JP2008057476A - 内燃機関のオイルレベル検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気行程においてポスト噴射を行って排気中の微粒子を捕集するフィルタを再生するエンジン(内燃機関)において、アイドル状態が長時間続くときもオイル不足の検知に遅れを来たさないようにしたエンジンのオイルレベル検出装置を提供する。
【解決手段】エンジンのアイドル状態が所定時間以上継続するロングアイドル状態にあるか否か判定し(S12)と、肯定されたとき、オイルレベルセンサの出力を蒸発量補正係数で補正してロングアイドル状態におけるオイルレベル推定値を算出し(S14)と、算出されたオイルレベル推定値に基づいてオイルレベル量の適否を判定する(S16からS20)。
【選択図】図2

Description

この発明は内燃機関のオイルレベル検出装置に関する。
内燃機関のオイルパンに貯留されたエンジンオイルのレベルを検出する装置としては、例えば下記の特許文献1記載の技術が知られている。特許文献1記載の技術にあっては、内燃機関を搭載した車両が走行または停止している路面が、悪路のような検出精度に悪影響を及ぼす路面か否か判断し、肯定されるときはオイルレベルの検出を禁止することで検出精度を向上させるように構成している。
特開2004−150374号公報
上記した従来技術の内燃機関はガソリンを燃料とする機関であるが、ディーゼル式の内燃機関の場合、排気中の微粒子を捕集するフィルタ(DPF)を備えると共に、捕集された微粒子の量が増加すると、排気行程でポスト噴射を行って捕集された微粒子を燃焼・除去している。
ポスト噴射された燃料(軽油)の一部は気筒内壁とピストンの間隙を縫って下方に滴下し、オイルパンに流入して貯留されていたエンジンオイル(潤滑油)と混合し、オイルダイリューション(エンジンオイルの希釈化)を生じる。
このオイルダイリューションによってエンジンオイルのレベルは一時的に増加するが、流入した燃料成分は短時間の内に蒸発する。その結果、オイル不足の検知が遅れ、内燃機関に損傷を与えることがある。特に、オイル中の燃料成分の蒸発は、アイドル状態が長時間続くとき、顕著となる。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、排気行程においてポスト噴射を行って排気中の微粒子を捕集するフィルタを再生する内燃機関において、アイドル状態が長時間続くときもオイル不足の検知に遅れを来たさないようにした内燃機関のオイルレベル検出装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、排気行程においてポスト噴射を行って排気中の微粒子を捕集するフィルタを再生する内燃機関のオイルパンに貯留されたエンジンオイルのレベルを検出する内燃機関のオイルレベル検出装置において、前記オイルパンに配置されて前記エンジンオイルのレベルに応じた出力を生じるオイルレベルセンサと、前記内燃機関のアイドル状態が所定時間以上継続するロングアイドル状態にあるか否か判定するロングアイドル判定手段と、前記ロングアイドル状態にあると判定されたとき、前記オイルレベルセンサの出力を蒸発量補正係数で補正して前記ロングアイドル状態におけるオイルレベル推定値を算出するオイルレベル推定値算出手段と、前記算出されたオイルレベル推定値に基づいて前記オイルレベル量の適否を判定するオイルレベル適否判定手段とを備える如く構成した。
請求項2に係る内燃機関のオイルレベル検出装置にあっては、前記蒸発量補正係数は、前記内燃機関の容積とオイルパンの形状の少なくともいずれかに応じて設定される如く構成した。
請求項1に係る内燃機関のオイルレベル検出装置にあっては、前内燃機関のアイドル状態が所定時間以上継続するロングアイドル状態にあるか否か判定し、ロングアイドル状態にあると判定されたとき、オイルレベルセンサの出力を蒸発量補正係数で補正してロングアイドル状態におけるオイルレベル推定値を算出すると共に、算出されたオイルレベル推定値に基づいてオイルレベル量の適否を判定する如く構成したので、ロングアイドル状態のオイルレベルを推定してオイルレベルの適否を判定することで、長時間のアイドル放置状態でエンジンオイル中の燃料成分が蒸発することに起因してオイルレベルが変化するのを検知することができ、よってオイル中の燃料成分の蒸発が顕著となるロングアイドル状態にあっても、オイル不足の検知に遅れを来たすことがない。
請求項2に係る内燃機関のオイルレベル検出装置にあっては、蒸発量補正係数は内燃機関の容積とオイルパンの形状の少なくともいずれかに応じて設定される如く構成したので、オイルダイリューションやオイルの体積量に影響するオイルの温度が内燃機関あるいはオイルパンの形状によって変化するときも、良くその変化に応じて蒸発量を補正することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る内燃機関のオイルレベル検出装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る内燃機関のオイルレベル検出装置を模式的に示す概略図である。
図1において、符号10は4気筒の内燃機関(ディーゼル式の内燃機関。以下「エンジン」という)を、10aはその本体を示す。尚、図1においては、4気筒の内の1つの気筒のみ示す。
エンジン10において、エアクリーナ(部分的に示す)12から吸入された吸気は吸気管14を流れる。吸気管14のエンジン本体10aの付近にはインテークシャッタ16が配置される。インテークシャッタ16はそのアクチュエータ16aがECU(後述)によって駆動されるとき、吸気管14の開度を絞り方向に調整し、そこを通過する吸気量を減少させる。
吸気管14を流れる空気はその下流の吸気マニホルド20を通ってそれぞれの気筒に至り、吸気バルブ(図示せず)が開弁すると共に、ピストン22が下降するとき、燃焼室に吸入される。吸入された空気はピストン22が上昇するとき圧縮されて高温となる。
燃料タンク(図示せず)に貯留された燃料(軽油)はポンプおよびコモンレール(共に図示せず)を介してそれぞれの気筒の燃焼室を臨む位置に配置されたインジェクタ24に供給され、インジェクタ24がECU(後述)によって駆動回路(図示せず)を介して駆動(開弁)されるとき、燃焼室に噴射され、圧縮されて高温となった吸入空気に触れて自然着火して燃焼する。それによってピストン22は下方に駆動された後、再び上昇し、排気バルブ(図示せず)が開弁するとき、排気(排ガス)を排気マニホルド26に排出する。
ピストン22の上下動はコンロッド30を介してクランクシャフト32に伝えられ、クランクシャフト32を回転させる。クランクシャフト32の回転は手動変速機(図示せず)に入力され、そこで変速されて車輪(図示せず)に伝達される。
エンジン本体10aの下部にはオイルパン34が形成され、オイルパン34にはエンジンオイルEOが貯留される。エンジンオイルEOは、オイルポンプ(図示せず)によって掻き揚げられてエンジン本体10aの各部に送られ、潤滑・冷却した後、戻し通路(図示せず)を介してオイルパン34に戻される。
ピストン32によって排出された排気は排気マニホルド26を経て排気管40に流れる。排気管40には吸気系に接続されるEGR管42が設けられると共に、EGR管42の接続位置の下流には、ターボチャージャ44のタービン44aが設けられる。タービン44aは排気によって回転させられ、それに機械的に接続されて吸気管14に配置されるコンプレッサ44bを駆動し、エアクリーナ12から吸入される空気を過給する。尚、符号44cはインタークーラを示す。
排気管40においてターボチャージャ44の配置位置の下流には、三元触媒装置(図に「TWC」と示す)46が配置され、排気中のHC,CO,NOx成分を浄化する。三元触媒装置46の直下にはDPF(Diesel Particulate Filter。フィルタ)50が配置される。DPF50はセラミック製のハニカムフィルタからなり、排気中の微粒子(Particulate Matter)を捕集する。
DPF50の下流にはNOx触媒装置(図に「LNC」と示す)52が配置され、排気中のNOx成分を吸収除去する。排気は、NOx触媒装置52を通った後、サイレンサ、テールパイプなど(全て図示せず)を流れてエンジン10の外部に放出される。
クランクシャフトの付近には複数組の電磁ピックアップからなるクランク角センサ54が配置され、気筒判別信号を出力すると共に、4気筒のそれぞれのTDCあるいはその付近でTDC信号を出力し、さらに所定クランク角度ごとにクランク角度信号を出力する。
吸気管14においてエアクリーナ12の付近にはエアフローメータ56が配置され、吸入空気量に応じた信号を出力すると共に、インテークシャッタ16の下流には絶対圧センサ60が配置され、吸気管内圧力に応じた信号を出力する。また、エンジン本体10aの冷却水通路の付近には水温センサ62が配置され、エンジン冷却水温TWに応じた信号を出力する。
また、エンジン10が搭載される車両の運転席(図示せず)の床面に配置されたアクセルペダル64の付近にはアクセル位置センサ66が配置され、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量APに応じた信号を出力すると共に、クラッチペダル70の付近にはクラッチスイッチ72配置され、運転者によってクラッチペダル70が踏みこまれたとき、オン信号を出力する。さらに、車輪の適宜位置には車輪速センサ74が配置され、車輪の所定角度当たりの回転ごとに信号を出力する。
また、排気管40において三元触媒装置46の上流には広域空燃比センサ76が配置され、排気中の酸素濃度に比例した出力を生じると共に、排気温度センサ80が配置され、三元触媒装置46の上流側の排気温度に応じた出力を生じる。
DPF50の下流でNOx触媒装置52の上流位置には第2の排気温度センサ82が配置され、NOx触媒装置52の上流側の排気温度に応じた出力を生じる。さらに、DPF50には差圧センサ84が配置され、DPF50に流入する排気の圧力とDPF50から流出する排気の圧力の差圧に応じた出力を生じる。
オイルパン34の底面には、オイルレベルセンサ86が配置される。詳細な図示を省略するが、オイルレベルセンサ86は、オイルレベルの多寡、即ち、エンジンオイルEOの液面高さに応じて放熱量が相違する原理を利用してなり、抵抗などのヒータ素子でオイル温度を一定温度(例えば10度)上昇させ、そこから所定温度低下(例えば5度)低下するまでの時間を測定することで、オイルレベルに比例した値を出力する。オイルレベルセンサ86の付近には温度センサ88が配置され、エンジンオイルEOの温度に応じた出力を生じる。
上記したセンサ群の出力は、ECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)90に送られる。尚、図示の簡略化のため、ECU90と上記したセンサ群およびインジェクタ24などとの間の信号線は省略した。
ECU90はCPU,ROM,RAMおよび入出力回路からなるマイクロコンピュータから構成されると共に、EEPROM(不揮発性メモリ)92と警告灯94を備える。EEPROM92に格納(記憶)されたデータは、エンジン10が停止された後も、保持される。
ECU90は、クランク角センサ54から出力されるクランク角度信号をカウントしてエンジン回転数NEを検出(算出)すると共に、車輪速センサ74の出力をカウントして車速を検出する。
ECU90は算出したエンジン回転数NEと上記したセンサの出力に基づいて燃料噴射量などを算出し、インジェクタ24を介して燃焼室に噴射することでエンジン10の運転を制御する。またECU90は、差圧センサ84の出力からDPF50に捕集されて堆積した微粒子の量がしきい値を超えてDPF50の再生が必要と判断されるとき、エンジン10が低、中負荷にあるとき、爆発行程から排気行程に移行した付近において燃料(軽油)をポスト噴射する。噴射された燃料は排気系を流れ、三元触媒装置46に至って一部が酸化反応(燃焼)を生じる。燃焼によって加熱された排気は下流のDPF50に流れ、そこに堆積されていた微粒子物質を除去し、DPF50を再生する。
さらに、ECU90は、エンジンオイルEOのレベル(液面高さ、あるいは量)を検出する。
図2は、その動作を示すフロー・チャートである。尚、これはECU90が行う動作である。
以下説明すると、S10において前記したオイルレベルセンサ86の出力を読み出してRAMあるいはEEPROM92に記憶(格納)する。
次いで,S12に進み、エンジン10がロングアイドル状態にあるか否か判断する。ここでロングアイドル状態とは、エンジン回転数NEが所定の範囲(例えば600rpmから1000rpmの間)で、車速Vが所定車速(例えば3km/h)未満である状態が所定時間継続すると共に、クラッチペダル70が踏み込まれて(運転者が手動変速機のクラッチを操作して)から一定時間が経過した状態にあることを意味し、そのような状態にあるとき、エンジン10がロングアイドル状態にあると判定する。
ただし、その途中において、エンジン回転数NEが上記した所定の範囲外の値となるか、車速Vが上記した所定車速を超えるか、あるいはクラッチペダル70が再度踏み込まれるかの内のいずれかが生じたときは、走行状態に移る、即ち、発進したと判断されることから、ロングアイドル状態の判定をリセットする(取り消す)。
S12で否定されるときは以降の処理をスキップすると共に、S12で肯定されてロングアイドル状態と判定されるときはS14に進み、記憶されたオイルレベルセンサ86の出力をエンジン回転数NEとオイル温度で補正すると共に、エンジン回転数NEなどで補正されたオイルレベルセンサ86の出力に蒸発量補正係数(乗算項)を乗じる(蒸発量補正を実施する)ことで、ロングアイドル状態におけるオイルレベル推定値を算出する。
ここで、この発明の課題を再説すると、ディーゼル式のエンジン10の場合、DPF50の再生のために、排気行程でポスト噴射を行って捕集された微粒子を燃焼・除去しているが、ポスト噴射された燃料(軽油)の一部は気筒壁面とピストン22の間隙を縫って下方に滴下し、オイルパン34に流入して貯留されていたエンジンオイルEOと混合し、オイルダイリューションを生じる。
このオイルダイリューションによってエンジンオイルEOのレベルは一時的に増加するが、流入した燃料成分は短時間の内に蒸発する結果、オイル不足の検知が遅れ、エンジン10に損傷を与えることがある。特に、オイル中の燃料成分の蒸発は、アイドル状態が長時間続くとき、顕著となることから、この発明はアイドル状態が長時間続くときのオイルレベルを推定し、オイル不足の検知に遅れを来たさないようにすることを課題とする。
このエンジンオイルEOの蒸発量あるいは体積量に影響を与えるオイル温度はエンジン10の容積とオイルパン34の形状に応じて変化することから、この実施例において蒸発量補正係数はエンジン10の容積とオイルパン34の形状の少なくともいずれか、より具体的にはその両方に応じて設定される。S14においては、補正されたオイルレベルセンサ86の出力に設定された蒸発量補正係数を乗じ、ロングアイドル状態におけるオイルレベル推定値を算出する、即ち、よって得られた積をロングアイドル状態におけるオイルレベル推定値とする。
次いでS16に進み、算出されたオイルレベル推定値を所定レベルと比較し、所定レベルを超えているか否か、即ち、算出されたオイルレベル推定値の適否を判断する。S16で肯定されるときはS18に進み、オイルレベルは適正(正常)と判定すると共に、否定されるときはS20に進み、オイルレベルは不足と判断し、前記した警告灯94を点灯する。
この実施例は上記の如く、排気行程においてポスト噴射を行って排気中の微粒子を捕集するDPF(フィルタ)50を再生するエンジン(内燃機関)10のオイルパン34に貯留されたエンジンオイルEOのレベルを検出するオイルレベル検出装置において、前記オイルパン34に配置されて前記エンジンオイルEOのレベルに応じた出力を生じるオイルレベルセンサ86と、前記エンジンのアイドル状態が所定時間以上継続するロングアイドル状態にあるか否か判定するロングアイドル判定手段(ECU90,S12)と、前記ロングアイドル状態にあると判定されたとき、前記オイルレベルセンサ86の出力を蒸発量補正係数で補正して前記ロングアイドル状態におけるオイルレベル推定値を算出するオイルレベル推定値算出手段(ECU90,S14)と、前記算出されたオイルレベル推定値に基づいて前記オイルレベル量の適否を判定するオイルレベル適否判定手段(ECU90,S16からS20)とを備える如く構成した。
このように、ロングアイドル状態のオイルレベルを推定してオイルレベルの適否を判定することで、長時間のアイドル放置状態でエンジンオイル中の燃料成分が蒸発することに起因してオイルレベルが変化するのを検知することができ、よってオイル中の燃料成分の蒸発が顕著となるロングアイドル状態にあっても、オイル不足の検知に遅れを来たすことがない。
また、蒸発量補正係数はエンジン10の容積とオイルパン34の形状の少なくともいずれか、より具体的にはその両者に応じて設定される如く構成したので、オイルダイリューションやオイルの体積量に影響するオイルの温度がエンジン10あるいはオイルパン34の形状によって変化するときも、良くその変化に応じてエンジンオイルの蒸発量を補正することができる。
尚、上記において、排気系にはDPF50を備えていれば良く、その他の構成は図示の例に止まるものではない。
また、上記において、この発明を車両用の内燃機関を例にとって説明したが、この発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶用推進機関用の内燃機関にも適用が可能である。
この発明の実施例に係る内燃機関のオイルレベル検出装置を全体的に示す概略図である。 図1に示す装置の動作を示すフロー・チャートである。
符号の説明
エンジン(内燃機関。ディーゼルエンジン)、34 オイルパン、50 DPF(フィルタ)、54 クランク角センサ、70 クラッチペダル、72 クラッチスイッチ、74 車輪速センサ、84 差圧センサ、86 オイルレベルセンサ、88 温度センサ、90 ECU(電子制御ユニット)、94 警告灯

Claims (2)

  1. 排気行程においてポスト噴射を行って排気中の微粒子を捕集するフィルタを再生する内燃機関のオイルパンに貯留されたエンジンオイルのレベルを検出する内燃機関のオイルレベル検出装置において、前記オイルパンに配置されて前記エンジンオイルのレベルに応じた出力を生じるオイルレベルセンサと、前記内燃機関のアイドル状態が所定時間以上継続するロングアイドル状態にあるか否か判定するロングアイドル判定手段と、前記ロングアイドル状態にあると判定されたとき、前記オイルレベルセンサの出力を蒸発量補正係数で補正して前記ロングアイドル状態におけるオイルレベル推定値を算出するオイルレベル推定値算出手段と、前記算出されたオイルレベル推定値に基づいて前記オイルレベル量の適否を判定するオイルレベル適否判定手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のオイルレベル検出装置。
  2. 前記蒸発量補正係数は、前記内燃機関の容積と前記オイルパンの形状の少なくともいずれかに応じて設定されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関のオイルレベル検出装置。
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