JP4574460B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の潤滑油の消費量を推定する潤滑油消費量推定装置、及びこの潤滑油消費量推定装置を備えた排気浄化装置に関する。
内燃機関、特にディーゼル機関では、排気中に含まれるパティキュレート(粒子状物質)を捕集するディーゼルパティキュレートフィルタ(以下「DPF」という)が従来より広く使用されている。このDPFが捕集しうるパティキュレート量には限界があるため、DPFに堆積したパティキュレートを燃焼させる再生処理が適時実行される。
一方、内燃機関の潤滑油は、該機関の長期間の使用により徐々に減少していく。これは、潤滑油が極少量ずつではあるが燃焼して排出されるためである。潤滑油が燃焼するとき、潤滑油に含まれる金属性清浄剤も燃焼しアッシュ(灰)が生成される。このアッシュは、金属性清浄剤の金属成分(Mg,Caなど)と燃料中の硫黄分が酸化されて生成されるサルフェート化合物(サルフェートアッシュ)を主成分とするもので、DPFを備える機関では、DPFに堆積する。DPFにアッシュが堆積すると、DPFが本来捕集すべきパティキュレートの捕集能力が低下し、パティキュレートが過堆積状態となって、DPFの再生処理を行ったときに異常昇温を引き起こす可能性がある。したがって、このような異常事態を回避するためには、DPFのアッシュ堆積量を正確に推定する必要がある。
特許文献1には、エンジンのトルクと回転数に応じて、単位時間当たりのアッシュ生成量Ashを算出し、このアッシュ生成量Ashを積算することにより、アッシュ堆積量の推定値を算出する手法が示されている。
また特許文献2には、DPFの上流側の圧力と下流側の圧力との差圧ΔPdpfを検出し、DPFの再生処理を実行した直後の差圧ΔPdpfに基づいてアッシュ堆積量ASHを推定する手法が示されている。
特開2002−242660号公報 特開2004−211650号公報
DPFに堆積するアッシュの堆積量は、機関の潤滑油の消費量(減少量)にほぼ比例すると考えられるが、潤滑油消費量は、機関のトルク及び回転数のみに依存するものではない。したがって、特許文献1に示された手法では、アッシュ堆積量の推定精度が低くなり、パティキュレート堆積量の算出値が、過大または過小となって、パティキュレートの過堆積によるDPFの異常昇温や、再生処理の実行回数の増加による燃費や排気特性の悪化が懸念される。
また特許文献2に示された手法では、アッシュ堆積量の推定時期が再生処理が完了した(堆積したパティキュレートをすべて燃焼させた)時点に限定されるという欠点がある。
本発明は上述した点を考慮してなされたものであり、潤滑油の消費量をより正確に推定するとともに、DPFのアッシュ堆積量を常時正確に推定することができる排気浄化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項に記載の発明は、内燃機関の排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタを備える内燃機関の排気浄化装置において、前記機関の回転数及び負荷に基づいて、前記機関の潤滑油が燃焼することによる減少量に相当する潤滑油消費量の基本値を算出する基本値算出手段と、前記基本値を前記機関の冷却水温に応じて補正する補正手段と、補正された基本値を積算することにより潤滑油消費量を推定する潤滑油消費量推定手段と、該潤滑油消費量推定手段により推定される潤滑油消費量に基づいて、前記潤滑油が燃焼することによって発生する潤滑油アッシュが前記パティキュレートフィルタに堆積した量であるアッシュ堆積量を算出するアッシュ堆積量算出手段と、前記パティキュレートフィルタに堆積した物質の総量である総堆積量を算出する総堆積量算出手段と、前記総堆積量から前記アッシュ堆積量を減算した値が閾値を越えたときに、前記パティキュレートフィルタに堆積したパティキュレートを燃焼させる再生処理を実行する再生手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記閾値は、前記アッシュ堆積量が増加するほどより小さな値に変更されることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、機関回転数及び機関負荷に基づいて、潤滑油が燃焼することによる減少量に相当する潤滑油消費量の基本値が算出され、その基本値が冷却水温に応じて補正され、補正された基本値を積算することにより、潤滑油消費量が推定される。例えば機関の冷間時は、シリンダとピストンの間隙が大きくなり潤滑油消費量は増加する傾向がある一方、暖機完了後は、機関回転数及び機関負荷が一定であれば潤滑油消費量はほぼ一定であり、さらに機関温度が上昇すると、潤滑油の蒸発量が増加する傾向がある。したがって、機関回転数、機関負荷、及び冷却水温に応じて潤滑油消費量の推定を行うことにより、機関回転数及び機関負荷に依存する吸入空気量、及び冷却水温に応じた正確な推定を行うことができる。そして、推定される潤滑油消費量に基づいて、潤滑油が燃焼することによって発生する潤滑油アッシュがパティキュレートフィルタに堆積した量であるアッシュ堆積量が算出される。パティキュレートフィルタの潤滑油アッシュ堆積量は、潤滑油消費量にほぼ比例すると考えられるので、機関温度を示すパラメータを含む運転パラメータに応じて推定された潤滑油消費量を用いることにより、正確な潤滑油アッシュ堆積量を算出することができる。さらに堆積物質の総量である総堆積量が算出され、総堆積量からアッシュ堆積量を減算した値が閾値を越えたときに、再生処理が実行される。したがって、パティキュレートフィルタのパティキュレート堆積量をより正確に把握することができ、過堆積状態で再生処理を実行すること、あるいは実際には必要でない再生処理を実行することを防止できる。その結果、パティキュレートフィルタの異常昇温、あるいは燃費や排気特性の悪化を防止することができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる排気浄化装置を備えた内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、シリンダ内に燃料を直接噴射するディーゼルエンジンであり、各気筒に燃料噴射弁15が設けられている。燃料噴射弁15は、電子制御ユニット(以下「ECU」という)20に電気的に接続されており、燃料噴射弁15の開弁時間及び開弁時期は、ECU20により制御される。
エンジン1は、吸気管2及び排気管4を備えている。排気管4には、排気を浄化する触媒コンバータ11と、DPF12と、サイレンサ13とが上流側からこの順序で設けられている。触媒コンバータ11は、排気中に含まれる炭化水素及び一酸化炭素の酸化を促進するための酸化触媒を内蔵する。なお、触媒コンバータ11は、NOxを吸着するNOx吸着剤及びNOxの還元作用が付加されたものであってもよい。
DPF12は、排気がフィルタ壁の微細な孔を通過する際、排気中の炭素(C)を主成分とするパティキュレートであるスート(soot)を、フィルタ壁の表面及びフィルタ壁中の孔に堆積させることによって捕集する。フィルタ壁の構成材料としては、例えば、炭化珪素(SiC)等のセラミックスや金属多孔体が使用される。
DPF12のスート捕集能力の限界、すなわち堆積限界までスートを捕集すると、排気圧力の上昇を引き起こすので、適時スートを燃焼させる再生処理を行う必要がある。この再生処理では、排気の温度をスートの燃焼温度まで上昇させるために、ポスト噴射が実行される。ポスト噴射は、燃料噴射弁15により、排気行程において行われる燃料噴射である。ポスト噴射により噴射された燃料は、主として触媒コンバータ11で燃焼し、DPF12に流入する排気の温度を上昇させる。
さらに吸気管2には、エンジン1の吸入空気流量GAを検出する吸入空気流量センサ21が設けられ、エンジン1の本体には、冷却水温TWを検出する冷却水温センサ22が設けられている。また、排気管4の触媒コンバータ11の上流側には、排気温度TEを検出する排気温度センサ23が設けられ、DPF12の上流側圧力と下流側圧力との差圧DPを検出する差圧センサ24が設けられている。これらセンサの検出信号は、ECU20に供給される。またエンジン1のクランク軸の回転角度を検出するクランク角度位置センサ25が設けられており、その検出信号はECU20に供給される。エンジン1の回転数(回転速度)NEは、クランク角度位置センサの出力から算出される。
さらに図示しない他のセンサ、例えばエンジン1により駆動される車両のアクセルペダルの踏み込み量APを検出するアクセルセンサ、大気圧PAを検出する大気圧センサ、当該車両の車速VPを検出する車速センサなどが設けられており、これらのセンサの検出信号が、ECU20に供給される。
ECU20は、各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理ユニット(以下「CPU」という)、CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路、燃料噴射弁15などに制御信号を供給する出力回路から構成される。
ECU20は、アクセルペダル踏み込み量APに応じて燃料噴射弁15による燃料噴射量QINJを算出し、算出した燃料噴射量QINJに応じて燃料噴射弁15の開弁時間を制御する。さらにECU20は、エンジン1の潤滑油消費量(以下「オイル消費量」という)の推定を行い、推定したオイル消費量に応じてDPF12のアッシュ堆積量GASHを算出するとともに、アッシュ堆積量GASHを用いて、DPF12のパティキュレート堆積量GPMを算出し、パティキュレート堆積量GPMが閾値GPMTHを超えると、DPF12に堆積したパティキュレートを燃焼させる再生処理を実行する。
図2(A)は、DPF12のアッシュ堆積量GASH及びパティキュレート堆積量GPMを算出し、DPF12の再生制御を実行する手順を示すフローチャートであり、同図(B)は、総オイル消費量QOILを算出する処理を示すフローチャートである。オイル消費量算出処理は、所定時間毎にECU20のCPUで実行される。
先ず図2(B)のオイル消費量算出処理を説明する。ステップS101では、エンジン運転状態、具体的にはエンジン負荷を示す燃料噴射量QINJ及びエンジン回転数NEに応じて図3に示すQOBSマップを検索し、瞬時基本オイル消費量QOBSを算出する。QOBSマップは、エンジン回転数NEが増加するほど、また燃料噴射量QINJが増加するほど、瞬時基本オイル消費量QOBSが増加するように設定されている。図3の曲線L1〜L4は、それぞれ燃料噴射量QINJが第1の値QINJ1,第2の値QINJ2,第3の値QINJ3,及び第4の値QINJ4である場合に対応し、第1〜第4の値QINJ1〜QINJ4は、QINJ1<QINJ2<QINJ3<QINJ4なる関係を満たす。
ステップS102では、冷却水温TWに応じて図4に示すKテーブルを検索し、補正係数Kを算出する。Kテーブルは、冷却水温TWが第1所定水温TW1(例えば50〜60℃)以下の範囲では、冷却水温TWが高くなるほど、補正係数Kが減少するように設定され、冷却水温TWが第1所定水温TW1から第2所定水温TW2(例えば130℃)の範囲では、補正係数Kは冷却水温TWに拘わらずほぼ一定の値に設定され、冷却水温TWが第2所定水温TW2より高い範囲では、冷却水温TWが高くなるほど補正係数Kが増加するように設定されている。すなわち、Kテーブルは、以下の点を考慮して設定されている。エンジン1の冷間時は、シリンダとピストンの間隙が大きくなり瞬時オイル消費量は増加する傾向があり、暖機完了後は、エンジン回転数NE及びエンジン負荷が一定であれば瞬時オイル消費量はほぼ一定であり、さらにエンジン温度が上昇すると、潤滑油の蒸発量が増加する傾向がある。
ステップS103では、下記式(1)に瞬時基本オイル消費量QOBS及び補正係数Kを適用し、瞬時オイル消費量QOTを算出する。
QOT=QOBS×K (1)
ステップS104では、下記式(2)により瞬時オイル消費量QOTを積算し、総オイル消費量QOILを算出する。式(2)の右辺のQOILは前回算出値である。
QOIL=QOIL+QOT (2)
以上のように図2(B)の処理によれば、エンジン回転数NE及び燃料噴射量QINJに応じて算出される瞬時基本オイル消費量QOBSが、エンジン温度を示すパラメータである冷却水温TWに応じて設定される補正係数Kにより補正され、瞬時オイル消費量QOTが算出される。さらに瞬時オイル消費量QOTを積算することにより総オイル消費量QOILが算出される。したがって、エンジン温度の影響が考慮された正確なオイル消費量推定値を得ることができる。
次に図2(A)のフローチャートを説明する。ステップS1では、差圧センサ24により差圧DPを検出する。ステップS2では、下記式(3)により、排気体積流量QVEを算出する。
QVE=GE×R×TEA/PE (3)
ここでGEは排気質量流量であり、燃料噴射量QINJをエンジン回転数NEに応じて単位時間当たりの燃料噴射量QINJSに変換し、吸入空気流量GAと、燃料噴射量QINJSとを加算することにより算出される。またRはガス定数であり、TEAは、検出される排気温度TEを絶対温度に変換したものであり、PEはDPF12の上流側における排気圧である。本実施形態では、排気圧PEは、大気圧PAにサイレンサ13の圧力損失DPSと、差圧センサ24により検出される差圧DPとを加算することにより算出される。
ステップS3では、排気体積流量QVE及び差圧DPに応じて、GDPFマップ(図示せず)を検索し、DPF12の総堆積量GDPFを算出する。総堆積量GDPFは、DPF12に捕集された物質(オイルアッシュ、パティキュレート)の総量、すなわちアッシュ堆積量GASHと、パティキュレート堆積量GPMの合計である。GDPFマップは、排気体積流量QVEが減少するほど、また差圧DPが増加するほど、総堆積量GDPFが増加するように設定されている。
ステップS4では、図2(B)の処理により算出される総オイル消費量QOILに応じて図5に示すGASHテーブルを検索し、アッシュ堆積量GASHを算出する。GASHテーブルは、アッシュ堆積量GASHが総オイル消費量QOILにほぼ比例するように設定されている。
ステップS5では、総堆積量GDPFからアッシュ堆積量GASHを減算することにより、パティキュレート堆積量GPMを算出し、次いでパティキュレート堆積量GPMが閾値GPMTHより大きいか否かを判別する(ステップS6)。この答が否定(NO)であるときは直ちに処理を終了し、パティキュレート堆積量GPMが閾値GPMTHを超えたときは、DPF12の再生制御が実行される(ステップS7)。
以上のように図2(A)に示す手順によれば、総オイル消費量QOILに応じてアッシュ堆積量GASHが算出され、総堆積量GDPFからアッシュ堆積量GASHを減算することにより、パティキュレート堆積量GPMが算出される。したがって、パティキュレート堆積量GPMをより正確に算出することができ、最適な時期に再生処理を実行することができる。すなわち、過堆積状態でDPF12の再生処理を実行すること、あるいは実際のパティキュレート堆積量が少ないのに不要な再生処理を実行することが防止される。その結果、パティキュレートフィルタの異常昇温、あるいは燃費や排気特性の悪化を防止することができる。
本実施形態では、ECU20が潤滑油消費量推定手段を構成する。具体的には、図2(B)に示す処理が、潤滑油消費量推定手段に相当し、ステップS101が基本算出手段に相当し、ステップS102及びS103が補正手段に相当する。また、図2(A)のステップS3が総堆積量算出手段に相当し、ステップS4がアッシュ堆積量算出手段に相当し、ステップS6及びS7が再生手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、DPF12にオイルアッシュが堆積すると、パティキュレートを堆積させるためのDPF12の有効容量が減少するので、図2(A)のステップS6で適用される閾値GPMTHを、アッシュ堆積量GASHが増加するほどより小さな値に変更するようにしてもよい。
また、DPF12に堆積したパティキュレートを完全に燃焼させる完全再生処理の完了直後において差圧DPを検出し、この差圧DP及び排気体積流量QVEに応じてアッシュ堆積量GASHaを算出し、総オイル消費量QOILに応じて算出されるアッシュ堆積量GASHと比較して、大きい方(安全側)を真値として採用するようにしてもよい。
またエンジン温度を示すパラメータは、冷却水温TWに限るものではなく、例えば潤滑油温度TOILを検出する温度センサを設け、検出される潤滑油温度TOILを用いてもよい。またエンジンの冷間始動直後においては、始動後の経過時間TASを、エンジン温度を示すパラメータとして用いてもよい。
また図2(B)の処理により算出される総オイル消費量QOILが所定閾値QOILTHに達したときは、警告ランプを点灯させるようにしてもよい。
本発明の潤滑油消費量推定手段は、ディーゼル内燃機関だけでなく、ガソリン内燃機関にも適用が可能である。
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの潤滑油消費量の推定及び排気浄化装置にも適用が可能である。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 図1に示す電子制御ユニットで実行される処理の手順を示すフローチャートである。 図2に示す処理で参照されるQOBSマップを示す図である。 図2に示す処理で参照されるKテーブルを示す図である。 図2に示す処理で参照されるGASHテーブルを示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
4 排気管
12 ディーゼルパティキュレートフィルタ
15 燃料噴射弁
20 電子制御ユニット(潤滑油消費量推定手段、基本算出手段、補正手段、アッシュ堆積量算出手段、総堆積量算出手段、再生手段
21 吸入空気流量センサ
22 冷却水温センサ
23 排気温度センサ
24 差圧センサ
25 クランク角度位置センサ

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタを備える内燃機関の排気浄化装置において、
    前記機関の回転数及び負荷に基づいて、前記機関の潤滑油が燃焼することによる減少量に相当する潤滑油消費量の基本値を算出する基本値算出手段と、
    前記基本値を前記機関の冷却水温に応じて補正する補正手段と、
    補正された基本値を積算することにより潤滑油消費量を推定する潤滑油消費量推定手段と、
    該潤滑油消費量推定手段により推定される潤滑油消費量に基づいて、前記潤滑油が燃焼することによって発生する潤滑油アッシュが前記パティキュレートフィルタに堆積した量であるアッシュ堆積量を算出するアッシュ堆積量算出手段と
    前記パティキュレートフィルタに堆積した物質の総量である総堆積量を算出する総堆積量算出手段と、
    前記総堆積量から前記アッシュ堆積量を減算した値が閾値を越えたときに、前記パティキュレートフィルタに堆積したパティキュレートを燃焼させる再生処理を実行する再生手段とを備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記閾値は、前記アッシュ堆積量が増加するほどより小さな値に変更されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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