JP4931136B2 - ズームレンズ - Google Patents

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Description

本発明は、ズームレンズに関し、特に、一眼レフカメラ用交換レンズ等に用いられる広角から中望遠又は望遠域を含む比較的高変倍比を持つズームレンズに関するものである。
従来、一眼レフカメラ用交換レンズ等に用いられる広角から中望遠又は望遠に到る焦点距離域をカバーするような3倍以上の高変倍比を持つズームレンズとしては、特許文献1、特許文献2、特許文献3等に示されているような、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を有するズームレンズが知られている。このような構成をとる理由としては、変倍比を拡大しやすいことや、正群先行の構成による全長の小型化ができること等があげられる。
特開平11−142740号公報 特開2000−321497号公報 特開2001−208970号公報
一方、近年、デジタル一眼レフカメラの普及に伴い、銀塩35mmフィルム等に対して小型なイメージサークルの撮像素子を持つカメラに最適化した交換レンズが求められるようになっている。このようなデジタルカメラ用の交換レンズに対しては、従来の銀塩35mmフィルム用の交換レンズよりも求められる解像力が高く、色収差の許容量も小さくなっている。また、全系の焦点距離に対するバックフォーカスの割合がより大きくなり、一般的によりレトロフォーカスのパワー配置にしなければならなくなっている。
さらに、ズームレンズの仕様としては、より高い変倍比や大口径比化、広角化、最至近撮影距離の短縮等が求められており、それと共に小型化や低コスト化の両立も要求されている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、高性能化しやすいズームレンズを提供することである。
上記目的を達成する本発明のズームレンズの1つ目の構成は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔は増加し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔は減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔は減少しながら、第1、第3、第4レンズ群は物体側へのみ移動し、第2レンズ群は像面側に凸の軌跡を描いて移動し、第2レンズ群と第4レンズ群が少なくとも1面の非球面を有し、下記の条件式を満たすことを特徴とするものである。
0.1<|f2 /f1 |<0.14 ・・・(1)
0.1<|f4 /f3 |<0.6 ・・・(2)
ただし、fi は第iレンズ群の焦点距離、
である。
このような構成をとる理由と作用について説明する。
前述のように、デジタルカメラ用のズームレンズにおいては、焦点距離に対する必要なバックフォーカスの割合がより大きくなっているため、所謂レトロフォーカスのパワー配置がより強くなる必要がある。同時に高変倍比化、広角端の広画角化と小型化等の要求とを両立させるためには、各レンズ群のパワーを大きくする必要がある。それによって収差の発生量も同時に大きくなる。例えば、焦点距離範囲に広角域を含むと、特にディストーション、非点収差の補正が難しくなる。第2レンズ群の非球面は主に広角端でのディストーション、非点収差の補正に有効である。また、第4レンズ群の非球面はズーム全域での非点収差、コマ収差の補正に有効である。
条件式(1)は、第1レンズ群のパワーの第2レンズ群のパワーに対する比を規定したもので、(1)式の上限の0.14を越えて第1レンズ群のパワーが強くなると、必要なバックフォーカスの確保が困難になる。また、入射瞳の第1レンズ群入射面からの距離が大きくなって、広角端の広画角化と前玉径の小型化の両立も困難になる。(1)式の下限の0.1を越えて第1レンズ群のパワーが小さくなると、第2レンズ群の変倍比が小さくなって全系のズーム比の確保が困難になると共に、レンズ全長の短縮が困難になる。
条件式(2)は、第3レンズ群のパワーの第4レンズ群のパワーに対する比を規定したもので、(2)式の上限の0.6を越えて第3レンズ群のパワーが強くなると、必要なバックフォーカスの確保が困難になる。また、(2)式の下限の0.1を越えて第3レンズ群のパワーが小さくなると、第4レンズ群での非点収差やコマ収差の発生量が大きくなりすぎ、また、ズーム時の非点収差の変動も大きくなって望ましくない。
本発明のズームレンズの2つ目の構成は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔は増加し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔は減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔は減少しながら、第1、第3、第4レンズ群は物体側へのみ移動し、第2レンズ群は像面側に凸の軌跡を描いて移動し、第2レンズ群と第4レンズ群が少なくとも1面の非球面を有し、第2レンズ群中の少なくとも1枚の負レンズと第4レンズ群中の少なくとも1枚の正レンズが下記の条件式を満たす材質で構成されていることを特徴とするものである。
d >1.4 ・・・(3)
νd >80 ・・・(4)
ただし、nd はd線の屈折率、
νd はアッべ数、
である。
このような構成をとる理由と作用について説明する。
前記のように、ズーム広角端の広角化の要求が強まっているが、広角化することによって倍率色収差の補正が難しくなる。特に困難となるのが、ある2つの波長での色消しを行ったときその他の波長で残存するいわゆる2次スペクトルの補正である。この残存色収差の補正は、通常の部分分散比を持つ硝材の組み合わせで補正するのは困難であることが知られており、特に前述のように小型化に伴う各レンズ群のパワーの増加や広角化によって、その補正はさらに難しくなる。条件式(3)、(4)を同時に満たす硝材は低分散でかつ異常分散性を持つため、第2レンズ群中の負レンズ及び第4レンズ群中の正レンズをこのような硝材で構成することにより、各レンズ群で発生する色収差を小さく抑えながら、広角端で発生する倍率色収差の2次スペクトルを補正することができる。
本発明のズームレンズの3つ目の構成は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
第2レンズ群が負の屈折力を有する前群と負の屈折力を有する後群から構成され、近距離の被写体に対して第2レンズ群が前記前群と前記後群の間隔を変えながら光軸方向に移動することによって合焦することを特徴とするものである。
このような構成をとる理由と作用について説明する。
前述のように、近年のズームレンズに求められる仕様として、最至近撮影距離の短縮があげられる。一般に合焦スピードの高速化や、レンズ径の小型化、最至近撮影距離の短縮等には、レンズ系内部のレンズ群の移動による合焦方式、所謂インナーフォーカス方式がよく用いられている。本発明のような正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を有して構成されるズームレンズの場合、第2レンズ群を光軸方向に移動させることによって合焦する方式が知られている。しかし、この場合、近距離への合焦に伴う非点収差等の変動が大きく、近距離性能の悪化と共に最至近撮影距離の短縮にも限界があった。
本発明においては、第2レンズ群を負の屈折力を有する前群と負の屈折力を有する後群から構成し、前群と後群の間隔を変化させながら第2レンズ群全体を光軸方向に移動させて合焦することにより、近距離の被写体に対する合焦に伴う非点収差の変動を小さく抑えることができる。
また、本発明のような構成は、広角端の画角が80°以上、変倍比が4以上であるようなズームレンズに対してより効果的である。
また、第2レンズ群の最も物体側が少なくても1面が非球面の負レンズ、最も像面側が少なくとも1面が非球面の負レンズで構成すれば、広角端でのディストーションや非点収差、近距離の被写体への合焦に伴う非点収差等の変動をより小さく抑えることができて望ましい。
また、第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レンズとの接合正レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズを有することが好ましい。
第1レンズ群の正屈折力の確保を行いつつ、色収差、広角側の軸外収差、望遠側の球面収差の補正を行いやすくなる。
また、第2レンズ群は、両凸正レンズとその両凸正レンズよりも物体側に配置された複数の負レンズとその両凸正レンズより像側に配置された負レンズを有することが好ましい。
第2レンズ群の負屈折力の確保を行いつつ、色収差、広角側の軸外収差、球面収差の補正を行いやすくなる。
さらには、その両凸正レンズが物体側の負レンズと接合され、その負レンズが両凹負レンズであることが好ましい。
色収差の補正に有利になると共に、第2レンズ群中の両凹負レンズ、両凸正レンズの偏心による収差変動を抑えやすくなる。
特にこの両凹負レンズが前述の条件式(3)、(4)を満足することが収差補正上より好ましい。
また、第3レンズ群は正レンズと負レンズを有することが好ましい。
第3レンズ群の色収差の発生を抑えやすくなる。
また、第4レンズ群は、両凸正レンズとその両凸正レンズの物体側に配置された物体側正レンズとその両凸正レンズの像側に配置された接合正レンズを有することが好ましい。
第4レンズ群の屈折力を強くしやすくなり、球面収差、コマ収差、色収差の発生を抑えることに有利となる。
さらには、その接合正レンズが、物体側から順に、負レンズと両凸正レンズを有することが好ましい。
第4レンズ群の色収差の低減と偏心による収差変動の低減に有利となる。
特に、この接合正レンズ中の両凸正レンズが前述の条件式(3)、(4)を満足することが収差補正上より好ましい。
また、前述の第4レンズ群中の物体側正レンズを前述の条件式(3)、(4)を満足する両凸正レンズとすると、収差補正上より好ましい。
もちろん、上述の各発明の構成を複数同時に満足させることで、一層高性能化に有利なズームレンズとなる。
また、条件式(1)、(2)について以下のようにすることがより好ましい。
条件式(1)の下限値を0.11とすることがより好ましい。
条件式(1)の上限値を0.135とすることがより好ましい。
条件式(2)の下限値を0.13とすることがより好ましい。
条件式(2)の上限値を0.5とすることがより好ましい。
また、条件式(3)、(4)について、以下のようにすることが好ましい。
1.7>nd >1.4 ・・・(3)’
120>νd >80 ・・・(4)’
それぞれの条件式の上限値を上回ると、収差補正上は好ましいが、材料の作製、入手が困難となる。
本発明によると、バックフォーカスが長く、高変倍比、大口径比化、最至近撮影距離の短縮等の高性能化を図った一眼レフカメラ用交換レンズ等に適したズームレンズを得ることができる。
以下、本発明のズームレンズの実施例1〜4について説明する。実施例1〜4の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)のレンズ断面図をそれぞれ図1〜図4に示す。図中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、開口絞りはS、第3レンズ群はG3、第4レンズ群はG4、電子撮像素子のカバーガラス等の平行平板はC、像面はIで示してある。なお、実施例3は参考例である。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、開口絞りS、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は物体側へ移動し、第2レンズ群G2は像面側の凸の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より若干物体側に位置する。開口絞りSは第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第3レンズ群G3は開口絞りSとの間隔を一旦広げ次に縮めながら、かつ、第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第4レンズ群G4は第3レンズ群G3との間隔を縮めながら物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ2枚と、両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズと、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズとからなり、その接合レンズまでが負の屈折力を有する第2レンズ群G2の前群を、最も像面側の負メニスカスレンズ1枚が第2レンズ群G2の後群を構成している。第3レンズ群G3は、両凸正レンズと、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズとからなり、第4レンズ群G4は、両凸正レンズと像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズの接合レンズと、両凸正レンズと、両凹負レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズの接合レンズとからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の物体側から2番目の負メニスカスレンズの両面と、第2レンズ群G2の最も像面側の負メニスカスレンズの両面と、第4レンズ群G4の単レンズの両凸正レンズの両面の6面に用いている。
近距離の被写体(物点)に対する合焦は、第2レンズ群G2の前群と後群の間隔を縮めながら第2レンズ群G2全体を物体側に移動させることで合焦することができる。
実施例2のズームレンズは、図2に示すように、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、開口絞りS、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は物体側へ移動し、第2レンズ群G2は像面側の凸の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より若干物体側に位置する。開口絞りSは第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第3レンズ群G3は開口絞りSとの間隔を一旦広げ次に縮めながら、かつ、第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第4レンズ群G4は第3レンズ群G3との間隔を縮めながら物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ2枚と、両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズと、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズとからなり、その接合レンズまでが負の屈折力を有する第2レンズ群G2の前群を、最も像面側の負メニスカスレンズ1枚が第2レンズ群G2の後群を構成している。第3レンズ群G3は、両凸正レンズと、両凸正レンズと両凹負レンズの接合レンズとからなり、第4レンズ群G4は、両凸正レンズと像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズの接合レンズと、両凸正レンズと、両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズとからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の最も物体側の負メニスカスレンズの物体側の面と、第2レンズ群G2の最も像面側の負メニスカスレンズの両面と、第4レンズ群G4の単レンズの両凸正レンズの両面の5面に用いている。
近距離の被写体(物点)に対する合焦は、第2レンズ群G2の前群と後群の間隔を縮めながら第2レンズ群G2全体を物体側に移動させることで合焦することができる。
実施例3のズームレンズは、図3に示すように、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、開口絞りS、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は物体側へ移動し、第2レンズ群G2は像面側の凸の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より若干像面側に位置する。開口絞りSは第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第3レンズ群G3は開口絞りSとの間隔を一旦縮め次に若干広げながら、かつ、第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第4レンズ群G4は第3レンズ群G3との間隔を縮めながら物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた薄肉の負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの接合レンズと、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズと、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズとからなり、その両凸正レンズまでが負の屈折力を有する第2レンズ群G2の前群を、最も像面側の負メニスカスレンズ1枚が第2レンズ群G2の後群を構成している。第3レンズ群G3は、両凸正レンズと、両凸正レンズと両凹負レンズの接合レンズとからなり、第4レンズ群G4は、両凸正レンズと像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズの接合レンズと、両凸正レンズと、両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズとからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の接合レンズの最も物体側の面と、第2レンズ群G2の最も像面側の負メニスカスレンズの両面と、第4レンズ群G4の単レンズの両凸正レンズの両面の5面に用いている。
近距離の被写体(物点)に対する合焦は、第2レンズ群G2の前群と後群の間隔を縮めながら第2レンズ群G2全体を物体側に移動させることで合焦することができる。
実施例4のズームレンズは、図4に示すように、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、開口絞りS、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は物体側へ移動し、第2レンズ群G2は像面側の凸の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より若干物体側に位置する。開口絞りSは第2レンズ群G2との間隔を縮めながら物体側へ移動し、第3レンズ群G3は開口絞りSと一体に物体側へ移動し、第4レンズ群G4は第3レンズ群G3との間隔を縮めながら物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた凸平正レンズの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた薄肉の負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの接合レンズと、両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズと、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズとからなり、その両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズまでが負の屈折力を有する第2レンズ群G2の前群を、最も像面側の負メニスカスレンズ1枚が第2レンズ群G2の後群を構成している。第3レンズ群G3は、両凸正レンズと、両凸正レンズと両凹負レンズの接合レンズとからなり、第4レンズ群G4は、両凸正レンズ2枚と、両凹負レンズと両凸正レンズの接合レンズとからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の物体側の接合レンズの最も物体側の面と、第2レンズ群G2の最も像面側の負メニスカスレンズの両面と、第4レンズ群G4の物体側の単レンズである両凸正レンズの両面の5面に用いている。
近距離の被写体(物点)に対する合焦は、第2レンズ群G2の前群と後群の間隔を縮めながら第2レンズ群G2全体を物体側に移動させることで合焦することができる。
以下に、上記各実施例の数値データを示すが、記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNOはFナンバー、WEは広角端、STは中間状態、TEは望遠端、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのアッベ数である。また、ODは像面から測った被写体距離である。なお、非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると、下記の式にて表される。
x=(y2 /r)/[1+{1−(K+1)(y/r)2 1/2
+A4 4 +A6 6 +A8 8 +A1010+A1212
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 、A10、A12はそれぞれ4次、6次、8次、10次、12次の非球面係数である。

実施例1
1 = 109.4949 d1 = 2.5500 nd1 =1.84666 νd1 =23.78
2 = 65.6064 d2 = 6.5166 nd2 =1.56384 νd2 =60.67
3 = 250.3611 d3 = 0.2000
4 = 56.3041 d4 = 5.2365 nd3 =1.77250 νd3 =49.60
5 = 129.4446 d5 = (可変)
6 = 56.6646 d6 = 2.0000 nd4 =1.88300 νd4 =40.76
7 = 15.7727 d7 = 2.9353
8 = 59.6791(非球面) d8 = 1.9684 nd5 =1.80610 νd5 =40.88
9 = 20.8286(非球面) d9 = 6.1861
10= -31.0694 d10= 1.1413 nd6 =1.43875 νd6 =94.93
11= 15.7046 d11= 6.7088 nd7 =1.61293 νd7 =37.00
12= -29.7268 d12= (可変)
13= -24.5029(非球面) d13= 1.2783 nd8 =1.80610 νd8 =40.88
14= -92.4430(非球面) d14= (可変)
15= ∞(絞り) d15= (可変)
16= 67.0118 d16= 2.4442 nd9 =1.76182 νd9 =26.52
17= -69.5017 d17= 0.9379
18= -27.8030 d18= 1.1994 nd10=1.75500 νd10=52.32
19= -81.0550 d19= (可変)
20= 35.1459 d20= 6.7687 nd11=1.43875 νd11=94.93
21= -17.3775 d21= 1.2000 nd12=1.88300 νd12=40.76
22= -30.3574 d22= 0.2000
23= 26.3652(非球面) d23= 7.7834 nd13=1.49700 νd13=81.54
24= -24.7855(非球面) d24= 0.1500
25= -96.4756 d25= 1.2057 nd14=1.69680 νd14=55.53
26= 31.6869 d26= 0.8737
27= 52.5247 d27= 1.3000 nd15=1.88300 νd15=40.76
28= 19.1738 d28= 7.3100 nd16=1.49700 νd16=81.54
29= -32.1161 d29= (可変)
30= ∞ d30= 4.6000 nd17=1.51633 νd17=64.14
31= ∞ d31= 1.0603
32= ∞(像面)
非球面係数
第8面
K = 0
4 = 1.5703 ×10-4
6 = -6.2535 ×10-7
8 = 1.8023 ×10-9
10= -4.7976 ×10-12
第9面
K = 0
4 = 1.8640 ×10-4
6 = -3.0654 ×10-7
8 = 1.6790 ×10-9
10= -1.1240 ×10-11
第13面
K = 0
4 = 6.4830 ×10-5
6 = -1.4322 ×10-7
8 = 4.0045 ×10-11
10= 0.0000
第14面
K = 0
4 = 5.2909 ×10-5
6 = -1.6207 ×10-7
8 = 0.0000
10= 0.0000
第23面
K = 0
4 = -1.5009 ×10-5
6 = 3.8481 ×10-8
8 = -1.6118 ×10-10
10= 0.0000
第24面
K = 0
4 = 2.6325 ×10-5
6 = -7.9830 ×10-9
8 = -7.1375 ×10-11
10= 0.0000
ズームデータ(∞)
WE ST TE
f (mm) 12.31 24.42 49.14
NO 2.88 3.20 3.57
5 0.80000 18.51118 37.33684
12 2.69354 2.69354 2.69354
14 16.00294 5.07006 2.15164
15 1.37426 3.59390 1.70000
19 10.99914 4.54263 0.60000
29 29.59504 41.08752 55.16241
(OD=250mm )
5 0.58742 17.63032 35.17989
12 0.84541 0.84541 0.84541
14 18.06366 7.79904 6.15671
15 1.37426 3.59390 1.70000
19 10.99914 4.54263 0.60000
29 29.59504 41.08752 55.16241 。

実施例2
1 = 133.9297 d1 = 2.5500 nd1 =1.84666 νd1 =23.78
2 = 70.8155 d2 = 5.5842 nd2 =1.56384 νd2 =60.67
3 = 628.1229 d3 = 0.2000
4 = 55.7629 d4 = 4.3250 nd3 =1.75500 νd3 =52.32
5 = 132.6592 d5 = (可変)
6 = 83.7872(非球面) d6 = 1.8000 nd4 =1.88300 νd4 =40.76
7 = 12.8779 d7 = 5.8688
8 = 91.7309 d8 = 1.5925 nd5 =1.80610 νd5 =40.88
9 = 40.0967 d9 = 3.8406
10= -23.9023 d10= 1.1413 nd6 =1.43875 νd6 =94.93
11= 29.7208 d11= 4.6330 nd7 =1.74000 νd7 =28.30
12= -35.1879 d12= (可変)
13= -22.3039(非球面) d13= 1.3000 nd8 =1.80610 νd8 =40.88
14= -40.3842(非球面) d14= (可変)
15= ∞(絞り) d15= (可変)
16= 63.8808 d16= 2.2014 nd9 =1.74320 νd9 =49.34
17= -114.0569 d17= 0.0000
18= 25.8855 d18= 4.2726 nd10=1.51742 νd10=52.43
19= -43.9674 d19= 1.1922 nd11=1.77250 νd11=49.60
20= 32.3633 d20= (可変)
21= 26.1059 d21= 5.9106 nd12=1.43875 νd12=94.93
22= -20.6230 d22= 1.1678 nd13=1.81600 νd13=46.62
23= -37.8449 d23= 0.2000
24= 77.1275(非球面) d24= 9.1919 nd14=1.43875 νd14=94.93
25= -27.8225(非球面) d25= 0.1500
26= -171.1239 d26= 1.2667 nd15=1.88300 νd15=40.76
27= 21.2550 d27= 5.9748 nd16=1.51823 νd16=58.90
28= -39.0618 d28= (可変)
29= ∞ d29= 4.6000 nd17=1.51633 νd17=64.14
30= ∞ d30= 1.0600
31= ∞(像面)
非球面係数
第6面
K = 1.7635
4 = 1.3806 ×10-5
6 = -2.6968 ×10-8
8 = -8.3717 ×10-12
10= 1.9486 ×10-13
12= -3.5163 ×10-16
第13面
K = 0
4 = 1.1284 ×10-5
6 = -2.7446 ×10-8
8 = 2.1064 ×10-9
10= -1.4063 ×10-11
第14面
K = 0
4 = 7.3332 ×10-6
6 = -1.3581 ×10-8
8 = 9.8131 ×10-10
10= -7.0268 ×10-12
第24面
K = 0
4 = -1.7023 ×10-5
6 = 4.2058 ×10-9
8 = 3.0899 ×10-10
10= 0.0000
第25面
K = 0
4 = 1.4658 ×10-5
6 = -1.2664 ×10-8
8 = 3.4364 ×10-10
10= 0.0000
ズームデータ(∞)
WE ST TE
f (mm) 12.36 26.05 58.82
NO 2.88 3.50 4.08
5 0.91498 19.02982 40.39278
12 4.09389 4.09389 4.09389
14 21.63568 4.45715 2.15164
15 3.31209 6.81666 1.70000
20 10.35886 4.00218 0.60000
28 29.23134 43.21124 61.28523
(OD=250mm )
5 0.80288 18.18846 37.81587
12 1.38885 1.38885 1.38885
14 24.45282 8.00354 7.43359
15 3.31209 6.81666 1.70000
20 10.35886 4.00218 0.60000
28 29.23134 43.21124 61.28523 。

実施例3
1 = 149.4865 d1 = 2.5500 nd1 =1.84666 νd1 =23.78
2 = 72.9114 d2 = 6.3970 nd2 =1.56384 νd2 =60.67
3 = 6612.0179 d3 = 0.2000
4 = 50.4880 d4 = 4.6358 nd3 =1.77250 νd3 =49.60
5 = 101.1472 d5 = (可変)
6 = 231.2367(非球面) d6 = 0.1500 nd4 =1.52288 νd4 =52.50
7 = 62.9706 d7 = 1.8000 nd5 =1.88300 νd5 =40.76
8 = 12.1142 d8 = 9.7070
9 = -20.0260 d9 = 1.5836 nd6 =1.71300 νd6 =53.87
10= -82.8026 d10= 0.1132
11= 94.2202 d11= 3.6706 nd7 =1.84666 νd7 =23.78
12= -32.9015 d12= (可変)
13= -26.1797(非球面) d13= 1.2879 nd8 =1.69680 νd8 =55.53
14= -62.2624(非球面) d14= (可変)
15= ∞(絞り) d15= (可変)
16= 72.0562 d16= 1.9100 nd9 =1.67790 νd9 =55.34
17= -153.1599 d17= 0.1000
18= 27.3638 d18= 4.6088 nd10=1.51823 νd10=58.90
19= -25.5166 d19= 1.1965 nd11=1.69680 νd11=55.53
20= 38.1737 d20= (可変)
21= 27.4467 d21= 4.9545 nd12=1.43875 νd12=94.93
22= -31.9955 d22= 1.1402 nd13=1.69680 νd13=55.53
23= -56.9889 d23= 0.2000
24= 62.6056(非球面) d24= 8.3345 nd14=1.49700 νd14=81.54
25= -40.5654(非球面) d25= 0.1500
26= -172.9586 d26= 1.2621 nd15=1.88300 νd15=40.76
27= 21.3503 d27= 6.4097 nd16=1.49700 νd16=81.54
28= -30.7497 d28= (可変)
29= ∞ d29= 4.6000 nd17=1.51633 νd17=64.14
30= ∞ d30= 1.0600
31= ∞(像面)
非球面係数
第6面
K = 159.4608
4 = 4.3367 ×10-5
6 = -1.4020 ×10-7
8 = 3.7624 ×10-10
10= -6.6989 ×10-13
12= 3.8476 ×10-16
第13面
K = 0
4 = -2.1382 ×10-5
6 = 3.8665 ×10-7
8 = -2.2226 ×10-10
10= -1.6238 ×10-11
第14面
K = 0
4 = -1.8267 ×10-5
6 = 2.5498 ×10-7
8 = 8.8866 ×10-10
10= -2.1610 ×10-11
第24面
K = 0
4 = -1.1052 ×10-5
6 = 2.2345 ×10-9
8 = 2.4337 ×10-10
10= 0.0000
第25面
K = 0
4 = 1.6900 ×10-5
6 = -1.0380 ×10-8
8 = 2.8435 ×10-10
10= 0.0000
ズームデータ(∞)
WE ST TE
f (mm) 12.37 26.82 58.74
NO 2.88 3.50 4.08
5 0.74536 19.84896 40.78501
12 4.08951 4.08951 4.08951
14 21.74410 10.75495 2.15164
15 5.62433 1.41631 1.70000
20 6.74840 2.16306 0.60000
28 29.49174 42.81400 58.04971
(OD=250mm )
5 0.75192 18.94355 37.83580
12 0.92556 0.92556 0.92556
14 24.90149 14.82432 8.26481
15 5.62433 1.41631 1.70000
20 6.74840 2.16306 0.60000
28 29.49174 42.81400 58.04971 。

実施例4
1 = 144.2266 d1 = 2.5500 nd1 =1.84666 νd1 =23.78
2 = 80.6172 d2 = 6.2616 nd2 =1.56384 νd2 =60.67
3 = ∞ d3 = 0.1000
4 = 52.3050 d4 = 5.2077 nd3 =1.60311 νd3 =60.64
5 = 116.6412 d5 = (可変)
6 = 113.5593(非球面) d6 = 0.0880 nd4 =1.51940 νd4 =51.94
7 = 56.8420 d7 = 1.5000 nd5 =1.88300 νd5 =40.76
8 = 12.0420 d8 = 8.7845
9 = -23.6760 d9 = 1.2000 nd6 =1.49700 νd6 =81.54
10= 18.7895 d10= 6.6093 nd7 =1.64769 νd7 =33.79
11= -29.8761 d11= (可変)
12= -23.7859(非球面) d12= 1.3635 nd8 =1.69300 νd8 =53.14
13= -60.9085(非球面) d13= (可変)
14= ∞(絞り) d14= 1.7000
15= 50.0908 d15= 2.2951 nd9 =1.58913 νd9 =61.14
16= -140.7841 d16= 0.1500
17= 22.8280 d17= 4.6397 nd10=1.54814 νd10=45.79
18= -44.0128 d18= 1.0008 nd11=1.80400 νd11=46.57
19= 27.3163 d19= (可変)
20= 24.8862(非球面) d20= 6.5073 nd12=1.49650 νd12=81.53
21= -50.5293(非球面) d21= 0.1500
22= 135.3961 d22= 3.7881 nd13=1.43875 νd13=94.93
23= -44.8085 d23= 0.1500
24= -180.8473 d24= 1.2340 nd14=1.88300 νd14=40.76
25= 19.4304 d25= 11.2743 nd15=1.49700 νd15=81.54
26= -27.2992 d26= (可変)
27= ∞ d27= 4.6000 nd16=1.51633 νd16=64.14
28= ∞ d28= 1.0586
29= ∞(像面)
第6面
K = 34.8871
4 = 3.0812 ×10-5
6 = -9.6291 ×10-8
8 = 1.8012 ×10-10
10= -2.2992 ×10-13
12= -1.4937 ×10-16
第12面
K = 0.0251
4 = -3.4769 ×10-5
6 = 6.1141 ×10-7
8 = -3.8025 ×10-9
10= 1.0400 ×10-11
第13面
K = -18.7766
4 = -4.3652 ×10-5
6 = 5.5882 ×10-7
8 = -3.6933 ×10-9
10= 9.8343 ×10-12
第20面
K = 0
4 = -1.2143 ×10-5
6 = -7.3098 ×10-9
8 = 2.7747 ×10-10
10= -3.6706 ×10-12
第21面
K = 0
4 = 2.0138 ×10-5
6 = -3.6119 ×10-8
8 = 3.7265 ×10-10
10= -3.9715 ×10-12
ズームデータ(∞)
WE ST TE
f (mm) 12.33 26.62 58.81
NO 2.88 3.50 4.08
5 0.84223 20.86435 43.41045
11 3.18840 3.18840 3.18840
13 24.08524 9.77242 2.15164
19 8.09555 3.06658 0.80000
26 29.58052 43.73719 60.80026
(OD=250mm )
5 0.59917 19.79172 40.54294
11 0.77704 0.77704 0.77704
13 26.74520 13.25433 7.42963
19 8.09555 3.06658 0.80000
26 29.58052 43.73719 60.80026 。
以上の実施例1の無限遠物点合焦時の収差図を図5に、像面から測った被写体距離25cmに合焦時の収差図を図6に示す。実施例2の同様の収差図を図7、図8に、実施例3の同様の収差図を図9、図10に、実施例4の同様の収差図を図11、図12にそれぞれ示す。これらの収差図において、(a)は広角端、(b)は中間状態、(c)は望遠端における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。各図中の球面収差(SA)の縦軸の1.000は最大開口を示し、他の収差における“FIY”は像高(mm)を示す。
次に、上記各実施例における条件式(1)〜(2)に関する値を示す。
条件式 f2 /f1 4 /f3 実施例1 -0.114 0.145
実施例2 -0.121 0.416
実施例3 -0.131 0.345
実施例4 -0.119 0.301 。
図13は、本発明のズームレンズを用い、撮像素子として小型のCCD又はCMOS等を用いた電子撮像装置としての一眼レフレックスカメラの断面図である。図13において、1は一眼レフレックスカメラ(一眼レフカメラ)、2はズーム機構と合焦機構を備えた鏡筒内に配置された撮影レンズ系、3は撮影レンズ系2を一眼レフレックスカメラ1に着脱可能とする鏡筒のマウント部であり、スクリュータイプのマウントやバヨネットタイプのマウント等が用いられる。この例では、バヨネットタイプのマウントを用いている。
また、4は撮像素子面、5は撮影レンズ系2の光路6上のレンズ系と撮像素子面4との間に配置されたクイックリターンミラー、7はクイックリターンミラー5より反射された光路に配置されたファインダースクリーン、8はペンタプリズム、9はファインダー、Eは観察者の眼(アイポイント)である。
このような構成の一眼レフレックスカメラ1の撮影レンズ系2として、例えば上記実施例1〜4に示した本発明のズームレンズが用いられる。
以上の本発明によれば、一眼レフタイプのデジタルカメラに適した交換レンズとして、バックフォーカスが長く、高変倍比、大口径比化、最至近撮影距離の短縮等の高性能化を図ったズームレンズを実現することができる。
本発明のズームレンズの実施例1の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)のレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例2の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例3の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例3の図1と同様の図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例1の被写体距離25cmに合焦時の収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例2の被写体距離25cmに合焦時の収差図である。 実施例3の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例3の被写体距離25cmに合焦時の収差図である。 実施例4の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例4の被写体距離25cmに合焦時の収差図である。 本発明のズームレンズを交換レンズとして用いた一眼レフレックスカメラの断面図である。
符号の説明
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
S…開口絞り
C…平行平板
I…像面
E…観察者の眼(アイポイント)
1…一眼レフレックスカメラ
2…撮影レンズ系
3…マウント部
4…撮像素子面
5…クイックリターンミラー
6…光路
7…ファインダースクリーン
8…ペンタプリズム
9…ファインダー

Claims (13)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群からなり、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
    広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔は増加し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔は減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔は減少しながら、第1、第3、第4レンズ群は物体側へのみ移動し、第2レンズ群は像面側に凸の軌跡を描いて移動し、第2レンズ群と第4レンズ群が少なくとも1面の非球面を有し、下記の条件式(1)、(2)を満たし、さらに、第2レンズ群中の少なくとも1枚の負レンズと第4レンズ群中の少なくとも1枚の正レンズが下記の条件式(3)、(4)を満たす材質で構成されていることを特徴とするズームレンズ。
    0.1<|f2 /f1 |<0.14 ・・・(1)
    0.1<|f4 /f3 |<0.6 ・・・(2)
    d >1.4 ・・・(3)
    ν d >80 ・・・(4)
    ただし、fi は第iレンズ群の焦点距離、
    d はd線の屈折率、
    ν d はアッべ数、
    である。
  2. 前記第2レンズ群が負の屈折力を有する前群と負の屈折力を有する後群から構成され、近距離の被写体に対して前記第2レンズ群が前記前群と前記後群の間隔を変えながら光軸方向に移動することによって合焦することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. 広角端の画角が80°以上、変倍比が4以上であることを特徴とする請求項1又は2記載のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群の最も物体側が少なくとも1面が非球面の負レンズ、最も像面側が少なくとも1面が非球面の負レンズで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レンズとの接合正レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズを有することを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群が両凸正レンズと前記両凸正レンズよりも物体側に配置された複数の負レンズと前記両凸正レンズより像側に配置された負レンズを有することを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載のズームレンズ。
  7. 前記両凸正レンズが物体側の負レンズと接合され、前記両凸正レンズに接合された前記負レンズが両凹負レンズであることを特徴とする請求項6記載のズームレンズ。
  8. 前記両凹負レンズが前記条件式(3)、(4)を満足する前記少なくとも1枚の負レンズであることを特徴とする請求項7記載のズームレンズ。
  9. 前記第3レンズ群が正レンズと負レンズを有することを特徴とする請求項1から8の何れか1項記載のズームレンズ。
  10. 前記第4レンズ群は、両凸正レンズと前記両凸正レンズの物体側に配置された物体側正レンズと前記両凸正レンズの像側に配置された接合正レンズを有することを特徴とする請求項1から9の何れか1項記載のズームレンズ。
  11. 前記第4レンズ群中の前記接合正レンズが、物体側から順に、負レンズと両凸正レンズを有することを特徴とする請求項1から10の何れか1項記載のズームレンズ。
  12. 前記第4レンズ群中の前記接合正レンズ中の前記両凸正レンズが前記条件式(3)、(4)を満足する前記少なくとも1枚の正レンズであることを特徴とする請求項1から11の何れか1項記載のズームレンズ。
  13. 以下の条件式(3)’、(4)’を満たすことを特徴とする請求項1から12の何れか1項記載のズームレンズ。
    1.7>n d >1.4 ・・・(3)’
    120>ν d >80 ・・・(4)’
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