JP2008046585A - 光パイプ - Google Patents
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Abstract
【課題】光の反射または屈折を用いて光源からの距離にかかわらず輝度を向上させることができる光パイプを提供する。
【解決手段】本発明の光パイプは、内面にプリズム形状を形成すると共に外面を平滑面とした中空のベース(base)パイプを含んで構成され、当該ベースパイプ外面に、多数の拡散バンプ(bump)を配置したことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明の光パイプは、内面にプリズム形状を形成すると共に外面を平滑面とした中空のベース(base)パイプを含んで構成され、当該ベースパイプ外面に、多数の拡散バンプ(bump)を配置したことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、光導管(light conduit)、光ガイド(optical guide)、光チューブ(light tube)とも呼ばれ、装飾用や機能性の光を比較的広い領域にわたって効果的に分配する分野で利用される光パイプに関する。
光を遠距離まで比較的少ない伝送損失で伝えられる光パイプを用いた照明システムが公知である。一般的な光パイプは、透明な重合体物質で構成された光学ライティングフィルム(Optical lighting film;OLF)をチューブ形態にロール加工し、これを透明アクリルパイプの内側に固定して得られる。その光学ライティングフィルムは、プリズム等の形状を形成していない平滑な内面と、一定の方向に沿って多数の三角形溝を掘ることによって線形のプリズム形状の配列を形成した外面と、を含む。このような構造上の特徴によって、光パイプは、所定の角度範囲内で光パイプ内側に入力された光を全反射によりパイプ内に拘束することによって、光パイプの長手(軸)方向に沿って光を伝送する。このような光パイプの典型例が特許文献1に開示されており、本願に参考文献として引用する。
光パイプは、特定地点を照明するためのポイント照明の用途だけでなく、ある一領域を照明する目的のためにも利用される。この場合、光パイプ内を進行する光を外側へ分配出力するために様々な技術が利用されている。このような技術のうちの一つとして、光学ライティングフィルムの一面に形成するプリズムの形状を変更することによって、即ち、プリズム形状のエッジ部を丸くしたり、プリズム形状の一部を摩耗させたり、選択領域のプリズムを全部除去したりすることによって、当該変更領域を通して光が放出されるようにする技術がある。
上記のような構造を持つ光パイプの光伝送及び反射原理について、本発明の理解に必要な範囲内で添付図面を参照して説明する。
図1(a)は、光パイプにおける光の伝送及び反射を説明するために光学ライティングフィルムの一部分を示した断面図、図1(b)は、光パイプにおける光の伝送及び反射を説明するために光学ライティングフィルムの一部分を示した斜視図である。
光源(未図示)からの光は、矢印のように光学ライティングフィルムの平滑内面からフィルム内部へ入射して屈折し(第1地点)、外面のプリズム形状両側面で全反射し(第2地点及び第3地点)、これにより、外側へ向かっていた光は折り返され、内面から屈折して(第4地点)、パイプ内へ再入力される。このような全反射過程が繰り返されつつ、光は実質的に光パイプの長手方向に沿って進行することになる。従って、光学ライティングフィルムを活用すれば、光源で発生した光の伝送能力を向上させることができる。
米国特許第4,805,984号
以上のような従来の照明システムは、光学ライティングフィルムを活用して光源で発生した光の伝送能力を向上させてはいるが、光源からの距離に応じた照度の差が未だ顕著である。即ち、従来の照明システムでは、光パイプ内の光伝達と外への光放出との関係を適切に制御することが難しく、光パイプの長手方向に沿って明るく均一な輝度を得ることが難しい。
本発明の目的は、反射や屈折を利用して、光源からの距離にかかわらず光を均一に出射することができる構造をもつ光パイプを提供することにある。特に、全体にわたって出射光の照度を向上させる構造をもつ光パイプを提供することを目的とする。
本発明による光パイプは、内面にプリズム形状を形成すると共に外面を平滑面とした中空のベース(base)パイプを含んで構成され、当該ベースパイプ外面に、多数の拡散バンプ(bump)を配置したことを特徴とする。
あるいは、本発明による光パイプは、内面にプリズム形状を形成すると共に外面を平滑面とした中空のベースパイプを含んで構成され、当該ベースパイプの内側又は外側に、少なくとも内外面のいずれか一方に散乱パターンを形成したフィルムを配置したことを特徴とする。
あるいはまた、本発明による光パイプは、内面にプリズム形状を形成すると共に外面を平滑面とした中空のベースパイプを含んで構成され、当該ベースパイプ内に、円錐形の放出部材を配置したことを特徴とする。
本発明の光パイプは、反射や屈折を利用して、光源からの距離に関係なく光を均一に出射することができる長所がある。また、本発明の光パイプは、出射光の照度を向上させることが出来る長所がある。
以下、添付図面を参照して本発明に係る光パイプの好ましい実施形態を詳細に説明する。
図2(a)は本発明の一実施形態に係る光パイプを図示した斜視図、図2(b)は別の実施形態に係る光パイプを図示した斜視図である。
本発明の光パイプ200A、200Bは、ベース(base)パイプ220及び拡散バンプ(bump)230A、230Bを含んで構成されている。
ベースパイプ220の内面224は、光パイプ200A、200Bの長手(軸)方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された複数の線形プリズム形状を有している。当該実施形態によれば、そのプリズム形状(断面)は、三角形(二等辺三角形、正三角形、不等辺三角形)であってよい。好ましくは、二等辺三角形とする。この他にもプリズム形状としては、三角形の頂点部分が磨耗した形状、即ち、台形とすることもできる。
ベースパイプ220の外面222は、実質的に平滑面とされ、その少なくとも一部領域に、拡散バンプ230A、230Bを付着させてある。図2(a)の例では、拡散バンプ230Aが外面222の全体に比較的均一に付着し、図2(b)の例では、拡散バンプ230Bが光パイプ200Bの一端から他端へ行くほど密集する状態で付着している。このような拡散バンプ230A、230Bは、ビーズで構成することができる。
図2(b)の例において、光源(未図示)が光パイプ200Bの図中左端に提供されるとすれば、その光は、光パイプ200B内を左側から右側へ進む。この進行過程で、光が光パイプ200Bの外面222に付着した拡散バンプ230Bに当たれば、当該光は拡散バンプ230Bを介して散乱し、光パイプ200Bの外へ放出される。本例の場合、光源に近く光量の多い左端の側では拡散バンプ230Bを粗にし、光源から離れて光量の少なくなる右端の側へ行くほど拡散バンプ230Bを密にすることで、光パイプ200B全体を通して均一に光が放出されるようにしている。
これを応用し、拡散バンプを光パイプの特定領域に集中させて当該特定領域に放出光量を集中させるようにし、特殊照明用途向きの光パイプをつくることもできる。すなわち、外面に付着させる拡散バンプの密度を可変調節することによって、部分部分の放出光量を容易に調節できるという長所がある。
光パイプ200A、200Bの材質は、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、アクリル、ポリプロフィレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルからなる群より選択される1種以上の重合体性物質とすることが可能である。
図3(a)はさらに別の実施形態に係る光パイプを示した斜視図、図3(b)は図3(a)に示した光パイプを断面線A−Aに沿って見た断面図である。
この光パイプ300は、ベースパイプ320及び拡散バンプ330を含んで構成されている。
ベースパイプ320は、外面322が実質的に平滑面とされ、内面324は、光パイプ300の長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された複数の線形プリズム形状を有している。プリズム形状は、光を屈折させ得る三角形等の断面形状である。本例の内面324の一部には、光パイプ300内を進行する光を外へ出射させる出射部326が形成される。
出射部326は、プリズム形状を形成した内面324において、そのプリズム形状を一部形成せずに平滑面とした領域である。従って、全反射のために線形プリズム形状を形成した他の領域に比べて、出射部326からはより多くの光が出射され得る。この出射部326に対応する外面322の領域に、拡散バンプ330を付着させることができ、図2(b)の拡散バンプ230Bと同様にして、光パイプ300の一端から他端へ次第に密になるパターンとし得る。
図3(a)及び(b)に示す出射部326は一箇所であるが、光パイプに許容される角度または直径範囲内で複数の出射部を形成してもよい。
図3(c)は、図3(b)のC部分を拡大して示した図面である。図3の例のプリズム形状の間の三角溝の頂点の角度αは180゜未満で形成される。当該角度αを鋭角にすると、光パイプ300内を進行する光の全反射効果を向上させることができる。
図3(d)は、図3(a)の断面線B−Bに沿って見た断面図である。出射部326は、光パイプ300の長手方向に延設され、実質的に平滑な面とされている。図示の光源360が、光パイプ300内へ光を提供する。
光パイプ300内に入力された光が、光パイプ300と光パイプ300内の媒体との屈折率の比によって決まる臨界角度θ以下の入射角を有していれば、周知のスネルの法則による全反射条件によって、光パイプ300の外へ向かおうとしていた光は反射して光パイプ300内に再び拘束されることになり、光パイプ300の長手方向へ進行する。このとき、光パイプ300内に充填されている媒体は空気なので、光はほとんど損失することなく光パイプ300の内側を導波され得る。
一方、臨界角度θを超えた入射角で入射した光は、光パイプ300の外面322から出射することになるが、当該外面322から出射する光が拡散バンプ330を通過するときに散乱が生じる。このようにして、光パイプ300の内側に入力された光は、光パイプ300の長手方向へ伝送されつつ、一方でパイプ外へ放出される。
図4は、また別の実施形態に係る光パイプを示した斜視図である。
この光パイプ400は、ベースパイプ410及び散乱パターン422を形成したフィルム420を含んで構成される。
ベースパイプ410は、内面414に、光パイプ400の長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された多数の線形プリズム形状を有し、外面412が、実質的に平滑な面とされている。当該ベースパイプ410の材質は、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、アクリル、ポリプロフィレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルからなる群より選択される1種以上の重合体性物質とすることができる。
フィルム420は、チューブ状とした外面又は内面の少なくとも一方に多数の散乱パターン422が形成されており、ベースパイプ410内に収納される。このフィルム420は、シート状に製造したフィルムの表裏面の一方又は両方(すなわちチューブ状とした場合の内外面の一方又は両方)に白色ドットをプリントすることによって作成される。白色ドットに限らず、反射率及び光パイプ内を進行する光の波長などを考慮して、その他の色または無色のドットをプリントし得る。散乱パターン422を形成したフィルム420は、側縁どうし(二辺)を接着することによりチューブ状とし、ベースパイプ410の内側へ収納する。フィルム420の側縁接着には、周知のテーピング(taping)やシーリング(sealing)などの方法が用いられる。この接着過程で側縁どうしが多少なりとも重なってしまうと、その重畳領域を介した光抜け現象または光の過多出射現象が発生し得るので、テーピングまたはシーリングなどに際しては、注意が要求される。フィルム420の材質には透明なものが使われ、好ましくは、等質性且つ等方性の材質が使われる。例えば、アクリルまたはポリカーボネートであってよい。これ以外にフィルム420の材質においては、可撓性、すなわちフィルム420をロールさせられる程度の可撓性が求められる。この可撓性はフィルム厚とも関連するので、フィルム420は、光パイプ400の直径などを考慮して、適切な厚みを持つように選択しなければならない。
本実施形態に係る光パイプ400は、従来の光パイプに収納される高価の光学ライティングフィルムの代りに、押出モールドを通じて長手方向に微細加工を施したベースパイプ410を連続的に大量生産し、その内部にフィルム420を挿入する構造であるので、光パイプ400の製造コストを節減することができる。
光パイプ400は、フィルム420をベースパイプ410内に収納した状態で固定する固定板430を、さらに含んでいてもよい。散乱パターン422を有するフィルム420はチューブ状にしてベースパイプ410内に収納されるが、何らかの接着手段によってベースパイプ410の内面に接着されてはいない。従って、フィルム420がベースパイプ410から抜けるのを防止するために、固定板430をベースパイプ410の一端または両端に固定するのがよい。図4に示した光パイプ400は一端にのみ固定板430を設けているが、両端に固定板430を配設することもできる。このような固定板430は、光パイプ400の端部に着脱可能な構造をもつように構成されていてもよい。
固定板430は、光源(未図示)から入射される光をよく透過させるように透明な材質で構成することができる。例えば、ポリカーボネート、ポリメチルメタアクリレート、アクリル、ポリプロフィレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルからなる群より選択される1種以上の重合体性物質である。他の例では、固定板430は、反射鏡として構成することもでき、フィルム420を固定する役割と共に、光学パイプ400の終端に到達した光を反射する役割をもたせることもできる。この場合は、反射鏡として光反射度に優れた物質、例えば、アルミニウムや銀などの金属物質からなる被膜を備えていてもよい。反射鏡は、平面または球面反射鏡の形態とし得る。反射鏡が球面反射鏡で構成される場合、曲率が0.001以下の凹面鏡が好ましい。
図5は、光パイプ400の外へ光が出射される様相を説明するための光パイプの一部分に対する横断面図である。
光パイプ400内に入力された光が、ベースパイプ410とパイプ内媒体またはフィルム420との屈折率の比によって決まる臨界角度θ以下の入射角を有していれば、周知のスネルの法則による全反射条件によって、パイプ外へ向かおうとしていた光は反射されてパイプ400の内側に再び拘束され、実質的に光パイプ400の長手方向に進行する。このとき、光パイプ400の内部に充填されている媒体は空気なので、光はほとんど損失することなく光パイプ400の内側を導波され得る。
本例の場合、臨界角度θ以下の入射角であっても、散乱パターン422に光が入射した場合は、散乱により一部が光パイプ400の外へ出射され、一部は散乱パターン422で反射して光パイプ400の内側へ再び進行する。
一方、臨界角度θを超えた入射角で入射した光は、フィルム420の散乱パターン422が形成されていない領域及びベースパイプ410を通して出射される。
光パイプ400は、その内側に散乱パターン422が形成されたフィルム420を収納し、当該散乱パターン422によって光を散乱させることによって、より多くの光量を光パイプ400の外へ出射することができる。従って、光パイプ400から出射される光の照度が向上する。
散乱パターン422は、数が多いほど光を散乱させる可能性が高くなるので、当該散乱パターン422の数を調節することで、光パイプ400の外へ出射される光の照度を調節することができる。図6(a)〜(c)に、そのような散乱パターンの例を、フィルム平面図で示す。
図6(a)を参照すれば、フィルム420aにプリントされた散乱パターン422aは、いずれも一定の直径を有し、且つフィルム420aの一端から他端へ行くほど散乱パターン422aのピッチが狭くなるようにして密度を上げてある。このような散乱パターン422aは、フィルム420aの一面(表面又は裏面)または両面(表裏面)にプリントできる。当該散乱パターン422aを形成したフィルム420aは、ロールさせて第1側縁424と第2側縁426とを接着することでチューブ状とし、ベースパイプ410の内側に収納する。フィルム420aがチューブ状になれば、各列の散乱パターン422aは環状に配置されることになる。あるいは、フィルム420aは、第1側縁424と第2側縁426とを接着せずにチューブ状としつつベースパイプ410内に収納することもできる。
この例のフィルム420aでは、光源から離れるほど散乱パターン422aのピッチを狭くして密にすることにより、光パイプ400の長手方向に沿って光を均一に出射しようとする目的を達成することができる。
図6(b)を参照すれば、フィルム420bにプリントされた散乱パターン422bは、一端から他端へかけてピッチは一定であるが、その表面積(本例の場合円の直径)が徐々に大きくなっている。散乱パターン422bの表面積が大きくなれば、光が散乱パターン422bに入射する確率が高くなるので、より光量が多くなり得る。
図6(c)を参照すれば、フィルム420cにプリントされた散乱パターン422cは、一端から他端へ行くほどピッチが狭くなって密集し且つ直径が大きくなっている。すなわち、上記(a)及び(b)の組み合わせであり、これによっても、放射光量の調節を行い得る。
図7A〜Eは、光パイプの各種形状例を示した断面図である。
図7Aを参照すれば、光パイプ500Aは、ベースパイプ510Aの内面514Aにプリズム形状が形成され且つ外面512Aは実質的に平滑面となっている。そのプリズム形状は三角形(二等辺三角形、正三角形、不等辺三角形)、好ましくは、二等辺三角形とする。フィルム520Aはチューブ状にしてベースパイプ510A内に収納され、このフィルム520Aの内面にのみ散乱パターン522Aが形成されている。すなわち、散乱パターン522Aを形成してあるフィルム520Aの面が光パイプ500Aの中心の方へ向いている。
図7Bを参照すれば、光パイプ500Bは、内面514Bにプリズム形状を形成したベースパイプ510Bの内側に、外面に散乱パターン522Bを形成したフィルム520Bがチューブ状にして収納されている。この例では、散乱パターン522Bを形成してあるフィルム520Bの面が光パイプ500Bの外の方へ向いている。つまり、図7Aの例とは反対向きである。
図7Cを参照すれば、光パイプ500Cは、ベースパイプ510Cの内面514Cに線形プリズム形状が形成され且つ外面512Cは実質的に平滑な面となっている。そのプリズム形状は、三角形の頂点部分が磨耗した形状にしてある。当該磨耗面は、ベースパイプ510C内に収納されたフィルム520Cの曲率に対応するように構成することによって、フィルム520Cの着座性を良くし、より安定的にベースパイプ510Cの内部に収納しておくことができるようにする。本例のフィルム520Cの散乱パターンは、図7Aの例と同様、内面側に設けてある。
図7Dを参照すれば、光パイプ500Dは、ベースパイプ510Dの内面514Dに線形プリズム形状が形成され且つ外面512Dは実質的に平滑な面となっている。その内面514Dには、光パイプ500Dの内側を進行する光を外へ出射するため、一つ以上の平滑面が出射部516として、ベースパイプ500Dの長手方向に延設されている。出射部516は実質的に平滑面なので、線形プリズム形状をもつ内面514Dの他の領域に比べて、光をよりたくさん外へ出射させる。従って、ベースパイプ510Dにおいて出射部516を形成した特定領域からの出射光量を他より多くすることができ、光パイプ500Dを特殊照明の用途として使用することができる。なお、光パイプ500Dに許容される角度または直径範囲内で複数の出射部516を形成してもよい。
図7Eを参照すれば、光パイプ500Eは、ベースパイプ510Eの内面514Eに線形プリズム形状が形成され且つ外面512Eは実質的に平滑な面となっており、その外面512Eに、多数の散乱パターンが形成されたフィルム520Eが配置される。その散乱パターンは、フィルム520Eの内外面のいずれか一方又は両方に形成可能である。
図8は図7AのD部分を拡大して示した図面である。プリズム形状間の三角溝の頂点角度αは、180゜未満で形成される。当角度αを鋭角にすれば、光パイプ500Aの内側を進行する光の全反射効果を向上させることができる。
図9(a)〜(d)は、光パイプの各種形状例をさらに示した断面図である。
この例の光パイプ600A、660B、600C、600Dは、放出部材640A、640B、640C、640Dを含んでいる。放出部材640A、640B、640C、640Dは、光パイプ600A、600B、600C、600Dの内側を進行する光を反射する手段である。従って、放出部材640A、640B、640C、640Dを光パイプ600A、600B、600C、600Dの所定領域に配置すれば、当該領域を介しての光放出は防止され、他の領域を介した光の放出量が増加する。このような放出部材640A、640B、640C、640Dは、反射性が高い物質で構成され、例えば、樹脂表面にアルミニウム(Al)や銀(Ag)のように反射性に優れた金属物質をコートして得ることができる。
図9(a)及び図9(b)の例で放出部材640A、640Bは、ベースパイプ610Aの外面612A、ベースパイプ610Bの内面614Bにおける一部領域に配置される。図9(c)及び図9(d)の例で放出部材640C、640Dは、ベースパイプ610C、610D内に収納されたフィルム620C、620Dの内外面の一方又は両方における一部領域に配置される。
放出部材を配置する領域の大きさ及びその個数は、特定領域の光放出を防止して他の領域の放出光量を増加させようする目的に応じて、多様に選択することができる。
図10は、散乱パターン付きフィルムを備えた光パイプと該フィルムを備えていない光パイプとで、出射光の照度を比較したグラフである。
折れ線Xは、散乱パターン522Aを形成したフィルム520Aを含む本発明の光パイプ500Aを使用して実験した場合の結果を示し、折れ線Yは、内面にプリズム形状をもつ光パイプを使用して実験した場合の結果を示す。
光パイプ500Aは、ベースパイプ510A、散乱パターン522A付きフィルム520A及び反射鏡を含んで構成され、ベースパイプ510Aは10cmの外径で、プリズム形状の内面514Aをもち、100cmの長さ(軸方向)のアクリル材質で形成される。また、フィルム520Aは、軸方向へ100cmの長さ、円周方向へ29cmの長さ、材質はポリカーボネートで形成され、チューブ状として光パイプ500A内に収納される。フィルム520Aの内面には0.5mm〜2mmの直径をもつ散乱パターン522Aがそれぞれ107個ずつ形成されるように、白色インキがプリントされる。光源から遠くなるほど、大きな直径をもつ散乱パターン522Aが選択され且つ散乱パターン522Aの形成ピッチが密になるように構成してある。
対比用の光パイプは、10cmの外径で、プリズム形状の内面をもつ100cmの長さとしたアクリルの材質で構成されている。
光パイプの終端には反射鏡を固定し、光源としてメタルハライドを使用し、光パイプの基端(終端の反対側)から光を提供するようにした。
グラフの横軸は、光源を配置した光パイプの基端からの距離を示し、単位はcmである。縦軸は、光パイプから出射される光の照度を示し、単位はルクス(lux)である。
図10に示されるように、光パイプ500Aによる出射光の照度が顕著に向上していることがわかる。すなわち、反射鏡及び散乱パターン522Aが形成されたフィルム520Aの影響によって、光パイプ500Aの照度は全体的に向上している。
図11は、さらに別の実施形態に係る光パイプを示した分解斜視図である。
光パイプ700は、ベースパイプ710及び円錐形の放出部材720を含んで構成されている。好ましくは、放出部材720の頂点をパイプ中心に支持する支持体730をさらに備えるのがよい。
ベースパイプ710は、内面714に、光パイプ700の長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された多数の線形プリズム形状を有している。そのプリズム形状断面は、三角形(二等辺三角形、正三角形、不等辺三角形)とすることができる。あるいは、三角形の頂点が磨耗した形状、即ち、台形としてもよい。ベースパイプ710の外面712は、実質的に平滑面とされている。ベースパイプ710の材質は、たとえば、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、アクリル、ポリプロフィレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルからなる群より選択される1種以上の重合体性物質である。
円錐形の放出部材720は、ベースパイプ710内に挿入されて光を反射する素材である。放出部材720の長さ(円錐の高さ)は、ベースパイプ710の長さ以下とすることができる。放出部材720は、SUS、Brass、アルミニウム、PETなどからなるシート上に銀(Ag)を塗布し、長時間吸熱による熱劣化が発生したとしても変形を防ぐために、チタニウムコートして製作することができる。あるいは、放出部材720は、PETのような合成樹脂からなるシートに光を散乱させるための気泡を分散させて製作することもできる。このように製作されたシートを円錐形にロールして放出部材720とし、ベースパイプ710内に挿入して使用することができる。
図12は、光が出射される様相を説明するために示す、光パイプに対する横断面図である。
光源360から出射された光がベースパイプ710の内側に入射されると、ベースパイプ710とパイプ内媒体との屈折率の比によって決まる臨界角度θ以下の入射角を有していれば、周知のスネルの法則による全反射条件によって光は反射され、これにより、光パイプ700の外へ向かおうとしていた光は光パイプ700内に再び拘束され、実質的に光パイプ700の長手方向へ進行する。このとき、光パイプ700の内側に充填されている媒体は空気であるので、光はほとんど損失することなく光パイプ700内を導波され得る。
拘束されて進行する光が放出部材720に当たると、放出部材720によって進行経路が変更される。これに伴い、光が臨界角度θより大きい角度でベースパイプ710に入射すると、当該光がベースパイプ710の外へ出射される。光源360が配置された光パイプ700の一端から他端へ行くほど放出部材720が占める面積が広くなるので、光源360から遠くなるほど反射発生率が大きくなる。この反射によって、光源360から離れた位置でも出射光量が増加され得る。従って、光パイプ700は長手方向に沿って全体的に光量が向上する。
反射にかかわらず、臨界角度θを超えた入射角で入射する光は、ベースパイプ710の外面712を通して出射されるので、光パイプ700内に入力された光は、光パイプ700の長手方向に伝送されつつ、一方では外へ出射される。
図13(a)は図11に示した支持体の正面図、図13(b)は支持体の別の例を示した正面図である。
図13(a)を参照すれば、支持体730は、支持部732、桟部734及び枠部736を含んで構成される。支持部732は、円錐形の放出部材720の頂点部を嵌合させる部分で、桟部734及び枠部736は、支持部732を中心に配設し且つ放出部材720の荷重を分散させる。
図11の例で支持体730は、放出部材720の頂点が位置するベースパイプ710の端部に結合する。別の例で、放出部材720の長さ(高さ)がベースパイプ710の長さより短いときには、支持体730を、ベースパイプ710の内側に挿入配置して放出部材720の頂点を支持させる。支持体730は、光源360から出射された光の進行を妨害しないように透明な材質で構成することが好ましく、薄く加工された金属材質で構成することができる。
図13(b)を参照すれば、円板状にした支持体830の例が示してあり、その円板中心に開口832が形成されている。円錐形の放出部材720の頂点部はその開口832に嵌合されて、当該放出部材720がベースパイプ710内に収納される。この支持体830は、光をよく透過させる材質、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、アクリル、ポリプロフィレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルで構成される。支持体830は、ベースパイプ710の端部またはその内側に固定することができる。ベースパイプ710内に固定する場合、支持体830の円板周縁部分について、ベースパイプ710のプリズム形状形成内面に対応する形状に加工したものとすることができる。
支持体730、830の形状は上記に限定されるものではなく、放出部材720を支持してベースパイプ710の内側に位置決めし、光の進行の極力妨げないようにした構成であればよい。
図14は、光パイプのさらに別の実施形態を示した分解斜視図である。この光パイプ910は、ベースパイプ920及び円錐形の放出部材930を含んで構成されている。
ベースパイプ920の内面924は、光パイプ910の長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された多数の線形プリズム形状を有している。また、外面922は、実質的に平滑な面として構成され且つ多数の拡散バンプ926が設けられている。拡散バンプ926は、光パイプ910の一端から他端へ行くほど密集するように配置されていてもよい。
図15は、光パイプのまた別の実施形態を示した分解斜視図である。この光パイプ940は、ベースパイプ950及び円錐形の放出部材960を含んで構成されている。
ベースパイプ950の内面954は、光パイプ940の長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された多数の線形プリズム形状を有している。また、当該内面954の少なくとも一箇所の一部領域には、光パイプ940内を伝わる光を放出するための出射部956が形成される。ベースパイプ950の外面952は、実質的に平滑な面として構成される。
図16(a)及び(b)は、光パイプのさらに別の実施形態を示した分解斜視図である。
この光パイプ970A、970Bは、ベースパイプ980A、980B、円錐形の放出部材990A、990B、そして、散乱パターン988A、988Bを形成したフィルム986A、986Bを含んで構成されている。
ベースパイプ980A、980Bの内面984A、984Bは、光パイプ970A、970Bの長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された多数の線形プリズム形状を有し、外面982A、982Bは、実質的に平滑な面として構成される。散乱パターン988A、988Bは、フィルム986A、986Bの内外(表裏)面の一方又は両方に形成することができる。
図16(a)で、散乱パターン988Aを形成したフィルム986Aはベースパイプ980Aの内側に配置され、図16(b)で、散乱パターン988Bを形成したフィルム986Bはベースパイプ980Bの外側に配置される。
本発明の光パイプは、光の反射または屈折を用いて光を遠くまで輝度を高く保ち均一に出射させることができる長所がある。また、本発明の光パイプは、出射光の照度を向上させることが出来る長所がある。
以上説明した実施形態は例示の目的のために開示されたものであり、本発明に対する通常の知識を有した当業者であれば、本発明の思想と範囲内で様々な修正、変更、付加が可能である。従って、このような修正、変更及び付加は本発明の特許請求の範囲に属するものである。
200A、200B 光パイプ
220 ベースパイプ
222 外面
224 内面
230A、230B 拡散バンプ
220 ベースパイプ
222 外面
224 内面
230A、230B 拡散バンプ
Claims (21)
- 内面にプリズム形状を形成すると共に外面を平滑面とした中空のベースパイプを含んで構成され、
当該ベースパイプ外面に、多数の拡散バンプを配置したことを特徴とする光パイプ。 - 前記ベースパイプ内面のプリズム形状が、該ベースパイプの長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された線形プリズム形状であることを特徴とする請求項1に記載の光パイプ。
- 前記プリズム形状は、断面が三角形であることを特徴とする請求項2に記載の光パイプ。
- 前記ベースパイプ内を進行する光を放出するために一つ以上の出射部が前記ベースパイプ内面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光パイプ。
- 前記拡散バンプが、前記ベースパイプの一端から他端へ行くほど密集するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光パイプ。
- 内面にプリズム形状を形成すると共に外面を平滑面とした中空のベースパイプを含んで構成され、
当該ベースパイプの内側又は外側に、少なくとも内外面のいずれか一方に散乱パターンを形成したフィルムを配置したことを特徴とする光パイプ。 - 前記ベースパイプ内面のプリズム形状が、該ベースパイプの長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された線形プリズム形状であることを特徴とする請求項6に記載の光パイプ。
- 前記プリズム形状は、断面が三角形であることを特徴とする請求項7に記載の光パイプ。
- 前記ベースパイプ内を進行する光を放出するために一つ以上の出射部が前記ベースパイプ内面に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の光パイプ。
- 前記散乱パターンは、前記ベースパイプの一端から他端へ行くほど表面積が大きくなることを特徴とする請求項6に記載の光パイプ。
- 前記散乱パターンは、前記ベースパイプの一端から他端へ行くほど密集することを特徴とする請求項6に記載の光パイプ。
- 前記フィルムを前記ベースパイプ内に収納した状態で固定すると共に反射鏡の役割を担う固定板を、前記ベースパイプの端部に設けてあることを特徴とする請求項6に記載の光パイプ。
- 前記ベースパイプは、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、アクリル、ポリプロフィレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルからなる群より選択される1種以上の重合体性物質で構成されることを特徴とする請求項6に記載の光パイプ。
- 前記フィルムの内面に前記散乱パターンが形成されていることを特徴とする請求項6に記載の光パイプ。
- 前記フィルムの外面に前記散乱パターンが形成されていることを特徴とする請求項6に記載の光パイプ。
- 内面にプリズム形状を形成すると共に外面を平滑面とした中空のベースパイプを含んで構成され、
当該ベースパイプ内に、円錐形の放出部材を配置したことを特徴とする光パイプ。 - 前記放出部材の頂点部を支持する支持体を有することを特徴とする請求項16に記載の光パイプ。
- 前記ベースパイプ内面のプリズム形状が、該ベースパイプの長手方向に沿って延び且つ互いに並列に形成された線形プリズム形状であることを特徴とする請求項16に記載の光パイプ。
- 前記ベースパイプ外面に、多数の拡散バンプを配置してあることを特徴とする請求項16に記載の光パイプ。
- 前記ベースパイプ内を進行する光を放出するために一つ以上の出射部が前記ベースパイプ内面に形成されていることを特徴とする請求項16に記載の光パイプ。
- 前記ベースパイプの内側又は外側に、少なくとも内外面のいずれか一方に散乱パターンを形成したフィルムを配置してあることを特徴とする請求項16に記載の光パイプ。
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