JP4655892B2 - 記録再生装置、記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は最尤復号を用いた記録再生を行うシステムでの記録再生装置、記録方法にかかり、またその記録再生装置に用いることのできる評価値演算装置、評価値演算方法に関する。
特許第3674160号公報 特開2004−335079号公報
光ディスク等の光記録媒体に対する記録再生装置においては、記録媒体に記録を行う際の記録条件として、レーザ光の発光パルス幅やレベル等を最適な状態に調整することが行われている。
この記録条件の決定要素としては、再生信号のゼロクロス点もしくは2値化後のタイミングエッジ誤差を統計した平均値と分散値が一般的であったが、最尤復号を用いた信号再生系にとって十分に余裕度を上げることが出来ないという事情があった。
ここで、上記特許文献1に記載されているように、最尤復号処理における差メトリックを再生マージン評価手法とする技術が提案され、最尤復号系にとっての記録後信号品質を評価する手法が確立された。
また、上記特許文献2には最尤復号における差メトリックを用いて算出した評価値を 記録条件にフィードバックして利用する技術が提案されている。ところがこの特許文献2に記載の技術は、差メトリックによる評価値が、その誤差が時間軸と一致した評価値ではなく、記録マークのエッジ誤差と捉えられないため、マークエッジの適正化のための記録条件の調整という観点からは不都合があった。
そこで本発明は、最尤復号処理を行う記録再生システムにおいて、より適切な評価値を得るようにすること、及びその評価値を用いて記録条件を適切に調整できるようにすることを目的とする。
本発明の記録再生装置は、記録媒体に対して、マーク及びスペースで表現される情報を書き込み、又読み出す書込/読出手段と、上記書込/読出手段により上記記録媒体から読み出される信号について最尤復号処理を行う最尤復号手段と、上記最尤復号手段における最尤復号処理で得られる記録系列のうち最尤復号処理におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列である特定の記録系列についての、上記最尤復号処理過程で得られる差メトリックを抽出する差メトリック選択手段と、上記差メトリック選択手段で選択された差メトリックについて、上記マークの時間軸上のエッジシフト方向に応じて演算方式を選択し、差メトリックの理想値からの誤差を時間軸上のエッジシフト方向とともに表現する差メトリック誤差値を算出する差メトリック誤差値演算手段と、上記記録系列について、上記マークのエッジ前後のマーク/スペース長を判別するマークエッジ判別手段と、上記差メトリック誤差値演算手段で算出された差メトリック誤差値を、合流点の状態毎に分類し、該合流点の状態毎の分類に、さらに、エッジ前後のマーク/スペース長の分類も加えて統計処理を行うことで、第1の評価値を生成する統計処理手段と、上記統計処理手段で得られる上記第1の評価値を用いて記録条件を算出する記録条件算出手段と、上記記録条件算出手段で算出された記録条件で、上記書込/読出手段における書込動作のための記録信号を発生する記録信号発生手段と、を備え、上記最尤復号手段における最尤復号処理で得られる記録系列のうち上記特定の記録系列についての差メトリックの標準偏差を算出し、算出した標準偏差を用いて第2の評価値を生成する標準偏差演算手段と、上記第2の評価値から、上記記録信号発生手段に設定されている記録条件の適否を判定するとともに、上記統計処理手段で得られた上記第1の評価値から、記録条件を適正化するための補正量を決定する適否判定手段とを、更に備える。
本発明の記録方法は、記録媒体上でマーク及びスペースで表現された情報を再生した際に、最尤復号処理で得られる記録系列のうち最尤復号処理におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列である特定の記録系列についての、上記最尤復号処理過程で得られる差メトリックを抽出する差メトリック選択ステップと、上記差メトリック選択ステップで選択された差メトリックについて、上記マークの時間軸上のエッジシフト方向に応じて演算方式を選択し、差メトリックの理想値からの誤差を時間軸上のエッジシフト方向とともに表現する差メトリック誤差値を算出する差メトリック誤差値演算ステップと、上記記録系列について、上記マークのエッジ前後のマーク/スペース長を判別するマークエッジ判別ステップと、上記差メトリック誤差値演算ステップで算出された差メトリック誤差値を、合流点の状態毎に分類し、該合流点の状態毎の分類に、さらに、エッジ前後のマーク/スペース長の分類も加えて統計処理を行うことで、第1の評価値を生成する統計処理ステップと、上記統計処理ステップで得られる上記第1の評価値を用いて記録条件を算出する記録条件算出ステップと、上記記録条件算出ステップで算出された記録条件で、上記記録媒体への記録が行われるように設定する記録条件設定ステップと、を備え、上記最尤復号処理で得られる記録系列のうち上記特定の記録系列についての差メトリックの標準偏差を算出し、算出した標準偏差を用いて第2の評価値を生成する標準偏差演算ステップと、上記第2の評価値から、上記設定されている記録条件の適否を判定するとともに、上記統計処理ステップで得られた上記第1の評価値から、記録条件を適正化するための補正量を決定する適否判定ステップとを、更に備える。
これらの本発明は、最尤復号を用いた信号再生系に最適となるような記録媒体への記録条件を求めるために、再生信号を最尤復号器で検出した際の検出結果より、理想値からの誤差とその方向を得るための評価値を生成する。
例えば最小ランレングスを制限した最尤復号処理で得られる記録系列のうち、ユークリッド距離が最小であるパスの存在するパス、つまり1ビットシフトエラーの可能性があるパスについての差メトリックから評価値を生成する際に、差メトリックの理想値との誤差をあらわす差メトリック誤差値を、マークエッジの時間軸上のエッジシフト方向に応じて演算方式を選択して算出する。そして、得られた差メトリック誤差値を、合流点の状態毎(更には前後のマーク/スペース長に応じて)に分類して統計することで評価値を得る。
これは、ある状態から分岐した1組のパスが次の最も早い機会に合流する合流点の差メトリックを選んで統計処理する際に、理想値からの誤差をエッジシフト量として捉えたときの符号を時間軸上であわせるように算出した値(差メトリック誤差値)を、合流点の状態により分類して統計処理するものといえる。
本発明によれば、差メトリックの理想値からの誤差を、エッジシフト量として捉えたときの符号を時間軸上であわせて算出した差メトリック誤差値を、合流点の状態により分類して求めて評価値とする。この評価値が0に近づく記録条件を求め、その条件による記録を行うことで、最尤復号処理における差メトリックの標準偏差が最適な状態となる再生信号を得ることが可能となる。よって、最尤復号系にとって誤り率の低い再生信号品質を得るための記録条件を得ることができるという効果がある。
また記録媒体上のマークエッジを評価する手法として、再生信号のゼロクロス点もしくは2値化後のタイミングエッジ誤差を統計して評価する手法からの置き換えが容易であり、従来からの記録条件最適化手法を用いて、最尤復号系にとって誤り率の低い再生信号品質を得ることが容易に可能となる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
まず、ユークリッド距離が最小であるパスの記録系列に相当する再生信号系列パスの尤度の差を求める処理について説明する。なお、ここでは、パーシャルレスポンス方式での記録/再生を行ない、ビタビ復号等の最尤復号を行なうPRML(Partial-Response Maximum-Likelihood)方式において、パーシャルレスポンス特性を図1に示すように、(B/2,A,B/2)に選び、かつ、RLL(1,7)符号等のランレングスリミテッド(Run Length Limited)符号を用い、最小ランレングスを1に制限した場合を例に説明する。
kサンプル時における記録ビット系列bk ∋(0,1)で決まる状態Skは、図2に示すように、S0,S1,S2,S3の4状態になる。
各状態は、次の記録ビットの値によって次の状態に遷移する。このときの状態遷移を示すトレリス線図を図3に示す。図3中の○印が各時刻における状態を、矢印が記録ビットによる状態遷移を示す。矢印で示す状態遷移をブランチと呼び、ブランチの識別子としてa,b,c,d,e,fの各文字をあてる。
各ブランチと、記録ビット系列bk、前後の状態Sk-1,Sk、期待値yk、ブランチメトリック(zk−yk2の関係を図4に示す。
期待値ykは、ノイズや歪のない理想再生チャンネルの記録ビット系列bkに対する出力を意味し、次の(数1)で値が決まる。
Figure 0004655892
ここで、b’kは、bkの0を−1、bkの1を1に割り当てたものである。ブランチメトリック(zk−yk2は、実際の再生系列zkと各ブランチの期待値ykとの差を表わす量であり、各ブランチの添え字をつけて、bmak,bmbk等とする。
図3,図4では、最小ランレングスを1に制限した場合の禁止パターン{…0,1,0…},{…1,0,1…}に相当するブランチが除かれている。
ビタビ復号においては、図3に示した状態S0に合流するブランチa,bや、状態S2に合流するブランチd,eを各サンプル毎に選択していく。
状態S1,S3では、ブランチc,fが選択なしに残る。この結果、途切れることなく残ったひと続きのパスに相当する記録系列を、実際に記録された系列として検出するものである。
この選択条件を図5に示す。
図5において、メトリックm0k-1は、k−1サンプルにおける状態S0に残ったパスのブランチメトリックの累積値である。kサンプルにおいては、ブランチa,bからのメトリックの小さい方を選択し、その値をm0kとして、次のk+1サンプルでの選択に用いる。状態S2についても同様の処理を行なう。状態S1,S3については、最小ランレングスの制限により、図3に示すように状態S0,S2のメトリックを選択なしに引き継ぐ。
Nビットの真の記録系列に相当するパスを誤ることなく選択した場合のメトリックは、次の(数2)で表わされる。
Figure 0004655892
ここで、ykは真の記録系列に相当する真の期待値列である。これをN次元ベクトル{yk}とすると、実際の入力ベクトル{zk}とのユークリッド距離の2乗値に相当する。
前述の選択では生き残りパスのメトリックを最小になるように処理するので、mxkは最小値である。したがって、記録系列ベクトルに最も距離の近いパスが生き残ることになる。これは上記(数2)より、実際の再生系列zkが真の記録系列に相当する真の期待値列ykに一致すれば0、一致しないものが1つでもあれば非零の正の値をとることによりあきらかである。
このビタビ復号方式において、エラーの発生するのはパスの選択を誤った場合である。例えば、kサンプルにおける記録系列の状態がS0である場合、正しい遷移がブランチa(=S0→S0)であるのに、ブランチb(=S3→S0)を選択した場合になる。これは、図5から、
m3k-1+bmbk−(m0k-1+bmak)<0
の場合である。逆に記録系列の状態がS3であるならば、
m0k-1+bmak−(m3k-1+bmbk)≦0
の時に誤りが発生する。この差を差メトリックΔmkとし、各遷移に対しエラーが発生する場合に負の値をとるようにするため、図6のように設定する。
再生系列zkに対し、復号の結果、または同期信号により、正しい記録系列と同期をとり、各記録系列に応じた差メトリックΔmkを求めれば、その分布が正の方向に離れていれば、誤りが発生しにくくなる。
この分布は再生信号振幅のばらつきを反映したものであり、多くの記録媒体においては、ノイズ等が原因になることから、平均値を中心とした正規分布を示し、平均値がμ、標準偏差がσである場合、確率密度分布関数は、次の(数3)で表わされる。
Figure 0004655892
また、負の値を取る確率は、次の(数4)で表わされる。
Figure 0004655892
図7には、差メトリックの標準偏差σ_Δmから差メトリックの平均値μ_Δmを除算した値とプロバビリティとの関係を示しているが、この図7からわかるように、差メトリックΔmk の平均値μ_Δmと標準偏差σ_Δmがわかれば、σ_Δm/μ_Δmを最小化すれば、誤り率の最小化が可能になる。
ここで、全再生系列に対し状態S0,S2における差メトリックを用いると、最悪パスとの距離がパターンによりばらつき、他種類の平均値=中心値を持つ分布の集りになり、正規分布と異なる分布となることより、σ_Δm/μ_Δmと誤り率の相関が小さくなってしまう。
したがって、もっとも、差メトリックΔmが負の値をとる確率が高い2つのパス間の距離が最小値を持つものを記録系列の中から選び出す必要がある。このようなものは、ある状態から分岐した1組のパスが次の早い機会に合流する場合であり、本説明の場合は、図8に示す2組4つのパスである。即ち図8(a)に示す状態S0→S0→S1→S2のパス(以下PathA)と、状態S0→S1→S2→S2のパス(以下PathB)との組と、図8(b)に示す状態S2→S2→S3→S0のパス(以下PathC)と、状態S2→S3→S0→S0のパス(以下PathD)との組である。
”1”側を記録マークレベルとすると、この図8(a)は前方マークエッジ、図8(b)は後方マークエッジを示している。
図9には、各パスの状態遷移と、そのパスに対抗するパスを示している。
図9に示すパスの内で、例えばkサンプル目の記録状態が状態S2で、1サンプル前が状態S1、2サンプル前が状態S0、3サンプル前が状態S0である場合、状態S0で図3のブランチaを選択するものとして、図6にしたがって差メトリックΔmを演算し、その平均値μ_Δmと標準偏差σ_Δmを求めていけばよく、これが誤り率最小化のための1つの指標となる。
但し、このσ_Δm/μ_Δmは、時間軸上の誤差をエッジシフト量として捉えたときの符号を、時間軸上であわせて統計した評価値ではない。
そこで本例では、上記PathA、PathB、PathC、PathDという特定の記録系列の差メトリック、つまりこの場合は、最小ランレングスを制限した最尤復号処理におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列についての差メトリックに対して、マークの時間軸上のエッジシフト方向に応じて演算方式を選択し、差メトリックの理想値からの誤差を時間軸上のエッジシフト方向とともに表現する差メトリック誤差値を算出する。そして差メトリック誤差値を、合流点の状態毎に分類して統計することで、評価値を生成するようにするものである。
図10は実施の形態の記録再生装置の要部のブロック図を示している。
情報を記録する記録媒体としての光ディスク1は、記録/再生時にはスピンドルモータ2によって回転される。
光学ヘッド3(光ピックアップ)は、レーザダイオードから出力したレーザ光を、所定の光学系により対物レンズから光ディスク1に照射する。また光ディスク1からの反射光を、所定の光学系を介してフォトディテクタに導き、反射光量に応じた電気信号を得る。また複数のフォトディテクタで検出された各光量信号に対して演算処理をおこない、記録された情報の再生信号sA(再生RF信号)や、トラッキング、フォーカスなどの各種サーボエラー信号を生成する。
記録時には、記録信号発生器12から記録信号sJが光学ヘッド3に供給される。記録信号sJは、光学ヘッド3内のレーザダイオードの駆動信号であり、レーザダイオードは記録信号sJに応じて発光駆動される。
記録時には、光ディスク1に記録しようとする記録データが、記録データエンコーダ13で、例えばRLL(1,7)変調等のエンコード処理が施され、そのエンコード信号sGが記録信号発生器12に供給される。記録信号発生器12では、エンコード信号sGに応じたレーザ駆動信号としての記録信号sJを生成する。
なお、レーザ駆動信号としてのパルスレベルやパルス幅は、後述するようにスイッチ10を介して供給される記録条件(sI又はsK)に応じて設定される。つまり記録信号発生器12は、レーザを発光させる強度を設定する機能と、発光時間を設定する機能を備えており、レーザ駆動信号としての記録信号sJを調整することで、光ディスク1に対する記録条件を調整することが可能である。
再生時には、光学ヘッド3で読み出された再生信号sAは再生クロック生成/サンプリング回路4に供給される。再生クロック生成/サンプリング回路4では、PLL回路を用いて再生信号sAに同期した再生クロックsBを生成し、また再生信号sAのサンプリングを行ってサンプリング信号sCを出力する。再生クロックsBは最尤復号器5、記録状態検出器6での処理に用いられる。
サンプリング信号sCは、最尤復号器5に供給され、パーシャルレスポンス等化処理やビタビ復号が行われる。最尤復号器5での復号処理で得られた推定記録系列sDは、記録状態検出器6に供給され、記録状態検出器6で記録状態系列sFが生成される。
また最尤復号器5での復号過程において差メトリックsEが算出される。
記録状態検出器6で検出された記録状態系列sFは、評価値演算器8、及び標準偏差演算器9に供給される。また最尤復号器5で得られる差メトリックsEは、遅延器7を介して評価値演算器8、及び標準偏差演算器9に供給される。遅延器7は、差メトリックsEと記録状態系列sFのタイミング同期をとるために、差メトリックsEに、記録状態検出器6での検出処理時間分の遅延を与えるものである。
評価値演算器8では、上記PathA、PathB、PathC、PathDという特定の記録系列、つまり最小ランレングスを制限した最尤復号処理におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列についての差メトリックsEに対して、マークの時間軸上のエッジシフト方向に応じて演算方式を選択し、差メトリックの理想値からの誤差を時間軸上のエッジシフト方向とともに表現する差メトリック誤差値を算出する。そして差メトリック誤差値を、合流点の状態毎に分類して統計することで、評価値(以下、第1の評価値ともいう)sHを生成する。評価値演算器8については詳しくは図11,図12で後述する。
標準偏差演算器9は、同じく上記PathA、PathB、PathC、PathDの2組4つのパスの合流点の差メトリックsEを選び、平均値と標準偏差を演算し、標準偏差を平均値で除算してσ_Δm/μ_Δmを得、これを評価値(以下、第2の評価値ともいう)sLとして出力する。

CPU11は、記録再生装置のコントローラとして各部を制御するが、図10に示す範囲においては、記録条件設定に関する処理を行う。
記録条件設定に関する処理のため、CPU11はスイッチ10の切換制御や、初回記録条件sIの供給を行う。初回記録条件sIとは、記録条件調整が行われる前のデフォルトの記録条件として記録信号発生器12に設定する記録条件である。
また最適な記録条件設定のために、CPU11には評価値演算器8からの第1の評価値sHと、標準偏差演算器9からの第2の評価値sLが供給される。CPU11は、第2の評価値sLにより、その時点での記録条件が適正であるか否かの判断を行う。またCPU11は第1の評価値sHに基づいて記録条件を適正化するための補正量を決定し、修正記録条件sKを発生させる。
記録条件調整前の時点では、CPU11はスイッチ10でta端子を選択させた状態で初回記録条件sIを出力し、記録信号発生器12に供給する。この場合記録信号発生器12からの記録信号sJは、初回記録条件sIに応じたものとなる。
またCPU11は、修正記録条件sKを発生させる際には、スイッチ10にtb端子を選択させる。これにより記録信号発生器12に修正記録条件sKを設定する。この場合記録信号発生器12からの記録信号sJは、修正記録条件sKに応じたものとなる。
この図10の構成においては、評価値演算器8により、記録条件調整に好適な評価値sHを生成するものである。以下、評価値演算器8について詳しく説明する。
上述したように、最小ランレングスを制限した最尤復号におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列に相当する再生信号系列パスの尤度の差を求め、その尤度の差をある状態から分岐した1組のパスが次の最も早い機会に合流する合流点の差メトリックを統計処理し、標準偏差σ_Δmと平均値μ_Δmを求め、標準偏差を平均値で除算した評価指標σ_Δm/μ_Δmを用いることで、再生時の誤り率が評価可能であることが分かっている。よって再生信号のσ_Δm/μ_Δmが最小となる記録条件を求めれば、再生時の誤り率が低い再生信号が得られるが、その為には、再生信号の理想値からの誤差量とその方向を検出する必要がある。
この誤差量とその方向を検出する為に必要な要素は次のようになる。
・σ_Δm/μ_Δmの評価対象パスは、図8(a)(b)に示す2組の4つのパス(PathA、PathB、PathC、PathD)である。上述のように”1”側を記録マークレベルとすれば、図8(a)は前方マークエッジ、図8(b)は後方マークエッジの場合に相当する。よって、合流点の状態によって分類し、差メトリックの統計処理結果を集計することで、マークエッジにより分類することが出来る。
・また、評価対象パスの差メトリックΔmの理想値からの誤差で、マークエッジのシフト量を評価することが可能であるが、組となっているパスの差メトリックの極性は、時間軸上で見たマークエッジシフト方向は逆となるパスが存在するため、評価対象パスの差メトリックを合流点の状態により集計するだけでは、マークエッジのシフト方向までは判断が出来ない。
例えば、前方マークエッジが時間上で進む方向にシフトすると、PathAの場合、差メトリックは+となるが、PathBの差メトリックは−となる。
また、後方マークエッジが時間上で進む方向にシフトすると、PathCの場合、差メトリックは+となるが、PathDの差メトリックは−となる。
再生信号としては、組となるパスの差メトリックのバランスが取れていることが重要である。
そこで、正しい記録系列と一致した時の差メトリックを理想値とし、理想値からの誤差を記録マークエッジのシフト方向が時間軸上で正となる方向を正とした差メトリック誤差値DM_MEPを定義する。
差メトリック誤差値DM_MEPは、次のように算出される。
・PathA又はPathCの場合、
DM_MEP=Δm−DMopt
・PathB又はPathDの場合、
DM_MEP=DMopt−Δm
但し、DMoptは差メトリックの理想値である。
このように算出される差メトリック誤差値DM_MEPを、パスの合流点の状態により分類して集計することにより、対象エッジの差メトリックの理想値からの誤差を評価することが可能となる。
つまり、パスの合流点が状態S2となるPathA、PathBの差メトリック誤差値DM_MEPについては、前方マークエッジの差メトリック誤差値「DM_MEPFRONT」とし、またパスの合流点が状態S0となるPathC、Pathdの差メトリック誤差値DM_MEPについては、後方マークエッジの差メトリック誤差値「DM_MEPREAR」としたすると、
ΣDM_MEPFRONT=ΣDM_MEP(PathA)+ΣDM_MEP(PathB)
ΣDM_MEPREAR=ΣDM_MEP(PathC)+ΣDM_MEP(PathD)
として集計する。これらの集計結果の平均値をとった値からマークエッジのシフト量を評価することができる。
なお、差メトリック誤差値DM_MEPを算出する対象パスの前後の状態を記憶し、エッジ前後のマーク長、スペース長を判定し、そのパターンに応じて分類して統計、評価することで、記録条件をマーク長、スペース長によって場合分けて調整することが可能である。従来の評価手法との置き換えを行う場合は、従来の評価手法と同じとするか、或いは記録信号発生器12の機能に応じて、判定するマーク長、スペース長を設定すればよい。
即ち、評価値演算器8は、エッジの前後のマーク長、スペース長に応じて分類し統計したDM_MEP積算結果と積算数、もしくは、DM_MEPの平均値を出力する機能を持った演算器としてもよい。
以上のような評価値演算器8は、例えば図11のように構成される。
差メトリック選択器21は、最小ランレングスを制限した最尤復号処理で得られる記録系列のうち、ユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列についての差メトリックを選択する。つまり、最尤復号器5から遅延器7を介して差メトリックsEが供給されてくるが、記録状態検出器6からの記録状態系列sFによって、対象パスである、PathA、PathB、PathC、PathDについての差メトリックであるか否かを判断し、これらを選択してDM_MEP演算器22に供給する。
DM_MEP演算器22は、選択された差メトリックsEについて、マークの時間軸上のエッジシフト方向に応じて演算方式を選択し、差メトリックの理想値からの誤差を時間軸上のエッジシフト方向とともに表現する差メトリック誤差値DM_MEPを算出する。
つまり、差メトリック選択器21で選択された差メトリックsEについて、記録状態系列sFから、PathA、PathB、PathC、PathDのいずれの差メトリックsEであるかを判断する。そしてPathA又はPathCの場合は、DM_MEP=Δm−DMopt の演算により差メトリック誤差値DM_MEPを算出し、またPathB又はPathDの場合は、DM_MEP=DMopt−Δmの演算により差メトリック誤差値DM_MEPを算出する。
算出された差メトリック誤差値DM_MEPは、DM_MEP統計器24に供給される。
マークエッジ判別器23は、記録状態系列sFから、マークエッジ前後のマーク長、スペース長を判断し、その判断結果を、統計時の分類のためのエッジ情報としてDM_MEP統計器24に供給する。
例えばマーク/スペース長として、2T、3T、4T、5T以上を判断する(Tはチャネルクロック長)。従って前方マークエッジの場合は、エッジ直前のスペース長が2T、3T、4T、5T以上のいずれであるか、及びエッジ直後のマーク長が2T、3T、4T、5T以上のいずれであるかを判断し、それをエッジ情報として出力する。また、後方マークエッジの場合は、エッジ直前のマーク長が2T、3T、4T、5T以上のいずれであるか、及びエッジ直後のスペース長が2T、3T、4T、5T以上のいずれであるかを判断し、それをエッジ情報として出力する。
なお、マークエッジ判別器23は、DM_MEP統計器24でマーク/スペース長に応じた分類を行う場合に必要となるものであり、DM_MEP統計器24でマーク/スペース長に応じた分類を行なわない構成の場合は、マークエッジ判別器23は設けられなくて良い。
DM_MEP統計器24は、DM_MEP演算器22からの差メトリック誤差値DM_MEPについて、合流点の状態毎の統計処理を行う。
即ち、供給される差メトリック誤差値DM_MEPについて、前方マークエッジ、後方マークエッジの分類を行って統計する。即ちPathA、PathBとしての前方マークエッジにかかる差メトリック誤差値DM_MEPについては、
ΣDM_MEPFRONT=ΣDM_MEP(PathA)+ΣDM_MEP(PathB)
として集計処理を行う。
またPathC、PathDとしての前方マークエッジにかかる差メトリック誤差値DM_MEPについては、
ΣDM_MEPREAR=ΣDM_MEP(PathC)+ΣDM_MEP(PathD)
として集計処理を行う。
そしてこれらの集計結果の平均値を評価値sHとする。また、さらに、マークエッジ前後のマーク/スペース長に応じて分類して集計する場合もある。
評価値sHを生成する分類方式として2つの例を図12(a)(b)に示す。
図12(a)は、合流点の状態により分類する場合の例である。即ち、前方マークエッジの差メトリック誤差値DM_MEPであるDM_MEPFRONTの統計(ΣDM_MEPFRONT)をとり、その平均値を評価値sH1とする。
また後方マークエッジの差メトリック誤差値DM_MEPの統計(ΣDM_MEPREAR)をとり、その平均値を評価値sH2とする。
この評価値sH1、sH2を、評価値sHとしてCPU11に供給する。
図12(b)は、合流点の状態により分類し、さらにエッジ前後のマーク/スペース長により分類する場合の例である。
マークエッジ判別器23により、マーク/スペース長は、例えば2T、3T、4T、5T以上に判別されるとすると、マーク長とスペース長としてこれらの長さの組み合わせ毎に分類される。
前方マークエッジの差メトリック誤差値DM_MEPであるDM_MEPFRONTについては、そのエッジ前のスペース長とエッジ後のマーク長により、15とおりに分類する。
例えば、エッジ前が2Tスペース、エッジ後が3Tマークの場合のDM_MEPFRONTを集計してその平均値を評価値sH1−1とする。
また、エッジ前が2Tスペース、エッジ後が4Tマークの場合のDM_MEPFRONTを集計してその平均値を評価値sH1−2とする。
さらに図示するように、エッジ前のスペース長、エッジ後のマーク長でDM_MEPFRONTを分類して集計し、それぞれの平均値を評価値sH1−3・・・sH1−15とする。
また後方マークエッジの差メトリック誤差値DM_MEPであるDM_MEPREARについては、そのエッジ前のマーク長とエッジ後のスペース長により、同じく15とおりに分類する。
例えば、エッジ前が2Tマーク、エッジ後が3Tスペースの場合のDM_MEPREARを集計してその平均値を評価値sH2−1とする。
また、エッジ前が2Tマーク、エッジ後が4Tスペースの場合のDM_MEPREARを集計してその平均値を評価値sH2−2とする。
さらに、図示は省略しているが、エッジ前のマーク長、エッジ後のスペース長でDM_MEPREARを分類して集計し、それぞれの平均値を評価値sH2−3・・・sH2−15とする。
このように、合計30とおりに分類して差メトリック誤差値DM_MEPを集計し、それぞれ集計結果の平均値として得られる30種類の評価値sH1−1〜sH1−15、sH2−1〜sH2−15を、評価値sHとしてCPU11に供給する。
なお、2T、3T、4T、5T以上として4種類のマーク長/スペース長の組み合わせとしては16とおりがあるが、マーク、スペースが2T−2Tとなる組み合わせを除いて、15とおりとなる。詳述は避けるが、2T−2Tの連続パターンの状態遷移では、分岐したパスが最も早い機会に合流するという条件を満たさないためである。
DM_MEP統計器24では、この図12(a)又は図12(b)のように分類されて統計処理され、評価値sHが生成される。
この評価値sHはCPU11に供給される。評価値sHは、再生信号の理想値からの誤差量とその方向をあらわす評価値となっているため、CPU11は評価値sHを用いて誤差を解消するように、記録条件を補正する。
図10の記録再生装置における記録条件調整のためのCPU11の処理を図13に示す。
ステップF101として、CPU11は初回記録条件sIをスイッチ10を介して記録信号発生器12に与え、実行する記録条件として設定させる。
その状態でステップF102で、光ディスク1に情報を記録させる。この場合、記録データとして、例えば記録条件調整用のテストパターンを発生させ、これを記録信号発生器12に記録データsGとして与える。記録信号発生器12は、テストパターンとしての記録データsGに応じてレーザ駆動信号を生成する。このときのレーザ駆動信号としてのパルスレベルやパルス幅は、初回記録条件sIに応じたものとされる。
テストパターンの記録後は、その記録したテストパターンを再生して、ステップF103以降の処理を行う。
テストパターンの再生時には、図10の再生クロック生成/サンプリング回路4、最尤復号器5、記録状態検出器6、遅延器7、評価値演算器8、標準偏差演算器9が上述の動作を行う。CPU11は、ステップF103では、テストパターンを再生したときに標準偏差演算器9で得られる評価値sL(=σ_Δm/μ_Δm)を取得する。
σ_Δm/μ_Δmは、記録条件が適切か否かの判断指標となるため、ステップF104で、σ_Δm/μ_Δmの値から記録状態の適否を判断する。即ち評価値sLとして取得したσ_Δm/μ_Δmの値が規定の範囲内であれば、現在の記録条件は適切であるとして処理を終了する。もちろん初回記録条件sIでの記録再生によって記録条件が適切と判断される場合もあるが、そのときがそのまま初回記録条件sIを最適記録条件として処理を終了する。
一方、σ_Δm/μ_Δmの値が規定の範囲内でなく、記録条件の最適化が必要と判断した場合は、ステップF105に進み、CPU11は、上述のように評価値演算器8で算出される評価値sHを取得する。
そしてCPU11は、ステップF106で、評価値sHから再生信号の理想値からの誤差量とその方向を判断し、誤差を解消する方向に記録条件の補正量を決定する。ステップF107では、決定した補正量を反映させた修正記録条件sKを出力し、記録信号発生器12に設定させる。
このように記録信号発生器12の記録条件を変更したら、ステップF102に戻って光ディスク1への記録動作を実行させる。そしてステップF103,F104でσ_Δm/μ_Δmの値により記録条件は適切であるか否かを判断し、適切であれば処理を終える。
つまり図13の処理では、CPU11は記録条件が適切でない場合は、上記の差メトリック誤差値DM_MEPから算出された評価値sHに基づいて修正記録条件を生成し、記録信号発生器12にセットされる記録条件を変更していく。これをσ_Δm/μ_Δmにより記録条件が適切と判断されるまで行うことで、記録条件を最適化するものである。
以上のように本実施の形態では、差メトリックの理想値からの誤差をエッジシフト量として捉えたときの符号を時間軸上であわせて算出した差メトリック誤差値DM_MEPを、パスの合流点の状態により分類して統計し、評価値sHを生成する。そして評価値sHとして示される誤差が0に近づく記録条件を求める。記録条件が適切でない場合は、このように記録条件を変更していくことで、σ_Δm/μ_Δmが最小(規定の範囲内)となる再生信号が得られる。つまり、最尤復号系にとって誤り率の低い再生信号品質を得るための記録条件を得ることが可能となる。
また、マークエッジを評価する手法として、再生信号のゼロクロス点もしくは2値化後のタイミングエッジ誤差を統計して評価する手法からの置き換えが容易であり、従来からの記録条件最適化手法を用いて最尤復号系にとって誤り率の低い再生信号品質を得ることが容易に可能となる。つまり差メトリック誤差値DM_MEPは、符号の極性が時間軸と一致した値となるため、最尤復号系にとっての再生信号品質を評価可能でありながら、TIA(タイムインターバルアナライザ)の出力するエッジ誤差と置き換えが可能であり、このため、従来のTIAを用いたタイミングエッジ誤差検出、ゼロクロスエッジ誤差検出に対する置き換えが容易となる。
また本例の場合、PathAとPathBもしくは、PathCとPathDを同時に評価できる。つまり評価値sHは、バランスの良い記録条件を求めることができる評価値であり、その点でも記録条件設定に用いる評価値として適切である。
以下、同様な効果が得られる各種の変形例について述べていく。なお、図14以降において既に説明済みの図面と同一の構成部分については同一符号を付し、説明を省略する。
図14は、記録再生装置の構成の変形例であり、上記図10の構成に加えて記録条件算出器14を設けた例である。
評価値演算器8で得られた評価値sHは、記録条件算出器14に供給され、記録条件算出器14は、評価値sHに応じて修正記録条件sKを生成する。
この場合、CPU11は初回記録条件sIの設定、スイッチ10の制御、及び評価値sLによる記録条件の適否判別を行うことになる。つまり、修正記録条件sKの生成をCPU11ではなく記録条件算出器14で実行するようにした例である。
記録条件調整の全体の処理としては上記図13と同様になる。但し、ステップF105,F106の処理は記録条件算出器14で実行し、ステップF107では、CPU11がスイッチ10をtb端子に接続することで、記録条件算出器14から発生された修正記録条件sKが記録信号発生器12に供給されるようにする。
図15は、評価値sH、sLの両方を評価値演算器8Aで生成するようにした例である。この場合、評価値演算器8Aは、上記図10に示した標準偏差演算器9としての機能も備えるものとされ、例えば図16のように構成される。即ち評価値演算器8Aは、上記図11に示した評価値演算器8の構成に加えて標準偏差演算器25を有する構成とされる。
標準偏差演算器25は、差メトリック選択器21で選択された差メトリックsE、つまり上記PathA、PathB、PathC、PathDの2組4つのパスの合流点の差メトリックについて、平均値と標準偏差を演算し、標準偏差を平均値で除算してσ_Δm/μ_Δmを得、これを評価値sLとして出力する。
CPU11の機能及び処理は上記図10の構成の場合と同様であり、記録条件調整処理は上記図13と同様になる。
図17は、評価値sL(=σ_Δm/μ_Δm)を用いない例である。従って上記図10に示した構成から標準偏差演算器9を除いた構成となる。
この場合、CPU11には、評価値演算器8からの評価値sHが供給されるが、CPU11は、評価値sHを用いて記録条件が適切か否かの判断と、適切でない場合の修正記録条件sKの生成を行う。
CPU11の記録条件調整処理は図18のようになる。
図18のステップF201、F202は上記図13のステップF101,F102と同様であり、初回記録条件sIを記録信号発生器12に設定した状態でテストパターンの記録を行う。ステップF203以降では、記録したテストパターンを再生させるが、このときCPU11は、評価値演算器8で得られる評価値sHを取得し、ステップF204で、この評価値sH、つまり差メトリック誤差値DM_MEPを分類して集計して得た評価値が、規定の範囲内にあるか否かにより、その時点の記録条件が適切であるか否かを判断する。
ステップF204で評価値sHが規定範囲内であれば調整処理を終了する。また規定範囲内ではなく、記録条件が適切でないと判断した場合は、ステップF205で、評価値sHから記録条件の補正量を決定し、ステップF206で修正記録条件sKを記録信号発生器12に設定する。そしてステップF202に戻って処理を繰り返す。
上述したように差メトリック誤差値DM_MEPを分類して集計して得た評価値sHは、誤差量を示すものであり、またその誤差が0となるように記録条件を修正していくものであるため、この評価値sHによっても、記録条件の適否を判断できる。
この構成例によれば、標準偏差演算器を無くすことで構成を簡易化できるという利点が得られる。
図19も評価値sHを用いて記録条件が適切か否かの判断を行う例である。これは上記図14の構成例から、標準偏差演算器9を除いた構成例である。
評価値演算器8からの評価値sHは、記録条件算出器14とCPU11に供給される。
CPU11は初回記録条件sIの設定、スイッチ10の制御、及び評価値sHによる記録条件の適否判別を行う。修正記録条件sKの生成はCPU11ではなく記録条件算出器14で実行する。
この場合、記録条件調整処理の全体としては上記図18と同様となる。但し、ステップF205の処理は記録条件算出器14で実行し、ステップF206では、CPU11がスイッチ10をtb端子に接続することで、記録条件算出器14から発生された修正記録条件sKが記録信号発生器12に供給されるようにする。
以上、各種の実施の形態を説明してきたが、本発明は、さらに多様な例が考えられる。
評価値演算器8(8A)は対象パスをエッジの前後のマーク長、スペース長に応じて分類し統計するようにしてもよいと説明したが、対象パスの前後の状態検出をさらに拡張して、前々、後々のマーク長、スペース長に応じて分類してもよい。
また上記各例はPR(1,2,1)を前提に記載をしているが、例えばPR(1,2,2,1)など、他のパーシャルレスポンス等化方式においても本発明が適用可能である。
また評価値sHを生成する評価値演算器8は、記録再生装置内に組み込まれるものとしても良いが、記録再生装置の外部機器として構成してもよい。
また光ディスク以外の記録媒体に対するシステムでの記録再生装置、評価値演算装置、記録方法、評価値演算方法としても本発明は適用できる。
パーシャルレスポンス特性の一例の説明図である。 記録ビット系列で決まる状態S0〜S3の説明図である。 最尤復号の状態遷移の説明図である。 ブランチ、記録ビット、状態、期待値、ブランチメトリックの関係の説明図である。 ブランチの選択条件の説明図である。 差メトリックの説明図である。 差メトリックの標準偏差/差メトリックの平均値とプロバビリティの関係の説明図である。 最小ランレングスを制限した最尤復号処理におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列の説明図である。 最小ランレングスを制限した最尤復号処理におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列の説明図である。 実施の形態の記録再生装置の要部のブロック図である。 実施の形態の評価値演算器のブロック図である。 実施の形態の評価値演算器の差メトリック誤差値の分類の説明図である。 実施の形態の記録条件調整処理のフローチャートである。 他の実施の形態の記録再生装置の要部のブロック図である。 さらに他の実施の形態の記録再生装置の要部のブロック図である。 実施の形態の評価値演算器の他の構成例のブロック図である。 さらに他の実施の形態の記録再生装置の要部のブロック図である。 実施の形態の他の記録条件調整処理のフローチャートである。 さらに他の実施の形態の記録再生装置の要部のブロック図である。
符号の説明
1 光ディスク、3 光学ヘッド、4 再生クロック生成/サンプリング回路、5 最尤復号器、6 記録状態検出器、7 遅延器、8,8A 評価値演算器、9 標準偏差演算器、10 スイッチ、11 CPU、12 記録信号発生器、14 記録条件算出器、21 差メトリック選択器、22 DM_MEP演算器、23 マークエッジ判別器、24 DM_MEP統計器、25 標準偏差演算器

Claims (2)

  1. 記録媒体に対して、マーク及びスペースで表現される情報を書き込み、又読み出す書込/読出手段と、
    上記書込/読出手段により上記記録媒体から読み出される信号について最尤復号処理を行う最尤復号手段と、
    上記最尤復号手段における最尤復号処理で得られる記録系列のうち最尤復号処理におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列である特定の記録系列についての、上記最尤復号処理過程で得られる差メトリックを抽出する差メトリック選択手段と、
    上記差メトリック選択手段で選択された差メトリックについて、上記マークの時間軸上のエッジシフト方向に応じて演算方式を選択し、差メトリックの理想値からの誤差を時間軸上のエッジシフト方向とともに表現する差メトリック誤差値を算出する差メトリック誤差値演算手段と、
    上記記録系列について、上記マークのエッジ前後のマーク/スペース長を判別するマークエッジ判別手段と、
    上記差メトリック誤差値演算手段で算出された差メトリック誤差値を、合流点の状態毎に分類し、該合流点の状態毎の分類に、さらに、エッジ前後のマーク/スペース長の分類も加えて統計処理を行うことで、第1の評価値を生成する統計処理手段と、
    上記統計処理手段で得られる上記第1の評価値を用いて記録条件を算出する記録条件算出手段と、
    上記記録条件算出手段で算出された記録条件で、上記書込/読出手段における書込動作のための記録信号を発生する記録信号発生手段と、
    を備え、
    上記最尤復号手段における最尤復号処理で得られる記録系列のうち上記特定の記録系列についての差メトリックの標準偏差を算出し、算出した標準偏差を用いて第2の評価値を生成する標準偏差演算手段と、
    上記第2の評価値から、上記記録信号発生手段に設定されている記録条件の適否を判定するとともに、上記統計処理手段で得られた上記第1の評価値から、記録条件を適正化するための補正量を決定する適否判定手段とを、更に備えた
    記録再生装置。
  2. 記録媒体上でマーク及びスペースで表現された情報を再生した際に、最尤復号処理で得られる記録系列のうち最尤復号処理におけるユークリッド距離が最小であるパスの存在する記録系列である特定の記録系列についての、上記最尤復号処理過程で得られる差メトリックを抽出する差メトリック選択ステップと、
    上記差メトリック選択ステップで選択された差メトリックについて、上記マークの時間軸上のエッジシフト方向に応じて演算方式を選択し、差メトリックの理想値からの誤差を時間軸上のエッジシフト方向とともに表現する差メトリック誤差値を算出する差メトリック誤差値演算ステップと、
    上記記録系列について、上記マークのエッジ前後のマーク/スペース長を判別するマークエッジ判別ステップと、
    上記差メトリック誤差値演算ステップで算出された差メトリック誤差値を、合流点の状態毎に分類し、該合流点の状態毎の分類に、さらに、エッジ前後のマーク/スペース長の分類も加えて統計処理を行うことで、第1の評価値を生成する統計処理ステップと、
    上記統計処理ステップで得られる上記第1の評価値を用いて記録条件を算出する記録条件算出ステップと、
    上記記録条件算出ステップで算出された記録条件で、上記記録媒体への記録が行われるように設定する記録条件設定ステップと、
    を備え、
    上記最尤復号処理で得られる記録系列のうち上記特定の記録系列についての差メトリックの標準偏差を算出し、算出した標準偏差を用いて第2の評価値を生成する標準偏差演算ステップと、
    上記第2の評価値から、上記設定されている記録条件の適否を判定するとともに、上記統計処理ステップで得られた上記第1の評価値から、記録条件を適正化するための補正量を決定する適否判定ステップとを、
    更に備えた記録方法。
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