JP2008047181A - 記録再生装置、評価値演算方法、評価値演算装置 - Google Patents

記録再生装置、評価値演算方法、評価値演算装置 Download PDF

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Abstract

【課題】PRML復号を行う記録再生システムにおいて記録条件設定のために好適な評価値を簡易な構成で得ることができるようにする。
【解決手段】最尤復号処理に供給される等化信号についての最尤パスとビット進みシフト方向のパスの差メトリックと、等化信号についての最尤パスとビット遅れシフト方向のパスの差メトリックとの差に相当する値を信号品質評価値dSAMとする。またこの信号品質評価値dSAMは、最尤復号処理に供給される等化信号値と、最尤復号処理結果の復号信号から求められる理想等化信号値の誤差である等化誤差値ekを用いて算出する。
【選択図】図2

Description

本発明はPRML復号(パーシャルレスポンス最尤復号(PRML:Partial Response Maximum Likelihood))を用いた記録再生を行うシステムでの記録再生装置にかかり、またその記録再生装置に用いることのできる評価値演算装置、評価値演算方法に関する。
特許第3674160号公報 特開2004−335079号公報
光ディスク等の光記録媒体に対する記録再生装置においては、記録媒体に記録を行う際の記録条件として、レーザ光の発光パルス幅やレベル等を最適な状態に調整することが行われている。
この記録条件の調整は、再生される信号の品質の評価指標に基づいて行われるが、再生信号品質の評価値としては、ゼロクロス点もしくは2値化後のタイミングエッジ誤差を統計した平均値と分散値が一般的であった。
ここで近年、光ディスクの再生方式としてパーシャルレスポンス最尤復号(PRML復号)とよばれる方式が広く採用されているが、PRML復号を用いた信号再生系にとって、再生信号品質の評価指標として、より好適な評価指標が求められている。
このような状況において、例えば上記特許文献1に記載されているように、最尤復号処理における差メトリックを再生マージン評価手法とする技術が提案され、最尤復号系にとっての記録後信号品質を評価する手法が確立された。
また、上記特許文献2には最尤復号における差メトリックを用いて算出した評価値を 記録条件にフィードバックして利用する技術が提案されている。ところがこの特許文献2に記載の技術は、差メトリックによる評価値が、その誤差が時間軸と一致した評価値ではなく、記録マークのエッジ誤差と捉えられないため、マークエッジの適正化のための記録条件の調整という観点からは不都合があった。
そこで本発明は、最尤復号処理を行う記録再生システムにおいて、例えば記録条件の調整等に利用できる信号品質評価値として適切な評価値を得ること、及び評価値算出を簡易に実現することを目的とする。
本発明の記録再生装置は、記録媒体に対して、マーク及びスペースで表現される情報を書き込み、又読み出す書込/読出部と、上記書込/読出部により上記記録媒体から読み出される信号についてパーシャルレスポンス等化処理及び最尤復号処理を行って復号データを得るPRML復号部と、評価値演算部とを備える。この評価値演算部は、上記パーシャルレスポンス等化処理を経て上記最尤復号処理に供給される等化信号についての最尤パスとビット進みシフト方向のパスの差メトリックと、上記等化信号についての最尤パスとビット遅れシフト方向のパスの差メトリックとの差に相当する信号品質評価値を算出する。
また上記評価値演算部は、上記最尤復号処理に供給される等化信号値と、上記最尤復号処理結果の復号信号から求められる理想等化信号値の誤差である等化誤差値を用いて、上記信号品質評価値を算出する。
また上記評価値演算部は、算出した上記信号品質評価値を、上記最尤復号処理で復号された復号データパターンに応じて区別して格納する。
また上記評価値演算部で得られる上記評価値を用いて、上記書込/読出部における書込動作のための記録信号の調整を行う制御手段を、更に備える。
本発明の評価値演算方法は、記録媒体上でマーク及びスペースで表現される情報を読み出した際に、その読み出される信号の品質の指標となる信号品質評価値を算出する評価値演算方法として、上記記録媒体から読み出される信号についてパーシャルレスポンス等化処理及び最尤復号処理を行って復号データを得る場合に、上記パーシャルレスポンス等化処理を経て上記最尤復号処理に供給される等化信号についての最尤パスとビット進みシフト方向のパスの差メトリックと、上記等化信号についての最尤パスとビット遅れシフト方向のパスの差メトリックとの差に相当する信号品質評価値を算出する。
本発明の評価値演算装置は、記録媒体上でマーク及びスペースで表現される情報を読み出した際に、その読み出される信号の品質の指標となる信号品質評価値を算出する評価値演算装置として、上記記録媒体から読み出される信号についてパーシャルレスポンス等化処理及び最尤復号処理を行って復号データを得る際の、上記パーシャルレスポンス等化処理を経て上記最尤復号処理に供給される等化信号についての最尤パスとビット進みシフト方向のパスの差メトリックと、上記等化信号についての最尤パスとビット遅れシフト方向のパスの差メトリックとの差に相当する信号品質評価値を算出とする算出部を有する。
以上の本発明では、最尤復号処理に供給される等化信号についての最尤パスとビット進みシフト方向のパスの差メトリックと、等化信号についての最尤パスとビット遅れシフト方向のパスの差メトリックとの差に相当する値を信号品質評価値とする。
等化信号とは、パーシャルレスポンス等化処理が施されて最尤復号器に入力される再生信号である。
差メトリックとは、等化信号と、その等化信号に対して検出される最尤パス(最も確からしいステート遷移のパス:決定パス)とのユークリッド距離と、等化信号と対抗パス(2番目に確からしいパス)とのユークリッド距離との差分である。SAM値とも呼ばれる。
そして、本発明では、ここでいう対抗パスとして、復号データ系列として決定される最尤パス(決定パス)と比較する場合に1ビットシフトが発生する、ビット進みシフト方向のパスと、ビット遅れシフト方向のパスを考える。
そして差メトリックとして、その等化信号と最尤パスとのユークリッド距離と、等化信号とビット進みシフト方向で考えた対抗パスとのユークリッド距離との差分を第1の差メトリックとする。また、等化信号と最尤パスとのユークリッド距離と、等化信号とビット遅れシフト方向で考えた対抗パスとのユークリッド距離との差分を第2の差メトリックとする。本発明では、この第1,第2の差メトリックの差を、信号品質評価値とする。
本発明によって算出する信号品質評価値は、等化信号に対して算出できる2つの差メトリックの差であり、この信号品質評価値は、ビットシフト方向及びシフト量を定量的に示す値となる。従って、例えば記録条件調整等への利用に適した信号品質評価値となる。
また実際には、このような信号品質評価値は、最尤復号処理に供給される等化信号値と、最尤復号処理結果の復号信号から求められる理想等化信号値の誤差である等化誤差値を用いて算出でき、簡易な装置構成で実現できるという利点もある。
信号品質評価値を、最尤復号処理で復号された復号データパターンに応じて区別して格納しておくことで、記録パターン毎の記録条件の評価や調整などに好適となる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
この実施の形態では、パーシャルレスポンス方式での記録/再生を行ない、ビタビ復号等の最尤復号を行なうPRML(Partial-Response Maximum-Likehood)方式において、パーシャルレスポンス特性をPR(1,x,x,1)に選び、かつ、RLL(1,7)符号等のランレングスリミテッド(Run Length Limited)符号を用い、最小ランレングスを1に制限した場合を例に説明する。
なお、PR(1,x,x,1)におけるxは、「2」「3」など、光学特性等に合ったものを選択する。以下では、例えばPR(1,2,2,1)の場合で考える。
まず、PRLM復号方式について簡単に述べておく。
PRML復号方式は、再生信号のユークリッド距離が最小となるパーシャルレスポンス系列を検出する方式であり、パーシャルレスポンスという過程と最尤検出という過程が組み合わせた技術である。
なお、パーシャルレスポンス系列とは、ビット系列にターゲットレスポンスで定義される重みつき加算を施すことで得られる。光ディスクシステムでは、PR(1,2,2,1)がよく用いられ、これはビット系列に1,2,2,1の重みをつけて加算した値をパーシャルレスポンス値として返すものである。
パーシャルレスポンスは、1ビットの入力に対して、1ビットよりも長く出力を返す過程であって、再生信号が、連続する4ビットの情報ビットの入力に対してこれらを順に1、2、2、1を乗じて加算した信号として得られる過程が、上記のPR(1,2,2,1)と表現される。
また、最尤検出とは、2つの信号の間にユークリッド距離とよばれる距離を定義して、実際の信号と想定されるビット系列から予想される信号との間の距離を調べて、その距離が最も近くなるようなビット系列を検出する方法である。なお、ここで、ユークリッド距離とは、同じ時刻での2つの信号の振幅差の二乗を全時刻にわたって加算した距離として定義される距離である。また、この距離を最小とするビット系列の探索には、後述するビタビ検出をもちいる。
これらを組み合わせたパーシャルレスポンス最尤検出では、記録媒体のビット情報から得られた信号をイコライザとよばれるフィルタでパーシャルレスポンスの過程となるように調整し、得られた再生信号と想定されるビット系列のパーシャルレスポンスとの間のユークリッド距離を調べて、その距離が最も近くなるようなビット系列を検出する。
実際にユークリッド距離が最小となるビット系列を探索するには、前述のビタビ検出によるアルゴリズムが効果を発揮する。
ビタビ検出は、所定の長さの連続ビットを単位として構成される複数のステートと、それらの間の遷移によって表されるブランチで構成されるビタビ検出器が用いられ、全ての可能なビット系列の中から、効率よく所望のビット系列を検出するように構成されている。
実際の回路では、各ステートに対してパスメトリックレジスタとよばれるそのステートにいたるまでのパーシャルレスポンス系列と信号のユークリッド距離(パスメトリック)を記憶するレジスタ、および、パスメモリレジスタとよばれるそのステートにいたるまでのビット系列の流れ(パスメモリ)を記憶するレジスタの2つのレジスタが用意され、また、各ブランチに対してはブランチメトリックユニットとよばれるそのビットにおけるパーシャルレスポンス系列と信号のユークリッド距離を計算する演算ユニットが用意されている。
PR(1,x,x,1)の場合のステート遷移(状態遷移)を図4に示す。
データビット列をbk∈{0,1}とした場合、この系のPR出力dkは図4のような状態遷移となり、各状態から次の状態に遷移する際にdkが出力される。
図4においてST000〜ST111は各ステートを示し、Cxxxxは出力を表す。これら出力Cxxxxは、状態遷移の際に得られる出力を表している。
例えばステートST000の状態から考えると、入力bk=0であれば、ステートST000の状態を維持し、出力はC0000となる。またステートST000の状態で入力bk=1であれば、ステートST001に移行する。ステートST000からステートST001への移行の際の出力はC0001となる。
またステートST001から考えると、入力bkはランレングス制限からbk=1しかあり得ず、入力bk=1であれば、ステートST011に移行する。ステートST001からステートST011への移行の際の出力はC0011となる。
これらのステート遷移と出力値は以下のようになる。
C1111:ST111→ST111
C1110:ST111→ST110, C0111:ST011→ST111
C0110:ST011→ST110
C1100:ST110→ST100, C0011:ST001→ST011
C1001:ST100→ST001
C1000:ST100→ST000, C0001:ST000→ST001
C0000:ST000→ST000
ビタビ検出においては、さまざまなビット系列を、上記のステートを通過するパスのひとつによって一対一の関係で対応付けることができる。また、これらのパスを通過するようなパーシャルレスポンス系列と、実際の信号との間のユークリッド距離は、上記のパスを構成するステート間遷移、すなわち、ブランチにおける前述のブランチメトリックを順次加算していくことで得られる。
さらに、上記のユークリッド距離を最小にするようなパスを選択するには、この各ステートにおいて到達する2つ以下のブランチが有するパスメトリックの大小を比較しながら、パスメトリックの小さいパスを順次選択することで実現できる。この選択情報をパスメモリレジスタに転送することで、各ステートに到達するパスをビット系列で表現する情報が記憶される。パスメモリレジスタの値は、順次更新されながら最終的にユークリッド距離を最小にするようなビット系列に収束していくので、その結果を出力する。以上のようにすると、再生信号にユークリッド距離が最も近いパーシャルレスポンス系列を生成するビット系列を効率的に検索することができる。
このようなPRMLを用いたビット検出においては、そのビット検出能力の指標として、SAMジッタを用いることが既に知られている。
PRMLによるビット検出では、正しいビット系列から得られるパーシャルレスポンス系列と再生信号とのユークリッド距離、すなわち、正しいビット系列に対するパスメトリックが、誤りのあるビット系列から得られるパーシャルレスポンス系列と再生信号とのユークリッド距離、すなわち、誤りのあるビット系列に対するパスメトリックよりも小なる場合に、正しいビット検出が実行され、逆の場合には誤りが発生する。
従って、PRMLのビット検出の能力は、前者のパスメトリックと後者のパスメトリックの差、すなわち、差メトリックが0からどれだけ離れているか、その大きさによって決定する。換言すれば、差メトリックが小さいほどエラー発生の可能性が高いと推定できる。
また、誤りのあるビット系列の中でも、誤りの大半を占める最も重要な系列は、正しい系列から得られるパーシャルレスポンス系列とのユークリッド距離が最も近くなるような別のパーシャルレスポンス系列を与えるビット系列である。このような系列は、たとえば、ターゲットレスポンスがPR(1,2,2,1)のPRMLでは、1ビットのみ誤りがある場合である。
このため、PRMLによるビット検出では、正しいビット系列から得られるパーシャルレスポンス系列と再生信号のユークリッド距離と、1ビットのみ誤りがあるビット系列のパーシャルレスポンス系列と再生信号のユークリッド距離の差分の大きさ、即ちSAM値(=差メトリック)がPRMLによるビット検出の能力を決定すると考えることができる。
そして本実施の形態の記録再生装置では、PRML復号方式で記録媒体から読み出した再生信号の復号(2値化)を行うが、特にその再生信号品質評価の指標として、上記のSAM値(差メトリック)そのものではなく、2つの差メトリックの差を用いるものである。
図1に、実施の形態の記録再生装置の要部の構成を示す。
情報を記録する記録媒体としての光ディスク1は、記録/再生時にはスピンドルモータ2によって回転される。
光学ヘッド3(光ピックアップ)は、レーザダイオードから出力したレーザ光を、所定の光学系により対物レンズから光ディスク1に照射する。また光ディスク1からの反射光を、所定の光学系を介してフォトディテクタに導き、反射光量に応じた電気信号を得る。また複数のフォトディテクタで検出された各光量信号に対して演算処理をおこない、記録された情報の再生信号sA(再生RF信号)や、トラッキング、フォーカスなどの各種サーボエラー信号を生成する。
記録時には、記録信号発生部9から記録信号DLが光学ヘッド3に供給される。記録信号DLは、光学ヘッド3内のレーザダイオードの駆動信号であり、レーザダイオードは記録信号DLに応じて発光駆動される。
記録時には、光ディスク1に記録しようとする記録データが、記録データエンコーダ8で、例えばRLL(1,7)変調等のエンコード処理が施され、そのエンコード信号DRが記録信号発生部9に供給される。記録信号発生部9では、エンコード信号DRに応じたレーザ駆動信号としての記録信号DLを生成する。
なお、レーザ駆動信号としてのパルスレベルやパルス幅、パルスエッジタイミング等の、いわゆるライトストラテジ設定は、コントローラ10から記録条件として指示される。つまり記録信号発生部9は、レーザを発光させる強度を設定する機能と、発光時間/タイミングを設定する機能を備えており、レーザ駆動信号としての記録信号DLを調整することで、光ディスク1に対する記録条件を調整することが可能である。
再生時には、光学ヘッド3で読み出された再生信号sAは再生クロック生成/サンプリング4に供給される。再生クロック生成/サンプリング回路4では、PLL回路を用いて再生信号sAに同期した再生クロックCKを生成し、また再生信号sAのサンプリングを行ってサンプリング信号(デジタル再生信号)DSを出力する。再生クロックCKはPRMLデコーダ器5、再生データデコーダ6、評価値演算部7での処理に用いられる。
サンプリング信号DSは、PRMLデコーダ5に供給され、パーシャルレスポンス等化処理やビタビ復号処理が行われる。
PRMLデコーダ5での復号処理で得られた復号データ(2値データ列)は、再生データデコーダ6に供給され、RLL(1,7)変調等に対する復調処理やエラー訂正処理、デインターリーブなどの処理が施され、これによって復調された再生データが得られる。
評価値演算部7は、詳しくは後述するが、PRMLデコーダ5での処理過程で得られる等化誤差を入力し、等化誤差値を用いて2つの差メトリックの差としての評価値を算出する。この評価値は、2つの差メトリック(SAM)の差分に相当するものであり、評価値「dSAM」として後に説明する。
コントローラ10は、記録再生装置の制御部として各部を制御するが、本例において特徴的な動作としては、評価値演算部7で得られた評価値(dSAM)を用いて再生信号品質を評価し、その評価結果に応じて記録条件設定処理(ライトストラテジ設定)を行う。
図2にPRMLデコーダ5及び評価値演算部7の構成を示す。
PRMLデコーダ5においては、パーシャルレスポンス等化処理のためのイコライザが設けられるが、この例では、当該イコライザとして、最小二乗方式(LMS)の適応型トランスバーサルフィルタ(以下、LMS−TVF)21を用いている。
LMS−TVF21で等化された等化信号ykは、ビタビ復号器22及び遅延回路23に供給される。
ビタビ復号器22は、上述の最尤復号処理を行って復号データDTを得る。即ちビタビ復号器22は、上述した出力C0000〜C1111までにある値を基準値としてメトリック計算を行い、最尤復号を行う。
この例では適応型のイコライザ(LMS−TVF21)を用いていることから、遅延回路23、期待値算出部24、及び誤差演算器25を備えた構成としている。
LMS−TVF21は、後段のビタビ復号器22でのデコード結果から得た出力期待値と等化後の結果の差からフィルタ係数を更新し、入力される信号をさらに等化していくものである。
このため期待値算出部24は、ビタビ復号器22で得られた復号データに基づいて、本来の期待される等化信号値を算出する。つまりLMS−TVF21から出力される等化信号値としての理想値dkを復号結果から算出する。なお、この理想値はPR係数とのコンボリューションでも求まるが、状態遷移から出力信号を算出する事で求めるようにしてもよい。そのほうが次に述べるようにLMS−TVF21の等化目標値を任意に変更した場合に対応できる。
遅延回路23は、ビタビ復号器22及び期待値算出部24での処理時間を吸収する為に設けられている。つまり、等化信号ykと、それに対応する理想値dkが誤差演算器25に供給されるタイミングを調整する。
誤差演算器25では、等化信号ykから理想値dkを減算し、これを等化誤差ekとして出力する。
LMS−TVF21は、この等化誤差ekに基づいて、フィルタ係数を更新するものとなる。
なおLMS−TVF21の等化目標値は、通常ビタビ復号における識別基準値(C0000〜C1111)を使うが、それらとは別の値を設定したほうがエラーレートが良い場合がある。そのためLMS−TVF21の等化目標値を別途設定できる構成が設けられる。その場合変更できる識別基準値としては、C0001、C1000(この両者は同じ値とする)、及びC0110である。
ただしC0111、C1110は、C0001の値を、C1100、C0011から見て対称となる値に変化させる。同様にC1001は、C0110をC1100、C0011から見て対称となる値に変化させる。
評価値演算部7は、dSAM算出部31,リーディングパターンマッチ部32、トレイリングパターンマッチ部33、dSAM格納部34を有する構成とされる。
dSAM算出部31は、上記等化誤差ekの値から評価値dSAMを算出する。このdSAM算出部31は、図3のようにそれぞれ1クロックタイミングの遅延回路41a〜41dと、係数乗算器42a〜42eと、加算器43を有する構成とされる。
係数乗算器42a〜42eの係数値としては、それぞれC1000、C1100、C0110、C0011、C0001が設定されている。
そしてこれら係数乗算器42a〜42eの出力値が加算器43で加算された結果が評価値dSAMとなる。
上述したように評価値dSAMは、2つの差メトリックの差である。つまり等化信号と最尤パスとのユークリッド距離と、等化信号とビット進みシフト方向で考えた対抗パスとのユークリッド距離との差分を第1の差メトリックとし、また、等化信号と最尤パスとのユークリッド距離と、等化信号とビット遅れシフト方向で考えた対抗パスとのユークリッド距離との差分を第2の差メトリックとしたときに、この第1,第2の差メトリックの差が評価値dSAMであるが、図3の構成のdSAM算出部31で得られる値がこれに相当する。この理由については、後に詳しく説明する。
なお、上記のようにLMS−TVF21の等化目標値として、C0001、C1000、及びC0110が変更される場合は、それに応じて係数乗算器42a、42eと、係数乗算器42cの係数も変更される。
dSAM算出部31で算出された評価値dSAMは、リーディングパターンマッチ部32及びトレイリングパターンマッチ部33に供給される。
リーディングパターンマッチ部32では、ビタビ復号器22での復号データのリーディングエッジのパターン(スペースからマークへのパターン)を判別し、パターン毎に区別して、評価値dSAMをdSAM格納部34に格納する。
トレイリングパターンマッチ部33では、ビタビ復号器22での復号データのトレイリングエッジのパターン(マークからスペースへのパターン)を判別し、パターン毎に区別して、評価値dSAMをdSAM格納部34に格納する。
これによりdSAM格納部34では、評価値dSAMが、パターン別に分類して格納される。
図7にパターンマッチの例を示す。
図7(a)はリーディングエッジのパターン分けの例を示している。2sは2Tスペース、3sは3Tスペース、4sは4Tスペース、over5sは5T以上のスペースを示している。Tはチャネルクロック周期である。
また2mは2Tマーク、3mは3Tマーク、4mは4Tマーク、over5mは5T以上のマーク(5T〜8T)を示している。そして例えばXsYmはXTスペースからYTマークに移行するリーディングエッジのパターンを意味する。例えば2s3mとは、2Tスペースから3Tマークに移行するリーディングエッジのパターンである。また5s5mは5T以上スペースから5T以上マークに移行するリーディングエッジのパターンである。
この図7(a)のように、リーディングエッジのパターンとして、2s3m、2s4m、2s5m、3s2m、3s3m・・・・5s5mを区別する。
リーディングパターンマッチ部32は、ビタビ復号器22での復号データパターンとして例えば2s3mのパターンが発生したときに算出された評価値dSAMを、dSAM格納部34に評価値dSAM2s3mとして記憶させる。
また2s4mのパターンが発生したときに算出された評価値dSAMを、dSAM格納部34に評価値dSAM2s4mとして記憶させる。
つまり、図7(a)の各リーディングエッジパターンが復号データとして発生した際に、それらに応じて評価値dSAMを区分して記憶させる。なお、2s2mのパターンなど、評価値計測不要としたパターンの場合に得られた評価値dSAMは、記憶しない。
図7(b)はトレイリングエッジのパターン分けの例を示している。例えばXmYsはXTマークからYTスペースに移行するトレイリングエッジのパターンを意味する。例えば2m3sとは、2Tマークから3Tスペースに移行するトレイリングエッジのパターンである。また5m5sは5T以上マークから5T以上スペースに移行するトレイリングエッジのパターンである。
この図7(b)のように、トレイリングエッジのパターンとして、2m3s、2m4s、2m5s、3m2s、3m3s・・・・5m5sを区別する。
トレイリングパターンマッチ部33は、ビタビ復号器22での復号データパターンとして例えば2m3sのパターンが発生したときに算出された評価値dSAMを、dSAM格納部34に評価値dSAM2m3sとして記憶させる。
また2m4sのパターンが発生したときに算出された評価値dSAMを、dSAM格納部34に評価値dSAM2m4sとして記憶させる。
つまり、図7(b)の各トレイリングエッジパターンが復号データとして発生した際に、それらに応じて評価値dSAMを区分して記憶させる。なお、2m2sのパターンなど、評価値計測不要としたパターンの場合に得られた評価値dSAMは、記憶しない。
この図7のようなパターン分けは一例である。dSAM格納部34としての容量に余裕があれば、例えば5T〜8Tを5T以上としてまとめずに、5T〜8Tをそれぞれ区別してパターン分けして記憶しても良い。
また、同じパターンの評価値dSAMであっても、それが得られる毎に、評価値dSAMを追加的に記憶させても良いし、加算値を記憶しても良い。
例えば、2s3mのパターンが発生するたびに、評価値dSAMを格納していくことで、複数の評価値dSAM2s3mを保存していくようにしてもよいし、2s3mのパターンの場合の評価値は累積加算して加算値を1つの評価値dSAM2s3mとして保存されるようにしてもよい。但し加算値を記憶する場合は、加算数(つまり当該パターン発生数)の値を記憶しておくようにすることが好適である。
本実施の形態の記録再生装置では、以上のように評価値演算部7で評価値dSAMを算出し、例えばパターン分けして評価値dSAM2s2m・・・・dSAM5m5sとして記憶する。
コントローラ10は、例えば記録条件としてライトストラテジ調整を行う際などに、記録条件を多様に変化させて記録を行い、それらを再生したときに得られる評価値dSAMを確認していくことで、最適な記録条件を判別し、最適な記録条件に調整することができる。
以下では、このような記録条件調整(ライトストラテジ調整)などに用いる評価値dSAMについて説明していく。
先に述べたように、特にPRML再生系を備えた光ディスク記録再生装置において、信号品質(即ちここではライトストラテジとしての記録条件に応じた書込信号の品質)を評価する指標として、SAM値がある。本例で言う評価値dSAMとは、SAM値を発展させた評価指標であり、再生波形がビットシフトとしての進み方向、遅れ方向のどちらにシフトしているか、及びシフト量を表す指標として定義される。
既に知られているように、SAM値は、ビタビ復号においてのメトリック計算で得られる等化処理された再生信号(等化信号)と決定パス(最尤パス)とのユークリッド距離と、等化信号と対抗パスのユークリッド距離との差を指すもので、次の(数1)で表せる。
Figure 2008047181
ここでykはLMS−TVF21による等化後の値、dkは決定パスの予想出力値、d’kは対抗パスの予想出力値である。
対抗パスとは、状態遷移において分岐のあるところから発生している。記録波形でいうところでは短く記録されたり、長めに記録されたりすることがある。それによって復号データでみると、ビットがシフトしたように見える。
例えば図5の「RF」は等化信号系列(つまりyk値の系列)を示し、「Pa」は等化信号系列RFに対しての決定パスである(dk系列)。またこの場合、「PbR」は等化信号系列RFに対する対抗パスとなる(d’k系列)。
上記(数1)のとおり、この場合、等化信号系列RFと決定パスPaのユークリッド距離と、等化信号系列RFと対抗パスPbRのユークリッド距離との差がSAM値となる。
本来の状態遷移である決定パスに対して、対抗パスは、長めのマーク記録(ビット進みシフト)又は短めのマーク記録(ビット遅れシフト)を生じさせるパスである。
例えば図5において本来の状態遷移である決定パスPaに対する対抗パスPbRは、遅れ方向のビットシフトが生じるパスである。
つまり復号データでみると、決定パスPaは図6のbk(4Tスペース−4Tマーク)に対し、対抗パスPbRは、図6のb’k(5Tスペース−3Tマーク)のように1ビット遅れのシフトが発生した復号データ系列となる。(網掛け部分はマークのイメージ)
また、図5において「PbL」を対抗パスと考えた場合、決定パスPaに対する対抗パスPbLは、進み方向のビットシフトが生じるパスである。
つまり復号データでみると、決定パスPaは図6のbk(4Tスペース−4Tマーク)に対し、対抗パスPbLは、図6のb”k(3Tスペース−5Tマーク)のように1ビット進みのシフトが発生した復号データ系列となる。
このように、本来の状態遷移である決定パス(dk系列)に対してビット進みシフトの場合の対抗パス(d”k系列)を考えた場合のSAM値をSAM_leadとし、また決定パス(dk系列)に対してビット遅れシフトの場合の対抗パス(d’k系列)を考えた場合のSAM値をSAM_ragとした場合、SAM_lead、SAM_ragは次の(数2)(数3)のようになる。
Figure 2008047181
Figure 2008047181
そして、記録されている信号が、進み方向、遅れ方向のどちらにシフトしているか判断しようとする場合、この(数2)と(数3)の大きさを比較するればよいことになる。つまり(SAM_lead)−(SAM_rag)の値を求めればよい。すると、ビットシフトが無い場合は、(SAM_lead)−(SAM_rag)の値は0であり、0以外の場合は、その値の正負により遅れているか、進んでいるかわかる。また、当該値の大きさは、どれくらい進んでいるか、もしくは遅れているかというシフト量も示している。
本例においては、この(SAM_lead)−(SAM_rag)を、評価値dSAMとする。
この(SAM_lead)−(SAM_rag)である評価値dSAM、つまり(数2)−(数3)は、次の(数4)ように表すことができる。
Figure 2008047181
また、図2の構成において説明したように、等化誤差ekを考えると、yk−dk=ekであるため、上記(数4)は、次の(数5)のように表すことができる。
Figure 2008047181
ここで(数5)における第3項は進み方向の1ビットシフトのデータとのユークリッド距離であり、また第6項は、遅れ方向の1ビットシフトのデータとのユークリッド距離であって、両者は同じ値となる。よって(数5)の式は、第2項、第5項だけで表され、さらに(数6)のように変形できる。
Figure 2008047181
ここで出力d”k、d’k、dkは、そもそも元となるビットデータ列b”k、b’k、bkの応答の関係であり、その応答を意味する演算をM(k)とすると(この演算は一般にはPR多項式とのコンボリューションとなるが)、
dk=M(bk)
であるから
d”k−d’k=M(b”k−b’k)
となる。
ここでb”k−b’kをビットシフトパターンEkとすると、以下のようになる。
bk ={0,0,0,0,0,1,1,1,1,x・・・}
b”k={0,0,0,0,1,1,1,1,1,x・・・}
b’k={0,0,0,0,0,0,1,1,1,x・・・}
Ek ={0,0,0,0,1,1,0,0,0,x・・・}
である。bkが時刻kで「1」になったとすると、b”k−b’kであるEkが「1」となるのは、時刻k-1及び時刻kのみとなる。
以上から、上記(数6)は、Ekの出力応答と等価誤差ekの積の総和で表される。しかしEkは時刻k-1及び時刻kのときのみ「1」なので、M(Ek)はシンプルな多項式で表示される。
このM(Ek)の出力は、時刻k-1を起点に、時刻k-1→時刻k→時刻k+1→時刻k+2と考えると、図4に挙げた状態遷移図のとおりに、
C0001→C0011→C0110→C1100→C1000
となり、 これ以外はC0000となり、C0000は応答無しの0であるので、最終的には(数6)は、
Figure 2008047181
という式になる。
なお、(数7)はスペースからマークに至る場合で、マークからスペースに至る場合は、(数7)の極性が反対になる。
結局、評価値dSAMは、(数7)の通りに考えることができる。即ち(数7)は、評価値dSAMは、等化誤差(ek-1、ek、ek+1、ek+2、ek+3)について、C0001、C0011、C0110、C1100、C1000の、C0000=0とした識別基準値の比を係数とした演算を行って求めることができ、即ち図3に示した構成のdSAM算出部31で、この評価値dSAMを求めることができることが理解される。
以上のように本実施の形態では、SAM値(差メトリック)の差としての評価値dSAMを算出する。そして特には等化誤差ekを用いて簡易な構成で、この評価値dSAMを求めることができる。
この評価値dSAMは、ビットシフトの方向及びシフト量を定量的に示すため、記録品質の評価に非常に好適であり、特にライトストラテジ調整の際の指標として適している。
また、図2の構成で説明したように、評価値dSAMを復号データパターン毎に区別して格納することで、記録条件設定の評価にも役立つものとなる。
さらに、評価値dSAMをシンプルな構成で求めることができることは、ハードウエアによる実現が簡単であるという利点も導かれる。
以上、実施の形態を説明してきたが、本発明は多様な変形例が考えられる。
評価値演算部7は、評価値dSAMを、エッジの前後のマーク長、スペース長に応じて分類して保存するようにしたが、パターンの前後の状態検出をさらに拡張して、前々、後々のマーク長、スペース長に応じて分類してもよい。
また上記各例はPR(1,x,x,1)を前提に記載をしているが、例えばPR(1,2,1)など、他のパーシャルレスポンス等化方式においても本発明が適用可能である。
即ち上記(数7)で示した評価値dSAMは、上述のようにビットシフトパターンEk(=b”k−b’k)として、0,0,0,0,1,1,0,0,0,x・・・というパターンが得られた状態に応じたものとして求められるが、これは任意のパーシャルレスポンス系における2T信号の識別応答パターンといえる。従って、上記(数7)で示される評価値dSAMは、任意のパーシャルレスポンス系に2T信号を応答させて得られる識別応答と等化誤差ekの積の和である。このような評価値dSAMを、各種のパーシャルレスポンス等化方式において適用することで、本発明としての効果が得られる。
また評価値dSAMを生成する評価値演算部7は、記録再生装置内に組み込まれるものとしているが、記録再生装置の外部機器として構成し、記録再生装置に対して用いる単体の評価装置とすることも可能である。
また光ディスク以外の記録媒体に対するシステムでの記録再生装置、評価値演算装置、評価値演算方法としても本発明は適用できる。
本発明の実施の形態の記録再生装置の要部のブロック図である。 実施の形態のPRMLデコーダ及び評価値演算部のブロック図である。 実施の形態のdSAM算出部の構成のブロック図である。 ビタビ復号における状態遷移の説明図である。 決定パスと対抗パスの説明図である。 ビットシフトの説明図である。 実施の形態の評価値演算部のパターン分けの説明図である。
符号の説明
1 光ディスク、3 光学ヘッド、4 再生クロック生成/サンプリング回路、5 PRMLデコーダ、6 再生データデコーダ、7 評価値演算部、8 記録データエンコーダ、9 記録信号発生部、10 コントローラ、21 LMS−TVF、22 ビタビ復号器、23 遅延回路、24 期待値算出部 25 誤差演算器、31 dSAM算出部、32 リーディングパターンマッチ部、33 トレイリングパターンマッチ部、34 dSAM格納部

Claims (6)

  1. 記録媒体に対して、マーク及びスペースで表現される情報を書き込み、又読み出す書込/読出部と、
    上記書込/読出部により上記記録媒体から読み出される再生信号についてパーシャルレスポンス等化処理及び最尤復号処理を行って復号データを得るPRML復号部と、
    上記パーシャルレスポンス等化処理を経て上記最尤復号処理に供給される等化信号についての最尤パスとビット進みシフト方向のパスの差メトリックと、上記等化信号についての最尤パスとビット遅れシフト方向のパスの差メトリックとの差に相当する信号品質評価値を算出する評価値演算部と、
    を備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 上記評価値演算部は、上記最尤復号処理に供給される等化信号値と、上記最尤復号処理結果の復号信号から求められる理想等化信号値の誤差である等化誤差値を用いて、上記信号品質評価値を算出することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 上記評価値演算部は、算出した上記信号品質評価値を、上記最尤復号処理で復号された復号データパターンに応じて区別して格納することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 上記評価値演算部で得られる上記評価値を用いて、上記書込/読出部における書込動作のための記録信号の調整を行う制御手段を、更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 記録媒体上でマーク及びスペースで表現される情報を読み出した際に、その読み出される信号の品質の指標となる信号品質評価値を算出する評価値演算方法として、
    上記記録媒体から読み出される信号についてパーシャルレスポンス等化処理及び最尤復号処理を行って復号データを得る場合に、
    上記パーシャルレスポンス等化処理を経て上記最尤復号処理に供給される等化信号についての最尤パスとビット進みシフト方向のパスの差メトリックと、上記等化信号についての最尤パスとビット遅れシフト方向のパスの差メトリックとの差に相当する信号品質評価値を算出することを特徴とする評価値演算方法。
  6. 記録媒体上でマーク及びスペースで表現される情報を読み出した際に、その読み出される信号の品質の指標となる信号品質評価値を算出する評価値演算装置として、
    上記記録媒体から読み出される信号についてパーシャルレスポンス等化処理及び最尤復号処理を行って復号データを得る際の、上記パーシャルレスポンス等化処理を経て上記最尤復号処理に供給される等化信号についての最尤パスとビット進みシフト方向のパスの差メトリックと、上記等化信号についての最尤パスとビット遅れシフト方向のパスの差メトリックとの差に相当する信号品質評価値を算出とする算出部を有することを特徴とする評価値演算装置。
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