JP2008074051A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は複数のノズルよりインク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェットプリンタ等の画像記録装置に関し、特に連続印刷時の印字ヘッドのメンテナンスを適切なタイミングで行い、スループットを改善し、生産性の向上を図る画像記録装置を提供するものである。
【解決手段】本発明は、アンワインダー部2に連続紙5の欠乏を検知する連続紙残量検出センサ12を設け、またインクボトル13にインクの欠乏を検知するインク残量検出センサを設け、更に印字不良を検出する印刷不良検出センサを設け、上記センサにより連続紙5の欠乏、またはインクの欠乏、更に印字不良を検出した際、連続紙5の補給やインクの補給の間、または印字不良箇所を排除する為の連続紙5の巻き戻しの間に印字ヘッドのメンテナンス動作を行い、スループットを改善し、生産性の向上を図る構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のノズルよりインク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェットプリンタ等の画像記録装置に関する。
画像記録装置として、例えばインクジェットプリンタは、インクジェット方式による印字ヘッドの複数のノズルよりインク滴を吐出して、記録媒体を記録媒体搬送手段により保持搬送し、記録媒体に画像を記録し、高速、高画質の記録を行うものである。また、例えばカットシート状の用紙に画像を記録するオフィス用途としても幅広く使用されている。また、インクジェットプリンタは多数の印字ヘッドを記録媒体の搬送方向と直交する方向に整列配置したラインヘッドを構成することで、スループットの向上が可能となり、ロール紙などの連続紙に画橡を記録する産業用途としても使用されている。
産業用途としては、例えば多数の顧客に対する大量のクレジットカードや携帯電話の請求書のように、顧客毎に異なるカード番号、電話番号、請求明細内容などの印刷データを連続紙に印刷するプリンタが実用化されている。
このような連続紙に対して大量の印刷データを連続印刷するインクジッットプリンタとして、例えば特許文献1及び特許文献2の発明が提案されている。特許文献1は、多様な情報を特定の者毎に分別して連続的に処理し、表裏両面、多色、マルチレイアウトプリント処理を高速で行うインクジェットプリントシステムに関する発明である。また、特許文献2は、多様な情報を特定の者毎に分別して連続的に処理でき、更に印刷汚れ、印刷抜け、表裏印刷ズレを検証するインクジェットプリンタに関する発明である。
特開平11−320923号公報 特開2001−58446号公報
上記のような連続紙に対して大量の印刷データを連続的に印刷するインクジェットプリンタに対しては、生産性向上が求められている。このため、例えば印刷データを高速印字する対応や、如何にして印刷動作を停止させずに連続印刷を継続するか等の対応が求められる。
インクジェットプリント方式の場合、インクジェットヘッドから適切にインクドロップが吐出されるように、定期的若しくは、印刷不良が検出されたときに印字ヘッドのメンテナンスが必要となる。
しかし、印字ヘッドのメンテナンスを実行する場合、印刷動作を停止しなければならない。特に、印字ヘッドの数が多い場合や、印字ヘッドの長さが長い場合、印字ヘッドのメンテナンスに長時間を要する。したがって、生産性向上のため、印字ヘッドのメンテナンスを如何なるタイミングで実行するかが課題となる。
そこで、本発明は連続印刷時の印字ヘッドのメンテナンスを適切なタイミングで行い、スループットを改善し、生産性の向上を図る画像記録装置を提供するものである。
上記課題は本発明によれば、ロール状に巻回された記録媒体を連続的に搬送する搬送機構と、前記記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、該印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、前記記録媒体の残量を検出する記録媒体残量検出部材と、該記録媒体残量検出部材によって前記記録媒体の残量が印刷の中断が必要になるまで減ったことを検出した後、前記メンテナンスユニットによって前記印字ヘッドのメンテナンス動作を行わせる制御手段とを備える画像記録装置を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、記録媒体の補給を要因とする印刷中断の際、印字ヘッドのメンテナンスのための時間を重複させることができ、生産性を向上することができる。また、一定の印刷処理後に必ず印字ヘッドのメンテナンス動作が行われることになり、印字不良を予防し、安定した連続印刷を行うことができる。
また、上記課題は本発明によれば、ロール状に巻回された記録媒体を連続的に搬送する搬送機構と、前記記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、印字に使用するインク容器内のインク残量を検出するインク残量検出部材と、該インク残量検出部材によって前記インク容器内のインク残量が印刷の中断が必要になるまで減ったことを検出した後、前記メンテナンスユニットによって前記印字ヘッドのメンテナンス動作を行わせる制御手段とを備える画像記録装置を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、インク切れを要因とする印刷中断の際、メンテナンス動作を行わせることで、インク切れ対策のための時間とメンテナンスのための時間を重複させることができ、生産性を向上することができる。また、上記と同様、一定の印刷処理後に必ず印字ヘッドのメンテナンス動作が行われることになり、印字不良を予防し、安定した連続印刷を行うことができる。
また、上記課題は本発明によれば、ロール状に巻回された記録媒体を順方向及び逆方向に搬送する搬送機構と、該搬送機構によって順方向に搬送される記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、該印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、前記逆方向に記録媒体が搬送されている間、前記メンテナンスユニットによってメンテナンス動作を行わせる制御手段とを備える画像記録装置を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、例えば印字不良等によって記録媒体を逆方向に搬送し、記録媒体を巻き戻している間に印字ヘッドのメンテナンスを実行することができ、記録媒体の巻き戻しとメンテナンス動作を同時に行うことができ、生産性を向上することができる。
また、例えば印字不良が検出された場合、用紙搬送を即座に停止させなければならないが、通常徐々に減速しながら停止する。この減速している間に印刷処理が行われることはなく、この減速動作中にメンテナンス動作を開始することによって、メンテナンス動作の起動が早くなり、メンテナンス時間の短縮を図ることができる。
本発明によれば連続印刷時の印字ヘッドのメンテナンスを適切なタイミングで行い、スループットを改善し、生産性の向上を図る画像記録装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態を図1乃至図12を使用して説明する。図1は、本実施形態の画像記録装置1を説明する概略的な正面図である。同図に示すように、画像記録装置1は、アンワインダー部2、プリンタ部3、リワインダー部4、及び制御部11によって構成されている。また、図2は、連続紙5の搬送系を示す概略的な正面図である。尚、本明細書中において、連続紙搬送方向に沿った軸心をY軸とし、画像記録時の連続紙の画像が形成される面において、Y軸と直交する軸心をX軸とし、X軸並びにY軸と直交する軸心をZ軸とする。
上記基本構成において、先ずアンワインダー部2について具体的な構成を説明する。アンワインダー部2は、アンワインダー部スタンド6と、連続紙紙管固定シャフト7と、連続紙残量検出センサ12を有している。アンワインダー部2は、連続紙5を回転可能に保持し、プリンタ部3に連続紙5を巻き出す巻出し部である。本実施の形態において、アンワインダー部2は、連続紙5としてロール紙を保持している。また、アンワインダー部2に搭載可能なロール紙のサイズは、例えば紙幅521mm(20.5inch)、巻径1.4m、質量約640kgのロール紙である。
アンワインダー部スタンド6は、連続紙紙管固定シャフト7を回転可能に支持し、連続紙5は連続紙紙管固定シャフト7により保持される。具体的には、連続紙紙管固定シャフト7のエアー注入口よりエアーを注入することにより、内部のチューブが膨らみ、連続紙紙管固定シャフト7の外周面に設けられ、連続紙5の幅方向に千鳥状に配設した長孔より紙管の内径をチャックする複数の爪部が半径方向に突出し、連続紙5の紙管の内径に爪部が食い込み、連続紙5が保持される。
連続紙紙管固定シャフト7には、不図示のプーリとベルトを介して、駆動モータの駆動力が伝達され、図1および図2の紙面に向かって時計周りに連続紙5を巻き出す。また、プーリと駆動モータ間には、例えばパウダークラッチを配置し、連続紙5の搬送方向と逆方向にバックテンションを与える。
連続紙残量検出センサ12は、連続紙紙管固定シャフト7の軸受の下側で、アンワインダー部スタンド6に固定保持されている。この連続紙残量検出センサ12は、例えばラインセンサで構成され、画像記録装置1の正面側と背面側で、発光側と受光側に分かれる透過型検出センサである。
連続紙残量検出センサ12は、ロール状の連続紙5が巻き出され、連続紙5の軸心である紙管から連続紙5の最後の部分が剥がれる前の半径を検出可能である。具体的には、この半径の検出は、連続紙残量検出センサ12と制御部11によって実行される。制御部11には予め閾値が記憶され、連続紙残量検出センサ12から出力された残量検出信号は制御部11に供給される。
制御部11では、連続紙残量検出センサ12から供給される残量検出信号の検出値と、前述の閾値を比較し、例えば検出値が上記閾値より小さくなると、後述する連続紙の補給指示を行う。尚、制御部11には、後述するインク残量検出センサや、印刷不良検出センサからも対応する検出信号が入力する。
次に、プリンタ部3について説明する。プリンタ部3はアンワインダー部2から搬送された連続紙5を導入し、連続紙5をドラム20で巻回保持し、画像記録部50の直下へ搬送し、印刷処理後、リワインダー部4へ送出する構成である。このプリンタ部3は、図1および図2に示すように、複数のローラとドラム20からなる連続紙5の搬送部、インクボトル13、本体フレーム21、画像記録部50、メンテナンス部60で構成されている。
先ず、連続紙5の搬送部に関して説明する。アンワインダー部2から巻き出された連続紙5は、フリーローラ22、ダンサーローラ23、フリーローラ24、25を経由して、ドラム20の外周面を搬送される。
ダンサーローラ23は、本体フレーム21に回動中心を有するアームの先端に回動可能に保持され、アンワインダー部2に保持された連続紙5の偏芯などによって引き起こされるバックテンションの変動により、連続紙5が弛んだ場合、この弛みを取り除く機能を有する。
また、フリーローラ25の正面側と背面側の両端には差動式のテンション検出センサ27が設けられ、ドラム20への連続紙5の巻き始めテンションを検出し、その出力値に基づいて、アンワインダー部2の連続紙紙管固定シャフト7に連結したクラッチを作動させ、連続紙5のバックテンションを制御する。
次に、ドラム20の構成を説明する。ドラム20は、図3に示すように、中空の円筒部20a、両端のフランジ部20b、20c、回転軸20d、後述するヘッド保持部材を指示する支持部材の一端をドラム20の回転軸20dと係合する係合部55a、55b、及び後述するメンテナンスユニットを保持するメンテナンスユニット保持部材の一端をドラム20の回転軸20dと係合する係合部64a、64b、ドラム20を本体フレーム21に回転可能に支持するベアリング20e、20fで構成されている。
本実施形態のドラム20は、連続紙5が330度の巻き付け角で巻回可能であり、330度の巻き付け角でA3サイズの縦(420mm)の約3枚分に相当するような周長に設定され、直径は440mmである。連続紙5は、ドラム20の巻き始めのバックテンションと巻き終わりのテンションによって、ドラム20の外周面に垂直抗力を与え、ドラム20と連続紙5との間の摩擦係数によって、連続紙5はドラム20に保持され、ドラム20に連結した駆動モータの駆動力によって搬送される。
ドラム20の巻き終わり以降では、連続紙5はフリーローラ26、29、一対のニップローラ30、31、ダンサーローラ32、フリーローラ33、34、36を経由して、リワインダー部4に送出される。
フリーローラ26の正面側と背面側の両端には差動式のテンション検出センサ28が設けられ、ドラム20の巻き終わりのテンションを検出し、その出力値によって、ニップローラ30に連結したクラッチおよびブレーキを作動させ、連続紙5の巻取りテンションを制御している。
ダンサーローラ32は、本体フレーム21に回動中心を有するアームの先端に回動可能に保持され、リワインダー部4に保持された連続紙5の偏芯などによって引き起こされるテンションの変動により、連続紙5が弛んだ場合、この弛みを取り除く機能を有する。
また、フリーローラ34の正面側と背面側の両側には差動式のテンション検出センサ35が設けられ、一対のニップローラ30、31とリワインダー部4の間のテンションを検出し、その出力値によって、リワインダー部4の連続紙紙管固定シャフト10に連結したクラッチを作動させ、巻き取られた連続紙8のテンションを制御する。
次に、リワインダー部4について説明する。このリワインダー部4はリワインダー部スタンド9、連続紙紙管固定シャフト10で構成されている。リワインダー部4は、巻き取られた連続紙8を回転可能に保持し、プリンタ部3から連続紙5を巻き取る。
リワインダー部スタンド9は、連続紙紙管固定シャフト10を回転可能に支持し、連続紙紙管固定シャフト10により巻き取られた連続紙8を保持する。連続紙紙管固定シャフト10も、前述の連続紙紙管固定シャフト7と同様にエアー注入口よりエアーを注入することにより、内部のチューブが膨らみ、連続紙紙管固定シャフト10の外周面に設けられ、巻き取られた連続紙8の幅方向に千鳥状に配設した長孔より紙管の内径をチャックする複数の爪部が半径方向に突出し、巻き取られた連続紙8の紙管の内径に爪部が食い込み、巻き取られた連続紙8を保持する。
連続紙紙管固定シャフト10には、不図示のプーリとベルトを介して、駆動モータの駆動力が伝達され、図1および図2の紙面に向かって時計周りに連続紙8を巻き取る。また、プーリと駆動モータ間には、例えばパウダークラッチを配置し、このパウダークラッチによって連続紙8の搬送方向のテンションを調整する。
次に、画像記録部50について説明する。図4乃至図7に示すように、画像記録部50は、連続紙5に対してインクを吐出するためのインク吐出装置である。この画像記録部50は、複数の印字ヘッド52と、ヘッド保持部材51、支持部材56a、56bを具備している。
印字ヘッド52は、画像を記録するための画像記録ヘッドである。本実施の形態の印字ヘッド52は、解態度300dpiのヘッドを2個貼り合わせ、各々のヘッドをノズル列方向にずらして解像度600dpiのヘッドに構成している。この印字ヘッド52は、色毎にヘッド保持プレート53a、53b、53c、53dに固定され、画像記録ヘッドの集合体を形成する。この画像記録ヘッドの集合体のX軸方向の寸法は、使用される連続紙5の最大の幅と同一、又はそれ以上の寸法に渡って設けられている。
また、ヘッド保持プレート53a、53b、53c、53dのX軸方向の寸法は、ドラム20の円筒部20aのX軸方向の寸法以上に設けられている。例えば、画像記録装置1がA3サイズの用紙に対する記録に対応している場合、ヘッド保持プレート53a、53b、53c、53dの幅は、A3サイズの用紙の幅以上に設定される。尚、本実施の形態の画像記録部50は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の合計4色の印字ヘッド52を有している。
また、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の印字ヘッド52は、それぞれヘッド保持プレート53a、53b、53c、53dに固定され、各ヘッド保持プレート53a、53b、53c、53d上に、印字ヘッド52が千鳥状に配設されている。ここで、印字ヘッド52の先端に設けられたノズル面とドラム20の外周面に保持された連続紙5の印字面までの相対位置関係を、例えばブラック(K)用の印字ヘッド52を例として図5に示す。
同図で示すように、千鳥状に配列された印字ヘッド52aと印字ヘッド52bは、ヘッド保持プレート53aに固定されており、印字ヘッド52aの中心線52a´、と印字ヘッド52bの中心線52b´の間隔を等分する中心線53a´が、ドラム20の回転中心を通り、ドラム20の半径方向と平行になるように構成されている。他のシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)用の印字ヘッド52に関しても同様に構成されている。
この構成で、印字ヘッド52aの中ではノズル面52a1側とノズル面52a2側で、印字ヘッド52bの中ではノズル面52b1側とノズル面52b2側で、ドラム20の外周面に保持された連続紙5の印字面までのギャップ量が異なることになる。この異なるギャップ量に対して、印字ヘッド52のインクの吐出タイミングで補正し、色ずれを調整している。尚、各印字ヘッド52のインク吐出方向とドラム20の半径方向を平行にして構成しても良い。
次に、ヘッド保持部材51の構成を説明する。ヘッド保持部材51は、前述したヘッド保持プレート53a、53b、53c、53d、ヘッド保持側板54a、54bから構成され、ひとつのユニットを形成している。このヘッド保持部材51によって、ヘッド保持プレート53a、53b、53c、53dの相対位置関係が位置決めされ、各色の印字ヘッド52の相対位置が位置決めされる。
次に、インクボトル13について説明する。インクボトル13はブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4種類のインクを各々貯蓄し、各印字ヘッド52へインクを供給する。インクボトル13は、インクホルダ14に着脱可能に保持され、インクの補給が行える構成である。また、インクホルダ14には、不図示のインク残量検出センサが設けられている。このインク残量検出センサは、印刷が可能であり、かつ印字品質を低下させないレベルのインク残量の検出を行う。
このインク残量検出センサの出力も前述の制御部11に供給される。制御部11は前述と同様、予め閾値を記憶しており、インク残量検出センサから供給される検出値と閾値を比較し、例えば検出値が上記閾値より小さくなると、後述するインク補給指示(ボトル交換指示)を行う。
次に、メンテナンス部60のメンテナンスユニット61について説明する。図4乃至図7に示すように、メンテナンスユニット61は、印字ヘッド52のノズル面に対して、目詰まり防止の目的として、例えばワイプ、ノズル吸引などのメンテナンス動作を行う機能を有する。このメンテナンスユニット61は、複数の印字ヘッド52に対応した複数の吸引ノズル62と、メンテナンス動作時にパージされたインクを回収するためのインクパン63とを具備している。
メンテナンスユニット61は、メンテナンスユニット保持部材65a、65bの一端に固定支持されている。メンテナンスユニット保持部材65a、65bの他端は、係合部64a、64bを介して、ドラム20の回転軸20dと係合している。この構成により、メンテナンスユニット61は、ドラム20の回転軸20dを中心に回動可能に保持されている。
メンテナンス動作は、先ず各印字ヘッド52よりインクのパージ動作を行う。このパージの際に流出したインクは、各色の印字ヘッド列に対応したインクパン63で回収し、廃液として廃液タンクに収集される。その後、各印字ヘッド52のノズル面に当接状態にある吸引ノズル62がX軸方向に走査され、吸引ノズル62によって印字ヘッド52のノズル面に付着したインクをかき採りながら、ノズル表面のインクを吸引する。吸引ノズル62によって吸引されたインクも廃油として廃油タンクに収集される。
印刷不良検出センサ16は、メンテナンスユニット61が保持されるメンテナンスユニット保持部材65a、65bの一部に設けられ、印刷不良検出センサ保持部17を介して保持されている。本実施形態の印刷不良検出センサ16は、例えばラインセンサであり、その検出面はドラム20に対面するように保持されている。
また、ドラム20と印刷不良検出センサ16の空間に配置され、本体フレーム21a、21bに回動可能に保持されたクリーニングローラ15を備えている。このクリーニングローラ15は、メンテナンスユニット61が後述するメンテナンス動作を行う際回動移動するが、この移動に伴いメンテナンスユニット保持部材65a、65bで保持された印刷不良検出センサ16も同時に回動移動し、この際印刷不良検出センサ16の検出面をクリーニングローラ15が清掃する構成である。この構成により、紙紛やインクミストなどによる印刷不良検出センサ16の検出面の汚れを除去し、検出性能を維持する。
次に、支持部材56a、56bについて説明する。図6、図7に示すように、支持部材56aは、逆台形状であり、図6で支持部材56aの下側の端部は、ドラム20に設けられた係合部55aと連結し、ドラム20の回転軸20dに係合される構成である。尚、装置の背面側に配設される支持部材56bについても同じ構成である。
また、図6で支持部材56aの上側の端部は、ヘッド保持部材51のヘッド保持側板54aの端面と当接している。また、装置の背面側に配置される支持部材56bも同一構成である。この支持部材56a、56bの構成により、ドラム20の外周面に保持された連続紙5の印字面から印字ヘッド52のノズル面までに関わる構成部品は、ドラム20、係合部55a、支持部材56a、ヘッド保持側板54a、保持プレート53a、53b、53c、53d、印字ヘッド52のみである。尚、装置の背面側の構成(ドラム20、係合部55b、支持部材56b、ヘッド保持側板54b、保持プレート53a、53b、53c、53d、印字ヘッド52)についても同様である。
また、図7に示すように、本体フレーム21aとヘッド保持部材51の連結は、本体フレーム21aと支持部材56aに係合する片側1箇所の係合ピン57のみで構成されている。この構成により、例え本体フレームの2枚の側板がねじれた場合でも、ヘッド保持部材51とドラム20との相対位置は変化しない。
次に、ヘッド保持部材51とメンテナンスユニット61の移動に基づき、画像記録装置1を印刷状態、およびメンテナンス状態に設定する機構構成を説明する。
ヘッド保持部材51は、前述した支持部材56a、56bによりZ軸方向に位置決めされると共に、支持部材56a、56bに固定されたガイド軸58a、58bによって、ドラム20に対して連続紙5の幅方向であるX軸方向および連続紙5の搬送方向であるY軸方向に位置決めされている。
ガイド軸58a、58bの中心軸は、ドラム20の中心を通り、ドラム20の半径方向に平行な軸であり、ヘッド保持部材51のヘッド保持プレート53a、53bと53c、53dを等分する軸となるように構成されている。ヘッド保持部材51のヘッド保持側板54a、54bには、ガイド軸58a、58bと嵌合する嵌合部67a、67bが設けられ、当該嵌合部67a、67bがガイド軸58a、58bに沿って移動することで、ヘッド保持部材51をドラム20の半径方向に離間可能に保持している。
次に、ヘッド保持部材51とメンテナンスユニット61に駆動力を伝達する駆動伝達手段について説明する。カム70a、70bと、ギア72a、72bは、ヘッド保持部材51とメンテナンスユニット61に駆動力を伝達する駆動伝達手段である。カム70aとギア72a、カム70bとギア72bは、それぞれ一体的に構成され、ドラム20の両側で、かつ、支持部材56aとメンテナンスユニット保持部65aの間に、また支持部材56bとメンテナンスユニット保持部65bの間に配置されている。
カム70a、70bの外周面は円形であり、外周面の円形の中心からずれた位置に回転中心を有している。このカム70a、70bの回転中心は、ドラム20の回転軸20dに回動可能に保持されている。また、カム70a、70bの回転中心を中心として、円弧を描く円弧状の溝71a、71bがカム70a、70bに形成されている。
カム70a、70bの外周面は、ヘッド保持部材51の内側に設けられた当接部59a、59bに当接し、駆動力をヘッド保持部材51に伝達する。ヘッド保持部材51の当接部59a、59bは、カム70a、70bの外周面上に摺動することから、例えばベアリングで構成されている。このように、当接部59a、59bがカム70a、70bの外周面上を摺動することにより、ヘッド保持部材51をドラム20から離間させることができる。この際、ヘッド保持部材51は、ヘッド保持側板54a、54bに設けられた嵌合部67a、67bと支持部材56a、56bに設けられたガイド軸58a、58bとによってドラム20の半径方向に平行に移動する。
また、カム70a、70bの円弧状の溝71a、71bには、メンテナンスユニット61を保持するメンテナンスユニット保持部材65a、65bに立設された当接ピン66a、66bが係合し、駆動力をメンテナンスユニット61に伝達する。
カム70a、70bと一体的に構成されるギア72a、72bの回転中心も、ドラム20の回転軸20dに回動可能に保持されている。ギア72a、72bには、本体フレーム21a、21bに駆動軸74で回転可能に保持された駆動ギア73a、73bが噛み合っている。ギア72a、72bに対して、駆動源である駆動モータからの駆動力を、駆動軸74を介して、駆動ギア73a、73bから伝達する。
次に、ヘッド保持部材51とメンテナンスユニット61を印刷状態およびメンテナンス状態に設定する機構動作について説明する。
ヘッド保持部材51は、前述の図6に示す連続紙5に印刷可能な印刷位置、図8に示す印刷不可能な非印刷位置、図9に示す印字ヘッド52の直下にメンテナンスユニット61が干渉せずに移動可能なヘッド保持部材51の退避位置、図10に示すヘッド保持部材51に保持される印字ヘッド52が、メンテナンスユニット61の吸引ノズル62に当接し、メンテナンス動作が開始可能なメンテナンス位置に移動可能である。
一方、メンテナンスユニット61は、図6および図8に示す待機状態にある待機位置、図9に示す印字ヘッド52の直下にメンテナンスユニット61が干渉せずに移動可能なヘッド保持部材51の退避位置、図10に示すヘッド保持部材51に保持される印字ヘッド52が、メンテナンスユニット61の吸引ノズル62に当接し、メンテナンス動作が開始可能なメンテナンス位置に移動可能である。
図11は、カム70a、70b、ギア72a、72bの回転角度と、ドラム20からヘッド保持部材51が離間する距離、およびメンテナンスユニット61の回転移動角度の関係を説明する図である。ここで、図11における番号84は、カム70a、70bに設けた円弧状の溝71a、71bの角度を示す。
ヘッド保持部材51とメンテナンスユニット61が、図6に示す印刷位置から図8に示す非印刷位置に移動する場合(図11に示す曲線80)、カム70a、70b、ギア72a、72bは紙面に向かって反時計回りに回転し、これに伴い、ヘッド保持部材51はドラム20から離間する。このとき、メンテナンスユニット61は、当接ピン66a、66bが円弧状の溝71a、71bに沿って左端から右端へ移動するため、回動を開始せず、待機状態のままである。
次に、ヘッド保持部材51とメンテナンスユニット61が、図8に示す非印刷位置から図9に示すヘッド保持部材51の退避位置に移動する場合(図11に示す曲線81)、カム70a、70b、ギア72a、72bは紙面に向かって反時計回りに更に回転し、これに伴い、ヘッド保持部材51はドラム20から更に離間するが、この時点で、ヘッド保持部材51はドラム20からの離間距離が最大になるようにカム70a、70bの位相が設定されている。このとき、メンテナンスユニット61は、図8に示す非印刷位置で、当接ピン66a、66bが円弧状の溝71a、71bの右端で当接し、紙面に向かって反時計回りに回動を開始する(同図に示す85はメンテナンスユニット61の回転移動角度を示す)。
次に、ヘッド保持部材51とメンテナンスユニット61が、図9に示すヘッド保持部材51の退避位置から図10に示すメンテナンス位置に移動する場合(図11に示す曲線82)、カム70a、70b、ギア72a、72bは紙面に向かって反時計回りに更に回転し、これに伴い、ヘッド保持部材51はドラム20、およびメンテナンスユニット61の吸引ノズル62に向かって移動する。このとき、メンテナンスユニット61は、ヘッド保持部材51に保持される印字ヘッド52の直下に回動し、メンテナンスユニット61の吸引ノズル62と、印字ヘッド52が当接する状態となる。この状態で、前述したメンテナンス動作が開始可能となる。
メンテナンス動作終了後、ヘッド保持部材51とメンテナンスユニット61を印刷状態に戻す場合には、カム70a、70b、ギア72a、72bを紙面に向かって時計回りに回転させ、印刷状態に戻す。尚、本実施の形態においては、印字ヘッド52の上記印刷状態からメンテナンスユニット61のメンテナンス動作状態となり、メンテナンス動作が終了し、印字ヘッド52の印刷状態の戻るまでの期間をメンテナンス動作期間と定義する。
次に、本実施の形態の処理動作を図12に示すフローチャートに従って説明する。尚、この処理動作は制御部11の制御によって実行される。
先ず、印刷コマンドの判断を行う(ステップ(以下、Sで示す)1)。この印刷コマンドは、本例の画像記録装置1が印刷処理を行う際、各部を駆動する為出力されるコマンドであり、この印刷コマンドが出力されない場合(S1がNО)、処理を終了する(S2)。一方、画像記録装置1が印刷処理を開始し、印刷コマンドが出力されると(S1がYES)、制御部11は前述の連続紙残量検出センサ12から出力される残量検出信号を入力する(S3、S4)。
制御部11は連続紙残量検出センサ12から入力した検出値と予め記憶している閾値を比較し、連続紙の補給が必要であるか判断する(S5)。ここで、検出値が閾値を越えている場合(S5がNО)、連続紙紙管固定シャフト7に保持された連続紙5の補給は必要ないものと判断し、印刷処理を継続する(S3、S4)。以下、上記処理および判断(S3、S4、S5)を繰り返す。
その後、連続紙紙管固定シャフト7に保持された連続紙5が序々に消費され、連続紙残量検出センサ12の検出値が上記閾値より小さくなると(S5がYES)、連続紙5の補給(交換)が必要であると判断する。この場合、直ちに印刷処理を中断し(S6)、メンテナンス動作を開始する(S7)。
このメンテナンス動作は前述の図6、図8乃至図10を使用して説明した前述の処理であり、その後、制御部11はメンテナンス動作の終了を判断する(S8)。制御部11がメンテナンス動作の終了を判断するまでの期間は、前述定義したメンテナンス動作期間である。
その後、前述のメンテナンス動作が終了すると(S8がYES)、制御部11は連続紙残量検出センサ12から残量検出信号を入力し、既に連続紙5が補給され、印刷状態であることを確認し(S9)、連続紙5の補給処理を終了する(S10がYES)。
尚、上記実施形態の説明においては、連続紙5の残量が閾値以下になると、直ちに印刷処理を中断して印字ヘッド52のメンテナンス動作を実行したが、連続紙5の残量が閾値以下であることが検出されたとき、使用者に対して連続紙5の残量が少なくなった旨、或いは連続紙5を補充する必要がある旨の通知を行い、その通知を行なっている間に前述のメンテナンス動作を行うように構成してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、不吐出などの印刷不良の検出の有無に係わらず、かつ連続紙5の補給作業中にメンテナンス動作を行うことでき、メンテナンスの為だけに連続印刷を中断する必要が無くなる。また、連続紙5の補給が終わり、印刷を再開する際にも、印刷中断前と同様な印刷品質が維持され、印刷品質の信頼性向上を図ることができる。

次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
尚、第2の実施形態の説明においては、第1の実施形態と共通する構成要素には同じ符号を付し、第1の実施形態と共通の作用、又は効果においてはその説明を省略する。
本実施形態は、前述のインクボトル13へのインクの補給が必要な場合(又はインクボトル13の交換が必要な場合)、インク補給やボトル交換の間、印字ヘッド52のメンテナンス動作を行うものである。
図13は、本実施の形態の画像記録装置の処理動作を説明するフローチャートである。前述と同様、制御部11は印刷コマンドの判断を行う(ステップ(以下、STで示す)1)。この印刷コマンドは前述と同様、画像記録装置1が印刷処理を行う際出力されるコマンドであり、印刷コマンドが出力されない場合(ST1がNО)、処理を終了する(ST2)。一方、画像記録装置1が印刷処理を開始し、印刷コマンドが出力されると(ST1がYES)、制御部11はインクボトル13に残るインクの量を検出するインク残量検出センサから出力される残量検出信号を入力する(ST3、ST4)。
前述のように、インクホルダ14に設けられたインク残量検出センサは、インクボトル13に残るインク残量を検知し、制御部11に供給し、制御部11はインク残量検出センサから入力する検出値と予め記憶している閾値を比較し、インク補給が必要であるか判断する(ST5)。
ここで、検出値が閾値を越えている場合(ST5がNО)、インクボトル13へのインクの補給等は必要ないものと判断し、印刷処理を継続する(ST3、ST4)。以下、上記処理および判断(ST3、ST4、ST5)を繰り返す。
その後、印刷処理が継続し、インクボトル13のインクが序々に消費され、インク残量検出センサの検出値が閾値より小さくなると(ST5がYES)、インクの補給が必要であると判断する。このため、印刷処理を中断し(ST6)、メンテナンス動作を開始する(ST7)。
この場合、前述のドラム20などの搬送係によって、連続紙5を巻き戻す(ST8)。例えば、印刷中断時の最後に印刷された印刷領域の搬送方向における下流端部よりも上流側に印字ヘッド52の印字位置が配置されるように、連続紙5を巻き戻す。
尚、この巻き戻し量は、印刷再開時に印刷用の用紙搬送速度に達するための加速時間分における用紙搬送量も含まれている。つまり、印刷再開時に連続紙5が加速的に搬送されている間は印刷できないので、その部分も含めて巻き戻す構成であり、用紙に無駄な空白部分を形成することがないようにするものである。
また、本実施形態においても、メンテナンス動作は前述の図6、図8乃至図10を使用して説明した処理であり、その後、制御部11はメンテナンス動作の終了を判断する(ST9)。そして、メンテナンス動作期間が終了し、印字ヘッド52が印刷状態になると、制御部11はインク残量検出センサからの残量検出信号を入力し(ST10)、インクボトル13のインク補給処理を終了する(ST11がYES)。
尚、上記実施形態の説明において、インク残量が閾値以下になった際、直ちに印刷処理を中断してメンテナンス動作を実行しているが、インク残量が閾値以下であることが検出された際、例えば使用者に対してインク残量が少なくなった旨、或いはインクボトル13を交換する必要がある旨の通知を行い、その通知を行なっている間に前述のメンテナンス動作を実行するように構成としてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、不吐出などの印刷不良の検出の有無に関わらず、インクの補給作業中にメンテナンス動作を行い、特にメンテナンス動作のためだけに連続印刷を中断する必要がない。したがって、一連の印刷工程の生産性を損なわず、印刷品質の信頼性向上、ランニングコストの低減を図ることができる。

次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
尚、第3の実施形態の説明においては、第1、第2の実施形態と共通する構成要素には同じ符号を付し、第1、第2の実施形態と共通の作用、又は効果においてはその説明を省略する。
本実施形態は、前述の印刷不良検出センサ16を使用して印刷不良を検出した場合、印刷不良の部分を排除する為、連続紙5を巻き戻す処理を行うが、この間に印字ヘッド52のメンテナンス動作を行う構成である。
図14は、本実施の形態の画像記録装置の処理動作を説明するフローチャートである。前述と同様、制御部11は印刷コマンドの判断を行う(ステップ(以下、STPで示す)1)。この印刷コマンドは前述と同様、画像記録装置1が印刷処理を行う際出力されるコマンドであり、印刷コマンドが出力されない場合(STP1がNО)、処理を終了する(STP2)。一方、画像記録装置1が印刷処理を開始し、印刷コマンドが出力されると(STP1がYES)、制御部11は印刷不良検出センサ16から出力される検出信号を入力する(STP3、STP4)。
次に、制御部11は印刷不良検出センサ16からの検出値に基づいて印字データと連続紙5に印刷された内容の照合を行う(STP5)。ここで、印字データ(元データ)と印刷された内容が一致すれば、印刷不良は無いものと判断し(STP5がYES)、印刷処理を継続する(STP3、STP4)。
一方、印刷ずれ等が存在し、照合結果が一致しない場合(STP5がNО)、印刷処理を中断し(STP6)、メンテナンス動作を開始する(STP7)。この間、ドラム20等の搬送系によって、印刷不良が検出された印刷領域の搬送方向における下流端部よりも上流側に印字ヘッド52の印字位置が配置されるように、連続紙5を巻き戻す。この巻き戻し量も前述と同様、印刷再開時の加速時間及び印刷不良と検出された印刷領域の搬送方向における上流端部から再度印刷可能なことが考慮される。
その後、制御部11はメンテナンス動作の終了を判断し(STP9)、メンテナンス動作期間が終了し、印刷状態であると判断すると(STP9がYES)、印刷不良が検出された印刷領域の一部に印刷不良と認識可能なマークを印字ヘッド52によって印刷する(STP10)。その後、処理(STP1)に戻り、印刷コマンドを待機し、印刷コマンドがあると、上記処理を継続する。
以上のように、本実施形態によれば、印刷不良が発生した際、連続紙5の巻き戻し処理を行うが、この間、本実施形態の画像記録装置では印字ヘッド52のメンテナンス動作も同時に行い、特にメンテナンス動作のためだけに連続印刷を中断する必要がない。
また、本実施形態では、記録媒体上の印刷領域が印刷不良であることを示す印刷不良認識マークを、通常の印刷を行う印字ヘッド52によって印刷するので、通常の印刷を行う印字ヘッドと印刷不良認識マークの印刷を行う印字ヘッドをそれぞれ独立して設ける必要がない。したがって、装置の小型化が可能となり、安価な装置を提供することができる。
また、本実施形態の印刷不良検出センサ16は、前述のようにメンテナンスユニット61が保持されるメンテナンスユニット保持部材65a、65bの一部に設けられ、印刷不良検出センサ保持部材17に保持されている。したがって、印刷不良検出センサ16は、一端がドラム20の回転軸20dと係合されているメンテユニット保持部材65a、65bに印刷不良検出センサ保持部17を介して保持されていることから、印刷不良検出センサ16とドラム20との相対位置を決める部品点数が少なく、ばらつきを低減することができる。
また、印刷不良検出センサ保持部材17、メンテナンスユニット保持部材65a、65bは本体フレームと別体で構成し、印刷不良検出センサ16とドラム20との供給相対位置を保持できることら、装置の輸送や設置の際の本体フレームの変形、温度変化による本体フレームの変形による影響を受けない。
以上のように、本実施形態によれば、印刷不良検出センサ16の検出性能の向上、本体フレームの変形や温度変化による印刷不良検出センサ16の検出性能の劣化が防止できる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
尚、第4の実施形態は、上記第3の実施形態における処理の一部を変更したものであり、以下に具体的に説明する。
図15は、本実施の形態の画像記録装置の処理動作を説明するフローチャートである。前述と同様、制御部11は印刷コマンドの判断を行い(STP1)、印刷コマンドが出力されない場合(STP1がNО)、処理を終了する(STP2)。一方、画像記録装置1が印刷処理を開始し、印刷コマンドが出力されると(STP1がYES)、制御部11は印刷不良検出センサ16から検出値に基づいて印字データと連続紙5に印刷された内容の照合を行う(STP3〜STP5)。
ここで、印字データ(元データ)と印刷された内容一致しない場合(STP5がNО)、印刷処理を中断し(STP6)、メンテナンス動作を開始する(STP7)。本例ではこの時、先ず連続紙5の搬送を停止すべく、減速処理を開始する(STP11)。その後、連続紙5の搬送速度が序々に低下し、連続紙5の搬送が停止する(STP12)。さらに、連続紙5を巻き戻すため、連続紙5を逆送すべく加速を開始し(STP13)、印刷不良が検出された印刷領域まで連続紙5を戻す(STP14)。
その後、印刷不良が検出された印刷領域まで連続紙5を巻き戻したか判断する(STP15)。そして、制御部11がメンテナンス動作の終了を判断し(STP9)、印刷状態であると判断すると(STP9がYES)、前述と同様、印刷不良が検出された印刷領域の一部に印刷不良が認識可能なマークを印字ヘッド52によって印刷する(STP10)。
以上のように、本実施形態によれば、印刷不良が発生した際、連続紙5の搬送を停止すべく、減速処理を開始する時からメンテナンス動作を開始する。したがって、本実施形態によれば、上記第3の実施形態の場合より、生産性の向上を図ることができる。
また、上記実施形態において、印刷不良検出センサ16周辺の構成として、以下の構成にしても良い。例えば、図16および図17に示すように構成する。具体的には、係合部95a、95bにはガイド94a、94bが設けられ、ドラム96に対してヘッド保持部材90が離間可能に保持されている。また、本体フレーム97aとヘッド保持部材90の連結は、本体フレーム97aと係合部95aに係合する1箇所の係合ピン98のみで構成されている。印刷不良検出センサ18は、印刷不良検出センサ保持部材19に取り付けられている。
ドラム96は、両端部で支持部材93a、93bのガイド部を有しており、装置正面側に設けられドラム96の外周面から一段下がった円筒面から成るドラムガイド溝96aと、装置背面側に設けられ∨溝からなるドラムガイド溝96bで構成されている。
ヘッド保持部材90は、印字ヘッド52を保持する4枚のヘッド保持プレート91、ヘッド保持側板92a、92b、1個の支持部材93a、2個の支持部材93b、印刷不良検出センサ保持部19から構成される。印刷不良検出センサ保持部19には、印刷不良を検出する印刷不良検出センサ18が保持されている。印刷不良検出センサ18には、例えばラインセンサが使用され、印刷不良検出センサ18の幅方向の寸法は、連続紙5の幅方向に寸法以上となるように構成され、連続紙5の端部を検出可能なサイズである。
支持部材93a、93bは、ヘッド保持部材90および印刷不良検出センサ保持部18を介して、ドラム20と印刷不良検出センサ18との相対位置を決める機能を有し、支持部材93a、93bは、例えばベアリングからなり、ベアリングの外周面がそれぞれドラムガイド溝96a、96bに当接し、ドラム96と印刷不良検出センサ18の検出面とのギャップ量を決めている。また,ドラム96のスラスト方向におけるヘッド保持部材90の位置決めは支持部材93bとV溝のドラムガイド溝96bとで決定される。
この構成により、ドラムの表面に一端が保持される保持部材で保持することで、印刷不良検出手段とドラムとの相対位置を決める部品点数が少なく、ばらつきが低減できる。また、保持部材は本体フレームと別体で構成し、印刷不良検出手段とドラムの相対位置を保持できることから、装置の輸送や設置の際の本体フレームの変形、温度変化による本体フレームの変形による影響を受けない。
以上より、印刷不良の検出性能の向上、本体フレームの変形や温度変化による印刷不良の検出性能の劣化の防止ができる効果がある。また、この構成により、印刷不良検出センサ18を記録媒体の幅方向の端部を検出する記録媒体端部検出手段と、画像の調整の際などに行う記録媒体に印刷された画像の読み込みを行う画像読み込み手段にも兼用することで、おのおの別の構成を設ける必要がなく、小型化が可能となり、安価な装置が提供できる。
第1の実施形態の画像記録装置を示す概略的な正面図である。 連続紙の搬送系を示す概略的な正面図である。 ドラムの横成を説明する図である。 画像記録部の斜視図である。 印字ヘッドと、印字ヘッド近傍のドラムの概略断面図である。 画像記録部の概略断面図である。 画像記録部の側面図である。 印刷不可能な非印刷位置の画像記録部の概略断面図である。 待避位置にある画像記録部の概略断面図である。 メンテナンス位置にある画像記録部の概略断面図である。 カムの回転角度に対するドラムとヘッド保持部材の離間特性を説明する図である。 第1の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。 第3の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。 第4の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。 第4の実施形態の変形例の画像記録部の構成を説明する図である。 第4の実施形態の変形例の画像記録部の構成を説明する図である。
符号の説明
1・・・画像記録装置
2・・・アンワインダー部
3・・・プリンタ部
4・・・リワインダー部
5・・・連続紙
6・・・ワインダー部スタンド
7・・・連続紙紙管固定シャフト
8・・・連続紙
9・・・リワインダー部スタンド
10・・連続紙紙管固定シャフト
11・・制御部
12・・連続紙残量検出センサ
13・・インクボトル
14・・インクホルダ
15・・インク残量検出センサ
16、18・・印刷不良検出センサ
17、19・・印刷不良検出センサ保持部材
20・・ドラム
20a・・円筒部
20b、20c・・両端のフランジ部
20d・・回転軸
20e、20f・・ベアリング
21a、21b・・本体フレーム
50・・画像記録部
51・・ヘッド保持部材
52・・印字ヘッド
53a、53b、53c、53d・・ヘッド保持プレート
54a、54b・・ヘッド保持側板
55a、55b・・係合部
56a、56b・・支持部材
57・・係合ピン
58a、58b・・ガイド軸
59a、59b・・当接部
60・・メンテナンス部
61・・メンテナンスユニット
63・・吸引ノズル
64・・インクパン
64a、64b・・係合部
65a、65b・・メンテナンスユニット保持部材
70a、70b・・カム
71a、71b・・円弧状の溝
72a、72b・・ギア
73a、73b・・駆動ギア
74・・駆動軸
80、81、82・・曲線
84・・カム、ギアの回転角度
85・・メンテナンスユニット回転移動角度
90・・ヘッド保持部材
91・・ヘッド保持プレート
92a、92b・・ヘッド保持側板
93a、93b・・支持部材
94a、94b・・ガイド軸
95a、95b・・係合部
96・・ドラム
96a、96b・・ドラムガイド溝
97a、97b・・本体フレーム
98・・係合ピン

Claims (10)

  1. ロール状に巻回された記録媒体を連続的に搬送する搬送機構と、
    前記記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、
    該印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、
    前記記録媒体の残量を検出する記録媒体残量検出部材と、
    該記録媒体残量検出部材によって前記記録媒体の残量が印刷の中断が必要になるまで減ったことを検出した後、前記メンテナンスユニットによって前記印字ヘッドのメンテナンス動作を行わせる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記記録媒体の補充が必要であることを装置の使用者に報知する報知部材を更に有し、該報知部材による報知の間、前記メンテナンス動作を行わせることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. ロール状に巻回された記録媒体を連続的に搬送する搬送機構と、
    前記記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、
    印字に使用するインク容器内のインク残量を検出するインク残量検出部材と、
    該インク残量検出部材によって前記インク容器内のインク残量が印刷の中断が必要になるまで減ったことを検出した後、前記メンテナンスユニットによって前記印字ヘッドのメンテナンス動作を行わせる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  4. 前記インクの補充が必要であることを装置の使用者に報知する報知部材を更に有し、該報知部材による報知の間、前記メンテナンス動作を行わせることを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
  5. ロール状に巻回された記録媒体を順方向及び逆方向に搬送する搬送機構と、
    該搬送機構によって順方向に搬送される記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、
    該印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、
    前記逆方向に記録媒体が搬送されている間、前記メンテナンスユニットによってメンテナンス動作を行わせる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  6. 印字不良を検出する検出部材を更に有し、
    該検出部材によって印字不良が検出されたとき、前記搬送機構は前記記録媒体の順方向への搬送動作を中止し、かつ逆方向への搬送を行い、
    前記制御手段は、前記記録媒体が前記逆方向に搬送されている間にメンテナンス動作を行わせることを特徴とする請求項5記載の画像記録装置。
  7. ロール状に巻回された記録媒体を順方向及び逆方向に搬送する搬送機構と、
    該搬送機構によって順方向に搬送される記録媒体に対して連続印刷を行う印字ヘッドと、
    該印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、
    前記印字ヘッドによる印字不良を検出する検出部材と、
    メンテナンスユニットによってメンテナンス動作を行わせる制御手段と、を有する画像記録装置であって、
    前記搬送機構は、前記検出手段によって印字不良を検出したとき、順方向の媒体搬送を停止させるべく減速動作を行い、前記制御手段は前記搬送機構が減速動作を行っている間、前記メンテナンス動作を行わせることを特徴とする画像記録装置。
  8. ロール状に巻回された記録媒体を連続的に搬送する搬送機構と、前記記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、該印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、前記記録媒体の残量を検出する記録媒体残量検出部材とを有する画像記録装置のメンテナンス方法であって、
    該記録媒体残量検出部材によって前記記録媒体の残量が印刷の中断が必要になるまで減ったことを検出した後、前記メンテナンスユニットによって前記印字ヘッドのメンテナンス動作を行わせることを特徴とする画像記録装置のメンテナンス方法。
  9. ロール状に巻回された記録媒体を連続的に搬送する搬送機構と、前記記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、印字に使用するインク容器内のインク残量を検出するインク残量検出部材とを有する画像記録装置のメンテナンス方法であって、
    前記インク残量検出部材によって前記インク容器内のインク残量が印刷の中断が必要になるまで減ったことを検出した後、前記メンテナンスユニットによって前記印字ヘッドのメンテナンス動作を行わせることを特徴とする画像記録装置のメンテナンス方法。
  10. ロール状に巻回された記録媒体を順方向及び逆方向に搬送する搬送機構と、該搬送機構によって順方向に搬送される記録媒体に対して印刷を行う印字ヘッドと、該印字ヘッドに対してメンテナンスを行うメンテナンスユニットとを有する画像記録装置のメンテナンス方法であって、
    前記逆方向に記録媒体が搬送されている間、前記メンテナンスユニットによってメンテナンス動作を行わせることを特徴とする画像記録装置のメンテナンス方法。
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