JP2008080224A - 光照射器およびインクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】線状に集光した光の長手方向の照度均一度をよくすることができ、インクジェットプリンタに適用するのに好適な光照射器を提供すること。
【解決手段】ショートアーク型の放電ランプ9の発光部(アークの輝点)は回転楕円面状の反射面を有するリフレクタ11の第1焦点に位置し、放電ランプ9からの光はリフレクタ11で反射し第2焦点で集光するようにリフレクタ11から出射し、並べて配置された円柱形状の複数のロッドレンズ14に入射する。ロッドレンズ14に入射する光のうち、軸方向に沿った光は、ロッドレンズ14による影響を受けず、楕円のリフレクタの第2焦点に集光され、軸方向に直交する方向に沿った光は、ロッドレンズ14により集光された後広がって光照射面に照射される。このため光照射面においては、照度均一度のよい線状に集光した光が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ショートアークランプを使って線状の細長い光照射領域を形成する光照射器およびインクジェットプリンタに関し、特に、光照射対象物に、照度分布が均一化された線状の光照射領域を形成して光を照射する光照射器およびこの光照射器を搭載した、光硬化型の液体状材料を基材に吐出して当該基材に画像や回路等のパターンを記録するインクジェットプリンタに関する。
グラビア印刷方式より簡便で安価に画像を作成することができるという理由から、近年ではインクジェット記録方式が写真・各種印刷・マーキング・カラーフィルターといった特殊印刷等の様々な印刷分野に応用されてきている。
特にインクジェット記録方式では、微細なドットを吐出・制御するインクジェット記録方式のインクジェットプリンタと、色再現域・耐久性・吐出適性等を改善したインクと、インク吸収性・色材発色性・表面光沢等を飛躍的に向上させた専用紙とを、組み合わせることで高い画質を得ることができるようになっている。
上記インクジェットプリンタはインクの種類で分類することができるが、その中に紫外線等の光の照射により硬化する光硬化型インクを用いる光硬化型インクジェット方式がある。光硬化型インクジェット方式は、比較的低臭気であり、専用紙以外にも速乾性.インク吸収性のない記録媒体にも記録できる点で注目されている。
このような光硬化型インクジェット方式のインクジェットプリンタ(以下インクジェットプリンタと呼ぶ)では、インクを微小な液滴として基材に吐出するインクジェットヘッドの他に、光を放射する光源がキャリッジに搭載されており、基材上で光源を点灯させたままキャリッジを移動させ、基材に着弾した直後のインクに光を照射して当該インクを硬化させている(例えば特許文献1,2,3、非特許文献1参照)。
なお、インクジェットプリンタは、最近、上記のような画像の記録印刷だけでなく、電子回路のパターンを形成するためにも使用することが試みられている。この場合、インクジェットヘッドから吐出する液体状材料は、光硬化型のレジストインキ等の回路基板形成用材料であり、印刷(即ちパターンの形成)が行なわれる基材は例えばプリント基板である。
レジストインキによる回路パターンの形成も、画像の記録印刷と同様に、紫外線等の光による乾燥硬化反応を利用しており、インクジェットヘッドから吐出する材料が、レジストかインクの違いはあるが、インクジェットプリンタの装置構成は同じである。
以下では、インクジェットプリンタとして、光硬化型のインクを用いて基材に画像を記録する装置を例に説明を行なう。
図10(a)は、インクジェットプリンタのヘッド部の概略構成を示す斜視図、図10(b)は同図(a)に示す光照射器6,7をランプの光軸に垂直な平面で切った断面図である。なお、同図(a)は後述する説明が容易になるように光照射器の内部が見えるように示している。
インクジェットプリンタ1は、棒状のガイドレール2を有しており、このガイドレール2には、キャリッジ3が支持されている。キャリッジ3は、キャリッジ駆動機構(不図示)によって、基材5上をガイドレール2に沿って往復移動する。以下この方向をX方向と呼ぶ。
キャリッジ3には、カラー印刷のための各色のインクを吐出するノズル(図示しない)が設けられたインクジェットヘッド4が搭載されている。インクジェットヘッド4の、キャリッジ3の移動方向に沿った両側には、光照射器6,7が設けられ、光照射器6,7は、インクジェットヘッド4のノズルから基材5に吐出された液体材料であるインクに対して紫外線を照射する。
なお、上記インクジェットヘッド4、光照射部6,7から構成される部分を以下ヘッド部1aと呼ぶ。
図10において、キャリッジ3が同図X方向手前に移動しながら基材5に印刷が行われているときは、ヘッド部1aのインクジェットヘッド4からのインクは、光照射器6からの光により硬化される。また、キャリッジ3が同図X方向奥に移動しながら基材5に印刷が行われているときは、インクジェットヘッド4からのインクは、光照射器7からの光により硬化される。
光照射器6,7は、基材5側に向かって開口20を有する箱型のカバー部材8を有しており、このカバー部材8の内部には、キャリッジ3の移動方向(X方向)と直交する方向(以下この方向をY方向と呼ぶ)に沿った線状の光源であるロングアーク型の放電ランプ90が配置されている。ランプ90の発光部の長さは、インクジェットヘッド4のY方向における長さとおおむね等しい。
このようなロングアーク型の放電ランプとして、例えば高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどがある。
ランプ90に対して、開口20の反対側には、ランプ90から放射される光(紫外線)を反射する樋状のリフレクタ110が設けられる。図10(b)に示すように、リフレクタ110の断面は楕円形状であり、放電ランプ90は、このリフレクタ110の第1焦点に配置され、ランプ90から放射された光(紫外線)は、リフレクタ110の第2焦点に線状に集光されるが、ランプ90からの直射光も加わって照射される。
基材5は、リフレクタ110の第2焦点位置、またはその付近を通過するように配置され、インクが着弾された基材5には、リフレクタ110により集光された光が照射される。
特開2005−246955号公報 特開2005−103852号公報 特開2005−305742号公報 野口弘道、折笠輝夫「UVインクジェット印刷の動向」日本印刷学会誌、第40巻第3号32(2003)
最近、上記のようなインクジェットプリンタにおいて、インクを硬化させるための光(紫外線)の照度をさらに強くしたいという要望が出てきた。
インクは、インクジェットヘッドのノズルからスムーズに吐出されるように、ある程度低粘度である。そのため、インクが基材に着弾後、直ちに硬化(光重合)させないと、着弾後のインクのドット形状が変化し画像品質が低下する。硬化(光重合)を素早く行なうためには、ピーク照度の高い光を照射し、一気に重合反応を進行させることが望ましい。
このような要請に対して、光照射器から照射される光のピーク照度を高くすることにより、重合反応を速やかに進行させることが考えられる。
例えば、上記非特許文献1には、高照度のランプを用いることにより、酸素によるインク硬化速度の低下の程度を軽減できること、すなわち、インクの硬化処理を速やかに行うことにより画質が低下することを防止できることが示されており、例えばロングアーク型の放電ランプによるものと同等の大きさの光照射領域を形成することができ、しかも、ロングアーク型の放電ランプに比べてより高い照度が得られるマイクロウェーブUVランプの有効性が示されている。この非特許文献1において示されたマイクロウェーブUVランプのピーク照度は例えば1000〜1200mW/cm2 程度である。
また、上記特許文献2には、面状に配置した複数の光源ランプと基材との間にレンズを配置し、光源ランプからの光を集光して基材に照射することにより、基材に照射される光のピーク照度を高くする技術が示されている。
しかしながら、レンズやミラーなどの光学素子を利用して光源ランプからの光を集光して照射しても、光源ランプ自体の輝度を高くしない限り、得られるピーク照度の大きさには限界があり、それは、非特許文献1に示されるマイクロウェーブUVランプを用いる場合であっても同様である。
今後、さらに基材に照射される光のピーク照度を高くすることを要請されると考えられるが、その要請に応えるためには、ランプの輝度をさらに高くすることが必要となる。
しかし、発光部の大きなロングアーク型のランプやマイクロウェーブUVランプの輝度をこれ以上高くすることは、技術的に困難であるのが実情である。
また、上記のようなインクジェットプリンタにおいては、更に、以下に示すような問題がある。すなわち、例えば図10に示す構成を有する従来のインクジェットプリンタにおいては、放電ランプ90が開口20を介して基材5に直接対向している。
したがって、放電ランプ90からの光が直接的に基材5に対して照射されるが、放電ランプ90から出射する光の中には、紫外線硬化型インクの硬化には不要な可視域から赤外域にかけての光を含まれ、また、点灯に伴って温度が高くなった放電ランプ90の封体からの輻射熱も基材5に入射するため、基材5は、可視域から赤外域の光およびランプ封体からの輻射熱(放射熱)によって加熱される。
基材5としては例えば紙、樹脂、フィルムなどの熱により変形しやすいものが用いられる場合が多いことから、照度を高くするために単に電力の大きなランプを使用すると、可視域から赤外域にかけての光や輻射熱による基材5に対する熱の影響の程度が大きくなり、基材5の温度が一層高い状態となり、変形等が生じて印刷品質の低下の原因となる。
このような問題に対して、放電ランプと基材との間に、インクの硬化に必要な波長の光のみを反射し、それ以外の波長の光を透過する蒸着膜を形成した反射ミラー(コールドミラーと呼ばれることもある)を配置し、この反射ミラーによって反射される光のみを基材に照射することにより基材に対する熱の影響を低減することが考えられる。
しかしながら、このような反射ミラーを配置した場合には、その分放電ランプから基材に至るまでの光路長が長くなり、これにより、例えばロングアーク型の放電ランプの場合には、放電ランプの長手方向に対しては集光することができないため、光が照射される面積(光照射領域)が広がり、光の利用効率が低下すると共に、光照射面(基材表面)において十分に高い照度を得ることができなくなる。
以上のように、光硬化型インクジェット方式を利用したインクジェットプリンタにおいては、従来以上に光照射面におけるピーク照度を高くしインクの硬化処理の向上を図ることが困難であるのが実情であった。
このような課題を解決するために、われわれは先に、光源ランプとしてロングアーク型の放電ランプよりも高い輝度を有するショートアーク型の放電ランプを用い、このランプからの光を線状に伸びるように集光し照射する光照射器を提案した(特願2006−120424)。
図11に、特願2006−120424で提案した光照射器の構成の一例を示す。
ショートアーク型の放電ランプ9からの光を、まず、ランプ9を囲むようにして設けた回転放物面状の反射面を有するリフレクタ111で反射する。次にリフレクタ111で反射された光を、断面が放物線状のシリンドリカルな反射面を有するミラー112で反射する。
ランプ9からの光は、回転放物面状の反射面を有するリフレクタ111で反射されると平行光になる。平行になった光を断面が放物線上の反射面を有するミラー112で反射すると、光は光照射面13上に、図11の紙面に垂直な方向に線状に集光される。
しかし、上記の光照射器においては、線状に集光した光の長手方向の照度均一度は、特に考慮されていない。そのため、光照射領域での照度分布は、中央部の照度が高く、周辺部に向かうにしたがって照度が低くなっているものと考えられる。
光照射領域全域にわたって均一な処理するためには、照度の均一度が良好な光照射領域を形成する必要がある。照度の均一度が悪いと光照射領域全域にわたって均一な処理ができないという問題が生じる。
本発明は、上述した事情に基づいてなされたものであって、線状に集光された光を照射する光照射器において、高いピーク照度を得ることができ、線状に集光した光の長手方向の照度均一度をよくすることができる光照射器を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、上記光照射器を備え、インク等の液体状材料の硬化処理を高い効率で行うことができ、したがって、画質の高い画像や回路等のパターンを確実に形成することができ、しかも、基材に対する熱の影響の程度が小さいインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
上記課題を本発明においては、次のように解決する。
(1)放電容器内に一対の電極が対向配置されてなるショートアーク型の放電ランプと、上記ランプからの光を集光する光学素子とを設け、この光学素子から出射する光の光軸に垂直な平面上に、複数のロッドレンズを平行に配置する。
ロッドレンズは断面が円もしくは円に近い形状の棒状レンズ(円柱状レンズ)であり、一軸方向、即ち上記断面に垂直であって断面の略中心を通る直線(この直線を以下ロッドレンズの軸という)に直交する方向にのみ光を広げる作用がある。
本発明では、上記光学素子から出射する光の光軸に垂直な平面上に、上記ロッドレンズを複数本、その軸方向が平行になるように配置しているので、ロッドレンズの軸に直交する方向にのみ光が広がり、複数のロッドレンズから出射した広がった光は、光照射面において重なり合い、照度の強弱を補い合い、光照射領域の照度分布が均一化される。
一方、ロッドレンズの軸方向には光は広がらず、ロッドレンズに入射した光はそのままロッドレンズから出射するので、ロッドレンズの軸方向の光は上記光学素子により集光される。
このため、ロッドレンズから出た光は、光照射面上でロッドレンズの軸に直交する方向に線状に集光し、線状に集光した光の長手方向の照度は均一化する。
(2)上記(1)の光学素子として、上記放電ランプを取り囲むように配置され、上記放電ランプからの光を反射する回転楕円面状の反射面を有するリフレクタを用いる。
(3)上記(1)の光学素子として、上記放電ランプを取り囲むように配置され、上記放電ランプからの光を反射する回転放物面状の反射面を有するリフレクタと、上記リフレクタからの光を集光する凸レンズを用いる。
(4)上記(1)〜(3)の構成を有する光照射器を複数並んで配置し、互いに隣接する光照射器から出射し光照射面に集光する線状の光照射領域の少なくとも一部(端部)が、光照射器の並び方向に直交する方向に対して重なるようにする。
(5)上記(1)〜(4)の光照射器において、平行に配置された複数のロッドレンズの光出射側に、ロッドレンズの軸方向に直交する方向に広がる光を反射する反射ミラーを設ける。
(6)光硬化型の液体状材料を基材に吐出するインクジェットヘッドおよび前記基材に吐出され着弾された液体状材料を硬化させるための光を照射する光照射器を有するヘッド部を備えてなり、当該ヘッド部と基材とを相対的に移動させながら、インクジェットヘッドから基材に前記インクを吐出し、光照射器によって当該基材上に着弾したインクに光を照射することにより、液体状材料を硬化させてパターンを形成するインクジェットプリンタにおいて、上記光照射器として(1)〜(5)のいずれかの光照射器を用いる。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)放電ランプからの光を集光する光学素子とを設け、この光学素子から出射する光の光軸に垂直な平面上に、複数のロッドレンズを平行に配置したので、上記光学素子で集光された光は、複数のロッドレンズを通過することにより、ロッドレンズの軸方向に直交する方向のみ広がって出射し、ロッドレンズの軸方向に広がらない。このため、光照射面上に線状に集光させることができ、また、ロッドレンズの軸方向に直交する方向広がった光は、光照射面において互いに重なり合い、照度の強弱を補い合う。
したがって、比較的簡単な構成の装置で、線状に集光された均一な照度分布の光照射領域を得ることができる。
また、放電ランプとして、輝度が高いショートアーク型の放電ランプを用いているので、光照射面において高いピーク照度を得ることができ、従来のロングアーク型の放電ランプを備えた光照射器に比して、小型、軽量化を図ることができる。
(2)光源ランプからの光をリフレクタによって反射し、リフレクタによって反射した光のみを出射する構造としているので、例えば紫外域の光を出射する場合には、リフレクタとして紫外線のみ反射する多層膜蒸着ミラーを使用することにより、放電ランプから放射される光に含まれる可視域から赤外域にかけての光および放電ランプの点灯に伴う輻射熱が直接的に光照射対象物に入射されることがなく、光照射対象物に対する熱の影響の程度を小さく低減することができる。
(3)光照射器を複数並べて配置することで、一つの光照射器を用いる場合に比べ、より長い光照射領域を得ることができる。また、中央部領域に比して照度の低い周辺部領域が互いに重ね合わせられることにより照度が加算され、中央部領域と同等の照度を有する状態となる。したがって、光照射領域において、十分に高い照度を有する有効領域を大きく設定することができ、目的に応じた大きさの光照射領域を確実に得ることができる。
(4)平行に配置された複数のロッドレンズの光出射側に、ロッドレンズの軸方向に直交する方向に広がる光を反射する反射ミラーを設けることにより、光照射領域の長さを規定することができ、また、照度の低い周辺部(端部)の照度を補うことができる。
(5)本発明の光照射器をインクジェットプリンタの光照射器として用いることにより、放電ランプからの光を、基材に着弾された光硬化型のインク等の液体材料に対して高いピーク照度で照射することができ、基材に着弾された直後のインクを速やかに硬化(光重合)させ、硬化に要する時間を短縮することができる。
したがって、ドット形状が変化することを防止することができ、高い画質の画像や回路等のパターンを確実に形成することができる。
しかも、特に紫外線硬化型インクが用いられるものにおいては、基材に照射される光は、放電ランプから出射する光をリフレクタで反射して照射する構造であるため、リフレクタを紫外線のみ反射する多層膜蒸着ミラーにすることにより、放電ランプから放射される光に含まれる、インクの硬化に不要な赤外域から可視域にかけての光および放電ランプの点灯に伴うランプ封体からの輻射熱が、基材に直接的に入射されることがない。したがって、基材に対する熱影響の程度を小さく低減することができ、基材が変形することを防止することができる。
また、本発明の光照射器は、ロングアーク型の放電ランプを備えたものに比して、小型、軽量化を図ることができ、インクジェットプリンタ全体の軽量化を図ることができると共にインクの硬化処理効率の向上による印刷速度やパターン形成速度の高速化を図ることができる。
(1)第1の実施例
図1は本発明の第1の実施例の光照射器の構成を示す図である。同図(a)はロッドレンズの軸方向から見た図、同図(b)は同図(a)のA方向から見た図である。本実施例はランプからの光を集光する光学素子として、回転楕円面状の反射面を有するリフレクタを使用した場合を示している。
図1において、光照射器の光源部10を構成するショートアーク型の放電ランプ9は、例えば波長300〜450nmの紫外光を効率よく放射する超超高圧水銀ランプよりなり、放電容器内に、一対の電極が、電極間距離が例えば0.5〜2.0mmとなる状態で対向配置されると共に、発光物質である水銀および始動補助用のバッファガスである希ガス並びにハロゲンがそれぞれ所定の封入量で封入されて、構成されている。ここに、水銀の封入量は、例えば0.08〜0.30mg/mm3 である。
この放電ランプ9は、一対の電極を結ぶ直線がリフレクタ11の光軸に沿って伸びるよう配置されている。リフレクタ11は、その光軸を中心とする回転楕円面状の反射面を有し、放電ランプ9の発光部(例えばアークの輝点)は、回転楕円面状の反射面を有するリフレクタ11の第1焦点に位置する。
ショートアーク型の放電ランプ9からの光は、ランプ9を囲むようにして設けたリフレクタ11で反射し、リフレクタ11の第2焦点で集光するようにリフレクタ11から出射する。
ここで、放電ランプ9は、一対の電極を結ぶ直線がリフレクタ11の光軸に沿って伸びるよう配置されており、放電ランプ9のリフレクタ11の開口に対向する部分には電極が設けられている。このため、放電ランプ9から放射される光が直接光照射面13に照射されることはなく、放電ランプ9から放射される光のほとんどは、リフレクタ11で反射して出射する。
したがって、後述するようにリフレクタとして、例えば可視域から赤外域にかけての光およびランプからの輻射熱を透過させ、紫外域の光のみを反射する機能を有する多層膜が蒸着されたコールドミラーを用いることで、放電ランプから放射される光に含まれる可視域から赤外域にかけての光が光照射面に照射されるのを防ぎ、光照射面における温度上昇を防ぐことができる。
リフレクタ11の光出射側には、円柱形状の複数のロッドレンズ14が、リフレクタ11により反射されて出射する光の光軸に垂直な平面上に、平行に接するように並べて配置されている。なお、ロッドレンズを配置する平面は、厳密に光軸に対して垂直でなくてもよい。照度分布に大きな影響のない範囲であれば、5°〜10°程度傾いていてもかまわない。
リフレクタ11に反射された光は、当該リフレクタ11の第2焦点に集光される光となり、ロッドレンズ14に入射する。
ロッドレンズ14は、その軸方向に対して直交する方向の光は集光した後広げる作用がある。しかし、軸方向に沿って入射する光に対してはパワーを持たない。
したがって、ロッドレンズ14に入射する光のうち、軸方向に沿った光は、図1(b)に示すようにロッドレンズ14による影響を受けず、楕円のリフレクタの第2焦点に集光される。
一方、ロッドレンズ14に入射する光のうち、軸方向に直交する方向に沿った光は、図1(a)に示すように、ロッドレンズ14により集光された後広がって、光照射面に照射される。
そのため、光照射面においては、ロッドレンズ14の軸方向に直交する方向に伸びる、線状に集光した光が得られる。
ここで、各ロッドレンズ14から出射し広がった光は、それぞれ中央部の照度が高い照度分布を有する。ロッドレンズ14は同一平面内に複数平行に並べられているので、各ロッドレンズ14から出射した、中央部の照度が高い照度分布を有する光は、光照射面において、それぞれの照度のピークの位置がずれて重なり合う。したがって、光照射領域の周辺部を除く領域の照度分布が均一になる。
なお、ロッドレンズ14の形状は、厳密に円柱形状である必要はない。ロッドレンズ14を配置するスペースを小さくするために、図2(a)に示すように、光入射側の面や、反対に光入射側の面の一部を切り落とした形状であっても良い。ただし、切り落とす部分が多くなると、光を広げるパワーがその分弱くなるので、光の重ね合わせの効果が小さくなる。
また、ロッドレンズを接して平行に並べやすいように、図2(b)に示すように、側面一部を切り落とした形状でも良く、複数のロッドレンズを一体に成型して構成したものでも良い。要は、入射した光を広げ光照射面で互いに重なり合う作用を有すれば、どのような形状であっても良い。
また、図2(c)に示すように、ロッドレンズどうしは、厳密に接しておらず、多少の隙間を有して並べられていても良い。この隙間を通過してリフレクタ11から出射した光がそのまま通過する。しかし、それが複数のロッドレンズにより広がった光の重ね合わせによる照度の均一化の影響を、大きく妨げない程度の光の量であれば問題ない。
図2(c)ように構成することで、ロッドレンズの本数を減らしコストの削減を図ることができる。
ロッドレンズの大きさや本数、間をあける場合の隙間の寸法は、照射領域の長さ、照度、均一度、また光照射器の重量といった種々の要求事項に基づき適宜設計する。
図1の例は、楕円リフレクタ11の第1焦点距離F1=6mm、第2焦点距離=95mm、ロッドレンズの直径φ=9.5mmで、このロッドレンズを5本用いた場合を示し、光照射面における有効な線状照射エリアは、長手方向が50mm、幅方向が5mmである。
(2)第1の実施例の変形例
なお、本実施例では、ランプから出射した光を集光する手段として、反射面が回転楕円面状の反射面を有するリフレクタを使用したが、これに換えて、図3に示すように、回転放物面状の反射面を有するリフレクタ15と、その光出射側に凸レンズ16を配置した構成でも良い。同図(a)はロッドレンズの軸方向から見た図、同図(b)は同図(a)のA方向から見た図である。
図3において、リフレクタ15は、その光軸を中心とする回転放物面状の反射面を有するパラボラミラーで構成されており、ショートアーク型の放電ランプ9の発光部(例えばアークの輝点)はその焦点位置に配置されている。
放電ランプ9からの光は、ランプ9を囲むようにして設けたリフレクタ15で反射し、平行光となる。リフレクタ15の光出射側には凸レンズ16が設けられ、凸レンズ16の光出射側には、円柱形状の複数のロッドレンズ14が、光軸に垂直な平面上に平行に接するように並べて配置されている。
上記放電ランプ9からの光は、リフレクタ15で反射して平行光となり、この光は凸レンズ16に入射して、その焦点位置に集光される光となりロッドレンズ14に入射する。 ロッドレンズ14は、前述したように、その軸方向に対して直交する方向の光は集光した後広げる作用があるが、軸方向に沿って入射する光に対してはパワーを持たないので、ロッドレンズ14に入射する光のうち、軸方向に沿った光は、ロッドレンズ14による影響を受けず、凸レンズ16の焦点に集光される。
一方、ロッドレンズ14に入射する光のうち、軸方向に直交する光は、ロッドレンズ14により集光された後広がって、光照射面に照射される。このため、光照射面においては、ロッドレンズ14の軸方向に直交する方向に伸びる、線状に集光した光が得られる。
(3)実験例
図1に示した第1の実施例の光照射器を用い、ロッドレンズの本数を変えて、光照射面Wにおける線状に集光された光照射領域の照度分布を測定した。
図4にその結果を示す。同図の縦軸は積算光量(相対値)、横軸は照射幅(長さ)(mm)である。
図4のそれぞれの曲線は、リフレクタの光出射側に設けたロッドレンズの本数が、(A)ロッドレンズなし、(B)ロッドレンズ1本、(C)ロッドレンズ2本、(D)ロッドレンズ7本の場合を、それぞれ示している。
なお、リフレクタ11の光出射側に設けるロッドレンズ14は、図5に示すように、リフレクタにより反射された光が、すべてロッドレンズに入射するように、大きさを変えている。
即ち、ロッドレンズが1本の場合は、ロッドレンズの直径Rを、リフレクタから反射される、集光される光の光路(光束)の直径と等しいかやや大きくする(図5(a))。
また、ロッドレンズが2本の場合は、ロッドレンズの直径R’は、リフレクタから反射される光の光路(光束)の半径と同じかやや広くする(図5(b))。同様にして、7本の場合は、7本並べたロッドレンズが、光路(光束)の全体を横切る(図5(c))。
図4に示されるように、ロッドレンズがない場合、光照射領域の照度分布は、集光されているので、中央部の照度が極端に高く、周辺部に向かうにしたがって急激に照度が低い。ロッドレンズが1本の場合、中央部の照度が低くなり、ロッドレンズがない場合に比べて、照度が均一な領域の幅は広がるが、その幅の長さは十分ではない。
しかし、ロッドレンズが2本になると、各ロッドレンズから出射した光の重ね合わせの効果が表れ、中央部の照度がさらに低くなり、より広い範囲で均一な照度分布が得られる。ロッドレンズを7本にすると、中央部の照度がやや下がるが、ロッドレンズが2本の場合の照度分布と、ほとんど変わらない。
この実験結果から、ロッドレンズの本数を2本以上とすれば、光照射領域における照度分布の均一化を図ることができる。なお、ロッドレンズの本数を少なくするとロッドレンズの径が大きくなるので、ロッドレンズの本数を多くした場合に比べ重量は増加する。
(4)第2の実施例
図6は、より長い線状の光照射領域が得られるように構成した本発明の第2の実施例を示す図である。図6では、図1に示した光源部10を2組用いて長い線状の光照射領域が得られるようにした光照射器を示しているが、前記図3に示した光照射器を2組用いてもよい。
図6において、光源部101,102は、図1に示す光源部10と同一の構成であり、放電ランプ9の一対の電極を結ぶ直線がリフレクタ11の光軸に沿って伸びるよう配置され、リフレクタ11は、その光軸を中心とする回転楕円面状の反射面を有し、放電ランプ9の発光部(例えばアークの輝点)は、回転楕円面状の反射面を有するリフレクタ11の第1焦点に位置する。
各光源部101,102において、放電ランプ9からの光はリフレクタ11で反射し、ロッドレンズ14に入射し、前述したように、光照射面13においてロッドレンズ14の軸方向に直交する方向に伸びる線状に集光した光が得られる。
図6に示す実施例では、各光源部101,102は、2つの光照射領域が周辺部で重なるように配置され、これにより、互いの光照射領域を重ねあわさり、一組の光源部を用いる場合より長い線状の光照射領域が得られる。
ここで、実際の配置上、2組の光源部101,102間の隙間が必要な場合、2組の光源部の間の照度が低くなる場合がある。
その場合には、ロッドレンズ14と光照射面13までの距離を長くすることで調整することができる。また、照射距離を大きくすることで、ピーク照度が低下する場合は、ランプの光軸を少し傾けることで、調整することが可能である。図6はこのように傾けた例であり、光軸を5度傾けることで、均一な照度分布を得ている。
図6では、2組の光源部を用いる場合について示したが、より長い光照射領域を得る場合には、3組以上の光源部を用いてもよい。
なお、2以上光源部により形成される光照射領域の形状は、隣接する光源部の光照射領域の少なくとも一部が重なった直線状であってもよいが、前記したインクジェットプリンタに適用する場合は、必ずしも直線状に並べる必要はない。
図7に光照射領域の形状例を示す。同図の矢印は、インクジェットプリンタに適用した場合の、光照射部のスキャン方向である。
同図(a)は一つの光源部を用いた場合の光照射領域の形状例を示し、同図(b)はこの光照射領域を直線状に配置した場合を示し、同図(c)はこの光照射領域をジグザグ状に配置した場合を示し、同図(d)は互い違いに光照射領域を並べた例を示し、同図(e)は斜めに光照射領域を配置した場合を示す。
ここで、同図(b)(c)においては光照射領域の一部が重ね合わさっているが、必ずしも光照射領域の一部が重ね合わさっている必要はなく、同図(d)(e)に示すように、光照射領域の少なくとも一部が、光源部の並び方向に直交する方向(同図のスキャン方向)に対して重なるように配置されていればよい。
本発明の光源部により線状に伸びるように形成される光照射領域は、中央部領域に比して周辺部領域の照度が低くなるが、本実施例においては、中央部領域に比して照度の低い周辺部領域が重なっているので、周辺部領域においては照度が加算されて中央部領域と同等の照度を有する状態となる。
したがって、光照射領域において、十分に高い照度を有する有効領域を大きく設定することができ、目的に応じた大きさの光照射領域を確実に得ることができる。
(5)第3の実施例
図8は本発明の第3の実施例を示す図であり、前記図1に示した実施例において、ロッドレンズ14の両側に、ロッドレンズ14の軸方向(長手方向)に平行に、反射ミラー17を設けた実施例を示す。
ロッドレンズ14に入射する光のうち、軸方向(長手方向)に直交する光は、前述したように、ロッドレンズ14により集光された後、広がる。このため、各ロッドレンズ14から出射した光は、光照射面においてそれぞれの照度のピークの位置がずれて重なり合い、光照射領域の照度分布が均一になるが、中央部の照度が高く周辺部の照度が低い照度分布となる。
そこで本実施例では、図8に示すように、複数のロッドレンズ14の光出射側の両側に、ロッドレンズ14の軸方向に直交する方向に広がる光を反射する反射ミラー17を配置している。
このようにロッドレンズからの広がる光を反射する反射ミラーを設けることにより、光照射領域の長さを規定することができ、また、照度の低い光照射領域の周辺部(端部)の照度を補うことができる。
上記した第1〜第3の実施例の光照射器において、リフレクタとして、例えば可視域から赤外域にかけての光およびランプからの輻射熱を透過させ、紫外域の光のみを反射する機能を有する多層膜が蒸着されてなるもの(コールドミラー)を用いることができる。
リフレクタとしてコールドミラーを用いれば、上述した実施例の光照射器を例えば後述する光硬化型インクを用いたインクジェットプリンタに適用する場合、放電ランプから放射される光に含まれる可視域から赤外域にかけての光や、放電ランプの点灯に伴い温度が上昇したランプ封体からの輻射熱が基材に照射されることを一層確実に防止することができる。
このため、基材が加熱されること(基材の高温化)を防止することができ、したがって、基材として、熱により変形しやすい紙や樹脂やフィルムを用いられる場合に極めて有用である。
さらに、ショートアーク型の放電ランプとしては、超高圧水銀ランプに限定されるものではなく、例えばメタルハライド型のショートアーク放電灯を使用することができ、特に、例えば鉄(Fe)のハロゲン化合物が封入されたものによれば、例えば350〜450nm付近の波長範囲の光の発光効率が高くなるため、光照射面(光照射対象物)におけるトータル放射束が増えるため、例えば光硬化型インクの硬化処理の処理効率を向上させることができる。
以上のように、本発明の光照射器によれば、点光源を形成するショートアーク型の放電ランプからの光を、リフレクタ11で反射させて、ロッドレンズに入射させ、光照射面において線状に伸びるよう集光しているので、線状に集光した光の長手方向の照度均一度をよくすることができ、放電ランプからの光を効率よく利用することができる。また、比較的簡単な構成であるので、小型、軽量化を図ることができる。
しかもショートアーク型の放電ランプは輝度が高いものであるので、光照射面において形成される光照射領域は、その長手方向における照度分布が均一であり、かつ、高いピーク照度を有する有効領域が所定の大きさとされた線状のものとなる。したがって、本発明の光照射器は、例えば光硬化型インクジェットプリンタ(以下、単に、「インクジェットプリンタ」という。)における、基材上に着弾された光硬化型液体状材料を硬化させるための光源として適用する場合に、極めて有用なものとなる。
(6)インクジェットプリンタへの適用例
次に、本発明の光照射器をインクジェットプリンタに適用した場合の構成例について説明する。なお、以下ではインクジェットプリンタを画像印刷に用いる場合を例にして説明するが、回路等のパターンを形成する場合にも同様に適用できる。
図9は、本発明の実施例のインクジェットプリンタのヘッド部の構成の一例を概略的に示す断面図である。本実施例のインクジェットプリンタは、光照射器の構成が相違する点を除き、前記図10に示したものと同様の構成を有する。
このインクジェットプリンタは、光硬化型のインク、例えば紫外線硬化型のインクを微小な液滴として基材5に吐出するノズル(図示しない)が設けられたインクジェットヘッド4と、このインクジェットヘッド4の両側に設けられた、基材5に着弾したインクに対して所定の波長域の光、例えば紫外線を照射することによりこれを硬化させる二つの光照射器6,7とを有するヘッド部1aを備えている。
ヘッド部1aが取り付けられたキャリッジ(図示しない)は、基材5に沿って伸びるよう設けられた棒状のガイドレール2に支持されており、図示しない駆動機構(図示しない)によって、基材5の上方位置をガイドレール2に沿って図中左右方向に往復移動可能とされている。
なお、使用される紫外線硬化型インクとしては、例えばラジカル重合性化合物を重合性化合物として含むラジカル重合系インク、カチオン重合性化合物を重合性化合物として含むカチオン重合系インク等を例示することができる。また、インクジェットプリンタを回路等のパターン形成に用いた場合は、インクジェットヘッドから吐出する液体状材料として、光重合成化合物を含むレジストインキ等を使用する。また、基材5としては、例えば紙、樹脂、フィルム、プリント基板などを用いることができる。
本実施例において、光照射器6,7は、前記第1の実施例に係る光照射器(図1参照)と同一の構成を有するものにより構成されている。
すなわち、光源部10は、回転楕円面状の反射面を有するリフレクタ11と、発光部(例えばアークの輝点)がリフレクタ11における第1焦点に位置された状態で、電極を結ぶ軸がリフレクタ11の光軸に沿って配置された放電ランプ9と、ロッドレンズ14で構成される。そして、基材5に対向する面に開口部が設けられたカバー8内にこの光源部10が収納されている。
ロッドレンズ14は、その軸方向(長手方向)が光源部10の並び方向に沿うように配置され、基材5上には、ロッドレンズの軸に直交する方向(図9の紙面に対して垂直方向)の線状の光照射領域が形成される。
本実施例のインクジェットプリンタのヘッド部1aは、光照射器6,7におけるリフレクタの第2焦点位置、あるいはその付近に基材5が位置されるよう配置され、基材5の上方位置を、放電ランプ9が点灯されたままの状態で移動する。これにより、放電ランプ9からの光が、基材5に対して、ヘッド部の移動方向に直交する方向(図9の紙面に対して垂直方向)に線状に集光されて照射され、これにより、基材5に着弾された直後の紫外線硬化型インクが硬化される。
紫外線硬化型インクの硬化処理について具体的に説明すると、図9において、ヘッド部1aが右方向に移動されながら基材5に印刷が行われているときには、基材5に着弾した紫外線硬化型インクは、ヘッド部1aの移動方向後方側に位置される光照射器6からの照射光により硬化される。一方、ヘッド部1aが同図9において左方向に移動されながら基材5に印刷が行われているときには、基材5に着弾した紫外線硬化型インクは、ヘッド部1aの移動方向後方側に位置される光照射器7からの照射光により硬化される。
上記構成のインクジェットプリンタによれば、輝度の高いショートアーク放電ランプ9からの高いピーク照度の光が、基材5に着弾された紫外線硬化型インクに照射されるので、基材5に着弾された後の紫外線硬化型インクを速やかに硬化(光重合)させることができて硬化に要する時間を短縮することができる。
したがって、ドット形状の変化を防ぐことができ、したがって、高い画質の画像や回路等のパターンを確実に形成することができる。
しかも、光照射器6,7がリフレクタ11により放電ランプ9からの光を反射して基材5に照射する構造であることにより、リフレクタ11を紫外線のみを反射する多層膜蒸着フィルターとすることにより、放電ランプ9から放射される光に含まれる、紫外線硬化型インクの硬化に不要な赤外域から可視域にかけての光、および放電ランプ9の点灯に伴うランプ封体からの輻射熱が、基材5に直接的に入射することを防ぐことができる。
したがって、基材5に対する熱影響の程度を小さく低減することができ、熱により変形しやすい基材が用いられる場合であっても、基材が変形することを確実に防止することができ、したがって、使用可能な基材5についての制約がなくなる。
また、本発明によれば、光照射器(灯具)を、ロングアーク型の放電ランプを備えたものに比して、小型、軽量化が図られたのものとして構成することができるので、インクジェットプリンタ全体の軽量化を図ることができると共にインクの硬化処理効率の向上による印刷速度やパターンの形成速度の高速化を図ることができる。
なお、本発明のインクジェットプリンタの光照射器としては、第1の実施例に示したもの以外に、前記第1の実施例の変形例、第2,第3の実施例に示したものを用いることができ、第2の実施例に示したものを用いれば、より長い線状の照射領域を得ることができる。
さらに、上記インクジェットプリンタにおいては、ヘッド部1aを基材5に対して移動させることにより画像の記録や回路パターンを形成する構成のものについて説明したが、本発明のインクジェットプリンタは、ヘッド部の位置が固定され、基材が例えば間欠的に搬送されることにより画像やパターンが形成される構成のものにも適用することができる。
またさらに、本発明の光照射器は、光硬化型インクジェットプリンタだけでなく、2枚の光透過性基板の間の線状に塗布された光硬化性接着剤に光を照射して、当該2枚の光透過性基板を貼り合わせる、液晶等のパネルの貼り合せ装置に適用することもできる。このようなパネルの貼り合せ装置においては、光照射器からの線状に伸びる光照射領域の長さを、光透過性基板間の線状に塗布された光硬化性接着剤の長さに応じて設計することができる。
本発明の第1の実施例の光照射器の構成を示す図である。 ロッドレンズの断面形状例を示す図である。 本発明の第1の実施例の変形例を示す図である。 ロッドレンズの本数を変えて光照射領域の照度分布を測定した結果を示す図である。 ロッドレンズの本数を変えた場合のロッドレンズの配置を示す図である。 本発明の第2の実施例の光照射器の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例における光照射領域の形状例を示す図である。 本発明の第3の実施例の光照射器の構成を示す図である。 本発明の光照射器をインクジェットプリンタに適用した場合の構成例を示す図である。 インクジェットプリンタのヘッド部の概略構成を示す図である。 先の出願で提案した光照射器の構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
1a ヘッド部
2 ガイドレール
3 キャリッジ
4 インクジェットヘッド
5 基材
6,7 光照射器
8 カバー
9 放電ランプ
10,101,102 光源部
11 リフレクタ
13 光照射面
14 ロッドレンズ
15 リフレクタ
16 凸レンズ
17 反射ミラー

Claims (6)

  1. 放電容器内に一対の電極が対向配置されてなるショートアーク型の放電ランプと、上記ランプからの光を集光する光学素子とを備え、
    上記光学素子から出射する光の光軸に垂直な平面上に、複数のロッドレンズを平行に配置した
    ことを特徴とする光照射器。
  2. 上記光学素子は、上記放電ランプを取り囲むように配置され、上記放電ランプからの光を反射する回転楕円面状の反射面を有するリフレクタである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光照射器。
  3. 上記光学素子は、上記放電ランプを取り囲むように配置され、上記放電ランプからの光を反射する回転放物面状の反射面を有するリフレクタと、
    上記リフレクタからの光を集光する凸レンズである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光照射器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光照射器が複数並んで配置され、互いに隣接する光照射器に係る光照射領域の少なくとも一部が、光照射器の並び方向に直交する方向に対して重なっている
    ことを特徴とする光照射器。
  5. 上記複数のロッドレンズの光出射側に、ロッドレンズの軸方向に直交する方向に広がる光を反射する反射ミラーをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1,2,3または請求項4に記載の光照射器。
  6. 光硬化型の液体状材料を基材に吐出するインクジェットヘッドおよび前記基材に吐出され着弾された液体状材料を硬化させるための光を照射する光照射器を有するヘッド部を備えてなり、
    当該ヘッド部と基材とを相対的に移動させながら、インクジェットヘッドから基材に前記液体状材料を吐出し、光照射器によって当該基材上に着弾した液体状材料に光を照射することにより、液体状材料を硬化させてパターンを形成するインクジェットプリンタにおいて、
    前記光照射器は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光照射器であることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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