JP2016014195A - 靴下 - Google Patents

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秀典 中井
Shusuke Nakai
秀典 中井
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Abstract

【課題】敏感肌のユーザーが不安を感じることなく履くことができるようにした靴下を提供する。【解決手段】表糸と裏糸とでもって爪先部、足甲部、底部、踵部、レッグ部及び履口部を編成してなる靴下において、20デニール〜70デニールの範囲内の太さのポリウレタン糸41Aを芯糸として綿繊維41Bを10/1番手〜40/1番手の範囲内の太さに紡績してなるコアスパンヤーン41を裏糸とし、1本〜5本の表糸と1本〜3本の裏糸とで履口部にゴム糸を用いることなくレッグ部下端から履口部上端に向けて度目を連続的又は段階的に増加させることによってユーザーの脚形状に実質的に一致する形状に編成されている。【選択図】図2

Description

この発明は靴下に関し、特に敏感肌のユーザーが不安を感じることなく履くことができるようにした靴下に関する。
靴下では平編み、メッシュ編み、パイル編み、あぜ編み又はこれらの組合せによって編成し、締付力を付与することが行われているが、一般的にはレッグ部、足甲部、底部、爪先部及び踵部についてはその裏糸のカバーリングヤーン、例えばナイロン巻ポリウレタンの適度な伸縮弾性により、靴下を履いた人の脚や足にフィットさせる一方、履口部についてはカバーリングヤーンに加え、あるいはカバーリングヤーンに代えてゴム糸を編み込み、ゴム糸の大きな伸縮弾性によって靴下のずり落ちを防止することが行われている。
しかし、靴下のずれを確実に防止しようとすると、履口部の弾性を大きくする必要があり、靴下の履口が皮膚に喰い込むほど強く締め付けられて苦痛を感じることがあった。
これに対し、靴下の足首部分にのみゴム糸やカバーリングヤーンの弾性糸を編み込み、足首部分の上方のレッグ部や履口部には弾性糸を編み込まず、足首部分で締付け、レッグ部及び履口部をフリーな状態とし、レッグ部及び履口部の生地特性によってずれ落ちを防止するようにした靴下が提案されているが(特許文献1)、レッグ部及び履口部に適度な締付け感がないので、履いた時に違和感を感じて履きにくい。
他方、表糸と、ポリウレタンをポリエステルでカバーリングした裏糸のカバーリングヤーンとでもって爪先部、足甲部、底部、踵部、レッグ部及び履口部を編成してなる靴下において、レッグ部及び履口部がレッグ部下端から履口部上端に向けて度目を連続的又は段階的に増加させて脚レッグ部分の形状に実質的に一致するラッパ形状に、1×1のあぜ編み、2×1のあぜ編み及び/又は3×1のあぜ編みによって編成し、履口の喰い込みによる苦痛を感じることなく快適に履くことのできるようにした靴下が提案されている(特許文献2)。
実公平06−19521号公報 特許第4035964号公報
特許文献2記載の靴下は履口の喰い込みによる苦痛を感じることなく快適に履くことのできるものの、敏感肌のユーザーが履くと、肌に裏糸カバーリングヤーンのポリウレタンやポリエステルが触れ、肌がかぶれることがあり、使用し難かった。
本発明は、かかる問題点に鑑み、敏感肌のユーザーが不安を感じることなく履くことのできるようにした靴下を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る靴下は、表糸と裏糸とでもって爪先部、足甲部、底部、踵部、レッグ部及び履口部を編成してなる靴下において、20デニール〜70デニールの範囲内の太さのポリウレタン糸を芯糸として綿繊維を10/1番手〜40/1番手の範囲内の太さに紡績してなるコアスパンヤーンを裏糸とし、1本〜5本の表糸と1本〜3本の裏糸とで履口部にゴム糸を用いることなくレッグ部下端から履口部上端に向けて度目を連続的又は段階的に増加させることによってユーザーの脚形状に実質的に一致する形状に編成されていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つは、20デニール〜70デニールの範囲内の太さのポリウレタン糸を芯糸として綿繊維を10/1番手〜40/1番手の範囲内の太さに紡績してなるコアスパンヤーンを裏糸として用いるようにした点にある。
これにより、靴下内面には綿糸のみが現れ、ポリウレタン糸は露出しないので、敏感肌のユーザーが本発明の靴下を履いても肌がかぶれることはない。
コアスパンヤーンは弾性の大きいポリウレタン糸の場合には1本のポリウレタン糸を芯糸として綿糸を紡績するのがよいが、弾性の小さいポリウレタン糸の場合には2本又は3本のポリウレタン糸を芯糸として用いることもできる。
本件発明者らの実験によれば、1本の44デニールのポリウレタン糸を芯糸として綿繊維を30/1番手に紡績してなるコアスパンヤーンがレッグ部及び履口部の縦横への伸縮性が優れ、靴下の裏糸に最適であることが確認された。
また、本発明に係る靴下の編み方は特に限定されず、シングルシリンダ編み機やダブルシリンダ編み機を用い、平編み、メッシュ編み、パイル編み、あぜ編み、リンクス編みなどの各種の編み目に編成することができる。
例えば、レッグ部下端から履口部上端に向けて度目を連続的又は段階的に増加させることによって、ユーザーの脚形状に実質的に一致する形状に、1×1のあぜ編み、2×1のあぜ編み及び/又は3×1のあぜ編みによって編成することができる。
これにより、あぜ編みによって適度な伸び特性と適度の締付力とが得られ、しかもレッグ部と履口部をユーザーの脚形状にほぼ一致した形状とすると、適度な伸びと締付力とによってユーザーの脚全体をふんわりと包み込むことができるとともに、締付力が脚全体に均等に作用するので、靴下がユーザーの脚にしっかりと抱きついて保持され、ずれ落ちることがない。その結果、履口が皮膚に喰い込むといったことはなく、しかも適度な締付感があるので、違和感なく履くことができる。
また、履口部にゴム糸を編み込んでおらず、あぜ編みによる適度な伸び特性により、小さな力でレッグ部及び履口部の全体が大きく伸びるので、手足の筋力が弱った老人や病人にも容易に履くことができ、又脱ぐ時にも靴下を簡単に脱ぐことができる。
ここで、あぜ編みとはたて方向の表目のウェールと裏目のウェールとが交互に並ぶ編み方をいうが、1ウェールごとに表目と裏目とを配列したものを1×1のあぜ編み、表目2ウェールごとに裏目を1ウェール配列したものを2×1のあぜ編み、表目3ウェールごとに裏目を1ウェール配列したものを3×1のあぜ編みという。本件発明者らの試作によれば1×1のあぜ編みから3×1のあぜ編みまでで良好な結果が得られたが、靴下のずれ落ちを防止する上で、1×1のあぜ編みで最も効果が確認された。なお、1×1のあぜ編みを主とし、部分的に2×1のあぜ編み又は3×1のあぜ編みを組合せても良好な結果が得られた。
足甲部、爪先部、底部及び踵部については編み方は特に限定されず、平編み、メッシュ編み、パイル編み、あぜ編みあるいはこれらの組合せで編成することができる。
表糸については特に限定されず、綿糸、綿アクリル混紡糸、毛糸、毛アクリル混紡糸、絹糸、絹アクリル混紡糸等、靴下に採用される各種の編み糸を用いることができる。本発明はレッグ部の短いソックス、レッグ部の長いハイソックスのいずれにも適用できる。
本発明に係る靴下の好ましい実施形態を示す図である。 上記実施形態において使用するコアスパンヤーンを示す図である。 上記実施形態におけるあぜ編みを説明するための図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係る靴下の好ましい実施形態を示す。靴下は履口部10、レッグ部11、足甲部12、底部13、踵部15及び爪先部14から構成されている。
また、履口部10及びレッグ部11は表糸40として30/1番手の綿糸を3本、裏糸41として44デニールのポリウレタン糸41Aを芯糸として綿繊維41Bを30/1番手に紡績したコアスパンヤーンを1本用い、1×1のあぜ編みにて編成されている。なお、部分的には2×1のあぜ編み又は3×1のあぜ編みを組み合わせてもよい。
また、足甲部12は全体に等しい度目が採用され、履口部10及びレッグ部11についてはレッグ部11下端から履口部10上端に向けて度目が連続的(又は段階的)に増加され、これによりユーザーの脚形状に実質的に一致するラッパ形状となっている。
また、底部13、爪先部14及び踵部35は同じ表糸及び裏糸を用い、平編みにて編成されている。
ここで、1×1のあぜ編みは図3に示されるように、表目のウェール50と裏目のウェール51とが交互に並んだ編み目に構成されている。なお、40は表糸、41は裏糸である。
以上のような本例の靴下では20デニール〜70デニールの範囲内の太さのポリウレタン糸を芯糸として綿繊維を10/1番手〜40/1番手の範囲内の太さに紡績してなるコアスパンヤーンを裏糸41として用いるようにしたので、靴下内面には綿糸のみが現れ、ポリウレタン糸は露出しないので、敏感肌のユーザーが靴下を履いても肌がかぶれることはない。
また、靴下のレッグ部11及び履口部10をあぜ編みとし、しかもユーザーの脚形状とほぼ合致するラッパ形状としたので、あぜ編みの適度な伸びと適度な締付力とによってユーザーの脚全体をふんわりと包み込み、しかも締付力がユーザーの脚全体に均等に作用し、靴下のレッグ部11及び履口部10が脚レッグ部分Lに抱きついて保持され、靴下がずり落ちるのを確実に防止できる。
その結果、履口部10にゴム糸を編み込んで履口部10の締付力を大きくする必要はなくなり、靴下履口部10の不快な喰い込み感を解消できる。
また、履口部10にゴム糸を編み込んでおらず、しかもあぜ編みの適度な伸び特性により小さな力で靴下の履口部10及びレッグ部11の全体が大きく伸びるので、手足の筋力が弱った老人や病人にも容易に履くことができ、又脱ぐ時にも靴下を簡単に脱ぐことができる。
なお、靴下各部の編み方は上記の例に限定されず、メッシュ編み、パイル編み、あぜ編み、リンクス編みなどの各種の編み方を採用することができる。
10 履口部
11 レッグ部
12 足甲部
13 底部
14 爪先部
15 踵部

Claims (4)

  1. 表糸と裏糸とでもって爪先部、足甲部、底部、踵部、レッグ部及び履口部を編成してなる靴下において、
    20デニール〜70デニールの範囲内の太さのポリウレタン糸を芯糸として綿繊維を10/1番手〜40/1番手の範囲内の太さに紡績してなるコアスパンヤーンを裏糸とし、1本〜5本の表糸と1本〜3本の裏糸とで履口部にゴム糸を用いることなくレッグ部下端から履口部上端に向けて度目を連続的又は段階的に増加させることによってユーザーの脚形状に実質的に一致する形状に編成されていることを特徴とする靴下。
  2. 上記コアスパンヤーンは、1本〜3本のポリウレタン糸を芯糸として綿繊維を紡績したものである請求項1記載の靴下。
  3. 上記コアスパンヤーンは、1本の44デニールのポリウレタン糸を芯糸として綿繊維を30/1番手に紡績してなる請求項1記載の靴下。
  4. レッグ部下端から履口部上端に向けて度目を連続的又は段階的に増加させることによってユーザーの脚形状に実質的に一致する形状に、1×1のあぜ編み、2×1のあぜ編み及び/又は3×1のあぜ編みによって編成されている請求項1記載の靴下。
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