JP3205812U - 靴下 - Google Patents

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淳裕 由井
裕宣 佐藤
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Abstract

【課題】本考案は、履き心地が良く、かつ、着用時のずり落ちを効果的に防止する靴下を提供することを課題とする。【解決手段】本考案に係る靴下1は、編み糸と弾性糸とで編成される靴下において、履口部の上側領域に超極細繊維で形成された糸を編み込んで、人体接触面側に表出させたことを特徴とする。また、超極細繊維で形成された糸が編み込まれた編地において、表面の平均摩擦係数が0.3以上であると好適である。【選択図】図1

Description

本考案は、履き心地が良く、かつ、着用時のずり落ちを効果的に防止する靴下に関する。
従来、靴下は、履口部の伸縮弾性を高めるため、ゴム編み組織としたり、摩擦係数の高い素材を塗布したりして、ずり落ちを防止するようにしている。しかし、ゴム編みではゴムの締め付けが不快に感じることが多く、ゴムのような摩擦係数の高い素材が塗布されている靴下は、そもそも、着用中に不快なベタツキ感があり、着用のたびに塗布することは煩雑という問題があった。
上述した製品を改良するものとして、種々の発明や考案が提案されている。特許文献1は、足首部のみに弾性繊維が編み込まれ、脹脛部には編み込まれていない靴下を提案している。特許文献2に係る靴下は、レッグ部の上側領域に位置する口ゴム部を内側面部と外側面部との二層で形成し、内側面部は、弾性芯糸に紡績糸またはフィラメント糸を巻き付けてなるカバリングヤーンと弾性裸糸とを用いて混在させたダブルメッシュ編み組織とプレーン編み組織とで人体接触面側の摩擦係数を高めて編成し、外側面部は、2本のカバリングヤーンと2本のウーリーナイロン糸とを用いた伸縮性に富むメッシュ編み組織により編成するとともに、レッグ部の上縁側領域は、1本のカバリングヤーンと2本の弾性裸糸と1本のウーリーナイロン糸とを用いて人体接触面側に弾性裸糸を表出させたフロート編み組織により編成した。特許文献3に係る靴下は、レッグ部及び履口部を添え糸編み又はパイル編みを基本としこれにスパイラルメッシュ編みを組み合わせて編み糸と弾性糸とによって編成し、これによって所望のフィット感を与えるとともに、ゴム糸を用いることなくずり落ちを阻止する。
実開平2−102487号公報 特許3739343号公報 特許4323789号公報
ところが、特許文献1に係る靴下ではレッグ部及び履口部に適度な締付け感がないので、履いた時に違和感を覚えるという問題があった。また、特許文献2や3の靴下は、構造が複雑で製造にコストがかかるという問題があった。
本考案は、このような問題に鑑み、履き心地が良く、かつ、着用時のずり落ちを効果的に防止する靴下を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本考案の靴下は、編み糸と弾性糸とで編成される靴下において、履口部の上側領域に超極細繊維で形成された糸を編み込んで、人体接触面側に表出させたことを特徴とする。なお、超極細繊維は、ポリエステル系繊維であると好適であるが、限定されない。また、超極細繊維で形成された糸が編み込まれた編地において、表面の平均摩擦係数が0.3以上であると好適である。
さらに、超極細繊維は、シングルシリンダによって、履口部に編み込まれるようにするとよい。
本考案に係る靴下は、履口部の上側領域に超極細繊維で形成された糸を編み込んで、人体接触面側に表出させているので、高い摩擦係数のもとで人体側に密着させることができる。しかも、超極細繊維は、伸縮性に優れるのみならず、柔らかくヌメリ感のある風合いがあるため、快適な着用感のもとでずり落ちを効果的に防止することができる。
本発明に係る靴下の非着用状態における全体図である。 本発明に係る靴下の履口部の上端を裏返した状態を示す図である。 図1におけるA−A線矢視方向での拡大断面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。各図において、同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。また、図面は、本考案を理解するために誇張して表現している場合もあり、必ずしも縮尺どおり精緻に表したものではないことに留意されたい。なお、本考案は下記に示される実施例に限られるものではない。
実施例1を図面を参照して詳細に説明する。
まず、靴下1の全体構成を説明する。図1は、本発明に係る靴下の非着用状態における全体図である。図1に示すとおり、靴下1は、大別すると、人の足の形状に対応して編み糸と弾性糸とで編成され、履口部10と、爪先部21と踵部22とを有する足部20、足首部30が設けられており、履口部10の上方に開口100が形成されている。靴下1の全体は、綿、ナイロン糸等の繊維を公知の方法で編成することができる。
図2を参照する。図2は、本発明に係る靴下1の履口部10の上端を裏返した状態を示す図である。図2に示すとおり、履口部10は、裏側の上側領域に超極細繊維で形成された糸を編み込んで、人体接触面側に表出させた領域11を備える。ここで、超極細繊維とは、人工皮革等に用いられている繊維で、衣料に使われる繊維の約1/10程度の直径で、わずか数μmの繊維のことをいう。本考案に係る靴下1に使用される超極細繊維は、0.1デニール以下の太さで、ポリエステル系繊維であると好適であるが、限定されない。また、超極細繊維で形成された糸が編み込まれた編地において、表面の平均摩擦係数が0.3以上であると好適である。
編地表面の平均静摩擦係数が大きいほど肌と密着性がよいが、0.3以上であればよい。ポリエステル系繊維とは、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、あるいは酸成分としてイソフタル酸類(5−ナトリウムスルホイソフタル酸などを含む)が共重合された共重合体、あるいはポリアルキレングリコールが共重合された共重合体などであり、好ましくはポリエチレンテレフタレートあるいはそのイソフタル酸共重合体である。
図3を参照する。図3は、図1におけるA−A線矢視方向での拡大断面図である。履口部10の上側領域11は、図3に示されるように、着用時に人体に直接接触する面110が裏側に表出しており、人体とは直接に接触することのない面(図に示されない)は履口部編地内に編み込まれている。すなわち、靴下1の履口部10は、通常のシングルシリンダ形靴下編み機により編成されるが、足首部30での延長である編み糸と弾性糸で編成した上端をそのまま靴下1の内部に折り返し、本考案に係る超極細繊維で形成された糸を一定の幅をもたせて縫着することで形成するとよい。なお、上側領域11は、非着用時における長さ方向での縦幅が1cm程度に形成されるとよいが、限定されない。所望の寸法を採用することができる。
以上、本考案に係る靴下における好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本考案の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本考案に係る靴下は、例えば、ストッキング、アンクルソックス、クルーソックス、ハイソックス、オーバーニーソックスのほか、適宜形状の弾性靴下など広く利用することができる。
1 靴下
10 履口部
11 上側領域
110 表出面
100 開口部
20 足部
21 爪先部
22 踵部
30 足首部

Claims (2)

  1. 編み糸と弾性糸とで編成される靴下において、履口部の上側領域に超極細繊維で形成された糸を編み込んで人体接触面側に表出させ、前記超極細繊維で形成された糸が編み込まれた編地は、表面の平均静摩擦係数が0.3以上であることを特徴とする靴下。
  2. 前記超極細繊維は、ポリエステル系繊維であることを特徴とする請求項1に記載の靴下。
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