JP2008076668A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラズマディスプレイパネルからアドレス電極を引き出す複数の方式に使用することができるプラズマディスプレイ装置を提供することを課題とする。
【解決手段】発光する表示セルを選択するための複数のアドレス電極を有するプラズマディスプレイパネルと、前記複数のアドレス電極に電圧を印加するための複数のアドレスデータを生成して出力するデータ生成回路(2001,2002a,2002b)と、前記複数のアドレスデータを出力するための複数の出力ポート(AD_A〜AD_L)と、前記データ生成回路により生成された複数のアドレスデータの出力及び前記複数の出力ポートの接続を切り替えるセレクタ(2003)とを有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置が提供される。
【選択図】図20
【解決手段】発光する表示セルを選択するための複数のアドレス電極を有するプラズマディスプレイパネルと、前記複数のアドレス電極に電圧を印加するための複数のアドレスデータを生成して出力するデータ生成回路(2001,2002a,2002b)と、前記複数のアドレスデータを出力するための複数の出力ポート(AD_A〜AD_L)と、前記データ生成回路により生成された複数のアドレスデータの出力及び前記複数の出力ポートの接続を切り替えるセレクタ(2003)とを有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置が提供される。
【選択図】図20
Description
本発明は、プラズマディスプレイ装置に関する。
下記の特許文献1には、ガラス基板上に形成される縦方向の表示電極を接続エリア毎にまとめ、下辺側に引出し部を有している平面ディスプレイパネルが記載されている。
また、下記の特許文献2には、プラズマディスプレイ装置の構成上、放電セル数の多いパネル本体においては、パネル本体の上下端部の両側においてアドレス電極の端子取出し部とアドレスドライバ回路の駆動回路を搭載したプリント配線板とを接続することが記載されている。
プラズマディスプレイパネルの高精細化に伴いアドレス電極数が増加している。これにより、アドレス電極の間隔が短くなり、アドレス電極のショート又は断線による不良が発生し易くなっている。
本発明の目的は、プラズマディスプレイパネルからアドレス電極を引き出す複数の方式に使用することができる制御回路を有するプラズマディスプレイ装置を提供することである。
本発明のプラズマディスプレイ装置は、発光する表示セルを選択するための複数のアドレス電極を有するプラズマディスプレイパネルと、前記複数のアドレス電極に電圧を印加するための複数のアドレスデータを生成して出力するデータ生成回路と、前記複数のアドレスデータを出力するための複数の出力ポートと、前記データ生成回路により生成された複数のアドレスデータの出力及び前記複数の出力ポートの接続を切り替えるセレクタとを有することを特徴とする。
また、本発明のプラズマディスプレイ装置は、発光する表示セルを選択するための複数のアドレス電極を有するプラズマディスプレイパネルと、前記複数のアドレス電極に電圧を印加するための複数のアドレスデータを生成して出力するデータ生成回路と、前記複数のアドレスデータを出力するための複数の出力ポートとを有し、前記データ生成回路は、前記プラズマディスプレイパネルからアドレス電極駆動回路にアドレス電極を引き出す方式に応じて、1ライン上の表示データを並び替えてアドレスデータを生成することを特徴とする。
プラズマディスプレイパネルからアドレス電極を引き出す複数の方式に共通に使用することができるプラズマディスプレイパネルの制御回路を提供することができる。複数の方式毎に別々の制御回路を製造する必要がないので、制御回路の開発費、購入費及び管理費等のコストダウンを実現することができる。
図1は、本発明の実施形態によるプラズマディスプレイ装置の構成例を示す図である。制御回路7は、X電極駆動回路4、Y電極駆動回路5、上側アドレス電極駆動回路6u及び下側アドレス電極駆動回路6dを制御する。X電極駆動回路4は、複数のX電極X1,X2,・・・に所定の電圧を供給する。以下、X電極X1,X2,・・・の各々を又はそれらの総称を、X電極Xiといい、iは添え字を意味する。Y電極駆動回路5は、複数のY(スキャン)電極Y1,Y2,・・・に所定の電圧を供給する。以下、Y電極Y1,Y2,・・・の各々を又はそれらの総称を、Y電極Yiといい、iは添え字を意味する。上側アドレス電極駆動回路6は、プラズマディスプレイパネル3の上側から奇数番目のアドレス電極A1,A3,A5,・・・に所定の電圧を供給する。下側アドレス電極駆動回路6dは、プラズマディスプレイパネル3の下側から偶数番目のアドレス電極A2,A4,A6,・・・に所定の電圧を供給する。以下、アドレス電極A1,A2,A3,・・・の各々を又はそれらの総称を、アドレス電極Ajといい、jは添え字を意味する。
プラズマディスプレイパネル3では、Y電極Yi及びX電極Xiが水平方向に並列に延びる行を形成し、アドレス電極Ajが垂直方向に延びる列を形成する。Y電極Yi及びX電極Xiは、垂直方向に交互に配置される。Y電極Yi及びアドレス電極Ajは、i行j列の2次元行列を形成する。表示セルCijは、Y電極Yi及びアドレス電極Ajの交点並びにそれに対応して隣接するX電極Xiにより形成される。この表示セルCijが画素に対応し、プラズマディスプレイパネル3は2次元画像を表示することができる。
図2は、プラズマディスプレイパネル3の構造例を示す分解斜視図である。X電極Xi及びY電極Yiは、前面ガラス基板1上に形成されている。その上には、放電空間に対し絶縁するための誘電体層13が被着されている。さらにその上には、MgO(酸化マグネシウム)保護層14が被着されている。一方、アドレス電極Ajは、前面ガラス基板1と対向して配置された背面ガラス基板2上に形成される。その上には、誘電体層16が被着される。更にその上には、蛍光体18〜20が被着されている。隔壁17の内面には、赤、青、緑色の蛍光体18〜20がストライプ状に各色毎に配列、塗付されている。X電極Xi及びY電極Yiの間の放電によって蛍光体18〜20を励起して各色が発光する。前面ガラス基板1及び背面ガラス基板2との間の放電空間には、Ne+Xeペニングガス等が封入されている。
図3は、画像の1フレームFRの構成例を示す図である。画像は、例えば60フレーム/秒で形成される。1フレームFRは、第1のサブフレームSF1、第2のサブフレームSF2、・・・、第nのサブフレームSFnにより形成される。このnは、例えば10であり、階調ビット数に相当する。サブフレームSF1,SF2等の各々を又はそれらの総称を、以下、サブフレームSFという。各サブフレームSFは、リセット期間Tr、アドレス期間Ta及びサステイン(維持放電)期間Tsにより構成される。
図4は、リセット期間Tr、アドレス期間Ta及びサステイン期間Tsの動作例を示すタイミングチャートである。リセット期間Trでは、X電極Xi及びY電極Yiに所定の電圧を印加して、表示セルCijの初期化を行う。
アドレス期間Taでは、Y電極Y1,Y2,・・・に対してスキャンパルスを順次スキャンして印加し、そのスキャンパルスに対応してアドレスパルスをアドレス電極Ajに印加することにより表示画素を選択する。Y電極Yiのスキャンパルスに対応してアドレス電極Ajのアドレスパルスが生成されれば、そのY電極Yi及びX電極Xiの表示セルが選択される。Y電極Yiのスキャンパルスに対応してアドレス電極Ajのアドレスパルスが生成されなければ、そのY電極Yi及びX電極Xiの表示セルが選択されない。スキャンパルスに対応してアドレスパルスが生成されると、アドレス電極Aj及びY電極Yi間のアドレス放電が起こり、それを種火としてX電極Xi及びY電極Yi間で放電が起こり、X電極Xiに負電荷が蓄積され、Y電極Yiに正電荷が蓄積される。
サステイン期間Tsでは、X電極Xi及びY電極Yi間に互いに逆相のサステインパルスが印加され、選択された表示セルのX電極Xi及びY電極Yi間でサステイン放電を行い、発光を行う。各SFでは、X電極Xi及びY電極Yi間のサステインパルスによる発光回数(サステイン期間Tsの長さ)が異なる。これにより、階調値を決めることができる。
図5は、第1のアドレス電極方式を示す図である。第1のアドレス電極方式は、プラズマディスプレイパネル3の下側からアドレス電極Ajを引き出す方式である。この場合、図1において、下側アドレス電極駆動回路6dがすべてのアドレス電極A1,A2,A3,・・・に電圧を供給し、上側アドレス電極駆動回路6uが削除される。プラズマディスプレイパネル3の下端部では、複数のアドレス電極Ajの引き出し部501が15個設けられる。15個の引き出し部501は、15個のアドレスドライバモジュールD1〜D15に接続される。1個の引き出し部501には、1個のアドレスドライバモジュールが接続される。アドレスドライバモジュールD1〜D15は、図1の下側アドレス電極駆動回路6dに対応する。
図6は、図5の引き出し部501の拡大図である。引き出し部501はアドレスドライバモジュールD1等に接続されるため、引き出し部501におけるアドレス電極Ajの間隔はプラズマディスプレイパネル3におけるアドレス電極Ajの間隔よりも短い。
近年、プラズマディスプレイ装置は、高精細化が進んでいる。その結果、プラズマディスプレイパネル3のアドレス電極Ajの間隔が短くなってきている。高精細化によりアドレス電極Ajの間隔が短くなると、引き出し部501においてアドレス電極Ajのショート又は断線が発生し易くなる。そこで、図1に示すように、上側アドレス電極駆動回路6uが奇数番目のアドレス電極A1,A3,A5,・・・に電圧を供給し、下側アドレス電極駆動回路6dが偶数番目のアドレス電極A2,A4,A6,・・・に電圧を供給する。
図7は、第2のアドレス電極方式を示す図である。第2のアドレス電極方式は、図1のプラズマディスプレイパネル3に対応し、プラズマディスプレイパネル3の上側及び下側からアドレス電極Ajを引き出す方式である。
プラズマディスプレイパネル3の下端部では、偶数番目のアドレス電極A2,A4,A6,・・・の引き出し部701が8個設けられる。その8個の引き出し部701は、アドレスドライバモジュールD1〜D8に接続される。1個の引き出し部701には、1個のアドレスドライバモジュールが接続される。アドレスドライバモジュールD1〜D8は、図1の下側アドレス電極駆動回路6dに対応する。
プラズマディスプレイパネル3の上端部では、奇数番目のアドレス電極A1,A3,A5,・・・の引き出し部701が8個設けられる。その8個の引き出し部701は、アドレスドライバモジュールU1〜U8に接続される。1個の引き出し部701には、1個のアドレスドライバモジュールが接続される。アドレスドライバモジュールU1〜U8は、図1の上側アドレス電極駆動回路6uに対応する。
図8は、図7のプラズマディスプレイパネル3の下端部の引き出し部701の拡大図である。下端部の引き出し部701は偶数番目のアドレス電極A2,A4,A6,・・・にのみ接続されるので、その引き出し部701におけるアドレス電極A2,A4,A6,・・・の間隔を比較的長くすることができる。これにより、プラズマディスプレイ装置を高精細化した場合に、引き出し部701におけるアドレス電極A2,A4,A6,・・・のショート又は断線を防止することができる。
しかし、プラズマディスプレイパネル3におけるアドレス電極Ajの間隔が引き出し部701におけるアドレス電極Ajの間隔に比べて広いため、アドレス電極Ajの間隔が変わる屈曲部においてショート又は断線する可能性がある。それを解消するための方式が第3のアドレス電極方式である。
図9は、第3のアドレス電極方式を示す図である。第3のアドレス電極方式は、第2のアドレス電極方式と同様に、プラズマディスプレイパネル3の上側及び下側からアドレス電極Ajを引き出す方式である。
プラズマディスプレイパネル3の下端部では、例えば4本のアドレス電極Ajが1組みになった引き出し部901が8個設けられる。その8個の引き出し部901は、アドレスドライバモジュールD1〜D8に接続される。1個の引き出し部901には、1個のアドレスドライバモジュールが接続される。例えば、アドレスドライバモジュールD1には4本のアドレス電極A1〜A4が接続され、アドレスドライバモジュールD2には4本のアドレス電極A9〜A12が接続される。アドレスドライバモジュールD1〜D8は、図1の下側アドレス電極駆動回路6dに対応する。
プラズマディスプレイパネル3の上端部でも、例えば4本のアドレス電極Ajが1組みになった引き出し部901が7個設けられる。その7個の引き出し部901は、アドレスドライバモジュールU1〜U7に接続される。1個の引き出し部901には、1個のアドレスドライバモジュールが接続される。例えば、アドレスドライバモジュールU1には4本のアドレス電極A5〜A8が接続され、アドレスドライバモジュールU2には4本のアドレス電極A13〜A16が接続される。アドレスドライバモジュールU1〜U7は、図1の上側アドレス電極駆動回路6uに対応する。
下側のアドレスドライバモジュールD1〜D8及び上側のアドレスドライバモジュールU1〜U7は、アドレス電極Ajの順番に従い、交互に配置される。すなわち、この第3のアドレス電極方式は、アドレス電極Ajの順番に従い、プラズマディスプレイパネル3の上部と下部とで交互にアドレスドライバモジュールU1,D1等にアドレス電極Ajを引き出す方式である。
なお、図9では、図の説明の簡単化のため、1個の引き出し部901が4本のアドレス電極Ajの組みである場合を例に説明したが、本願発明はこれに限るものではない。実際には、1個の引き出し部901は384本や256本等であり、本数はアドレスドライバモジュールメーカの仕様により異なる。また、第2のアドレス電極方式(図7)の場合も同様である。
フルスペックHD(High Definition)規格のプラズマディスプレイ装置は、1920×1080画素の解像度を有する。水平画素数は1920である。1画素は、赤、緑及び青の3色を有するので、プラズマディスプレイパネル3は全部で1920×3=5760本のアドレス電極Ajを有する。1個のアドレスドライバモジュールが384本のアドレス電極Ajを駆動する場合において、5760本のアドレス電極Ajを駆動する場合、15個のアドレスドライバモジュールを用いることで、無駄のないアドレスドライバモジュールを配置できる。
図10は、図9のプラズマディスプレイパネル3の下端部の引き出し部901の拡大図である。下端部の引き出し部901は連続する例えば384本のアドレス電極Ajに接続され、かつアドレス電極Ajは上側のアドレスドライバモジュールU1等及び下側のアドレスドライバモジュールD1等に引き出されるので、プラズマディスプレイパネル3におけるアドレス電極Ajの間隔と引き出し部901におけるアドレス電極Ajの間隔との差を小さくすることができる。その結果、アドレス電極Ajの屈曲を小さくすることができ、アドレス電極Ajのショート又は断線を防止することができる。
図11は、他の第3のアドレス電極方式を示す図であり、図9に対してアドレス電極Ajをアドレスドライバモジュールに引き出す順番が異なる。
プラズマディスプレイパネル3の下端部では、アドレスドライバモジュールD1は例えば4本のアドレス電極A1〜A4に接続され、アドレスドライバモジュールD2は例えば4本のアドレス電極A9〜A12に接続され、アドレスドライバモジュールD3は例えば4本のアドレス電極A13〜A16に接続される。
プラズマディスプレイパネル3の上端部では、アドレスドライバモジュールU1は例えば4本のアドレス電極A5〜A8に接続され、アドレスドライバモジュールU2は例えば4本のアドレス電極A17〜A20に接続される。
なお、上記と同様に、各アドレスドライバモジュールが4本のアドレス電極Ajに接続される場合を例に説明したが、実際には各アドレスドライバモジュールは384本のアドレス電極Ajに接続される。
以上のように、第2及び第3のアドレス電極方式において、アドレスドライバモジュールU1,D1等は、プラズマディスプレイパネル3の上部及び下部においてそれぞれ複数のアドレス電極Ajの複数の組みに対応して複数設けられる。
図7の第2のアドレス電極方式は、プラズマディスプレイパネル3内で不連続のアドレス電極Ajが各アドレスドライバモジュールU1,D1等に引き出される。具体的には、第2のアドレス電極方式は、プラズマディスプレイパネル3の上部及び下部においてそれぞれ1本おきにアドレス電極Ajを引き出す方式である。
図9及び図11の第3のアドレス電極方式は、プラズマディスプレイパネル3内で連続したアドレス電極Ajが各アドレスドライバモジュールU1,D1等に引き出される方式である。
図9の第3のアドレス電極方式は、アドレス電極Ajの順番に従い、プラズマディスプレイパネル3の上部と下部とで交互にアドレスドライバモジュールU1,D1等にアドレス電極Ajを引き出す方式である。
図11の第3のアドレス電極方式は、プラズマディスプレイパネル3の上部又は下部において連続するアドレス電極Ajを複数のアドレスドライバモジュールU1,D1等に引き出す方式である。
以下、図5のアドレス電極方式を第1のアドレス電極方式、図7のアドレス電極方式を第2のアドレス電極方式、図9のアドレス電極方式を第3のアドレス電極方式として説明するが、第3のアドレス電極方式は図11のアドレス方式として適用することも可能である。
図12は、第1のアドレス電極方式(図5)の制御回路7a,7b及びアドレスドライバモジュールADMの構成例を示す図である。2個の制御回路7a及び7bは、図1の制御回路7に対応する2個のLSIで構成され、制御回路基板1200上に設けられる。アドレスドライバモジュールADMは、下側のアドレスドライバモジュールD1〜D15を有する。
制御回路7aは、それぞれ6ビットのアドレスデータ出力ポートAD_A、AD_B、AD_C、AD_D、AD_E、AD_F、AD_G、AD_Hを有し、アドレスバスBUSを介して、アドレスドライバモジュールD1〜D8に接続される。8個のアドレスデータ出力ポートAD_A〜AD_Hは、それぞれ8個のアドレスドライバモジュールD1〜D8に接続される。
同様に、制御回路7bは、それぞれ6ビットのアドレスデータ出力ポートAD_A、AD_B、AD_C、AD_D、AD_E、AD_F、AD_G、AD_Hを有し、アドレスバスBUSを介して、アドレスドライバモジュールD9〜D15に接続される。8個のアドレスデータ出力ポートAD_A〜AD_Hは、それぞれ8個のアドレスドライバモジュールD9〜D15に接続される。
例えば、1個のアドレスドライバモジュールD1は、制御回路7aの出力ポートAD_Aから6ビットのアドレスデータを384/6=64回入力し、シフトレジスタを用いて386本のアドレス電極Ajのアドレスデータを保持し、384本のアドレス電極Ajに電圧を印加する。例えば、図4のアドレス期間Taにおいて、アドレスデータに応じて、アドレス電極Ajにアドレスパルスが印加される。発光する表示セルを選択するときにはアドレス電極Ajにアドレスパルスを印加し、選択しないときにはアドレス電極Ajにアドレスパルスを印加しない。アドレスドライバモジュールD2〜D15も、アドレスドラバモジュールD1と同様である。
図13は、第3のアドレス電極方式(図9)の制御回路7a,7b及びアドレスドライバモジュールADMu,ADMdの構成例を示す図である。以下、図13が図12と異なる点を説明する。上側のアドレスドライバモジュールADMuは、上側のアドレスドライバモジュールU1〜U7を有する。下側のアドレスドライバモジュールADMdは、下側のアドレスドライバモジュールD1〜D8を有する。
制御回路7aは、上側のアドレスバスBUSuを介して上側のアドレスドライバモジュールU1〜U4に接続され、下側のアドレスバスBUSdを介して下側のアドレスドライバモジュールD1〜D4に接続される。制御回路7bは、上側のアドレスバスBUSuを介して上側のアドレスドライバモジュールU5〜U7に接続され、下側のアドレスバスBUSdを介して下側のアドレスドライバモジュールD5〜D8に接続される。
第1のアドレス電極方式(図5)はすべてのアドレス電極Ajを下側のアドレスドライバモジュールD1〜D15に接続するのに対し、第3のアドレス電極方式(図9)はアドレス電極Ajを下側のアドレスドライバモジュールD1〜D8及び上側のアドレスドライバモジュールU1〜U7に交互に接続する。
したがって、制御回路7a及び7bは、アドレスデータ出力ポートAD_A〜AD_Hを下側のアドレスドライバモジュールD1〜D8及び上側のアドレスドライバモジュールU1〜U7に交互に接続すればよい。図12及び図13では、共にアドレスドライバモジュールの数は15個であり、同じである。また、図12及び図13では、制御回路7a及び7bは同じアドレスデータを出力する。
図13の制御回路7aでは、出力ポートAD_Aが下側のアドレスドライバモジュールD1に接続され、出力ポートAD_Bが上側のアドレスドライバモジュールU1に接続され、出力ポートAD_Cが下側のアドレスドライバモジュールD2に接続され、出力ポートAD_Dが上側のアドレスドライバモジュールU2に接続され、出力ポートAD_Eが下側のアドレスドライバモジュールD3に接続され、出力ポートAD_Fが上側のアドレスドライバモジュールU3に接続され、出力ポートAD_Gが下側のアドレスドライバモジュールD4に接続され、出力ポートAD_Hが上側のアドレスドライバモジュールU4に接続される。
制御回路7bでは、出力ポートAD_Aが下側のアドレスドライバモジュールD5に接続され、出力ポートAD_Bが上側のアドレスドライバモジュールU5に接続され、出力ポートAD_Cが下側のアドレスドライバモジュールD6に接続され、出力ポートAD_Dが上側のアドレスドライバモジュールU6に接続され、出力ポートAD_Eが下側のアドレスドライバモジュールD7に接続され、出力ポートAD_Fが上側のアドレスドライバモジュールU7に接続され、出力ポートAD_Gが下側のアドレスドライバモジュールD8に接続される。
図14は、第2のアドレス電極方式(図7)の制御回路7a,7b及びアドレスドライバモジュールADMu,ADMdの構成例を示す図である。以下、図14が図13と異なる点を説明する。図13では7個の上側アドレスドライバモジュールU1〜U7を有していたが、図14では、8個の上側アドレスドライバモジュールU1〜U8を有する。その理由は、後述する。
制御回路7aでは、出力ポートAD_Aが下側のアドレスドライバモジュールD1に接続され、出力ポートAD_Bが下側のアドレスドライバモジュールD2に接続され、出力ポートAD_Cが下側のアドレスドライバモジュールD3に接続され、出力ポートAD_Dが下側のアドレスドライバモジュールD4に接続され、出力ポートAD_Eが上側のアドレスドライバモジュールU1に接続され、出力ポートAD_Fが上側のアドレスドライバモジュールU2に接続され、出力ポートAD_Gが上側のアドレスドライバモジュールU3に接続され、出力ポートAD_Hが上側のアドレスドライバモジュールU4に接続される。
制御回路7bでは、出力ポートAD_Aが下側のアドレスドライバモジュールD5に接続され、出力ポートAD_Bが下側のアドレスドライバモジュールD6に接続され、出力ポートAD_Cが下側のアドレスドライバモジュールD7に接続され、出力ポートAD_Dが下側のアドレスドライバモジュールD8に接続され、出力ポートAD_Eが上側のアドレスドライバモジュールU5に接続され、出力ポートAD_Fが上側のアドレスドライバモジュールU6に接続され、出力ポートAD_Gが上側のアドレスドライバモジュールU7に接続され、出力ポートAD_Hが上側のアドレスドライバモジュールU8に接続される。
第2のアドレス電極方式(図7)と第3のアドレス電極方式(図9)とでは、アドレスドライバモジュールとアドレス電極Ajとの対応関係が異なる。そのため、図14の制御回路7a及び7bでは、1ライン上の表示データを並び替えてアドレスデータを生成し、出力ポートAD_A〜AD_Hから出力する。すなわち、図13と図14とでは、制御回路7a及び7bが出力するアドレスデータが異なる。その詳細は、後述する。
次に、図12及び図13では15個のアドレスドライバモジュールD1〜D8,U1〜U7を設け、図14では16個のアドレスドライバモジュールD1〜D8,U1〜U8を設ける理由を説明する。
まず、図12及び図13のアドレスドライバモジュールの数が15個である理由を説明する。上記のように、フルスペックHD規格のプラズマディスプレイ装置は、水平画素数が1920である。1画素は、赤、緑及び青の3色を有するので、プラズマディスプレイパネル3は全部で1920×3=5760本のアドレス電極Ajを有する。1個のアドレスドライバモジュールは384本のアドレス電極Ajに電圧を供給するので、5760本のアドレス電極Ajを駆動する場合、5760/384=15個のアドレスドライバモジュールが必要である。15個のアドレスドライバモジュールを用いれば、丁度、5760本のアドレス電極Ajを駆動することができる。
次に、図14のアドレスドライバモジュールの数が16個である理由を説明する。第2のアドレス電極方式(図7)は、アドレス電極Ajの順番に従い、アドレス電極Ajが上側アドレスドライバモジュールADMu及び下側アドレスドライバモジュールADMdに交互に接続される。そのため、2個のアドレスドライバモジュールU1及びD1に対応するアドレス電極数(384×2=768本)が1単位になる。上記のようにプラズマディスプレイパネル3は全部で5760本のアドレス電極Ajを有するが、5760/768=7.5であり、割り切れない。そのため、アドレスドライバモジュールの数は15個では足りず、16個必要になる。これはコスト増加につながる。
第3のアドレス電極方式は、第2のアドレス電極方式に比べ、アドレスドライバモジュールの数を少なくすることができ、コストを低減することができる。
プラズマディスプレイ装置の高精細化に伴い、第2のアドレス電極方式(図7)及び第3のアドレス電極方式(図9)の両方を製造することが考えられる。図14の第2のアドレス電極方式の制御回路基板1200の配線と図13の第3のアドレス電極方式の制御回路基板1200の配線とは異なるものであるため、それぞれの制御回路基板1200を別々にパターン設計しなければならない。その結果、開発費、購入費及び管理費等のコストが増加する。
本実施形態では、第2のアドレス電極方式(図7)及び第3のアドレス電極方式(図9)の両方に共用可能な制御回路基板1200及び制御回路7a,7bを提供する。以下、共用可能な制御回路基板1200及び制御回路7a,7bを説明する。
図15は、図13に対応し、第3のアドレス電極方式(図9)の制御回路7a,7b及びアドレスドライバモジュールADMu,ADMdの構成例を示す図である。図16は、図14に対応し、第2のアドレス電極方式(図7)の制御回路7a,7b及びアドレスドライバモジュールADMu,ADMdの構成例を示す図である。以下、図15及び図16が図13及び図14と異なる点を説明する。
図15及び図16では、制御回路基板1200(配線を含む)及び制御回路7a及び7bが同じである。制御回路7a及び7bは、12個の6ビットアドレスデータ出力ポートAD_A〜AD_Lを有する。制御回路7a及び7bにおいて、出力ポートAD_A〜AD_Dは下側のアドレスドライバモジュールADMdに向けて配線が接続され、出力ポートAD_G〜AD_Jは上側のアドレスドライバモジュールADMuに向けて配線が接続される。
制御回路7aにおいて、出力ポートAD_A〜AD_Dはそれぞれ下側アドレスドライバモジュールD1〜D4に接続され、出力ポートAD_G〜AD_Jはそれぞれ上側アドレスドライバモジュールU1〜U4に接続される。また、制御回路7bにおいて、出力ポートAD_A〜AD_Dはそれぞれ下側アドレスドライバモジュールD5〜D8に接続され、出力ポートAD_G〜AD_Iはそれぞれ上側アドレスドライバモジュールU5〜U7に接続される。
次に、第2のアドレス電極方式(図16)と第3のアドレス電極方式(図15)との違いを説明する。図16の第2のアドレス電極方式では、制御回路7bの出力ポートAD_Jに上側アドレスドライバモジュールU8が接続される。これに対して、図15の第3のアドレス電極方式では、制御回路7bの出力ポートAD_Jにはアドレスドライバモジュールが接続されない。これは、図16の第2のアドレス電極方式では16個のアドレスドライバモジュールD1〜D8,U1〜U8を必要とし、図15の第3のアドレス電極方式では15個のアドレスドライバモジュールD1〜D8,U1〜U7を必要とするためである。
図17は、図15及び図16の制御回路7a,7bの構成例を示す図である。サブフレームデータ時間軸変換処理部1701は、図3の各サブフレームSFの点灯パターンを示すサブフレームデータを入力し、時間軸変換処理を行う。サブフレームデータは、画像処理回路により生成される。フレームメモリ書込み回路1702は、サブフレームデータ時間軸変換処理部1701が出力するサブフレームデータをフレームメモリ1703に書込む。書込み方法は、第2のアドレス電極方式(図7)と第3のアドレス電極方式(図9)とで異なる。その詳細は、後に図18及び図19を参照しながら説明する。フレームメモリ読み出し回路1704は、フレームメモリ1703からサブフレームデータを読み出す。アドレスデータ出力制御回路1705は、フレームメモリ読み出し回路1704が読み出したサブフレームデータ1706を入力し、12個の6ビットアドレスデータ出力ポートAD_A〜AD_Lにアドレスデータを出力する。また、アドレスデータ出力制御回路1705は、信号ADCK及びADLATを出力する。アドレスデータ出力制御回路1705の詳細は、後に図20を参照しながら説明する。
図20は、図17のアドレスデータ出力制御回路1705の構成例を示す図である。制御回路2001は、サブフレームデータ1706及びアドレス電極方式情報2011を入力する。サブフレームデータ1706は、図17のフレームメモリ読み出し回路1704により読み出されたサブフレームデータである。アドレス電極方式情報2011は、第2のアドレス電極方式(図7)又は第3のアドレス電極方式(図9)を示す情報である。
制御回路2001の端子DOは、シフトレジスタ2002a及び2002bの端子DIにデータを出力する。制御回路2002の端子SFT_EN_A及びSFT_EN_Bは、それぞれイネーブル信号をシフトレジスタ2002a及び2002bの端子SFT_ENに出力する。制御回路2001の端子SELは、セレクト信号をラインセレクタ2003に出力する。
シフトレジスタ2002aは、端子SFT_ENに入力されるイネーブル信号に応じて、端子DIに入力されるデータをシフト及びラッチし、6個の6ビットアドレスデータ出力端子ADA〜ADFからアドレスデータを出力する。
シフトレジスタ2002bは、端子SFT_ENに入力されるイネーブル信号に応じて、端子DIに入力されるデータをシフト及びラッチし、6個の6ビットアドレスデータ出力端子ADG〜ADLからアドレスデータを出力する。
ラインセレクタ2003は、制御回路2001の端子SELが出力するセレクト信号に応じて、12個の出力端子ADA〜ADL及び12個の出力ポートAD_A〜AD_Lの接続を切り替える。その詳細は、後に図21を参照しながら説明する。
第1のアドレス電極方式(図5)では、図12に示したように、8個の出力ポートAD_A〜AD_Hは、それぞれアドレスドライバモジュールD1〜D8に接続される。
第2のアドレス電極方式(図7)では、図16に示したように、4個の出力ポートAD_A〜AD_Dはそれぞれ下側アドレスドライバモジュールD1〜D4に接続され、4個の出力ポートAD_G〜AD_Jはそれぞれ上側アドレスドライバモジュールU1〜U4に接続される。
第3のアドレス電極方式(図9)では、図15に示したように、第2のアドレス電極方式(図7)と同じく、4個の出力ポートAD_A〜AD_Dはそれぞれ下側アドレスドライバモジュールD1〜D4に接続され、4個の出力ポートAD_G〜AD_Jはそれぞれ上側アドレスドライバモジュールU1〜U4に接続される。
図21は、図20のラインセレクタ2003の構成例を示す図である。第2のアドレス電極方式の場合には、図14の接続から図16の接続になるように、ラインセレクタ2003は、出力端子ADA〜ADJ及び出力ポートAD_A〜AD_Jをストレートに接続する。これに対し、第3のアドレス電極方式の場合には、図13の接続から図15の接続になるように、ラインセレクタ2003は、出力端子ADA〜ADJ及び出力ポートAD_A〜AD_Jを接続する。
セレクタ2003aは、端子SELのセレクト信号が第2又は第3のアドレス電極方式のいずれを示すときにも出力端子ADAのアドレスデータを出力ポートAD_Aに出力する。
セレクタ2003bは、端子SELのセレクト信号が第2のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADBのアドレスデータを選択し、端子SELのセレクト信号が第3のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADCのアドレスデータを選択し、出力ポートAD_Bに出力する。
セレクタ2003cは、端子SELのセレクト信号が第2のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADCのアドレスデータを選択し、端子SELのセレクト信号が第3のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADEのアドレスデータを選択し、出力ポートAD_Cに出力する。
セレクタ2003dは、端子SELのセレクト信号が第2のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADDのアドレスデータを選択し、端子SELのセレクト信号が第3のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADGのアドレスデータを選択し、出力ポートAD_Dに出力する。
セレクタ2003gは、端子SELのセレクト信号が第2のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADGのアドレスデータを選択し、端子SELのセレクト信号が第3のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADBのアドレスデータを選択し、出力ポートAD_Gに出力する。
セレクタ2003hは、端子SELのセレクト信号が第2のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADHのアドレスデータを選択し、端子SELのセレクト信号が第3のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADDのアドレスデータを選択し、出力ポートAD_Hに出力する。
セレクタ2003iは、端子SELのセレクト信号が第2のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADIのアドレスデータを選択し、端子SELのセレクト信号が第3のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADFのアドレスデータを選択し、出力ポートAD_Iに出力する。
セレクタ2003jは、端子SELのセレクト信号が第2のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADJのアドレスデータを選択し、端子SELのセレクト信号が第3のアドレス電極方式を示すときには出力端子ADHのアドレスデータを選択し、出力ポートAD_Jに出力する。
図18は、第3のアドレス電極方式(図9)においてフレームメモリ書込み回路1702がフレームメモリ1703に書込むサブフレームデータを示す図である。フレームメモリ書込み回路1702は、ライン単位で、アドレス電極Ajの順番に従い、フレームメモリ1703にデータを書込む。フレームメモリ読み出し回路1704は、図9のアドレス電極の順番及びアドレスドライバモジュールの順番に応じて、フレームメモリ1703からデータを読み出す。
図19は、第2のアドレス電極方式(図7)においてフレームメモリ書込み回路1702がフレームメモリ1703に書込むサブフレームデータを示す図である。フレームメモリ書込み回路1702は、ライン単位で、まず偶数番目のアドレス電極A2,A4,・・・のデータが並び、その後に奇数番目のアドレス電極A1,A3,・・・のデータが並ぶように、フレームメモリ1703にデータを書込む。フレームメモリ読み出し回路1704は、図7のアドレス電極の順番及びアドレスドライバモジュールの順番に応じて、フレームメモリ1703からデータを読み出す。
以上のように、第2及び第3のアドレス電極方式に応じて、1ライン上の表示データ(サブフレームデータ)を並び替えてアドレスデータを生成し、アドレスデータの出力ポートを切り替えることにより、第2及び第3のアドレス電極方式で制御回路基板1200(配線を含む)及び制御回路7a,7bを共通して使用することができる。
ラインセレクタ2003は、プラズマディスプレイパネル3からアドレスドライバモジュールにアドレス電極Ajを引き出す方式に応じて前記切り替えを行う。制御回路基板1200及び制御回路7a,7bは、プラズマディスプレイパネル3からアドレス電極Ajを引き出す複数の方式に共通に使用することができる。複数の方式毎に別々の制御回路基板及び制御回路を製造する必要がないので、制御回路の開発費、購入費及び管理費等のコストダウンを実現することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 前面ガラス基板
2 背面ガラス基板
3 プラズマディスプレイパネル
4 X電極駆動回路
5 Y電極駆動回路
6u 上側アドレス電極駆動回路
6d 下側アドレス電極駆動回路
7 制御回路
13、16 誘電体層
14 保護層
17 隔壁
18〜20 蛍光体
1706 サブフレームデータ
2001 制御回路
2002a,2002b シフトレジスタ
2003 ラインセレクタ
2011 アドレス電極方式情報
2 背面ガラス基板
3 プラズマディスプレイパネル
4 X電極駆動回路
5 Y電極駆動回路
6u 上側アドレス電極駆動回路
6d 下側アドレス電極駆動回路
7 制御回路
13、16 誘電体層
14 保護層
17 隔壁
18〜20 蛍光体
1706 サブフレームデータ
2001 制御回路
2002a,2002b シフトレジスタ
2003 ラインセレクタ
2011 アドレス電極方式情報
Claims (10)
- 発光する表示セルを選択するための複数のアドレス電極を有するプラズマディスプレイパネルと、
前記複数のアドレス電極に電圧を印加するための複数のアドレスデータを生成して出力するデータ生成回路と、
前記複数のアドレスデータを出力するための複数の出力ポートと、
前記データ生成回路により生成された複数のアドレスデータの出力及び前記複数の出力ポートの接続を切り替えるセレクタと
を有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 前記セレクタは、セレクト信号に応じて前記切り替えを行うことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
- 前記セレクタは、前記プラズマディスプレイパネルからアドレス電極駆動回路にアドレス電極を引き出す方式に応じて前記切り替えを行うことを特徴とする請求項1又は2記載のプラズマディスプレイ装置。
- 前記アドレス電極駆動回路は、前記プラズマディスプレイパネルの上部及び下部においてそれぞれ複数のアドレス電極の複数の組みに対応して複数設けられ、
前記セレクタは、前記プラズマディスプレイパネル内で不連続のアドレス電極が各アドレス電極駆動回路に引き出される第1の方式と、前記プラズマディスプレイパネル内で連続したアドレス電極が各アドレス電極駆動回路に引き出される第2の方式とに応じて前記切り替えを行うことを特徴とする請求項3記載のプラズマディスプレイ装置。 - 前記第1の方式は、前記プラズマディスプレイパネルの上部及び下部においてそれぞれ1本おきにアドレス電極を引き出す方式であることを特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイ装置。
- 前記第2の方式は、前記アドレス電極の順番に従い、前記プラズマディスプレイパネルの上部と下部とで交互に前記アドレス電極駆動回路にアドレス電極を引き出す方式であることを特徴とする請求項4又は5記載のプラズマディスプレイ装置。
- 前記第2の方式は、前記プラズマディスプレイパネルの上部又は下部において連続するアドレス電極を複数のアドレス電極駆動回路に引き出す方式であることを特徴とする請求項4又は5記載のプラズマディスプレイ装置。
- 前記データ生成回路は、前記第1の方式及び前記第2の方式に応じて、1ライン上の表示データを並び替えてアドレスデータを生成することを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
- 前記セレクタは、前記プラズマディスプレイパネルの上部及び下部においてそれぞれ1本おきにアドレス電極を前記アドレス電極駆動回路に引き出す第1の方式と、前記プラズマディスプレイパネルの上部及び下部においてそれぞれ連続した複数のアドレス電極毎に前記アドレス電極駆動回路に引き出す第2の方式とに応じて前記切り替えを行うことを特徴とする請求項3記載のプラズマディスプレイ装置。
- 発光する表示セルを選択するための複数のアドレス電極を有するプラズマディスプレイパネルと、
前記複数のアドレス電極に電圧を印加するための複数のアドレスデータを生成して出力するデータ生成回路と、
前記複数のアドレスデータを出力するための複数の出力ポートとを有し、
前記データ生成回路は、前記プラズマディスプレイパネルからアドレス電極駆動回路にアドレス電極を引き出す方式に応じて、1ライン上の表示データを並び替えてアドレスデータを生成することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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