求項1,2いずれかに記載の低階層建物用サ
ッシ及びカーテンウォールが提供される。
【0010】請求項4に係る本発明として、前記一方側
分割方立と他方側分割方立との室外面側接合部におい
て、該室外面側接合部の内部側にタイト材を配設し、雨
水の浸入を阻止するようにしてある請求項1〜3いずれ
かに記載の低階層建物用サッシ及びカーテンウォールが
提供される。
【0011】請求項5に係る本発明として、前記一方側
分割方立及び他方側分割方立は、見込み面の中間部にガ
ラス嵌合溝用凹部を有し、組み合わせ状態で前記ガラス
嵌合溝凹部同士がビスにより接合されている請求項1〜
4いずれかに記載の低階層建物用サッシ及びカーテンウ
ォールが提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
【0013】〔第1形態例〕図1は本発明に係る低階層
建物用サッシ1の姿図(1階部分)であり、図2は図1
のII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図であ
る。
【0014】図示される低階層建物用サッシ1では、上
枠2、下枠3、中間方立4,4…、端部方立5,5およ
び中間横枠6,7によって開口枠が夫々形成され、これ
ら開口枠にドア20が設置されたり、ガラス(または透
明または半透明樹脂板)G、G…が嵌め込まれている。
【0015】以下、前記ガラス嵌め込み部について詳述
すると、前記上枠2は、図2に示されるように、上枠本
体2Aの室外面側より延在する中空逆L字部2aと前記
上枠本体2Aとにより下面側に開口を臨ませたガラス嵌
合溝2bが形成された部材が使用され、前記中間横枠6
は、中空の横枠本体6Aの室外側面よりビード支持片6
a、押縁掛止片6bおよび下方側垂下片6cが夫々延在
し、前記ビード支持片6aと前記押縁掛止片6bに掛止
された押縁10とにより上側ガラス嵌合溝6dが形成さ
れているとともに、前記下方側垂下片6cと横枠本体6
Aとにより下側ガラス嵌合溝6eが形成されている。
【0016】前記下枠3は、下端側が床面に埋め込まれ
た中空部材で、上面側にはビード支持片3aが設けられ
ているとともに、水平方向に突出した押縁掛止片3bが
設けられ、前記ビード支持片3aと前記押縁掛止片3b
に掛止された押縁10とによりガラス嵌合溝3dが設け
られている。
【0017】一方、端部方立5は、図3に示されるよう
に、前記上枠2と同一部材が使用され、部材種類の低減
が図られている。この場合、中空逆L字部2aの上下端
部には夫々シール受け15が設けられ、不定形シール材
によって開口が封鎖されている。
【0018】また、中間部に配置された中間方立4は、
一方側分割方立8と他方側分割方立9とを組み合わせて
所定の閉合断面を成す分割式方立が使用されている。分
割方立8、9及び端部方立5と、上枠2,中間横枠6及
び下枠3等の横方向部材とは、前記分割方立8、9及び
端部方立5側から横方向部材に形成されたビスポケット
に向けて螺入させたビス16、16…により連結されて
いる。
【0019】ガラスGは、四周縁の室内側及び室外側に
おいてそれぞれ支持されている。すなわち、図2に示さ
れるように、上枠2では上枠本体2Aに設けられたビー
ド嵌合溝2cに取り付けられたビード12、中間横枠6
および下枠3ではビード支持片6a、3a先端のビード
嵌合溝6f,3cに取り付けられたビード12によって
背面側(室内側)縁部が支持されるとともに、室外側縁
部ではバックアップ材13および不定形シール材14に
より支持されている。また、ガラスGの左右縁部では図
3に示されるように、端部方立5のビード嵌合溝5cに
取り付けられたビード12、中間方立4では一方側分割
方立8のガラス嵌合溝8i内に形成されたビード嵌合溝
8jに取付けられたビード12、他方側分割方立9のガ
ラス嵌合溝9h内に形成されたビード嵌合溝9iに取り
付けられたビード12によってガラスGの背面側(室内
側)両側部が支持されているとともに、室外側縁部では
バックアップ材13および不定形シール材14により夫
々支持されている。
【0020】前記分割方立4の構造をさらに図4の詳細
断面図に基づいて詳述する。本分割方立4では付け幅お
よび見込み幅を極力小さくしてコンパクト化を図りなが
らも、負圧や正圧が作用しても十分な抵抗力を示すよう
にし、分割方立の接合部に隙間が生じたりしないように
なっている。
【0021】すなわち、前記一方側分割方立8は、室外
側部分に見付け面の全幅をカバーする室外側壁面8a
と、この室外側壁8aの端部から延在してガラス嵌合溝
8iを形成する凹状部8bと、他方側分割方立9と組み
合わせた状態時に中空部を形成する見込み壁面8cと、
この見込み壁面8cの室内側端からL字状に屈曲して室
内側面の略半分を分担する背面側壁面8dとから構成さ
れる部材で、他方側分割方立9との接合部となる前記室
外側壁面8aの先端内面側には段部8eが形成されてい
るとともに、前記段部8eから内方側に若干離間した位
置に断面略L字状の室外側係合片8fが形成されてい
る。一方、室内側においては他方側分割方立9との接合
部となる前記背面側壁面8dの内面側に断面略L字状の
室内側係合片8gが形成されている。前記室外側係合片
8f及び室内側係合片8gが、本発明における「一方側
係合片」を構成している部材である。
【0022】他方、前記他方側分割方立9は、室外側部
分に前記一方側分割方立8の室外側壁面8aの段部8e
に室内側から当接する衝合片9aと、この衝合片9aと
対面して形成された室外側係合片9bと、ガラス嵌合溝
9hを形成する凹状部9cと、一方側分割方立8と組み
合わせた状態時に中空部を形成する見込み壁面9dと、
この見込み壁面9dの室内側端からL字状に屈曲して室
内側面の略半分を分担する背面側壁面9eと、この背面
側壁面9eから延在して形成された室内側係合片9fと
から構成される部材で、前記衝合片9aと室外側係合用
突条片9b間には室外側タイト材17が横架されている
とともに、前記室内側係合用突条片9fには室内側タイ
ト材18が取り付けられている。前記室外側係合片9b
及び室内側係合片9fが、本発明における「他方側係合
片」を構成している部材である。
【0023】前記一方側分割方立8と他方側分割方立9
とを組み合わせた状態では、一方側分割方立8の室外側
係合片8fと、他方側分割方立9の室外側係合片9bと
が係合するとともに、一方側分割方立8の室内側係合片
8gと他方側分割方立9の室内側係合片9fとが係合し
ながら組み合わされることにより閉合断面が構成され、
前記一方側分割方立8と他方側分割方立9とが相互に室
外側方向及び室内側方向の変位が規制されるようになっ
ている。また同時に、前記一方側分割方立8の室外側壁
面8a先端の段部8eに対し、他方側分割方立9の衝合
片9aが室内側から当接することにより、前記一方側分
割方立8の室内側方向の変位及び前記他方側分割方立9
の室外側方向の変位が夫々規制されるようになってい
る。このように、分割方立8,9の組み合わせ状態で相
互に変位規制するように係合部を設けることにより、方
立断面のコンパクト化が図れるようになるとともに、負
圧や正圧が作用しても十分な抵抗力を示すようになり、
分割方立の接合部分に隙間が生じたりしないようにな
る。
【0024】また、前記一方側分割方立8と他方側分割
方立9との組み合わせ状態で、分割方立同士8,9の室
内側接合部は、方立断面の室内外方向中心線Lを挟んで
前記室外面側接合部とは反対側に位置するようになって
おり、相対的に断面積が小さくなりがちな他方側分割方
立9の室内側部分に前記背面側壁面9eの部分が確保す
ることによって断面剛性の向上が図られるようになって
いる。さらに、前記一方側分割方立8の凹状部8bと、
他方側分割方立9の凹状部9cとが対面合わせで密着す
るとともに、ビス19により堅固に接合され、分割方立
8,9の一体化が図られている。
【0025】他方、前記一方側分割方立8と他方側分割
方立9との組み合わせ状態で、他方側分割方立9に設け
られた室外側タイト材17および室内側タイト材18の
舌片17a、18aが一方側分割方立8側に接触するこ
とにより水密性が確保されるようになっている。室外側
タイト材17で遮断された雨水はそのまま下方側に流下
され外部に排出される。
【0026】上記低階層建物用サッシ1の施工に当たっ
ては、端部では前記端部方立5と一方側分割方立8とを
縦方向組部材とし、かつ中間部分では一方側分割方立8
とガラスGを跨いで隣接する他方側分割方立9とを縦方
向組部材とし、そして前記上枠2、中間横枠6および下
枠3からなる横方向部材によって枠組みされたユニット
を一単位として施工が行われる。
【0027】ところで、前記方立4の断面形状は、窓寸
法が大きい場合には、図5に示されるように、見込み幅
を長くした方立4’を使用することによって対応が可能
である。かかる分割方立4’では、分割方立8’の内面
側にそれぞれ断面L字状の補強片8h,8hが設けられ
ているとともに、分割方立9’の内面側にそれぞれ断面
L字状の補強片9g,9gが設けられている。これら補
強片8h…、9g…には、図8に示されるように、断面
剛性向上のために補強鋼板30を設けることもできる。
その他の構造については前記方立4と全く同様であるた
め、同符号を付して説明は省略する。
【0028】〔第2形態例〕次いで、図6〜図10に示
される低階層建物用(3階建て)カーテンウォールにつ
いて詳述する。図6は低階層建物用(3階建て)カーテ
ンウォール1Aの姿図であり、図7は図6のVII−VII線
矢視図、図8は図6のVIII−VIII線矢視図である。
【0029】無目20は、図7に示されるように、室外
側部分の構造が上記第1形態例における中間横枠6の室
外側部分と同様とされ、中空本体部20Aの見込み寸法
のみが異なる形材が使用されている。すなわち、無目2
0は中空本体部20Aの室外側面よりビード支持片20
a、押縁掛止片20bおよび下方側垂下片20cが夫々
延在し、前記ビード支持片20aと前記押縁掛止片20
bに掛止された押縁10により上側ガラス嵌合溝20d
が形成されているとともに、前記下方側垂下片20cと
横枠本体20Aとにより下側ガラス嵌合溝20eが形成
されている。
【0030】一方、方立は図5に示される方立4’がそ
のまま使用されている。従って、説明は省略する。
【0031】前記方立4’は、図9及び図10に示され
るように、各階毎に躯体23に対してファスナー25を
介して固定されている。具体的には、躯体23に対し断
面L字状の埋込アンカー24が埋設固定されるととも
に、この埋込アンカー24に対し同じく断面L字状のフ
ァスナー25が溶接によって固定され、一方、方立4’
の上端部に断面L字状の取付け金具26がボルト・ナッ
ト27,27によって固定され、前記ファスナー25と
取付け金具26とがボルト・ナット28によって連結さ
れている。下段側方立4’と上段側方立4’とは、前記
取付け金具26の固定と共に、方立内部に固定された接
続用挿入部材29,29の上半部が上段側方立4’の下
端開口に挿入されることによって方立4’の連続性が確
保されるようになっている。
【0032】施工に当たっては、一方側分割方立8とガ
ラスGを跨いで隣接する他方側分割方立9とを縦方向組
み部材とし、そして無目20によってハシゴ形に枠組み
されたユニットを一単位として施工が行われる。
【0033】かかる低階層建物用カーテンウォール1A
においても、上記低階層建物用サッシ1と同様に、方立
の見付け寸法及び見込み寸法を小さくできるようになる
とともに、方立に負圧や正圧が作用しても十分な抵抗力
を示すようになり、方立の境界部、特に室外側境界部に
隙間が生じたりしないようになる。また、1階部分に方
立見付け幅を小さくし、すっきりした印象を与える店舗
用窓を作りながら、2階及び3階部分に連続したデザイ
ンのカーテンウォールを設置することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、前記
方立部材の見付け幅を、または見付け幅及び見込み幅を
極力小さくしてコンパクト化を図りながらも、負圧や正
圧が作用しても十分な抵抗力を示すようになり、分割方
立の接合部分に隙間が生じたりしないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低階層建物用サッシ1の姿図(1
階部分)である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のIII−III線矢視図である。
【図4】方立4断面の拡大図である。
【図5】見込み寸法を大きくした場合の方立4’の断面
図である。
【図6】低階層建物用(3階建て)カーテンウォール1
Aの姿図である。
【図7】図6のVII−VII線矢視図である。
【図8】図6のVIII−VIII線矢視図である。
【図9】方立支持部の側面図である。
【図10】方立支持部の平面図である。
【図11】従来の方立断面図である。
【符号の説明】
1…低階層建物用サッシ、1A…低階層建物用カーテン
ウォール、2…上枠、3…下枠、4…中間方立、5…端
部方立、6・7…中間横枠、8…一方側分割方立、9…
他方側分割方立、8f・9b…室外側係合片、8g・9
f…室内側係合片、8e…段部、9a…衝合片、17・
18…タイト材、19…ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E002 NA01 NB02 NC03 PA01 QA08 QB01 QB07 QB09 QC01 SA01 SA02 UB04 WA00 WA13 XA08 XA09 2E016 AA04 AA05 BA06 CA01 CB01 CC01 DA06 DA07 DB01 DC01 DD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦方向に配置された方立部材と、方立部材
    間に横架された横方向部材とにより開口部が形成され、
    該開口部にガラス等のパネルが設置された低階層建物用
    サッシ及びカーテンウォールであって、 前記方立部材は、一方側分割方立と他方側分割方立とを
    組み合わせて所定の閉合断面を成す分割式方立とされ、
    前記一方側分割方立と他方側分割方立との室外面側接合
    部及び室内面側接合部のそれぞれにおいて、一方側分割
    方立の内面側に一方側係合片を形成するとともに、他方
    側分割方立に前記一方側係合片と係合する他方側係合片
    を形成し、前記一方側分割方立の一方側係合片と、他方
    側分割方立の他方側係合片とを夫々係合させながら組み
    合わせることにより前記一方側分割方立と他方側分割方
    立とが相互に室外側方向及び室内側方向の変位が規制さ
    れるようにし、 かつ前記室外面側接合部は方立断面のコーナー部に位置
    し、見付け面を構成している一方側分割方立の室外側壁
    面の室内面側部分に、見込み面を構成している他方側分
    割方立の先端が当接する関係で接合し、前記一方側分割
    方立の室内側方向の変位及び前記他方側分割方立の室外
    側方向の変位が夫々規制されるようにしたことを特徴と
    する低階層建物用サッシ及びカーテンウォール。
  2. 【請求項2】前記分割方立同士の室内側接合部は、方立
    断面の室内外方向中心線を挟んで前記室外側接合部とは
    反対側に位置している請求項2記載の低階層建物用サッ
    シ及びカーテンウォール。
  3. 【請求項3】前記一方側分割方立に形成された一方側係
    合片は、断面略L字状突片である請求項1,2いずれか
    に記載の低階層建物用サッシ及びカーテンウォール。
  4. 【請求項4】前記一方側分割方立と他方側分割方立との
    室外面側接合部において、該室外面側接合部の内部側に
    タイト材を配設し、雨水の浸入を阻止するようにしてあ
    る請求項1〜3いずれかに記載の低階層建物用サッシ及
    びカーテンウォール。
  5. 【請求項5】前記一方側分割方立及び他方側分割方立
    は、見込み面の中間部にガラス嵌合溝用凹部を有し、組
    み合わせ状態で前記ガラス嵌合溝凹部同士がビスにより
    接合されている請求項1〜4いずれかに記載の低階層建
    物用サッシ及びカーテンウォール。
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