JP2007052273A - ズームレンズ - Google Patents

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JP2007052273A
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伸 池田
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Abstract

【課題】ズームレンズの小型化、低コスト化等を図る。
【解決手段】物体側から像面順に向けて順に配列された、負の屈折力を有し変倍時及び合焦時に固定された第1レンズ群(I)、負の屈折力を有し変倍時及び合焦時に移動する第2レンズ群(II)、正の屈折力を有し変倍時に移動する第3レンズ群(III)、正の屈折力を有し変倍時及び合焦時に固定された第4レンズ群(IV)を含む。この構成によれば、変倍動作及び合焦動作に際して、両端に位置する第1レンズ群(I)と第4レンズ群(IV)が固定されているため、構造的に堅固になり、機械的強度も確保され、又、第1レンズ群(I)及び第4レンズ群(IV)を移動させる機構が不要であるため低コスト化できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、CCD等の固体撮像素子を用いたデジタルカメラ、携帯電話機、携帯情報端末機(PDA)等に搭載されるモバイルカメラに適した小型のズームレンズに関する。
近年、薄型のデジタルカメラ、携帯電話機、携帯情報端末機(PDA)等の普及に伴い、これらに搭載されるズームレンズにおいても、より小型、軽量、薄型すなわち奥行き方向に短いものが求められている。
一方、従来のズームレンズとしては、メニスカス形状の負レンズ及びメニスカス形状の正レンズからなり全体として負の屈折力を有する第1レンズ群、両凸形状の正レンズ,両凸形状の正レンズ及び両凹形状の負レンズの接合レンズからなり全体として正の屈折力を有する第2レンズ群、両凸形状の正レンズからなる第3レンズ群を含み、非撮影時に沈胴する沈胴機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このズームレンズでは、沈胴機構が複雑になり、又、撮影時に繰り出す構造であるため、繰り出した状態において先端部に荷重あるいは衝撃が加わった場合の機械的強度が保証されないという問題がある。
また、従来のズームレンズとしては、メニスカス形状の負レンズ,直角プリズム,両凸形状の正レンズ及びメニスカス形状の正レンズからなり全体として正の屈折力を有する第1レンズ群、両凹形状の負レンズ,両凹形状の負レンズ及び正レンズの接合レンズからなり全体として負の屈折力を有する第2レンズ群、両凸形状の正レンズ及びメニスカス形状の負レンズの接合レンズからなり全体として正の屈折力を有する第3レンズ群、両凸形状の正レンズ及び両凹形状の負レンズからなる第4レンズ群を含み、直角プリズムにて光軸を直角に屈曲させて奥行きを薄くしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、このズームレンズでは、高倍率ではあるものの直角プリズムの他にレンズを10枚も含んでいるため、レンズの構成枚数が多く、コストも高くなるという問題がある。
特開2004−61675号公報 特開2003−202500号公報
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡略化、レンズ枚数の削減等による薄型化、小型化、低コスト化を図りつつ、ズーム倍率が3倍程度で光学性能の高いズームレンズを提供することにある。
本発明のズームレンズは、物体側から像面順に向けて順に配列された、負の屈折力を有し変倍時及び合焦時に固定された第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時及び合焦時に移動する第2レンズ群と、正の屈折力を有し変倍時に移動する第3レンズ群と、正の屈折力を有し変倍時及び合焦時に固定された第4レンズ群とを含む、ことを特徴としている。
この構成によれば、変倍動作及び合焦動作に際して、両端に位置する第1レンズ群と第4レンズ群が固定されているため、構造的に堅固になり、機械的強度も確保され、又、第1レンズ群及び第4レンズ群を移動させる機構が不要であるため低コスト化できる。
上記構成において、第1レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズと、光軸を直角に屈曲させる直角プリズムからなる、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1レンズ群の前方から進入してきた被写体光の光軸を高精度にかつ安定して直角に屈曲させることができ、被写体光の進入方向から見た奥行き寸法を薄くすることができる。
上記構成において、第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端におけるレンズ系の焦点距離をfwとするとき、条件式(1)、
(1) −9<f1/fw<−5
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、直角プリズムの前方から入射する軸外光線の高さを低くすることができるため、周辺光量を確保したうえで直角プリズムを小型化することができ、その結果、ズームレンズを小型化することができる。
上記構成において、第2レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズ及び正の屈折力を有する正レンズの接合レンズからなり、第3レンズ群は、正の屈折力を有する正レンズと、正の屈折力を有する正レンズ及び負の屈折力を有する負レンズの接合レンズからなり、第4レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズと、正の屈折力を有する正レンズからなる、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1レンズ群を1つのレンズとプリズム、第2レンズ群を2つのレンズ、第3レンズ群を3つのレンズ、第4レンズ群を2つのレンズにより構成し、全体として8つのレンズと1つのプリズムにより構成することにより、従来よりもレンズ枚数を削減して、全体として、小型及び薄型で低コストの光学性能の高いズームレンズを得ることができる。
上記構成において、第2レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズ及び正の屈折力を有する正レンズの接合レンズからなり、第3レンズ群は、正の屈折力を有する正レンズと、正の屈折力を有する正レンズ及び負の屈折力を有する負レンズの接合レンズからなり、第4レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズ及び正の屈折力を有する正レンズの接合レンズからなる、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1レンズ群を1つのレンズとプリズム、第2レンズ群を2つのレンズ、第3レンズ群を3つのレンズ、第4レンズ群を2つのレンズにより構成し、全体として8つのレンズと1つのプリズムにより構成することにより、従来よりもレンズ枚数を削減して、全体として、小型及び薄型で低コストの光学性能の高いズームレンズを得ることができる。
上記構成において、第1レンズ群に含まれる負レンズの物体側の面、第2レンズ群に含まれる負レンズの物体側の面、第3レンズ群に含まれる正レンズの物体側の面、第4レンズ群に含まれる負レンズの物体側の面は、それぞれ非球面に形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1レンズ群及び第2レンズ群の負レンズにそれぞれ非球面を設けることにより歪曲収差を良好に補正することができ、第3レンズ群の正レンズに非球面を設けることにより球面収差を良好に補正することができ、第4レンズ群の負レンズに非球面を設けることによりコマ収差を良好に補正することができ、全体として諸収差が良好に補正された光学性能の高いズームレンズを得ることができる。
上記構成をなすズームレンズによれば、構造の簡略化、レンズ枚数の削減等による薄型化、小型化、低コスト化を達成しつつ、ズーム倍率が3倍程度で光学性能の高いズームレンズを得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係るズームレンズの一実施形態を示す構成図であり、図2(a),(b),(c)は広角端、中間位置、望遠端における各レンズ群の状態図である。
このズームレンズは、図1に示すように、物体側から像面順に向けて順に、負の屈折力を有する第1レンズ群(I)、負の屈折力を有する第2レンズ群(II)、正の屈折力を有する第3レンズ群(III)、正の屈折力を有する第4レンズ群(IV)を備えている。そして、第3レンズ群(III)には、その前方において一体的に移動するように所定の口径をなす開口絞りSDが配置され、第4レンズ群(IV)の後方には、ガラスフィルタ10が配置され、その後方に固体撮像素子の像面Pが配置される。
この構成において、図2に示すように、第1レンズ群(I)及び第4レンズ群(IV)は変倍時及び合焦時に固定され、第2レンズ群(II)及び第3レンズ群(III)が変倍時に移動すると共に、第2レンズ群(II)が合焦時に移動して、全体として変倍動作及び合焦動作を行うようになっている。
第1レンズ群(I)は、負の屈折力を有する負レンズ1、被写体光の光軸Lを直角に屈曲させる直角プリズム2により形成されている。
第2レンズ群(II)は、負の屈折力を有する負レンズ3及び正の屈折力を有する正レンズ4の接合レンズにより形成されている。
第3レンズ群(III)は、所定の口径をなす開口絞りSD、正の屈折力を有する正レンズ5、正の屈折力を有する正レンズ6及び負の屈折力を有する負レンズ7の接合レンズにより形成されている。
第4レンズ群(IV)は、負の屈折力を有する負レンズ8、正の屈折力を有する正レンズ9により形成されている。
ここでは、負レンズ1〜正レンズ9、ガラスフィルタ10及び像面Pが、光軸Lに沿って物体側から像面側に向けて順に配列される構成において、図1に示すように、それぞれの面をSi(i=1〜19)、それぞれの面Siの曲率半径をRi(i=1〜19)、d線に対する屈折率をNi(i=1〜10)及びアッベ数をνi(i=1〜10)、負レンズ1〜像面Pまでのそれぞれの光軸L上における間隔(厚さ、空気間隔)をDi(i=1〜19)で表す。
また、第1レンズ群(I)の最も物体側の面(負レンズ1の物体側の面)S1〜像面Pまでをレンズ系とし、このレンズ系の広角端、中間、望遠端における焦点距離をfw,fm,ft、第1レンズ群(I)の焦点距離をf1で表す。
<第1レンズ群(I)>
負レンズ1は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、負の屈折力を有するように、物体側の面S1が凸状でかつ像面側の面S2が凹状をなすメニスカス形状をなすレンズである。
直角プリズム2は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、物体側の面S3が平面でかつ像面側の面S4が平面に形成されている。
<第2レンズ群(II)>
負レンズ3は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、負の屈折力を有するように、物体側の面S5が凹状でかつ像面側の面S6が凹状をなす両凹形状のレンズである。
正レンズ4は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、正の屈折率を有するように、物体側の面S6が凸状でかつ像面側の面S7が凹状をなすメニスカス形状のレンズである。そして、負レンズ3と正レンズ4は、面S6にて接合され全体として負の屈折力を有する接合レンズとし形成されている。
<第3レンズ群(III)>
正レンズ5は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、正の屈折力を有するように、物体側の面S9が凸状でかつ像面側の面S10が凸状をなす両凸形状のレンズである。
正レンズ6は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、正の屈折力を有するように、物体側の面S11が凸状でかつ像面側の面S12が凹状をなすメニスカス形状のレンズである。
負レンズ7は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、負の屈折力を有するように、物体側の面S12が凸状でかつ像面側の面S13が凹状をなすメニスカス形状のレンズである。
そして、正レンズ6と負レンズ7は、面S12にて接合され全体として負の屈折力を有する接合レンズとし形成されている。
<第4レンズ群(IV)>
負レンズ8は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、負の屈折力を有するように、物体側の面S14が凹状でかつ像面側の面S15が凹状をなす両凹形状のレンズである。
正レンズ9は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、正の屈折力を有するように、物体側の面S16が凸状でかつ像面側の面S17が凸状をなす両凸形状のレンズである。
上記構成においては、第1レンズ群(I)に入射した光線は、図1に示すように、直角プリズム2により略直角に屈曲され、第1レンズ群(i)及び第4レンズ群(iv)が固定された状態で、第2レンズ群(II)及び第3レンズ群(III)が移動することにより、3倍程度の変倍比を確保しつつ広角〜望遠の変倍及び変倍に伴う像面変動の補正(合焦)を行って固体撮像素子の像面Pに結像させる。
すなわち、全体として8つのレンズ1,3〜9と1つの直角プリズム2からなるレンズ構成を採用したことにより、簡略な構造にて、薄型かつ小型並びに低コストで、ズーム倍率が3倍程度で光学性能の高いズームレンズが得られる。
また、上記構成において、第1レンズ群(I)の焦点距離f1、広角端におけるレンズ系の焦点距離fwが、好ましくは次の条件式(1)、
(1) −9<f1/fw<−5
を満足するように形成される。
条件式(1)を満たすことにより、負レンズ1から直角プリズム2に入射する軸外光線の高さを低くすることができるため、周辺光量を確保したうえで直角プリズム2を小型化することができ、その結果、ズームレンズをより小型化することができる。
また、上記構成においては、第1レンズ群(I)に含まれる負レンズ1の物体側の面S1、第2レンズ群(II)に含まれる負レンズ3の物体側の面S5、第3レンズ群(III)に含まれる正レンズ5の物体側の面S9、第4レンズ群(IV)に含まれる負レンズ8の物体側の面S14が、好ましくはそれぞれ非球面に形成される。
ここで、非球面を表す式は、次式で規定される。
Z=Cy/[1+(1−εC1/2]+Dy+Ey+Fy+Gy10
ただし、Z:非球面の頂点における接平面から,光軸Lからの高さがyの非球面上の点までの距離、y:光軸からの高さ、C:非球面の頂点における曲率(1/R)、ε:円錐定数、D,E,F,G:非球面係数である。
このように非球面を設けることにより、レンズの枚数を減らしつつ、諸収差を良好に補正でき、光学性能の高いズームレンズが得られる。
すなわち、第1レンズ群(I)及び第2レンズ群(II)の負レンズ1,3にそれぞれ非球面S1,S5を設けることにより、歪曲収差を良好に補正することができる。また、第3レンズ群(III)の正レンズ5に非球面S9を設けることにより、球面収差を良好に補正することができる。さらに、第4レンズ群(IV)の負レンズ8に非球面S14を設けることにより、コマ収差を良好に補正することができる。
したがって、全体として諸収差が良好に補正された光学性能の高いズームレンズを得ることができる。
次に、上記ズームレンズの具体的な数値による実施例を、実施例1、実施例2として以下に示す。
実施例1における条件式(1)の数値データ、負レンズ1〜正レンズ9、ガラスフィルタ10の主な仕様諸元、種々の数値データ(設定値)は以下の通りである。
<条件式>
(1)f1/fw=−40.51/5.43=−7.46
<仕様諸元>
物体距離=∞(広角端)〜∞(中間)〜∞(望遠端)、レンズ系の焦点距離(fw,fm,ft)=5.43mm(広角端)〜10.56mm(中間)〜12.76mm(望遠端)、ズーム倍率(変倍比)=2.35、Fナンバー=2.89(広角端)〜4.29(中間)〜4.86(望遠端)、射出瞳位置=−9.35mm(広角端)〜−16.13mm(中間)〜−19.49mm(望遠端)、最外角光線の射出角度(像高3.0mmでの光線の角度)=−17.8°(広角端)〜−12.3°(中間)〜−11.1°(望遠端)、レンズ全長(負レンズ1の前面S1〜正レンズ9の像面側の面S17までの距離)=31.49mm(広角端,中間,望遠端)、レンズ系全長(負レンズ1の前面S1〜像面Pまでの距離)=34.52mm(広角端,中間,望遠端)、バックフォーカス(正レンズ9の像面側の面S17〜像面Pまでの空気換算距離)=3.56mm(広角端,中間,望遠端)、画角(2ω)=59.0°(広角端)〜31.4°(中間)〜26.3°(望遠端)
<非球面>
負レンズ1の物体側の面S1、負レンズ3の物体側の面S5、正レンズ5の物体側の面S9、負レンズ8の物体側の面S14
<曲率半径>
R1=9.500mm(非球面)、R2=6.678mm、R3=∞、R4=∞、R5=−9.789mm(非球面)、R6=18.233mm、R7=62.048mm、R8=∞(開口絞り)、R9=5.000mm(非球面)、R10=−7.181mm、R11=6.698mm、R12=19.471mm、R13=2.833mm、R14=−992.492mm、R15=15.244mm、R16=99.870mm、R17=−9.989mm、R18=∞、R19=∞
<光軸上の間隔>
D1=1.20mm、D2=3.00mm、D3=7.60mm、D4=可変、D5=0.80mm、D6=1.00mm、D7=可変、D8=0.60mm、D9=2.00mm、D10=0.20mm、D11=2.00mm、D12=0.80mm、D13=可変、D14=0.80mm、D15=0.20mm、D16=1.20mm、D17=1.00mm、D18=1.40mm、D19=1.63mm
<屈折率(Nd)>
N1=1.66910、N2=1.50942、N3=1.66910、N4=1.84666、N5=1.58700、N6=1.69680、N7=1.84666、N8=1.66910、N9=1.67003、N10=1.51688
<アッベ数(νd)>
ν1=55.4、ν2=55.9、ν3=55.4、ν4=23.8、ν5=59.6、ν6=55.5、ν7=23.8、ν8=55.4、ν9=47.2、ν10=64.2
<ズーム間隔(D4,D7,D13)>
D4=1.40mm(広角端)〜2.18mm(中間)〜1.40mm(望遠端)、
D7=6.49mm(広角端)〜1.83mm(中間)〜1.10mm(望遠端)、
D13=1.20mm(広角端)〜5.07mm(中間)〜6.59mm(望遠端)
<非球面係数の数値データ>
<S1>
ε=1.2791、D=2.5115×10−5、E=−2.6507×10−6、F=4.3444×10−8、G=1.7371×10−10
<S5>
ε=−0.1678、D=1.5952×10−4、E=−3.0253×10−6、F=−1.7926×10−5、G=1.5923×10−6
<S9>
ε=−0.3590、D=−1.2860×10−3、E=−7.7515×10−5、F=1.3729×10−5、G=−7.0843×10−7
<S14>
ε=0.0000、D=4.7491×10−5、E=1.0326×10−4、F=5.0784×10−6、G=−1.9538×10−6
この実施例1における広角端、中間位置、望遠端でのそれぞれの球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差に関する収差線図は、図3、図4、図5に示すような結果となる。尚、図3、図4、図5において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。また、FはF線、dはd線、CはC線を示す。
この実施例1によるレンズ仕様によれば、変倍比が2.35、広角端でのFナンバーが2.89程度と明るく、諸収差が良好に補正された光学性能の高い、小型のズームレンズが得られる。
実施例2におけるズームレンズは、図6に示すように、第4レンズ群(IV)の負レンズ8と正レンズ9が接合されている。
実施例2における条件式(1)の数値データ、負レンズ1〜正レンズ9、ガラスフィルタ10の主な仕様諸元、種々の数値データ(設定値)は以下の通りである。
<条件式>
(1)f1/fw=−35.76/5.44=−6.57
<仕様諸元>
物体距離=∞(広角端)〜∞(中間)〜∞(望遠端)、レンズ系の焦点距離(fw,fm,ft)=5.44mm(広角端)〜10.55mm(中間)〜12.77mm(望遠端)、ズーム倍率(変倍比)=2.35、Fナンバー=2.88(広角端)〜4.29(中間)〜4.86(望遠端)、射出瞳位置=−9.25mm(広角端)〜−15.30mm(中間)〜−18.30mm(望遠端)、最外角光線の射出角度(像高3.0mmでの光線の角度)=−18.1°(広角端)〜−11.7°(中間)〜−10.3°(望遠端)、レンズ全長(負レンズ1の前面S1〜正レンズ9の像面側の面S16までの距離)=29.88mm(広角端,中間,望遠端)、レンズ系全長(負レンズ1の前面S1〜像面Pまでの距離)=34.34mm(広角端,中間,望遠端)、バックフォーカス(正レンズ9の像面側の面S16〜像面Pまでの空気換算距離)=3.98mm(広角端,中間,望遠端)、画角(2ω)=60.5°(広角端)〜31.7°(中間)〜26.5°(望遠端)
<非球面>
負レンズ1の物体側の面S1、負レンズ3の物体側の面S5、正レンズ5の物体側の面S9、負レンズ8の物体側の面S14
<曲率半径>
R1=9.977mm(非球面)、R2=6.701mm、R3=∞、R4=∞、R5=−10.030mm(非球面)、R6=19.545mm、R7=67.365mm、R8=∞(開口絞り)、R9=5.025mm(非球面)、R10=−7.042mm、R11=6.718mm、R12=18.931mm、R13=2.815mm、R14=−15.268mm、R15=−49.546mm、R16=−9.240mm、R17=∞、R18=∞
<光軸上の間隔>
D1=1.20mm、D2=2.80mm、D3=7.60mm、D4=可変、D5=0.80mm、D6=1.00mm、D7=可変、D8=0.60mm、D9=2.00mm、D10=0.20mm、D11=2.00mm、D12=0.80mm、D13=可変、D14=0.80mm、D15=1.00mm、D16=1.00mm、D17=1.40mm、D18=2.06mm
<屈折率(Nd)>
N1=1.66910、N2=1.50942、N3=1.66910、N4=1.84666、N5=1.58700、N6=1.69680、N7=1.84666、N8=1.66910、N9=1.59270、N10=1.51679
<アッベ数(νd)>
ν1=55.4、ν2=55.9、ν3=55.4、ν4=23.8、ν5=59.6、ν6=55.5、ν7=23.8、ν8=55.4、ν9=35.3、ν10=64.2
<ズーム間隔(D4,D7,D13)>
D4=1.40mm(広角端)〜2.19mm(中間)〜1.40mm(望遠端)、
D7=6.48mm(広角端)〜1.83mm(中間)〜1.10mm(望遠端)、
D13=1.20mm(広角端)〜5.06mm(中間)〜6.58mm(望遠端)
<非球面係数の数値データ>
<S1>
ε=1.2544、D=3.1733×10−5、E=−2.5248×10−6、F=1.5731×10−8、G=4.9091×10−10
<S5>
ε=−0.1965、D=1.6600×10−4、E=6.8394×10−6、F=−1.9690×10−5、G=1.7857×10−6
<S9>
ε=−0.3702、D=−1.3054×10−3、E=−9.3274×10−5、F=1.3769×10−5、G=−4.3206×10−7
<S14>
ε=−3.5693、D=2.4333×10−4、E=5.1826×10−5、F=2.2394×10−6、G=−6.7554×10−7
この実施例2における広角端、中間位置、望遠端でのそれぞれの球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差に関する収差線図は、図7、図8、図9に示すような結果となる。尚、図7、図8、図9において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。また、FはF線、dはd線、CはC線を示す。
この実施例2によるレンズ仕様によれば、変倍比が2.35、広角端でのFナンバーが2.88程度と明るく、諸収差が良好に補正された光学性能の高い、小型のズームレンズが得られる。
以上述べたように、本発明のズームレンズは、小型及び薄型で安価であるため、デジタルカメラ、携帯電話機等に搭載のモバイルカメラ等に適用できるのは勿論のこと、その他の用途に用いられるカメラのズームレンズとしても有用である。
本発明に係るズームレンズの一実施形態を示す概略構成図である。 (a),(b),(c)は、図1に示すズームレンズの広角端、中間、望遠端における状態図である。 実施例1における、広角端での球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 実施例1における、中間位置での球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 実施例1における、望遠端での球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明に係るズームレンズの他の実施形態を示す概略構成図である。 実施例2における、広角端での球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 実施例2における、中間位置での球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 実施例2における、望遠端での球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。
符号の説明
L 光軸
I 第1レンズ群
II 第2レンズ群
III 第3レンズ群
IV 第4レンズ群
1 負レンズ
2 直角プリズム
3 負レンズ
4 正レンズ
5 正レンズ
6 正レンズ
7 負レンズ
8 負レンズ
9 正レンズ
10 ガラスフィルタ
SD 開口絞り
fw レンズ系の広角端における焦点距離
f1 第1レンズ群の焦点距離

Claims (6)

  1. 物体側から像面順に向けて順に配列された、
    負の屈折力を有し変倍時及び合焦時に固定された第1レンズ群と、
    負の屈折力を有し変倍時及び合焦時に移動する第2レンズ群と、
    正の屈折力を有し変倍時に移動する第3レンズ群と、
    正の屈折力を有し変倍時及び合焦時に固定された第4レンズ群と、
    を含む、ことを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズと、光軸を直角に屈曲させる直角プリズムからなる、
    ことを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端におけるレンズ系の焦点距離をfwとするとき、条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
    (1) −9<f1/fw<−5
  4. 前記第2レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズ及び正の屈折力を有する正レンズの接合レンズからなり、
    前記第3レンズ群は、正の屈折力を有する正レンズと、正の屈折力を有する正レンズ及び負の屈折力を有する負レンズの接合レンズからなり、
    前記第4レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズと、正の屈折力を有する正レンズからなる、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のズームレンズ。
  5. 前記第2レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズ及び正の屈折力を有する正レンズの接合レンズからなり、
    前記第3レンズ群は、正の屈折力を有する正レンズと、正の屈折力を有する正レンズ及び負の屈折力を有する負レンズの接合レンズからなり、
    前記第4レンズ群は、負の屈折力を有する負レンズ及び正の屈折力を有する正レンズの接合レンズからなる、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群に含まれる負レンズの物体側の面、前記第2レンズ群に含まれる負レンズの物体側の面、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの物体側の面、前記第4レンズ群に含まれる負レンズの物体側の面は、それぞれ非球面に形成されている、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のズームレンズ。

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