JP2008080855A - 自動二輪車用通信装置及びその取付構造 - Google Patents

自動二輪車用通信装置及びその取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】暗い箇所であっても容易にカードの挿入及び引き抜きが可能であって、しかも耐環境性に優れる自動二輪車用通信装置及びその取付構造を提供する。
【解決手段】取付構造300は、カード306を挿入する挿入口308を備える自動二輪車用通信装置10と、ヘルメットH1、H2等の物品を収容するための空間70a及び該空間70aを覆う開閉可能な乗車シート31からなる収納ボックス70と、収納ボックス70内に設けられ、乗車シート31が開いたときに点灯するライト320とを有する。自動二輪車用通信装置10及びライト320は収納ボックス70内の右壁面326に設けられている。自動二輪車用通信装置10は、挿入口308がライト320の方向を指向している。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車と外部との間で無線により特定の情報の送受信を行うものであり、所定の情報が記憶されたカードを挿入する挿入口を備える自動二輪車用通信装置及びその取付構造に関する。
高速道路等の有料道路で、料金所における支払いによる渋滞を緩和させるために、近時、自動車用のETC(Electronic Toll Collection System)が開発、実用化されている。ETCは、車両に搭載された車両用通信装置と料金所の専用レーンのシステムが必要な情報を無線を用いて自動的に交信し、通行料金の支払いを行うものである。ETCを用いることにより、自動車は料金所で停止する必要がなく、渋滞の発生を抑制することができる。
ETCでは、利用者又は銀行口座番号等を識別するための情報が記録されたカードを車両用通信装置に挿入しておく。このカードは頻繁に抜き差しをすることから車両用通信装置は扱いやすい箇所に設けておくことが望ましい。
ところで、自動二輪車についても自動車と同様に料金所における支払いの面倒があることから、自動二輪車用のETCの開発及び研究がなされている。自動二輪車においても車両用通信装置をカードの抜き差しを考慮した扱いやすい箇所に配置することが重要であるが、自動二輪車では自動車よりも搭載上の制約が多い。また、自動車では、車室内であれば搭乗者の好きな箇所に配置することも可能であるが、自動二輪車では耐水及び耐塵挨等の耐環境性を考慮して配置しなければならない。
特許文献1では、耐環境性及び取り扱い性を考慮して、車両用通信装置をメータケースに内蔵する構成を提案している。
特開平10−278865号公報
ところで、自動車のように車室内にETCの車両用通信装置を設ける場合には、該車両用通信装置は室内灯により照らされることから、夜間等で暗い箇所であってもカードの挿入、引き抜きを容易に行うことができる。しかしながら、自動二輪車の場合には室内灯に相当するものがないため、暗い箇所に自動二輪車の車両用通信装置にカードを挿入し又は引き抜こうとする場合には、街灯の近くで行うか、又は薄明かりを頼りに行わなければならない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、暗い箇所であっても容易にカードの挿入及び引き抜きが可能であって、しかも耐環境性に優れる自動二輪車用通信装置及びその取付構造を提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪車用通信装置の取付構造は、自動二輪車と外部との間で無線により特定の情報の送受信を行うためのものであり、以下の特徴を有する。
第1の特徴:所定の情報が記憶されたカードを挿入する挿入口を備える自動二輪車用通信装置の取付構造において、物品を収容するための空間及び該空間を覆う開閉可能な蓋からなる収納ボックスと、前記収納ボックス内に設けられ、前記蓋が開いたときに点灯するライトとを有し、前記自動二輪車用通信装置は前記収納ボックス内に設けられていることを特徴とする。
このように構成することにより、自動二輪車用通信装置は、蓋が開いたときに点灯するライトによって照らされ、夜間等で暗い箇所であっても容易にカードの挿入及び引き抜きが可能となる。また、自動二輪車用通信装置は収納ボックス内に設けられることから、耐環境性が優れる。
第2の特徴:前記挿入口と前記ライトは同じ壁面に設けられていると、挿入口がライトに照らされやすい。
第3の特徴:前記挿入口は、前記ライトの方向を指向して設けられていると、挿入口がライトに照らされやすい。
第4の特徴:前記収納ボックスはシートの下部に設けられ、前記シートは前記蓋を兼ね、前記挿入口は上方を指向して設けられていてもよい。この場合、シートは収納ボックスの上面を覆う構造となっているため、該シートを開けることにより、自動二輪車用通信装置の挿入口は上方開口部を指向していることになり、カードの挿入及び引き抜きが容易である。
第5の特徴:前記自動二輪車用通信装置は、前記収納ボックス内で、サイドスタンドが設けられている側と反対側の面に設けてもよい。これにより、自動二輪車がサイドスタンドによりやや傾斜した状態で駐輪している際に、反対側の面は搭乗者から最も視認性のよい箇所であり、挿入口を確認しやすい。
次に、本発明に係る自動二輪車用通信装置は、以下の特徴を有する。
第6の特徴:自動二輪車と外部との間で無線により特定の情報の送受信を行うものであり、所定の情報が記憶されたカードを挿入する挿入口を備える自動二輪車用通信装置であって、前記挿入口を覆う開閉可能な蓋と、前記蓋が開いたことを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記蓋が開いたことを検出したときに、点灯するライトとを有することを特徴とする。
このように構成することにより、自動二輪車用通信装置は、蓋が開いたときに点灯するライトによって照らされ、暗い箇所であっても容易にカードの挿入及び引き抜きが可能となる。また、通常時には挿入口は蓋で覆われることから、該挿入口からの水滴及び塵挨の進入が防止でき、耐環境性が優れる。
第7の特徴:前記ライトは、前記蓋に設けられていると、本体側をコンパクトにすることができ、しかも挿入口付近を広く照らすことができる。
本発明に係る自動二輪車用通信装置の取付構造によれば、自動二輪車用通信装置は、蓋が開いたときに点灯するライトによって照らされ、夜間等で暗い箇所であっても容易にカードの挿入及び引き抜きが可能となる。また、自動二輪車用通信装置は収納ボックス内に設けられることから、耐環境性が優れる。
また、本発明に係る自動二輪車用通信装置によれば、蓋が開いたときに点灯するライトによって照らされ、暗い箇所であっても容易にカードの挿入及び引き抜きが可能となる。また、通常時には挿入口は蓋で覆われることから、該挿入口からの水滴及び塵挨の進入が防止でき、耐環境性が優れる。
以下、本発明に係る自動二輪車用通信装置及びその取付構造について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図12を参照しながら説明する。第1の実施形態に係る自動二輪車用通信装置10は、自動二輪車(車両)12(図1参照)に搭載されている。先ず、自動二輪車12について説明する。なお、以下の説明では自動二輪車12の左右方向の表記は、シートに跨った搭乗者からみた状態を基準にする。
図1及び図2に示すように、自動二輪車12は、スクータ式であって、前輪WFを軸支するフロントフォーク25ならびに該フロントフォーク25に連結されるハンドル26を操舵可能に支承するヘッドパイプ27を前端に備えるものであり、後輪WRを後端で支持するユニットスイングエンジンUEが車体フレームFの前後方向中間部で上下揺動可能に支承され、ユニットスイングエンジンUEよりも前方で車体フレームFには、燃料タンク28と、該燃料タンク28よりも後方に配置されるラジエータ29とが搭載される。また車体フレームFの後部には、前部シート32及び後部シート33を有してタンデム型に構成される乗車シート31が配置される。さらに車体フレームF、前記ユニットスイングエンジンUEの前部、燃料タンク28及びラジエータ29を覆う合成樹脂製の車体カバー34が車体フレームFに取付けられる。
ユニットスイングエンジンUEは、シリンダ軸線をほぼ水平とした水冷式のエンジンEと、該エンジンEの出力を、伝達ベルト及びプーリによって無段階に変速して後輪WRに伝達するベルト式の無段変速機Mとで構成されており、該無段変速機Mは、変速用の電動モータ42の作動に応じてクランクシャフト側の可動プーリを駆動して変速比を無段階に変化させるものである。
前記無段変速機Mの変速機ケース43は、前記エンジンEにおけるクランクケース44の左側にエンジンEから左側に張り出すようにして連設され、後輪WRの左側まで延設される。また前記クランクケース44の右側には図示しないスイングアームの前端部が結合されており、後輪WRは、変速機ケース43の後端部及び前記スイングアームの後端部間に軸支される。
また、車体フレームFの後端部には左右一対のリヤクッション64の上端部が連結され、両リヤクッション64の下端部は、変速機ケース43の後端部及びスイングアームの後端部に連結される。
自動二輪車12には、駐輪時に起立させておくためのメインスタンド66とサイドスタンド68が設けられている。
日本国では左側通行であって左側から昇降することが多く、サイドスタンド68は、スタンド操作が容易なように左側に設けられている。サイドスタンド68により、自動二輪車12は左にやや傾斜した状態で自立可能である。
図3に示すように、乗車シート31の下方には、物品を収容するための収納ボックス70が設けられており、乗車シート31の前端下方からリヤクッション64の上部近傍まで延在している。収納ボックス70は、乗車シート31が上面を覆う蓋を兼ねており、該乗車シート31を右側に引き上げることにより内部の空間70aが露呈される。収納ボックス70の詳細な構成については後述する。
車体カバー34のうち、フロントカウル76は、上部に透明のウインドスクリーン78と、左右一対のバックミラー(リアビューミラーとも呼ばれる。)80とを備える。インナカバー82は、運転者の脚部前部を覆うレッグシールド84と、ステップホルダ86とを備える。ステップホルダ86は、センタカバー88の後部に隣接して配置したものであり、乗員が足を載せるピリオンステップ90を格納・露出可能に取付けたものである。
次に、第1の実施形態に係る自動二輪車用通信装置10及びその取付構造300について図4〜図10を参照しながら説明する。
図4に示すように、自動二輪車用通信装置10は、アンテナ302とともにETCシステム304を構成する。自動二輪車用通信装置10は薄い板形状であって、一方の狭い端面10aには、カード306を挿入し、又は引き抜くための挿入口308と、イジェクトスイッチ310とが設けられている。イジェクトスイッチ310は自動二輪車用通信装置10に挿入されたカード306を排出するスイッチである。
カード306は、利用者及び走行料金を支払うための銀行口座等の情報が内部のICチップに暗号化されて格納されており、自動二輪車用通信装置10によって読みだされる。
ETCシステム304は、有料道路の料金所を通過する際に該料金所に設けられたETCゲート312の送受信装置314と自動的に交信をして、カード306に記録された情報を読みだし、走行した有料道路の区間に関する情報、車種及びカード会社等の情報とともに送受信装置314に通知する。これにより、送受信装置314では該当車両の走行料金を判断し、所定のカード会社に走行料金の請求を行うための所定の処理を行う。このようなETCシステム304を用いることにより、自動二輪車12は料金所で停止する必要がなく、渋滞の発生を抑制することができる。
アンテナ302はETCゲート312の送受信装置314との間で、例えば、高周波数の5.8MHz帯、通信速度1024kbps、ASK変調方式の通信を行う。アンテナ302は、高周波数で近距離の送受信を行うものであるからコンパクトに形成される。
ETCシステム304の自動二輪車用通信装置10は、収納ボックス70内に設けられており、アンテナ302は左右いずれか一方のバックミラー80内に設けられている。
図5に示すように、取付構造300は、収納ボックス70と、自動二輪車用通信装置10と、ライト320とを有する。
ライト320としては、例えば、電球、LED(Light Emitting Diode)又はEL(electroluminescence)等が挙げられる。
収納ボックス70は、物品を収容するための空間70aと、該空間を覆う開閉可能な蓋としての乗車シート31とからなる。収納ボックス70は、フルフェイス型のヘルメットH1及びH2(図7参照)を前後に2個並べて収納できる程度の容量がある。乗車シート31は、右側に設けられたヒンジ322(図3参照)を支点として回動可能であり、左側に倒して空間70aを覆う状態で、キーロック324により固定可能である。この状態では、空間70aは略密閉されており、外部から水滴及び塵挨が進入することを防止できる。乗車シート31のロック機構は、キーロック324に限らず、例えばキーレスエントリーシステムにより、ロック・アンロックが自動的に行われるものであってもよい。
収納ボックス70は、空間70aにおける右壁面326の略中央のやや高い位置に設けられた横長のライト320と、自動二輪車用通信装置10と、乗車シート31の開閉状態を検出するスイッチ330とを有する。
スイッチ330は、空間70aの左側面上端部に設けられており、乗車シート31を倒すと該乗車シート31の端部によって操作され、該乗車シート31の開閉状態を検出可能なように配置されている。ライト320はスイッチ330と連動しており、乗車シート31を倒すと消灯、乗車シート31を上げると点灯する。これにより、夜間等で暗い場所であっても収納ボックス70内がライトにより照らされ、ヘルメット等の取り出しが容易である。また、乗車シート31が閉じているときにはライト320は消灯することから、不必要に点灯し続けることによる照明電力の無駄がない。
自動二輪車用通信装置10は、右壁面326においてライト320よりもやや低い位置で、広い面を右壁面326に当接させ、挿入口308が設けられた端面10aが上方となるように固定されている。自動二輪車用通信装置10の下には支持ブラケット336が設けられ、左右にはフック338が設けられている。これらのフック338の間にはゴムベルト340が掛け渡してあり、自動二輪車用通信装置10を固定している。2つのフック338の間隔はやや広めに設定し、種々の幅の自動二輪車用通信装置10が固定可能になっている。右壁面326には、振動緩衝材342が設けられており、自動二輪車用通信装置10に伝わる振動を抑制できる。
挿入口308は、ライト320の方向を指向して設けられているため、挿入口308がライト320に照らされやすい。ライト320は横長であって、挿入口308はライト320の長辺に沿って配置されることになり、全面にわたって照らされる。
なお、レイアウトの都合により、挿入口308をライト320の近傍に配置できない場合には、ライト320の光を挿入口308の近傍まで導く導光体を設けてもよい。
また、挿入口308は開口方向の上方を指向していることから、カード306の挿入及び抜取りが容易である。
挿入口308とライト320は同じ右壁面326に設けられていることから、間に遮光物が介在されにくく、挿入口308がライト320に照らされやすい。
収納ボックス70の空間70aは、乗車シート31を倒すことによって略密閉されるため、自動二輪車用通信装置10に水滴及び塵挨が付着又は進入することが防止され、耐環境性に優れる。
収納ボックス70はキーロック324によってロックされ、しかも収納ボックス70内は外部からは見えなくなるため、自動二輪車用通信装置10が搭載されていること分からないようにすることができる。
収納ボックス70は、ヘルメットH1、H2を収容するために用いられることが多いため、自動二輪車12の走行開始時及び走行終了時には乗車シート31を上げて開く頻度が高い。このため、カード306の挿入及び引き抜きのだけのために乗車シート31の開閉を行うのではなく、ヘルメットH1、H2の取り出し及び収納の際に合わせて行うことができ、手順が簡便となる。
乗車シート31は右側に跳ね上げられることから、搭乗者は左側から収納ボックス70内に手を入れて物の取り出しをすることになるが、ライト320は右壁面326のやや上方に設けられていることから、手でライト320を覆ってしまうことがなく、収納ボックス70の内部が適切に照らされる。
また、図6に示すように、自動二輪車12はサイドスタンド68によって左側(図6における右側)にやや傾斜した状態で駐輪可能であることから、挿入口308はちょうど左に立っている搭乗者の方向を指向することになり、しかも、右壁面326は左側から見て最も視認性のよい箇所であり、挿入口308を確認しやすい。もちろん、サイドスタンド68が右側に設けられている場合には、自動二輪車用通信装置10を左側に設けもよい。
図7に示すように、収納ボックス70の開口を上から見て、自動二輪車用通信装置10は、車長方向で略中央位置に設けられていることから、2つのヘルメットH1、H2を収納した場合でも、その隙間部分に配置されることになり、干渉がない。したがって、大きいサイズの2つのヘルメットH1、H2を確実に収容することができる。ここで、略中央位置とは、自動二輪車用通信装置10の幅をWとし、収納ボックス70の長さL1の中心(両端から長さL2の位置)を基準として、前後に±Wの範囲W2として定義できる。つまり、自動二輪車用通信装置10が範囲W2に入るように設定することにより、2つのヘルメットH1、H2との干渉を防止できる。
次に、図8及び図9に示すように、バックミラー80は、フロントカウル76に対して一体的に設けられており(図1参照)、樹脂製のカバー350をベースにして構成されている。バックミラー80は、該カバー350内にコア352と、ミラー354と、可倒機構356と、アンテナ302とを有する。ミラー354はコア352を中心として任意方向に傾動可能な構造となっており、これらのコア352とミラー354との間の空間における上部にアンテナ302が設けられている。カバー350の内面における上部には、図10に示すように、略水平に突出する2本のポスト358が設けられており、アンテナ302はこれらのポスト358に対してビス360により固定されている。
このように、カバー350内の空間を有効利用してアンテナ302を配置することができる。また、バックミラー80は自動二輪車12の相当前方に設けられており(図1参照)、しかもカバー350は樹脂製であることから電波はほとんど減衰されることがなく確実な送受信が可能である。
アンテナ302自体はカバー350に覆われており外から見えないことはもちろんであるが、アンテナ302に接続されるケーブル302aもカバー350からフロントカウル76内に直接的に導入されており、外部に露呈する箇所がない。また、前記のとおり、乗車シート31を閉じているときには自動二輪車用通信装置10も外部からは視認できないように配置されている。結局、ETCシステム304は、全て外部から視認されないように配置されており、第三者には該システムの搭載車であることが分からないようにすることができるとともに、耐水性及び耐塵挨性等の耐環境性能が向上する。また、ETCシステム304を搭載しても余分な突起が生じることがないため、空力性能や外観商品性が低下することがない。
なお、図8及び図9のバックミラー80は左側のものを示しているが、右側のバックミラー80にアンテナ302を設けてもよい。
このように構成される自動二輪車用通信装置10及びその取付構造300は、以下のように作用する。
先ず、搭乗者は、自動二輪車12に搭乗する前に、乗車シート31を上げて収納ボックス70の空間70aを露呈させ、右壁面326に設けられた自動二輪車用通信装置10の挿入口308にカード306を挿入する。このとき、スイッチ330の作用下にライト320が点灯しているので、暗い箇所であっても挿入口308が照らし出され、カード306の挿入が容易である。
また、収納ボックス70には搭乗者がかぶるべきヘルメットH1、H2が収納されているとともに、手持ちの荷物を収納する必要から、乗車シート31を上げることは搭乗前に普通に行われることであり、この際にカード306を挿入口308に挿入すればよく、手順が簡便である。
自動二輪車用通信装置10は、挿入されたカード306から利用者及び走行料金を支払うための銀行口座等の情報を読み込む。
次に、搭乗者は乗車シート31を閉め、該乗車シート31に跨って自動二輪車12の運転を開始する。自動二輪車12が高速道路等の有料道路に入るときと及び出るときに、自動二輪車用通信装置10は、アンテナ302を介してETCゲート312の送受信装置314と交信を行い、前記のとおり、利用者、走行料金を支払うための銀行口座、走行した有料道路の区間、車種及びカード会社等の情報を交換する。これにより、送受信装置314では、所定のカード会社に走行料金の請求を行うための処理を行う。
目的地に着き、自動二輪車12の運転を終了するときには、自動二輪車12を停止した後、乗車シート31を上げ、自動二輪車用通信装置10のイジェクトスイッチ310を押し、カード306を取り出す。この際、イジェクトスイッチ310は、端面10aに設けられていることからライト320によって照らし出され、暗い箇所であっても操作が容易である。イジェクトスイッチ310の操作により、カード306は飛び落ちない程度に排出され、搭乗者によって引き抜かれる。端面10aは上方を指向していることから、カード306が不用意に脱落することがない。
この後、乗車シート31を閉めてキーロック324によりロックを行い、駐輪する。駐輪時には、ETCシステム304は外部に露呈することがなく、しかも耐環境性に優れる。
なお、上記の取付構造300は自動二輪車12に適用した場合について説明したが、自動車に適用してもよいことはもちろんである。つまり、自動車でもドアを閉めているときには室内灯は消えており、夜間の室内は相当に暗いことから、上記の取付構造300のライト320により挿入口308を照らすように構成するとよい。この場合、例えば、自動二輪車用通信装置10をダッシュボード内に設け、ライト320をダッシュボードの前面カバーの開閉に連動して点灯させるとよい。
次に、第2の実施形態に係る自動二輪車用通信装置400及びその変形例に係る自動二輪車用通信装置430について図11及び図12を参照しながら説明する。
図11に示すように、自動二輪車用通信装置400は、カード306を挿入する挿入口402を有する本体装置404と、該本体装置404を覆うケース408と、挿入口402の面402aに操作子410aが配設されるマイクロスイッチ410と、面402aを覆う開閉可能なカバー(蓋)412と、該カバー412に設けられた横長のカバーライト414とを有する。なお、図11及び図12では、本体装置404及びマイクロスイッチ410を視認可能なようにケース408を仮想線で示している。
カバー412は、面402aの全体を覆う細長い形状であって、長辺に設けられたヒンジ403を支点として回動可能である。カバー412を閉じることにより、本体装置404はケース408内に略密閉され、外部から水滴及び塵挨が進入することを防止できる。カバー412は、閉じると図示しないロック機構によって自動的にロックされ、再度押すとアンロックされ開放可能になる。
カバーライト414は、カバー412のうち面402aを覆う側の面において、ヒンジ403とは逆側に寄った位置で、挿入口402の延在方向に沿って設けられている。したがって、挿入口402は全面にわたってカバーライト414により照らされる。カバーライト414としては、例えば、電球、LED又はEL等が挙げられる。
カバー412には、閉じたときにマイクロスイッチ410の操作子410aを押圧する突起412aが設けられている。
マイクロスイッチ410は、本体装置404の脇に設けられており、カバー412を閉じると該カバー412に設けられた突起412aによって操作子410aが操作され、該カバー412の開閉状態を検出可能なように配置されている。カバーライト414はマイクロスイッチ410と連動しており、カバー412を閉じると消灯、カバー412を開くと点灯する。これにより、暗い場所であっても挿入口402がライトにより照らされ、カード306の挿入及び引き抜きが容易である。また、カバー412が閉じているときにはカバーライト414は消灯することから、不必要に点灯し続けることによる照明電力の無駄がない。
また、カバーライト414は、カバー412に設けられていることから、本体側をコンパクトにすることができ、しかも挿入口402付近を広く照らすことができる。
次に、図12に示すように、変形例に係る自動二輪車用通信装置430は、基本的には自動二輪車用通信装置400と同じ構成であるが、カバーライト414が、面402aにおける本体装置404とケース408との間の隙間部に設けられている。このような自動二輪車用通信装置430では、カバーライト414に接続される電源線414aをケース408内に収めることができ、配線が簡便である。
このような自動二輪車用通信装置400及び430は、カバー412を開くことに連動して挿入口402がカバーライト414によって照らされることから、カード306の挿入及び引き抜きが容易である。
また、自動二輪車用通信装置400及び430では、本体装置404がケース408及びカバー412によって覆われていることから耐環境性に優れ、自動二輪車12における様々な箇所に取付可能である。
本発明に係る自動二輪車用通信装置及びその取付構造は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の斜視図である。 乗車シートを開けて収納ボックスを露呈した状態の自動二輪車の斜視図である。 ETCシステム及びETCゲートを示す模式図である。 第1の実施形態に係る自動二輪車用通信装置の取付構造を示す斜視図である。 サイドスタンドによってやや傾斜して駐輪し、乗車シートを開けた状態の自動二輪車の模式正面図である。 乗車シートを開けた状態の収納ボックスの模式平面図である。 バックミラーの一部断面正面図である。 バックミラーの断面側面図である。 アンテナ及び取り付け用のポストの分解斜視図である。 第2の実施形態に係る自動二輪車用通信装置の斜視図である。 変形例に係る自動二輪車用通信装置の斜視図である。
符号の説明
10、400、430…自動二輪車用通信装置
12…自動二輪車 66…メインスタンド
68…サイドスタンド 70…収納ボックス
70a…空間 76…フロントカウル
80…バックミラー 300…取付構造
302…アンテナ 304…ETCシステム
306…カード 308、402…挿入口
310…イジェクトスイッチ 314…送受信装置
320…ライト 322、403…ヒンジ
324…キーロック 326…右壁面
330…スイッチ 342…振動緩衝材
404…本体装置 408…ケース
410…マイクロスイッチ 414…カバーライト

Claims (7)

  1. 自動二輪車と外部との間で無線により特定の情報の送受信を行うものであり、所定の情報が記憶されたカードを挿入する挿入口を備える自動二輪車用通信装置の取付構造において、
    物品を収容するための空間及び該空間を覆う開閉可能な蓋からなる収納ボックスと、
    前記収納ボックス内に設けられ、前記蓋が開いたときに点灯するライトと、
    を有し、
    前記自動二輪車用通信装置は前記収納ボックス内に設けられていることを特徴とする自動二輪車用通信装置の取付構造。
  2. 請求項1記載の自動二輪車用通信装置の取付構造において、
    前記挿入口と前記ライトは同じ壁面に設けられていることを特徴とする自動二輪車用通信装置の取付構造。
  3. 請求項1又は2記載の自動二輪車用通信装置の取付構造において、
    前記挿入口は、前記ライトの方向を指向して設けられていることを特徴とする自動二輪車用通信装置の取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車用通信装置の取付構造において、
    前記自動二輪車は自動二輪車であり、
    前記収納ボックスはシートの下部に設けられ、前記シートは前記蓋を兼ね、
    前記挿入口は上方を指向して設けられていることを特徴とする自動二輪車用通信装置の取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車用通信装置の取付構造において、
    前記自動二輪車用通信装置は、前記収納ボックス内で、サイドスタンドが設けられている側と反対側の面に設けられていることを特徴とする自動二輪車用通信装置の取付構造。
  6. 自動二輪車と外部との間で無線により特定の情報の送受信を行うものであり、所定の情報が記憶されたカードを挿入する挿入口を備える自動二輪車用通信装置であって、
    前記挿入口を覆う開閉可能な蓋と、
    前記蓋が開いたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記蓋が開いたことを検出したときに、点灯するライトと、
    を有することを特徴とする自動二輪車用通信装置。
  7. 請求項6記載の自動二輪車用通信装置において、
    前記ライトは、前記蓋に設けられていることを特徴とする自動二輪車用通信装置。
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