JP2007156043A - ズームレンズ - Google Patents

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JP2007156043A
JP2007156043A JP2005350088A JP2005350088A JP2007156043A JP 2007156043 A JP2007156043 A JP 2007156043A JP 2005350088 A JP2005350088 A JP 2005350088A JP 2005350088 A JP2005350088 A JP 2005350088A JP 2007156043 A JP2007156043 A JP 2007156043A
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Tatsu Ota
龍 大田
Yasuhiko Abe
泰彦 阿部
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【課題】3倍程度のズーム比を確保し、低コストで小型のズームレンズを提供する。
【解決手段】広角端から望遠端へのズーミングに際し、負の第1レンズ群Iが像面側へ一旦移動し途中から物体側へ移動し、正の第2レンズ群IIが開口絞りSDを一体的に備えて物体側に移動し、正の第3レンズ群IIIが像面側に移動するズームレンズにおいて、第1〜第3レンズ群は、それぞれ少なくとも1枚のプラスチックレンズを含み、条件式(1)0.9≦│fG1│/fG2≦1.5、(2)1.0≦│1/fP1+1/fP2+1/fP3│×fw≦3.0、fG1,fG2:第1レンズ群,第2レンズ群の焦点距離、fw:広角端におけるレンズ系の焦点距離、fP1,fP2,fP3:第1レンズ群,第2レンズ群,第3レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離を満足するように形成する。これにより、ズーム比3倍程度で、低コストのズームレンズが得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、CCD等の固体撮像素子を用いた電子撮像装置に適用されるズームレンズに関し、特に、デジタルカメラ等に適用され、ズーム比(変倍比)が3倍程度で、小型かつ高性能のズームレンズに関する。
近年におけるデジタルカメラの普及に伴って、適用されるレンズとしては、高画素化に対応でき、小型かつ低コストで、3倍程度のズーム比が得られる高性能のズームレンズ、特に、低コストのズームレンズが望まれている。
一方、プラスチックレンズは、ガラスレンズと比較して安価で形状の自由度も高く、非球面レンズとしても適しているため、種々のレンズ系に適用されている。
非球面をもつプラスチックレンズを採用した従来のズームレンズとしては、2枚のレンズからなり負の屈折力を有する第1レンズ群、3枚のレンズからなり正の屈折力を有する第2レンズ群、1枚のレンズからなり正の屈折力を有する第3レンズ群を備え、第2レンズ群に含まれる1枚のレンズを、非球面をもつプラスチックレンズとしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他のズームレンズとしては、2枚のレンズからなり負の屈折力を有する第1レンズ群、2枚のレンズからなり正の屈折力を有する第2レンズ群、1枚のレンズからなり正の屈折力を有する第3レンズ群を備え、第2レンズ群の最も物体側に位置する1枚のレンズを、プラスチックレンズとしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、これら従来のズームレンズでは、プラスチックレンズの枚数が少なく、低コスト化の要求を満足するものではない。
さらに、小型化を図るズームレンズとしては、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群からなる3群構成のものが多く知られている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
しかしながら、いずれのズームレンズにおいても、レンズの枚数が8〜9枚と構成枚数が多く、低コスト化の要求を満足するものではない。
レンズの枚数が少ないズームレンズとしては、2枚のレンズからなり負の屈折力を有する第1レンズ群、2枚のレンズからなり正の屈折力を有する第2レンズ群、2枚のレンズからなり正の屈折力を有する第3レンズ群からなる3群6枚構成のものが知られている(例えば、特許文献5参照)。
しかしながら、焦点距離に対するレンズの全長が長く、小型化の要求を満足するものではない。
特開2005−181774号公報 特開2003−50352号公報 特開平10−293253号公報 特開平10−307258号公報 特開平10−213745号公報
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、プラスチックレンズを多用することで、低コスト化、小型化、高性能化を満足しつつ、3倍程度のズーム比を確保でき、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等に好適な小型のズームレンズを提供することにある。
本発明のズームレンズは、物体側から像面側に向けて順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群を備え、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群は像面側へ移動し途中から物体側へ移動し、第2レンズ群は開口絞りを一体的に備えて物体側に移動し、第3レンズ群は像面側に移動するズームレンズであって、上記第1レンズ群、第2レンズ群、及び第3レンズ群は、それぞれ少なくとも1枚のプラスチックレンズを含み、かつ、下記条件式(1),(2)
(1)0.9≦│fG1│/fG2≦1.5
(2)1.0≦│1/fP1+1/fP2+1/fP3│×fw≦3.0
但し、fG1:第1レンズ群の焦点距離、fG2:第2レンズ群の焦点距離、fw:広角端におけるレンズ系の焦点距離、fP1:第1レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離、fP2:第2レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離、fP3:第3レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離、
を満足することを特徴としている。
この構成によれば、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群が像面側へ移動し途中から物体側へ移動し、第2レンズ群が物体側に向けて移動(例えば、直線的に移動)し、第3レンズ群が像面側に移動(例えば、直線的にあるいは非直線的に移動)する)。このように、ズーミングに際し各レンズ群を移動させることにより、3倍程度のズーム比を確保することができ、条件式(1)を満たすことにより、各レンズ群のパワー配置を適切に設定して小型化を達成することができる。また、各レンズ群にプラスチックレンズを含めると共に条件式(2)を満たすことにより、温度変化に伴う屈折率の変化によって生じる像面のずれの影響を最小限に抑制しつつ、低コスト化、軽量化等を達成することができる。
上記構成において、第1レンズ群、第2レンズ群、及び第3レンズ群は、それぞれ非球面をもつレンズを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、一般に開口絞りの近くにあるレンズでは球面収差等の軸上収差が発生し易く、開口絞りから離れた位置にあるレンズでは非点収差、歪曲収差等の軸外収差が発生し易い。球面レンズでそれらを補正するとなると、レンズの枚数が増加し目的に沿わない。そこで、各レンズ群に非球面をもつレンズを含めることにより、これらの収差を良好に補正することができる。特に、第1レンズ群では最も物体側にあるレンズに又第2レンズ群では開口絞りの近くにあるレンズにそれぞれ非球面をもたせることにより、球面収差等の軸上収差、非点収差、歪曲収差等の軸外収差を良好に補正でき、近年の高密度な固体撮像素子に適した高性能で小型のズームレンズを得ることができる。
上記構成において、非球面をもつレンズの少なくとも一つは、プラスチックレンズである、構成を採用することができる。
この構成によれば、低コスト化、軽量化を達成することができる。
上記構成において、第1レンズ群は、物体側から順に、負の屈折力を有する両凹形状の第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第3レンズを含み、下記条件式(3),(4)
(3)0.20≦D2/fw≦0.35
(4)1.8≦│fG1│/fw≦2.5
但し、D2:第1レンズ及び第2レンズの光軸上における空気間隔、fw:広角端におけるレンズ系の焦点距離、
を満足する構成を採用することができる。
この構成によれば、条件式(3)を満たすことにより、収差特にコマ収差を良好に補正することができると共に、薄型化すなわち小型化を達成することができ、条件式(4)を満たすことにより、第1レンズ群のパワーを適切に設定して、所望のズーム比を確保しつつ、諸収差を良好に補正することができ、光学性能の高い小型のズームレンズを得ることができる。
上記構成において、第2レンズ群は、物体側から順に、光量を調整する開口絞り、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有する第5レンズ、負の屈折力を有する第6レンズを含み、下記条件式(5)
(5)1.4≦fG2/fw≦1.8
但し、fG2:前記第2レンズ群の焦点距離、fw:広角端におけるレンズ系の焦点距離、を満足する構成を採用することができる。
この構成によれば、条件式(5)を満たすことにより、第2レンズ群のパワーを適切に設定して、所望のズーム比を確保しつつ、諸収差を良好に補正することができ、光学性能の高い小型のズームレンズを得ることができる。
上記構成において、第2レンズ群に含まれる正の屈折力を有するレンズのアッベ数をνs、第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズのアッベ数をνfとするとき、下記条件式(6)
(6)│νs−νf│≧10
を満足する構成を採用することができる。
この構成によれば、条件式(6)を満たすことにより、高解像化に大きな影響を及ぼす色収差を良好に補正することができる。
上記構成において、第3レンズ群は、正の屈折力を有する第7レンズにより形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、適切な射出角度に設定できると共に、さらに小型化を達成することができる。
上記構成をなすズームレンズによれば、プラスチックレンズを多用することにより、特に、7群7枚という構成において、プラスチックレンズを適切に配置し、パワー配置及び非球面を施す位置を適切に選択することにより、低コスト化、小型化、高性能化を満足しつつ、3倍程度のズーム比を確保でき、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等に好適な高性能で小型のズームレンズを得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は、本発明に係るズームレンズの一実施形態を示すものであり、図1は概略構成図、図2は広角端、中間、望遠端における光路図である。
このズームレンズは、図1に示すように、物体側から像面側に向けて順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群(I)、正の屈折力を有する第2レンズ群(II)、正の屈折力を有する第3レンズ群(III)を備えている。
そして、広角端から望遠端へのズーミングに際しては、図2(a),(b),(c)に示すように、第1レンズ群(I)が像面側へ移動し途中から物体側へ移動し、第2レンズ群(II)が像面側から物体側に向けて(直線的に)移動し、第3レンズ群(III)が像面側に(直線的にあるいは非直線的に)移動する。
第1レンズ群(I)は、物体側から順に配置された、負の屈折力を有する両凹形状の第1レンズ1と、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けメニスカス形状の第2レンズ2と、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第3レンズ3により形成されている。
第2レンズ群(II)は、光量を調整するべく所定の口径をなす開口絞りSD、正の屈折力を有する両凸形状の第4レンズ4と、正の屈折力を有する両凸形状の第5レンズ5と、負の屈折力を有する両凹形状の第6レンズ6により形成されている。
第3レンズ群(III)は、正の屈折力を有し像面側に凸面を向けたメニスカス形状の第7レンズ7により形成されている。
そして、第7レンズ7の後方に、固体撮像素子の像面Pが配置されている。
ここでは、第1レンズ1、第2レンズ2、第3レンズ3、開口絞りSDと、第4レンズ4、第5レンズ5、第6レンズ6、第7レンズ7、及び像面Pが、光軸Lに沿って物体側から像面側に向けて順に配列される構成において、図1に示すように、それぞれの面をSi(i=1〜15)、それぞれの面Siの曲率半径をRi(i=1〜15)、d線に対する屈折率をNi(i=1〜7)及びアッベ数をνi(i=1〜7)、第1レンズ1〜像面Pまでのレンズ系のそれぞれの光軸L上における間隔(厚さ、空気間隔)をDi(i=1〜15)、第1レンズ1と第2レンズ2との間隔をD2で表す。
また、レンズ系(第1レンズ1の前面S1〜像面P)の広角端、中間、望遠端における焦点距離をfw,fm,ft、第1レンズ群(I)の焦点距離をfG1、第2レンズ群(II)の焦点距離をfG2、第1レンズ群(I),第2レンズ群(II),第3レンズ群(III)に含まれるプラスチックレンズのそれぞれの焦点距離をfP1,fP2,fP3、第2レンズ群(II)に含まれる正の屈折力を有するレンズのアッベ数をνs、第2レンズ群(II)に含まれる負の屈折力を有するレンズのアッベ数をνfで表す。
第1レンズ1は、ガラス材料により形成され、負の屈折力を有するように、物体側の面S1が凹状でかつ像面側の面S2が凹状をなす両凹形状のガラスレンズである。そして、両面S1,S2は、球面又は非球面に形成されている。
第2レンズ2は、樹脂材料により形成され、負の屈折力を有するように、物体側の面S3が凸状でかつ像面側の面S4が凹状をなすメニスカス形状のプラスチックレンズである。そして、両面S3,S4は非球面に形成されている。
第3レンズ3は、ガラス材料により形成され、正の屈折率を有するように、物体側の面S5が凸状でかつ像面側の面S6が凹状をなすメニスカス形状のガラスレンズである。そして、両面S5,S6は球面に形成されている。
第4レンズ4は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、正の屈折力を有するように、物体側の面S8が凸状でかつ像面側の面S9が凸状をなす両凸形状のガラスレンズ又はプラスチックレンズである。そして、両面S8,S9は、球面又は非球面に形成されている。
第5レンズ5は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、正の屈折力を有するように、物体側の面S10が凸状でかつ像面側の面S11が凸状をなす両凸形状のガラスレンズ又はプラスチックレンズである。そして、面S10は球面又は非球面に形成され、面S11は球面に形成されている。
第6レンズ6は、樹脂材料により形成され、負の屈折力を有するように、物体側の面S12が凹状でかつ像面側の面S13が凹状をなす両凹形状のプラスチックレンズである。そして、両面S12,S13は、球面又は非球面に形成されている。
第7レンズ7は、樹脂材料により形成され、正の屈折力を有するように、物体側の面S14が凹状でかつ像面側の面S15が凸状をなすメニスカス形状のプラスチックレンズである。そして、両面S14,S15は非球面に形成されている。
このように、第1レンズ1〜第7レンズ7からなる7枚のレンズ構成、及び負,正,正の屈折力をなす3つのレンズ群(I),(II),(III)を採用すると共に、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群(I)を像面側に一端移動させた後に物体側に移動させ、第2レンズ群(II)を物体側に直線的に移動させ、第3レンズ群(III)を像面側に直線的にあるいは非直線的に移動させることにより、レンズ系全長を比較的短くでき、3.0倍程度のズーム比(変倍比)を確保することができる。
また、第3レンズ群(III)を、正の屈折力を有する第7レンズ7により形成することにより、適切な射出角度に設定できると共にさらに小型化を達成することができる。
ここで、第2レンズ2、第4レンズ4、第5レンズ5〜第7レンズ7の非球面を表す式は、次式で規定される。
Z=Cy/[1+(1−εC1/2]+Dy+Ey+Fy+Gy10
ただし、Z:非球面の頂点における接平面から,光軸Lからの高さがyの非球面上の点までの距離、y:光軸からの高さ、C:非球面の頂点における曲率(1/R)、ε:円錐定数、D,E,F,G:非球面係数である。
上記のように、第1レンズ群(I)、第2レンズ群(II)、及び第3レンズ群(III)に、それぞれ非球面をもつレンズを含むことにより、球面収差等の軸上収差、非点収差、歪曲収差等の軸外収差等を良好に補正することができる。
すなわち、一般に開口絞りSDの近くにあるレンズでは、球面収差等の軸上収差が発生し易く、開口絞りから離れた位置にあるレンズでは非点収差、歪曲収差等の軸外収差が発生し易い。これに対処するべく、球面レンズでそれらを補正するとなると、レンズの枚数が増加し目的に沿わない。
そこで、各レンズ群(I),(II),(III)に非球面をもつレンズを含める、特に、第1レンズ群(I)では最も物体側にある第1レンズ1に又第2レンズ群(II)では開口絞りSDの近くにある第4レンズ4にそれぞれ非球面をもたせることにより、球面収差等の軸上収差、非点収差、歪曲収差等の軸外収差を良好に補正でき、近年の高密度な固体撮像素子に適した高性能で小型のズームレンズを得ることができる。
さらに、非球面をもつレンズの少なくとも一つは、樹脂材料により形成されたプラスチックレンズとすることにより、さらに低コスト化、軽量化を達成することができる。
また、第1レンズ群(I)の焦点距離fG1、第2レンズ群(II)の焦点距離fG2、広角端におけるレンズ系の焦点距離fw、第1レンズ群(I)に含まれるプラスチックレンズの焦点距離fP1、第2レンズ群(II)に含まれるプラスチックレンズの焦点距離fP2、第3レンズ群(III)に含まれるプラスチックレンズの焦点距離fP3が、次の条件式(1),(2)
(1)0.9≦│fG1│/fG2≦1.5
(2)1.0≦│1/fP1+1/fP2+1/fP3│×fw≦3.0
を満足するように形成されている。
条件式(1)を満たすことにより、各レンズ群のパワー配置を適切に設定して小型化を達成することができる。仮に条件式(1)から逸脱すると、同一のレンズ枚数で画角が狭くなり高ズーム比を達成できず、小型化を達成できず、諸収差の補正を良好に行うことができない等の問題が発生するが、条件式(1)を満たすことにより、3倍程度のズーム比を確保しつつ、諸収差を良好に補正して、小型化を可能にしている。
また、条件式(2)を満たすように、プラスチックレンズを各レンズ群に適切に使用することにより、温度変化に伴う屈折率の変化によって生じる像面のずれの影響を最小限に抑制しつつ、低コスト化、軽量化等を達成することができる。
上記構成においては、第1レンズ群(I)が、負の屈折力を有する両凹形状の第1レンズ1、負の屈折力を有する第2レンズ2、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第3レンズ3を含む構成において、好ましくは、第1レンズ1及び第2レンズ2の光軸上における空気間隔D2、広角端におけるレンズ系の焦点距離fwが、条件式(3),(4)
(3)0.20≦D2/fw≦0.35
(4)1.8≦│fG1│/fw≦2.5
を満足するように形成される。
条件式(3)は、第1レンズ群(I)の厚みに関して規定したものである。条件式(3)を満たすことにより、収差特にコマ収差を良好に補正することができると共に、薄型化すなわち小型化を達成することができる。
条件式(4)は、第1レンズ群(I)のパワーを適切に設定するために規定したものである。条件式(4)を満たすことにより、所望のズーム比を確保しつつ、諸収差を良好に補正することができ、光学性能の高い小型のズームレンズを得ることができる。
また、上記構成においては、第2レンズ群(II)が、開口絞りSD、正の屈折力を有する第4レンズ4、正の屈折力を有する第5レンズ5、負の屈折力を有する第6レンズ6を含む構成において、好ましくは、第2レンズ群(II)の焦点距離fG2、広角端におけるレンズ系の焦点距離fwが、条件式(5)
(5)1.4≦fG2/fw≦1.8
を満足するように形成される。
条件式(5)は、第2レンズ群(II)のパワーを適切に設定するために規定したものである。条件式(5)を満たすことにより、所望のズーム比を確保しつつ、諸収差を良好に補正することができ、光学性能の高い小型のズームレンズを得ることができる。
また、上記構成においては、第2レンズ群(II)に含まれる正の屈折力を有するレンズのアッベ数νs、第2レンズ群(II)に含まれる負の屈折力を有するレンズのアッベ数νfが、好ましくは、条件式(6)
(6)│νs−νf│≧10
を満足するように形成される。
一般に、プラスチックレンズは、ガラスレンズに比べてアッベ数の選定の自由度が低い。そこで、条件式(6)を満たすように各レンズのアッベ数を選定することにより、高解像化に大きな影響を及ぼす色収差を良好に補正することができる。
次に、上記ズームレンズの具体的な数値による実施例を、実施例1、実施例2として以下に示す。
実施例1における条件式(1)〜(6)の数値データ、第1レンズ1〜第4レンズ7の主な仕様諸元、種々の数値データ(設定値)は以下の通りである。
尚、プラスチックレンズは、第2レンズ2、第4レンズ4、第6レンズ6、第7レンズ7に採用した。
<条件式の値>
(1)│fG1│/fG2=14.20/10.43=1.36
(2)│1/fP1+1/fP2+1/fP3│×fw=(0.002+0.220+0.055)×6.37=1.76
(3)D2/fw=1.78/6.37=0.28
(4)│fG1│/fw=14.20/6.37=2.23
(5)fG2/fw=10.43/6.37=1.64
(6)│νs−νf│=56.3/30.3=26.0
<仕様諸元>
物体距離=∞(広角端)〜∞(中間)〜∞(望遠端)、レンズ系の焦点距離=6.37mm(広角端,fw)〜13.17mm(中間,fm)〜18.43mm(望遠端,ft)、変倍比(ズーム比)=2.90、Fナンバー=2.75(広角端)〜4.13(中間)〜5.24(望遠端)、画角(2ω)=61.30°(広角端)〜30.46°(中間)〜22.16°(望遠端)、射出瞳位置=−19.17mm(広角端)〜−99.13mm(中間)〜160.65mm(望遠端)、レンズ全長(第1レンズ1〜第7レンズ7)=29.10mm(広角端)〜27.58mm(中間)〜30.60mm(望遠端)、レンズ系全長(空気換算距離)=33.23mm(広角端)〜31.07mm(中間)〜33.30mm(望遠端)、バックフォーカス(空気換算距離)=4.52mm(広角端)〜3.90mm(中間)〜3.15mm(望遠端)
<非球面>
第2レンズ2の両面S3,S4、第4レンズ4の両面S8,S9、第7レンズ7の両面S14,S15
<曲率半径>
R1=−60.167mm、R2=6.430mm、R3=43.431mm(非球面)、R4=37.686mm(非球面)、R5=15.681mm、R6=172.351mm、R7=∞(開口絞り)、R8=5.758mm(非球面)、R9=−25.422mm(非球面)、R10=6.866mm、R11=−9.726mm、R12=−15.841mm、R13=3.296mm、R14=−135.411mm(非球面)、R15=−8.954mm(非球面)
<光軸上の間隔>
D1=1.00mm、D2=1.78mm、D3=1.09mm、D4=0.10mm、D5=1.30mm、D6=可変、D7=0.40mm、D8=1.65mm、D9=0.10mm、D10=1.60mm、D11=0.15mm、D12=1.20mm、D13=可変、D14=1.79mm、D15=可変
<屈折率(Nd)>
N1=1.743997、N2=1.525120、N3=1.805181、N4=1.52512、N5=1.516330、N6=1.583816、N7=1.525120
<アッベ数(νd)>
ν1=44.8、ν2=56.3、ν3=25.4、ν4=56.3、ν5=64.1、ν6=30.3、ν7=56.3
<ズーム間隔(D6,D13,D15)>
D6w=11.89mm(広角端)〜D6m=3.23mm(中間)〜D6t=1.02mm(望遠端)
D13w=4.56mm(広角端)〜D13m=11.69mm(中間)〜D13t=16.86mm(望遠端)
D15w=4.52mm(広角端)〜D15m=3.90mm(中間)〜D15t=3.15mm(望遠端)
<非球面係数の数値データ>
<S3面>
ε=0.000000、D=−2.549621×10−4、E=8.006488×10−7、F=6.632640×10−7、G=−2.187690×10−8
<S4面>
ε=0.000000、D=−1.650750×10−4、E=−5.005750×10−6、F=5.850907×10−7、G=−2.738240×10−8
<S8面>
ε=−0.642530、D=−3.754740×10−5、E=−2.764161×10−5、F=−2.006500×10−6、G=−2.393810×10−7
<S9面>
ε=0.000000、D=4.728419×10−4、E=4.522328×10−5、F=−2.886310×10−6、G=−1.815040×10−7
<S14面>
ε=0.000000、D=−1.861010×10−4、E=4.731990×10−5、F=−3.725050×10−6、G=5.990130×10−8
<S15面>
ε=−13.138237、D=−1.832180×10−3、E=1.299712×10−4、F=−6.483510×10−6、G=1.005397×10−7
この実施例1における広角端、中間位置、望遠端でのそれぞれの球面収差、非点収差、歪曲収差(ディストーション)、倍率色収差に関する収差線図は図3、図4、図5に示すような結果となる。尚、図3、図4、図5において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。
この実施例1によるレンズ仕様によれば、変倍比が2.90、広角端でのFナンバーが2.75程度と明るく、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等に好適な小型で光学性能の高いズームレンズが得られる。
実施例2における条件式(1)〜(6)の数値データ、第1レンズ1〜第4レンズ7の主な仕様諸元、種々の数値データ(設定値)は以下の通りである。
尚、プラスチックレンズは、第2レンズ2、第5レンズ5、第6レンズ6、第7レンズ7に採用した。
<条件式の値>
(1)│fG1│/fG2=13.86/10.40=1.33
(2)│1/fP1+1/fP2+1/fP3│×fw=(0.003+0.320+0.051)×6.22=2.32
(3)D2/fw=1.75/6.22=0.28
(4)│fG1│/fw=13.86/6.22=2.23
(5)fG2/fw=10.40/6.22=1.67
(6)│νs−νf│=56.3/30.3=26.0
<仕様諸元>
物体距離=∞(広角端)〜∞(中間)〜∞(望遠端)、レンズ系の焦点距離=6.22mm(広角端,fw)〜13.12mm(中間,fm)〜18.06mm(望遠端,ft)、変倍比(ズーム比)=2.90、Fナンバー=2.75(広角端)〜4.20(中間)〜5.26(望遠端)、画角(2ω)=64.68°(広角端)〜33.44°(中間)〜24.62°(望遠端)、射出瞳位置=−17.14mm(広角端)〜−69.78mm(中間)〜760.70mm(望遠端)、レンズ全長(第1レンズ1〜第7レンズ7)=28.41mm(広角端)〜27.38mm(中間)〜30.31mm(望遠端)、レンズ系全長(空気換算距離)=33.30mm(広角端)〜31.52mm(中間)〜33.75mm(望遠端)、バックフォーカス(空気換算距離)=4.89mm(広角端)〜4.14mm(中間)〜3.44mm(望遠端)
<非球面>
第2レンズ2の両面S3,S4、第5レンズ5の前面S10、第6レンズ6の両面S12,S13、第7レンズ7の両面S14,S15
<曲率半径>
R1=−235.096mm、R2=6.030mm、R3=29.117mm(非球面)、R4=34.327mm(非球面)、R5=14.553mm、R6=52.930mm、R7=∞(開口絞り)、R8=5.401mm、R9=−75.000mm、R10=5.825mm(非球面)、R11=−13.596mm、R12=−18.977mm(非球面)、R13=3.423mm(非球面)、R14=−241.085mm(非球面)、R15=−9.903mm(非球面)
<光軸上の間隔>
D1=1.00mm、D2=1.75mm、D3=1.09mm、D4=0.15mm、D5=1.30mm、D6=可変、D7=0.30mm、D8=1.65mm、D9=0.10mm、D10=1.63mm、D11=0.10mm、D12=1.13mm、D13=可変、D14=1.58mm、D15=可変
<屈折率(Nd)>
N1=1.743198、N2=1.525120、N3=1.805181、N4=1.516330、N5=1.525120、N6=1.583816、N7=1.525120
<アッベ数(νd)>
ν1=49.3、ν2=56.3、ν3=25.4、ν4=64.1、ν5=56.3、ν6=30.3、ν7=56.3
<ズーム間隔(D6,D13,D15)>
D6w=12.43mm(広角端)〜D6m=3.73mm(中間)〜D6t=1.64mm(望遠端)
D13w=4.22mm(広角端)〜D13m=11.77mm(中間)〜D13t=16.80mm(望遠端)
D15w=4.89mm(広角端)〜D15m=4.14mm(中間)〜D15t=3.44mm(望遠端)
<非球面係数の数値データ>
<S3面>
ε=0.000000、D=1.544007×10−4、E=4.973344×10−6、F=8.480372×10−8、G=−1.157030×10−8
<S4面>
ε=0.000000、D=−2.591420×10−4、E=−8.892700×10−6、F=5.508463×10−7、G=−3.423500×10−8
<S10面>
ε=−0.383576、D=−7.037700×10−4、E=−7.647120×10−6、F=−1.173200×10−5、G=1.964949×10−7
<S12面>
ε=22.676507、D=1.850655×10−5、E=−9.605910×10−5、F=−4.049482×10−5、G=−2.758770×10−6
<S13面>
ε=0.090074、D=0.000000、E=0.000000、F=0.000000、G=0.000000
<S14面>
ε=0.000000、D=−1.039352×10−4、E=−2.346000×10−5、F=−2.453240×10−6、G=−2.463855×10−8
<S15面>
ε=−17.129177、D=−1.502700×10−3、E=1.056843×10−4、F=−5.331620×10−6、G=7.086090×10−8
この実施例2における広角端、中間位置、望遠端でのそれぞれの球面収差、非点収差、歪曲収差(ディストーション)、倍率色収差に関する収差線図は図6、図7、図8に示すような結果となる。尚、図6、図7、図8において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。
この実施例2によるレンズ仕様によれば、変倍比が2.90、広角端でのFナンバーが2.75程度と明るく、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等に好適な小型で光学性能の高いズームレンズが得られる。
以上述べたように、本発明のズームレンズは、負、正、正の3群において全体で7枚のレンズを備えるレンズ構成で、3倍程度の変倍比を確保し、小型で高い光学性能を確保できるため、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等のズームレンズとして適用できるのは勿論のこと、その他の用途に用いられるレンズ光学系のズームレンズとしても有用である。
本発明に係るズームレンズの一実施形態を示す概略構成図である。 図1に示すズームレンズの広角端、中間、望遠端における光路図である。 実施例1における、広角端での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す収差図である。 実施例1における、中間位置での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す収差図である。 実施例1における、望遠端での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す収差図である。 実施例2における、広角端での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す収差図である。 実施例2における、中間位置での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す収差図である。 実施例2における、望遠端での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す収差図である。
符号の説明
I 第1レンズ群
II 第2レンズ群
III 第3レンズ群
1 第1レンズ
2 第2レンズ
3 第3レンズ
SD 開口絞り
4 第4レンズ
5 第5レンズ
6 第6レンズ
7 第7レンズ
P 像面
fw 広角端におけるレンズ系の焦点距離
fG1 第1レンズ群の焦点距離
fG2 第2レンズ群の焦点距離
fP1 第1レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離
fP2 第2レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離
fP3 第3レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離
D2 第1レンズと第2レンズの光軸上における空気間隔
νs 第2レンズ群に含まれる正の屈折力を有するレンズのアッベ数
νf 第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズのアッベ数
L 光軸

Claims (7)

  1. 物体側から像面側に向けて順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群を備え、広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第1レンズ群は像面側へ移動し途中から物体側へ移動し、前記第2レンズ群は開口絞りを一体的に備えて物体側に移動し、前記第3レンズ群は像面側に移動するズームレンズであって、
    前記第1レンズ群、第2レンズ群、及び第3レンズ群は、それぞれ少なくとも1枚のプラスチックレンズを含み、かつ、下記条件式(1),(2)を満足する、ことを特徴とするズームレンズ。
    (1)0.9≦│fG1│/fG2≦1.5
    (2)1.0≦│1/fP1+1/fP2+1/fP3│×fw≦3.0
    但し、fG1:前記第1レンズ群の焦点距離
    fG2:前記第2レンズ群の焦点距離
    fw:広角端におけるレンズ系の焦点距離
    fP1:前記第1レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離
    fP2:前記第2レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離
    fP3:前記第3レンズ群に含まれるプラスチックレンズの焦点距離
  2. 前記第1レンズ群、第2レンズ群、及び第3レンズ群は、それぞれ非球面をもつレンズを含む、ことを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. 前記非球面をもつレンズの少なくとも一つは、プラスチックレンズである、
    ことを特徴とする請求項2記載のズームレンズ。
  4. 前記第1レンズ群は、物体側から順に、負の屈折力を有する両凹形状の第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第3レンズを含み、下記条件式(3),(4)を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のズームレンズ。
    (3)0.20≦D2/fw≦0.35
    (4)1.8≦│fG1│/fw≦2.5
    但し、D2:前記第1レンズ及び第2レンズの光軸上における空気間隔
    fw:広角端におけるレンズ系の焦点距離
    fG1:前記第1レンズ群の焦点距離
  5. 前記第2レンズ群は、物体側から順に、光量を調整する開口絞り、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有する第5レンズ、負の屈折力を有する第6レンズを含み、下記条件式(5)を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載のズームレンズ。
    (5)1.4≦fG2/fw≦1.8
    但し、fG2:前記第2レンズ群の焦点距離
    fw:広角端におけるレンズ系の焦点距離
  6. 前記第2レンズ群に含まれる正の屈折力を有するレンズのアッベ数をνs、前記第2レンズ群に含まれる負の屈折力を有するレンズのアッベ数をνfとするとき、下記条件式(6)を満足する、ことを特徴とする請求項5記載のズームレンズ。
    (6)│νs−νf│≧10
  7. 前記第3レンズ群は、正の屈折力を有する第7レンズにより形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれかに記載のズームレンズ。
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