JP2008062912A - サンルーフ装置におけるストッパ構造 - Google Patents

サンルーフ装置におけるストッパ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008062912A
JP2008062912A JP2007070218A JP2007070218A JP2008062912A JP 2008062912 A JP2008062912 A JP 2008062912A JP 2007070218 A JP2007070218 A JP 2007070218A JP 2007070218 A JP2007070218 A JP 2007070218A JP 2008062912 A JP2008062912 A JP 2008062912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
cam
roof panel
connecting link
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007070218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4164112B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Tsukamoto
宏行 塚本
Kazutaka Sugimoto
一隆 杉本
Masaharu Onishi
正治 大西
Keisuke Takayama
圭介 高山
Michio Tamura
道生 田村
Akihiko Kuribayashi
昭彦 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Yachiyo Industry Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Yachiyo Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Yachiyo Industry Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007070218A priority Critical patent/JP4164112B2/ja
Priority to CN200710140371XA priority patent/CN101121378B/zh
Priority to US11/889,463 priority patent/US7510237B2/en
Publication of JP2008062912A publication Critical patent/JP2008062912A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4164112B2 publication Critical patent/JP4164112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/043Sunroofs e.g. sliding above the roof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/024Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes characterised by the height regulating mechanism of the sliding panel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】ルーフパネルのチルト動作を行ったときに、前部スライダの車両前後方向及び上下方向への移動を抑えることができ、前部スライダのがたつきを防ぐことができるサンルーフ装置におけるストッパ構造を提供することを課題とする。
【解決手段】サンルーフ装置におけるストッパ構造であって、ルーフパネル4に取り付けられた前部スライダ20及び駆動スライダ30と、前部スライダ20に取り付けられ、駆動スライダ30に係合可能な連結リンク40と、駆動スライダ30のストッパ機能を有するストッパ部材60とを備えているサンルーフ装置において、ルーフパネル4のチルト動作を行うときには、ストッパ部材60の上下面に形成された第一カム61及び第二カム62に、連結リンク40の第一係合部42及び第二係合部43が係合することにより、前部スライダ20の車両前後方向及び上下方向への移動を抑えるように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のサンルーフ装置に関する。
車両のサンルーフ装置としては、固定ルーフの開口部に装着されるルーフパネルと、ルーフパネルに取り付けられ、車両前後方向にスライドすることにより、ルーフパネルを車両前後方向に開閉させるスライダと、スライダのスライドをガイドするガイドフレームと、を備えているサンルーフ装置がある。
前記した従来のサンルーフ装置では、以下のようにしてルーフパネルの開閉が行われている。図8(a)に示すように、ルーフパネル4の側縁部下面に取り付けられたパネルステー50には、ガイドフレーム5のガイドレール溝5b内で車両前後方向にスライドする前部スライダ120及び駆動スライダ130が取り付けられている。この前部スライダ120及び駆動スライダ130にはカム溝120a,130aがそれぞれ形成されており、パネルステー50には各カム溝120a,130aに係合する係合ピン50a,50bがそれぞれ形成されている。
駆動スライダ130には、プッシュプル動作を行うケーブル(図示せず)の一端が取り付けられており、ケーブルのプッシュプル動作により、駆動スライダ130がスライドするとともに、この駆動スライダ130のスライドに連動して、前部スライダ120がスライドするように構成されている。
そして、図8(a)に示すように、ルーフパネル4がチルトアップして車両後方側に配置された開状態から、駆動スライダ130を車両前方にスライドさせると、図8(b)に示すように、駆動スライダ130に連動して前部スライダ120も車両前方にスライドし、前部スライダ120はガイドレール溝5bの前端部に配設された位置決め部材70に当接して停止する。この状態から、駆動スライダ130が車両前方にスライドすると、図8(c)に示すように、パネルステー50の各係合ピン50a,50bが前部スライダ120及び駆動スライダ130のカム溝120a,130a内で移動し、パネルステー50の後部側が下降して傾動することにより、ルーフパネル4はチルトダウンして全閉状態となる。
また、前記したような構成のサンルーフ装置では、ルーフパネル4をチルトアップ及びチルトダウン(以下、両方の動作を「チルト動作」という場合がある。)させたときの前部スライダ120のストッパ機能を担うストッパ構造を備えているものがある。
従来のサンルーフ装置におけるストッパ構造では、図9(a)の平面図に示すように、ルーフパネルを車両前後方向にスライドさせるときには、駆動スライダ130に取り付けられた制御部材80の前端部81と、前部スライダ120に取り付けられたロック要素90の後端部91とが係合することにより、駆動スライダ130のスライドに連動して前部スライダ120がスライドするように構成されている。
そして、図9(b)に示すように、ルーフパネルのチルト動作を行うときには、制御部材80とロック要素90の係合が解除され、前部スライダ120に取り付けられたロック要素90の後端部91が、ガイドレール溝5b(案内レール)の側壁部と係合することにより、前部スライダ120の車両前後方向への移動が抑えられている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3505264号公報(段落0016〜0020、図3、図5)
前記した従来のストッパ構造では、図9(b)に示すように、前部スライダ120のロック要素90の後端部91から車幅方向に突出した凸部91a(ショルダ)が、ガイドレール溝5bの内側面に形成された凹部5g(凹み)に係合しており、ガイドレール溝5bに係合したロック要素90の後端部91が上下方向に移動可能であるため、ルーフパネルのチルト動作を行ったときに、前部スライダ120が上下方向にがたついてしまうという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、ルーフパネルのチルト動作を行ったときに、前部スライダの車両前後方向及び上下方向への移動を抑えることができ、前部スライダのがたつきを防ぐことができるサンルーフ装置におけるストッパ構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、サンルーフ装置におけるストッパ構造であって、車両の固定ルーフの開口部に装着されるルーフパネルと、ルーフパネルに取り付けられたパネルステーと、パネルステーの前部に取り付けられ、車両前後方向にスライドする前部スライダと、パネルステーの後部に取り付けられ、駆動源によって車両前後方向にスライドする駆動スライダと、前部スライダに取り付けられ、駆動スライダに係合可能な連結リンクと、前部スライダ及び駆動スライダのスライドをガイドするガイドフレームと、ガイドフレームに取り付けられ、駆動スライダのストッパ機能を有するストッパ部材と、を備えているサンルーフ装置において、駆動スライダの凹部と連結リンクの第一係合部とが係脱自在であり、ルーフパネルを車両前後方向にスライドさせるときには、連結リンクと駆動スライダが係合され、駆動スライダのスライドに連動して前部スライダが車両前後方向にスライドし、ルーフパネルをチルトアップ及びチルトダウンさせるときには、連結リンクと駆動スライダの係合が解除され、ストッパ部材の下面に形成された第一カムに、連結リンクの第一係合部が係合するとともに、ストッパ部材の上面に形成された第二カムに、連結リンクの第二係合部が係合することにより、前部スライダの車両前後方向及び上下方向への移動を抑えるように構成されていることを特徴としている。
この構成によれば、ルーフパネルのチルト動作を行うときには、ストッパ部材の下面及び上面に形成された第一カム及び第二カムに、連結リンクの第一係合部及び第二係合部がそれぞれ係合することにより、連結リンクに連結された前部スライダの車両前後方向及び上下方向への移動を抑えることができるため、ルーフパネルのチルト動作を行ったときに、前部スライダのがたつきを防ぐことができる。
前記したサンルーフ装置におけるストッパ構造において、ストッパ部材の第一カム及び第二カムの各カム面の少なくとも一部を曲面に形成することができる。
この構成によれば、連結リンクの第一係合部及び第二係合部の上下方向の変位を、第一カム及び第二カムの各カム面の曲面に沿って緩やかに変化させることができるため、第一係合部及び第二係合部と、第一カム及び第二カムの各カム面との摺動時に生じる衝突音など、チルト動作時に生じる係脱音を低減することができる。
前記したサンルーフ装置におけるストッパ構造において、連結リンクの第一係合部及び第二係合部は、ストッパ部材の第一カム及び第二カムの各カム面にそれぞれ面接触するように構成することができる。
このように、連結リンクの第一係合部及び第二係合部を、ストッパ部材の第一カム及び第二カムの各カム面にそれぞれ面接触させることにより、第一係合部及び第二係合部を各カム面上で安定して移動させることができ、ルーフパネルのチルトスライド動作をスムースに行うことができる。
前記したサンルーフ装置におけるストッパ構造において、連結リンクの第二係合部をストッパ部材の第二カムに付勢する、又は連結リンクの第一係合部をストッパ部材の第一カムに付勢する付勢手段を設けるように構成することができる。
このように、連結リンクの係合部をその係合部が当接するストッパ部材のカムに付勢する手段を設けることによって、連結リンクに連結された前部スライダの上下方向への移動をさらに抑えることができるため、ルーフパネルのチルト動作を行ったときに、前部スライダのがたつきを防ぐことができる。
前記したサンルーフ装置におけるストッパ構造において、付勢手段を連結リンクに形成し、前部スライダに押圧されるばね部を備えるように構成することができる。
このように、付勢手段としてばね部を備えることによって、ルーフパネルのチルト動作を行ったときに、簡単な構造で前部スライダのがたつきを防ぐことができる。
本発明のサンルーフ装置におけるストッパ構造では、ルーフパネルのチルト動作を行うときに、ストッパ部材の上下面に連結リンクが係合することにより、連結リンクが連結された前部スライダの車両前後方向及び上下方向への移動を抑えることができるため、ルーフパネルのチルト動作を行ったときに、前部スライダのがたつきを防ぐことができ、サンルーフ装置の品質を高めることができる。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態では、車両(自動車)のルーフに本発明を適用した場合を例として説明する。そして、以下の説明では、サンルーフ装置の全体構成を説明した後に、サンルーフ装置におけるストッパ構造について説明する。
[サンルーフ装置の構成]
図1は、第1の実施形態のサンルーフ装置を示した平面図である。
第1の実施形態のサンルーフ装置1は、図1に示すように、車両の固定ルーフ2の開口部3に装着されるルーフパネル4と、ルーフパネル4に取り付けられ、車両前後方向にスライドすることにより、ルーフパネル4を車両前後方向に開閉させるスライダ(図示せず)と、スライダに接続され、プッシュプル動作によりルーフパネル4の開閉を行うケーブルC1,C2と、スライダのスライドをガイドするガイドフレーム5,5と、を備えているアウタスライド式のサンルーフ装置1である。
[ルーフパネルの構成]
図1に示すルーフパネル4は、例えばガラス製のパネルであり、閉時には、固定ルーフ2の開口部3を閉塞し、開時には、後記するチルトスライド機構によってチルトアップして車両後方にスライドすることにより、固定ルーフ2の上方に重なって開くように構成されている。
また、ルーフパネル4の両側縁部には、チルトスライド機構を介して一対のケーブルC1,C2がそれぞれ取り付けられており、このケーブルC1,C2が同期的にプッシュプル動作を行うことにより、ルーフパネル4が安定した姿勢を保ちながら開閉するように構成されている。
[ガイドフレームの構成]
図2は、第1の実施形態のチルトスライド機構及びガイドフレームを示した分解斜視図である。
第1の実施形態のサンルーフ装置1では、図1に示すように、車両前後方向に延設された左右対称の一対のガイドフレーム5,5が、開口部3の両側縁下部に取り付けられている。また、各ガイドフレーム5,5の前端部を連結する前部フレーム6が開口部3の前方縁下部に設けられ、各ガイドフレーム5,5の後端部を連結する後部フレーム7が開口部3の後方縁下部に設けられている。
なお、第1の実施形態のサンルーフ装置1では、各ガイドフレーム5,5は左右対称の構成であるため、以下の説明では、車両進行方向の左側に配設されたガイドフレーム5について説明し、右側に配設されたガイドフレーム5については、その説明を省略する。
ガイドフレーム5は、例えばアルミニウム合金の押出し形材によって形成されており、図2に示すように、開口部3側寄りから車両外側に向けて順に、ケーブルC1が挿通されるケーブル溝5aと、後記するチルトスライド機構のスライダ(前部スライダ20及び駆動スライダ30)のスライドをガイドするガイドレール溝5bと、雨水等を排水するための排水溝5cと、が車両前後方向に延設されている。また、排水溝5cの車両外側に中空閉断面部5dを車両前後方向に延設することにより、ガイドフレーム5の剛性を高めている。
さらに、ガイドフレーム5の車両外側の側部上縁には、水平なフランジ部5eが延設されている。このフランジ部5eには、車体(図示せず)に形成された螺子穴に連通している取り付け穴5fが貫通しており、フランジ部5eの上方から取り付け穴5fに挿通させたボルトを車体に形成された螺子穴に螺着させることにより、ガイドフレーム5を車体に取り付けることができる。
[ケーブルの構成]
図1に示すケーブルC1,C2は、後記するチルトスライド機構を介してルーフパネル4の両側縁部にそれぞれ取り付けられており、同期的にプッシュプル動作を行うことにより、ルーフパネル4を開閉するように構成されている。
このケーブルC1,C2は、開口部3の後方に設置された駆動モータユニットM内に挿通されており、ケーブルC1,C2と駆動モータユニットM内のピニオンギヤ(図示せず)とが噛み合うことにより、ケーブルC1,C2がプッシュプル駆動するように構成されている。
また、ケーブルC1において、駆動モータユニットMを境として、ルーフパネル4の一方の側縁部(図1の左側)に取り付けられる側の経路(ドライブ経路)は、ケーブルC1をガイドするガイドパイプP1内に挿通され、その反対側の経路(アイドリング経路)は、ケーブルC1の余長分をガイドするガイドパイプP2内に挿通されている。同様に、ケーブルC2において、ルーフパネル4の他方の側縁部(図1の右側)に取り付けられる側の経路(ドライブ経路)はガイドパイプP3内に挿通され、その反対側の経路(アイドリング経路)はガイドパイプP4内に挿通されている。このガイドパイプP1,P2,P3,P4は、例えばアルミニウム管や鋼管によって形成されている。
[チルトスライド機構の構成]
図3は、第1の実施形態のチルトスライド機構及びストッパ構造を示した図で、(a)はルーフパネルが車両後方側に配置された開状態の側面図、(b)はルーフパネルが車両前方にスライドしている態様の側面図である。図4は、第1の実施形態のチルトスライド機構及びストッパ構造を示した図で、(a)はストッパ部材の凹部に連結リンクの第一係合部が挿入される態様の側面図、(b)はストッパ部材の凹部に連結リンクの第一係合部が係合した状態の側面図である。図5は、第1の実施形態のチルトスライド機構及びストッパ構造を示した図で、(a)はルーフパネルをチルトダウンさせたときの態様を示した側面図、(b)はルーフパネルが全閉状態の側面図である。
図1に示す第1の実施形態のサンルーフ装置1では、ルーフパネル4のチルト機構とスライド機構を担うチルトスライド機構が、各ガイドフレーム5,5にそれぞれ収装されている。このチルトスライド機構は、図3(a)に示すように、ルーフパネル4に取り付けられたパネルステー50と、パネルステー50の前部下側及び後部下側に取り付けられ、ガイドフレーム5のガイドレール溝5b内で車両前後方向にスライドする前部スライダ20及び駆動スライダ30と、前部スライダ20に取り付けられ、駆動スライダ30に係脱自在な連結リンク40と、を備えている。
なお、各ガイドフレーム5,5に収装されているチルトスライド機構は同じ構成であるため、以下の説明では、車両進行方向の左側に配設されたチルトスライド機構について説明し、右側に配設されたチルトスライド機構については、その説明を省略する。
前部スライダ20及び駆動スライダ30には、カム溝20a,30aがそれぞれ形成されており、パネルステー50には、各カム溝20a,30aにそれぞれ係合する係合ピン50a,50bが形成されている。また、前部スライダ20の前端面には、連結溝20bが形成されており、この連結溝20bにはパネルステー50の前端部に設けられた連結軸50cが係合されている。また、パネルステー50は、パネル支持ブラケット(図示せず)を介してルーフパネル4の側縁部下面に取り付けられている。
駆動スライダ30には、プッシュプル動作を行うケーブルC1(図1参照)の一端が取り付けられており、ケーブルC1のプッシュプル動作により駆動スライダ30がガイドレール溝5bに沿って車両前後方向にスライドするように構成されている。また、パネルステー50及び連結リンク40を介して、駆動スライダ30に連結された前部スライダ20も、駆動スライダ30のスライドに連動して車両前後方向にスライドすることになる。
次に、チルトスライド機構によるルーフパネル4の開閉動作について詳細に説明する。
図3(a)では、ルーフパネル4がチルトアップして車両後方側に配置された開状態であり、ルーフパネル4の後部側が固定ルーフ2(図1参照)の上方に重なっている。そして、ケーブルC1によって駆動スライダ30を車両前方にスライドさせると、パネルステー50及び連結リンク40を介して駆動スライダ30に連結された前部スライダ20及びルーフパネル4は、駆動スライダ30に連動して車両前方にスライドし、図4(a)に示すように、前部スライダ20がガイドレール溝5bの前端部に配設された位置決め部材70に当接して停止する。
この状態から、図5(a)に示すように、駆動スライダ30が車両前方にスライドすると、パネルステー50の係合ピン50a,50bが、前部スライダ20及び駆動スライダ30のカム溝20a,30a内を移動することにより、パネルステー50の後部側が下降して傾動する。これにより、図5(b)に示すように、ルーフパネル4がチルトダウンして全閉状態となり、開口部3(図1参照)が閉塞された状態となる。
[サンルーフ装置におけるストッパ構造]
次に、第1の実施形態のサンルーフ装置1において、前部スライダ20のストッパ機能を担うストッパ構造について説明する。
なお、図1に示す第1の実施形態のサンルーフ装置1におけるストッパ構造は、左右対称の構成であるため、以下の説明では、車両進行方向の左側に配設されたストッパ構造について説明し、右側に配設されたストッパ構造については、その説明を省略する。
まず、サンルーフ装置1におけるストッパ構造について概略を説明する。
本実施形態のサンルーフ装置1では、図2に示すように、前部スライダ20と駆動スライダ30の間に連結リンク40が配設されており、この連結リンク40の前端部は前部スライダ20の後端部に回動自在に取り付けられ、後端部は駆動スライダ30の前端部に係脱自在となっている。
そして、図3(a)に示すように、ルーフパネル4が車両前後方向にスライドするときには、連結リンク40と駆動スライダ30が係合され、駆動スライダ30のスライドに連動して、前部スライダ20がスライドするように構成されている。
また、図5(a)に示すように、ルーフパネル4のチルト動作を行うときには、連結リンク40と駆動スライダ30の係合が解除され、駆動スライダ30のみが車両前後方向に移動可能となっている。
次に、サンルーフ装置1におけるストッパ構造の各構成要素について詳細に説明する。
連結リンク40は、図2及び図3(a)に示すように、車両前後方向に延長された部材であり、連結リンク40の前端部には、取り付け穴41が車幅方向に貫通している。一方、前部スライダ20の後端部には、回動軸21が車幅方向に突設されており、この回動軸21が連結リンク40の取り付け穴41に挿通されることにより、連結リンク40は回動軸21回りに回動自在となっている。
また、連結リンク40の後端部には、第一係合部42及び第二係合部43が車両外側に向けて突設されている。第一係合部42は、連結リンク40の後方下部に配設され、第二係合部43は後方上部に配設されており、第一係合部42よりも第二係合部43の方が僅かに車両前方側に配設されている。
第一係合部42は、側面視で略菱形状となっており、水平な上面及び下面と、車両後方側に傾斜している前面及び後面とが形成されている。また、第一係合部42の後部上角には切り欠き面42aが形成されている。
この第一係合部42の下部は、駆動スライダ30の前端部に形成された凹部31に係合可能となっている。なお、駆動スライダ30の凹部31は、第一係合部42の下部が嵌り合うように形成されており、凹部31内の底面は水平に形成され、前側内面及び後側内面は車両後方側に傾斜している。
第二係合部43は、前面から下面、及び上面から後面に亘って緩やかな凸曲面が形成されており、前面から下面に亘って形成された曲面は、後記するストッパ部材60の第二カム62のカム面62aに面接触しながら摺動する接触面43aとなっている。
図3(b)に示すストッパ部材60は、ガイドレール溝5bの前部において、車両外側の上端部に固定されており、車両外側の内側面から開口部3側(図2参照)に向けて突出している板状の部材である。このストッパ部材60の下面には第一カム61のカム面61aが形成され、上面には第二カム62のカム面62aが形成されている。
そして、連結リンク40がガイドレール溝5bの前部までスライドしたときには、ストッパ部材60は連結リンク40の第一係合部42と第二係合部43の間に挿入され、各カム面61a,62a上に、第一係合部42及び第二係合部43がそれぞれ当接するように構成されている。このようにして、第一カム61及び第二カム62に、第一係合部42及び第二係合部43がそれぞれ係合した状態となる。
第一カム61のカム面61aは、図4(a)に示すように、第一係合部42が当接して摺動する面であり、車両前後方向に延長された水平面に凹部61bが形成されている。この凹部61bは、前部スライダ20が最も前進して停止したときに、連結リンク40の第一係合部42の上部が挿入可能な位置に形成されており、凹部61bに第一係合部42の上部が嵌り合って係合可能な形状となっている(図4(b)参照)。
すなわち、凹部61b内の後側内面は、第一係合部42の後部上角の切り欠き面42aと同じ角度で傾斜している。これにより、第一係合部42が凹部61bに係脱するときには、第一係合部42の切り欠き面42aと凹部61bの後側内面とが面接触しながら摺動することになる。
また、カム面61aの車両後方側の水平区間から、凹部61bの後側内面に移行する角部は曲面となっている。これにより、第一係合部42が凹部61bに係脱するときには、第一係合部42は曲面に沿って緩やかに移動することになる。
第二カム62のカム面62aは、第二係合部43が当接して摺動する面であり、図3(b)に示すように、車両前方側から車両後方側に向かうにつれて緩やかな曲率で下降する曲面となっている。なお、カム面62aと第二係合部43の接触面43aは、面接触しながら摺動するように、曲面の曲率がそれぞれ設定されている。
次に、ルーフパネル4の開閉時におけるストッパ構造の各部動作について、ルーフパネル4の閉動作に基づいて説明する。
まず、図3(a)に示すように、チルトアップしたルーフパネル4が車両後方側に配置された開状態では、駆動スライダ30の凹部31に連結リンク40の第一係合部42が係合されている。
図3(b)に示すように、ケーブルC1によって駆動スライダ30を車両前方にスライドさせると、パネルステー50及び連結リンク40を介して駆動スライダ30に連結された前部スライダ20は、駆動スライダ30に連動して車両前方にスライドすることになる。
そして、連結リンク40がガイドレール溝5bの前部まで移動すると、連結リンク40の第一係合部42と第二係合部43の間にストッパ部材60が挿入され、第一係合部42及び第二係合部43が、ストッパ部材60の第一カム61及び第二カム62の各カム面61a,62a上に当接することにより、第一カム61及び第二カム62に第一係合部42及び第二係合部43がそれぞれ係合した状態となる。
また、図4(a)に示すように、前部スライダ20がガイドレール溝5bの前端部に到達すると、前部スライダ20が位置決め部材70に当接して停止する。この状態から、駆動スライダ30が車両前方にスライドすると、駆動スライダ30の凹部31に係合されている連結リンク40の第一係合部42は、凹部31の前側内面及び後側内面に沿って上方に押されることになる。
また、連結リンク40全体としては、第一係合部42に作用した力によって後部側が上昇して傾動し、この連結リンク40の傾動に伴って凹部31から第一係合部42が押し出され、駆動スライダ30と連結リンク40の係合が解除される。
図4(b)に示すように、凹部31から押し出された第一係合部42の上部は、ストッパ部材60の第一カム61の凹部61bに挿入され、第一係合部42と凹部61bが係合することにより、連結リンク40の車両前後方向への移動が抑えられることになり、連結リンク40に連結された前部スライダ20の車両前後方向への移動も抑えられることになる。
また、連結リンク40の第二係合部43は、連結リンク40の傾動に伴って、ストッパ部材60の第二カム62のカム面62aに沿って上昇することにより、第二カム62に第二係合部43が係合している状態が維持される。
このように、ストッパ部材60の上面に形成された第二カム62に第二係合部43が係合し、ストッパ部材60の下面に形成された第一カム61に第一係合部42が係合することにより、第一係合部42と第二係合部43の間に挟み込まれたストッパ部材60によって連結リンク40の上下方向への移動が抑えられることになり、連結リンク40に連結された前部スライダ20の上下方向への移動も抑えられることになる。
さらに、図5(a)に示すように、駆動スライダ30が車両前方にスライドすると、チルトスライド機構の構成で説明したように、パネルステー50の後部側が下降し、図5(b)に示すように、ルーフパネル4がチルトダウンして全閉状態となる。
[ストッパ構造の作用効果]
前記したサンルーフ装置1のストッパ構造によれば、図5(a)に示すように、ルーフパネル4のチルト動作を行うときには、ストッパ部材60の下面及び上面に形成された第一カム61及び第二カム62に、連結リンク40の第一係合部42及び第二係合部43がそれぞれ係合することにより、連結リンク40の車両前後方向及び上下方向への移動を抑えることができ、この連結リンク40に連結された前部スライダ20の車両前後方向及び上下方向への移動を抑えることができるため、ルーフパネル4のチルト動作を行ったときに、前部スライダ20のがたつきを防ぐことができ、サンルーフ装置1(図1参照)の品質を高めることができる。
また、ストッパ部材60の第一カム61の凹部61bの角部、及び第二カム62のカム面62aが曲面に形成されており、連結リンク40の第一係合部42及び第二係合部43の上下方向の変位を、第一カム61及び第二カム62の各カム面61a,62aの曲面に沿って緩やかに変化させることができるため、第一係合部42及び第二係合部43と、第一カム61及び第二カム62の各カム面61a,62aとの摺動時に生じる衝突音など、チルト動作時に生じる係脱音を低減することができる。
また、連結リンク40の第一係合部42及び第二係合部43を、ストッパ部材60の第一カム61及び第二カム62の各カム面61a,62aにそれぞれ面接触させることにより、第一係合部42及び第二係合部43を各カム面61a,62a上で安定して移動させることができ、ルーフパネルのチルトスライド動作をスムースに行うことができる。
[第2の実施形態]
続いて本発明の第2の実施形態について図6及び図7を参照して説明する。
図6は第2の実施形態の連結リンクを前部スライダに取り付ける手順を表す説明図であり、図7は第2の実施形態の連結リンクの作用説明図であり、チルトスライド機構及びストッパ構造を示した図で、(a)はルーフパネルが車両前方にスライドしている態様の側面図、(b)はストッパ部材の凹部に連結リンクの第一係合部が挿入される態様の側面図、(c)はストッパ部材の凹部に連結リンクの第一係合部が係合した状態の側面図である。
図6に示す連結リンク140は、第1の実施形態の連結リンク40(図2及び図3(a)参照)と同様な作用を有する車両前後方向に延長された部材であり、連結リンク40の前部スライダ20側に延在するばね部141を新たに付加している。なお、以下では、付加されたばね部141の構成及び作用を除き、連結リンク140と前部スライダ20及び駆動スライダ30との連結や連動の関係は、第1の実施形態と同じであるため、重複する説明については省略する。
第2の実施形態における連結リンク140は、図6に示すように、連結リンク40の前部スライダ側を延長して、この延長部分にばね部141を形成している。ばね部141は、一方の側面のみに開口している中空部142を形成している。ばね部141は、ばね部141への押圧力に対して、中空部142の周囲の略枠体形状143が、中空部142側へ変位することでばね効果を発生させている。
連結リンク140は、図6に示すように、長尺方向を縦にして(2点鎖線で示した状態)前部スライダ20の後端部の回転軸21を連結リンク140の取り付け穴144に挿通させた後、ばね部141の下面145が前部スライダの受け面125と当接するように回転させ、前部スライダ20に取り付けられる。
ばね部141が受け面125と当接する下面145は、波目状としており、ばね部141にかかる押圧力を局所的に高くすることで、ばねの効果を高めている。
次に、ルーフパネル4の開閉時におけるばね部141の動作について、ルーフパネル4の閉動作に基づいて説明する。
まず、図7(a)に示すように、チルトアップしたルーフパネル4が車両後方側に配置された開状態では、駆動スライダ30の凹部31に連結リンク140の第一係合部42が係合されている。
図7(b)に示すように、前部スライダ20がガイドレール溝5bの前端部に到達すると、前部スライダ20が位置決め部材70に当接して停止する。この状態から、駆動スライダ30が車両前方にスライドすると、駆動スライダ30の凹部31に係合されている連結リンク140の第一係合部42は、凹部31の前側内面及び後側内面に沿って上方に押されることになる。
また、連結リンク140全体としては、第一係合部42に作用した力によって後部側が上昇して傾動し、この連結リンク140の傾動に伴って凹部31から第一係合部42が押し出され、駆動スライダ30と連結リンク140の係合が解除される。
連結リンク140の後部側が上昇して傾動するとき、連結リンク140は、回転軸21を中心として、図において反時計周りに回動する(矢印R方向)。このときばね部141が前部スライダ20の受け面125側へ押圧されることによって、前部スライダ20に回転軸21を中心とした時計周りの(矢印Rと逆方向)反力が働き、前部スライダ20の上下方向への移動を抑えることができる。
さらに駆動スライダ30が車両前方にスライドすると(矢印F方向)、図7(c)に示すように、凹部31から押し出された第一係合部42の上部は、ストッパ部材60の第一カム61の凹部61bに挿入され、第一係合部42と凹部61bが係合することにより、連結リンク140の車両前後方向への移動が抑えられることになり、連結リンク140に連結された前部スライダ20の車両前後方向への移動も抑えられることになる。
このとき、連結リンク140の第二係合部43は、連結リンク40の傾動に伴って、ストッパ部材60の第二カム62のカム面62aに沿って上昇することにより、第二カム62に第二係合部43が係合している状態が維持される。
第二係合部43の上昇により、連結リンク140は、回転軸21を中心として、図において反時計周りに回動する(矢印R方向)。このときばね部141が前部スライダ20の受け面125側へ押圧されることによって、前部スライダ20に回転軸21を中心とした時計周りの(矢印Rと逆方向)反力が働き、前部スライダ20の上下方向への移動を抑えることができる。
前記のように、第2の実施形態においては、連結リンク140に前部スライダ20を押圧するばね部141を形成することにより、ルーフパネルのチルト動作を行うときに、連結リンクが連結された前部スライダの上下方向への移動を抑えることができるため、ルーフパネルのチルト動作を行ったときに、前部スライダのがたつきを防ぐことができ、サンルーフ装置の品質を高めることができる。
[変形例]
以上、本発明の第1及び第2の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。例えば、図3(b)に示すストッパ部材60の第一カム61及び第二カム62、及び連結リンク40の第一係合部42及び第二係合部43の形状は限定されるものではなく、ルーフパネル4のチルトスライド動作を行うときに、連結リンク40が駆動スライダ30やストッパ部材60に対して確実に係脱することができる形状であればよい。
また、本実施形態では、図3から図5及び図7に示すように、ルーフパネル4のチルトスライド動作について、ルーフパネル4の閉動作に基づいて説明しているが、ルーフパネル4の開動作を行うときには、前記した閉動作と逆の動作が順次に行われることになる。
また、本実施形態のガイドフレーム5では、図2に示すように、ケーブル溝5a、ガイドレール溝5b、排水溝5c、中空閉断面部5d及びフランジ部5eが形成されているが、ガイドフレーム5には、少なくともケーブル溝5a及びガイドレール溝5bが形成されていればよく、その他の溝部の有無や形状は限定されるものではない。
また、本実施形態では、図1に示すように、アウタスライド式のサンルーフ装置1を例として説明しているが、ルーフパネル4がチルトダウンした状態で開くように構成されたインナスライド式のサンルーフ装置に本発明を適用することもできる。
第1の実施形態のサンルーフ装置を示した平面図である。 第1の実施形態のチルトスライド機構及びガイドフレームを示した分解斜視図である。 第1の実施形態のチルトスライド機構及びストッパ構造を示した図で、(a)はルーフパネルが車両後方側に配置された開状態の側面図、(b)はルーフパネルが車両前方にスライドしている態様の側面図である。 第1の実施形態のチルトスライド機構及びストッパ構造を示した図で、(a)はストッパ部材の凹部に連結リンクの第一係合部が挿入される態様の側面図、(b)はストッパ部材の凹部に連結リンクの第一係合部が係合した状態の側面図である。 第1の実施形態のチルトスライド機構及びストッパ構造を示した図で、(a)はルーフパネルがチルトダウンしている態様の側面図、(b)はルーフパネルが全閉状態の側面図である。 第2の実施形態の連結リンク140を前部スライダ20に取り付ける手順を表す説明図である。 第2の実施形態のチルトスライド機構及びストッパ構造を示した図で、(a)はルーフパネルが車両前方にスライドしている態様の側面図、(b)はストッパ部材の凹部に連結リンクの第一係合部が挿入される態様の側面図、(c)はストッパ部材の凹部に連結リンクの第一係合部が係合した状態の側面図である。 従来のサンルーフ装置におけるルーフパネルの開閉動作を示した図で、(a)はルーフパネルが車両前方にスライドしている態様の側面図、(b)はルーフパネルがチルトアップした状態の側面図、(c)はルーフパネルが全閉状態の側面図である。 従来のサンルーフ装置におけるストッパ構造を示した図で、(a)はルーフパネルを車両前後方向にスライドさせたときの平面図、(b)はルーフパネルのチルト動作を行うときの平面図である。
符号の説明
1 サンルーフ装置
2 固定ルーフ
3 開口部
4 ルーフパネル
5 ガイドフレーム
5b ガイドレール溝
20 前部スライダ
30 駆動スライダ
31 凹部
40 第1の実施形態の連結リンク
42 第一係合部
43 第二係合部
50 パネルステー
60 ストッパ部材
61 第一カム
61a カム面(第一カム)
61b 凹部
62 第二カム
62a カム面(第二カム)
140 第2の実施形態の連結リンク
141 ばね部

Claims (5)

  1. 車両の固定ルーフの開口部に装着されるルーフパネルと、前記ルーフパネルに取り付けられたパネルステーと、前記パネルステーの前部に取り付けられ、車両前後方向にスライドする前部スライダと、前記パネルステーの後部に取り付けられ、駆動源によって車両前後方向にスライドする駆動スライダと、前記前部スライダに取り付けられ、前記駆動スライダに係合可能な連結リンクと、前記前部スライダ及び前記駆動スライダのスライドをガイドするガイドフレームと、前記ガイドフレームに取り付けられ、前記駆動スライダのストッパ機能を有するストッパ部材と、を備えているサンルーフ装置において、
    前記駆動スライダの凹部と前記連結リンクの第一係合部とが係脱自在であり、
    前記ルーフパネルを車両前後方向にスライドさせるときには、前記連結リンクと前記駆動スライダが係合され、前記駆動スライダのスライドに連動して前記前部スライダが車両前後方向にスライドし、
    前記ルーフパネルをチルトアップ及びチルトダウンさせるときには、前記連結リンクと前記駆動スライダの係合が解除され、前記ストッパ部材の下面に形成された第一カムに、前記連結リンクの前記第一係合部が係合するとともに、前記ストッパ部材の上面に形成された第二カムに、前記連結リンクの第二係合部が係合することにより、前記前部スライダの車両前後方向及び上下方向への移動を抑えるように構成されていることを特徴とするサンルーフ装置におけるストッパ構造。
  2. 前記ストッパ部材の前記第一カム及び前記第二カムの各カム面の少なくとも一部が、曲面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置におけるストッパ構造。
  3. 前記連結リンクの前記第一係合部及び前記第二係合部は、前記ストッパ部材の前記第一カム及び前記第二カムの各カム面にそれぞれ面接触するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサンルーフ装置におけるストッパ構造。
  4. 前記連結リンクの前記第二係合部を前記ストッパ部材の前記第二カムに付勢する、又は前記連結リンクの前記第一係合部を前記ストッパ部材の前記第一カムに付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のサンルーフ装置におけるストッパ構造。
  5. 前記付勢手段は、前記連結リンクに形成され,前記前部スライダに押圧されるばね部を備えることを特徴とする請求項4に記載のサンルーフ装置におけるストッパ構造。
JP2007070218A 2006-08-11 2007-03-19 サンルーフ装置におけるストッパ構造 Active JP4164112B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007070218A JP4164112B2 (ja) 2006-08-11 2007-03-19 サンルーフ装置におけるストッパ構造
CN200710140371XA CN101121378B (zh) 2006-08-11 2007-08-10 天窗装置中的止动结构
US11/889,463 US7510237B2 (en) 2006-08-11 2007-08-13 Stopper structure of sun roof device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006219235 2006-08-11
JP2007070218A JP4164112B2 (ja) 2006-08-11 2007-03-19 サンルーフ装置におけるストッパ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008062912A true JP2008062912A (ja) 2008-03-21
JP4164112B2 JP4164112B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=39049994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007070218A Active JP4164112B2 (ja) 2006-08-11 2007-03-19 サンルーフ装置におけるストッパ構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7510237B2 (ja)
JP (1) JP4164112B2 (ja)
CN (1) CN101121378B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071717A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ルーフ装置
JP2017141017A (ja) * 2016-02-09 2017-08-17 ヴェバスト ソシエタス エウロペアWebasto Societas Europaea 車両用駆動機構および車両用パネル移動方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5300875B2 (ja) * 2008-03-04 2013-09-25 イナルファ・ルーフ・システムズ・グループ・ベーフェー 車両のためのオープンルーフ構造
JP4858570B2 (ja) * 2009-04-27 2012-01-18 アイシン精機株式会社 車両用サンルーフ装置
US8141941B2 (en) 2010-07-23 2012-03-27 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Slidable window assembly with retractable sunshade
EP2455247B1 (de) * 2010-11-19 2013-04-10 Roof Systems Germany GmbH Schiebedachsysteme
JP6191407B2 (ja) * 2013-11-08 2017-09-06 アイシン精機株式会社 サンルーフ装置
JP6187171B2 (ja) * 2013-11-08 2017-08-30 アイシン精機株式会社 サンルーフ装置
DE102015120408B3 (de) * 2015-11-25 2017-03-09 Webasto SE Deckel eines Fahrzeugdaches mit Einlegeteil in einem Kunststoffformabschnitt
EP3476632B1 (en) * 2017-10-31 2020-05-27 Inalfa Roof Systems Group B.V. Open roof construction for a vehicle

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8701492A (nl) * 1987-06-25 1989-01-16 Vermeulen Hollandia Octrooien Open dakconstructie voor een voertuig.
NL9302166A (nl) * 1993-12-13 1995-07-03 Inalfa Bv Mechanisme voor het verplaatsen van een paneel ten opzichte van een dak van een voertuig.
DE4427442C1 (de) 1994-08-03 1995-12-21 Webasto Karosseriesysteme Vorrichtung für ein Schiebehebedach zum Blockieren eines Deckels gegen eine Längsverschiebung
JP3505307B2 (ja) * 1996-01-08 2004-03-08 ベバスト ジャパン株式会社 スライドチルトルーフ装置
CN100393541C (zh) * 2002-01-21 2008-06-11 本田技研工业株式会社 汽车天窗系统
JP4235402B2 (ja) * 2002-05-30 2009-03-11 アイシン精機株式会社 サンルーフ装置
BR0317858A (pt) * 2003-05-20 2005-12-06 Antolin Grupo Ing Sa Estrutura de suporte para tetos solares de automóveis
DE102004034463A1 (de) * 2004-07-16 2006-02-16 Arvinmeritor Gmbh Schiebedachsystem für ein Kraftfahrzeug

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071717A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ルーフ装置
JP2017141017A (ja) * 2016-02-09 2017-08-17 ヴェバスト ソシエタス エウロペアWebasto Societas Europaea 車両用駆動機構および車両用パネル移動方法
US10035407B2 (en) 2016-02-09 2018-07-31 Webasto SE Drive mechanism for a vehicle and method for moving panels for a vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
CN101121378B (zh) 2010-07-28
US7510237B2 (en) 2009-03-31
JP4164112B2 (ja) 2008-10-08
US20080036246A1 (en) 2008-02-14
CN101121378A (zh) 2008-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4164112B2 (ja) サンルーフ装置におけるストッパ構造
JP4797091B2 (ja) サンルーフ装置におけるシェードパネルの連動機構
US7828376B2 (en) Open roof construction for a vehicle
EP2740622B1 (en) Roof system for a vehicle
JP4486687B2 (ja) サンルーフ装置
US7243976B2 (en) Opening and closing apparatus for opening and closing body of vehicle
US8123278B1 (en) Retractable door mounted appliqué for opposing-hinged doors
US7810879B2 (en) Vehicle sun roof system
JP4722262B2 (ja) 乗物用オープンルーフ構造
JP2010083167A (ja) 車両のスライドドア構造
JP2005289327A (ja) サンルーフ装置
JP4465000B2 (ja) サンルーフ装置
EP2436545B1 (en) Roof apparatus for vehicle
KR101272634B1 (ko) 슬라이딩 도어
JP4464999B2 (ja) サンルーフ装置
EP3832060B1 (en) Power slide window
JP2005289330A (ja) サンルーフ装置
JP2008037229A (ja) サンルーフ装置におけるガイドフレームの取り付け構造
JP2001199244A (ja) サンルーフ装置
JP2008195234A (ja) キャブ構造
US20050001447A1 (en) Actuating device for open/close member of vehicle
US11607937B2 (en) Roof system for a vehicle
JP5713778B2 (ja) 車両用ドア装置
JP2006257678A (ja) 車両用ドア構造
JP3166604B2 (ja) スライド窓構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080725

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4164112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250