JP5186034B2 - ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は ズームレンズに関するものである。特に、物体側から正、負、正、負の順の屈折力配置となるズームレンズに関するものである。また、このズームレンズを備えた撮像装置に関するものである。
従来から、撮影用のズームレンズとして物体側より正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群とからなるズームレンズが知られている。
このような屈折力配置の構成のズームレンズでは、正屈折力のレンズ群(第1、第3レンズ群)と、負屈折力のレンズ群(第2、第4レンズ群)とが交互に配置される。このズームレンズは、第2レンズ群、第3レンズ群が主たる変倍群となる。そして、第4レンズ群の負のパワーにより、軸外光束を跳ね上げる構成となる。そのため、像面サイズに対してズームレンズを小さくすることに有利なものである。また、テレフォトタイプが2つ並ぶレンズ群の配置となり、全長の短縮化にも有利な構成である。
また、撮像装置としてのデジタルカメラ、ビデオカメラなどでは、撮像素子としてCCD、CMOS等の電子撮像素子を用いている。電子撮像素子を用いるカメラの場合、撮影レンズ系から射出する光束を撮像素子の撮像面に対して垂直に近づけることが望ましい。このため、撮影レンズ系の射出瞳を撮像面から遠くしている。このような構成により、撮像素子の撮像面周辺での光線の入射角が大きくなりすぎることを抑えることができる。この結果、撮影画像の周辺での光量低下や色再現性の低下を抑えている。
一方、最近の電子撮像素子では、各画素に対応して各画素の直前に設けられるマイクロレンズの配置の工夫等により、撮像面への斜入射特性を改善するための技術も用いられている。
射出瞳が像面から遠く、撮像面への光束の入射角度が垂直に近い構成となっており、各レンズ群の配置が、物体側から正、負、正、負の屈折力配置のズームレンズとして、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されるズームレンズが知られている。
特開平09−197272号公報 特開平04−53916号公報
しかしながら、従来技術のズームレンズは、変倍比が2倍から3倍程度と小さめである。また、変倍比が小さいにも関わらず、使用しているレンズの枚数が多いものである。さらに、従来技術のズームレンズは、像面サイズに対して焦点距離が長めであり、広角端での画角も狭くなっている。このため、例えば、狭い部屋での集合写真の撮影等の広角撮影には不利なものである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ズームレンズ内のレンズ配置の見直しにより、レンズ構成を簡略にできるズームレンズの提供を目的とするものである。また、ズームレンズを沈胴収納する構成とした際に、沈胴時のコンパクト化にも有利なズームレンズを提供を目的とする。
さらに、本発明は、広角端での画角を広くしても第1レンズの外径を抑えやすいズームレンズの提供を目的とする。加えて、収差補正と沈胴時のコンパクト化の両立に有利なズームレンズの提供を目的とする。
また、本発明は、これらの目的の複数を同時に満たすズームレンズを提供することを目的とする。さらに、このズームレンズを備え、撮像面への光束の入射角度がある程度垂直に近いことが要求される電子撮像素子を備えたデジタルカメラ等の撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第1のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群とから構成されている。
また、広角端から望遠端へのズーミング時に、第1レンズ群と第2レンズ群との間の間隔が広がり、第2レンズ群と第3レンズ群との間の間隔が狭まり、第3レンズ群と第4レンズ群との間の間隔が変化し、且つ、第1レンズ群から第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動する。
さらに、ズーミング時に第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有している。
以上の構成は、後述する発明における共通の構成要件としている。以下に本発明のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。上述の移動方式とすることで、負屈折力の第2レンズ群と正屈折力の第3レンズ群に変倍負担を持たせている。また、第3レンズ群と負屈折力の第4レンズ群の間隔を変化させつつ、第1レンズ群から第4レンズ群を全て移動させてズーミングを行う。これにより、収差補正やレンズ群の移動量を適度にバランスさせやすくなる。この結果、ズーム比の確保に有利となる。
また、明るさ絞りを第3レンズ群と一体としている。これにより、第3レンズ群での軸外光線が通過する高さを抑え、第3レンズ群をコンパクトに構成できる。
また、第3レンズ群に変倍の機能を負担させつつも、第3レンズ群の収差補正機能は軸上収差の補正が主となる。このため、軸外収差への影響が少ないため、第3レンズ群内のレンズ構成の自由度を高めることができる。
そして、第1のズームレンズにおいて、第4レンズ群が1枚の負レンズから構成されている。
第4レンズ群を負の屈折力のレンズ群とすることで、広角側での倍率色収差の補正にも有利となる。このことを、さらに詳述する。上述のレンズ群の配置、明るさ絞りの配置の場合、第2レンズ群、第3レンズ群に変倍負担を持たせつつ、収差の影響も抑えられる。そのため、第4レンズ群での変倍負担は大きくない。
一方、倍率の色収差の補正のために負屈折力の第4レンズ群を明るさ絞りから離していくと、第4レンズ群の外径が大きくなってくる。
このため、第4レンズ群を負レンズ1枚の構成とし、倍率色収差の補正の効果を維持しつつ、構成レンズ枚数を少なくすることが好ましい。
また、このズームレンズを沈胴収納した際に、第4レンズ群が負レンズ1枚で構成されていることで沈胴時の厚さを抑えやすくなる。このため、このズームレンズを撮像装置に用いることで撮像装置の厚さ方向の小型化にも有利となる。更に、本発明の第1のズームレンズは、後述する本発明の第5のズームレンズの条件式を満足し、なお且つ、本発明の第9のズームレンズの構成を備える。
本発明の第2のズームレンズは、第1のズームレンズにおいて、第4レンズ群の負レンズは、物体側の屈折面及び像側の屈折面が軸外にて物体側に傾いた面形状を有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(1) −2.0<(RL41F+RL41R)/(RL41F−RL41R)<−0.1
ただし、RL41Fは第4レンズ群の負レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
RL41Rは第4レンズ群の負レンズの像側の面の近軸曲率半径、
である。
以下に第2の発明のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
条件式(1)は、第4レンズ群における収差補正機能を得やすくするための条件である。上述の形状にて、軸外収差の変動を抑えやすくすることが好ましい。条件式(1)の下限を下回らないようにし、負レンズが極端なメニスカス形状となることを避け、物体側面での高次の収差の発生を抑えることが好ましい。
また、条件式(1)の上限を上回らないようにし、像側面での軸外光線の入射角が大きくなりすぎないようにして、第4レンズ群の移動による収差バランスの調整を行う効果を得やすくすることが好ましい。また、この条件式(1)の上限を上回る場合は、負レンズの像側面が複雑な形状の非球面となる。このため、このレンズの偏心による収差の影響を、他のレンズの偏心等で補正することが難しくなり、組み立て精度への要求が高くなる。
本発明の第3のズームレンズは、第1、第2のズームレンズにおいて、第4レンズ群の物体側面及び像側面の双方を非球面としたことを特徴とする。
以下に本発明の第3のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
第4レンズ群は、軸上光束が透過する部分と軸外光束が透過する部分がそれぞれ適度な距離と光束径により、光を入射させることができる。このため、第4レンズ群の物体側面、像側面をともに非球面とし、軸上収差と軸外収差の双方をバランスさせる非球面形状とすることが好ましい。また、非球面を2つの面とすることで、収差を良好に保ちつつ、非球面が極端な形状となることを防止できるので、好ましい。
本発明の第4のズームレンズは参考例であって、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群とから構成されている。
そして、広角端から望遠端へのズーミング時に、第1レンズ群と第2レンズ群との間の間隔が広がり、第2レンズ群と第3レンズ群との間の間隔が狭まり、第3レンズ群と第4レンズ群との間の間隔が変化し、且つ、第1レンズ群から第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動する。さらに、ズーミング時に第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有している。これらは、第1のズームレンズで述べた共通の構成と同じである。
そして、第1レンズ群が1枚の正レンズから構成されていることを特徴とする。
以下に本発明の第4のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
本発明の第4のズームレンズは、第1のズームレンズにおいて上述した共通な構成を有した上で、さらに第1レンズ群が1枚の正レンズから構成されていることを特徴としている。
第1レンズ群中のレンズの数を最小構成枚数の1枚とすることで、画角を広くしても最も物体側のレンズ面への光線の入射高が抑えられる。これにより、外径の小型化を行うことに有利となる。また、第1レンズ群の厚さを抑えることにもつながり、沈胴構造とした際のコンパクト化にも有利となる。
本発明の第5のズームレンズは、第4のズームレンズにおいて、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(2) −1.5<(RL11F+RL11R)/(RL11F−RL11R)<0
ただし、RL11Fは第1レンズ群の正レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
RL11Rは第1レンズ群の正レンズの像側の面の近軸曲率半径、
である。
以下に本発明の第5のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
条件式(2)の下限を下回らないようにして、第1レンズ群の正レンズの物体側面の曲率を抑え、望遠側での球面収差を抑えやすくすることが好ましい。
また、条件式(2)の上限を上回らないようにして、第1レンズ群の正レンズの像側面の曲率を抑え、広角側での軸外光束の入射角を抑えて収差の発生を抑えることが好ましい。
本発明の第6のズームレンズは、第4、第5のズームレンズにおいて、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(3) 62.0<νL11<95.0
ただし、νL11は第1レンズ群の正レンズのアッベ数である。
以下に本発明の第6のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1レンズ群を正レンズ1枚で構成した場合、第1レンズ群での広角側の倍率色収差、望遠側での軸上色収差を抑えることが好ましい。条件式(3)の下限を下回らないようにし、分散を抑えることで、第1レンズ群による色収差を抑えやすくすることが好ましい。
条件式(3)の上限を上回らないようにして、使用する材料のコストを抑えることが好ましい。また、分散の小さい材料は屈折率も小さい傾向があるため、条件式(3)の上限を上回らないようにして、第1レンズ群のパワーを確保しつつ全長の小型化や、面の曲率を抑えやすくすることが好ましい。
本発明の第7のズームレンズは、第4、第5、第6のズームレンズにおいて、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(4) 0.15<D12T/(D23W−D23T)<0.70
ただし、D12Tは第1レンズ群と第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
23Wは第2レンズ群と第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
23Tは第2レンズ群と第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
である。
以下に本発明の第7のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1レンズ群を正レンズ1枚の構成とする場合、正レンズでの球面収差などの収差をキャンセルする機能を負屈折力の第2レンズ群に持たせることが好ましい。球面収差は、望遠側で目立つ傾向があるが、このとき、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が大きくなりすぎないようにする。これにより、第1レンズ群での軸上光束径の大きさを抑え、また、第2レンズ群での軸上光束径を確保して収差バランスを保つことが好ましい。
条件式(4)の下限を下回らないようにして、望遠側での第1、第2レンズ群間隔を適度に確保しテレフォト配置による効果を確保することが好ましい。
条件式(4)の上限を上回らないようにして、第3レンズ群による変倍機能を待たせつつ望遠側での第1、第2レンズ群間隔の長さを抑え、第1レンズ群と第2レンズ群とで収差をキャンセルしやすくすることが好ましい。
本発明の第8のズームレンズは、第7のズームレンズにおいて、以下の条件を満足することを特徴とする。
(5) 0.03<(D12T−D12W)/(D23W−D23T)<0.60
ただし、D12Wは第1レンズ群と第2レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
12Tは第1レンズ群と第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
23Wは第2レンズ群と第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
23Tは第2レンズ群と第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
である。
以下に本発明の第8のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
上述の条件式(5)は、第1レンズ群、第2レンズ群の間の軸上間隔の長さの変化量と第2レンズ群、第3レンズ群の間の軸上間隔の長さの変化量との比を規定するものである。
条件式(5)の下限を下回らないようにして、第1レンズ群と第2レンズ群との間の広角端から望遠端への間隔の増加量を確保する。これにより、第2レンズ群の変倍負担を確保することが好ましい。
条件式(5)の上限を上回らないようにして第1レンズ群と第2レンズ群との間隔の変化による収差変動を抑えることが好ましい。
本発明の第9のズームレンズは、第1のズームレンズにおいて、第1レンズ群が1枚の正レンズからなることを特徴とする。
以下に本発明の第9のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
上述の第1レンズ群、第4レンズ群の構成を双方同時に満足することで、小型化に有利となる。さらに、第1レンズ群を正レンズ1枚とした際にさらに好ましい上述の条件の何れかを満たすことがより好ましい。
本発明の第10のズームレンズは参考例であって、第1のズームレンズにおいて、第1レンズ群が、物体側からみて、負レンズと、正レンズとの順で配置された1つの接合レンズからなることを特徴とする。
以下に本発明の第10のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
上述したように第1レンズ群は正の単レンズ1枚で構成することができる。しかしながら、これに換えて、第1レンズ群を負レンズと正レンズとの接合レンズとし、また、第4レンズ群を負レンズ1枚の構成とすることもできる。これにより、変倍による倍率の色収差の変動のコントロールと小型化の両立が行いやすくなり好ましい。また、第1レンズ群の物体側と像側での面形状の設計自由度が確保でき、軸外諸収差のバランスをとりやすくなる。この結果、第2レンズ群の構成長を小さくすることにも有利となる。
特に、先に説明した沈胴収納を行う場合、レンズ群の厚みを抑えやすいので、撮像装置
の小型化に有利となる。
なお、第1レンズ群の接合レンズを2枚の単レンズとした場合に比べ、この2枚のレンズ間距離の精度や偏心を抑える精度の保証が容易となる。また、広角化する際の第1レンズの外径も小さくすることが容易となる。
本発明の第11のズームレンズは参考例であって、第10のズームレンズにおいて、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(6) −1.5<(RLceF+RLceR)/(RLceF‐RLceR)<0
ただし、RLceFは第1レンズ群の接合レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
RLceRは第1レンズ群の接合レンズの像側の面の近軸曲率半径、
である。
以下に本発明の第11のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
条件式(6)の下限を下回らないようにして、第1レンズ群の接合レンズの物体側面の曲率を抑え、望遠側での球面収差を抑えやすくすることが好ましい。
条件式(6)の上限を上回らないようにして、第1レンズ群の接合レンズの像側面の曲率を抑え、広角側での軸外光束の入射角を抑えて収差の発生を抑えることが好ましい。
本発明の第12のズームレンズは参考例であって、第10、第11のズームレンズにおいて、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(7) 0.75<D12T/(D23W−D23T)<1.30
ただし、D12Tは第1レンズ群と第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
23Wは第2レンズ群と第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
23Tは第2レンズ群と第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
である。
以下に本発明12のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
また、第1レンズ群を上述の接合レンズとする場合、単レンズで構成する場合と比べて収差の発生を抑えることに有利となる。このため、望遠側では第2レンズ群との距離を適度に確保して、入射瞳を大きくして明るさの確保を行うことが好ましい。
条件式(7)の下限を下回らないようにして、望遠側での第1レンズ群、第2レンズ群
間隔を適度に確保して明るさを確保することが好ましい。
条件式(7)の上限を上回らないようにして、第3レンズ群による変倍機能を待たせつつ望遠側での第1レンズ群、第2レンズ群間隔の長さを抑えて全長を抑えることが好ましい。
本発明の第13のズームレンズは参考例であって、第12のズームレンズにおいて、以下の条件を満足することを特徴とする。
(8) 0.70<(D12T−D12W)/(D23W−D23T)<1.10
ただし、D12Wは第1レンズ群と第2レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
12Tは第1レンズ群と第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
23Wは第2レンズ群と第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
23Tは第2レンズ群と第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
である。
以下に本発明の第13のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
さらには、第2レンズ群へ変倍負担を持たせて、変倍比の確保等を行うことが好ましい。このため、条件式(8)は、第1レンズ群、第2レンズ群の間の軸上間隔の長さの変化量と第2レンズ群、第3レンズ群の間の軸上間隔の長さの変化量との比を規定するものである。
条件式(8)の下限を下回らないようにし、また、条件式(8)の上限を上回らないようにして、第1、第2レンズ群間隔と第2、第3レンズ群間隔とのそれぞれの変化量の差を抑えることで、変倍比の確保、収差変動の抑制等の点でより好ましい。
本発明の第14のズームレンズは、第1〜第13のズームレンズにおいて、第3レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする。
(9) 0.8<f3/fw<3
ただし、f3は第3レンズ群の焦点距離、
wは広角端におけるズームレンズの全系の焦点距離、
である。
以下に本発明の第14のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
条件式(9)は、物体側から順に正・負・正・負の屈折力のレンズ群を配置したズームレンズにおいて、各レンズ群の収差補正負担を小さく抑えやすくし、且つ、ズームレンズの全系をコンパクトにするための条件である。
条件式(9)の下限を下回らないようにして、第3レンズ群の屈折力を強くし過ぎないようにすることが好ましい。これにより、第3レンズ群での収差を抑えやすくなる。また、第2レンズ群、第4レンズ群の負の屈折力も抑えやすくなり、収差補正上好ましい。
条件式(9)の上限を上回らないようにして第3レンズ群の屈折力を確保し、第3レンズ群の変倍負担を確保することが好ましい。また、第3レンズ群の正の屈折力を確保することで、第4レンズ群の負の屈折力の維持にも有効であり、第4レンズ群による軸外色収差補正の機能の維持にも有効となる。
本発明の第15のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群とからなる。そして、広角端から望遠端へのズーミング時に、第1レンズ群と第2レンズ群との間の間隔が広がり、第2レンズ群と第3レンズ群との間の間隔が狭まり、第3レンズ群と第4レンズ群との間の間隔が変化し、且つ、第1レンズ群から第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動する。
さらに、ズーミング時に第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有している。これらは、第1のズームレンズで上述した共通の構成と同じである。そして、第3レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする。
(10) 1<f3/fW<2
ただし、f3は第3レンズ群の焦点距離、
Wは広角端におけるズームレンズの全系の焦点距離、
である。
以下に本発明の第15のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1のズームレンズで上述した共通の構成において、さらに、条件式(10)を満足するものである。
条件式(10)は、上述の条件式(9)(0.8<f3/fW<3)の上限値、及び下限値をより限定したものである。これにより、全体の収差バランスと小型化のバランスを取りやすくなる。
条件式(10)の下限を下回らないようにして、第3レンズ群の屈折力を強くし過ぎないようにすることが好ましい。第3レンズ群での収差を抑えやすくなる。また、第2レンズ群、第4レンズ群の負の屈折力も抑えやすくなり、収差補正上好ましい。
条件式(10)の上限を上回らないようにして第3レンズ群の屈折力を確保し、第3レンズ群の変倍負担を確保することが好ましい。また、第3レンズ群の正の屈折力を確保することで、第4レンズ群の負の屈折力の維持にも有効であり、第4レンズ群による軸外色収差補正の機能の維持にも有効となる。
本発明の第16のズームレンズは、第1〜第15のズームレンズにおいて、第1レンズ群が以下の条件を満足することを特徴とする。
(11) 3<f1/fw<20
ただし、f1は第1レンズ群の焦点距離、
wは広角端におけるズームレンズの全系の焦点距離、
である。
以下に本発明の第16のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
条件式(11)の下限を下回らないようにして第1レンズ群での屈折力を抑えることが好ましい。これにより、収差発生量を抑えられ、第1レンズ群の構成枚数を低減できる等、構成を簡略化でき好ましい。また、第1レンズ群の広角側での第1レンズ群、第2レンズ群の合成屈折力を負屈折力にしやすくなり、ズームレンズ全体として広角側でレトロフォーカスタイプの構成にでき、画角の確保に有利となる。
条件式(11)の上限を上回らないようにして第1レンズ群の屈折力を適度に確保することが好ましい。これにより、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔の変更によるに変倍効果を確保しやすくなり、第3レンズ群とともに変倍負担を分担することで、第2レンズ群に続くレンズ群の構成を簡略化でき好ましい。
本発明の第17のズームレンズは、第1〜第16のズームレンズにおいて、第3レンズ群が広角端での位置に対し望遠端にて物体側に位置し、且つ、以下の条件を満足することを特徴とする。
(12) 0.5<X3/fw<2.0
ただし、X3は第3レンズ群の広角端から望遠端までの変位量、
wは広角端におけるズームレンズの全系の焦点距離、
である。
以下に本発明の第17のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
条件式(12)の下限を下回らないようにして第3レンズ群を移動させ、第3レンズ群での変倍機能を確保することが好ましい。
条件式(12)の上限を上回らないようにして第3レンズ群の移動を適度に制限し、変倍における射出瞳位置の変動を抑えることが好ましい。
本発明の第18のズームレンズは、第1〜第17のズームレンズにおいて、第2レンズ群が、物体側からみて負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、以下の条件を満足することを特徴とする。
(13) 1.85<N2p
(14) 1.74<N2N
ただし、N2pは第2レンズ群中の正レンズのd線での屈折率、
2Nは第2レンズ群中の負レンズのd線での屈折率、
である。
以下に本発明の第18のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
第2レンズ群を物体側からみて負レンズと正レンズの順で配置することで、少ない枚数で第2レンズ群内での色収差補正が良好にできる。また、主点位置を物体側よりに配置でき、入射瞳位置(ズームレンズの入射面から入射瞳までの距離)を小さくして、第1レンズ群のレンズの外径を小さくできる。この時、2枚のレンズのパワーを強くすると主点の調節による効果がより大きくなるが、このレンズ群の収差を抑えるため、条件式(13)、(14)を満足することが望ましい。
条件式(13)、(14)を満足することにより、第2レンズ群内の負レンズの負の屈折力と正レンズの正の屈折力を大きくしても、各レンズ面の曲率が大きくなることを抑えられる。また、少ないレンズ枚数の構成で、第2レンズ群自体の構成長を短くでき、且つ第1レンズ群、第2レンズ群の外径も小さくできる。
本発明の第19のズームレンズは参考例であって、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群とからなる。そして、広角端から望遠端へのズーミング時に、第1レンズ群と第2レンズ群との間の間隔が広がり、第2レンズ群と第3レンズ群との間の間隔が狭まり、第3レンズ群と第4レンズ群との間の間隔が変化し、且つ、第1レンズ群から第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動する。さらに、ズーミング時に第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有している。これらは、第1のズームレンズで上述した共通の構成と同じである。
そして、第2レンズ群が、物体側からみて負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、以下の条件を満足する。
(13) 1.85<N2p
(14) 1.74<N2N
ただし、N2pは第2レンズ群中の正レンズのd線での屈折率、
2Nは第2レンズ群中の負レンズのd線での屈折率、
である。
以下に本発明の第19のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1のズームレンズで上述した共通の構成において、さらに、第2レンズ群の構成に着目したものである。
上述したように、第2レンズ群を物体側からみて負レンズと正レンズの順で配置することで、少ない枚数で第2レンズ群内での色収差補正が良好にできる。また、主点位置を物体側よりに配置でき、入射瞳位置(ズームレンズの入射面から入射瞳までの距離)を小さくして、第1レンズ群のレンズの外径を小さくできる。この時、2枚のレンズのパワーを強くすると主点の調節による効果がより大きくなるが、このレンズ群の収差を抑えるため、条件式(13)、(14)を満足することが望ましい。
条件式(13)、(14)を満足することにより、第2レンズ群内の負レンズの負の屈折力と正レンズの正の屈折力を大きくしても、各レンズ面の曲率が大きくなることを抑えられ、少ないレンズ枚数の構成で、第2レンズ群自体の構成長を短くでき、且つ第1レンズ群、第2レンズ群の外径も小さくできる。
本発明の第20のズームレンズは、第4、第15、第19のズームレンズにおいて、第1レンズ群が1枚の正レンズからなり、第2レンズ群が、物体側からみて、負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、第4レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴とする。
以下に本発明の第20のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
性能を保ちつつズームレンズを構成するレンズ枚数の低減のための構成である。これにより、レンズ枚数をバランスよく低減でき、沈胴時の小型化にも有利となる。
本発明の第21のズームレンズは参考例であって、第1レンズ群が、物体側からみて、負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、第2レンズ群が、物体側からみて、負レンズ、正レンズの順で配置された2枚のレンズからなり、第4レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴とする。
以下に本発明の第21のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
これにより、レンズ枚数をバランスよく低減でき、沈胴時の小型化にも有利となる。
本発明の第22のズームレンズは、第1〜第21のズームレンズにおいて、第3レンズ群が、物体側からみて、正レンズと、負レンズと、正レンズとの順で配置された3枚のレンズからなることを特徴とする。
以下に本発明の第22のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
第3レンズ群を明るさ絞りと一体移動とすることで、この第3レンズ群への光線の入射高が低くなる。第3レンズ群を上述のレンズ構成とすることで、小型ながら収差の発生も抑えやすく、変倍負担を持たせやすくなる。
本発明の第23のズームレンズは、第1〜第22のズームレンズにおいて、明るさ絞りが、第3レンズ群の物体側直前に配置されていることを特徴とする。
以下に本発明の第23のズームレンズにおいて上記構成をとる理由と作用を説明する。
射出瞳を像面から離すことに有利となる。また、第1レンズ群、2レンズ群へ入射する軸外光線の入射高を抑えやすくなり、外径の小型化にも有利となる。
本発明の撮像装置は、ズームレンズと、ズームレンズの像側に配置され、ズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する電子撮像素子を有し、ズームレンズが第1〜第23の少なくとも何れか1つに記載のズームレンズであることを特徴とする。
以下に本発明の撮像装置において上記構成をとる理由と作用を説明する。
本発明のズームレンズの構成は、射出瞳を像面から離す構成に向いている。このため、ズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する電子撮像素子を備えた撮像装置に用いることが好ましい。
また、上述の各条件式の下限値、上限値について、以下のようにすることがより好ましい。
条件式(1)について、下限値を−1.7、さらには、−1.55とすると、収差補正上の観点でより好ましい。
また、上限値を−0.3、さらには、−0.5とすると、収差補正上の観点でより好ましい。
また、第1レンズ群が単レンズのとき、条件式(2)について、下限値を−1.3とすると、収差補正上の観点でより好ましい。
また、上限値を−0.05とすると、収差補正上の観点でより好ましい。
また、条件式(3)について、下限値を75.0とすると、収差補正上の観点でより好ましい。
また、上限値を90.0とすると、コスト、小型化の観点でより好ましい。
また、条件式(4)について、下限値を0.19とすると、望遠側での全長短縮の観点でより好ましい。
また、上限値を0.65とすると、収差バランスの観点でより好ましい。
また、条件式(5)について、下限値を0.05とすると、変倍負担の観点でより好ましい。
また、上限値を0.40とすると、収差バランスの観点でより好ましい。
また、条件式(6)について、第1レンズ群が接合レンズのとき、下限値を−1.0とすると、収差補正の観点でより好ましい。
また、上限値を−0.4とすると、収差補正の観点でより好ましい。
また、条件式(7)について、下限値を0.80とすると、明るさ確保の観点でより好ましい。
また、上限値を1.20とすると、小型化の観点でより好ましい。
また、条件式(8)について、下限値を0.85とすると、収差バランスの観点でより好ましい。
また、上限値を1.05とすると、収差バランスの観点でより好ましい。
また、条件式(9)について、さらに、
1<f3/fw<2
としても、収差補正の観点でより好ましい。
さらには、条件式(9)、(10)において、下限値を1.05とすると、収差補正の観点でより好ましい。
また、上限値を1.5とすると、収差補正の観点でより好ましい。
また、条件式(11)について、下限値を3.5、さらには4.0とすると、収差補正と広角側での小型化の観点でより好ましい。
また、上限値を15、さらには12とすると、変倍機能の確保の観点でより好ましい。
また、条件式(12)について、下限値を0.8、さらには1.1とすると、変倍機能確保の観点でより好ましい。
また、上限値を1.8、さらには1.6とすると、射出瞳位置の変動の観点でより好ましい。
また、条件式(13)について、下限値を1.90とすると、収差補正や小型化の観点でより好ましく、また、条件式(14)について、下限値を1.80とすると同じく収差補正や小型化の観点でより好ましい。
また、材料の入手のし易さを考慮して、条件式(13)、(14)に上限値2.3を設けてこれを超えないようにすることが好ましい。
なお、上述の各構成は、任意に組み合わせて構わない。また、各条件式について、より限定した条件式の数値範囲の上限値あるいは下限値のみを限定しても構わない。
本発明によれば、ズームレンズ内のレンズ配置の見直しにより、レンズ構成を簡略にできるズームレンズを提供できる。また、ズームレンズを沈胴収納する構成とした際に、沈胴時のコンパクト化にも有利なズームレンズを提供できる。
さらに、本発明によれば、広角端での画角を広くしても第1レンズの外径を抑えやすいズームレンズを提供できる。加えて、収差補正と沈胴時のコンパクト化の両立に有利なズームレンズを提供できる。
また、本発明によれば、上述の効果の複数を同時に満たすズームレンズを提供できる。さらに、このズームレンズを備え、撮像面への光束の入射角度がある程度垂直に近いことが要求される電子撮像素子を備えたデジタルカメラ等の撮像装置を提供できる。
本発明のズームレンズの実施例1の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例2の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例3の図1と同様の図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例3の無限遠物点合焦時の収差図である。 本発明によるデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 図7のデジタルカメラの後方斜視図である。 図7のデジタルカメラの断面図である。
以下に、本発明に係るズームレンズ、撮像装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
以下、本発明のズームレンズの実施例1〜3について説明する。なお、実施例3は参考例である。実施例1〜3の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)のレンズ断面図をそれぞれ図1〜図3に示す。図1〜図3中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、開口絞りはS、第3レンズ群はG3、第4レンズ群はG4、赤外光を制限する波長域制限コートを施したローパスフィルタを構成する平行平板はF、電子撮像素子のカバーガラスの平行平板はC、像面はIで示してある。なお、カバーガラスCの表面に波長域制限用の多層膜を施してもよい。また、そのカバーガラスCにローパスフィルタ作用を持たせるようにしてもよい。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4とを配置している。
広角端から望遠端にかけての変倍時、第1レンズ群G1は一旦像側に移動したあと移動方向が反転して物体側に移動し、第2レンズ群G2は一旦像側に移動したあと移動方向が反転して物体側に移動し、第3レンズ群G3は物体側に移動し、第4レンズ群G4は物体側に移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は第1両凸正レンズから構成される。第2レンズ群は第2両凹負レンズと、物体側に凸面を向けた第3正メニスカスレンズとで構成される。第3レンズ群は第4両凸正レンズと、物体側に凸面を向けた第5負メニスカスレンズと、第6両凸正レンズとで構成される。また、第5負メニスカスレンズと第6両凸正レンズとが接合されている。第4レンズ群は光軸上では両凹形状であり、周辺では両面が物体側に傾いた形状の第7負レンズで構成されている。
非球面は、第2両凹負レンズの像側の面と、第4両凸正レンズの物体側の面と、第7負メニスカスレンズの両面との4面に用いている。
実施例2のズームレンズは、図2に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4とを配置している。
広角端から望遠端にかけての変倍時、第1レンズ群G1は一旦像側に移動したあと移動方向が反転して物体側に移動し、第2レンズ群G2は一旦像側に移動したあと移動方向が反転して物体側に移動し、第3レンズ群G3は物体側に移動し、第4レンズ群G4は物体
側に移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けた第1正メニスカスレンズから構成される。第2レンズ群G2は第2両凹負レンズ、物体側に凸を向けた第3正メニスカスレンズとで構成される。第3レンズ群G3は第4両凸正レンズ、物体側に凸を向けた第5負メニスカスレンズ、物体側に凸を向けた第6正メニスカスレンズで構成される。また第5負メニスカスレンズと、第6正メニスカスレンズとが接合されている。第4レンズ群G4は像側に凸を向けた第7負メニスカスレンズで構成されている。
非球面は、第2両凹負レンズの像側の面と、第4両凸正レンズの両面と、第7負メニスカスレンズの両面との5面に用いている。
実施例3のズームレンズは、図3に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4を配置している。
広角端から望遠端にかけての変倍時、第1レンズ群G1は物体側に移動し、第2レンズ群G2は像側に移動し、第3レンズ群G3は物体側に移動し、第4レンズ群G4は物体側に移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は物体側に凸を向けた第1負メニスカスレンズと、第2両凸正レンズとから構成される。また、第1負メニスカスレンズと、第2両凸正レンズが接合されている。第2レンズ群G2は第3両凹負レンズと、物体側に凸を向けた第4正メニスカスレンズとで構成される。第3レンズ群G3は第5両凸正レンズと、物体側に凸を向けた第6負メニスカスレンズと、物体側に凸を向けた第7正メニスカスレンズとで構成される。また第6負メニスカスレンズと、第7正メニスカスレンズとが接合されている。第4レンズ群G4は像側に凸を向けた第8負メニスカスレンズで構成されている。
非球面は、第3両凹負レンズの像側の面と、第5両凸正レンズの両面と、第8負メニスカスレンズの両面との5面に用いている。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNO
はFナンバー、ωは半画角、WEは広角端、STは中間状態、TEは望遠端、r1 、r2
…は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レン
ズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのアッベ数である。なお、非球面形状は、x
を光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると、下記の式にて表
される。
x=(y2 /R)/[1+{1−(K+1)(y/R)2 1/2
+A4 4 +A6 6 +A8 8 +A1010+A1212
ただし、Rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 、A10、A12はそれぞれ4
次、6次、8次、10次、12次の非球面係数である。また、非球面係数において、「e
−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。
実施例1
1 = 63.791 d1 = 2.00 nd1 = 1.49700 νd1 = 81.54
2 = -79.329 d2 = (可変)
3 = -27.447 d3 = 1.00 nd2 = 1.88300 νd2 = 40.76
4 = 6.354 (非球面) d4 = 2.00
5 = 12.933 d5 = 1.28 nd3 = 1.92286 νd3 = 20.88
6 = 56.865 d6 = (可変)
7 = ∞(絞り) d7 = 0.00
8 = 5.673 (非球面) d8 = 1.66 nd4 = 1.49700 νd4 = 81.54
9 = -96.181 d9 = 0.10
10= 13.906 d10= 0.50 nd5 = 2.00069 νd5 = 25.46
11= 6.516 d11= 1.92 nd6 = 1.52249 νd6 = 59.84
12= -14.038 d12= (可変)
13= -11.085 (非球面) d13= 1.00 nd7 = 1.69350 νd7 = 53.21
14= 56.661 (非球面) d14= (可変)
15= ∞ d15= 0.86 nd8 = 1.53996 νd8 = 59.45
16= ∞ d16= 0.27
17= ∞ d17= 0.50 nd9 = 1.51633 νd9 = 64.14
18= ∞ d18= 0.60
19= ∞(撮像面)

非球面係数
第4面
R = 6.354
K = 0.000
4 = -4.04350e-04
6 = -7.39240e-06
8 = 1.68022e-07
10= -2.57246e-08

第8面
R = 5.673
K = 0.000
4 = -8.82642e-04
6 = -2.38183e-05
8 = 1.33282e-06

第13面
R = -11.085
K = -79.924
4 = -1.73180e-02
6 = 1.99882e-03
8 = -3.04575e-04
10= 1.82465e-05

第14面
R = 56.661
K = 0.000
4 = -8.50397e-03
6 = 7.36188e-04
8 = -7.27057e-05
10= 3.35198e-06

ズームデータ(∞)
WE ST TE
f(mm) 6.77 11.62 19.78
NO 3.15 4.18 5.90
2ω(゜) 61.39 36.33 21.69
2 1.43 1.60 1.98
6 9.80 3.90 0.54
12 7.10 7.42 7.72
14 0.99 3.60 8.07
実施例2

1 = 17.307 d1 = 2.10 nd1 = 1.49700 νd1 = 81.54
2 = 707.741 d2 = (可変)
3 = -30.387 d3 = 1.00 nd2 = 1.80610 νd2 = 40.92
4 = 5.676 (非球面) d4 = 3.33
5 = 13.512 d5 = 1.50 nd3 = 1.92286 νd3 = 20.88
6 = 32.467 d6 = (可変)
7 = ∞(絞り) d7 = 0.00
8 = 5.515 (非球面) d8 = 2.60 nd4 = 1.49700 νd4 = 81.54
9 = -104.444 (非球面) d9 = 0.10
10= 6.348 d10= 0.50 nd5 = 2.00069 νd5 = 25.46
11= 4.030 d11= 2.73 nd6 = 1.56384 νd6 = 60.67
12= 13.420 d12= (可変)
13= -4.071 (非球面) d13= 1.00 nd7 = 1.48749 νd7 = 70.41
14= -19.326 (非球面) d14= (可変)
15= ∞ d15= 0.86 nd8 = 1.53996 νd8 = 59.45
16= ∞ d16= 0.27
17= ∞ d17= 0.50 nd9 = 1.51633 νd9 = 64.14
18= ∞ d18= 0.60
19= ∞(撮像面)

非球面係数
第4面
R = 5.676
K = 0.000
4 = -5.30650e-04
6 = -1.94598e-05
8 = 4.18498e-07
10= -2.70943e-08

第8面
R = 5.515
K = -0.057
4 = -4.57613e-04
6 = -2.98302e-06
8 = -1.04928e-06

第9面
R = -104.444
K = -246.372
4 = -2.44514e-05
6 = 1.42024e-05
8 = -2.23737e-06
10= 6.04441e-08

第13面
R = -4.071
K = -6.840
4 = -2.07073e-02
6 = 1.75500e-03
8 = -2.53861e-04
10= 2.15310e-05

第14面
R = -19.326
K = 7.392
4 = -4.71194e-03
6 = 4.74756e-04
8 = -2.94259e-05
10= 1.92302e-06

ズームデータ(∞)
WE ST TE
f(mm) 6.77 14.94 32.91
NO 2.80 4.05 6.11
2ω(゜) 61.42 28.04 13.00
2 1.00 4.21 8.28
6 14.22 5.51 0.70
12 4.38 4.45 4.50
14 2.04 5.97 12.44
実施例3

1 = 18.872 d1 = 0.86 nd1 = 1.84666 νd1= 23.78
2 = 14.903 d2 = 2.46 nd2 = 1.49700 νd2= 81.54
3 = -178.548 d3 = (可変)
4 = -18.365 d4 = 1.00 nd3 = 1.80610 νd3= 40.92
5 = 5.839(非球面) d5 = 1.71
6 = 11.404 d6 = 1.50 nd4 = 1.92286 νd4= 20.88
7 = 40.773 d7 = (可変)
8 = ∞(絞り) d8 = 0.00
9 = 5.455(非球面) d9 = 2.60 nd5 = 1.49700 νd5= 81.54
10= -379.928(非球面) d10= 0.10
11= 5.299 d11= 0.50 nd6 = 2.00069 νd6= 25.46
12= 3.532 d12= 2.20 nd7 = 1.56384 νd7= 60.67
13= 13.169 d13= (可変)
14= -6.157(非球面) d14= 1.00 nd8 = 1.62238 νd8= 59.93
15= -57.851(非球面) d15= (可変)
16= ∞ d16= 0.86 nd9 = 1.53996 νd9= 59.45
17= ∞ d17= 0.27
18= ∞ d18= 0.50 nd10= 1.51633 νd10= 64.14
19= ∞ d19= 0.60
20= ∞(撮像面)

非球面係数
第5面
R = 5.839
K = 0.000
4 = -5.77659e-04
6 = -1.40172e-05
8 = 4.32513e-08
10= -1.48730e-08

第9面
R = 5.455
K = -0.041
4 = -4.30102e-04
6 = -4.52676e-06
8 = -1.24567e-06

第10面
R = -379.928
K = -33429.284
4 = -3.36864e-06
6 = 9.92967e-06
8 = -2.26508e-06
10= 5.65164e-08

第14面
R = -6.157
K = -19.271
4 = -1.96367e-02
6 = 1.63220e-03
8 = -2.16157e-04
10= 1.55737e-05

第15面
R = -57.851
K = 160.263
4 = -6.02585e-03
6 = 4.51098e-04
8 = -1.49008e-05
10= 5.22561e-07

ズームデータ(∞)
WE ST TE
f(mm) 6.78 14.94 32.88
NO 2.80 3.70 5.29
2ω(゜) 63.82 27.61 12.85
3 1.09 7.76 12.53
7 12.84 5.62 0.70
13 3.98 4.03 4.09
15 1.98 4.71 9.53
以上の実施例1〜3の無限遠物点合焦時の収差図をそれぞれ図4〜図6に示す。これら
の収差図において、(a)は広角端、(b)は中間状態、(c)は望遠端における球面収
差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。各図中、“ω”は半画角を示す。
次に、各実施例における条件式(1)〜(13)の値、f1、f3の値を掲げる。

条件式 実施例1 実施例2 実施例3
(1) -0.673 -1.534 -1.238
(2) -0.109 -1.050 −
(3) 81.54 81.54 −
(4)、(7) 0.214 0.609 1.032
(5)、(8) 0.059 0.535 0.942
(6) − − -0.809
(9)、(10) 1.22 1.24 1.13
(11) 10.56 5.26 6.01
(12) 1.14 1.55 1.13
(13) 1.92286 1.92286 1.92286
(14) 1.88300 1.80610 1.80610
1 71.47 35.66 40.79
3 8.25 8.40 7.67
図7〜図9は、以上のようなズームレンズを撮影光学系141に組み込んだ本発明によるデジタルカメラの構成の概念図を示す。図7はデジタルカメラ140の外観を示す前方斜視図、図8は同後方正面図、図9はデジタルカメラ140の構成を示す模式的な断面図である。ただし、図7と図9においては、撮影光学系141の非沈胴時を示している。デジタルカメラ140は、この例の場合、撮影用光路142を有する撮影光学系141、ファインダー用光路144を有するファインダー光学系143、シャッターボタン145、フラッシュ146、液晶表示モニター147、焦点距離変更ボタン161、設定変更スイッチ162等を含み、撮影光学系141の沈胴時には、カバー160をスライドすることにより、撮影光学系141とファインダー光学系143とフラッシュ146はそのカバー160で覆われる。そして、カバー160を開いてカメラ140を撮影状態に設定すると、撮影光学系141は図9の非沈胴状態になり、カメラ140の上部に配置されたシャッターボタン145を押圧すると、それに連動して撮影光学系141、例えば実施例1のズームレンズを通して撮影が行われる。撮影光学系141によって形成された物体像が、波長域制限コートを施したローパスフィルタFとカバーガラスCを介してCCD149の撮像面上に形成される。このCCD149で受光された物体像は、処理手段151を介し、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター147に表示される。また、この処理手段151には記録手段152が接続され、撮影された電子画像を記録することもできる。なお、この記録手段152は処理手段151と別体に設けてもよいし、フレキシブルディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。また、CCD149に代わって銀塩フィルムを配置した銀塩カメラとして構成してもよい。
さらに、ファインダー用光路144上にはファインダー用対物光学系153が配置してある。ファインダー用対物光学系153は、複数のレンズ群(図の場合は3群)と2つのプリズムからなり、撮影光学系141のズームレンズに連動して焦点距離が変化するズーム光学系からなり、このファインダー用対物光学系153によって形成された物体像は、像正立部材である正立プリズム155の視野枠157上に形成される。この正立プリズム155の後方には、正立正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系159が配置されている。なお、接眼光学系159の射出側にカバー部材150が配置されている。
このように構成されたデジタルカメラ140は、撮影光学系141が本発明により、沈胴時に厚みを極めて薄く、高変倍で全変倍域で結像性能を極めて安定的であるので、高性能・小型化・広角化が実現できる。
また、上述の各発明のいずれかに追加して以下の何れかの構成を同時に満足することが好ましい。
(構成1)
物体側から順に、
正の屈折力の第1レンズ群と、
負の屈折力の第2レンズ群と、
正の屈折力の第3レンズ群と、
負の屈折力の第4レンズ群とを有し、
広角端から望遠端へのズーミング時に各レンズ群の間の間隔が変化し、
前記第1レンズ群は1枚の正レンズからなり、
前記第2レンズ群は、物体側からみて、負レンズ、正レンズの順で配置された2枚のレ
ンズからなり、
前記第4レンズ群は1枚の負レンズからなることを特徴とするズームレンズ。
(構成2)
物体側から順に、
正の屈折力の第1レンズ群と、
負の屈折力の第2レンズ群と、
正の屈折力の第3レンズ群と、
負の屈折力の第4レンズ群とを有し、
広角端から望遠端へのズーミング時に各レンズ群の間の間隔が変化し、
前記第1レンズ群は、物体側からみて、負レンズ、正レンズの順で配置された2枚のレ
ンズからなり、
前記第2レンズ群は、物体側からみて、負レンズ、正レンズの順で配置された2枚のレ
ンズからなり、
前記第4レンズ群は1枚の負レンズからなることを特徴とするズームレンズ。
(構成3)
物体側から順に、
正の屈折力の第1レンズ群と、
負の屈折力の第2レンズ群と、
正の屈折力の第3レンズ群と、
負の屈折力の第4レンズ群とを有し、
広角端から望遠端へのズーミング時に各レンズ群の間の間隔が変化し、
前記第1レンズ群は1枚の正レンズからなり、
前記第2レンズ群は、物体側からみて、負レンズ、正レンズの順で配置された2枚のレンズからなり、
前記第3レンズ群は、物体側からみて、正レンズ、負レンズ、正レンズの順で配置された3枚のレンズからなり、
前記第4レンズ群は1枚の負レンズからなることを特徴とするズームレンズ。
(構成4)
物体側から順に、
正の屈折力の第1レンズ群と、
負の屈折力の第2レンズ群と、
正の屈折力の第3レンズ群と、
負の屈折力の第4レンズ群とを有し、
広角端から望遠端へのズーミング時に各レンズ群の間の間隔が変化し、
前記第1レンズ群は、物体側からみて、負レンズ、正レンズの順で配置された2枚のレンズからなり、
前記第2レンズ群は、物体側からみて、負レンズ、正レンズの順で配置された2枚のレンズからなり、
前記第3レンズ群は、物体側からみて、正レンズ、負レンズ、正レンズの順で配置された3枚のレンズからなり、
前記第4レンズ群は1枚の負レンズからなることを特徴とするズームレンズ。
(付記項1)
物体側から順に、
正の屈折力の第1レンズ群と、
負の屈折力の第2レンズ群と、
正の屈折力の第3レンズ群と、
負の屈折力の第4レンズ群とからなり、
広角端から望遠端へのズーミング時に、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間の間隔が広がり、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間の間隔が狭まり、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間の間隔が変化し、
且つ、前記第1レンズ群から前記第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動し、
さらに、前記ズーミング時に前記第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有し、
前記第4レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴とするズームレンズ。
(付記項2)
前記第4レンズ群の前記負レンズは、物体側の屈折面及び像側の屈折面が軸外にて物体側に傾いた面形状を有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする付記項1に記載のズームレンズ。
(1) −2.0<(RL41F+RL41R)/(RL41F−RL41R)<−0.1
ただし、RL41Fは前記第4レンズ群の前記負レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
RL41Rは前記第4レンズ群の前記負レンズの像側の面の近軸曲率半径、
である。
(付記項3)
前記第4レンズ群の物体側面及び像側面の双方を非球面としたことを特徴とする付記項1または2に記載のズームレンズ。
(付記項4)
物体側から順に、
正の屈折力の第1レンズ群と、
負の屈折力の第2レンズ群と、
正の屈折力の第3レンズ群と、
負の屈折力の第4レンズ群とからなり、
広角端から望遠端へのズーミング時に、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間の間隔が広がり、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間の間隔が狭まり、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間の間隔が変化し、
且つ、前記第1レンズ群から前記第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動し、
さらに、前記ズーミング時に前記第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有し、
前記第1レンズ群が1枚の正レンズからなることを特徴とするズームレンズ。
(付記項5)
以下の条件式を満足することを特徴とする付記項4に記載のズームレンズ。
(2) −1.5<(RL11F+RL11R)/(RL11F‐RL11R)<0
ただし、RL11Fは前記第1レンズ群の前記正レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
RL11Rは前記第1レンズ群の前記正レンズの像側の面の近軸曲率半径、
である。
(付記項6)
以下の条件式を満足することを特徴とする付記項4または5に記載のズームレンズ。
(3) 62.0<νL11<95.0
ただし、νL11は前記第1レンズ群の前記正レンズのアッベ数である。
(付記項7)
以下の条件式を満足することを特徴とする付記項4、5または6に記載のズームレンズ。
(4) 0.15<D12T/(D23W−D23T)<0.70
ただし、D12Tは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
23Wは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
23Tは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
である。
(付記項8)
以下の条件を満足することを特徴とする付記項7に記載のズームレンズ。
(5) 0.03<(D12T−D12W)/(D23W−D23T)<0.60
ただし、D12Wは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
12Tは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
23Wは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
23Tは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
である。
(付記項9)
前記第1レンズ群が1枚の正レンズからなることを特徴とする付記項1に記載のズームレンズ。
(付記項10)
前記第1レンズ群が、物体側からみて、負レンズと、正レンズとの順で配置された1つの接合レンズからなることを特徴とする付記項1に記載のズームレンズ。
(付記項11)
以下の条件式を満足することを特徴とする付記項10に記載のズームレンズ。
(6) −1.5<(RLceF+RLceR)/(RLceF‐RLceR)<0
ただし、RLceFは前記第1レンズ群の前記接合レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
RLceRは前記第1レンズ群の前記接合レンズの像側の面の近軸曲率半径、
である。
(付記項12)
以下の条件式を満足することを特徴とする付記項10または11に記載のズームレンズ。
(7) 0.75<D12T/(D23W−D23T)<1.30
ただし、D12Tは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
23Wは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
23Tは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
である。
(付記項13)
以下の条件を満足することを特徴とする付記項12に記載のズームレンズ。
(8) 0.70<(D12T−D12W)/(D23W−D23T)<1.10
ただし、D12Wは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
12Tは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
23Wは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
23Tは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
である。
(付記項14)
前記第3レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする付記項1から13の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
(9) 0.8<f3/fw<3
ただし、f3は前記第3レンズ群の焦点距離、
wは広角端における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
である。
(付記項15)
物体側から順に、
正の屈折力の第1レンズ群と、
負の屈折力の第2レンズ群と、
正の屈折力の第3レンズ群と、
負の屈折力の第4レンズ群とからなり、
広角端から望遠端へのズーミング時に、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間の間隔が広がり、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間の間隔が狭まり、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間の間隔が変化し、
且つ、前記第1レンズ群から前記第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動し、
さらに、前記ズーミング時に前記第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有し、
前記第3レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
(10) 1<f3/fw<2
ただし、f3は前記第3レンズ群の焦点距離、
wは広角端における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
である。
(付記項16)
前記第1レンズ群が以下の条件を満足することを特徴とする付記項1から15の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
(11) 3<f1/fw<20
ただし、f1は前記第1レンズ群の焦点距離、
wは広角端における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
である。
(付記項17)
前記第3レンズ群が広角端での位置に対し望遠端にて物体側に位置し、
且つ、以下の条件を満足することを特徴とする付記項1から16の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
(12) 0.5<X3/fw<2.0
ただし、X3は前記第3レンズ群の広角端から望遠端までの変位量、
wは広角端における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
である。
(付記項18)
前記第2レンズ群が、物体側からみて負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、以下の条件を満足することを特徴とする付記項1から17の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
(13) 1.85<N2p
(14) 1.74<N2N
ただし、N2pは前記第2レンズ群中の前記正レンズのd線での屈折率、
2Nは前記第2レンズ群中の前記負レンズのd線での屈折率、
である。
(付記項19)
物体側から順に、
正の屈折力の第1レンズ群と、
負の屈折力の第2レンズ群と、
正の屈折力の第3レンズ群と、
負の屈折力の第4レンズ群とからなり、
広角端から望遠端へのズーミング時に、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間の間隔が広がり、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間の間隔が狭まり、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間の間隔が変化し、
且つ、前記第1レンズ群から前記第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動し、
さらに、前記ズーミング時に前記第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有し、
前記第2レンズ群が、物体側からみて負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、
以下の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
(13) 1.85<N2p
(14) 1.74<N2N
ただし、N2pは前記第2レンズ群中の前記正レンズのd線での屈折率、
2Nは前記第2レンズ群中の前記負レンズのd線での屈折率、
である。
(付記項20)
前記第1レンズ群が1枚の正レンズからなり、
前記第2レンズ群が、物体側からみて、負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、
前記第4レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴とする付記項4、15または19に記載のズームレンズ。
(付記項21)
前記第1レンズ群が、物体側からみて、負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、
前記第2レンズ群が、物体側からみて、負レンズ、正レンズの順で配置された2枚のレンズからなり、
前記第4レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴とする付記項1、15または19に記載のズームレンズ。
(付記項22)
前記第3レンズ群が、物体側からみて、正レンズと、負レンズと、正レンズとの順で配置された3枚のレンズからなることを特徴とする付記項1から21の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
(付記項23)
前記明るさ絞りが、前記第3レンズ群の物体側直前に配置されていることを特徴とする付記項1から22の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
(付記項24)
ズームレンズと、
前記ズームレンズの像側に配置され、前記ズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する電子撮像素子を有し、
前記ズームレンズが付記項1から23の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズであることを特徴とする撮像装置。
以上のように、本発明にかかるズームレンズは、レンズ構成の簡略化と、収差補正と沈胴時のコンパクト化の両立に有利で、広角端での画角を広くしても第1レンズの外径の抑制に有用であり、特に、CCDやCMOS等の電子撮像素子を備える撮像装置の光学系に適している。
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
S…開口絞り
F…ローパスフィルタ
C…カバーガラス
I…像面
140…デジタルカメラ
141…撮影光学系
142…撮影用光路
143…ファインダー光学系
144…ファインダー用光路
145…シャッターボタン
146…フラッシュ
147…液晶表示モニター
149…CCD
150…カバー部材
151…処理手段
152…記録手段
153…ファインダー用対物光学系
155…正立プリズム
157…視野枠
159…接眼光学系
160…カバー
161…焦点距離変更ボタン
162…設定変更スイッチ

Claims (15)

  1. 物体側から順に、
    正の屈折力の第1レンズ群と、
    負の屈折力の第2レンズ群と、
    正の屈折力の第3レンズ群と、
    負の屈折力の第4レンズ群とからなり、
    広角端から望遠端へのズーミング時に、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間の間隔が広がり、
    前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間の間隔が狭まり、
    前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間の間隔が変化し、
    且つ、前記第1レンズ群から前記第4レンズ群の全てのレンズ群が光軸に沿って移動し、
    さらに、前記ズーミング時に前記第3レンズ群と一体で移動する明るさ絞りを有し、
    前記第4レンズ群が1枚の負レンズからなり、
    前記第1レンズ群が1枚の正レンズからなり、
    以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (2) −1.5<(RL11F+RL11R)/(RL11F‐RL11R)<0
    ただし、RL11Fは前記第1レンズ群の前記正レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
    RL11Rは前記第1レンズ群の前記正レンズの像側の面の近軸曲率半径、
    である。
  2. 前記第4レンズ群の前記負レンズは、物体側の屈折面及び像側の屈折面が軸外にて物体側に傾いた面形状を有し、
    以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    (1) −2.0<(RL41F+RL41R)/(RL41F−RL41R)<−0.1
    ただし、RL41Fは前記第4レンズ群の前記負レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
    RL41Rは前記第4レンズ群の前記負レンズの像側の面の近軸曲率半径、
    である。
  3. 前記第4レンズ群の物体側面及び像側面の双方を非球面としたことを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から3の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
    (3) 62.0<νL11<95.0
    ただし、νL11は前記第1レンズ群の前記正レンズのアッベ数である。
  5. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から4の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
    (4) 0.15<D12T/(D23W−D23T)<0.70
    ただし、D12Tは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
    23Wは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
    23Tは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
    である。
  6. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項5に記載のズームレンズ。
    (5) 0.03<(D12T−D12W)/(D23W−D23T)<0.60
    ただし、D12Wは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
    12Tは前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
    23Wは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との広角端での軸上間隔の長さ、
    23Tは前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との望遠端での軸上間隔の長さ、
    である。
  7. 前記第3レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から6の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
    (9) 0.8<f3/fw<3
    ただし、f3は前記第3レンズ群の焦点距離、
    wは広角端における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
    である。
  8. 前記第3レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から7の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
    (10) 1<f3/fw<2
    ただし、f3は前記第3レンズ群の焦点距離、
    wは広角端における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
    である。
  9. 前記第1レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から8の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
    (11) 3<f1/fw<20
    ただし、f1は前記第1レンズ群の焦点距離、
    wは広角端における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
    である。
  10. 前記第3レンズ群が広角端での位置に対し望遠端にて物体側に位置し、
    且つ、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から9の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
    (12) 0.5<X3/fw<2.0
    ただし、X3は前記第3レンズ群の広角端から望遠端までの変位量、
    wは広角端における前記ズームレンズの全系の焦点距離、
    である。
  11. 前記第2レンズ群が、物体側からみて負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなり、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から10の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
    (13) 1.85<N2p
    (14) 1.74<N2N
    ただし、N2pは前記第2レンズ群中の前記正レンズのd線での屈折率、
    2Nは前記第2レンズ群中の前記負レンズのd線での屈折率、
    である。
  12. 前記第2レンズ群が、物体側からみて、負レンズと、正レンズとの順で配置された2枚のレンズからなることを特徴とする請求項1から10の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
  13. 前記第3レンズ群が、物体側からみて、正レンズと、負レンズと、正レンズとの順で配置された3枚のレンズからなることを特徴とする請求項1から12の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
  14. 前記明るさ絞りが、前記第3レンズ群の物体側直前に配置されていることを特徴とする請求項1から13の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズ。
  15. ズームレンズと、
    前記ズームレンズの像側に配置され、前記ズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する電子撮像素子を有し、
    前記ズームレンズが請求項1から14の少なくとも何れか1項に記載のズームレンズであることを特徴とする撮像装置。
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