JPH04321007A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JPH04321007A
JPH04321007A JP11673491A JP11673491A JPH04321007A JP H04321007 A JPH04321007 A JP H04321007A JP 11673491 A JP11673491 A JP 11673491A JP 11673491 A JP11673491 A JP 11673491A JP H04321007 A JPH04321007 A JP H04321007A
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JP
Japan
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lens
lens group
object side
positive
negative
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Application number
JP11673491A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Arimoto
哲也 有本
Hiroyuki Matsumoto
博之 松本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カメラ用のズームレン
ズに関するものであり、更に詳しくは一眼レフ(SLR
)カメラ等のカメラに用いるズームレンズに関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】現在、広角から望遠までの領域をカバー
するSLRカメラ用撮影レンズのコンパクト化,低コス
ト化が要望されている。ズーミングに際するレンズの移
動量も含め、ズーム比を確保しつつレンズ系をコンパク
ト化するには、各レンズ群の屈折力を強くする必要があ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、性能を維持し
ながら屈折力を強くしていくのはレンズ枚数を増加させ
る方向であるといえる。一方、低コスト化のためにはレ
ンズ枚数を削減するのが効果的である。このように、ズ
ーム比を確保した上でのレンズ系のコンパクト化と低コ
スト化には相反する要素が多分に含まれているのである
。 【0004】一方、最近、プラスチック成形やガラスモ
ールド等の技術進歩が著しく、非球面が安価に生産され
うるようになってきている。 【0005】そこで、このような状況に鑑み、本発明で
は各群の屈折力を強くすることによって生じる諸収差を
従来よりもバランスよく補正するために、非球面をより
効果的に用いることに着目した。そして、高い光学性能
を維持しながらレンズ枚数が少なく、低コスト化及びコ
ンパクト化が達成され、広角から望遠までの領域をカバ
ーするSLRカメラに好適なズームレンズを提供するこ
とを目的とした。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明のズームレンズにかかる第1の構成は、物体側
より順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折
力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レ
ンズ群とから成り、短焦点側から長焦点側への変倍に際
し前記第1レンズ群が物体側へ単調に移動するとともに
、前記第1レンズ群は物体側から順に負レンズ及び正レ
ンズから成り、前記第2レンズ群は物体側から順に負レ
ンズ及び正レンズから成り、前記第3レンズ群は物体側
から順に正レンズ成分及び負レンズから成り、全系に非
球面を少なくとも1面有することを特徴としている。 【0007】本発明の第1の構成では、上記のように全
系に設けられた少なくとも1面の非球面により収差補正
が行われ、各群の具体的な構成は以下のように簡単なも
のにすることができる。 【0008】例えば、前記第3レンズ群は、物体側から
順に正の単レンズ及び負の単レンズから成るように構成
してもよく、物体側から順に正レンズと負レンズとから
成り全体として正の屈折力を有する接合レンズ及び負レ
ンズより成る構成としてもよく、物体側から順にわずか
な軸上間隔を隔てた正レンズと負レンズとから成り全体
として正の屈折力を有する複合レンズ及び負レンズより
成る構成としてもよい。 【0009】第1レンズ群を物体側から負レンズ及び正
レンズで構成し、第2レンズ群を物体側から負レンズ及
び正レンズで構成することにより、第1レンズ群の主点
を像面側に、第2レンズ群の主点を物体側におくことに
なり、第1レンズ群と第2レンズ群との間でのデッドス
ペースが小さく、ここでズーム比のとれる構成となる。 【0010】上記のように第3レンズ群を、物体側から
順に正の単レンズ及び負の単レンズから成る構成、物体
側から順に正レンズと負レンズとから成り全体として正
の屈折力を有する接合レンズ及び負レンズより成る構成
、又は物体側から順にわずかな軸上間隔を隔てた正レン
ズと負レンズとから成り全体として正の屈折力を有する
複合レンズ及び負レンズより成る構成とすると、この群
がいわゆるテレフォトタイプとなり、全体のコンパクト
化に寄与できる。物体側のレンズを接合レンズにすると
、軸上色収差の補正に効果的である。これはこのレンズ
が軸上色収差係数が最も大きくなるからである。この場
合、接合レンズのガラスの屈折率差をつけることにより
高次収差を発生させ、球面収差・コマ収差の補正を効果
的に行うこともできる。わずかに軸上間隔を隔てた正負
の複合レンズとすれば、その補正効果を更に拡大するこ
とができる。 【0011】本発明の第2の構成は、前記第1の構成に
おいて第2レンズ群を3枚構成、つまり物体側から順に
負レンズ,負レンズ及び正レンズで構成することを特徴
としている。 【0012】正成分先行のズームレンズでは、一般に第
2レンズ群の負成分のパワーを強くすることができる。 このパワーをどの程度まで強くすることができるかが、
ズーミングによる移動量も含めて全系のコンパクト化に
かかっている。 【0013】ところで、周知のように非球面はペッツバ
ール和には何の影響も与えない。第2レンズ群のパワー
を強くしていくと、ペッツバール和が負偏位し、非球面
をもってしても像面湾曲の補正が不可能となる。ズーム
比を大きくとりたい場合などは、第2レンズ群を負・負
・正の3枚構成とするほうがよい。負レンズ同士のレン
ズ間隔を適当にもたせて、ペッツバール和補正の自由度
とすることができるからである。負レンズを連続させる
のは、物体側に主点を寄せるためである。この効果は、
前記第1の構成の場合と同様である。 【0014】更に、本発明の上記各構成において、以下
の条件式(1)〜(5)を満足するような構成とするの
が望ましい。 −2.0<fW/f12,W<−0.55      
……(1)0.54<Ymax/fW<0.91   
     ……(2)0.8<f1/√(fW・fT)
<2.5     ……(3)0.25<|f2|/√
(fW・fT)<0.7  ……(4)0.35<|f
3|/√(fW・fT)<0.8  ……(5)但し、 fW:短焦点端での全系の合成焦点距離fT:長焦点端
での全系の合成焦点距離f12,W:短焦点端での第1
レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離 Ymax:画面対角の最大寸法 f1:第1レンズ群の合成焦点距離 f2:第2レンズ群の合成焦点距離 f3:第3レンズ群の合成焦点距離 である。 【0015】条件式(1)は、第3レンズ群の横倍率を
規定するものである。条件式(1)の下限を越えると、
第3レンズ群の横倍率(の絶対値)が大きくなりすぎ、
全長のコンパクト化に困難をきたす。また、第3レンズ
群のズーミングによる移動量も大きくなり、収差補正が
難しくなる。条件式(1)の上限を越えると、第3レン
ズ群の横倍率(の絶対値)が小さくなりすぎ、SLRカ
メラに必要なレンズバックの確保が難しくなる。 【0016】上記条件式(2)は、ズーム系の最大画角
を規定するものである。条件式(2)の上限を越えると
、短焦点端での画角が大きくなりすぎ収差補正に支障を
きたすか、少ないレンズ枚数で構成することが難しくな
る。 条件式(2)の下限を越えると、収差補正上有利になる
が、広角域をカバーすることができなくなるため本発明
の目的は達成されなくなる。 【0017】条件式(3)は、第1レンズ群の合成焦点
距離を規定するものである。条件式(3)の下限を越え
ると、第1レンズ群のパワーが強くなりすぎ、収差補正
、特に長焦点端での球面収差の補正が難しくなる。条件
式(3)の上限を越えると、レンズ系のコンパクト化を
達成するのが難しくなる。 【0018】条件式(4)は、第2レンズ群の合成焦点
距離を規定するものである。条件式(4)の下限を越え
ると、第2レンズ群のパワーが強くなりすぎ、少ないレ
ンズ枚数で短焦点端での歪曲,非点収差を補正するが困
難になる。条件式(4)の上限を越えると、短焦点端で
のバックフォーカスが充分にとれない。 【0019】条件式(5)は、第3レンズ群の合成焦点
距離を規定するものである。条件式(5)の下限を越え
ると、第3レンズ群のパワーが強くなりすぎ、全域にわ
たっての収差補正、特に球面収差,コマ収差の補正が困
難になる。条件式(5)の上限を越えると、第3レンズ
群のズーミングによる移動量が大きくなりすぎ小型化さ
れにくい。 【0020】上記各構成において、全系に少なくとも3
面の非球面を用いることにより、より効果的に収差補正
を行うことができる。例えば、短焦点側での歪曲を補正
するために比較的物体側よりに非球面を1面用い、球面
収差を補正するために絞りの近傍の面に非球面を1面用
い、更に非点収差を補正するために比較的像側に非球面
を1面用いるのが好ましい。 【0021】 【実施例】以下、本発明に係るズームレンズの実施例を
示す。但し、各実施例において、ri(i=1,2,3
,...)は物体側から数えてi番目の面の曲率半径、
di(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi
番目の軸上面間隔を示し、Ni(i=1,2,3,..
.),νi(i=1,2,3,...)は物体側から数
えてi番目のレンズのd線に対する屈折率,アッベ数を
示す。また、fは全系の焦点距離、FNOは開放Fナン
バーを示す。 【0022】尚、実施例中、曲率半径に*印を付した面
は非球面で構成された面であることを示し、非球面の面
形状を表わす後記数1の式で定義するものとする。 【0023】数1の式中、X(h):非球面頂点からの
光軸方向への変位量 r:基準曲率半径 h:光軸からの垂直方向の高さ An:n次の非球面係数 ε:2次曲面パラメーター である。 【0024】<実施例1> f=36.0〜50.0〜78.0         
   FNO=4.1〜4.9〜5.8    [曲率
半径]    [軸上面間隔]      [屈折率]
          [アッベ数]r1     32
.022                     d1  1
.700      N1  1.84666    
    ν1  23.83r2*    25.46
4                     d2  2
.000r3*    29.227                     d3  8
.000      N2  1.67100    
    ν2  51.73r4*    79.36
6                     d4  4
.000〜12.908〜28.995r5*  −3
69.615                     d5  2
.500      N3  1.77250    
    ν3  49.77r6     11.28
9                     d6  3
.938r7*    18.855                     d7  3
.000      N4  1.78472    
    ν4  25.75r8*    30.69
8                     d8  5
.129〜4.121〜3.000r9    ∞(絞
り)                     d9  7
.000〜4.000〜1.000r10*   13
.390                     d10  
8.000      N5  1.51680   
     ν5  64.20r11*  −23.2
79                     d11  
1.000r12*   32.005                     d12  
2.868      N6  1.84666   
     ν6  23.83r13*   16.5
12 【0025】[非球面係数] r2  :ε=0.10000×10 A4=0.27231×10−5 r3  :ε=0.10000×10 A4=0.27378×10−5 r4  :ε=0.10000×10 A4=−0.17930×10−5 r5  :ε=0.10000×10 A4=0.12459×10−5 r7  :ε=0.10000×10 A4=0.11473×10−4 A6=0.82346×10−7 A8=−0.39547×10−11 A10=−0.45996×10−12A12=0.1
3712×10−14     r8  :ε=0.10000×10A4=−
0.13969×10−4 A6=−0.58404×10−7 A8=−0.11137×10−9 A10=−0.11804×10−11A12=−0.
20446×10−13r10  :ε=0.1000
0×10A4=−0.29267×10−4 A6=−0.11504×10−6 A8=−0.95693×10−9 A10=−0.12897×10−10A12=−0.
10886×10−12r11  :ε=0.1000
0×10A4=0.31855×10−4 A6=0.56476×10−7 A8=−0.15645×10−8 A10=−0.31069×10−10A12=−0.
27784×10−12r12  :ε=0.1000
0×10A4=−0.45160×10−4 A6=−0.19246×10−6 A8=−0.51650×10−8 A10=−0.14756×10−10A12=0.7
3493×10−13 r13  :ε=0.10000×10A4=0.15
193×10−5 A6=0.13500×10−7 A8=0.48974×10−9 A10=0.30209×10−11         A12=0.12523×10−13
【0026】<実施例2> f=28.8〜50.0〜82.5         
   FNO=4.1〜4.9〜5.8    [曲率
半径]    [軸上面間隔]      [屈折率]
          [アッベ数]r1     52
.658                     d1  1
.700      N1  1.84666    
    ν1  23.83r2     37.78
0                     d2  2
.000r3     38.283                     d3  1
5.000     N2  1.67100    
    ν2  51.73r4*   242.10
4                     d4  0
.890〜18.275〜34.261r5*    
23.724                     d5  2
.500      N3  1.77250    
    ν3  49.77r6     10.57
5                     d6  7
.000r7*   211.394                     d7  2
.000      N4  1.77250    
    ν4  49.77r8*    16.69
8                     d8  1
.520r9*    25.139                     d9  2
.000      N5  1.80518    
    ν5  25.43r10*   81.01
8                     d10  
7.720〜4.513〜3.001r11   ∞(
絞り)                     d11  
6.000〜3.500〜1.000r12*   1
3.819                     d12  
8.000      N6  1.49310   
     ν6  83.58r13*  −19.6
59                     d13  
1.000r14*   39.526                     d14  
2.868      N7  1.84666   
     ν7  23.83r15    20.3
19 【0027】[非球面係数] r4  :ε=0.10000×10 A4=0.18278×10−7 r5  :ε=0.10000×10 A4=−0.22818×10−4 r7  :ε=0.10000×10 A4=−0.68635×10−5 A6=−0.46873×10−6 A8=−0.99452×10−9 A10=0.12230×10−10 A12=0.14053×10−12 r8  :ε=0.10000×10 A4=0.11462×10−5 A6=0.10111×10−7 A8=0.39871×10−10 A10=0.11321×10−12 A12=0.28142×10−15 r9  :ε=0.10000×10 A4=0.33050×10−4 A6=0.96637×10−7 A8=0.71135×10−9 A10=0.78628×10−12 A12=−0.41659×10−13    r10
  :ε=0.10000×10A4=−0.2776
1×10−4 A6=−0.20910×10−6 A8=−0.18536×10−8 A10=−0.44169×10−11A12=0.3
5600×10−13 r12  :ε=0.10000×10A4=−0.3
1429×10−4 A6=−0.18195×10−6 A8=−0.86470×10−9 A10=−0.95502×10−11A12=−0.
69719×10−13r13  :ε=0.1000
0×10A4=0.32433×10−4 A6=0.53725×10−7 A8=−0.18230×10−8 A10=−0.34886×10−10A12=−0.
29725×10−12r14  :ε=0.1000
0×10A4=−0.46766×10−4 A6=−0.18834×10−6 A8=−0.48992×10−8 A10=−0.13229×10−10A12=0.7
8330×10−13 【0028】<実施例3> f=36.0〜50.0〜78.0         
   FNO=4.1〜4.9〜5.8    [曲率
半径]    [軸上面間隔]      [屈折率]
          [アッベ数]r1     41
.484                     d1  1
.700      N1  1.84666    
    ν1  23.83r2*    31.45
7                     d2  3
.000r3*    34.612                     d3  9
.000      N2  1.67100    
    ν2  51.73r4*   142.34
0                     d4  4
.000〜19.873〜36.700r5* −10
99.892                     d5  2
.500      N3  1.77250    
    ν3  49.77r6     11.07
7                     d6  3
.939r7*    17.438                     d7  3
.000      N4  1.78472    
    ν4  25.75r8*    27.70
7                     d8  4
.443〜4.385〜3.000r9    ∞(絞
り)                     d9  7
.000〜4.000〜1.000r10*   13
.622                     d10  
8.000      N5  1.51680   
     ν5  64.20r11*  −21.3
77                     d11  
1.000r12*   38.698                     d12  
2.868      N6  1.84666   
     ν6  23.83r13*   17.9
61 【0029】[非球面係数] r2  :ε=0.10000×10 A4=0.15802×10−5 r3  :ε=0.10000×10 A4=0.16485×10−5 r4  :ε=0.10000×10 A4=−0.64444×10−6 r5  :ε=0.10000×10 A4=−0.26967×10−6 r7  :ε=0.10000×10 A4=0.10238×10−4 A6=0.69817×10−7 A8=−0.43795×10−10 A10=−0.59622×10−12A12=0.8
8122×10−15 r8  :ε=0.10000×10 A4=−0.13214×10−4 A6=−0.50811×10−7 A8=−0.75223×10−10 A10=−0.10203×10−11A12=−0.
19776×10−13r10  :ε=0.1000
0×10A4=−0.31185×10−4 A6=−0.11489×10−6 A8=−0.94553×10−9 A10=−0.12912×10−10A12=−0.
10962×10−12r11  :ε=0.1000
0×10A4=0.32059×10−4 A6=0.59924×10−7 A8=−0.15392×10−8 A10=−0.30909×10−10A12=−0.
27685×10−12    r12  :ε=0.
10000×10A4=−0.45835×10−4 A6=−0.20291×10−6 A8=−0.52258×10−8 A10=−0.15030×10−10A12=0.7
2496×10−13 r13  :ε=0.10000×10A4=0.17
395×10−5 A6=0.21583×10−7 A8=0.53292×10−9 A10=0.32210×10−11 A12=0.13377×10−13    【003
0】<実施例4> f=28.8〜48.0〜82.5         
   FNO=4.6〜5.2〜5.83    [曲
率半径]    [軸上面間隔]      [屈折率
]          [アッベ数]r1    40
5.408                     d1  2
.000      N1  1.77551    
    ν1  37.90r2*    50.26
6                     d2  1
.200r3*    30.026                     d3  8
.000      N2  1.64250    
    ν2  58.04r4*  −715.58
4                     d4  1
.000〜7.656〜23.356r5*   14
1.354                     d5  1
.700      N3  1.77250    
    ν3  49.77r6     12.66
7                     d6  5
.300r7*    28.492                     d7  2
.900      N4  1.70055    
    ν4  27.58r8*    74.91
3                     d8  2
5.753〜11.149〜1.500r9    ∞
(絞り)                     d9  1
.000r10*   15.511                     d10  
4.800      N5  1.61800   
     ν5  63.39r11   −97.2
41                     d11  
5.300r12*  −50.963                     d12  
5.600      N6  1.84666   
     ν6  23.82r13*  448.7
97 【0031】[非球面係数] r2  :ε=0.10000×10 A4=0.14308×10−7 A6=−0.78440×10−8 A8=−0.20536×10−11 r3  :ε=0.10000×10 A4=−0.16640×10−5 A6=−0.88888×10−8 A8=0.30593×10−10 r4  :ε=0.10000×10 A4=0.90826×10−6 A6=0.11064×10−7 A8=0.17615×10−10 r5  :ε=0.10000×10 A4=0.15776×10−4 A6=−0.12957×10−6 A8=0.24863×10−9 r7  :ε=0.10000×10 A4=−0.43133×10−4 A6=0.13659×10−6 A8=0.10589×10−8 A10=−0.77077×10−11r8  :ε=
0.10000×10 A4=−0.60242×10−4 A6=0.10352×10−6 A8=−0.11022×10−8 A10=−0.26664×10−11r10  :ε
=0.10000×10A4=−0.11383×10
−4 A6=0.58691×10−7 A8=−0.29413×10−8 A10=0.25035×10−10 r12  :ε=0.10000×10A4=0.38
401×10−4 A6=−0.56513×10−7 A8=−0.15405×10−8 r13  :ε=0.10000×10A4=0.10
034×10−3 A6=0.25007×10−6 A8=0.26140×10−8 【0032】<実施例5> f=28.8〜48.0〜82.5         
   FNO=4.6〜5.2〜5.65    [曲
率半径]    [軸上面間隔]      [屈折率
]          [アッベ数]r1    50
0.000                     d1  1
.547      N1  1.77551    
    ν1  37.90r2*    36.22
3                     d2  0
.987r3*    26.954                     d3  7
.000      N2  1.69680    
    ν2  56.47r4*  −115.00
7                     d4  1
.000〜5.858〜21.834r5*  245
9.963                     d5  1
.567      N3  1.77250    
    ν3  49.77r6     12.54
7                     d6  4
.910r7*    42.165                     d7  2
.675      N4  1.70055    
    ν4  27.58r8* −1399.99
1                     d8  2
6.237〜11.564〜1.500r9    ∞
(絞り)                     d9  1
.901r10*   15.852                     d10  
4.987      N5  1.61800   
     ν5  63.39r11   −59.0
42                     d11  
5.372r12*  −46.398                     d12  
5.824      N6  1.84666   
     ν6  23.82r13*  125.4
97 【0033】[非球面係数] r2  :ε=0.10000×10 A4=0.57271×10−5 A6=−0.12040×10−7 A8=0.30524×10−10 r3  :ε=0.10000×10 A4=−0.12070×10−5 A6=−0.26380×10−7 A8=0.69558×10−10 r4  :ε=0.10000×10 A4=−0.36144×10−5 A6=0.16815×10−8 A8=0.28233×10−10 r5  :ε=0.10000×10 A4=0.10896×10−4 A6=−0.27661×10−6         A8=0.16531×10−8A1
0=−0.68196×10−11A12=0.155
93×10−13 r7  :ε=0.10000×10 A4=−0.43856×10−4 A6=0.32427×10−6 A8=0.19815×10−8 A10=−0.15800×10−10A12=0.3
0629×10−13 r8  :ε=0.10000×10 A4=−0.73641×10−4 A6=0.22588×10−6 A8=−0.10888×10−8 A10=−0.12742×10−11A12=−0.
27488×10−13r10  :ε=0.1000
0×10A4=−0.17075×10−4 A6=0.47819×10−7 A8=−0.24037×10−8 A10=0.19222×10−10 A12=−0.54054×10−13r12  :ε
=0.10000×10A4=0.32772×10−
4 A6=0.23001×10−7 A8=−0.10506×10−8 r13  :ε=0.10000×10A4=0.98
033×10−4 A6=0.22288×10−6 A8=0.26523×10−8     【0034】<実施例6> f=28.8〜48.0〜82.5         
   FNO=4.6〜5.2〜5.83    [曲
率半径]    [軸上面間隔]      [屈折率
]          [アッベ数]r1     7
6.020                     d1  2
.000      N1  1.77551    
    ν1  37.90r2*    38.39
1                     d2  1
.000r3*    27.207                     d3  5
.500      N2  1.64250    
    ν2  58.04r4*   129.68
2                     d4  1
.000〜8.945〜20.204r5*   13
3.378                     d5  1
.700      N3  1.77250    
    ν3  49.77r6     12.94
9                     d6  5
.300r7*    27.498                     d7  2
.900      N4  1.70055    
    ν4  27.58r8*    61.47
2                     d8  2
7.031〜12.157〜1.500r9    ∞
(絞り)                     d9  1
.000r10*   15.463                     d10  
3.800      N5  1.62280   
     ν5  56.88r11   −40.0
00                     d11  
1.000      N6  1.80518   
     ν6  25.43r12   −88.1
38                     d12  
5.300r13*  −50.377                     d13  
5.200      N7  1.84666   
     ν7  23.82r14*−1878.3
22 【0035】[非球面係数] r2  :ε=0.10000×10 A4=0.40994×10−7 A6=−0.10122×10−7 A8=−0.95172×10−11 r3  :ε=0.10000×10 A4=−0.18878×10−5 A6=−0.13878×10−7 A8=0.83605×10−11 r4  :ε=0.10000×10 A4=−0.65350×10−6 A6=0.40395×10−8 A8=0.21922×10−10 r5  :ε=0.10000×10 A4=0.12076×10−4 A6=−0.10788×10−6 A8=0.19551×10−9 r7  :ε=0.10000×10 A4=−0.42889×10−4 A6=0.13451×10−6 A8=0.96534×10−9 A10=−0.77077×10−11r8  :ε=
0.10000×10 A4=−0.61065×10−4 A6=0.10665×10−6 A8=−0.98517×10−9         A10=−0.26664×10−1
1r10  :ε=0.10000×10A4=−0.
10323×10−4 A6=0.80193×10−7 A8=−0.30957×10−8 A10=0.24281×10−10 A12=−0.95055×10−14r13  :ε
=0.10000×10A4=0.41021×10−
4 A6=−0.41253×10−7 A8=−0.15615×10−8 r14  :ε=0.10000×10A4=0.99
108×10−4 A6=0.23415×10−6 A8=0.25357×10−8 【0036】<実施例7> f=28.8〜44.0〜68.5         
   FNO=4.6〜5.2〜5.83    [曲
率半径]    [軸上面間隔]      [屈折率
]          [アッベ数]r1    24
4.499                     d1  2
.000      N1  1.80741    
    ν1  31.59r2*    56.84
3                     d2  1
.200r3*    29.494                     d3  6
.000      N2  1.69100    
    ν2  54.75r4*   179.68
8                     d4  1
.000〜9.388〜17.164r5*   24
8.050                     d5  1
.700      N3  1.72000    
    ν3  54.71r6     12.10
3                     d6  5
.300r7*    25.589                     d7  2
.900      N4  1.70055    
    ν4  27.58r8*    57.89
2                     d8  1
5.154〜7.249〜1.500r9    ∞(
絞り)                     d9  7
.000〜4.000〜1.000r10*   16
.522                     d10  
4.500      N5  1.69680   
     ν5  56.47r11   −30.0
00                     d11  
1.300      N6  1.70055   
     ν6  30.11r12  −320.5
81                     d12  
5.300r13*  −54.723                     d13  
4.000      N7  1.84666   
     ν7  23.82r14* −319.9
95 【0037】[非球面係数] r2  :ε=0.10000×10 A4=−0.14892×10−6 A6=−0.79441×10−8 A8=−0.67699×10−11 r3  :ε=0.10000×10 A4=−0.23461×10−5 A6=0.64955×10−8 A8=0.26292×10−11 r4  :ε=0.10000×10 A4=−0.23299×10−6         A6=0.26581×10−7A8
=−0.60970×10−11 r5  :ε=0.10000×10 A4=0.17919×10−4 A6=−0.13684×10−6 A8=0.46166×10−9 A10=−0.13383×10−11A12=0.2
2808×10−14 r7  :ε=0.10000×10 A4=−0.40149×10−4 A6=0.13416×10−6 A8=0.11024×10−8 A10=−0.77077×10−11r8  :ε=
0.10000×10 A4=−0.59924×10−4 A6=0.12559×10−6 A8=−0.14616×10−8 A10=−0.26664×10−11r10  :ε
=0.10000×10A4=−0.56070×10
−5 A6=0.85473×10−7 A8=−0.30729×10−8 A10=0.25035×10−10 r13  :ε=0.10000×10A4=0.47
665×10−4 A6=−0.56217×10−7 A8=−0.16761×10−8 r14  :ε=0.10000×10A4=0.11
266×10−3         A6=0.18300×10−6A8
=0.21481×10−8 【0038】<実施例8> f=28.8〜44.0〜68.5         
   FNO=4.6〜5.2〜5.83    [曲
率半径]    [軸上面間隔]      [屈折率
]          [アッベ数]r1    22
0.287                     d1  2
.000      N1  1.80741    
    ν1  31.59r2*    58.81
8                     d2  1
.200r3*    29.916                     d3  6
.000      N2  1.69100    
    ν2  54.75r4*   158.68
3                     d4  1
.000〜9.530〜17.371r5*   18
6.126                     d5  1
.700      N3  1.72000    
    ν3  54.71r6     12.07
1                     d6  5
.300r7*    25.724                     d7  2
.900      N4  1.70055    
    ν4  27.58r8*    55.20
8                     d8  1
5.274〜7.322〜1.499r9    ∞(
絞り)                     d9  7
.000〜4.000〜1.000r10*   16
.247                     d10  
4.500      N5  1.69680   
     ν5  56.47r11   −30.0
00                     d11  
0.250r12   −25.000                     d12  
1.300      N6  1.70055   
     ν6  30.11r13  −335.1
05                     d13  
5.300r14*  −55.479                     d14  
4.000      N7  1.84666   
     ν7  23.82r15* −115.3
88 【0039】[非球面係数] r2  :ε=0.10000×10 A4=−0.23456×10−6 A6=−0.10141×10−7 A8=0.34769×10−11 r3  :ε=0.10000×10 A4=−0.24097×10−5 A6=−0.36614×10−8 A8=−0.21252×10−10 r4  :ε=0.10000×10 A4=−0.67758×10−6 A6=0.95443×10−8 A8=−0.17914×10−10 r5  :ε=0.10000×10 A4=0.18741×10−4 A6=−0.14929×10−6 A8=0.51558×10−9 A10=−0.17733×10−11A12=0.3
4899×10−14 r7  :ε=0.10000×10 A4=−0.40388×10−4 A6=0.15626×10−6         A8=0.11680×10−8A1
0=−0.77077×10−11r8  :ε=0.
10000×10 A4=−0.58961×10−4 A6=0.10863×10−6 A8=−0.14602×10−8 A10=−0.26664×10−11r10  :ε
=0.10000×10A4=0.29501×10−
6 A6=0.12667×10−6 A8=−0.28963×10−8 A10=0.25035×10−10 r14  :ε=0.10000×10A4=0.51
316×10−4 A6=−0.73616×10−7 A8=−0.18229×10−8 r15  :ε=0.10000×10A4=0.11
004×10−3 A6=0.19278×10−6 A8=0.22629×10−8    【0040】
図1〜図8は、前記実施例1〜8に対応するレンズ構成
図であり、短焦点端(W)での配置を示している。各図
中の矢印(m1),(m2)及び(m3)並びに(ms
)は、それぞれ第1レンズ群(L1),第2レンズ群(
L2)及び第3レンズ群(L3)並びに絞り(S)の短
焦点端(W)から長焦点端(T)にかけての移動を模式
的に示している。尚、破線の矢印が付されたレンズ群は
、固定群である。いずれの実施例においても、第1レン
ズ群(L1)及び第3レンズ群(L3)は物体側へ単調
に移動する。 【0041】実施例1は、物体側より順に、像側に凹の
負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレン
ズから成る第1レンズ群(L1)と、両凹の負レンズ及
び物体側に凸の正メニスカスレンズから成る第2レンズ
群(L2)と、絞り(S)と、両凸の正レンズ及び像側
に凹の負メニスカスレンズから成る第3レンズ群(L3
)とから構成されている。尚、第1レンズ群(L1)中
の像側に凹の負メニスカスレンズの像側の面及び物体側
に凸の正メニスカスレンズの両面、第2レンズ群(L2
)中の両凹の負レンズの物体側の面及び物体側に凸の正
メニスカスレンズの両面並びに第3レンズ群(L3)中
の各レンズの両面は非球面である。 【0042】実施例2は、物体側より順に、像側に凹の
負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレン
ズから成る第1レンズ群(L1)と、像側に凹の負メニ
スカスレンズ2枚及び物体側に凸の正メニスカスレンズ
から成る第2レンズ群(L2)と、絞り(S)と、両凸
の正レンズ及び像側に凹の負メニスカスレンズから成る
第3レンズ群(L3)とから構成されている。尚、第1
レンズ群(L1)中の物体側に凸の正メニスカスレンズ
の像側の面、第2レンズ群(L2)中の物体側に配され
た像側に凹の負メニスカスレンズの物体側の面,像側に
配された像側に凹の負メニスカスレンズの両面及び物体
側に凸の正メニスカスレンズの両面並びに第3レンズ群
(L3)中の両凸の正レンズの両面及び像側に凹の負メ
ニスカスレンズの物体側の面は非球面である。 【0043】実施例3は、物体側より順に、像側に凹の
負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレン
ズから成る第1レンズ群(L1)と、両凹の負レンズ及
び物体側に凸の正メニスカスレンズから成る第2レンズ
群(L2)と、絞り(S)と、両凸の正レンズ及び像側
に凹の負メニスカスレンズから成る第3レンズ群(L3
)とから構成されている。尚、第1レンズ群(L1)中
の像側に凹の負メニスカスレンズの像側の面及び物体側
に凸の正メニスカスレンズの両面,第2レンズ群(L2
)中の両凹の負レンズの物体側の面及び物体側に凸の正
メニスカスレンズの両面並びに第3レンズ群(L3)中
の各レンズの両面は非球面である。 【0044】実施例4は、物体側より順に、像側に凹の
負メニスカスレンズ及び両凸の正レンズから成る第1レ
ンズ群(L1)と、像側に凹の負メニスカスレンズ及び
物体側に凸の正メニスカスレンズから成る第2レンズ群
(L2)と、絞り(S),両凸の正レンズ及び両凹の負
レンズから成る第3レンズ群(L3)とから構成されて
いる。尚、第1レンズ群(L1)中の像側に凹の負メニ
スカスレンズの像側の面及び両凸の正レンズの両面,第
2レンズ群(L2)中の像側に凹の負メニスカスレンズ
の物体側の面及び物体側に凸の正メニスカスレンズの両
面並びに第3レンズ群(L3)中の両凸の正レンズの物
体側の面及び両凹の負レンズの両面は非球面である。 【0045】実施例5は、物体側より順に、像側に凹の
負メニスカスレンズ及び両凸の正レンズから成る第1レ
ンズ群(L1)と、像側に凹の負メニスカスレンズ及び
両凸の正レンズから成る第2レンズ群(L2)と、絞り
(S),両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る第
3レンズ群(L3)とから構成されている。尚、第1レ
ンズ群(L1)中の像側に凹の負メニスカスレンズの像
側の面及び両凸の正レンズの両面,第2レンズ群(L2
)中の像側に凹の負メニスカスレンズの物体側の面及び
両凸の正レンズの両面並びに第3レンズ群(L3)中の
両凸の正レンズの物体側の面及び両凹の負レンズの両面
は非球面である。 【0046】実施例6は、物体側より順に、像側に凹の
負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレン
ズから成る第1レンズ群(L1)と、像側に凹の負メニ
スカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから
成る第2レンズ群(L2)と、絞り(S),両凸の正レ
ンズと物体側に凹の負メニスカスレンズとの接合レンズ
及び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る第3レン
ズ群(L3)とから構成されている。尚、第1レンズ群
(L1)中の像側に凹の負メニスカスレンズの像側の面
及び物体側に凸の正メニスカスレンズの両面,第2レン
ズ群(L2)中の像側に凹の負メニスカスレンズの物体
側の面及び物体側に凸の正メニスカスレンズの両面並び
に第3レンズ群(L3)中の両凸の正レンズの物体側の
面及び像側に配された物体側に凹の負メニスカスレンズ
の両面は非球面である。 【0047】実施例7は、物体側より順に、像側に凹の
負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレン
ズから成る第1レンズ群(L1)と、像側に凹の負メニ
スカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから
成る第2レンズ群(L2)と、絞り(S)と、両凸の正
レンズと物体側に凹の負メニスカスレンズとの接合レン
ズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る第3レ
ンズ群(L3)とから構成されている。尚、第1レンズ
群(L1)中の像側に凹の負メニスカスレンズの像側の
面及び物体側に凸の正メニスカスレンズの両面,第2レ
ンズ群(L2)中の像側に凹の負メニスカスレンズの物
体側の面及び物体側に凸の正メニスカスレンズの両面並
びに第3レンズ群(L3)中の両凸の正レンズの物体側
の面及び物体側に凹の負メニスカスレンズの両面は非球
面である。 【0048】実施例8は、物体側より順に、像側に凹の
負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレン
ズから成る第1レンズ群(L1)と、像側に凹の負メニ
スカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから
成る第2レンズ群(L2)と、絞り(S)と、両凸の正
レンズ,物体側に凹の負メニスカスレンズ及び物体側に
凹の負メニスカスレンズから成る第3レンズ群(L3)
とから構成されている。尚、第1レンズ群(L1)中の
像側に凹の負メニスカスレンズの像側の面及び物体側に
凸の正メニスカスレンズの両面,第2レンズ群(L2)
中の像側に凹の負メニスカスレンズの物体側の面及び物
体側に凸の正メニスカスレンズの両面並びに第3レンズ
群(L3)中の両凸の正レンズの物体側の面及び物体側
に凹の負メニスカスレンズの両面は非球面である。 【0049】図9〜図16は、それぞれ実施例1〜8に
対応する収差図であり、短焦点端(W),中間焦点距離
状態(M)及び長焦点端(T)の各々について示してい
る。また、実線(d)はd線に対する収差を表わし、破
線(SC)は正弦条件を表わす。更に破線(DM)と実
線(DS)はメリディオナル面とサジタル面での非点収
差をそれぞれ表わしている。 【0050】表1は、実施例1〜8に対応して、前記条
件式(1)中のfW/f12,W,条件式(2)中のY
max/fW,条件式(3)中のf1/√(fW・fT
),条件式(4)中の|f2|/√(fW・fT)及び
条件式(5)中の|f3|/√(fW・fT)を示して
いる。 【0051】 【数1】 【0052】 【表1】 【0053】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
い光学性能を維持しながらレンズ枚数が少なく、低コス
ト化及びコンパクト化が達成され、広角から望遠までの
領域をカバーするSLRカメラに好適なズームレンズを
実現することができる。つまり、本発明では正・負・正
の3成分以上の構成のズームレンズに非球面が効果的に
多用されているので、各群の屈折力を強くすることによ
って生じる諸収差が効果的に補正され、低コスト化及び
コンパクト化が容易に達成されるのである。 【0054】また、本発明に係るズームレンズをSLR
カメラに用いれば、SLRカメラのコンパクト化,低コ
スト化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズ構成図。
【図2】本発明の実施例2のレンズ構成図。
【図3】本発明の実施例3のレンズ構成図。
【図4】本発明の実施例4のレンズ構成図。
【図5】本発明の実施例5のレンズ構成図。
【図6】本発明の実施例6のレンズ構成図。
【図7】本発明の実施例7のレンズ構成図。
【図8】本発明の実施例8のレンズ構成図。
【図9】本発明の実施例1の収差図。
【図10】本発明の実施例2の収差図。
【図11】本発明の実施例3の収差図。
【図12】本発明の実施例4の収差図。
【図13】本発明の実施例5の収差図。
【図14】本発明の実施例6の収差図。
【図15】本発明の実施例7の収差図。
【図16】本発明の実施例8の収差図。
【符号の説明】
(L1)  …第1レンズ群 (L2)  …第2レンズ群 (L3)  …第3レンズ群 (S)  …絞り

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に正の屈折力を有する第1レ
    ンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈
    折力を有する第3レンズ群とから成り、短焦点側から長
    焦点側への変倍に際し前記第1レンズ群が物体側へ単調
    に移動するとともに、前記第1レンズ群は物体側から順
    に負レンズ及び正レンズから成り、前記第2レンズ群は
    物体側から順に負レンズ及び正レンズから成り、前記第
    3レンズ群は物体側から順に正レンズ成分及び負レンズ
    から成り、全系に非球面を少なくとも1面有することを
    特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】物体側より順に正の屈折力を有する第1レ
    ンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈
    折力を有する第3レンズ群とから成り、短焦点側から長
    焦点側への変倍に際し前記第1レンズ群が物体側へ単調
    に移動するとともに、前記第1レンズ群は物体側から順
    に負レンズ及び正レンズから成り、前記第2レンズ群は
    物体側から順に負レンズ,負レンズ及び正レンズから成
    り、前記第3レンズ群は物体側から順に正レンズ成分及
    び負レンズから成り、全系に非球面を少なくとも1面有
    することを特徴とするズームレンズ。
  3. 【請求項3】前記第3レンズ群は、物体側から順に正の
    単レンズ及び負の単レンズから成ることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】前記第3レンズ群は、物体側から順に正レ
    ンズと負レンズとから成り全体として正の屈折力を有す
    る接合レンズ及び負レンズより成ることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
  5. 【請求項5】前記第3レンズ群は、物体側から順にわず
    かな軸上間隔を隔てた正レンズと負レンズとから成り全
    体として正の屈折力を有する複合レンズ及び負レンズよ
    り成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    ズームレンズ。
  6. 【請求項6】少なくとも3面の非球面を有することを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のズー
    ムレンズ。
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