JP4999664B2 - テープフィーダ型の部品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テープフィーダ型の部品供給装置、特に歯車を回転駆動してキャリアテープを送り出し、該キャリアテープに収納されている部品を安定して高精度に供給する際に適用して好適なテープフィーダ型の部品供給装置に関する。
従来の部品供給装置(テープフィーダ)としては、例えば特許文献1に開示されているものがある。
このようなテープフィーダ型の部品供給装置では、部品が収納されているキャリアテープを、所定の供給位置(ピックアップ位置)へ供給するために、該キャリアテープをスプロケットにより間欠的に順次送り出すようになっており、その際のスプロケットへの動力伝達には、モータ等の駆動源で駆動される平歯車が一般に用いられている。
図1は、テープフィーダ型の部品供給装置に適用される従来の2段平歯車の特徴を示す、回転軸の中心を通る断面図である。
この2段平歯車は大径歯車1と、これに同軸固定された小径歯車2とが、該小径歯車2に貫通形成されているギヤ孔にベース3に固定された回転軸4が嵌挿された状態でねじ5で固定され、該回転軸4を中心に一体的に回転可能になっている。又、このベース3は、部品供給装置本体のフレーム6にねじ等により固定されており、該フレーム6に沿ってキャリアテープを送り出すための動力を伝達するようになっている。
この2段平歯車は、図示されているようにベース3に片持ち支持構造で取り付けられ、該ベース3に対して小径歯車2の座面2Aとねじ5の座面5Aとにより、スラスト方向の動きを支持する構造になっている。
特開2007−67156号公報
しかしながら、前記のような小径歯車の座面とねじの座面とによる2段平歯車の支持構造では、図中左右方向の矢印で示すような回転軸4に直交する面に対して傾斜する歯車の倒れ方向のがたを抑えることができないことから、歯合位置が安定しなくなるため、歯車による動力の伝達精度が低下してしまうという問題がある。
これを解消するために、歯車の倒れ方向のがたを抑えるように回転軸とギヤ孔の嵌め合いの精度を厳しくすると、焼き付きが発生する不具合が起こりやすくなってしまう上に、加工精度が要求されることになるためにコストが上昇するという別な問題が生じることになる。
又、前記支持構造では、歯車にバックラッシがあるため、その範囲で回転方向には拘束力がほとんどかからない構造になっているため、駆動開始時にはバックラッシ内で歯車の暴れ(がたつき)が生じることから、バックラッシの範囲内で動力の伝達精度不良が発生するという問題もある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、歯車の倒れ方向のがたによる動力の伝達精度不良と、バックラッシ内での歯車のがたつきによる動力の伝達精度不良を共に抑制することができるテープフィーダ型の部品供給装置を提供することを課題とする。
本発明は、軸受孔が貫通する突出部がベース裏側に形成され、ベース裏面を介して装置本体に取付けられたベース軸受と、該軸受孔にベース表側から嵌挿された回転軸と一体的に形成された歯車と、該回転軸の先端に固定され、前記突出部の先端に近接されたフランジと、該フランジとベース裏面との間に介設され、前記歯車をベース方向へ付勢する弾性体と、を備えたことにより、前記課題を解決したものである。
本発明は、又、前記回転軸と反対側の歯車部分に、第2の歯車が同軸固定されているようにしてもよい。
本発明によれば、テープフィーダ型の部品供給装置のフレームに固定されたベース軸受に、歯車に一体形成されている回転軸を嵌挿すると共に、弾性体により該歯車をベース方向に付勢するようにしたので、回転軸に直交する面に対する歯車の傾斜(倒れ方向がた)と回転方向のがたつきの発生を同時に防止することができ、動力の伝達精度を大幅に向上することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明に係る第1実施形態のテープフィーダ型の部品供給装置の概要を示す側面図である。
本実施形態の部品供給装置(テープフイーダ)10は、アルミニウム等からなるフレーム12により装置本体が形成され、該フレーム12に形成されているテープ経路14を介して、図示しないリールから繰り出されるキャリアテープTを一定ピッチで送り出し、該キャリアテープTのキャビティ内に収納されている部品を、ピックアップ位置16に順次供給するようになっている。
このキャリアテープTの送り出しは、該テープTの長手方向側部に所定ピッチで形成されている孔部にスプロケットホイール18の針部を係合させ、該ホイールを間欠的に回転させることにより行なっている。
このスプロケットホイール18の回転は、同軸固定されているスプロケットギヤ20を中継ギヤ22を介して駆動することにより実現される。又、該中継ギヤ22には、2段平歯車の大径歯車24と同軸回転する小径歯車26により駆動力が伝達されるようになっていると共に、該大径歯車24は歯合されているモータギヤ28を介してモータ30により回転されるようになっている。
本実施形態のテープフィーダ型の部品供給装置の特徴を、2段平歯車の回転軸の中心を通る図2のZ−Z断面に相当する図3を用いて説明する。
装置本体である前記フレーム12にベース軸受け32がベース裏面を介して取り付けられ、該ベース軸受32は軸受孔32Aが貫通形成された突出部32Bがベース裏側に形成されている。
又、本実施形態のテープフィーダ型の部品供給装置10は、上記軸受孔32Aにベース表側から嵌挿された回転軸34と一体的に形成された前記小径歯車26と、該回転軸34の先端にねじ34Aで固定され、前記突出部32Bの先端に近接配置されたばね受けフランジ36と、該フランジ36とベース裏面32Cとの間に介設され、前記歯車26をベース方向へ付勢する圧縮コイルばね(弾性体)38とを備えている。
又、前記回転軸34と反対側の小径歯車(部分)26には、第2の歯車である前記大径歯車24が同軸固定されている。
更に、前記小径歯車26の回転軸側には、ベース表面に摺接する第2のフランジである小径歯車フランジ40が固定されている。
本実施形態に適用される送り機構を構成する2段平歯車支持構造について詳述すると、同軸構造の大径歯車24と小径歯車26、小径歯車フランジ40、ばね受けフランジ36及びねじ34Aは、組み付けることにより歯車一体部品を構成し、一体的に回転する。
この一体部品の回転は、ベース軸受32で支持されている。又、ばね受けフランジ36とベース軸受32の裏面32Cの間に圧縮コイルばね38を介設したことにより、上記歯車一体部品は、座面方向(ベース方向)に引き付けられることにより、歯車の倒れ方向がたを抑制することができるようになっている。
又、小径歯車フランジ40を設けることにより、歯車一体部品の座面の面積を大きくすることができることから、歯車の倒れ方向のがたを更に確実に抑制することができる。
又、図3に示した如く、圧縮コイルばね38を設けることにより、小径歯車フランジ40がベース軸受32にひきつけられながら回転するようになることから、歯車一体部品の回転方向の動きに抵抗力を発生させることができる。従って、歯車一体部品は停止位置で静止した状態に維持されるようになるため、バックラッシ内で歯車が逆回転することによる暴れ(がたつき)を抑制することができるようにもなる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)2段平歯車の座面面積を小径歯車フランジ40により増加させると共に、歯車を座面(ベース方向)へ引き付けることにより、倒れ方向がたの発生による動力の伝達精度不良による不具合の発生を抑制することができる。
(2)2段平歯車を座面へ引き付けて回転方向の動きに抵抗力を与えることにより、歯車のバックラッシ内のがたつきによる動力の伝達精度不良による不具合の発生を抑制することもできる。
なお、前記実施形態では、2段平歯車の例を示したが、1段の平歯車であってもよい。
又、小径歯車フランジ40とベース軸受32の間には潤滑性のよいシートを挟みこむようにしてもよい。
さらに、弾性体としては、圧縮コイルばね38の代わりにウェーブワッシャ等を用いるようにしてもよい。
従来の2段平歯車の支持構造を示す断面図 本発明に係る第1実施形態のテープフィーダ型の部品供給装置の概要を示す側面図 本実施形態に適用される2段平歯車の支持構造を示す要部断面図
符号の説明
10…部品供給装置
12…フレーム
14…テープ経路
16…ピックアップ位置
18…スプロケットホイール
20…スプロケットギヤ
22…中継ギヤ
24…大径歯車
26…小径歯車
28…モータギヤ
30…モータ
32…ベース軸受
32A…軸受孔
32B…突出部
32C…ベース裏面
34…回転軸
36…ばね受けフランジ
38…圧縮コイルばね(弾性体)
40…小径歯車フランジ
T…キャリアテープ

Claims (2)

  1. 軸受孔が貫通する突出部がベース裏側に形成され、ベース裏面を介して装置本体に取付けられたベース軸受と、
    該軸受孔にベース表側から嵌挿された回転軸と一体的に形成された歯車と、
    該回転軸の先端に固定され、前記突出部の先端に近接されたフランジと、
    該フランジとベース裏面との間に介設され、前記歯車をベース方向へ付勢する弾性体と、を備えたことを特徴とするテープフィーダ型の部品供給装置。
  2. 前記回転軸と反対側の歯車部分に、第2の歯車が同軸固定されていることを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダ型の部品供給装置。
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