JP2009270502A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過大な推定値を回避する等により、望ましいアッシュ堆積量推定値を算出できる内燃機関の排気浄化装置を提供する。
【解決手段】DPFの前後差圧を用いてDPFにおけるアッシュの堆積量の仮推定値MAを算出し、これとは別に過去のアッシュ堆積量の推定値から統計的手法によってアッシュの堆積量の仮推定値MBを算出する。アッシュの堆積量の仮推定値MAがアッシュの堆積量の仮推定値MBよりも大きい場合には、アッシュの堆積量の仮推定値MAとMBの間にあって、アッシュの堆積量の仮推定値MBにより近い値をアッシュの堆積量の推定値Mとして算出する。アッシュの堆積量の仮推定値MBがアッシュの堆積量の仮推定値MAよりも大きい場合には、アッシュの堆積量の仮推定値MAとMBとの間にあって、アッシュの堆積量の仮推定値MAにより近い値をアッシュの堆積量の推定値Mとして算出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。
今日、環境保護意識の高まりのなかで内燃機関に対してすぐれた排気浄化性能が求められている。特にディーゼルエンジンにおいては、エンジンから排出される黒煙などのいわゆる粒子状物質(PM:Particulate Matter)の除去が重要である。この目的のために排気管の途中にディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter)が装備されることが多い。
DPFがPMを捕集することにより排気中のPMは大部分が除去されるが、DPF内にPMが堆積し続ける一方では、DPFは目詰まりを起こしてしまうので、PMの堆積量が大きくなったら堆積されたPMを燃焼して除去することで、DPFを再生する必要がある。DPF内に堆積したPMを燃焼するためにシリンダ内でのメイン噴射後のポスト噴射などの手法が用いられる。
DPFの再生のために燃料が消費されるので、頻繁なDPF再生は燃費の悪化を招いてしまう。一方DPF再生の回数が少なすぎると、堆積量が過剰となり再生処理において昇温し過ぎてDPFが破損する可能性がある。したがってDPF再生は適切な時期に行わなければならない。そのためにDPFにおけるPMの堆積量を何らかの方法でできるだけ正確に推定するシステムの開発が必要である。
PMの堆積量の推定方法として図7の特性を用いる方法がある。図7は、PM堆積量とDPF差圧との間の特性である。PM堆積量とDPF差圧とを示す点はPM堆積中は初期点100から特性線110、130上を通って上昇し、PM燃焼中は破線150、170を通って初期点100へ戻る。DPFの前後差圧を計測し、その計測値と図5の特性とからPM堆積量を推定する。
しかし図7の特性はDPFへのアッシュの堆積を考慮して補正する必要がある。アッシュとは主にエンジンオイル中の金属成分が酸化したものであり、アッシュがDPFに堆積することによって図7の特性は図8のように変更される。。図8には特性線110、130のみが示されている。図8に示されているとおり、アッシュがDPFに堆積する程、DPF差圧の値は押し上げられる。またアッシュ堆積量が増加するほど有効濾過面積が減少し、より早くDPFにおけるPM堆積層が厚くなるので、特性線の傾きが大きくなる傾向がある。
PM堆積量を精度よく推定するためには、アッシュの堆積量を精度よく求める必要がある。従来技術においてアッシュの堆積量の推定として、DPFの完全再生、すなわちPM堆積量がゼロとなるまでDPFを再生することが終了した後にDPF差圧を計測して行う手法がある。DPF完全再生の終了後ならばPMの堆積はないとみなせるので、DPFの差圧値がアッシュの堆積量と相関を示すと考えられるからである。
例えば下記特許文献1には、完全再生の終了のたび毎にアッシュの堆積量を推定する手法が示されている。特許文献1の手法においては、完全再生の終了のたび毎に推定して得られた過去の複数のアッシュの堆積量の推定値、及び今回の完全再生の終了後のDPFの前後差圧の計測値から推定したアッシュの推定値から、今回のアッシュの推定値を算出している。その際に最小二乗法を使用している。
特開2004−211650号公報
しかし上記特許文献1のように過去のアッシュ堆積量推定値も用いて統計的な手法によりアッシュ堆積量を推定する手法にはいくつかの問題が指摘できる。
一般にDPFの前後差圧値を用いてDPFにおけるPMの堆積量およびアッシュの堆積量を推定する場合、アッシュの堆積量を過大に推定すると、その分PMの堆積量は過小に見積もることとなる。PM堆積量を過小に見積もると、PM堆積量の真値が推定値よりも大きい可能性が高まる。
PMの真の堆積量が大きい場合、DPFの再生時に過大なPMが一気に燃焼してDPFの過昇温が発生し、DPFの割れや溶損が起きる危険がある。よってアッシュの堆積量を推定する場合には、できるだけ過大な推定値を得ないように工夫することが望まれる。特許文献1のように統計的にアッシュ堆積量の推定値を算出する場合、同推定値を過大にすることを回避すべきとの課題は認識されていない。
また走行中にオイルを交換する場合がある。アッシュに関係する特性が異なるオイルへと交換された場合、交換前と交換後とでアッシュ堆積量の増加特性は異なる。したがって統計的手法を用いる場合、交換前と交換後とを同様に扱うのでは精度のよいアッシュ堆積量の推定値は得られない。また統計的に推定値を算出する場合、過去の推定値の数が少ないと統計的手法によって得られた結果の信頼性は低い。統計的手法を用いてアッシュ堆積量を推定する際に発生するこうした不具合の回避は、上記特許文献1を含む従来技術において考慮されていない。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、DPF完全再生終了後にDPF差圧を計測してアッシュ堆積量を推定するとともに、過去のアッシュ堆積量推定値を用いた統計的手法も用いてアッシュ堆積量を推定する排気浄化装置において、過大な推定値を回避する等により、望ましいアッシュ堆積量推定値を算出できる内燃機関の排気浄化装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を達成するために、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置は、排気通路に配置されて粒子状物質を捕集する捕集器と、前記捕集器における粒子状物質の堆積量を推定する推定手段と、前記推定手段による前記堆積量の推定値が大きくなると前記捕集器に堆積した前記粒子状物質を燃焼して前記捕集器を再生する再生手段とを備えた内燃機関の排気浄化装置であって、前記捕集器の前後差圧から前記捕集器におけるアッシュの堆積量を第1の仮推定値として算出する第1の算出手段と、過去のアッシュの堆積量の推定値から前記捕集器におけるアッシュの堆積量を第2の仮推定値として算出する第2の算出手段と、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値とからアッシュの堆積量の推定値を算出する第3の算出手段と、その第3の算出手段によって算出されたアッシュの堆積量の推定値によって前記推定手段における推定方法を補正する補正手段とを備え、前記第3の算出手段は、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値との間に位置し、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値とのうちで小さい方の値に近い数値をアッシュの堆積量の推定値として算出することを特徴とする。
これにより本発明に係る内燃機関の排気浄化装置では、捕集器の前後差圧から算出した第1の仮推定値と過去の推定値から算出した第2の推定値とを算出して、それらの間に位置し、それらのうちで小さい方の値にちかい値をアッシュ堆積量の推定値として算出し、その推定値によって捕集器における粒子状物質の堆積量の推定方法を補正するので、2つの仮補正量を算出したうえで最終的な推定値を得る方法により精度のよいアッシュ堆積量の推定値が算出できる。それに加えて、アッシュの堆積量の推定値を2つの仮推定値のうち小さい方に近い値とするので、アッシュの堆積量を過大に推定することが抑制されて、それにより粒子状物質の堆積量が過小に推定されることが抑制できる。したがって、堆積量の真値が推定値よりも過大となって再生時に過昇温して捕集器が破損、溶損することが回避できる排気浄化装置が実現できる。
また前記第3の算出手段は、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値とのうちで小さい方の値により大きな重みを付与したうえで、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値との重み付け平均によってアッシュの堆積量の推定値を算出する重み付け平均算出手段であるとしてもよい。
これにより第1及び第2の仮推定値のうちで小さい方により大きな重み付けを付与したうえでの重み付け平均によってアッシュの堆積量の推定値を算出するので、アッシュの堆積量を過大に推定することが抑制されて、それにより粒子状物質の堆積量が過小に推定されることが抑制できる。したがって、堆積量の真値が推定値よりも過大となって再生時に過昇温して捕集器が破損、溶損することが回避できる排気浄化装置が実現できる。
また前記内燃機関は自動車に搭載され、前記第2の算出手段は、前記捕集器の使用開始から前回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点までの前記自動車の走行距離に対する前回のアッシュ堆積量の推定値の比を、今回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点までの走行距離に乗算した値を、今回のアッシュ堆積量の第2の仮推定値として算出するとしてもよい。
これにより前回のアッシュの堆積量の算出時点での走行距離に対するアッシュ堆積量の増加率と今回のアッシュの堆積量の算出時点での走行距離とから、今回のアッシュの堆積量の第2の仮推定値を算出するので、過去のアッシュ堆積量の推定値が有するばらつきの影響を受けずに今回のアッシュの堆積量の第2の仮推定値を算出することができる。よって精度のよい第2の仮推定値を用いて、アッシュの堆積量を精度よく推定することができる。
また前記内燃機関は自動車に搭載され、前記第2の算出定手段は、前々回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点から前回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点までにおける前記自動車の走行距離に対するアッシュ堆積量の推定値の増加率が今回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点まで続いたとして今回のアッシュ堆積量の第2の仮推定値を算出するとしてもよい。
これにより前々回から前回までのアッシュ堆積量の推定値の算出時点でのアッシュ堆積量の推定値の増加率を延長して今回のアッシュ堆積量の第2の仮推定値を算出するので、前々回よりも以前に得られたアッシュ堆積量の推定値を用いない。したがってオイルの交換があってアッシュの堆積特性に変化が生じた場合に、オイル交換以前のアッシュ堆積特性の影響を受けずに、迅速にアッシュ堆積特性の変化に応じてアッシュ堆積量を精度よく推定できる。
また前記内燃機関は自動車に搭載され、前記捕集器の使用開始からの前記自動車の走行距離が所定距離以内であることを判別する判別手段と、その判別手段が前記捕集器の使用開始からの前記自動車の走行距離が所定距離以内であると判別した場合に、前記算出手段を無効化して、前記捕集器の使用開始からの前記走行距離により前記アッシュの堆積量の推定値を算出する補助算出手段とを備えたとしてもよい。
これにより総走行距離、つまり前記捕集器の使用開始からの前記自動車の走行距離が所定距離を越えない場合は上述の算出手段を無効化するので、過去のアッシュ堆積量の推定値の数が少なすぎて、第2の仮推定値の算出に用いる各推定値がもつばらつきの影響が大きすぎる不具合が回避される。したがって総走行距離が所定距離を越えた後は上記の2つの仮推定値を用いて精度よくアッシュ堆積量の推定値を算出することに加えて、総走行距離が所定距離を越えるまでは、総走行距離からアッシュの堆積量の推定値を算出することで、過去の推定値のばらつきの影響が抑制された推定方法が実現できる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。まず図1は、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置1の実施例の概略図である。図1に示す排気浄化装置1の例は、4気筒のディーゼルエンジン2(以下では単にエンジンと称する)に対して構成されており、吸気管3、排気管4、EGR管5を備える。エンジン2及び排気浄化装置1は自動車に搭載されているとすればよい。
吸気管3からエンジン2に空気が供給され、排気管4へ排気が排出される。吸気管3にはエアフロメータ31が装備されている。エアフロメータ31によって吸気量が計測される。エンジン2にはインジェクタ21が装備されてシリンダ内に燃料が供給される。
EGR管5によって排気管4から吸気管3へ排気を還流する排気ガス再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)が行われる。排気ガス再循環によって、エンジン2における燃焼温度を抑制してNOxの排出量を低減することができる。
排気管4の途中にDPF6が配置されている。DPF6は酸化触媒が担持された酸化触媒付きDPFであるとすればよい。DPF6の入口側と出口側とにはそれぞれ排気温度センサ61、62が配置されて、それぞれの位置における排気温度が計測される。またDPF6の入口側と出口側における排気圧の差である前後差圧(差圧、DPF差圧)を計測する差圧センサ63も装備されている。
DPF6は例えば代表的な構造として、いわゆるハニカム構造において入口側と出口側とを交互に目詰めした構造とすればよい。またDPF6は酸化触媒が担持された酸化触媒付きDPFであるとすればよい。エンジン2の運転中に排出される排気には粒子状物質(PM)が含まれ、このPMはDPF6の上記構造のDPF壁を排気が通過するときに、このDPF壁の内部あるいは表面に捕集される。
DPF6に堆積したPMの堆積量が十分大きくなった度ごとに、堆積したPMを燃焼することによって除去し、DPF6を再生する。DPF6の再生のための方法として、例えばインジェクタ21からメイン噴射後のタイミングでポスト噴射をおこなう。ポスト噴射によってDPF6に送られた未燃燃料がDPF6に担持された酸化触媒の作用で昇温してDPF6に堆積したPMを燃焼させる。
また排気浄化装置1は電子制御装置7(ECU:Electronic Control Unit)を備える。ECU7は各種演算をおこなうCPUやその作業領域のRAM、各種情報の記憶を行うメモリ71などを有する構造とする。ECU7によりインジェクタ21によるエンジン2への燃料噴射や、図示されない吸気スロットルの開度調節などが制御される。エアフロメータ31、排気温度センサ61、62、差圧センサ63の計測値はECU7へ送られる。またECU7は、例えば車速センサの情報を得ることにより走行距離を算出する機能も有するとする。
本実施例では以上の構成のもとで、PM堆積量とDPFとの前後差圧との特性をメモリ71に記憶しておき、同特性とDPF差圧の計測値とからPM堆積量を推定する。そしてPM堆積量の推定値が所定値を越えたらDPF6の再生処理を行う。DPF6の再生処理が完全再生として終了した度ごとに、DPF6におけるアッシュの堆積量を推定する。そしてアッシュの堆積量の推定値に応じてDPF差圧とPM堆積量との特性線を補正する。以下でその詳細を説明する。
上述のとおりPM堆積量とDPF差圧との関係は、一般に図7に示された関係となる(あるいは近似される)。すなわち、内燃機関の運転が続いてDPFへのPM堆積が進行するに従って、PM堆積量とDPF差圧とを示す点は初期点100から第1特性線110(特性線)上を図示右上へ移動し、さらに遷移点120に達すると以後は第2特性線130(特性線)上を図示右上へ移動する。
第1特性線110はDPFのフィルタ壁の気孔内にPMが堆積する段階に対応し、第2特性線130はフィルタ壁の壁面上にPMが堆積する段階に対応する。フィルタ壁の壁内にPMが堆積する場合は壁面上に堆積する場合よりも排気ガスの流路を新たに狭める度合いが大きく、それにより差圧値を高めるので、第1特性線110は第2特性線130よりも図示のとおり傾きが大きい。なおここでは傾きはDPF差圧の増分とPM堆積量の増分との比とする。
点140に達したときにPM堆積量が所定値と判断されてDPF再生が開始されたとすると、図7の破線のようにその後のPM堆積量とDPF差圧は推移する。すなわちPM堆積量とDPF差圧の値は、まず破線150に沿って減少し、遷移点160後は破線170に沿って減少して初期点100へ戻る。
破線150はフィルタ壁の気孔内に堆積したPMが燃焼している段階であり、したがって破線150は第1特性線110と傾きが等しい。破線170はフィルタ壁の壁面上に堆積したPMが燃焼している段階であり、したがって破線170は第2特性線130と傾きが等しい。以上のように図7に示された平行四辺形の(あるいは平行四辺形に近似される)特性によって、PM堆積時およびPM燃焼時のPM堆積量とDPF差圧との値は推移する。図7に示された特性を予め求めておきメモリ71に記憶しておく。
次に、本発明におけるDPF6の再生、特性線110、130の補正処理について説明する。その処理手順は図2に示されている。図2の手順がECU7によって自動的に実行されるとすればよい。なお以下の各処理を実行している時点を今回、あるいは現在と称する。
まず手順S10でECU7はDPF6におけるPMの堆積量を推定する。PMの堆積量の推定は、DPF6の前後差圧を計測し、メモリ71から上述の図7の特性を呼び出して、特性線110あるいは130において、差圧計測値におけるPM堆積量を取得すればよい。DPF6の前後差圧は差圧センサ63によって計測すればよい。
次にS20でECU7は、S10で推定したPM堆積量が所定値以上かどうかを判断する。図2ではこの所定値をM1で示している。ECU7はPM堆積量が所定値以上の場合(S20:Yes)はS30に進み、所定値未満の場合(S20:No)は再びS10に戻り、PM堆積量が所定値以上になるまで上述の手順を繰り返す。
S30へ進んだ場合は、PM堆積量が十分大きいとみなされる場合である。そこでS30でECU7はDPF6の再生を実行する。DPF6の再生の手法としては上述のとおり例えばポスト噴射を実行すればよい。
S40でECU7はDPF6におけるPM堆積量を推定する。S40でのPM堆積量の推定は、DPF6の再生中における推定である(一方S10におけるPM堆積量の推定は、DPF6の再生中ではない)。つまりS40によってDPF6の再生中におけるPM堆積量の減少状態を把握できる。S40におけるPMの堆積量の推定は、DPF6の前後差圧を計測し、メモリ71から上述の図7の特性を呼び出して、破線150あるいは170において差圧計測値におけるPM堆積量を取得すればよい。DPF6の前後差圧は差圧センサ63によって計測すればよい。
あるいはS40においては、予めDPF6の内部温度とその温度における堆積したPMの単位時間当たりの燃焼量との関係を示すマップをメモリ71に記憶しておき、そのマップとDPF6の内部温度履歴とからDPF再生中のPM堆積量を推定してもよい。その際DPF6の内部温度は排気温度センサ61、62いずれかの計測値でもよいし、両計測値の平均値でもよい。また排気温度センサ61、62のいずれかあるいは両センサ61、62の計測値からDPF6の内部温度を推定するモデルを予め求めてメモリ71に記憶しておき、このモデルを用いてDPF6の内部温度を推定してもよい。さらにS40におけるPM堆積量の推定は上述の2つの方法を組み合わせてもよい。
S50でECU7は、S40で推定したPM堆積量が所定値(第2の所定値)以下かどうかを判断する。図2ではこの所定値(第2の所定値)をM2で示している。ECU7は、PM堆積量が所定値以下の場合(S50:Yes)はS60に進み、所定値より大きい場合(S50:No)は再びS30に戻り、PM堆積量が所定値以下になるまで上述の手順を繰り返す。以下ではM2は例えば0あるいは誤差の存在も考慮して微小な値とする。これはS30によって実行されたDPF6の再生が完全再生として終了した場合である。
S60に進んだ場合は、DPF6の完全再生によってPM堆積量がゼロかあるいはその誤差の範囲になったとみなせる場合である。そこで以下で説明するように、アッシュ堆積量を推定し、図5の特性を補正する。
まずS60では総走行距離(DPF6の使用開始からの走行距離)が所定距離以上であるかどうかを判断する。ECU7は、総走行距離が所定距離以上の場合(S60:Yes)はS70へ進み、所定距離未満の場合(S60:No)はS120へ進む。図2では所定距離をD1としている。
以下でアッシュの堆積量の2つの仮推定値を算出する。まずS70からS90までの処理で、現在のDPF差圧値を検出して、その値からアッシュ堆積量のひとつの仮推定値MA(第1の仮推定値)を算出する。そしてS100で過去のアッシュ堆積量の推定値から統計的手法を用いて、アッシュ堆積量のもうひとつの仮推定値MB(第2の仮推定値)を算出する。そして最終的にS110で、アッシュ堆積量の仮推定値MAとMBとの重み付き平均値を算出して、これをアッシュ堆積量の推定値Mとする。
まずS70でECU7はDPF6の差圧を検出する。これは差圧センサ63により計測すればよい。S70でのDPF6の差圧の検出は例えば複数回行って平均値を算出すれば計測値のばらつきの影響を抑えられる。次にS80でECU7は排気ガスの流量を算出する。この算出方法は後述する。
S90でECU7は、DPF6におけるアッシュの堆積量の仮推定値MAを算出する。この算出は図3のマップを用いて行う。図3はDPF6におけるアッシュ堆積量をパラメータとしたDPF6の差圧と排気ガス流量との関係である。S90においては、S70で検出したDPF差圧の値と、S80で算出した排気ガス流量とをからなる点を図3上に示し、その点がアッシュ堆積量がいくつの線上にあるかを求める。求めたアッシュ堆積量をアッシュの堆積量の仮推定値MAとする。図3のマップは予め求めておいてメモリ71に記憶しておけばよい。
次にS100でECU7は、アッシュ堆積量の仮推定値MBを算出する。アッシュ堆積量の仮推定値MBを算出する手法は、過去のアッシュ堆積量の推定値を用いた統計的手法である。S100でのアッシュ堆積量の仮推定値MBを算出する手法の例が図4、5に示されている。
図4はアッシュ堆積量の推定値と走行距離との関係を示した図である。図4における点がDPF6の完全再生終了の度ごとに算出されたアッシュ堆積量の推定値を示している。今回の時点における走行距離をD2とする。点200が前回のDPF6の完全再生終了に算出されたアッシュ堆積量の推定値を示す点である。
図4の手法では、点200と原点とをつなぐ直線を延長して、その直線において走行距離がD2の点201を今回のアッシュ堆積量の仮推定値MBを示す点とする。したがって図4の場合、今回のアッシュ堆積量の仮推定値MBはMB1となる。この手法により、点200以前における過去のアッシュ堆積量の推定値が有するばらつきの影響を受けずに今回のアッシュの堆積量の第2の仮推定値を算出することができる。
図5にはアッシュ堆積量の仮推定値MBを算出する手法のもうひとつの例が示されている。図5は、図4と同様にアッシュ堆積量の推定値と走行距離との関係を示した図である。図5では、点202と点203とがそれぞれ前々回と前回のDPF6の完全再生終了後に算出されたアッシュ堆積量の推定値を示す点である。
図5では、点202と点203とをつなぐ直線を延長して、その直線において走行距離がD2の点204を今回のアッシュ堆積量の仮推定値MBを示す点とする。したがって図5の場合、今回のアッシュ堆積量の仮推定値MBはMB2となる。この手法により点202よりも以前に得られたアッシュ堆積量の推定値を用いない。したがって例えば点202の時点の前にオイル交換があってオイル中のアッシュ関連成分がかわることでエンジン2から排出されるアッシュの量、さらにはそのDPF6への堆積特性に変化が生じた場合に、オイル交換以前のアッシュ堆積特性の影響を受けずに、迅速にアッシュ堆積特性の変化に応じてアッシュ堆積量の仮推定値MBを算出できる。
図2に戻って、次にS110でECU7は、S90で求めたアッシュ堆積量の仮推定値MAとS100で求めたアッシュ堆積量の仮推定値MBとの重み付き平均値を、今回のアッシュ堆積量の推定値Mとして算出する。S110でのアッシュ堆積量の推定値Mを算出する手法の例が図6に示されている。
図6は、図4、5と同様にアッシュ堆積量の(仮)推定値と走行距離との関係を示した図である。S90で求められたアッシュ堆積量の仮推定値MAとS100で求められたアッシュ堆積量の仮推定値MBとの大小関係によって図6(a)と図6(b)とに場合分けされている。
図6(a)はMAがMBより大きい場合であり、図6(b)はMBがMAより大きい場合である。上と同様に現在の走行距離はD2とする。なおMAとMBとが同じ値のときは、MもMA及びMBと同じ値とすればよい。図6(a)では点211が今回のアッシュ堆積量の仮推定値MAを、点210が今回のアッシュ堆積量の仮推定値MBを示す点である。
そしてS110では、図6(a)の場合、つまりMAがMBより大きい場合、MAとMBとの値から以下の式(E1)、(E2)、(E3)で今回のアッシュ堆積量の推定値Mを算出する。ここでaは0以上かつ1/2未満の数値とする。図6(a)の場合、点212がS110によって算出された今回のアッシュ堆積量の推定値Mを示す点である。
M=MB+L1 (E1)
L1=a・L2 (E2)
L2=MA−MB (E3)
上の式(E1)、(E2)、(E3)が次の式(E4)と等価であることを示すのは容易である。すなわち今回のアッシュ堆積量の推定値Mはアッシュ堆積量の仮推定値MAとMBとのうち小さい方の値であるMBに対しより大きな重み付けを付与した上でのMAとMBとの重み付け平均である。
M=a・MA+(1−a)・MB (E4)
またS110では、図6(b)の場合、つまりMBがMAより大きい場合、MAとMBとの値から以下の式(E5)、(E6)、(E7)で今回のアッシュ堆積量の推定値Mを算出する。ここでbは0以上かつ1/2未満の数値とする。図6(b)の場合、点222がS110によって算出された今回のアッシュ堆積量の推定値Mを示す点である。
M=MA+L3 (E5)
L3=b・L4 (E6)
L4=MB−MA (E7)
上の式(E5)、(E6)、(E7)が次の式(E8)と等価であることを示すのは容易である。すなわち今回のアッシュ堆積量の推定値Mはアッシュ堆積量の仮推定値MAとMBとのうち小さい方の値であるMAに対しより大きな重み付けを付与した上でのMAとMBとの重み付け平均である。
M=(1−b)・MA+b・MB (E8)
以上のようなS110での算出によって、MをMAとMBとのうち小さい方の値に近い値として算出するので、アッシュの堆積量を過大に推定することが回避できる。なお図4、5などの走行距離に対する過去のアッシュ堆積量推定値はメモリ71に記憶しておけばよい。また図4、5で走行距離がゼロの時点は現在のDPF6の使用を開始した時点とすればよい。
S120へ進む場合は、総走行距離が所定距離未満の場合である。したがって過去のアッシュ堆積量の推定値の数が少ないので、アッシュ堆積量の推定値MBを算出するために用いる統計的手法が精度のよい結果を算出できない。よってS120では総走行距離を用いてアッシュ堆積量の推定値MBを算出する。この目的のために、総走行距離とアッシュ堆積量との間の関数関係を予め求めておいてメモリ71に記憶させておけばよい。
なおS120では運転条件の履歴からアッシュ堆積量の推定値MBを算出してもよい。また図2のS60では総走行距離が所定距離D1未満の場合にS120へ進んだが、これに替えて、過去のアッシュ堆積量の推定値の数が所定数未満ならばS120へ進むとしてもよい。過去のアッシュ堆積量の推定値の数とは、図4の場合ならば点201より以前の点の数である。こうした変更によっても、過去のアッシュ堆積量の推定値が少ないので、アッシュ堆積量の推定値MBを算出するために用いる統計的手法が精度のよい結果を算出できない不具合が回避できる。
S110及びS120が終了したらECU7はS130へ進む。S130へ進んだ時点では、今回のアッシュ堆積量の推定値Mが得られている。そこでS130では今回のアッシュ堆積量の推定値Mを用いて図7の特性線110、130を補正する。S130での補正は、図8において、S110で算出したアッシュ堆積量での特性線110、130を選択することである。
特性線110、130の補正にしたがって、図7の破線150、170も補正する。補正後の破線150、170はそれぞれ補正後の特性線110、130と平行にすればよい。図8に示されるマップは予め求めておいてメモリ71に記憶しておけばよい。以上が図2の処理手順である。図2の処理が終了したら再びECU7は図2の処理をS10から自動的に開始すればよい。
次に排気ガスの流量の算出方法を説明する。ここで流量とは、単位時間あたりの体積流量とすればよい。エアフロメータ31で計測した吸気の単位時間当たりの質量流量を排気ガスの体積流量に変換する。排気ガスの体積流量の算出は次の式(E9)にしたがって行う。なおV(m/sec)が排気ガスの単位時間あたりの体積流量、G(g/sec)が吸気の単位時間当たりの質量流量、Tdpf(K)がDPF温度、P0(kPa)が大気圧、ΔP(kPa)がDPF差圧、Q(cc/sec)が単位時間当たりの燃料噴射量をそれぞれ示している。
V(m/sec)
=[G(g/sec)/28.8(g/mol)]
×22.4×10−3(m/mol)
×[Tdpf(K)/273(K)]
×[P0(kPa)/(P0(kPa)+ΔP(kPa))]
+Q(cc/sec)/207.3(g/mol)
×0.84(g/cc)×6.75
×22.4×10−3(m/mol)
×[P0(kPa)/(P0(kPa)+ΔP(kPa))] (E9)
式(E9)の右辺第1項は吸気の質量流量を体積流量に変換したものであり、第2項は、噴射燃料の燃焼による吸気から排気ガスへの増量分である。第2項中、0.84(g/cc)は軽油の代表的な液密度である。22.4×10−3(m/mol)は摂氏0度、1気圧(atm)での理想気体の1mol当たりの体積である。6.75は燃料噴射量1(mol)に対する排気ガスのモル数の増加率である。
増加率(6.75)は以下により得ている。軽油の組成は代表的には、C1527.3(分子量207.3)と表され、燃焼は次の反応式(E10)で表される。したがって、燃料噴射量1(mol)に対し、排気ガスは6.75(=(15+13.5)−21.75)倍のモル数となる。
1527.3+21.75O→15CO+13.5HO (E10)
また、燃料噴射はECU7で決定される所定の噴射時期にのみ噴射され、間欠的な噴射となる。式(E9)中の燃料噴射量Qは、非噴射期間も合わせた平均的な燃料噴射量である。
吸気の単位時間当たりの質量流量G(g/sec)はエアフロメータ31で計測すればよい。DPF温度Tdpf(K)は排気温度センサ61、62で計測すればよい。DPF前後差圧ΔP(kPa)は、差圧センサ63で計測すればよい。単位時間当たりの燃料噴射量Q(cc/sec)はECU7によるインジェクタ21への噴射量の指令値を用いればよい。
なおDPF温度Tdpf(K)は排気温度センサ61、62いずれかの計測値でもよいし、両計測値の平均値でもよい。また排気温度センサ61、62いずれかあるいは両センサ61、62の計測値からDPF6の内部温度を推定するモデルを予め求めてメモリ71に記憶しておき、このモデルを用いてDPF温度Tdpf(K)を推定してもよい。また、この式ではDPF6の下流が大気圧であるとして扱っているが、DPF下流圧がマフラ圧損等により大気圧で無い場合は、その下流圧分をDPF差圧に更に加えて体積流量を算出すればよい。以上が排気ガスの流速の算出方法である。
なお図7及び図8の特性は、排気ガス流量を一定とした場合の特性である。メモリ71にはDPF差圧と排気ガス流量とPM堆積量との3つの量の間の特性が記憶されているとすればよい。そしてS130では、こうした3つの量の間の特性が補正されるとすればよい。
上記実施例において、DPF6が捕集器を構成する。S10、S40の手順とECU7とが推定手段を構成する。S30の手順とECU7とが再生手段を構成する。S90の手順とECU7とが第1の算出手段を構成する。S100の手順とECU7とが第2の算出手段を構成する。S110の手順とECU7とが第3の算出手段を構成する。
S130の手順とECU7とが補正手段を構成する。S110の手順とECU7とが重み付け平均算出手段を構成する。S120の手順とECU7とが補助算出手段を構成する。なお上記実施例でエンジン2をディーゼルエンジンでなくリーンバーンガソリンエンジンとしても上で述べたのと同等の効果が得られる。
本発明の実施形態における内燃機関の排気浄化装置の概略構成図。 DPF再生・特性線補正処理を示すフローチャート。 アッシュ堆積量をパラメータとしたDPF差圧と排気ガス流量の関係を示す図。 アッシュの堆積量の第2の仮推定値の算出方法の例を示す図。 アッシュの堆積量の第2の仮推定値の算出方法の例を示す図。 アッシュの堆積量の推定値の算出方法の例を示す図。 DPF差圧とPM堆積量の関係を示す図。 アッシュ堆積量をパラメータとしたDPF差圧とPM堆積量の関係を示す図。
符号の説明
1 排気浄化装置
2 ディーゼルエンジン(エンジン、内燃機関)
3 吸気管
4 排気管
6 ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF、捕集器)
10 電子制御装置(ECU)
21 インジェクタ
31 エアフロメータ
61、62 排気温度センサ
63 差圧センサ
71 メモリ

Claims (5)

  1. 排気通路に配置されて粒子状物質を捕集する捕集器と、前記捕集器における粒子状物質の堆積量を推定する推定手段と、前記推定手段による前記堆積量の推定値が大きくなると前記捕集器に堆積した前記粒子状物質を燃焼して前記捕集器を再生する再生手段とを備えた内燃機関の排気浄化装置であって、
    前記捕集器の前後差圧から前記捕集器におけるアッシュの堆積量を第1の仮推定値として算出する第1の算出手段と、
    過去のアッシュの堆積量の推定値から前記捕集器におけるアッシュの堆積量を第2の仮推定値として算出する第2の算出手段と、
    前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値とからアッシュの堆積量の推定値を算出する第3の算出手段と、
    その第3の算出手段によって算出されたアッシュの堆積量の推定値によって前記推定手段における推定方法を補正する補正手段とを備え、
    前記第3の算出手段は、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値との間に位置し、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値とのうちで小さい方の値に近い数値をアッシュの堆積量の推定値として算出することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記第3の算出手段は、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値とのうちで小さい方の値により大きな重みを付与したうえで、前記第1の仮推定値と前記第2の仮推定値との重み付け平均によってアッシュの堆積量の推定値を算出する重み付け平均算出手段である請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記内燃機関は自動車に搭載され、
    前記第2の算出手段は、前記捕集器の使用開始から前回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点までの前記自動車の走行距離に対する前回のアッシュ堆積量の推定値の比を、今回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点までの走行距離に乗算した値を、今回のアッシュ堆積量の第2の仮推定値として算出する請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記内燃機関は自動車に搭載され、
    前記第2の算出手段は、前々回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点から前回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点までにおける前記自動車の走行距離に対するアッシュ堆積量の推定値の増加率が今回のアッシュ堆積量の推定値の算出時点まで続いたとして今回のアッシュ堆積量の第2の仮推定値を算出する請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記内燃機関は自動車に搭載され、
    前記捕集器の使用開始からの前記自動車の走行距離が所定距離以内であることを判別する判別手段と、
    その判別手段が前記捕集器の使用開始からの前記自動車の走行距離が所定距離以内であると判別した場合に、前記算出手段を無効化して、前記捕集器の使用開始からの前記走行距離により前記アッシュの堆積量の推定値を算出する補助算出手段とを備えた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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