JP2008070411A - ズームレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、明るさの確保や非点収差の変動を抑え、明るくても広角端での画角の確保や変倍比の確保が容易なズームレンズ。
【解決手段】正の第1群G1と負の第2群G2と正の第3群G3からなり、第2群G2と第3群G3の間に絞りSを有し、広角端から望遠端への変倍時、第1群G1、第2群G2、第3群G3は移動し、第2群G2は像側に移動後物体側に移動し、広角端に対して望遠端にて、第1群G1、第3群G3は物体側に位置し、第1群G1は1枚の負レンズと1枚乃至2枚の正レンズとからなり、第2群G2は、物体側に凸面を向け第1負メニスカスレンズと、像側面の曲率の絶対値が物体側面の曲率の絶対値よりも大きい第2負レンズと、物体側面の曲率の絶対値が像側面の曲率の絶対値よりも大きい第3正レンズとからなり、遠距離から近距離へのフォーカシング時に第2群G2が移動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ズームレンズに関するものであり、特に、広角端の半画角が35°から45°程度で変倍比が2.5から4程度の標準画角領域をカバーするズームレンズに関するものである。
特に、一眼レフカメラ用交換レンズに好適なズームレンズに関するものである。
従来、簡易な構成で小型化を目指したズームレンズが提案されている。例えば、特許文献1には、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群、負屈折力の第2レンズ群、正屈折力の第3レンズ群とで構成され、各群が移動して変倍を行うズームレンズが記載されている。3群ズームレンズの構成とすることで、鏡枠構成を簡略にでき、また、広角端での全長が短くできるので、携帯に有利であり、また、コストも抑えやすいズームレンズとなっている。
しかしながら、この特許文献1に開示されたズームレンズは、第2レンズ群の構成がレンズ2枚の構成のため、光学性能の維持が難しく、明るさの確保が不十分である。特許文献1の実施例2に開示されたズームレンズでは、第2レンズ群が3枚構成ではあるが、中間焦点距離付近での非点収差が出やすくなっている。また、フォーカシング動作についての記載もない。
特開平4−321007号公報
本発明は従来技術のこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成でありながら、明るさの確保や非点収差の変動を抑えたズームレンズを提供することである。それにより、明るくても広角端での画角の確保や変倍比の確保が容易なズームレンズの提供を可能とする。
上記目的を達成する本発明のズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群とからなり、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間の間隔中に開口絞りを有し、広角端から望遠端への変倍時、前記第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群は各々一体で移動し、前記第2レンズ群は像側に移動後物体側に移動し、広角端に対して望遠端にて、前記第1レンズ群は物体側に位置し、前記第3レンズ群は物体側に位置し、前記第1レンズ群は、物体側から順に、1枚の負レンズと、1枚乃至2枚の正レンズとからなり、前記第2レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向け第1負メニスカスレンズと、像側面の近軸曲率の絶対値が物体側面の近軸曲率の絶対値よりも大きい第2負レンズと、物体側面の近軸曲率の絶対値が像側面の近軸曲率の絶対値よりも大きい第3正レンズとからなり、遠距離物体から近距離物体へのフォーカシング時に、第2レンズ群は移動し、以下の条件式を満足することを特徴とするものである。
−0.1<m2 /ft <0.4 ・・・(1)
−1.3<(r2g3 +r2g4 )/(r2g4 −r2g3 )<−0.65 ・・・(2)
ただし、ft は望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
2 は広角端に対する望遠端での第2レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
2g3 は第2レンズ群の第2負レンズの物体側面近軸曲率半径、
2g4 は第2レンズ群の第2負レンズの像側面近軸曲率半径、
である。
以下に、本発明において上記構成をとる理由と作用を説明する。
本発明のズームレンズは、第2レンズ群と第3レンズ群の間の間隔中に開口絞りを配置し、広角端から望遠端への変倍時、各レンズ群の各々を一体で移動するものである。
このような構成により、簡易な構成としたズームレンズとなる。明るさ絞りをこの位置とすることで、第1レンズ群の径の大型化を避け、射出瞳も適度に遠くできる等の効果を奏する。
そして、広角端から望遠端への変倍時、第2レンズ群は像側に移動後物体側に移動し、広角端に対して望遠端にて、第1レンズ群は物体側に位置し、第3レンズ群は物体側に位置する移動方式としている。
このような構成により、広角端付近にて全長を小さくし、携帯時の小型化を達成している。このとき、第2レンズ群に上述の移動方式とすることで、中間状態付近での第2レンズ群の光線高を低く調整し、非点収差の変動を抑えやすくなる。
そして、
−0.1<m2 /ft <0.4 ・・・(1)
ただし、ft は望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
2 は広角端に対する望遠端での第2レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
を満足する構成としている。
望遠端で第2レンズ群の位置を条件式(1)で規定する概略広角端の位置と同じにするか少し物体側にすることで、全長の変化を抑えながら第3レンズ群の移動量を大きくすることができ好ましい。
そして、第2レンズ群は他のレンズ群よりも小型になりやすいため、フォーカシング時に移動するレンズ群とすると、鏡枠のサイズも小さくしやすくなる。
このような移動方式とする場合、第2レンズ群の負屈折力を確保するとよい。
また、画角の確保や明るさの確保の点でも、第1レンズ群、第2レンズ群にて収差の発生を抑えることが好ましく、特に、広角端状態では、第1レンズ群と第2レンズ群の合成屈折力が負となるので、第2レンズ群の負パワーは強くなりやすい。そのため、第2レンズ群での収差補正を良好に行うことが好ましい。
本発明では、第1レンズ群を、物体側から順に、1枚の負レンズと、1枚乃至2枚の正レンズとで構成している。
このようにすることで、第1レンズ群での色収差等の補正を行う。
また、第2レンズ群を、物体側から順に、物体側に凸面を向け第1負メニスカスレンズと、像側面の近軸曲率の絶対値が物体側面の近軸曲率の絶対値よりも大きい第2負レンズと、物体側面の近軸曲率の絶対値が像側面の近軸曲率の絶対値よりも大きい第3正レンズとで構成している。
そして、第2レンズ群を上述の構成として、1面毎の光束への屈折作用を緩和させている。
そして、第2レンズ群の2枚目のレンズ(第2負レンズ)について、
−1.3<(r2g3 +r2g4 )/(r2g4 −r2g3 )<−0.65 ・・・(2)
ただし、r2g3 は第2レンズ群の第2負レンズの物体側面近軸曲率半径、
2g4 は第2レンズ群の第2負レンズの像側面近軸曲率半径、
を満足する形状とし、収差の低減を行っている。
条件式(1)の下限の−0.1を下回ると、第3レンズ群の移動量が小さくなり、変倍による収差の変動を抑えるのが難しくなる。上限の0.4を上回ると、結果的に広角端と望遠端のレンズ全長の変化が大きくなり、鏡枠構造が複雑になり、また、使用時のバランスが悪くなり好ましくない。
条件式(2)の上限の−0.65を上回ると、高次の収差の発生が大きくなりすぎ、下限の−1.3を下回ると、他の面で出た収差の影響が大きくなる。
なお、上述及び後述の条件式は、最遠距離の物体に合焦した状態である。
さらには、
−3.0<m2ws /m2st <0 ・・・(A)
ただし、m2ws は広角端に対する0.442×(fw +ft )で定義する焦点距離となる状態での第2レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
2st は0.442×(fw +ft )で定義する焦点距離となる状態に対する望遠端での第2レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
w は広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
を満足することが好ましい。
条件式(A)の下限の−3.0を下回らないようにすることで、第3レンズ群の変倍負担を確保しやすくなり、収差バランスをとりながらの変倍比の確保に有利となる。上限の0を上回らないようにすることで、第2レンズ群の移動による中間状態付近の非点収差を補正する機能を得やすくなる。
また、さらには、
1.6<Σdw /fbw<2.2 ・・・(3)
ただし、Σdw は広角端における第1レンズ群の最物体側面から第3レンズ群の最像側面までの光軸に沿った距離、
bwは広角端における第3レンズ群の最像側面から焦点までの光軸に沿った距離、
を満足することが好ましい。
条件式各々を同時に満足することが好ましいが、何れか1つを満足する構成としてもよい。
条件式(3)の下限の1.6を下回らないようにすることで、第3レンズ群の変倍時の移動量の確保に有利となる。上限の2.2を上回らないようにすることで、広角端での全長を抑えられ好ましい。
また、さらには、
0.5<m1 /ft <0.9 ・・・(4)
ただし、m1 は広角端に対する望遠端での第1レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
を満足することが好ましい。
条件式(4)の下限の0.5を下回らないようにすることで、第1レンズ群のパワーが強くなりすぎることを抑え、広角端での第1レンズ群と第2レンズ群との合成系の負パワーを確保しやすくなる。そのため、レトロフォーカスタイプの機能による画角の確保、バックフォーカスの確保に有利となる。上限の0.9を上回らないようにすることで、第1レンズ群のパワーを確保し、第1、第2レンズ群間隔変化による変倍作用を持たせやすくなる。
また、さらには、
1.5<f1 /ft <4 ・・・(5)
ただし、f1 は第1レンズ群の焦点距離、
を満足することがより好ましい。
条件式(5)の下限の1.5を下回ると、広角端の全長を短くしようとする場合に、第2レンズ群のパワーが強くなりすぎ、収差補正上好ましくない。上限の4を越えると、広角端から望遠端の全長の変化量が大きくなり鏡枠構成上好ましくない。また、使用時のバランスの変化が大きくなり、使い勝手を低下させる。
条件式(5)は条件式(4)と同時に満足することがより好ましい。
条件式(3)、(4)、(5)の各条件式を同時に満足することがより好ましい。
また、さらには、第3レンズ群を、物体側から順に、接合レンズと、単レンズと、接合レンズとで構成し、これら2つの接合レンズを正レンズと負レンズを含む構成とすることが好ましい。
このような構成において、第3レンズ群は、物体側の接合レンズで軸上の色収差と球面収差を良好に補正しやすくし、像側の接合レンズで第1レンズ群と第2レンズ群で補正し切れない軸外収差と、望遠側での色収差を補正しやすくする。2組の接合レンズに挟まれた正レンズには、接合レンズでの補正が不得意な高次の収差を補正する機能を持たせられる。
このとき、さらに、
1.45<n3g2 <1.6 ・・・(6)
77<ν3g3p<90 ・・・(7)
ただし、n3g2 は第3レンズ群中の単レンズの屈折率、
ν3g3pは第3レンズ群中の像側の接合レンズに含まれる全正レンズのアッベ数、
を満足することが好ましい。
条件式(7)を満足することで、良好な色収差補正ができる。そして、条件式(6)を満足することで、単レンズでの良好な高次収差の発生量が得られ、この高次収差の発生で他で発生した収差をキャンセルしやすくなる。
条件式(7)の下限の77を下回らないようにすることで分散を抑えて、色収差を補正しやすくなる。上限の90を上回らないようにすることで、2次スペクトルの影響を抑えやすくなる。
条件式(6)下限の1.45を下回らないようにすることで、材料の入手が容易となる。上限の1.6を上回らないようにすることで、高次収差の発生が容易となる。
また、さらには、
0.2<n2g1 −n2g2 <0.3 (8)
ただし、n2g1 は第2レンズ群中の第1負メニスカスレンズの屈折率、
2g2 は第2レンズ群中の第2負レンズの屈折率、
を満足することが好ましい。
条件式(8)は、特に第2レンズ群の2番目のレンズに適度な高次収差発生させ、全体の収差バランスをとりやすくするものである。下限の0.2を下回らないようにすることで、1番目のレンズ(第1負メニスカスレンズ)に対する2番目のレンズ(第2負レンズ)の屈折率を小さくし、面に曲率を持たせることで適度な高次収差を発生させやすくなる。若しくは、1番目のレンズの屈折率の確保により、1番目のレンズでの過度な高次収差の発生を抑えられる。上限の0.3を上回らないようにすることで、2番目のレンズによる高次収差の発生量を適度に抑えられる。
また、さらには、広角端に対して望遠端にて、第2レンズ群と開口絞りとの光軸に沿った距離を短くし、開口絞りと第3レンズ群との光軸に沿った距離も短くすることがより好ましい。
このようにすることで、広角端位置にて、絞りの物体側、像側のレンズ群のサイズが大きくならないように構成でき、射出瞳を像面から離しやすくなる。また、望遠端では、第2レンズ群と第3レンズ群間距離を小さくでき、変倍比の確保に有利となる。
また、さらには、広角端の半画角が35°から45°であり、変倍比が2.5から4とすることがより好ましい。
明るさの確保や、軸外収差の補正に有利な本発明の機能を活かしやすいズームレンズとなる。
以上の各条件式について、さらに以下の値とすることがより好ましい。
条件式(1)について、下限値を0.0とすることがより好ましい。
上限値を0.2、さらには、0.08とすることがより好ましい。
条件式(2)について、下限値を−1.16とすることがより好ましい。
上限値を−0.75とすることがより好ましい。
条件式(A)について、下限値を−1.0、さらには、−0.8とすることがより好ましい。
上限値を−0.01、さらには、−0.03とすることがより好ましい。
条件式(3)について、下限値を1.8とすることがより好ましい。
上限値を2.0とすることがより好ましい。
条件式(4)について、下限値を0.55とすることがより好ましい。
上限値を0.7とすることがより好ましい。
条件式(5)について、下限値を2.0とすることがより好ましい。
上限値を3.0とすることがより好ましい。
条件式(6)について、下限値1.50をとすることがより好ましい。
上限値1.58をとすることがより好ましい。
条件式(7)について、下限値を80とすることがより好ましい。
上限値を85とすることがより好ましい。
条件式(8)について、下限値を0.23とすることがより好ましい。
上限値を0.27とすることがより好ましい。
本発明により、簡易な構成でありながら、明るさの確保や変倍時の非点収差の変動を抑えたズームレンズを提供することができる。それにより、明るくても広角端での画角の確保や変倍比の確保が容易なズームレンズを提供することができる。
以下、本発明のズームレンズの実施例1〜3について説明する。実施例1〜3の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)のレンズ断面図をそれぞれ図1〜図3に示す。図中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、開口絞りはS、第3レンズ群はG3、各種フィルター類等(ローパスフィルター、赤外カットフィルター、防塵用振動フィルター、CCDカバーガラス等)を1つの平行平板であらわしたものはF、像面(電子撮像素子の受光面)はIで示してある。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、開口絞りS、正屈折力の第3レンズ群G3から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は一体で物体側へ移動し、第2レンズ群G2は一体で第1レンズ群G1との間隔を広げながら物体側に凹の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より物体側に位置する。開口絞りSは第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第3レンズ群G3は一体で開口絞りSとの間隔を縮めながら物体側に移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凹負レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第3レンズ群G3は、両凸正レンズと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとの接合レンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、両凹負レンズと両凸正レンズとの接合レンズからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の両凹負レンズの両面、第3レンズ群G3の正メニスカスレンズの像側の面と、像側の接合レンズの最も物体側の面の4面に用いている。
遠距離物体から近距離物体へのフォーカシングは、第2レンズ群G2を物体側へ移動することで行う。
実施例2のズームレンズは、図2に示すように、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、開口絞りS、正屈折力の第3レンズ群G3から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は一体で物体側へ移動し、第2レンズ群G2は一体で第1レンズ群G1との間隔を広げながら物体側に凹の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より物体側に位置する。開口絞りSは第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第3レンズ群G3は一体で開口絞りSとの間隔を縮めながら物体側に移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第3レンズ群G3は、両凸正レンズと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとの接合レンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、両凹負レンズと両凸正レンズとの接合レンズからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の物体側から2番目の負メニスカスレンズの両面、第3レンズ群G3の正メニスカスレンズの両面の4面に用いている。
遠距離物体から近距離物体へのフォーカシングは、第2レンズ群G2を物体側へ移動することで行う。
実施例3のズームレンズは、図3に示すように、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、開口絞りS、正屈折力の第3レンズ群G3から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は一体で物体側へ移動し、第2レンズ群G2は一体で第1レンズ群G1との間隔を広げながら物体側に凹の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より物体側に位置する。開口絞りSは第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第3レンズ群G3は一体で開口絞りSとの間隔を縮めながら物体側に移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第3レンズ群G3は、両凸正レンズと両凹負レンズとの接合レンズと、両凸正レンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズとの接合レンズからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の物体側から2番目の負メニスカスレンズの両面、第3レンズ群G3の両凸正レンズの両面の4面に用いている。
遠距離物体から近距離物体へのフォーカシングは、第2レンズ群G2を物体側へ移動することで行う。
以下に、上記各実施例の数値データを示すが、記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNOはFナンバー、ωは半画角、WEは広角端、STは中間状態、TEは望遠端、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのアッベ数である。また、ODは像面から測った被写体距離である。なお、非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると、下記の式にて表される。
x=(y2 /r)/[1+{1−(K+1)(y/r)2 1/2
+A4 4 +A6 6 +A8 8
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 はそれぞれ4次、6次、8次の非球面係数である。

実施例1
1 = 40.27 d1 = 2.40 nd1 =1.81 νd1 =25.43
2 = 30.44 d2 = 0.44
3 = 31.17 d3 = 6.70 nd2 =1.60 νd2 =60.64
4 = 141.22 d4 = (可変)
5 = 40.22 d5 = 1.30 nd3 =1.79 νd3 =47.37
6 = 9.50 d6 = 5.77
7 = -129.31(非球面) d7 = 1.78 nd4 =1.53 νd4 =55.78
8 = 15.15(非球面) d8 = 3.83
9 = 27.46 d9 = 1.85 nd5 =1.85 νd5 =23.78
10= 126.31 d10= (可変)
11= ∞(絞り) d11= (可変)
12= 14.35 d12= 4.20 nd6 =1.53 νd6 =48.84
13= -14.35 d13= 0.99 nd7 =1.77 νd7 =49.60
14= -35.21 d14= 2.83
15= -42.33 d15= 2.85 nd8 =1.53 νd8 =55.78
16= -20.17(非球面) d16= 0.40
17= -36.95(非球面) d17= 1.00 nd9 =1.90 νd9 =31.31
18= 21.40 d18= 5.25 nd10=1.50 νd10=81.54
19= -14.58 d19= (可変)
20= ∞ d20= 4.57 nd11=1.52 νd11=64.14
21= ∞ d21= 2.42
22= ∞(像面)
非球面係数
第7面
K = 0.00
4 = -2.44 ×10-5
6 = -3.98 ×10-7
8 = 9.73 ×10-10
第8面
K = 0.00
4 = -1.12 ×10-4
6 = -1.11 ×10-6
8 = 3.39 ×10-9
第16面
K = 0.00
4 = -1.02 ×10-4
6 = 1.09 ×10-6
8 = 9.76 ×10-9
第17面
K = -2.23
4 = 1.66 ×10-6
6 = 1.09 ×10-6
8 = 1.13 ×10-8
ズームデータ(OD=∞)
WE ST TE
f (mm) 14.3 24.5 41.2
NO 3.57 4.80 5.70
ω(°) 40.0 25.4 15.6
4 2.93 7.62 27.22
10 16.55 7.28 2.60
11 3.90 1.27 1.20
19 28.25 39.98 47.96
(OD=250mm )
4 1.09 5.60 24.10
10 18.39 9.30 5.72
11 3.90 1.27 1.20
19 28.25 39.98 47.96 。

実施例2
1 = 70.91 d1 = 2.40 nd1 =1.81 νd1 =25.43
2 = 49.17 d2 = 4.02 nd2 =1.52 νd2 =64.20
3 = 116.84 d3 = 0.15
4 = 44.85 d4 = 3.85 nd3 =1.60 νd3 =60.64
5 = 103.04 d5 = (可変)
6 = 61.14 d6 = 1.30 nd4 =1.79 νd4 =47.37
7 = 10.29 d7 = 5.48
8 = 662.61(非球面) d8 = 1.94 nd5 =1.53 νd5 =55.78
9 = 13.99(非球面) d9 = 3.62
10= 24.57 d10= 2.16 nd6 =1.85 νd6 =23.78
11= 103.08 d11= (可変)
12= ∞(絞り) d12= (可変)
13= 13.28 d13= 4.08 nd7 =1.55 νd7 =45.79
14= -16.05 d14= 0.99 nd8 =1.77 νd8 =49.60
15= -52.76 d15= 1.70
16= -34.65(非球面) d16= 2.85 nd9 =1.53 νd9 =55.78
17= -20.34(非球面) d17= 0.40
18= -47.88 d18= 1.00 nd10=1.90 νd10=31.31
19= 16.49 d19= 5.21 nd11=1.50 νd11=81.54
20= -13.66 d20= (可変)
21= ∞ d21= 4.57 nd12=1.52 νd12=64.14
22= ∞ d22= 2.42
23= ∞(像面)
非球面係数
第8面
K = 0.00
4 = 6.22 ×10-5
6 = -1.10 ×10-6
8 = 5.60 ×10-9
第9面
K = 0.00
4 = -3.21 ×10-5
6 = -1.80 ×10-6
8 = 5.45 ×10-9
第16面
K = 0.00
4 = -1.13 ×10-4
6 = 1.06 ×10-6
8 = 1.46 ×10-8
第17面
K = -1.36
4 = 1.75 ×10-5
6 = 9.41 ×10-7
8 = 1.48 ×10-8
ズームデータ(OD=∞)
WE ST TE
f (mm) 14.3 24.5 41.2
NO 3.56 4.80 5.76
ω(°) 40.1 25.4 15.7
5 3.10 9.46 29.62
11 15.42 3.74 2.30
12 5.53 4.91 1.20
20 28.46 39.22 46.87
(OD=250mm )
5 1.07 7.18 26.14
11 17.45 6.02 5.78
12 5.53 4.91 1.20
20 28.46 39.22 46.87 。

実施例3
1 = 77.18 d1 = 2.00 nd1 =1.81 νd1 =25.43
2 = 47.13 d2 = 5.44 nd2 =1.52 νd2 =64.20
3 = 437.08 d3 = 0.13
4 = 43.54 d4 = 3.35 nd3 =1.60 νd3 =60.64
5 = 92.64 d5 = (可変)
6 = 64.17 d6 = 0.95 nd4 =1.77 νd4 =49.60
7 = 9.22 d7 = 5.26
8 = 208.46(非球面) d8 = 1.50 nd5 =1.53 νd5 =55.78
9 = 14.64(非球面) d9 = 2.03
10= 20.26 d10= 2.29 nd6 =1.85 νd6 =23.78
11= 64.08 d11= (可変)
12= ∞(絞り) d12= (可変)
13= 15.46 d13= 5.09 nd7 =1.52 νd7 =52.43
14= -11.06 d14= 1.00 nd8 =1.74 νd8 =52.64
15= 129.25 d15= 3.18
16= 64.86(非球面) d16= 5.76 nd9 =1.53 νd9 =55.78
17= -12.21(非球面) d17= 0.15
18= -41.57 d18= 3.61 nd10=1.50 νd10=81.54
19= -12.31 d19= 0.98 nd11=1.81 νd11=25.42
20= -30.58 d20= (可変)
21= ∞ d21= 4.57 nd12=1.52 νd12=64.14
22= ∞ d22= 2.42
23= ∞(像面)
非球面係数
第8面
K = 0
4 = 1.99 ×10-5
6 = -6.87 ×10-7
8 = 9.38 ×10-10
第9面
K = 0
4 = -7.47 ×10-5
6 = -1.48 ×10-6
8 = -8.81 ×10-10
第16面
K = 0
4 = -6.79 ×10-5
6 = 4.96 ×10-8
8 = -1.46 ×10-9
第17面
K = 0
4 = 3.33 ×10-5
6 = 1.21 ×10-7
8 = 8.74 ×10-10
ズームデータ(OD=∞)
WE ST TE
f (mm) 14.2 24.5 41.2
NO 3.54 4.82 5.47
ω(°) 40.4 25.3 15.7
5 3.14 13.75 26.99
11 15.59 7.76 2.00
12 3.62 1.25 1.13
20 28.53 37.06 45.50
(OD=250mm )
5 1.27 11.34 23.50
11 17.46 10.18 5.49
12 3.62 1.25 1.13
20 28.53 37.06 45.50 。
以上の実施例1の無限遠物点合焦時及び被写体距離250mm時の収差図をそれぞれ図4、図5に示す。これらの収差図において、(a)は広角端、(b)は中間状態、(c)は望遠端における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。各図中、“FIY”は最大像高を示す。また、実施例2の同様の収差図をそれぞれ図6、図7に、実施例3の同様の収差図をそれぞれ図8、図9に示す。また、図10、図11は実施例1のそれぞれ無限遠物点合焦時及び被写体距離250mm時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)での横収差図を示す。また、実施例2の同様の横収差図をそれぞれ図12、図13に、実施例3の同様の横収差図をそれぞれ図14、図15に示す。これら横収差図中、×0.4、×0.7、×0.9、×1.0は最大像高に対する像高の倍率を示し、その像高での横収差を示す。
次に、上記各実施例における条件式(1)〜(2)、(A)、(3)〜(8)の値を示す。
条件式 実施例1 実施例2 実施例3
(1) 0.074 0.023 0.022
(2) -0.790 -1.046 -1.151
(A) -0.05 -0.62 -0.65
(3) 1.84 1.84 1.83
(4) 0.67 0.67 0.60
(5) 2.64 2.74 2.29
(6) 1.525 1.525 1.525
(7) 81.5 81.5 81.5
(8) 0.247 0.263 0.248 。
図16は、本発明のズームレンズを用い、撮像素子として小型のCCD又はCMOS等を用いた電子撮像装置としての一眼レフレックスカメラの断面図である。図16において、1は一眼レフレックスカメラ(一眼レフカメラ)、2はズーム機構と合焦機構を備えた鏡筒内に配置された撮影レンズ系、3は撮影レンズ系2を一眼レフレックスカメラ1に着脱可能とする鏡筒のマウント部であり、スクリュータイプのマウントやバヨネットタイプのマウント等が用いられる。この例では、バヨネットタイプのマウントを用いている。
また、4は撮像素子面、5は撮影レンズ系2の光路6上のレンズ系と撮像素子面4との間に配置されたクイックリターンミラー、7はクイックリターンミラー5より反射された光路に配置されたファインダースクリーン、8はペンタプリズム、9はファインダー、Eは観察者の眼(アイポイント)である。
このような構成の一眼レフレックスカメラ1の撮影レンズ系2として、例えば上記実施例1〜5に示した本発明のズームレンズが用いられる。
以上の本発明によれば、一眼レフタイプのデジタルカメラに適した交換レンズとして、明るさの確保や変倍時の非点収差の変動を抑えたズームレンズを実現することができる。それにより、明るくても広角端での画角の確保や変倍比の確保が容易なズームレンズを実現することができる。
本発明のズームレンズの実施例1の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)のレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例2の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例3の図1と同様の図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例1の被写体距離250mm時の収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例2の被写体距離250mm時の収差図である。 実施例3の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例3の被写体距離250mm時の収差図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の横収差図である。 実施例1の被写体距離250mm時の横収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の横収差図である。 実施例2の被写体距離250mm時の横収差図である。 実施例3の無限遠物点合焦時の横収差図である。 実施例3の被写体距離250mm時の横収差図である。 本発明のズームレンズを交換レンズとして用いた一眼レフレックスカメラの断面図である。
符号の説明
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
S…開口絞り
F…平行平板(各種フィルター類等)
I…像面
E…観察者の眼(アイポイント)
1…一眼レフレックスカメラ
2…撮影レンズ系
3…マウント部
4…撮像素子面
5…クイックリターンミラー
6…光路
7…ファインダースクリーン
8…ペンタプリズム
9…ファインダー

Claims (10)

  1. 物体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群とからなり、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間の間隔中に開口絞りを有し、広角端から望遠端への変倍時、前記第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群は各々一体で移動し、前記第2レンズ群は像側に移動後物体側に移動し、広角端に対して望遠端にて、前記第1レンズ群は物体側に位置し、前記第3レンズ群は物体側に位置し、前記第1レンズ群は、物体側から順に、1枚の負レンズと、1枚乃至2枚の正レンズとからなり、前記第2レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向け第1負メニスカスレンズと、像側面の近軸曲率の絶対値が物体側面の近軸曲率の絶対値よりも大きい第2負レンズと、物体側面の近軸曲率の絶対値が像側面の近軸曲率の絶対値よりも大きい第3正レンズとからなり、遠距離物体から近距離物体へのフォーカシング時に、第2レンズ群は移動し、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
    −0.1<m2 /ft <0.4 ・・・(1)
    −1.3<(r2g3 +r2g4 )/(r2g4 −r2g3 )<−0.65 ・・・(2)
    ただし、ft は望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
    2 は広角端に対する望遠端での第2レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
    2g3 は第2レンズ群の第2負レンズの物体側面近軸曲率半径、
    2g4 は第2レンズ群の第2負レンズの像側面近軸曲率半径、
    である。
  2. 前記第2レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
    −3.0<m2ws /m2st <0 ・・・(A)
    ただし、m2ws は広角端に対する0.442×(fw +ft )で定義する焦点距離となる状態での第2レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
    2st は0.442×(fw +ft )で定義する焦点距離となる状態に対する望遠端での第2レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
    w は広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
    である。
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2記載のズームレンズ。
    1.6<Σdw /fbw<2.2 ・・・(3)
    ただし、Σdw は広角端における第1レンズ群の最物体側面から第3レンズ群の最像側面までの光軸に沿った距離、
    bwは広角端における第3レンズ群の最像側面から焦点までの光軸に沿った距離、
    である。
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のズームレンズ。
    0.5<m1 /ft <0.9 ・・・(4)
    ただし、m1 は広角端に対する望遠端での第1レンズ群の移動量であり、物体側への変位を正符号、
    である。
  5. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載のズームレンズ。
    1.5<f1 /ft <4 ・・・(5)
    ただし、f1 は第1レンズ群の焦点距離、
    である。
  6. 前記第3レンズ群は、物体側から順に、接合レンズと、単レンズと、接合レンズとからなり、これら2つの接合レンズは正レンズと負レンズを含むことを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載のズームレンズ。
  7. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項6記載のズームレンズ。
    1.45<n3g2 <1.6 ・・・(6)
    77<ν3g3p<90 ・・・(7)
    ただし、n3g2 は第3レンズ群中の単レンズの屈折率、
    ν3g3pは第3レンズ群中の像側の接合レンズに含まれる全正レンズのアッベ数、
    である。
  8. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から7の何れか1項記載のズームレンズ。
    0.2<n2g1 −n2g2 <0.3 (8)
    ただし、n2g1 は第2レンズ群中の第1負メニスカスレンズの屈折率、
    2g2 は第2レンズ群中の第2負レンズの屈折率、
    である。
  9. 広角端に対して望遠端にて、前記第2レンズ群と前記開口絞りとの光軸に沿った距離は短くなり、前記開口絞りと前記第3レンズ群との光軸に沿った距離は短くなることを特徴とする請求項1から8の何れか1項記載のズームレンズ。
  10. 広角端の半画角が35°から45°であり、変倍比が2.5から4であることを特徴とする請求項1から9の何れか1項記載のズームレンズ。
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