JP3205913U - 筒状サポータ - Google Patents
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Abstract
【課題】伸縮性が十分に発揮される一方ずれ下がり防止効果が高く、しかも、良好な装着感(フィット感)を生み出す筒状サポータを提供する。【解決手段】筒状サポータ1の表面に連続したパイルループ2を編成してそのループ2に弾性糸3を巻き付けて通過させる伸縮率が小さい部分を編成して、この伸縮率の小さい部分よりも伸縮率の大きな伸縮率の大きい部分を所定間隔で交互に編成する。パイルループに対する弾性糸3を複数回巻き付ける巻き付け回数に変化を持たせても良い。【選択図】図4
Description
本考案は、膝や肘の箇所等に使用して好適な筒状サポータに関する。
膝や肘などに使用されるサポータ(筒状サポータ)にあっては、その締め付け力が求められ、近年では部分的な圧迫力を付与するものも開発されているが、緩んだりずれ落ち防止が求められる一方、その履き心地や伸縮性が求められる。なお、靴下・ストッキングはその履き心地や伸縮性が求められるが、特にハイソックス(長靴下)にあってはずれ落ちが防止できる要素も重要である。
このような要求から、緩んだりずれ落ち防止が求められるものとしては、特許文献にはいくつか開示がある。
特許文献1(実用新案登録第3023425「サポーター付きオーバーニイソックス」)では、その実用新案登録請求の範囲に、「(請求項1)足首部から膝部の上までの長さを有する長靴下からなるオーバーニイソックスにおいて、該膝部に弾性糸を挿通してパイル挿入編組織にし、足首部をパイル編組織にし、サポーター兼用にしたことを特徴とするサポーター付きオーバーニイソックス。(請求項2)パイル挿入編組織は、パイルを構成する表糸と芯糸と挿通糸とからなり、表糸はアクリル短繊維90%と羊毛繊維10%を混紡した抗菌防止処理の紡績糸を使用し、芯糸はポリウレタン糸をウ−リナイロン糸でカバリングしたスパンデックス糸を使用し、挿通糸はスパンデックス糸またはゴム糸からなる弾性糸を使用したことを特徴とする請求項1記載のサポーター付きオーバーニイソックス。(請求項3)パイル編組織は、パイルを構成する表糸と芯糸とからなり、表糸はウ−リナイロンや遠赤外線を発するセラミック繊維を使用し、芯糸はポリウレタン糸をウ−リナイロン糸でカバリングしたスパンデックス糸を使用したことを特徴とする請求項1記載のサポーター付きオーバーニイソックス。」が記載されている。
特許文献1(実用新案登録第3023425「サポーター付きオーバーニイソックス」)では、その実用新案登録請求の範囲に、「(請求項1)足首部から膝部の上までの長さを有する長靴下からなるオーバーニイソックスにおいて、該膝部に弾性糸を挿通してパイル挿入編組織にし、足首部をパイル編組織にし、サポーター兼用にしたことを特徴とするサポーター付きオーバーニイソックス。(請求項2)パイル挿入編組織は、パイルを構成する表糸と芯糸と挿通糸とからなり、表糸はアクリル短繊維90%と羊毛繊維10%を混紡した抗菌防止処理の紡績糸を使用し、芯糸はポリウレタン糸をウ−リナイロン糸でカバリングしたスパンデックス糸を使用し、挿通糸はスパンデックス糸またはゴム糸からなる弾性糸を使用したことを特徴とする請求項1記載のサポーター付きオーバーニイソックス。(請求項3)パイル編組織は、パイルを構成する表糸と芯糸とからなり、表糸はウ−リナイロンや遠赤外線を発するセラミック繊維を使用し、芯糸はポリウレタン糸をウ−リナイロン糸でカバリングしたスパンデックス糸を使用したことを特徴とする請求項1記載のサポーター付きオーバーニイソックス。」が記載されている。
特許文献2の「丸編生地とインナー製品及び丸編生地の編成方法、並びに丸編ガーメント機」には、その段落0024に、「前記丸編生地A の前記身編部1は、図3のように、実質的に非伸縮性の繊維よりなる表糸Y1及び裏糸Y3と、ストレッチ性を有するベアヤーンすなわちポリウレタン糸等の弾性糸よりなる中糸Y2との3種類の糸により3層構造をなすように前記ベア天竺編組織で編成され、表裏に現れる前記表糸Y1と裏糸Y3との材質の違いにより、リバーシブルの編地としての効果を呈するよう編成される。特に、前記表糸Y1と裏糸Y3とには材質を異にする糸を用いて編成される。また、ポリウレタン糸等の弾性糸を含む2種の糸、例えば前記表糸と弾性糸の2本でベア天竺編組織を編成した場合、生地にねじれが生じるおそれがあるが、前記のように、逆トルクの作用をする裏糸Y3を同時に編み込むことで、生地のねじれを抑制でき、プレーティング性を向上でき、さらに破壊強度も改良できることになる。」と記載され、その段落0025には、「また、前記口編部2は、前記3種類の糸Y1,Y2,Y3を基本にして、1コースおきに、ポリウレタン弾性糸を芯糸にした細いナイロン糸を一重巻きもしくは二重巻きした弾性を有するカバードヤーン(図示せず)をさらに加えた4種類の糸により例えば前記リブ編組織で編成され、伸縮機能の強化と編地組織の安定が図られる。この口編部2では、分離後の端縁の仕上がりをよくするため、編始め側の数コース、例えば2コースを図4(b)に示す袋編組織で編成した後、同図(a)のダブル編によるリブ編組織で編成するものとする。」との記載がある。
また、特許文献3の実用新案登録第3035305「靴下」では、その段落0013において、「この編糸相互は、伸ばした状態の内面を示す、図2に示すような関係になり、ゴム編組織に類似した伸縮性平編組織11となる。挿通した弾性糸10は、ウェールW1では編地の内面に(図2では浮き出て)、次のウェールW2では編の表面に(図2では沈む)編成されている。このように、ウェールW1とウェルW2では、浮沈が交互になるように挿通しているので、平編組織ではあるがゴム編み類似の組織になっている。なおウェール毎の浮沈は、1/1に限るもではなく、2/1や3/1にすることもできる。」と記載され、また、その段落0014「また、シンカー8の大爪9に編糸を乗せて編成するということは、パイルを立てる時の方法である。従って、表糸6と添え糸のスパンデックス糸7とを、共にシンカー8の大爪9に乗せた組織11は、編目が長くなり、締め付けは緩やかではあるが、高弾性の組織となる。そのため、血行を保ちながら摺り落ちることのない弾力組織の口ゴム部3が得られる。なお図2の場合は、表糸6と添え糸7を二本平行に並べたものを示したが、実際には添え糸のスパンデックス糸7は収縮するために、図4に示すように、表糸6が添え糸7を包み込む形になって表裏に表れる。」と記載されている。
上述のように、靴下・ストッキングやサポータ等では、その伸縮性が十分に発揮される必要がある一方で、ズレ下がる事態(ずれ落ち)を防止する必要性がある。そして更に、柄(絵柄、模様)を施したり、良好な装着感(フィット感)を生み出す必要がある。すなわち、ズレ下がり防止のために、強い締め付け力が働くと、良好な装着感(フィット感)を生み出すことが出来ないのみならず、柄(絵柄、模様)が綺麗に表面に表れない事態を生じさせる。そして、製造に際しては、これらの要求を満たしつつ、容易に製造できることが望まれる(例えば肘や膝の箇所の形状に合わせて編成したり、生地として薄くしたり厚くする際にも支障が生じないようにする必要がある。)。
しかしながら、従来の靴下・ストッキングや筒状サポータ等では、伸縮性が十分に発揮される一方でずれ下がり防止効果が高いものではなかった。すなわち、ずれ落ち防止効果を高めると、良好な装着感(フィット感)を生み出すことができず、絵柄も綺麗に表面に表れなくなる問題を有する。
また、サポータでは、例えば膝や肘の箇所では、その形状に合わせた締め付け力が要求されるが、特定の箇所毎にも部分的な圧迫力が要求される場合があり、これらの場合も上記良好な装着感(フィット感)や絵柄を綺麗に表示したりする必要がある。
しかしながら、従来の靴下・ストッキングや筒状サポータ等では、伸縮性が十分に発揮される一方でずれ下がり防止効果が高いものではなかった。すなわち、ずれ落ち防止効果を高めると、良好な装着感(フィット感)を生み出すことができず、絵柄も綺麗に表面に表れなくなる問題を有する。
また、サポータでは、例えば膝や肘の箇所では、その形状に合わせた締め付け力が要求されるが、特定の箇所毎にも部分的な圧迫力が要求される場合があり、これらの場合も上記良好な装着感(フィット感)や絵柄を綺麗に表示したりする必要がある。
そこで、本考案の目的は、伸縮性が十分に発揮される一方ずれ下がり防止効果が高く、しかも、良好な装着感(フィット感)を生み出す筒状サポーを提供することにある。
本考案の筒状サポータは、筒状サポータの表面に連続したパイルループを編成してそのループに弾性糸を巻き付けて通過させる伸縮率が小さい部分Aを編成するとともに、この伸縮率の小さい部分Aよりも伸縮率の大きな伸縮率の大きい部分Bが隣接して編成していることを特徴とする。
弾性糸を巻き付けて通過させるに際しては、そのループに複数回巻き付けても良く、又、そのループ毎に通過させても良く、一つ飛ばし二つ飛ばしで巻き付けて通過させても良い。一つ飛ばし二つ飛ばしで巻き付けて通過させる場合は、飛ばされた箇所(巻き付け通過のない箇所)では単にそのループに通過させるか、単にループに沿わせる(流し込みとも呼ばれる)ことが好ましい。
本考案によれば、パイルループ(パイルタイプ)に弾性糸を巻き付け通過させた伸縮率が小さい部分Aと、この部分に隣接させて伸縮率が大きい部分Bを編成するので、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが製造できる。
弾性糸を巻き付けて通過させるに際しては、そのループに複数回巻き付けても良く、又、そのループ毎に通過させても良く、一つ飛ばし二つ飛ばしで巻き付けて通過させても良い。一つ飛ばし二つ飛ばしで巻き付けて通過させる場合は、飛ばされた箇所(巻き付け通過のない箇所)では単にそのループに通過させるか、単にループに沿わせる(流し込みとも呼ばれる)ことが好ましい。
本考案によれば、パイルループ(パイルタイプ)に弾性糸を巻き付け通過させた伸縮率が小さい部分Aと、この部分に隣接させて伸縮率が大きい部分Bを編成するので、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが製造できる。
本考案の筒状サポータは、伸縮性を有する円筒状の筒状サポータにおいて、筒状サポータの表面に連続したパイルループを編成してそのループに弾性糸を巻き付けて通過させて伸縮率が小さい部分Aを編成するとともに、そのループに弾性糸を通過させないで沿わせるだけの伸縮率が大きい部分Bを編成するか又は直線状に通過させる伸縮率が大きい部分Bを編成して、これら伸縮率が小さい部分Aと伸縮率が大きい部分Bを隣接して編成していることを特徴とする。
本考案によれば、パイルループに弾性糸を巻き付けて通過させた伸縮率が小さい部分Aとパイルループに弾性糸を通過させない流し込みか又は直線的な通過により伸縮率が大きい部分Bを編成するので、簡易な製造方法により、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが製造できる。
本考案によれば、パイルループに弾性糸を巻き付けて通過させた伸縮率が小さい部分Aとパイルループに弾性糸を通過させない流し込みか又は直線的な通過により伸縮率が大きい部分Bを編成するので、簡易な製造方法により、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが製造できる。
また、本考案の筒状サポータは、伸縮性を有する円筒状の筒状サポータにおいて、筒状サポータの表面に連続したパイルループを編成してそのループに弾性糸を複数回巻き付けて通過させる伸縮率が小さい部分Aを編成するとともにそのループに弾性糸を伸縮率が小さい部分Aよりも少ない回数で巻き付けて通過させて伸縮率が小さい部分Aよりも伸縮率が大きい伸縮率が大きい部分Bを隣接して編成していることを特徴とする。例えば、伸縮率が大きい部分Bではで巻き付け回数が1回であるとすると、伸縮率が小さい部分Aでは巻き付け回数は2回以上として、巻き付ける回数に差を設けて調整する。
本考案によれば、パイルループに弾性糸を巻き付ける回数を調整することで、簡易な製造方法により、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが製造できる。
本考案としては、前記伸縮率が大きい部分Bは、裏(ウラ)とされて全域に編成され、前記伸縮率が小さい部分Aは、表(オモテ)とされて、ダブル編みとしていることを特徴とする。
本考案によれば、前記伸縮率が大きい部分Bは、裏(ウラ)とされて全域に編成されることで、凹凸形状が交互に形成されて、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータになるとともに、厚地の暖房効果の高い筒状サポータとしたり、表に絵柄を施すなどすることができる。
本考案によれば、パイルループに弾性糸を巻き付ける回数を調整することで、簡易な製造方法により、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが製造できる。
本考案としては、前記伸縮率が大きい部分Bは、裏(ウラ)とされて全域に編成され、前記伸縮率が小さい部分Aは、表(オモテ)とされて、ダブル編みとしていることを特徴とする。
本考案によれば、前記伸縮率が大きい部分Bは、裏(ウラ)とされて全域に編成されることで、凹凸形状が交互に形成されて、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータになるとともに、厚地の暖房効果の高い筒状サポータとしたり、表に絵柄を施すなどすることができる。
本考案としては、前記伸縮率が小さい部分Aと前記伸縮率が大きい部分Bが所定間隔で交互に編成していることを特徴とする。
本考案によれば、前記伸縮率が小さい部分Aと前記伸縮率が大きい部分Bが所定間隔で交互に編成しているので、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが得られる。
本考案によれば、前記伸縮率が小さい部分Aと前記伸縮率が大きい部分Bが所定間隔で交互に編成しているので、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが得られる。
ここで、筒状サポータにおいては、部分的・局所的な締め付け力が発揮させることが要求される場合がある。例えば、膝や肘の部分や、腹や腰の部分等である。サポータでは、筋肉や筋の方向性に沿って締め付け・圧迫させる場合もある。
本考案によれば、前記伸縮率の小さい部分Aと前記伸縮率の大きい部分Bとの交互編成により、全体的な編成のみならず、部分的・局所的な締め付け力が発揮させる交互編成とすることも可能である。これらの製造方法は、上針と下針のダブル編み機で製造可能である。
本考案としては、前記伸縮率が小さい部分Aの弾性糸よりも前記伸縮率が大きい部分Bの弾性糸の方が伸縮率が大きい糸を使用したり、又は、前記伸縮率が小さい部分Aの弾性糸よりも前記伸縮率が大きい部分Bの弾性糸の方が細い糸を使用したりすることが好ましい。太い糸と細い糸で伸縮力に差を持たせることもできる。
本考案によれば、弾性糸の伸縮率を前記伸縮率が小さい部分Aと前記伸縮率が大きい部分Bとで異ならせることで、より一層変化率を高くすることができる。
本考案によれば、前記伸縮率の小さい部分Aと前記伸縮率の大きい部分Bとの交互編成により、全体的な編成のみならず、部分的・局所的な締め付け力が発揮させる交互編成とすることも可能である。これらの製造方法は、上針と下針のダブル編み機で製造可能である。
本考案としては、前記伸縮率が小さい部分Aの弾性糸よりも前記伸縮率が大きい部分Bの弾性糸の方が伸縮率が大きい糸を使用したり、又は、前記伸縮率が小さい部分Aの弾性糸よりも前記伸縮率が大きい部分Bの弾性糸の方が細い糸を使用したりすることが好ましい。太い糸と細い糸で伸縮力に差を持たせることもできる。
本考案によれば、弾性糸の伸縮率を前記伸縮率が小さい部分Aと前記伸縮率が大きい部分Bとで異ならせることで、より一層変化率を高くすることができる。
本考案によれば、パイルループに弾性糸を巻き付けて通過させた伸縮率が小さい部分Aとパイルループに弾性糸を通過させない流し込みか又は直線的な通過により伸縮率が大きい部分Bを編成するので、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータが製造できる。そして、前記伸縮率が大きい部分Bは、裏(ウラ)とされて全域に編成されることで、厚地の暖房効果の高い筒状サポータとしたり、表に絵柄を施すなどすることができる。また、前記筒状サポータに適用されて、前記伸縮率の小さい部分Aと前記伸縮率の大きい部分Bとが交互になるように部分的に編成されることにより、部分的・局所的な締め付け力が発揮させる交互編成とすることも可能である。
以下、本考案を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態は、本考案を膝上から足首部分まで覆う膝用の筒状サポータ(足首より上で使用)に適用したものである。図1は、本考案の筒状サポータの斜視図(写真)である。図2(a)は、図1の表側を拡大した写真であり、図2(b)は、図1の表側を更に拡大した写真である。図3は図1の裏側を拡大した写真である。図4と図5は、第1の実施形態の編み生地の組織図である。
本実施の形態は、本考案を膝上から足首部分まで覆う膝用の筒状サポータ(足首より上で使用)に適用したものである。図1は、本考案の筒状サポータの斜視図(写真)である。図2(a)は、図1の表側を拡大した写真であり、図2(b)は、図1の表側を更に拡大した写真である。図3は図1の裏側を拡大した写真である。図4と図5は、第1の実施形態の編み生地の組織図である。
本実施の形態の筒状サポータ1の編糸には、アクリル、ナイロン、ポリウレタン、羊毛等の各繊維が使用されている。パイルループ(パイルタイプ)2を構成する表糸には、ナイロン、アクリル、綿、絹、羊毛繊維等の繊維が使用できる。パイルループ2に巻き付けたり沿わせたり通過させたりする弾性糸3は、芯糸となる高弾性糸をカバーリングした糸が使用されている。
第1の実施の形態の筒状サポータ1は、筒状サポータ1の表面に連続したパイルループ2を編成してそのループ2に弾性糸を巻き付けて通過させて伸縮率が小さい部分Aを編成するとともに、そのループに弾性糸3を通過させない流し込み(ループに添えるようにしてループには通過させていない)により伸縮率が大きい部分Bを編成して、これら伸縮率が小さい部分Aと伸縮率が大きい部分Bを交互に編成させている。そして、前記伸縮率が大きい部分Bは、裏(ウラ)とされて全域に編成され、伸縮率が小さい部分Aをいくつか繰り返して、次に伸縮率が大きい部分Bを繰り返して、次に、伸縮率が小さい部分Aを繰り返すことも可能である。
パイルループ2に巻き付ける弾性糸3は、ポリウレタン糸をウーリーナイロン糸等でカバーリングしたスパンデックス糸が使用され、パイルループ2に巻き付けられて、伸縮率が小さい部分Aが編成されている。この伸縮率が小さい部分Aは、表(オモテ)になり、裏(ウラ)は、伸縮率が大きい部分Bのダブル編みになっており、肌(足)には直接接触しないようになっている。すなわち、弾性糸3による締め付けは、直接は肌(足)には働かず、表側生地に厚み(ボリューム)を持たせることとしている。これにより、厚手の生地になり暖房効果を持たせたり、この伸縮率が小さい部分Aを利用して、柄編み(絵柄や模様)を施す表(オモテ)になる(凸状態の連続模様)。
この伸縮率が小さい部分Aの裏面は、前記伸縮率が大きい部分Bよる生地になるダブル編みになっている。なお、丸編み機11は、図6に示すように、上針と下針を有するダブル編み機を使用して供糸口DAでは表(オモテ)が編成され、供糸口DAでは裏(ウラ)が編成される。実験では、表(オモテ)で使用する糸は、FTY40/70(ポリエステルやナイロン70dを弾性糸40dにカバリングした糸)として、裏(ウラ)で使用する糸は、ウール混1/48として、表側Aよりも裏側Bの糸を太い糸を使用した。そして、伸縮率が小さい部分Aと伸縮率が大きい部分Bとの伸縮率の差を10%から30%の差が生じるようにした。
この伸縮率が小さい部分Aの裏面は、前記伸縮率が大きい部分Bよる生地になるダブル編みになっている。なお、丸編み機11は、図6に示すように、上針と下針を有するダブル編み機を使用して供糸口DAでは表(オモテ)が編成され、供糸口DAでは裏(ウラ)が編成される。実験では、表(オモテ)で使用する糸は、FTY40/70(ポリエステルやナイロン70dを弾性糸40dにカバリングした糸)として、裏(ウラ)で使用する糸は、ウール混1/48として、表側Aよりも裏側Bの糸を太い糸を使用した。そして、伸縮率が小さい部分Aと伸縮率が大きい部分Bとの伸縮率の差を10%から30%の差が生じるようにした。
ここで、伸縮率が小さい部分Aの例としては、弾性糸3を巻き付けて通過させるに際しては、そのループ毎に通過させても良く、一つ飛ばしや二つ飛ばしで巻き付けて通過させても良い(図5)。一方、そのループに弾性糸を通過させないで沿わせるだけにして、伸縮率が大きい部分Bを編成するか(図4(b))、又は、直線状に通過させることにより伸縮率が大きい部分Bを編成しても良い(図5(b))。巻き付ける箇所は、パイルループの円が明確な個所a(上方ループの場合はその上方側約180度の範囲内で、できるだけ上方頂点部a1に近いこと)が好ましい。巻き付けによる巻き付け力が効果的に強く働くからである(図4)。
また、挿通糸(弾性糸)3には、スパンデックス糸またはゴム糸が使用でき、シングルカバードヤーンやダブルカバードヤーン等が使用できるが、弾性糸3の伸縮率を前記伸縮率が小さい部分Aと前記伸縮率が大きい部分Bとで異ならせることもできる。例えば、同じ素材でも、前記伸縮率が小さい部分Aではシングルのカバードヤーンを使用して、前記伸縮率が大きい部分Bではダブルのカバードヤーンを使用しても良い。
なお、伸縮率が小さい部分Aと伸縮率が大きい部分Bとの差を強調すると、その表面に縮小凸部(縦方向の凸部)Cが所定間隔で表れ、縦横の凹凸模様が現れる(図7(b))。この縦横の凹凸模様は、サポータ1の締め付け力が縦横に働くことを意味している。
また、挿通糸(弾性糸)3には、スパンデックス糸またはゴム糸が使用でき、シングルカバードヤーンやダブルカバードヤーン等が使用できるが、弾性糸3の伸縮率を前記伸縮率が小さい部分Aと前記伸縮率が大きい部分Bとで異ならせることもできる。例えば、同じ素材でも、前記伸縮率が小さい部分Aではシングルのカバードヤーンを使用して、前記伸縮率が大きい部分Bではダブルのカバードヤーンを使用しても良い。
なお、伸縮率が小さい部分Aと伸縮率が大きい部分Bとの差を強調すると、その表面に縮小凸部(縦方向の凸部)Cが所定間隔で表れ、縦横の凹凸模様が現れる(図7(b))。この縦横の凹凸模様は、サポータ1の締め付け力が縦横に働くことを意味している。
(第2の実施の形態)
本考案の第2の実施形態は、膝用サポータに本考案を適用したものである。図7(a)は、膝用サポータの実物写真であり、図7(b)は、図7(a)の表側を拡大した図である。図8と図9は膝用サポータの編み生地の編み組織を説明する図である。
本考案の第2の実施形態は、膝用サポータに本考案を適用したものである。図7(a)は、膝用サポータの実物写真であり、図7(b)は、図7(a)の表側を拡大した図である。図8と図9は膝用サポータの編み生地の編み組織を説明する図である。
第2の実施の形態では、伸縮率が小さい部分Aにも伸縮率が大きい部分Bにも、弾性糸3を巻き付けて通過させている。巻き付け回数は、伸縮率が小さい部分Aの方が、伸縮率が大きい部分Bよりも多くしている。このようにすると、サポータでは、その表面に縮小凸部(縦方向の凸部)Cが所定間隔で表れ、縦横の凹凸模様が現れる(図7(b))。この縦横の凹凸模様は、サポータ11の締め付け力が縦横に働くことを意味している。
そして、伸縮率が大きい部分Bは、裏(ウラ)とされて全域に編成され、前記伸縮率が小さい部分Aは、表(オモテ)とされて、所定間隔で編成されている。このようにして、伸縮率が小さい部分Aは、表(オモテ)になり、裏(ウラ)は、伸縮率が大きい部分Bのダブル編みになっており、肌(足)には直接接触しないようになるとともに、厚手の生地になり暖房効果を持たせたり、この伸縮率が小さい部分Aを利用して、柄編み(絵柄や模様)を施す表(オモテ)になる(縦横の凹凸状態の連続模様)。なお、丸編み機11は、図6に示すように、上針と下針を有するダブル編み機を使用して供糸口Aでは表(オモテ)が編成され、供糸口BAでは裏(ウラ)が編成される。
このように、パイルループ2に弾性糸3を巻き付け通過させた伸縮率が小さい部分Aと、この部分に隣接させて伸縮率が大きい部分Bを編成するので、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータ11が製造できる。
例えば、膝用サポータや肘用サポータでは、膝に向けてその径を大きくしたりその逆に径を小さくしたりするが、筒状サポータ11の表面に連続したパイルループを編成してそのループ2に弾性糸3を巻き付けて通過させて伸縮率が小さい部分Aを編成する方法で、膝や肘の部分の形状に合わせた径のものを製造できる(図10(a)(b))。図10(a)のサポータは、寸胴タイプ(径の大きさが変わらないタイプ)であり、図10(b)のサポータは、その下方に向かって径の大きさが小さくなるタイプである。
また、パイルループ2に対する回巻き付け回数を徐々に増やすことで径の大きさを小さくすることが出来る。図10(b)において、伸縮率が小さい部分A1とA2とA3では、径の大きさを小さくしているが、これは弾性糸3の巻き付け回数で調整している。
また、サポータ11では、血行の促進や筋肉や筋に沿って締め付け力を高めるために部分的に圧迫を強める働きを持たせる部分(圧迫部)6を作る場合があるが、このような機能を持たせるときにも、前記巻き付ける回数や場所を選択することで締め付け力(圧迫力)を高める部分を編成することが出来る(図11(a)(b))。図11(a)(b)の例では、伸縮率が大きい部分Bを平編み編成したが、これはシングル編みの平編みと比較するためであり、他の編み組織でも良い。上針と下針によるダブル編みの本実施の形態の筒状サポータ11のサポータと、単なる平編みのシングルの生地とを比較すると、平編みのシングルの生地では糸のほつれ等で生産性に劣るが、本実施の形態のダブル編みでは糸(連結糸)5のほつれが防止でき生産性の向上が図られる。また、表面に凹凸(凸部がパイルに弾性糸を巻き付けたパイル2)や、縦横に凹凸(縦方向の凸部が収縮凸部Cになる)を生じさせて、柄編み(絵柄や模様)を施したり、厚地の生地にしたりして、保温機能を高めたりすることができる。
このように、パイルループ2に弾性糸3を巻き付け通過させた伸縮率が小さい部分Aと、この部分に隣接させて伸縮率が大きい部分Bを編成するので、伸縮性に優れるとともにズレ下がり防止効果の高い筒状サポータ11が製造できる。
例えば、膝用サポータや肘用サポータでは、膝に向けてその径を大きくしたりその逆に径を小さくしたりするが、筒状サポータ11の表面に連続したパイルループを編成してそのループ2に弾性糸3を巻き付けて通過させて伸縮率が小さい部分Aを編成する方法で、膝や肘の部分の形状に合わせた径のものを製造できる(図10(a)(b))。図10(a)のサポータは、寸胴タイプ(径の大きさが変わらないタイプ)であり、図10(b)のサポータは、その下方に向かって径の大きさが小さくなるタイプである。
また、パイルループ2に対する回巻き付け回数を徐々に増やすことで径の大きさを小さくすることが出来る。図10(b)において、伸縮率が小さい部分A1とA2とA3では、径の大きさを小さくしているが、これは弾性糸3の巻き付け回数で調整している。
また、サポータ11では、血行の促進や筋肉や筋に沿って締め付け力を高めるために部分的に圧迫を強める働きを持たせる部分(圧迫部)6を作る場合があるが、このような機能を持たせるときにも、前記巻き付ける回数や場所を選択することで締め付け力(圧迫力)を高める部分を編成することが出来る(図11(a)(b))。図11(a)(b)の例では、伸縮率が大きい部分Bを平編み編成したが、これはシングル編みの平編みと比較するためであり、他の編み組織でも良い。上針と下針によるダブル編みの本実施の形態の筒状サポータ11のサポータと、単なる平編みのシングルの生地とを比較すると、平編みのシングルの生地では糸のほつれ等で生産性に劣るが、本実施の形態のダブル編みでは糸(連結糸)5のほつれが防止でき生産性の向上が図られる。また、表面に凹凸(凸部がパイルに弾性糸を巻き付けたパイル2)や、縦横に凹凸(縦方向の凸部が収縮凸部Cになる)を生じさせて、柄編み(絵柄や模様)を施したり、厚地の生地にしたりして、保温機能を高めたりすることができる。
第2の実施の形態の伸縮率が小さい部分Aと伸縮率が大きい部分Bの例としては、弾性糸3を巻き付けて通過させるに際しては、そのループ毎に複数回巻き付け通過させても良く、例えば、伸縮率が大きい部分Aでは、二回以上巻き付けるとすると、その巻き付け回数よりも少ない巻き付け回数で伸縮率が大きい部分Bを編成する(図8(a)(b))。また、複数のパイルループ2を用いて、各々のループ2に弾性糸3を巻きつけても良く、また、上針側と下針側とで各々巻き付けても良い(図9(a)(b))。
以上、本実施の形態では、本考案の筒状サポータ(ストッキングタイプと膝用のサポータに適用した例で説明したが、その丸編み生地としては、靴下(ソックス)や被服(スポーツ用被服を含む)等にも適用可能である。また、本考案の筒状サポータの表(オモテ)と裏(ウラ)は逆にしたり、また、筒状サポータの表(オモテ)と裏(ウラ)と表(オモテ)の三重構造以上とするなど適宜応用することも本考案の範囲に含まれるものである。
1,11 本考案の筒状サポータ、
2 パイルループ(パイルタイプ、ループ)、
3 弾性糸、
A 伸縮率が小さい部分、
B 伸縮率が大きい部分、
C 縮小凸部、
2 パイルループ(パイルタイプ、ループ)、
3 弾性糸、
A 伸縮率が小さい部分、
B 伸縮率が大きい部分、
C 縮小凸部、
Claims (6)
- 伸縮性を有する筒状サポータにおいて、筒状サポータの表面に連続したパイルループを編成してそのループに弾性糸を巻き付けて通過させる伸縮率が小さい部分Aを編成するととも、この伸縮率の小さい部分Aよりも伸縮率の大きな伸縮率の大きい部分Bが隣接して編成していることを特徴とする筒状サポータ。
- 伸縮性を有する筒状サポータにおいて、筒状サポータの表面に連続したパイルループを編成してそのループに弾性糸を巻き付けて通過させて伸縮率が小さい部分を編成するとともに、そのループに弾性糸を通過させないで沿わせるだけの伸縮率が大きい部分Bを編成するか又は直線状に通過させる伸縮率が大きい部分Bを隣接して編成していることを特徴とする筒状サポータ。
- 伸縮性を有する筒状サポータにおいて、筒状サポータの表面に連続したパイルループを編成してそのループに弾性糸を複数回巻き付けて通過させる伸縮率が小さい部分Aを編成するとともにそのループに弾性糸を伸縮率が小さい部分Aよりも少ない回数で巻き付けて通過させて伸縮率が小さい部分Aよりも伸縮率が大きい伸縮率が大きい部分Bを隣接して編成していることを特徴とする筒状サポータ。
- 前記伸縮率が小さい部分Aの弾性糸よりも前記伸縮率が大きい部分Bの弾性糸の方が伸縮率が大きい糸を使用するか、又は、前記伸縮率が小さい部分Aの弾性糸よりも前記伸縮率が大きい部分Bの弾性糸の方が細い糸を使用することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の筒状サポータ。
- 前記伸縮率が小さい部分Aと前記伸縮率が大きい部分Bが所定間隔で交互に編成していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の筒状サポータ。
- 前記伸縮率が小さい部分Aは、表(オモテ)とされ、前記伸縮率が大きい部分Bは、裏(ウラ)とされて全域に編成され、これらによりダブル編みとしていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の筒状サポータ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016002679U JP3205913U (ja) | 2016-06-09 | 2016-06-09 | 筒状サポータ |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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2016
- 2016-06-09 JP JP2016002679U patent/JP3205913U/ja active Active
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