JP2008038262A - 衣類 - Google Patents
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【解決手段】シングルニットからなる端末編組織を有する履き口部と、前記履き口部に連続するずり下がり防止部を備え、前記ずり下がり防止部は、弾性糸を用いて編成された(A)コース群と、前記弾性糸に非弾性糸を添えた編み糸で編成された(B)コース群を交互に設けている。
【選択図】図1
Description
そこで、本出願人は、特開2004−124291号公報において、シングルニットからなるシングルウエルトの端末編組織を備えた衣類を提案している。
前記履き口部に連続するずり下がり防止部を備え、
前記ずり下がり防止部は、弾性糸を用いて編成された(A)コース群と、前記弾性糸に非弾性糸を添えた編み糸で編成された(B)コース群を交互に設けていることを特徴とする衣類を提供している。
また、前記のように、弾性糸を用いて編成された(A)コース群と、前記弾性糸に非弾性糸を添えた編み糸で編成された(B)コース群を交互に設けたずり下がり防止部を前記履き口部に連続して設ける構成としている。よって、弾性糸を用いて編成することによりずり下がり防止部全体のフィット性を向上させることができると共に、非弾性糸を弾性糸に添えた編み糸で編成された(B)コース群を、弾性糸を用いて編成された(A)コース群との間に介在させることにより、ずり下がり要因となる上下縦方向の伸縮性を、添え糸である非弾性糸によって適度に抑制して、衣類のずり下がりを効果的に防止することができる。
履き口部を前記ダブルウエルトとする場合には、履き口部の非伸長時における上下縦方向の長さを0.5〜1.0cm程度の細幅として、締め付け力を弱めたものであることがより好ましい。
ウエール方向に連続するコース数を前記(A)コース群と(B)コース群とで同一とした場合、伸縮性が高くフィット性に優れた領域[(A)コース群]と、上下縦方向の伸縮性を抑制して締め付け力をさらに高め、ずり下がり防止効果を高めた領域[(B)コース群]を均等に持ち合わせたずり下がり防止部とすることができる。よって、ずり下がり防止部のいずれの位置においても身体の動きに合わせた適度なフィット性とずり下がり防止効果を持たせることができ、また、ボーダー柄の幅を均等にすることで規則的なデザイン性を付与することもできる。
この場合、ウエール方向に連続するコース数を前記(A)コース群と(B)コース群とで同一とし、前記連続するコース数を4〜64コースとすることが好ましい。さらに、好ましくは、4〜16コースである。
前記のように、(A)コース群や(B)コース群において、弾性糸として弾性芯糸を備えたシングルカバリングヤーンを用いることにより伸縮性を高め、フィット性や締め付け力を高めることができると共に肌触りを良くすることができる。また、前記(B)コース群でモーレ糸として挿入する前記非弾性糸にウーリーナイロンを用いることにより、上下縦方向の伸びの抑制を容易に行うことができる。
また、前記のように、ずり下がり防止部の各コースをプレーン編みで編成することにより、フィット性や締め付け力を高めることができる。
ポリウレタン弾性芯糸の太さが15デシテックス未満であると、伸縮力が弱くなり、フィット性や締め付け力が十分でなくなる場合がある一方、ポリウレタン弾性糸の太さが80デシテックスを越えると、締め付け力が強すぎて着用感を損ねる場合がある。特に好ましくは、ポリウレタン弾性芯糸の太さが20デシテックス〜50デシテックスである。
また、(B)コース群においてモーレ糸として挿入する前記非弾性糸としては、15デシテックス〜60デシテックスのウーリーナイロンを用いることが好ましい。
ウーリーナイロンの太さが15デシテックス未満であると、(B)コース群において適度に上下縦方向の伸びを抑制できず、ずり下がり防止効果を高めることができなくなる場合がある一方、ウーリーナイロンの太さが60デシテックスを超えると、(B)コース群における上下縦方向および横方向の伸びが過剰に抑制され、フィット感がなくなり着用感が悪化する場合がある。
前記止め編み領域に連続するウエルト編み領域では、前記弾性糸を用いて1ウエールニットと1ウエールミスまたは1ウエールニットと1ウエールタックを繰り返して編成するコースと、前記非弾性糸を用いてニットのみで編成するコースを交互に設けていることが好ましい。
しかし、前記履き口部の編組織は前記構成に限られず、例えば、前記止め編み領域において、弾性糸および非弾性糸に添える添え糸を必ずしも共通させなくてもよいし、また、前記ウエルト編み領域において添え糸を適宜使用することもできる。
また、非弾性糸に添え糸を添えた編み糸から編成する2コース目以降の1コース以上をニットのみからなるプレーン編組織で編成することで、編立やすく、強度を持たせることができる。
さらに、前記ニットのみからなるコース以外のコースを、1ウエールニットと1ウエールミスを繰り返して編成することにより、適度な伸縮性を保持させることができる。
また、前記止め編み領域のコース数としては、4コース程度とすることが好ましい。
また、前記弾性糸を用いて1ウエールニットと1ウエールミスまたは1ウエールニットと1ウエールタックを繰り返して編成するコースを設けることにより、表目の張力が高くなりすぎないようしてカールの発生を抑制しながら、適度な締め付け力を保持することができる。
さらに、前記非弾性糸を用いてニットのみからなるプレーン編組織で編成するコースを設けることにより、表目の張力が高まっても、前記ニットのみからなるコースは伸縮力の弱い編み糸で編成されるため、外側へのカールの発生を抑制しながら、適度な締め付け力も保持することができる。
なお、ウエルト編み領域のコース数は、前記止め編み領域のコース数より多くしていることが好ましく、衣類の機能やデザインに応じてコース数を適宜増減してウエルト編み領域の長さを調節することができるが、例えば、10コース以上、さらには20〜80コース程度が好ましい。
即ち、編み始めの止め編み領域の複数コースは全てのウエールをタックあるいはミスでニットさせずに編成し、かつ、該止め編み領域では太い弾性芯糸を備えたシングルカバリングヤーンからなる第1種編み糸を用いて編成し、該第1種編み糸で止め編み領域に外側へのカールを発生させない編成としている一方、前記止め編み領域に連続するウエルト編み領域では、前記第1種編み糸で編成したコースと、前記第1種編み糸より伸縮力がない編み糸を用いて編成したコースを組み合わせた編組織としている。
前記ウエルト編み領域のコース数は前記止め編み領域のコース数より多くしていることが好ましい。
前記構成によれば、選針を2本もしくは3本置きとすることで適度な締め付け力を付与できる。
この際、ニットのみからなるプレーン編組織によって表目の張力が高まっても、該ニットのみからなるコースは伸縮力が弱い編み糸で編成するため、外側へのカール発生を効果的に抑制することができると共に適度な締め付け力も保持できる。
なお、ウエルト編み領域のコース数は限定されず、衣類の機能やデザインに応じてコース数を増減してウエルト編み領域の長さを調整しているが、前記止め編み領域のコース数を多くし、例えば、20コース以上、さらに50コース以上、100コース〜300コースとしてもよい。
ポリウレタン弾性芯糸の太さが70デシテックス未満であると、締め付け力が弱すぎてウエルト部分のカールしようとする力に負けてしまう場合がある。また、200デシテックスを越えると、止め編み領域とウエルト編み領域とのバランスがとれず、締め付け力が強すぎ、着用感を損ねる場合がある。特に好ましくは、ポリウレタン弾性芯糸の太さが100デシテックス〜160デシテックスである。
(1)10デシテックス〜40デシテックスのポリウレタン弾性芯糸にナイロン糸を巻き付けたシングルカバリングヤーン
(2)ウーリーナイロン
(3)その他の複合糸
外観や機能の点から、(1)の編み糸のみ用いる場合、(1)の編み糸に代えて、(2)のウーリーナイロンや(3)を用いる場合がある。
前記(2)のウーリーナイロンを用いると伸びの調整ができると共に、外観と肌触りを向上させることができる。他の糸とのバランス上で10〜80デシテックスの太さのものを用いるのが好適である。
前記(3)の複合糸として、キュプラと66ナイロンとの混紡糸を用いると、キュプラを混紡することで吸・放湿性を高めることができる。該混紡糸の混合割合はキュプラの吸・放湿性を損なわない40〜90デシテックスが好適に用いられる。
また、前記のように、弾性糸を用いて編成された(A)コース群と、前記弾性糸に非弾性糸を添えた編み糸で編成された(B)コース群を交互に設けたずり下がり防止部を前記履き口部に連続して設ける構成とすることによって、ずり下がり防止部全体のフィット性を前記弾性糸によって向上させることができると共に、非弾性糸を前記弾性糸に添えた編み糸で編成された(B)コース群を、前記弾性糸を用いて編成された(A)コース群との間に介在させることにより、ずり下がり要因となる上下縦方向の伸縮性を、添え糸である非弾性糸によって適度に抑制して、衣類のずり下がりを効果的に防止することができる。
また、非弾性糸に添え糸を添えた編み糸から編成する2コース目以降の1コース以上をニットのみからなるプレーン編組織で編成することで、編立やすく、強度を持たせることができる。さらに、前記ニットのみからなるコース以外のコースを、1ウエールニットと1ウエールミスを繰り返して編成することにより、適度な伸縮性を保持させることができる。
図1(A)、(B)は、第1実施形態において、シングルシリンダの4インチの4口丸編機で編成したパンティストッキング10を示す。図中、上端が編み始め端となり、上端から履き口部11を構成する止め編み領域11aとウエルト編み領域11bを設け、さらにその下側に本体部であるパンティ部12およびレッグ部13を連続させている。本実施形態においては、パンティ部12全体をずり下がり防止部12としている。
なお、本実施形態のパンティストッキング10は、履き口部11が着用時にウエスト位置にくるようにしている。
シングルカバリングヤーンに添え糸のシングルカバリングヤーン23を添えた編み糸21aを給糸口から連続供給して止め編み領域11aの第1コースC1と第3コースC3の2コースを編成している。また、ウーリーナイロンに添え糸のシングルカバリングヤーン23を添えた編み糸22aを他の給糸口から連続供給して止め編み領域11aの第2コースC2と第4コースC4の2コースを編成している。本実施形態では、C1、C3、C4の3コースは、1ウエールニット→1ウエールミス→1ウエールニット→1ウエールミスを繰り返し、C2の1コースだけすべてのウエールでニットしている。
一方、第2コースC2は、ウーリーナイロンに添え糸のシングルカバリングヤーン23を添えた編み糸22aを用いてすべての針20−1〜20−nにニット◎とし、第4コースC4は、前記編み糸22aを用いて1ウエールニット、1ウエールミスを繰り返している。
図2、図3に示すように、C1、C3、C4の3コースは1ニット、1ミスを繰り返すことにより、ニット、ミスの組織がストライプ状となっている。
また、ウエルト編み領域11bの他のコースC6、C8、C10、C12、C14、C16では、前記56デシテックスのウーリーナイロン22を他の給糸口から供給してすべてのウエールでニットしている。
次に、第6コースC6では、ウーリーナイロン22を用いてすべての針20−1〜20−nにニット○としている。
この後、1ウエールニットと1ウエールミスの第7コースC7、ニットのみからなる第8コースC8というように、シングルカバリングヤーン21によるコースとウーリーナイロン22によるコースを交互に繰り返している。
なお、ウエルト編み領域11bの長さは所要長さとすることができるが、本実施形態においては30コースとし、上下幅を1.7cmとしている。
続いて、第9コースC9から第16コースC16までの8コースでは、前記シングルカバリングヤーン23にウーリーナイロン24を添えた編み糸23aを給糸口から連続供給し、すべてのウエールでニットして(B)コース群を形成している。
次に、第9コースC9から第16コースC16までの8コースでは、シングルカバリングヤーン23にウーリーナイロン24を添えた編み糸23aを用いてすべての針20−1〜20−nにニット◎としている。
続いて、第17コースC17から第24コースC24までの8コースを、前記C1〜C8の8コースと同様の(A)コース群、第25コースC25から第32コースC32までの8コースを、前記C9〜C16の8コースと同様の(B)コース群というパターンを繰り返し、パンティ部12全体を(A)コース群と(B)コース群の繰り返しで編成している。
また、ずり下がり防止部12の締め付け力を履き口部11の締め付け力より大としている。
続いて、ずり下がり防止部であるパンティ部12の下側に、通常のレッグ部13を連続させ、本実施形態のパンティストッキング10を得ている。
また、前記のように、弾性糸(シングルカバリングヤーン23)を用いて編成された(A)コース群と、前記弾性糸(シングルカバリングヤーン23)に非弾性糸(ウーリーナイロン24)を添えた編み糸23aで編成された(B)コース群を交互に設けたずり下がり防止部12を履き口部11に連続して設ける構成とすることによって、ずり下がり防止部12全体のフィット性を前記弾性糸(シングルカバリングヤーン23)によって向上させることができると共に、ずり下がり要因となる上下縦方向の伸縮性を、添え糸である非弾性糸(ウーリーナイロン24)によって適度に抑制して、衣類のずり下がりを効果的に防止することができる。
また、非弾性糸(ウーリーナイロン22)に添え糸(シングルカバリングヤーン23)を添えた編み糸22aから編成する第2コースC2の1コースをニットのみからなるプレーン編組織で編成することで、編立やすく、強度を持たせることができる。さらに、前記ニットのみからなる1コース以外のコースC1、C3、C4を、1ウエールニットと1ウエールミスを繰り返して編成することにより、適度な伸縮性を保持させることができる。
また、弾性糸(シングルカバリングヤーン21)を用いて1ウエールニットと1ウエールミスを繰り返して編成するコースを設けることにより、表目の張力が高くなりすぎないようしてカールの発生を抑制しながら、適度な締め付け力を保持することができ、さらに、非弾性糸(ウーリーナイロン22)を用いてニットのみからなるプレーン編組織で編成するコースを設けることにより、表目の張力が高まっても、前記ニットのみからなるコースは伸縮力の弱い編み糸22で編成されるため、外側へのカールの発生を抑制しながら、適度な締め付け力も保持することができる。
第1実施形態との相違点は、履き口部11が着用時に腰骨位置にくるローライズタイプとした点と、ずり下がり防止部12のボーダー柄の幅を不均一とした点である。第2実施形態においても、第1実施形態と同様にパンティ部12全体をずり下がり防止部12としている。
また、第1実施形態同様、ずり下がり防止部12の締め付け力を履き口部11の締め付け力より大としている。
続いて、ずり下がり防止部であるパンティ部12の下側に、通常のレッグ部13を連続させ、本実施形態のパンティストッキング30を得ている。
第1実施形態との相違点は、履き口部11の編組織を変えた点である。
編み始めの止め編み領域11aは、133デシテックスのポリウレタン弾性芯糸に33デシテックスのナイロン糸を巻きつけたシングルカバリングヤーン25からなる第1種編み糸を用いている。該シングルカバリングヤーン25を給糸口から連続供給して第1コースC1から第8コースC8までの8コースを編成している。
止め編み領域11aの各コースは、1ウエールタック→3ウエールミス→1ウエールタック→3ウエールミスを繰り返している。
次に、第10コースC10、第11コースC11および第12コースC12ではすべての針20−1〜20−nにニット○とし、前記伸縮力の弱いシングルカバリングヤーン26で編成している。この連続した3コースの後に、C9と同一の1ウエールタックと3ウエールミスを繰り返す第13コースC13を介在させている。この後さらに、ニットのみからなる3コース、1ウエールタックと3ウエールミスを繰り返す1コースというパターンを繰り返している。
なお、ウエルト編み領域11bの長さは所要長さとすることができるが、本実施形態においても第1実施形態と同様、30コースとしている。
さらに、第1実施形態同様に、履き口部11の下側に、ずり下がり防止部12を設けることにより、締め付け力がソフトな前記端末編組織を有する履き口部11を備えたパンティストッキング10のずり下がりを効果的に防止することができる。
図8は、シングルニットからなるシングルウエルトの端末編組織を有する履き口部41と、均一幅のボーダー柄を設けたずり下がり防止部42を備えたタイツ40を示している。
図9は、シングルニットからなるシングルウエルトの端末編組織を有する履き口部51と、均一幅のボーダー柄を設けたずり下がり防止部52を備えたショーツ50を示している。
図10は、シングルニットからなるシングルウエルトの端末編組織を有する履き口部61と、均一幅のボーダー柄を設けたずり下がり防止部62を備えたパンツ60を示している。
図11は、シングルニットからなるシングルウエルトの端末編組織を有する履き口部71と、均一幅のボーダー柄を設けたずり下がり防止部72を備えたガードル70を示している。
図12は、シングルニットからなるシングルウエルトの端末編組織を有する履き口部81と、均一幅のボーダー柄を設けたずり下がり防止部82を備えたストッキング80を示している。
図13は、シングルニットからなるシングルウエルトの端末編組織を有する履き口部91と、均一幅のボーダー柄を設けたずり下がり防止部92を備えたスパッツ90を示している。
図14は、シングルニットからなるシングルウエルトの端末編組織を有する履き口部101と、均一幅のボーダー柄を設けたずり下がり防止部102を備えたソックス100を示している。
11、41、51、61、71、81、91、101 履き口部
11a 止め編み領域
11b ウエルト編み領域
12、42、52、62、72、82、92、102 ずり下がり防止部
13 レッグ部
20−1〜20−n 針
21、23、25、26 シングルカバリングヤーン
22、24 ウーリーナイロン
40 タイツ
50 ショーツ
60 パンツ
70 ガードル
80 ストッキング
90 スパッツ
100 ソックス
Claims (10)
- シングルニットからなる端末編組織を有する履き口部と、
前記履き口部に連続するずり下がり防止部を備え、
前記ずり下がり防止部は、弾性糸を用いて編成された(A)コース群と、前記弾性糸に非弾性糸を添えた編み糸で編成された(B)コース群を交互に設けていることを特徴とする衣類。 - 前記履き口部が、編み始めの止め編み領域と該止め編み領域に連続するウエルト編み領域とを備えるシングルウエルト、あるいはダブルウエルトである請求項1に記載の衣類。
- 前記ずり下がり防止部は、前記(A)コース群と前記(B)コース群を交互に設けてボーダー柄としている請求項1または請求項2に記載の衣類。
- ウエール方向に連続するコース数は前記(A)コース群および(B)コース群とを同一として、前記連続するコース数は4〜64コースとしている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の衣類。
- ウエール方向に連続するコース数は前記(A)コース群と(B)コース群とで相違させ、前記(A)コース群の連続コース数は1〜500コースとし、(B)コース群の連続コース数は1〜64コースとしている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の衣類。
- 前記弾性糸としてシングルカバリングヤーンまたはシングルカバリングヤーンとダブルカバリングヤーンを交編で用いると共に、前記非弾性糸としてウーリーナイロンを用い、前記ずり下がり防止部の各コースはプレーン編みで編成されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の衣類。
- 前記履き口部の止め編み領域は、弾性糸に添え糸を添えた編み糸から編成するコースと、非弾性糸に前記添え糸を添えた編み糸から編成するコースを交互に設けた複数のコースとし、前記非弾性糸に前記添え糸を添えた編み糸から編成する2コース目以降の1コース以上をニットのみで編成し、他のコースは1ウエールニットと1ウエールミスを繰り返して編成する一方、
前記止め編み領域に連続するウエルト編み領域では、前記弾性糸を用いて1ウエールニットと1ウエールミスまたは1ウエールニットと1ウエールタックを繰り返して編成するコースと、前記非弾性糸を用いてニットのみで編成するコースを交互に設けている請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載の衣類。 - 前記履き口部の止め編み領域の複数のコースは全てのウエールをタックあるいはミスでニットさせずに編成し、かつ、該止め編み領域では太い弾性芯糸を備えたシングルカバリングヤーンからなる第1種編み糸を用いて編成し、該第1種編み糸で止め編み領域に外側へのカールを発生させない編成としている一方、
前記止め編み領域に連続するウエルト編み領域では、前記第1種編み糸で編成したコースと、前記第1種編み糸より伸縮力がない編み糸を用いて編成したコースを組み合わせた編組織としている請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載の衣類。 - 前記止め編み領域は5〜9コースとし、各コースは1ウエールタック、2ウエールミスまたは1ウエールタック、3ウエールミスを繰り返して編成する一方、
前記ウエルト編み領域は、1ウエールタックと1〜3ウエールミスを繰り返すコースと、ニットのみからなるコースとからなり、該ニットのみからなるコースを2〜3コース連続した後に前記タックとミスとのコースを1コース介在させて編成し、前記ニットのみからなるコースは、前記第1種編み糸の弾性芯糸より細い弾性芯糸を備えたシングルカバリングヤーンあるいは/およびそれより伸縮力の低い編み糸からなる、第2種編み糸を用いて編成している請求項8に記載の衣類。 - パンティストッキング、タイツ、ショーツ、パンツ、ガードル、ストッキング、スパッツ、ソックスである請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の衣類。
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