JP2008036741A - 連続ねじ締付け機のねじ送り装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベースケーシング2とフィーダケーシング3の相対移動に連動してベースケーシング2内にねじ連結帯Bを供給するねじ供給機構4と、ねじ連結帯Bの先頭に位置するねじSaの振れを防止する振れ防止機構8とを備える連続ねじ締付け機のねじ送り装置1であって、振れ防止機構8は、フィーダケーシング3に傾動可能に設けられる傾動部材8aを有する。傾動部材8は、先頭のねじSaの供給方向先方に位置しかつ磁力を利用して先頭のねじSaを吸着する吸着部8a1を有する。そしてねじSaを締付ける際に傾動部材8がねじSaの頭部に押されて傾動してねじSaの頭部の経路を開放する構成になっている。
【選択図】図2
Description
そこで本発明は、ねじ連結帯のねじの振れを効果的に防止することのできる連続ねじ締付け機のねじ送り装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明によると、振れ防止機構は、フィーダケーシングに傾動可能に設けられる傾動部材を有しており、傾動部材は、先頭のねじの供給方向先方に位置しかつ磁力を利用して先頭のねじを吸着する吸着部を有している。そしてねじを締付ける際に傾動部材がねじの頭部に押されて傾動してねじの頭部の経路を開放する構成になっている。
実施の形態1の連続ねじ締付け機10を図1〜5にしたがって説明する。連続ねじ締付け機10は、図1に示すようにねじ締付け機11と、ねじ締付け機11に取付けられるねじ送り装置1とを有している。
すなわち振れ防止機構8は、図4に示すようにフィーダケーシング3に傾動可能に設けられる傾動部材8aを有しており、傾動部材8aは、先頭のねじSaの供給方向先方に位置しかつ磁力を利用して先頭のねじSaを吸着する吸着部8a1を有している。そしてねじを締付ける際に傾動部材8aがねじSaの頭部Sa2に押されて傾動してねじの頭部の経路を開放する構成になっている。
実施の形態2を図6〜9にしたがって説明する。実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様に形成されているが、図2に示す振れ防止機構8に代えて図6に示す振れ防止機構30を有している。以下、相違点を中心に実施の形態2について説明する。
本発明は、実施の形態1,2に限定されず、以下の形態であっても良い。
(1)すなわち実施の形態1に係る傾動部材は、ねじ締付方向に傾動することでねじの頭部の経路を開放する構成になっていた。しかし傾動部材がねじ締付方向と直交する方向等、他の方向に傾動することで、ねじの頭部の経路を開放する構成になっていても良い。
(2)実施の形態2に係る振れ防止機構は、一対の傾動部材を有しており、一対の傾動部材が離間方向に傾動してねじの頭部の経路を開放する構成になっていた。しかし一対の傾動部材がねじ締付方向等、他の方向に傾動することで、ねじの頭部の経路を開放する構成になっていても良い。
(3)実施の形態1に係る傾動部材は、磁石を有する吸着部を有していた。しかし図2に示す傾動部材8aに磁石が設けられておらず、フィーダケーシング3側に磁石が設けられ、傾動部材が磁石に当接する形態であっても良い。例えば傾動部材の基端部に磁石に当接する磁力受部が設けられ、磁力受部が磁石に当接することによって傾動部材が磁力を帯びる。そしてその磁力を利用して傾動部材の先端部に設けられた吸着部がねじを吸着し、ねじ締付時に傾動部材がねじの頭部に押されて傾動し、ねじの頭部の経路を開放するとともに、磁力受部が磁石から離間する形態になっていても良い。
(4)実施の形態2に係る振れ防止機構は、一対の傾動部材のそれぞれに張出部が設けられていた。しかし一対の傾動部材の一部材のみに張出部が設けられる形態であっても良い。
(5)実施の形態2に係るフィーダケーシングには、磁石が設けられていたが、磁石が設けられておらず、一対の傾動部材を初期位置に付勢するばね等の付勢部材が設けられている形態であっても良い。この形態によっても、ねじ連結帯の供給時に傾動部材の張出部によって先頭のねじの供給方向への振れを防止することができる。
2・・・ベースケーシング
2e・・・長穴
3・・・フィーダケーシング
4・・・ねじ供給機構
5・・・アーム
5d・・・爪
6・・・中間ギヤ
7・・・ラチェットホイール
8,30・・・振れ防止機構
8a,31・・・傾動部材
8a1,31c・・・吸着部
8b・・・付勢部材
10・・・連続ねじ締付け機
11・・・ねじ締付け機
20・・・ドライバビット
31b・・・張出部
32・・・磁石
B・・・ねじ連結帯
S・・・ねじ
Sa・・・先頭のねじ
Claims (6)
- ねじ締付け機に取付けられるベースケーシングと、そのベースケーシングにねじ締付け方向に移動可能に取付けられるフィーダケーシングと、これらベースケーシングとフィーダケーシングの相対移動に連動して前記ベースケーシング内にねじ連結帯を供給するねじ供給機構と、前記ねじ連結帯の先頭に位置するねじの振れを防止する振れ防止機構とを備える連続ねじ締付け機のねじ送り装置であって、
前記振れ防止機構は、フィーダケーシングに傾動可能に設けられる傾動部材を有し、前記傾動部材は、前記先頭のねじの供給方向先方に位置しかつ磁力を利用して前記先頭のねじを吸着する吸着部を有し、前記ねじを締付ける際に前記傾動部材が前記ねじの頭部に押されて傾動して前記ねじの頭部の経路を開放する構成になっていることを特徴とする連続ねじ締付け機のねじ送り装置。 - 請求項1に記載の連続ねじ締付け機のねじ送り装置であって、
傾動部材は、先頭のねじの先端部の供給方向先方に位置し、かつねじ締付時にねじ締付方向に傾動する構成になっていることを特徴とする連続ねじ締付け機のねじ送り装置。 - 請求項1に記載の連続ねじ締付け機のねじ送り装置であって、
振れ防止機構は、一対の傾動部材を有し、これら一対の傾動部材の間にねじ連結帯のねじが供給され、
前記一対の傾動部材の少なくとも一つには、先頭のねじの供給方向先方に張出す張出部が形成され、その張出部に、磁力を利用して前記ねじを吸着する吸着部が設けられていることを特徴とする連続ねじ締付け機のねじ送り装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の連続ねじ締付け機のねじ送り装置であって、
ねじ供給機構は、フィーダケーシングとベースケーシングとの相対移動に連動して傾動するアームと、前記アームの一方向の傾動に連動して回転する中間ギヤと、前記中間ギヤに噛合って回転することでねじ連結帯をフィーダケーシング内に供給するラチェットホイールとを有し、
前記アームには、前記ラチェットホイールが前記ねじ連結帯を1ピッチ供給した後に前記ラチェットホイールに係合することで前記ねじ連結帯の送り過ぎを防止する爪が設けられていることを特徴とする連続ねじ締付け機のねじ送り装置。 - ねじ締付け機に取付けられるベースケーシングと、そのベースケーシングにねじ締付け方向に移動可能に取付けられるフィーダケーシングと、これらベースケーシングとフィーダケーシングの相対移動に連動して前記ベースケーシング内にねじ連結帯を供給するねじ供給機構と、前記ねじ連結帯の先頭に位置するねじの振れを防止する振れ防止機構とを備える連続ねじ締付け機のねじ送り装置であって、
前記振れ防止機構は、前記フィーダケーシングに傾動可能に設けられる一対の傾動部材を有し、これら一対の傾動部材の間に前記ねじ連結帯のねじが供給され、
前記一対の傾動部材の少なくとも一つには、先頭のねじの供給方向先方に張出して該ねじの供給方向の振れを防止する張出部が設けられ、
前記一対の傾動部材は、前記先頭のねじを締付ける際に、前記ねじの頭部に押されて傾動して該ねじの頭部の経路を開放する構成になっていることを特徴とする連続ねじ締付け機のねじ送り装置。 - ねじ締付け機に取付けられるベースケーシングと、そのベースケーシングに対してねじ締付け方向に相対移動可能に取付けられるフィーダケーシングと、これらベースケーシングとフィーダケーシングの相対移動に連動して前記ベースケーシング内にねじ連結帯を供給するねじ供給機構とを備える連続ねじ締付け機のねじ送り装置であって、
前記ねじ供給機構は、前記フィーダケーシングと前記ベースケーシングとの相対移動に連動して傾動するアームと、前記アームの一方向の傾動に連動して回転する中間ギヤと、前記中間ギヤに噛合って回転することでねじ連結帯を前記フィーダケーシング内に供給するラチェットホイールとを有し、
前記アームには、前記ラチェットホイールが前記ねじ連結帯を1ピッチ供給した後に前記ラチェットホイールに係合することで前記ねじ連結帯の送り過ぎを防止する爪が設けられていることを特徴とする連続ねじ締付け機のねじ送り装置。
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