JP2008069011A - 枚葉紙の後端を位置決めする装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】枚葉紙の速度が速くかつ重量が大きい場合でも、枚葉紙がナイフ式折りユニットのストッパに当たったときに枚葉紙が安定するための時間を短くし、ナイフ式折りユニットで支障のない折りを行うことができる装置を提供する。
【解決手段】特にコンビネーション型折り機の中で移動する枚葉紙10を位置決めする装置100’において、少なくとも1つの下側の搬送ベルトと、搬送ベルトの上に載る少なくとも1つのローラ5’とを有している。枚葉紙10は、搬送ベルトによって前端ストッパ3に向って搬送される。少なくとも1つのローラ5’は、折りナイフ9の位置に応じて、枚葉紙10と接触する作動位置から、枚葉紙10から持ち上げられた非作動位置へ移動できる
【選択図】図5

Description

本発明は、請求項1の前提項に記載されている、特にコンビネーション型折り機の中で移動するシート状の物体を位置決めする装置および方法に関する。
組み合わされたバックル式およびナイフ式の折り機、すなわち、いわゆるコンビネーション型折り機では、平行な折り目は、第1の折りステーションにおいてバックル式折りの原理で折られるのに対して、これに続く直角方向の折り目は、垂直方向に作動する折りナイフによって行われる。そのために、折られた枚葉紙は、平行折りステーションの出口の後に、直角折りステーションへ、搬送ベルトによってスリップなしに運ばれる。実際にスリップのない搬送を保証するためには、搬送される平坦な物品を押さえつけて、搬送ベルトへ垂直方向に押圧しなければならない。そのために必要な垂直方向の押圧力を生成するために、荷重球(Belastungskugel)だけでなく案内ローラも利用される。このような荷重球システムは、たとえば特許文献1から公知である。しかしながら近年では、たとえば特許文献2に記載されている案内ローラの使用が広まりつつある。このような案内ローラは、荷重球システムに比べて、たとえば案内ローラによって正確な軌道の枚葉紙案内を実現できるという特別な利点を有している。
ナイフ式折り機で正確な折りを実行するためには、直角折りストッパの最も近くに位置する案内ローラが正確に位置決めされていることが必要であり、すなわち、枚葉紙が前端ストッパと案内ローラの間で「自由に」位置していることが必要である。これを保証するために、案内ローラは、枚葉紙後端の上にも折り丁の上にも直接載らず、かろうじて回転できるように位置決めされなくてはならない。このような種類の装置は、特許文献3から公知である。この文献には、動いているシート状の物体を押さえつけて荷重をかける装置が提案されており、物体を押さえつけるために、1つまたは複数の案内ローラが設けられている。案内ローラを正確に位置決めするために、これらの案内ローラのうちの少なくとも1つがマークを備えている。
今日、通常用いられているナイフ式折り機では、枚葉紙は固定のストッパに向って最大の生産速度で移動する。この移動の運動エネルギーは、枚葉紙にばねのように張力をかけ、その後、跳ね返りとして急激に解放する。跳ね返りのときに、枚葉紙は紙の進行方向と反対向きに動き、それによって位置がもはや正確に規定されなくなる。搬送ベルトは引き続き走行しており、跳ね返った枚葉紙を再び最大の速度でストッパに向けて駆動する。ストッパの方向におけるベルトと搬送装置の力が、枚葉紙の弾性力の結果として生じる跳ね返り力よりも大きくなるまでは、枚葉紙は長い間バウンドする。ある程度時間がたつと枚葉紙は静止し、ベルトはその下を通過する。この時、枚葉紙をナイフで折ることができる。
不安定なまま往復運動をしている枚葉紙が平坦かつ揃えられた状態でストッパの手前に位置するために必要とする時間が、考えられる生産能力を低下させる。
枚葉紙が続けて跳ね返ることができるほど、枚葉紙の「バウンド」はいっそう大きくなる。これは、枚葉紙が再び前方へと進むときに、枚葉紙が新たなエネルギーの供給を受けるからである。
ストッパによる枚葉紙の跳ね返りを防ぐために、折り丁の最終位置を固定するためのブラシを折り丁の後端に当接させること、または、ブラシ縁部(burstenleiste)を折り丁の上面に配置することが知られている。しかしながら、折り丁の上面を制動するブラシ縁部は、単位面積当たりの重量の小さい折り丁については全く不都合である。これは、対称な構成や、それに伴う均等な制動を可能にすることが難しいからである。そのうえ、ブラシまたはブラシ縁部の調整や位置決めには時間がかかる。
特許文献2により公知となっている案内ローラを用いれば、既に、多くの場合に枚葉紙の「バウンド」をかなり良好に防ぐことができる。しかしながら、速度が速く、かつ紙の重量が大きい場合には、このような案内ローラの作用だけでは十分ではない。
ドイツ実用新案明細書第8406391号 ドイツ実用新案明細書第9304281号 ドイツ実用新案明細書第29904757号
本発明の目的は、枚葉紙の速度が速くかつ重量が大きい場合でも、枚葉紙がナイフ式折りユニットのストッパに当たったときに枚葉紙が安定するための時間を短くし、それと同時に、ナイフ式折りユニットで支障のない折りを行うことができる、新規な装置を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の特徴事項を有する装置によって達成されるとともに、請求項17に記載の各ステップを有する方法によって達成される。
1つの有利な実施態様では、枚葉紙10は搬送ベルト2によって前端ストッパ3に向って搬送される。搬送工程のあいだ、少なくとも1つのローラ5,5’が搬送ベルト2もしくは枚葉紙10の上に載る。それにより、前端ストッパに当たった後の枚葉紙のバウンドが低減する。
別の有利な実施態様では、枚葉紙10はローラ5,5’,6,13と搬送ベルト2との間で前端ストッパに向って搬送される。このときローラ5,6,13は、共通の支持体に回転可能かつ揺動可能に取り付けられている。それにより、一方では、枚葉紙が搬送方向にちょうど正確に搬送されるように補助され、さらに、装置100の実施態様では、前端ストッパに当たったときの枚葉紙の跳ね返りに対して好ましい影響を与え、装置100’の実施態様では、判型に応じた調整が可能である。
ローラ5,5’が、折りナイフ9の位置に応じて、作動位置から非作動位置へ揺動することにより、枚葉紙10とローラ5,5’との間の摩擦力によって折り工程に不都合な影響が生じない。
特に有利な2つの実施態様では、ローラ5または13は、レバー11,11’を介して共通の支持体12に揺動可能に取り付けられており、連接棒8に取り付けられた連行ピン7,7’によって揺動することができる。この実施態様は、特に簡単に製造可能かつ制御可能である。
別の実施態様では、連接棒8の往復運動はセンサの信号に応じて空気圧シリンダによって引き起される。この実施態様は、センサ4を前端ストッパ3に直接取り付ける必要がなく、前端ストッパよりも手前の所定の地点で枚葉紙10を走査できるという利点を有している。残りの搬送時間は、制御信号を制御装置から折りナイフおよび空気圧シリンダへ送信するのに利用することができる。
さらに別の実施態様では、ローラ13は枚葉紙判型に応じて揺動することができ、その場合、ローラ5’は前端ストッパ3に、または前端ストッパ3の近傍に取り付けられる。それにより、ローラ5’だけが周期的に動けばよい。それは、常に1つのローラ、すなわちローラ5’だけが枚葉紙の上に載り、バウンドが低減するからである。
さらに別の実施態様では、ローラ5’の周期的な動きは揺動レバー11’を通じて行われるか、または、制御部材14もしくは昇降部材16を通じて行われる。これらの解決法は、いずれもローラ5’の簡単かつ迅速な位置調節を可能にする。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1から図3に示すように、枚葉紙10は導入板1を通って、搬送ベルト2の方向へばね(図示せず)で付勢されたローラ5および6によって、折りナイフユニットの前端ストッパ3まで搬送方向Aに搬送される。枚葉紙10は、常に長手方向中心が次の折りナイフ9に合わせて揃えられる(図3参照)。前端ストッパは、枚葉紙10を前端のところで位置決めする。枚葉紙10の運動エネルギーの結果、枚葉紙は搬送速度に応じて、前端ストッパに衝突した後にさまざまに跳ね返る。枚葉紙10の跳ね返りを防ぐために、複数のローラ5が枚葉紙10の上に配置されている。ローラ5は、紙の進行方向に、枚葉紙の判型に応じて常に少なくとも1つのローラが枚葉紙の上に載ることを保証する、所定の相互間隔を有している。
ローラ5は、枚葉紙10が搬送されるときに、次の4つの主要な機能を果す。
1)ローラ5は、枚葉紙を搬送方向Aに、ちょうど正確に前端ストッパ3まで案内する。
2)ローラ5は、折りナイフに当たる直前まで枚葉紙10を押さえておく。このことは、それによって折りナイフのストロークを開始する際の遅延時間を短くできるという利点がある。
3)ローラ5の質量慣性は、枚葉紙が跳ね返ることによって引き起される回転方向の逆転を遅らせ、このことがひいては跳ね返りを制限する。
4)ローラ5と枚葉紙10の間の摩擦力による結合は、枚葉紙が側方へずれることを防ぎ、このことは側方のストッパを用いる必要をなくす。
しかし、上に述べたような摩擦力による結合のために増大した、枚葉紙10とローラ5との間の摩擦が、折り工程に不都合な影響を与えるので、ローラ5は実際の折り工程の妨げになる。したがってローラ5は、折りナイフ9が枚葉紙10に当たる前に、図2に示すように枚葉紙10から持ち上げられる。
ローラ5は、レバー11を介して、共通の支持体12に回転可能かつ揺動可能に取り付けられている。ローラ5は、図示しないばねによって、搬送ベルト2へ向う方向に付勢されている。支持体12とレバー11の間には、たとえば空気圧シリンダ等の図示しない装置によって往復運動(図4の矢印D参照)することができる連接棒8がある。
連接棒の上には連行ピン(Mitnahmestifte)7がある。連接棒が動くと、連行ピン7は、レバー11と接触してローラ5を枚葉紙10から持ち上げるか、または、レバー11との係合が外れ、ばね力に基づいてローラ5が搬送ベルト2の方へ戻すように下ろされるかのいずれかとなる。
連接棒の運動と折りナイフの解放(リリース)は、たとえば光センサ(Lichttaster)として構成されていてもよいセンサ4の信号に応じて行われる。
入ってくる枚葉紙4の前端は、前端ストッパ3に取り付けられた、または前端ストッパ3の近傍に取り付けられたセンサ4を通過する。すると、センサ4が覆われる。前端ストッパ3からセンサ4までの経路は一定であり、既知である。折り丁10の前端がセンサを覆った時点と、折りナイフ9が下方へ繰り出される時点の間の時間は、一方では、折り丁10がセンサ4から前端ストッパ3まで進むときの時間に応じて決まり、他方では、折り丁が前端ストッパに当たって安定するための時間に依存して決まる。安定するための時間は、操作員が選択して設定することができる。折りナイフ9が下方へ繰り出される直前に、ローラ5は引張ロッドによって上方に向って揺動し、折り丁との接触が解消される。折り丁が導入板1の表面から離れた後(センサはもはや覆われていない)、ローラ5は再び下方に向って揺動する。すなわち、次の枚葉紙が前端ストッパの方向へ搬送される前に、折りナイフは引き上げられ、ローラ5は再び搬送ベルト2の上に下ろされる。
折りナイフと空気圧シリンダをリリースするための制御は、詳しくは示していない制御ユニットを通じて行われる。センサ4は、当然ながら、前端ストッパ3に直接取り付けられていてもよい。
図5(a)、図5(b)、および図6には、本発明による別の装置100’が示されている。この装置では、枚葉紙10は導入板1を通って、搬送ベルト2によって前端ストッパ3まで搬送方向Aに搬送される。枚葉紙10の搬送は、搬送ベルトの上に載っているローラ6によって補助され、さらに、枚葉紙判型に応じて作動または非作動にすることができるローラ13によっても補助される。このことについては、特に図7(a)〜図7(c)の説明と関連して、後でさらに詳しく説明する。
前端ストッパに、または前端ストッパの近傍に、さらに別のローラ5’が取り付けられている。このローラ5’は、図示しないばねによって、搬送ベルト2へ向う方向に付勢されている。すなわち、枚葉紙10が前端ストッパ3に向って搬送されるとき、ローラ5’は、枚葉紙が前端ストッパ3の近傍に達するとすぐに枚葉紙10の上に載る。それによって枚葉紙の跳ね返りが減り、特に、枚葉紙が前端ストッパに当たったときに上に膨らんで波状になることが防止される。しかし、摩擦力による結合のために増大した、枚葉紙10とローラ5との間の摩擦が、折り工程に不都合な影響を与えるので、1つのローラ5’(または複数のローラ5’)は実際の折り工程の妨げになる。したがってローラ5’は、折りナイフ9が枚葉紙10に当たる前に、図5(b)に示すように枚葉紙から持ち上げられる。
そのためにローラ5’は、レバー11’を介して前端ストッパ3に、または前端ストッパ3の近傍に、回転可能かつ揺動可能に取り付けられている。
入ってくる枚葉紙10の前端は、前記したのと同様に、前端ストッパに取り付けられた、または前端ストッパの近傍に取り付けられたセンサ4を通過する。このセンサは、枚葉紙がまだ前端ストッパに向う経路上にあるときに、すでに枚葉紙を検出する。前端ストッパ3からセンサ4までの経路は一定であり、既知である。したがって、折り丁10の前端がセンサを覆った時点と、折りナイフ9が下方へ繰り出される時点との間の時間は、一方では、折り丁10がセンサ4から前端ストッパ3までの経路を進むときの時間に応じて決まり、他方では、折り丁が前端ストッパ3に当たって安定するための時間に応じて決まる。安定するための時間は、操作員が選択して設定することができる。折りナイフ9が下方へ繰り出される直前に、ローラ5’は制御部材14の動きに応じて上方に向って揺動し、折り丁との接触が解消される。この制御部材14は、昇降シリンダ、電磁石などによって動かすことができる。
折り丁が導入板1の表面から離れた後(センサはもはや覆われていない)、ローラ5’は再び下方に向って揺動する。すなわち、次の枚葉紙10が前端ストッパ3の方向に搬送される前に、折りナイフは引き上げられ、ローラ5’は再び搬送ベルト2の上に下ろされる。
すでに上に述べたように、枚葉紙10の搬送を補助するために、別のローラ13を搬送ベルト2の上に下ろすことができる。このローラ13が、一方では折り工程の妨げとなる影響を与えないようにするために、また他方では、ローラ5’のように周期的に上方および下方へ動かさなくてもすむようにするために、これらのローラ13は、図7(a)〜図7(c)に示すように、判型に応じて作動または非作動にすることが可能である。そのためにローラ13は、レバー11’を介して共通の支持体12に揺動可能に取り付けられており、連接棒8に取り付けられた連行ピン7’によって揺動することができる。連接棒8の運動は手作業で、あるいは自動的に行うことができ、たとえば、詳しくは図示しない空気圧シリンダによって行うことができる。
図7(a)は、最小の枚葉紙判型のときのローラ13の状態を部分的に示している。ローラ13は、枚葉紙が前端ストッパ3に当たったときに、枚葉紙10にもはや接触しないので、すべてのローラ13が下りて搬送ベルト2の上に載ることができるように、供給装置の内部に配置されている。
図7(b)は、中程度の枚葉紙判型のときのローラ13の状態を部分的に示している。この判型では、搬送方向に見て下流側にあるローラは、枚葉紙が前端ストッパ3に当たっているときに、枚葉紙10に接触する。したがって、連接棒8は、枚葉紙搬送方向Aと反対向きに調節距離Gだけ動かされる。それにより、連行ピン7’がレバー11’およびそれに伴うローラ13を持ち上げる。
図7(c)は、最大の枚葉紙判型のときのローラ13の状態を部分的に示している。このような判型で、枚葉紙が前端ストッパに当たっているときに、ローラ13が枚葉紙の上に載っていないことを保証するために、連接棒8が搬送方向Aと反対向きに調節距離Hだけ動かされ、それにより、すべてのローラ13が、レバー11’に作用する連行ピン7’を介して持ち上げられる。本実施形態は、あくまでも一例として2つのローラ13を示しているが、ローラ13の数は任意に選択することができる。
図8(a)〜図8(d)には、上に説明したようにレバー11’によってではなく、しかるべき昇降部材16によって直接に作動または非作動にすることができる、別のローラ5’の運動の過程が示されている。この別のローラ5’も、前端ストッパ3の近傍に取り付けられて作用する。本実施形態では、ローラ5’はフォーク15に支持されている。フォーク15は、ピストンロッド20の軸方向に可動である。この運動は、フォーク15の長孔17によって可能になっている。フォーク15は回転しないようにピン18で止められている。一方の側はフォーク15に支持され、他方の側は昇降部材16に支持された圧縮ばね19のばね力に基づいて、ローラ5’は搬送ベルト2に対して押圧される。搬送ベルト2が動くと、それによってローラ5’は回転して搬送力(Mitnahmekraft)を生成し、後にこの搬送力は、枚葉紙10がローラ5’の領域内に入るとすぐに枚葉紙10へ伝達される。
図8(b)は、搬送ベルトの上に降下した状態のローラを示している。そして、枚葉紙が搬送ベルトの上で前端ストッパの方向にローラ5’を通り過ぎると、図8(c)に示すように、枚葉紙はばね力に抗して、ローラをばねの変位Eだけ上方に押し上げる。そして枚葉紙10が前端ストッパ3に当接すると、ローラ5’は昇降部材によってストロークFだけさらに上方に向って動き、その結果、ローラ5’は、図8(d)に示すように枚葉紙10から持ち上げられる。この昇降運動は、枚葉紙が折りナイフによって、ここには詳しくは図示しない折りローラ同士の間に押し込まれる直前に生じる。昇降運動は、すでに上に説明したように、センサおよびこれに付属する制御部を通じて制御される。昇降部材としては、たとえば空気圧シリンダや電磁石などが考えられる。
折りナイフが持ち上げられている、本発明による装置の主要部分を示す側面図である。 折りナイフが下ろされている、本発明による装置の主要部分を示す側面図である。 図1に示す本発明の装置の平面図である。 ローラのための位置調節装置を示す詳細図である。 (a)は、折りナイフが持ち上げられている、本発明による他の装置の主要部分を示す側面図、(b)は、折りナイフが下ろされている、(a)に示す装置の主要部分を示す側面図である。 図5(a)に示す本発明の装置を示す平面図である。 (a)〜(c)はさまざまな判型の場合のローラの位置を示す側面図である。 (a)は他のローラを示す正面図、(b)〜(d)は(a)に示す他のローラの軸方向の運動の過程を示す図である。
符号の説明
1 導入板
2 搬送ベルト
3 前端ストッパ
4 センサ
5,5’,6,13 ローラ
7,7’ 連行ピン
8 連接棒
9 折りナイフ
10 枚葉紙
11,11’ レバー
12 支持体
14 制御部材
15 フォーク
16 昇降部材
17 長孔
18 ピン
19 ばね
20 ピストンロッド
100,100’ 装置
A 枚葉紙搬送方向
B 最小の枚葉紙判型
C 最大の枚葉紙判型
D 往復運動方向
E ばねの変位
F ストローク
G 調節距離
H 調節距離

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの下側の搬送ベルト(2)と、前記搬送ベルト(2)の上に載る少なくとも1つのローラ(5,5’)とを有し、枚葉紙(10)が前記搬送ベルト(2)によって前端ストッパ(3)に向って搬送される、特にコンビネーション型折り機の中で移動する枚葉紙(10)を位置決めする装置(100,100’)において、
    少なくとも1つの前記ローラ(5,5’)は、折りナイフ(9)の位置に応じて、前記枚葉紙(10)と接触する作動位置から、前記枚葉紙(10)から持ち上げられた非作動位置へ移動できる
    ことを特徴とする、枚葉紙を位置決めする装置。
  2. 複数のローラ(5,6)が前記搬送ベルト(2)の上に載り、前記ローラ(5)は共通の支持体(12)に回転可能かつ揺動可能に取り付けられている、請求項1に記載の装置。
  3. 複数のローラ(5’,6,13)が前記搬送ベルト(2)の上に載り、前記ローラ(13)は共通の支持体(12)に回転可能かつ揺動可能に取り付けられている、請求項1に記載の装置。
  4. 前記ローラ(5,13)はレバー(11,11’)を介して前記支持体(12)に揺動可能に取り付けられている、請求項2または3に記載の装置。
  5. 前記レバー(11,11’)は連接棒(8)に取り付けられた連行ピン(7,7’)によって揺動可能である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記連接棒(8)は空気圧シリンダによって往復運動させられる、請求項5に記載の装置。
  7. 前記ローラ(5)はセンサ(4)の信号に応じて揺動する、請求項4から6までのいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記ローラ(13)は枚葉紙判型に応じて揺動する、請求項4から6までのいずれか1項に記載の装置。
  9. 少なくとも1つの前記ローラ(5’)は前記前端ストッパ(3)に、または該前端ストッパ(3)の近傍に取り付けられている、請求項1に記載の装置。
  10. 少なくとも1つの前記ローラ(5’)はレバー(11’)を介して揺動可能に取り付けられている、請求項1から9までのいずれか1項に記載の装置。
  11. 少なくとも1つの前記ローラ(5’)の前記レバー(11’)は制御部材(14)によって揺動させられる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記ローラ(5’)は、昇降部材(16)のピストンロッド(20)の軸方向に移動可能なフォーク(15)に支持されている、請求項1から9までのいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記フォーク(15)は、回らないようにピン(18)によって前記ピストンロッド(20)に止められている、請求項12に記載の装置。
  14. 前記昇降部材(16)と前記フォーク(15)の間に圧縮ばね(19)が配置されている、請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記昇降部材(16)は空気圧シリンダである、請求項12から14までのいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記昇降部材(16)は電磁石である、請求項12から15までのいずれか1項に記載の装置。
  17. 特にコンビネーション型折り機の中で移動する枚葉紙(10)を位置決めする方法において、
    a)前端ストッパ(3)の方向に枚葉紙を搬送するステップと、
    b)センサ(4)によって前記枚葉紙(10)の前端の位置を判定するステップと、
    c)前記前端ストッパ(3)まで前記枚葉紙(10)が進むための残りの距離と、予め設定された前記枚葉紙(10)が安定するための時間とに応じて、折りナイフ(9)を解放するステップと、
    d)前記枚葉紙(10)を搬送ベルト(2)に対して押圧する少なくとも1つのローラ(5,5’)を持ち上げ、それによって、前記折りナイフ(9)が前記枚葉紙(10)に当接したときに少なくとも1つの前記ローラが前記枚葉紙(10)に接触しなくなるようにするステップと、
    e)前記枚葉紙(10)が前記センサ(4)を覆わなくなったときに、少なくとも1つの前記ローラ(5,5’)を下ろすステップと、
    を含むことを特徴とする、枚葉紙を位置決めする方法。
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