JP2008072659A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ一体型モジュール基板の基板端から放射される表面波を低減し、アンテナ特性を向上する。
【解決手段】実装基板2に実装されたアンテナ一体型モジュール基板1の高周波回路面Bに設けられ、高周波信号を生成する高周波回路と、アンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aに設けられ、上記高周波回路によって生成された高周波信号を表す電磁波を放射するパッチアンテナ3と、アンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aに、パッチアンテナ3を囲むように形成されている環状接地面4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置に関し、詳細には、アンテナ機能を有するマイクロ波・ミリ波無線通信装置に関するものである。
近年、通信システムの発展に伴い、ハイビジョン映像信号の無線伝送が注目されている。ハイビジョン映像信号は、大容量情報を伝達する必要があることから、広い帯域を確保できるミリ波を用いた無線伝送装置の開発が試みられている。
無線伝送装置では、例えば、送信する信号を高周波信号に変換する高周波回路と、該高周波信号を電磁波として相対する通信装置に送信するアンテナとを備えている。
しかしながら、無線伝送装置にミリ波帯を用いる場合、高周波回路とアンテナとを別々に形成してコネクタなどで接続すると、その接続部での電力の損失が大きくなってしまうという問題があった。
これに対し、接続部での電力損失を低減するために、高周波回路とアンテナとを、一つのモジュール内に収めたアンテナ一体型モジュールの開発が行われている。
ここで、図9を参照しながら、上記アンテナ一体型モジュールの一例として、例えば、特許文献1に開示されているアンテナ一体型モジュールについて説明する。
図9は、従来のアンテナ一体型モジュールの構成を示す断面図である。
アンテナ一体型モジュールは、図9に示すように、第1誘電体基板901にアンテナ素子902とそのアンテナ素子902に給電するための高周波線路903とが形成されたアンテナ回路基板Xと、第2誘電体基板904の一部に形成されたキャビティ905内に高周波デバイス906が収納されて蓋体907で封止され、高周波デバイス906に信号を伝達するための伝送線路908が形成された高周波基板Yとを積層一体化した構成を有している。また、アンテナ回路基板X、および高周波基板Yには、内層に、グランド層909、およびグランド層910がそれぞれ形成されている。
特開平9−237867号公報(平成9年9月9日公開)
しかしながら、上記特許文献1では、高周波回路で発生した高周波信号のうち、大部分はアンテナ素子902から電磁波として放射されるが、一部は表面波となってアンテナ回路基板Xのアンテナ素子902搭載面上を伝播し、アンテナ回路基板Xの基板端から放射される。
それゆえ、低コスト化のためにアンテナ一体型モジュールのサイズを小さくしていった場合、アンテナ回路基板Xの基板端から放射される表面波の割合が大きくなっていく。これにより、アンテナ素子902から上側に放射されている電磁波の放射パターンが表面波の影響を受け、該放射パターンが変形してしまうという問題が生じる。
また、最悪の場合は、アンテナ素子902の上側付近でアンテナ利得が著しく低下する可能性が生じてしまう。よって、アンテナ利得が著しく低下する角度が上側付近に存在すると、無線通信装置の配置角度がわずかにずれるだけで、通信不能が発生してしまう可能性がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、アンテナ一体型モジュール基板の基板端から放射される表面波を低減し、アンテナ特性を向上することができる無線通信装置を提供することにある。
本発明の無線通信装置は、上記課題を解決するために、実装基板に実装されたアンテナ一体型モジュール基板の一方の面側に設けられ、高周波信号を生成する高周波回路と、上記アンテナ一体型モジュール基板の他方の面側に設けられ、上記高周波回路によって生成された高周波信号を表す電磁波を放射するパッチアンテナと、上記アンテナ一体型モジュール基板の他方の面側に、上記パッチアンテナを囲むように形成されている環状接地部とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、アンテナ一体型モジュール基板の他方の面側に、パッチアンテナを囲むように形成されている環状接地部を備えることによって、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波が環状接地部に到達すると、該表面波は環状接地部表面で反射したり、減衰吸収される。
このため、環状接地部表面の反射および減衰吸収によるシールド効果により、表面波を低減することが可能となる。よって、アンテナ一体型モジュール基板の基板端から放射される表面波を低減することが可能となる。
それゆえ、パッチアンテナの上側への、パッチアンテナのアンテナ利得を最大にすることが可能となり、パッチアンテナの上側にヌル点を有さないアンテナ放射パターンを形成することが可能となる。よって、無線通信装置のアンテナ特性を向上することが可能となる。
以上により、本発明の無線通信装置は、アンテナ一体型モジュール基板の基板端から放射される表面波を低減し、アンテナ特性を向上することが可能となる。また、アンテナ特性が向上することにより、無線通信装置のアンテナ放射角度の配置を容易にすることが可能となる。
また、本発明の無線通信装置では、上記アンテナ一体型モジュール基板は、グラウンドが接続される内層地板を内層に備え、上記環状接地部は、上記内層地板に第1のスルーホールを介して接続されることが好ましい。
上記の構成によれば、環状接地部が内層地板に第1のスルーホールを介して接続されるので、環状接地部、第1のスルーホール、および内層地板が接続することにより形成される金属壁がシールドの役割を持つようになる。よって、シールド効果により、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波を、さらに抑圧することが可能となる。
さらに、本発明の無線通信装置では、上記環状接地部は、上記他方の面に垂直な方向から見て、上記パッチアンテナのH面に対して面対称な形状を有することが好ましい。
上記の構成によれば、環状接地部が、アンテナ一体型モジュール基板の他方の面に垂直な方向から見て、パッチアンテナのH面に対して面対称な形状を有していることにより、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波は、H面に対して面対称な位置で低減されている。よって、パッチアンテナの上側に放射される電磁波の放射パターンに対する表面波の影響を、H面に対して面対称に低減しているので、上記放射パターンをH面に対して面対称にすることが可能となる。
さらに、本発明の無線通信装置では、上記環状接地部は、上記他方の面に垂直な方向から見て、上記パッチアンテナのE面に対して面対称な形状を有することが好ましい。
上記の構成によれば、環状接地部が、アンテナ一体型モジュール基板の他方の面に垂直な方向から見て、パッチアンテナのE面に対して面対称な形状を有していることにより、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波は、E面に対して面対称な位置で低減されている。よって、パッチアンテナの上側に放射される電磁波の放射パターンに対する表面波の影響を、E面に対して面対称に低減しているので、上記放射パターンをE面に対して面対称にすることが可能となる。
さらに、本発明の無線通信装置では、上記アンテナ一体型モジュール基板は、上記他方の面が上記実装基板と向かい合うように実装され、上記実装基板は、上記環状接地部で囲まれる内側の領域と相対する領域が貫通している貫通部を有することが好ましい。
上記の構成によれば、アンテナ一体型モジュール基板は、他方の面が実装基板と向かい合うように実装されることにより、パッチアンテナが実装基板と向かい合うように実装されることになる。しかしながら、実装基板は、環状接地部で囲まれる内側の領域と相対する領域が貫通している貫通部を有することにより、パッチアンテナから放射される電磁波を、実装基板の貫通部を通り抜けさせて、問題なく無線通信装置の外へ放射することが可能となる。
さらに、本発明の無線通信装置では、上記実装基板は、上記アンテナ一体型モジュール基板が実装されている実装面側であって、かつ、上記貫通部の周囲に、上記環状接地部の接地面と同じ形状を有する接地部を備え、上記環状接地部は、上記接地部に接合されることが好ましい。
上記の構成によれば、アンテナ一体型モジュール基板が実装されている実装面であって、かつ、貫通部の周囲に、環状接地部の接地面と同じ形状を有する接地部を備え、環状接地部が接地部に接合されるので、接地部および環状接地部、あるいは、接地部、環状接地部、第1のスルーホール、および内層地板が接続することにより形成される金属壁がシールドの役割を持つようになる。よって、実装基板にもシールド効果を持たせることにより、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波を、さらに抑圧することが可能となる。
さらに、本発明の無線通信装置では、上記実装基板は、上記実装面と反対側の面に金属面が形成されており、上記接地部は、上記金属面に第2のスルーホールを介して接続されることが好ましい。
上記の構成によれば、接地部が金属面に第2のスルーホールを介して接続され、また、接地部は環状接地部に接合されるので、金属面、第2のスルーホール、接地部、および環状接地部、あるいは、金属面、第2のスルーホール、接地部、環状接地部、第1のスルーホール、および内層地板が接続することにより形成される金属壁がシールドの役割を持つようになる。よって、実装基板にもシールド効果をさらに持たせることにより、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波を、さらに抑圧することが可能となる。
さらに、本発明の無線通信装置では、上記アンテナ一体型モジュール基板は、上記他方の面側であって、かつ、上記パッチアンテナと上記環状接地部との間に、上記パッチアンテナを囲むように配置されている複数の周期構造物を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、アンテナ一体型モジュール基板が、他方の面側であって、かつ、パッチアンテナと環状接地部との間に、パッチアンテナを囲むように配置されている複数の周期構造物を備えていることにより、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波は、周期構造物が配置されている部分を通過する間、周期構造物間において反射を繰り返しながら進行するため、次第に減衰していく。よって、アンテナ一体型モジュール基板の基板端から放射される表面波を低減することが可能となる。
さらに、上記周期構造物は、一つの島形状の金属パターンが、上記内層地板に第3のスルーホールを介して接続された構造を有することが好ましい。
上記の構成によれば、周期構造物が、一つの島形状の金属パターンが、内層地板に第3のスルーホールを介して接続された構造を有することにより、アンテナ一体型モジュール基板の表面がインダクタと容量とが並列接続された共振回路と等価になる。よって、アンテナ一体型モジュール基板の表面は高インピーダンスとなるため、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波を、さらに抑圧することが可能となる。
さらに、上記配置された周期構造物の間隔は、上記パッチアンテナから放射される電磁波の周波数で共振するように設定されることが好ましい。
アンテナ一体型モジュール基板の表面がインダクタと容量とが並列接続された共振回路と等価になる場合、パッチアンテナから放射される電磁波の周波数において、アンテナ一体型モジュール基板表面のインピーダンスが最大となる。
そこで、上記の構成によれば、配置された周期構造物の間隔が、パッチアンテナから放射される電磁波の周波数で共振するように設定されることにより、アンテナ一体型モジュール基板の基板端へ伝播するアンテナ面に平行な方向の表面波をさらに低減することが可能となる。それゆえ、アンテナ一体型モジュール基板の基板端からの表面波の放射を著しく低減することが可能となる。
さらに、本発明の無線通信装置では、上記パッチアンテナから放射される電磁波を入射して、入射した電磁波を出射する誘電体レンズを備え、上記誘電体レンズは、該レンズの焦点が上記パッチアンテナの中心に一致するように配置されることが好ましい。
上記の構成によれば、パッチアンテナから放射されるときには球面波であった電磁波が、誘電体レンズに入射し、誘電体レンズで屈折されることによって、平面波の電磁波として誘電体レンズから出射される。これにより、出射方向が揃うので、エネルギーが集合して強くなり、アンテナ利得を向上することが可能となる。
また、表面波が抑圧されていることによって、パッチアンテナから放射される電磁波のうち、大部分の電磁波が誘電体レンズに入射することから、非常に高いアンテナ効率を実現することが可能となる。
よって、アンテナ利得および効率が高いアンテナ特性を有する無線通信装置を実現することが可能となる。
本発明の無線装置は、以上のように、実装基板に実装されたアンテナ一体型モジュール基板の一方の面側に設けられ、高周波信号を生成する高周波回路と、上記アンテナ一体型モジュール基板の他方の面側に設けられ、上記高周波回路によって生成された高周波信号を表す電磁波を放射するパッチアンテナと、上記アンテナ一体型モジュール基板の他方の面側に、上記パッチアンテナを囲むように形成されている環状接地部とを備える、という構成を有している。
それゆえ、環状接地部がシールドの役割を持つことにより、パッチアンテナから発生してアンテナ一体型モジュール基板の表面を伝播する表面波がシールド効果により低減されるので、アンテナ一体型モジュール基板の基板端から放射される表面波を低減し、アンテナ特性を向上することができる無線通信装置を提供するという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図3に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は、本実施の形態の無線通信装置の一構成例を示す断面図である。
図2は、図1における無線通信装置において、アンテナ一体型モジュール基板1のみを、パッチアンテナ3を搭載したアンテナ面Aに垂直な方向から見た構成図である。
なお、本発明は、アンテナ特性の向上を目的としているので、高周波信号生成やその回路の詳細な説明については省略している。また、無線通信装置における図示しない残りの部分は、従来の一般的な構成で実現可能である。
本実施の形態の無線通信装置は、例えば、ハイビジョン映像信号の無線伝送を行う装置である。また、本実施の形態においては、伝達する帯域として、マイクロ波やミリ波などを好適に用いることが可能であるが、必ずしもこれに限定されず、上記以外の波長の電波を用いてもよい。以下では、無線通信装置から放射される高周波信号電波を総称して電磁波とする。
本実施の形態の無線通信装置は、図1に示すように、アンテナ一体型モジュール基板1、および実装基板2を備えている。また、アンテナ一体型モジュール基板1、および実装基板2は、図示しない筐体に収納されている。
まず、アンテナ一体型モジュール基板1の構成について説明する。
アンテナ一体型モジュール基板1は、低温焼成セラミックの多層基板で作製されており、板状の形状を有している。
また、アンテナ一体型モジュール基板1は、アンテナと基板上の伝送線路や半導体集積回路で構成されている高周波回路(図示せず)とが一体化した基板である。上記アンテナとしてパッチアンテナ3が形成される面をアンテナ面A(他方の面)、アンテナ面Aの反対側である高周波回路が形成される面を高周波回路面B(一方の面)とする。
アンテナ一体型モジュール基板1は、アンテナ面Aに、パッチアンテナ3、環状接地面4(環状接地部)、および接続端子5を備え、また、アンテナ面Aと高周波回路面Bとの間の内層に、アンテナ面Aおよび高周波回路面Bと平行な内層地板6を備えている。
また、アンテナ一体型モジュール基板1は、パッチアンテナ3から裏面の高周波回路に到達するように形成されたスルーホール7、および、環状接地面4から内層地板6に到達するように形成されたスルーホール8(第1のスルーホール)を有している。
パッチアンテナ3は、表面が長方形の板状の形状を有している。なお、パッチアンテナ3の表面形状は長方形に限定されるものではなく、円形や楕円形、その他の形状であってもよい。つまりは、給電線路とインピーダンス整合がとれ、アンテナとして機能する形状であればよい。
また、パッチアンテナ3は、図2に示すように、アンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aの中央に、パッチアンテナ3の端面が基板端と平行になるように配置されている。但し、中央に限らず、設計に応じて好適な位置に配置してもよい。
環状接地面4は、表面が中空矩形の板状の形状を有している。また、環状接地面4は、アンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aにパッチアンテナ3を囲むように、パッチアンテナ3から所定の間隔を空けて配置されている。上記所定の間隔としては、パッチアンテナ3から放射される電磁波の周波数に対して、1/2λ程度以上であることが好ましい。
詳細には、図2に示すように、アンテナ一体型モジュール基板1をアンテナ面Aに垂直な方向から見て、パッチアンテナ3を該パッチアンテナ3の中心を中心にして、パッチアンテナ3の端面と平行な方向に十字に分断したとき、縦方向に分断された面をE面、横方向に分断された面をH面とする。このとき、E面およびH面に対して面対称になるように、環状接地面4はアンテナ面Aに設けられている。
接続端子5は、表面が正方形をした板状の形状を有している。また、接続端子5は、アンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aにおいて、E面を挟み相対する2辺の基板端側に、基板端に揃うように10個ずつ1列にそれぞれ配置されている。
なお、接続端子5の個数や配置は、これに限らず、基板端の長さに応じて好適に変更することが可能であり、実装基板2への実装強度を満足できるように設定すればよい。
内層地板6は、アンテナ面Aと高周波回路面Bとの間で、アンテナ面Aおよび高周波回路面Bに平行な位置で積層化することにより形成されている。但し、スルーホール7が形成される領域には、スルーホール7を避けるために開口している開口部が内層地板6に形成されている。また、内層地板6にはGNDが接続される。
スルーホール7は、パッチアンテナ3の真下に形成されている。これにより、パッチアンテナ3が、スルーホール7を介して反対面の高周波回路に接続される。
スルーホール8は、環状接地面4の真下に形成されている。また、環状接地面4の1辺に対して2列のスルーホール8が形成されている。これにより、環状接地面4が、スルーホール8を介して内層地板6に接続される。
なお、スルーホール8は多く形成されているほど好適である。例えば、スルーホール8が、パッチアンテナ3から放射される電磁波の基板内波長の1/8以下の間隔で形成されていれば、スルーホール8が形成されている部分は、金属壁が形成されているのとほぼ等価と見なせる。
次に、実装基板2の構成について説明する。
実装基板2は、ガラスエポキシのプリント基板で形成されており、板状の形状を有している。また、実装基板2は、無線通信装置に備えられる部品が実装されている基板であり、実装領域内の中央に、アンテナ一体型モジュール基板1の環状接地面4で囲まれる内側の矩形状の領域と相対する同様の形状の領域が貫通している貫通孔9(貫通部)を有している。
また、実装基板2では、アンテナ一体型モジュール基板1が実装される面には、接地面10(接地部)、および接続端子11が備えられおり、この面をアンテナ実装面C(実装面)とする。一方、アンテナ実装面Cと反対側の面には、金属面12が形成されている。また、実装基板2は、接地面10から裏面の金属面12に到達するように形成されたスルーホール13(第2のスルーホール)を有している。
接地面10は、表面が環状接地面4の表面形状である中空矩形形状と同様な、板状の形状を有している。また、接地面10は、実装基板2の貫通孔9の周縁に沿って配置されている。
接続端子11は、表面が正方形をした板状の形状を有している。また、接続端子11は、実装基板2の接地面10とアンテナ一体型モジュール基板1の環状接地面4とが向かい合って合わせられるとき、アンテナ一体型モジュール基板1の接続端子5が形成されている箇所および個数に揃うように配置されている。
金属面12は、アンテナ実装面Cと反対側の面上の全体を覆うように形成されている。
スルーホール13は、接地面10の真下に形成されている。また、接地面10の1辺に対して2列のスルーホール13が形成されている。これにより、接地面10が、スルーホール13を介して金属面12に接続される。
以上の構成において、アンテナ一体型モジュール基板1および実装基板2は、アンテナ面Aとアンテナ実装面Cとが互いに向かい合い、かつ、環状接地面4と接地面10とが、および接続端子5と接続端子11とが一致するように重ね合わせられ、一体型化されている。なお、環状接地面4と接地面10とは、および、接続端子5と接続端子11とは、半田によって接合されている。
また、実装基板2は貫通孔9を有しているので、アンテナ一体型モジュール基板1と実装基板2とを重ね合わせて一体型にしても、アンテナ一体型モジュール基板1のパッチアンテナ3の上側(貫通孔9を貫通する方向)には遮るものがない。よって、パッチアンテナ3から放射される電磁波は実装基板2の貫通孔9を通り抜けるので、パッチアンテナ3からの電磁波放射を問題なく行うことが可能である。
次に、無線通信装置が送信処理を行う動作について説明する。
まず、送信信号が高周波回路に入力されると、高周波回路では高周波信号が生成される。そして、高周波回路からスルーホール7を介して、生成された高周波信号がパッチアンテナ3に伝達される。その後、パッチアンテナ3から高周波信号を表す電磁波が放射される。
ところが、パッチアンテナ3から放射される電磁波のうち、大部分の電磁波は、実装基板2の貫通孔9を介して空間に放射されるが、一部分の電磁波は、アンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aを伝播しようとする表面波となってしまう。
上記表面波がパッチアンテナ3から基板端へ向かって伝播すると、環状接地面4がパッチアンテナ3を囲むように設けられているので、表面波は基板端へ到達する前に、環状接地面4に到達する。
このとき、環状接地面4の表面の反射および減衰吸収によって、表面波は反射したり、減衰吸収されたりする。すなわち、環状接地面4が金属壁となり、シールドの役割を果たすことによって、シールド効果によりアンテナ面Aに平行な方向の表面波が低減する。
これにより、基板端へ伝播するアンテナ面Aに平行な方向の表面波が低減するので、アンテナ一体型モジュール基板1の基板端からの表面波の放射を低減することが可能となる。
それゆえ、パッチアンテナ3から横方向の不要なアンテナ利得は低減され、一方で、アンテナ利得はパッチアンテナ3から貫通孔9を貫通する方向で最大となる。したがって、パッチアンテナ3から貫通孔9を貫通する方向付近にヌル点を持たないアンテナ放射パターンを有することが可能となる。
以上により、本実施の形態の無線通信装置は、実装基板2のアンテナ実装面Cと、アンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aとが互いに向かい合いように、アンテナ一体型モジュール基板1が実装基板2に実装され、アンテナ一体型モジュール基板1は、アンテナ面Aに、パッチアンテナ3およびパッチアンテナ3を囲むように形成されている環状接地面4、並びに、高周波回路面Bに高周波回路を備えている、という構成である。
これにより、アンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aに、パッチアンテナ3を囲むように形成されている環状接地面4を備えることによって、パッチアンテナ3から発生するアンテナ一体型モジュール基板1のアンテナ面Aを伝播する表面波は、環状接地面4に到達すると、環状接地面4の表面で反射したり、減衰吸収される。
このため、環状接地面4の表面の反射および減衰吸収によるシールド効果により、表面波を低減することが可能となる。よって、アンテナ一体型モジュール基板1の基板端から放射される表面波を低減することが可能となる。
それゆえ、パッチアンテナ3から実装基板2の貫通孔9を貫通する方向への、パッチアンテナ3のアンテナ利得を最大にすることが可能となり、パッチアンテナ3から実装基板2の貫通孔9を貫通する方向にヌル点を有さないアンテナ放射パターンを形成することが可能となる。よって、無線通信装置のアンテナ特性を向上することが可能となる。
以上により、本発明の無線通信装置は、アンテナ一体型モジュール基板1の基板端から放射される表面波を低減し、アンテナ特性を向上することが可能となる。
また、アンテナ一体型モジュール基板1を小型化しても良好なアンテナ特性を得ることが可能となり、無線通信装置のアンテナ放射角度の配置を容易にすることが可能となる。
また、本実施の形態の無線通信装置では、環状接地面4は、スルーホール8、および内層地板6に接続しているので、環状接地面4、スルーホール8、および内層地板6が接続することにより形成される境域が金属壁として働き、アンテナ一体型モジュール基板1の表面を伝播する表面波に対して、さらにシールドの役割を果たす。
さらに、実装基板2では、接地面10、スルーホール13、および金属面12が接続し、また、環状接地面4と接地面10とが接続されることにより、金属面12、スルーホール13、接地面10、環状接地面4、スルーホール8、および内層地板6が接続することにより形成される境域が金属壁として働き、さらにシールド領域が設けられるので、アンテナ一体型モジュール基板1の表面を伝播する表面波に対して、さらにシールドの役割を果たす。
よって、アンテナ一体型モジュール基板1の基板端へ伝播するアンテナ面Aに平行な方向の表面波がさらに抑圧されるので、アンテナ一体型モジュール基板1の基板端からの表面波の放射を著しく低減することが可能となる。
また、環状接地面4は、E面およびH面に対して面対称な形状を有していることにより、パッチアンテナ3から発生するアンテナ一体型モジュール基板1の表面を伝播する表面波は、E面およびH面に対して面対称な位置で低減されている。
よって、パッチアンテナ3の上側に放射される電磁波の放射パターンに対する表面波の影響を、E面およびH面に対して面対称に低減しているので、上記放射パターンをE面およびH面に対して面対称にすることが可能となる。
さらに、環状接地面4は、E面およびH面に対して面対称な形状を有していることにより、貫通孔9もE面およびH面に対して面対称な形状となっている。よって、パッチアンテナ3から放射される電磁波は貫通孔9を通り抜けて空間に放射されるので、貫通孔9を通り抜けてパッチアンテナ3から放射される電磁波のアンテナ放射パターンを、E面およびH面に対して面対称にすることが可能となる。
また、上記説明では、環状接地面4が中空矩形断面形状を有している場合を説明したが、これに限らず、他の形状でもよい。これについて、図3に、例えば、環状接地面4の断面形状が中空円状のときを示す。
図3は、アンテナ一体型モジュール基板101のみを、パッチアンテナ3を搭載したアンテナ面Aに垂直な方向から見た構成図である。
アンテナ一体型モジュール基板101は、アンテナ一体型モジュール基板1における環状接地面4の構成に代えて、環状接地面104(環状接地部)を備え、環状接地面104から内層地板6に到達するように形成されたスルーホール108(第1のスルーホール)を有している。
環状接地面104は、表面が中空円状である偏平な中空円柱の形状を有している。また、環状接地面104は、アンテナ一体型モジュール基板101のアンテナ面Aにパッチアンテナ3を囲むように、パッチアンテナ3から所定の間隔を空けて配置されている。
詳細には、アンテナ一体型モジュール基板101をアンテナ面Aに垂直な方向から見て、パッチアンテナ3の中心と、環状接地面104の断面中空円状の円の中心とが一致するように、環状接地面104はアンテナ面Aに設けられている。
スルーホール108は、環状接地面104の真下に形成されている。また、環状接地面4の円形と同心円状になるように大小2つの円状のスルーホール8が形成されている。これにより、環状接地面104が、スルーホール108を介して内層地板6に接続される。
上記構成の場合であっても、アンテナ一体型モジュール基板101では、パッチアンテナ3から発生するアンテナ一体型モジュール基板101の表面を伝播する表面波は、まず、環状接地面104に到達する。このとき、環状接地面104がシールドの役割を果たすことにより、上記アンテナ一体型モジュール基板1を備える無線通信装置が奏する効果と同様の効果を得ることが可能である。
このように、図1,2に示したアンテナ一体型モジュール基板1の環状接地面4は、断面形状が、図2に示したような中空矩形の他に、図3に示したような中空円状でもよいし、または中空楕円状としてもよい。アンテナ一体型モジュール基板1のサイズや形成方法、およびアンテナ放射パターンなどの設計に応じて、好適に決定することが可能である。
なお、アンテナ一体型モジュール基板1の環状接地面4に相対する、実装基板2の接地面10および貫通孔9は、環状接地面4の形状に応じて形状を決定すればよい。
また、アンテナ一体型モジュール基板1は低温焼成セラミックの多層基板で作製されており、実装基板2はガラスエポキシのプリント基板で形成されているとして説明したが、これに限らず、アンテナ一体型モジュール基板1は高温焼成セラミックの多層基板で構成してもよいし、実装基板2はテフロン(登録商標)系のプリント基板で形成してもよい。
さらに、上記無線通信装置では、送信動作について説明したが、これに限らず、高周波回路の回路構成を変更することにより、受信動作を行う受信機として使用することも可能である。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図4および図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4は、本実施の形態の無線通信装置の一構成例を示す断面図である。
図5は、図4における無線通信装置において、アンテナ一体型モジュール基板201のみを、パッチアンテナ3を搭載したアンテナ面Aに垂直な方向から見た構成図である。
本実施の形態の無線通信装置は、アンテナ一体型モジュール基板201、および実装基板2を備えている。
アンテナ一体型モジュール基板201は、前記実施の形態1のアンテナ一体型モジュール基板1の構成に加えて、アンテナ面Aに、周期構造物215を備えている。また、アンテナ一体型モジュール基板201は、周期構造物215から内層地板6に到達するように形成されたスルーホール216(第3のスルーホール)を有している。
周期構造物215は、表面が正方形をした板状の形状を有している。また、周期構造物215は、アンテナ面Aであって、かつ、パッチアンテナ3と環状接地面4との間の領域に、パッチアンテナ3を囲むように略マトリックス状に配置されている。
詳細には、図5に示すように、環状接地面4の内側の4面に沿って、周期構造物215が1面に対して2列なすように、パッチアンテナ3から所定の間隔を空けて複数備えられている。
さらに、各周期構造物215の真下には、それぞれスルーホール216が形成されている。これにより、周期構造物215は、スルーホール216を介して内層地板6に接続される。
ここで、本実施の形態では、周期構造物215を、一つの島形状の導体パターンがスルーホール216によって内層地板6と接続された構造を1単位としている。そして、周期構造物215は、1単位ずつ、一定の間隔で並べて配置されている。なお、上記一定の間隔は、所望の周波数付近で周期構造物215が共振するように設定する。所望の周波数とは、パッチアンテナ3から放射される電磁波の周波数と同じ周波数である。
上記の構成によれば、表面波がパッチアンテナ3からアンテナ一体型モジュール基板201の基板端へ向かって伝播すると、周期構造物215がパッチアンテナ3と環状接地面4との間に設けられているので、表面波は、まず、周期構造物215に到達する。
このとき、周期構造物215を透過しようとする表面波は、周期構造物215が配置されている部分を通過する間、周期構造物215間において反射を繰り返しながら進行する。それゆえ、多重反射により次第に減衰していくので、最終的には大きく減衰する。
これについて、図6を参照しながら、詳細に説明する。
図6(a)は、2個分の周期構造物215(一方を周期構造物215a、他方を周期構造物215bとする)の断面図であり、(b)は、容量CとインダクタLとの並列共振回路を示す回路図である。なお、ここでは、周期構造物215aの真下に形成されているスルーホールをスルーホール216a、および、周期構造物215bの真下に形成されているスルーホールをスルーホール216bとする。
図6(a)に示す構造を等価回路で示すと、周期構造物215aと周期構造物215bとの島状の導体パターン間のギャップは、容量Cとなる。また、一方の周期構造物215aのギャップ端からスルーホール216a、内層地板6、他方のスルーホール216b、周期構造物215bのギャップ端へと至る経路は、インダクタLとして働く。
よって、上記構造は、図6(b)に示すように、容量CとインダクタLとの並列共振回路となる。そして、容量CとインダクタLとが共振する周波数において、アンテナ一体型モジュール基板201の表面は高インピーダンスとなる。それゆえ、アンテナ一体型モジュール基板201を伝播する表面波のうち、容量CとインダクタLとが共振する周波数成分が、もっとも抑圧されることになる。
したがって、パッチアンテナ3から放射される電磁波の周波数で共振するように、周期構造物215の形状や配置間隔を決定することにより、パッチアンテナ3から伝播してくる表面波をもっとも抑圧することが可能となっている。
以上により、アンテナ面Aに平行な方向に沿ってアンテナ一体型モジュール基板201の基板端へ伝播する表面波がさらに低減されるので、アンテナ一体型モジュール基板201の基板端からの表面波の放射を著しく低減することが可能となる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1および実施の形態2と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1および実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は、本実施の形態の無線通信装置の一構成例を示す断面図である。
本実施の形態の無線通信装置は、前記実施の形態1の無線通信装置の構成に加えて、筐体321に取り付けられた誘電体レンズ320を備えている。
誘電体レンズ320は、高密度ポリエチレンで作製されている。また、誘電体レンズ320は、該レンズの焦点が、アンテナ一体型モジュール基板1のパッチアンテナ3の表面の中心に一致するように配置されている。但し、パッチアンテナ3の中心は、誘電体レンズ320の焦点と一致することが望ましいが、これに限らず、誘電体レンズ320の集光半径内であれば許容できる。
ここで、図8を参照しながら、上記集光半径について説明する。
図8は、誘電体レンズ320の焦点を示す平面図である。
集光半径dは、焦点からレンズの径を覗き込んだ半角をθとすると、
d=k・λ/sinθ(kは定数)
で表される。
例えば、誘電体レンズ320の半径が15mm、焦点距離が9mmとする。放射する電磁波が60GHzの場合、波長は5mmであり、kは通常0.6程度の値であるため、集光半径dは約3.5mmとなる。したがって、パッチアンテナ3の中心が、誘電体レンズ320の焦点を中心とする半径3.5mmの円の内側に配置されていればよい。
上記の構成によれば、パッチアンテナ3から電磁波が放射されるとき、前述した説明により表面波を抑圧することによって、パッチアンテナ3から実装基板2の貫通孔9を貫通する方向に集められた電磁波のうち、大部分の電磁波は誘電体レンズ320に入射する。
ここで、図7を参照しながら、誘電体レンズ320に入射した電磁波322aについて説明する。
このとき、誘電体レンズ320に入射した電磁波322aは球面波である。ところが、電磁波322aは誘電体レンズ320と空気の境界面で屈折し、平面波となった電磁波322bが誘電体レンズ320から出射される。この結果、電磁波のエネルギー方向が揃うので、アンテナ利得が向上する。
また、パッチアンテナ3からの放射電磁波は、大部分が誘電体レンズ320に入射することから、非常に高いアンテナ効率を実現することが可能となる。
よって、アンテナ利得および効率が高いアンテナ特性を有する無線通信装置を実現することが可能となる。
また、アンテナ一体型モジュール基板1に限らず、前記実施の形態1で説明したアンテナ一体型モジュール基板101や、前記実施の形態2で説明したアンテナ一体型モジュール基板201を用いてもよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、小型で高性能な無線通信装置を実現する上で特に有効であり、ハイビジョン映像信号の無線映像伝送装置などに利用することができる。
本発明における無線通信装置の実施の一形態を示す断面図である。 上記無線通信装置におけるアンテナ一体型モジュールを、パッチアンテナ搭載面に垂直な方向から見た平面図である。 上記無線通信装置におけるアンテナ一体型モジュールの他の構成を、パッチアンテナ搭載面に垂直な方向から見た平面図である。 本発明における無線通信装置の他の実施の形態を示す断面図である。 上記無線通信装置におけるアンテナ一体型モジュールを、パッチアンテナ搭載面に垂直な方向から見た平面図である。 上記無線通信装置における周期構造物において、(a)は構成を示す断面図であり、(b)は共振回路を示す回路図である。 本発明における無線通信装置のさらに他の実施の形態を示す断面図である。 上記無線通信装置における誘電体レンズの焦点を示す平面図である。 従来のアンテナ一体型モジュール基板を示す断面図である。
符号の説明
1,101,201 アンテナ一体型モジュール基板
2 実装基板
3 パッチアンテナ
4,104 環状接地面(環状接地部)
5 接続端子
6 内層地板
7 スルーホール
8,108 スルーホール(第1のスルーホール)
9 貫通孔(貫通部)
10 接地面(接地部)
11 接続端子
12 金属面
13 スルーホール(第2のスルーホール)
215 周期構造物
216 スルーホール(第3のスルーホール)
320 誘電体レンズ
321 筐体
322a,322b 電磁波
A アンテナ面(他方の面)
B 高周波回路面(一方の面)
C アンテナ実装面(実装面)

Claims (11)

  1. 実装基板に実装されたアンテナ一体型モジュール基板の一方の面側に設けられ、高周波信号を生成する高周波回路と、
    上記アンテナ一体型モジュール基板の他方の面側に設けられ、上記高周波回路によって生成された高周波信号を表す電磁波を放射するパッチアンテナと、
    上記アンテナ一体型モジュール基板の他方の面側に、上記パッチアンテナを囲むように形成されている環状接地部とを備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 上記アンテナ一体型モジュール基板は、グラウンドが接続される内層地板を内層に備え、
    上記環状接地部は、上記内層地板に第1のスルーホールを介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 上記環状接地部は、上記他方の面に垂直な方向から見て、上記パッチアンテナのH面に対して面対称な形状を有することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 上記環状接地部は、上記他方の面に垂直な方向から見て、上記パッチアンテナのE面に対して面対称な形状を有することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 上記アンテナ一体型モジュール基板は、上記他方の面が上記実装基板と向かい合うように実装され、
    上記実装基板は、上記環状接地部で囲まれる内側の領域と相対する領域が貫通している貫通部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  6. 上記実装基板は、上記アンテナ一体型モジュール基板が実装されている実装面側であって、かつ、上記貫通部の周囲に、上記環状接地部の接地面と同じ形状を有する接地部を備え、
    上記環状接地部は、上記接地部に接合されることを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 上記実装基板は、上記実装面と反対側の面に金属面が形成されており、
    上記接地部は、上記金属面に第2のスルーホールを介して接続されることを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 上記アンテナ一体型モジュール基板は、上記他方の面側であって、かつ、上記パッチアンテナと上記環状接地部との間に、上記パッチアンテナを囲むように配置されている複数の周期構造物を備えていることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  9. 上記周期構造物は、一つの島形状の金属パターンが、上記内層地板に第3のスルーホールを介して接続された構造を有することを特徴とする請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 上記配置された周期構造物の間隔は、上記パッチアンテナから放射される電磁波の周波数で共振するように設定されることを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。
  11. 上記パッチアンテナから放射される電磁波を入射して、入射した電磁波を出射する誘電体レンズを備え、
    上記誘電体レンズは、該レンズの焦点が上記パッチアンテナの中心に一致するように配置されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の無線通信装置。
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