JP2004279265A - 舵角センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】回転角度検出性能の向上を図るとともに、低コストで車両走行時の振動による従動ギヤの振動音を低減する。
【解決手段】ステアリングホイールの回転に連動して回転する駆動ギヤ11に噛合され、中央部に磁石12が設けられた従動ギヤ13と、該従動ギヤ13の軸方向の一端部を回転可能に支持する軸受凹部15を内面に有して前記従動ギヤ13を収納するケース部材14と、該ケース部材14内で前記従動ギヤ13の他端側に配置された回路基板16と、前記従動ギヤ13の前記磁石12に対向して前記回路基板16に取り付けられた磁気変化検出素子17とを備えた舵角センサ10であって、前記従動ギヤ13を軸方向に弾性的に押圧して回路基板16に押圧接触させるばね部材20を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】ステアリングホイールの回転に連動して回転する駆動ギヤ11に噛合され、中央部に磁石12が設けられた従動ギヤ13と、該従動ギヤ13の軸方向の一端部を回転可能に支持する軸受凹部15を内面に有して前記従動ギヤ13を収納するケース部材14と、該ケース部材14内で前記従動ギヤ13の他端側に配置された回路基板16と、前記従動ギヤ13の前記磁石12に対向して前記回路基板16に取り付けられた磁気変化検出素子17とを備えた舵角センサ10であって、前記従動ギヤ13を軸方向に弾性的に押圧して回路基板16に押圧接触させるばね部材20を備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等のステアリングホイールの回転角を検出する舵角センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ステアリングホィールの回転に伴って回転角度情報を生成する舵角センサが知られている(例えば特許文献1参照)。
この舵角センサは、ステアリングホイールの回転に連動して回転する駆動ギアに中央部に磁石が設けられた従動ギヤが噛合されており、該従動ギヤはケース部材に収納されて軸方向の一端部が該ケース部材の内面に設けられた軸受凹部に回転可能に支持されている。
【0003】
また、ケース部材内には、回路基板が前記従動ギヤの他端側に位置して配置されており、該回路基板には磁気変化検出素子が前記従動ギヤに設けられた磁石に所定のすき間間隔(エアギャップ)を介して取り付けられている。
そして、ステアリングホイールの回転が駆動ギヤを介して従動ギヤに伝達されて磁石が回転すると、磁気変化検出素子が磁石の一回転中に磁束の向きの変化によって信号を生成し、この信号に基づいてステアリングホイールの回転角度を検出するようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−283704号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の舵角センサにおいては、ケース部材の軸受凹部側の内面と回路基板との間のスペースに従動ギヤが収納されるが、従動ギヤを低トルクでスムースに回転させるため、従動ギヤとケース部材の軸受凹部側の内面との間、あるいは従動ギヤと回路基板との間に若干のクリアランスが設けられている。
【0006】
しかしながら、このようなクリアランスを設けると、従動ギヤが軸方向にがたついて従動ギヤに設けられた磁石と回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とのすきま間隔(エアギャップ)が安定しなくなり、回転角度の検出性能が低下するという問題がある。
【0007】
また、従動ギヤが軸方向のがたつきを持つことにより、車両走行時の振動で従動ギヤが軸方向に振動し、騒音を発生するという問題がある。この場合、従動ギヤに多量のグリスを塗布することで、車両走行時の振動による従動ギヤの振動音を低減することが可能であるが、多量のグリスを用いると、舵角センサの製品コストが高くつくという別の問題が発生する。
【0008】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転角度検出性能の向上を図ることができるとともに、低コストで車両走行時の振動による従動ギヤの振動音を低減できる舵角センサを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載したように、ステアリングホイールの回転に連動して回転する駆動ギヤに噛合され、中央部に磁石が設けられた従動ギヤと、該従動ギヤの軸方向の一端部を回転可能に支持する軸受凹部を内面に有して前記従動ギヤを収納するケース部材と、該ケース部材内で前記従動ギヤの他端側に配置された回路基板と、前記従動ギヤの前記磁石に対向して前記回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とを備えた舵角センサであって、前記従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧して前記ケース部材の前記軸受凹部側の内面および前記回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させる押圧手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
このように構成された舵角センサにおいては、押圧手段によって従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧してケース部材の軸受凹部側の内面および回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させているので、従動ギヤを低トルクでスムースに回転させることを可能にしつつ、従動ギヤの軸方向のがたつきを抑えることができる。この結果、従動ギヤに設けられた磁石と回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とのすき間間隔を安定させることができ、回転角度検出性能の向上を図ることができる。
【0011】
また、従動ギヤの軸方向のがたつきが抑制されることから、車両走行時の振動による従動ギヤの振動騒音を低減することができ、しかも従動ギヤに塗布するグリス量を削減またはグリスレスとすることにより製品コストを低くできる。低減できる。
【0012】
従って、この舵角センサにおいては、従来のような従動ギヤが軸方向にがたついて従動ギヤに設けられた磁石と回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とのすきま間隔(エアギャップ)が安定しなくなり、回転角度の検出性能が低下するという問題、また、従動ギヤが軸方向のがたつきを持つことにより、車両走行時の振動で従動ギヤが軸方向に振動し、騒音を発生するという問題、更に、従動ギヤに多量のグリスを塗布することで、舵角センサの製品コストが高くつくという問題を解消できることになる。
【0013】
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記押圧手段がばね部材であることを特徴としている。
このように構成された舵角センサにおいては、合成樹脂等のばね部材を用いて容易に従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧してケース部材の軸受凹部側の内面および回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させることができる。
【0014】
更に、本発明は、請求項3に記載したように、前記押圧手段が前記従来ギヤに一体に設けられたばね部であることを特徴としている。
このように構成された舵角センサにおいては、部品点数を削減できるので、舵角センサの組立作業の容易化を図ることができる。
【0015】
更に、本発明は、請求項4に記載したように、前記従動ギヤの前記回路基板との押圧接触面に摺動シートを介装したことを特徴とする。
このように構成された舵角センサにおいては、従動ギヤの回転を低トルクでスムースにするだけでなく、回路基板の摩耗を防止できるので、舵角センサとしての性能劣化を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2に示すように、本発明に係る実施形態である舵角センサ10は、ステアリングホイール(図示せず)の回転に連動して回転する駆動ギア11に中央部に磁石12が設けられた従動ギヤ13が噛合されており、該従動ギヤ13はケース部材14に収納されて軸方向の上端部が該ケース部材14の内面に設けられた軸受凹部15に回転可能に支持されている。
なお、従動ギヤ13は大小二つ設けられているが、ともに基本的構成が同一であるので、ここでは一つの従動ギヤ13についてのみ説明する。
【0017】
従動ギヤ13は軸方向の中央部に歯車部18を有しており、該歯車部18の上端側には前記軸受凹部15に該軸受凹部15の底面との間に所定のすき間をもって回転可能に嵌め込まれる上端側円筒部19aが形成され、該上端側円筒部19aに前記磁石12が内嵌されている。
また、歯車部18の下端側には、下端側円筒部19bが形成されている。
【0018】
ケース部材14内には、回路基板16が従動ギヤ13の下端側円筒部19bに対向して配置されており、該回路基板16には磁気変化検出素子17が従動ギヤ13の下端側円筒部19bに囲繞された状態で前記磁石12に所定のすき間間隔(エアギャップ)を介して取り付けられている。
【0019】
磁石12は略短円柱状とされて磁気変化検出素子17を向く面に半円形状のN極とS極が互いに径方向に対向して配置されており、一方、磁気変化検出素子17の磁石12側を向く面は略長方形状とされてその短辺が磁石12の径より短くなっている。
【0020】
従って、ステアリングホイールの回転が駆動ギヤ11を介して従動ギヤ13に伝達されて磁石12が回転すると、磁気変化検出素子17の長辺方向と短辺方向を横切る磁石12の磁束の本数(密度)が変化して磁気抵抗が変化し、この原理を利用して、磁気変化検出素子17が磁石12の一回転中に磁束の向きの変化によって2回の正のピーク値を有する交流アナログ信号を生成し、この信号に基づいてステアリングホイールの回転角度を検出するようになっている。
【0021】
ここで、この実施形態では、従動ギヤ13の上端側円筒部19aに押圧手段としての円筒状のばね部材20を嵌め込むことにより該ばね部材20を従動ギヤ13の歯車部18上面とケース部材14の軸受凹部15側の内面との間の空間に軸方向に圧縮した状態で配置し、これにより、従動ギヤ13を回路基板16側に軸方向に弾性的に押圧して該従動ギヤ13の下端側円筒部19bの先端を回路基板16に押圧接触させ、該従動ギヤ13の軸方向のがたつきを抑制している。
【0022】
ばね部材20は合成樹脂等の非磁性体により形成されており、従動ギヤ13に設けられた磁石12の磁界および磁気変化検出素子17の出力へ影響を及ぼさないようになっている。
【0023】
また、回路基板16の従動ギヤ13の下端側円筒部19b先端が押圧接触する面(回転摺動面)には、摩擦係数の低いテフロン(登録商標)シートや合成樹脂製シート等の摺動シート21が貼り付けられている。
【0024】
上記の説明から明らかなように、本発明に係る実施形態である舵角センサ10によれば、押圧手段としてのばね部材20によって従動ギヤ13を回路基板16側に軸方向に弾性的に押圧して該回路基板16に押圧接触させているので、従動ギヤ13を低トルクでスムースに回転させることを可能にしつつ、従動ギヤ13の軸方向のがたつきを抑えることができる。
この結果、従動ギヤ13に設けられた磁石12と回路基板16に取り付けられた磁気変化検出素子17とのすき間間隔を安定させることができ、回転角度検出性能の向上を図ることができる。
【0025】
また、従動ギヤ13の軸方向のがたつきが抑制されることから、車両走行時の振動による従動ギヤ13の振動騒音を低減することができ、しかも従動ギヤ13に塗布するグリス量を削減またはグリスレスとすることにより製品コストを低くできる。
【0026】
従って、本発明に係る実施形態である舵角センサ10においては、従来のような従動ギヤ13が軸方向にがたついて従動ギヤ13に設けられた磁石12と回路基板16に取り付けられた磁気変化検出素子17とのすきま間隔(エアギャップ)が安定しなくなり、回転角度の検出性能が低下するという問題、また、従動ギヤ13が軸方向のがたつきを持つことにより、車両走行時の振動で従動ギヤ13が軸方向に振動し、騒音を発生するという問題、更に、従動ギヤ13に多量のグリスを塗布することで、舵角センサの製品コストが高くつくという問題を解消できることになる。
【0027】
また、押圧手段として合成樹脂等のばね部材20を用いているので、容易に従動ギヤ13を軸方向に弾性的に押圧して回路基板16に押圧接触させることができる。
【0028】
更に、回路基板16の従動ギヤ13の下端側円筒部19b先端が押圧接触する面(回転摺動面)に摺動シート21を貼り付けているので、従動ギヤ13の回転を低トルクでスムースにするだけでなく、回路基板13の摩耗を防止することができ、舵角センサとしての性能劣化を防止できる。
【0029】
次に、図3および図4を参照して、本発明に係る他の実施形態である舵角センサを説明する。なお、既に図1および図2において説明した部材等については、図中に同一符号を付すことにより説明を省略する。
この舵角センサ30は、従動ギヤ13の歯車部18の上面側を軸方向に厚く形成して厚肉部31とし、該厚肉部31の上端面側に上下方向に弾性変形可能な押圧手段としての凸状のばね部32を該上端面から突出させた状態で一体に成形して、該ばね部20をケース部材14の軸受凹部15側の内面で下方に押圧することにより、従動ギヤ13を回路基板16側に軸方向に弾性的に押圧して該従動ギヤ13の下端側円筒部19bの先端を回路基板16に押圧接触させるようにしたものである。
【0030】
このように、押圧手段を従来ギヤ13に一体に設けられたばね部32で構成することにより、部品点数を削減できるので、舵角センサの組立作業の容易化を図ることができる。その他の作用効果については図1および図2で説明した実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0031】
なお、本発明の舵角センサは、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良が可能である。
例えば、前述した各実施形態では、押圧手段によって従動ギヤ13を下方に弾性的に押圧して該従動ギヤ13を回路基板16に押圧接触させる場合を例に採ったが、これに代えて、押圧手段によって従動ギヤ13を上方に弾性的に押圧して該従動ギヤ13をケース部材14の軸受凹部15側の内面に押圧接触させるようにしても同様の作用効果を得ることができる。
【0032】
この場合、従動ギヤ13はケース部材14の軸受凹部15側の内面を回転摺動することになるので、回路基板16の摩耗の心配はないが、従動ギヤ13の回転を低トルクでスムースに行うためには、従動ギヤ13と該従動ギヤ13押圧接触するケース部材14の軸受凹部15側の内面との間に前述した摺動シート21を介装するのが好ましい。
【0033】
その他、前述した各実施形態において例示した駆動ギヤ、磁石、従動ギヤ、軸受凹部、ケース部材、回路基板、磁気変化検出素子、押圧手段、ばね部材、ばね部および摺動シート等の材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、請求項1に記載したように、押圧手段によって従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧してケース部材の軸受凹部側の内面および回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させているので、従動ギヤを低トルクでスムースに回転させることを可能にしつつ、従動ギヤの軸方向のがたつきを抑えることができる。この結果、従動ギヤに設けられた磁石と回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とのすき間間隔を安定させることができ、回転角度検出性能の向上を図ることができる。
【0035】
また、本発明によれば、請求項2に記載したように、前記押圧手段としてばね部材を用いることにより、合成樹脂等のばね部材を用いて容易に従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧してケース部材の軸受凹部側の内面および回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させることができる。
【0036】
更に、本発明によれば、請求項3に記載したように、前記押圧手段を前記従来ギヤに一体に設けられたばね部とすることにより、部品点数を削減できるので、舵角センサの組立作業の容易化を図ることができる。
【0037】
そして、本発明によれば、請求項4に記載したように、前記従動ギヤの前記回路基板との押圧接触面に摺動シートを介装することにより、従動ギヤの回転を低トルクでスムースにするだけでなく、回路基板の摩耗を防止できるので、舵角センサとしての性能劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態である舵角センサの要部を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る実施形態である舵角センサの要部断面図である。
【図3】本発明に係る他の実施形態である舵角センサの要部断面図である。
【図4】押圧手段としてのばね部が一体に設けられた従動ギヤの斜視図である。
【符号の説明】
10,30 舵角センサ
11 駆動ギヤ
12 磁石
13 従動ギヤ
14 ケース部材
15 軸受凹部
16 回路基板
17 磁気変化検出素子
20 ばね部材(押圧手段)
21 摺動シート
32 ばね部(押圧手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等のステアリングホイールの回転角を検出する舵角センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ステアリングホィールの回転に伴って回転角度情報を生成する舵角センサが知られている(例えば特許文献1参照)。
この舵角センサは、ステアリングホイールの回転に連動して回転する駆動ギアに中央部に磁石が設けられた従動ギヤが噛合されており、該従動ギヤはケース部材に収納されて軸方向の一端部が該ケース部材の内面に設けられた軸受凹部に回転可能に支持されている。
【0003】
また、ケース部材内には、回路基板が前記従動ギヤの他端側に位置して配置されており、該回路基板には磁気変化検出素子が前記従動ギヤに設けられた磁石に所定のすき間間隔(エアギャップ)を介して取り付けられている。
そして、ステアリングホイールの回転が駆動ギヤを介して従動ギヤに伝達されて磁石が回転すると、磁気変化検出素子が磁石の一回転中に磁束の向きの変化によって信号を生成し、この信号に基づいてステアリングホイールの回転角度を検出するようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−283704号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の舵角センサにおいては、ケース部材の軸受凹部側の内面と回路基板との間のスペースに従動ギヤが収納されるが、従動ギヤを低トルクでスムースに回転させるため、従動ギヤとケース部材の軸受凹部側の内面との間、あるいは従動ギヤと回路基板との間に若干のクリアランスが設けられている。
【0006】
しかしながら、このようなクリアランスを設けると、従動ギヤが軸方向にがたついて従動ギヤに設けられた磁石と回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とのすきま間隔(エアギャップ)が安定しなくなり、回転角度の検出性能が低下するという問題がある。
【0007】
また、従動ギヤが軸方向のがたつきを持つことにより、車両走行時の振動で従動ギヤが軸方向に振動し、騒音を発生するという問題がある。この場合、従動ギヤに多量のグリスを塗布することで、車両走行時の振動による従動ギヤの振動音を低減することが可能であるが、多量のグリスを用いると、舵角センサの製品コストが高くつくという別の問題が発生する。
【0008】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転角度検出性能の向上を図ることができるとともに、低コストで車両走行時の振動による従動ギヤの振動音を低減できる舵角センサを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載したように、ステアリングホイールの回転に連動して回転する駆動ギヤに噛合され、中央部に磁石が設けられた従動ギヤと、該従動ギヤの軸方向の一端部を回転可能に支持する軸受凹部を内面に有して前記従動ギヤを収納するケース部材と、該ケース部材内で前記従動ギヤの他端側に配置された回路基板と、前記従動ギヤの前記磁石に対向して前記回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とを備えた舵角センサであって、前記従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧して前記ケース部材の前記軸受凹部側の内面および前記回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させる押圧手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
このように構成された舵角センサにおいては、押圧手段によって従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧してケース部材の軸受凹部側の内面および回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させているので、従動ギヤを低トルクでスムースに回転させることを可能にしつつ、従動ギヤの軸方向のがたつきを抑えることができる。この結果、従動ギヤに設けられた磁石と回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とのすき間間隔を安定させることができ、回転角度検出性能の向上を図ることができる。
【0011】
また、従動ギヤの軸方向のがたつきが抑制されることから、車両走行時の振動による従動ギヤの振動騒音を低減することができ、しかも従動ギヤに塗布するグリス量を削減またはグリスレスとすることにより製品コストを低くできる。低減できる。
【0012】
従って、この舵角センサにおいては、従来のような従動ギヤが軸方向にがたついて従動ギヤに設けられた磁石と回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とのすきま間隔(エアギャップ)が安定しなくなり、回転角度の検出性能が低下するという問題、また、従動ギヤが軸方向のがたつきを持つことにより、車両走行時の振動で従動ギヤが軸方向に振動し、騒音を発生するという問題、更に、従動ギヤに多量のグリスを塗布することで、舵角センサの製品コストが高くつくという問題を解消できることになる。
【0013】
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記押圧手段がばね部材であることを特徴としている。
このように構成された舵角センサにおいては、合成樹脂等のばね部材を用いて容易に従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧してケース部材の軸受凹部側の内面および回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させることができる。
【0014】
更に、本発明は、請求項3に記載したように、前記押圧手段が前記従来ギヤに一体に設けられたばね部であることを特徴としている。
このように構成された舵角センサにおいては、部品点数を削減できるので、舵角センサの組立作業の容易化を図ることができる。
【0015】
更に、本発明は、請求項4に記載したように、前記従動ギヤの前記回路基板との押圧接触面に摺動シートを介装したことを特徴とする。
このように構成された舵角センサにおいては、従動ギヤの回転を低トルクでスムースにするだけでなく、回路基板の摩耗を防止できるので、舵角センサとしての性能劣化を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2に示すように、本発明に係る実施形態である舵角センサ10は、ステアリングホイール(図示せず)の回転に連動して回転する駆動ギア11に中央部に磁石12が設けられた従動ギヤ13が噛合されており、該従動ギヤ13はケース部材14に収納されて軸方向の上端部が該ケース部材14の内面に設けられた軸受凹部15に回転可能に支持されている。
なお、従動ギヤ13は大小二つ設けられているが、ともに基本的構成が同一であるので、ここでは一つの従動ギヤ13についてのみ説明する。
【0017】
従動ギヤ13は軸方向の中央部に歯車部18を有しており、該歯車部18の上端側には前記軸受凹部15に該軸受凹部15の底面との間に所定のすき間をもって回転可能に嵌め込まれる上端側円筒部19aが形成され、該上端側円筒部19aに前記磁石12が内嵌されている。
また、歯車部18の下端側には、下端側円筒部19bが形成されている。
【0018】
ケース部材14内には、回路基板16が従動ギヤ13の下端側円筒部19bに対向して配置されており、該回路基板16には磁気変化検出素子17が従動ギヤ13の下端側円筒部19bに囲繞された状態で前記磁石12に所定のすき間間隔(エアギャップ)を介して取り付けられている。
【0019】
磁石12は略短円柱状とされて磁気変化検出素子17を向く面に半円形状のN極とS極が互いに径方向に対向して配置されており、一方、磁気変化検出素子17の磁石12側を向く面は略長方形状とされてその短辺が磁石12の径より短くなっている。
【0020】
従って、ステアリングホイールの回転が駆動ギヤ11を介して従動ギヤ13に伝達されて磁石12が回転すると、磁気変化検出素子17の長辺方向と短辺方向を横切る磁石12の磁束の本数(密度)が変化して磁気抵抗が変化し、この原理を利用して、磁気変化検出素子17が磁石12の一回転中に磁束の向きの変化によって2回の正のピーク値を有する交流アナログ信号を生成し、この信号に基づいてステアリングホイールの回転角度を検出するようになっている。
【0021】
ここで、この実施形態では、従動ギヤ13の上端側円筒部19aに押圧手段としての円筒状のばね部材20を嵌め込むことにより該ばね部材20を従動ギヤ13の歯車部18上面とケース部材14の軸受凹部15側の内面との間の空間に軸方向に圧縮した状態で配置し、これにより、従動ギヤ13を回路基板16側に軸方向に弾性的に押圧して該従動ギヤ13の下端側円筒部19bの先端を回路基板16に押圧接触させ、該従動ギヤ13の軸方向のがたつきを抑制している。
【0022】
ばね部材20は合成樹脂等の非磁性体により形成されており、従動ギヤ13に設けられた磁石12の磁界および磁気変化検出素子17の出力へ影響を及ぼさないようになっている。
【0023】
また、回路基板16の従動ギヤ13の下端側円筒部19b先端が押圧接触する面(回転摺動面)には、摩擦係数の低いテフロン(登録商標)シートや合成樹脂製シート等の摺動シート21が貼り付けられている。
【0024】
上記の説明から明らかなように、本発明に係る実施形態である舵角センサ10によれば、押圧手段としてのばね部材20によって従動ギヤ13を回路基板16側に軸方向に弾性的に押圧して該回路基板16に押圧接触させているので、従動ギヤ13を低トルクでスムースに回転させることを可能にしつつ、従動ギヤ13の軸方向のがたつきを抑えることができる。
この結果、従動ギヤ13に設けられた磁石12と回路基板16に取り付けられた磁気変化検出素子17とのすき間間隔を安定させることができ、回転角度検出性能の向上を図ることができる。
【0025】
また、従動ギヤ13の軸方向のがたつきが抑制されることから、車両走行時の振動による従動ギヤ13の振動騒音を低減することができ、しかも従動ギヤ13に塗布するグリス量を削減またはグリスレスとすることにより製品コストを低くできる。
【0026】
従って、本発明に係る実施形態である舵角センサ10においては、従来のような従動ギヤ13が軸方向にがたついて従動ギヤ13に設けられた磁石12と回路基板16に取り付けられた磁気変化検出素子17とのすきま間隔(エアギャップ)が安定しなくなり、回転角度の検出性能が低下するという問題、また、従動ギヤ13が軸方向のがたつきを持つことにより、車両走行時の振動で従動ギヤ13が軸方向に振動し、騒音を発生するという問題、更に、従動ギヤ13に多量のグリスを塗布することで、舵角センサの製品コストが高くつくという問題を解消できることになる。
【0027】
また、押圧手段として合成樹脂等のばね部材20を用いているので、容易に従動ギヤ13を軸方向に弾性的に押圧して回路基板16に押圧接触させることができる。
【0028】
更に、回路基板16の従動ギヤ13の下端側円筒部19b先端が押圧接触する面(回転摺動面)に摺動シート21を貼り付けているので、従動ギヤ13の回転を低トルクでスムースにするだけでなく、回路基板13の摩耗を防止することができ、舵角センサとしての性能劣化を防止できる。
【0029】
次に、図3および図4を参照して、本発明に係る他の実施形態である舵角センサを説明する。なお、既に図1および図2において説明した部材等については、図中に同一符号を付すことにより説明を省略する。
この舵角センサ30は、従動ギヤ13の歯車部18の上面側を軸方向に厚く形成して厚肉部31とし、該厚肉部31の上端面側に上下方向に弾性変形可能な押圧手段としての凸状のばね部32を該上端面から突出させた状態で一体に成形して、該ばね部20をケース部材14の軸受凹部15側の内面で下方に押圧することにより、従動ギヤ13を回路基板16側に軸方向に弾性的に押圧して該従動ギヤ13の下端側円筒部19bの先端を回路基板16に押圧接触させるようにしたものである。
【0030】
このように、押圧手段を従来ギヤ13に一体に設けられたばね部32で構成することにより、部品点数を削減できるので、舵角センサの組立作業の容易化を図ることができる。その他の作用効果については図1および図2で説明した実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0031】
なお、本発明の舵角センサは、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良が可能である。
例えば、前述した各実施形態では、押圧手段によって従動ギヤ13を下方に弾性的に押圧して該従動ギヤ13を回路基板16に押圧接触させる場合を例に採ったが、これに代えて、押圧手段によって従動ギヤ13を上方に弾性的に押圧して該従動ギヤ13をケース部材14の軸受凹部15側の内面に押圧接触させるようにしても同様の作用効果を得ることができる。
【0032】
この場合、従動ギヤ13はケース部材14の軸受凹部15側の内面を回転摺動することになるので、回路基板16の摩耗の心配はないが、従動ギヤ13の回転を低トルクでスムースに行うためには、従動ギヤ13と該従動ギヤ13押圧接触するケース部材14の軸受凹部15側の内面との間に前述した摺動シート21を介装するのが好ましい。
【0033】
その他、前述した各実施形態において例示した駆動ギヤ、磁石、従動ギヤ、軸受凹部、ケース部材、回路基板、磁気変化検出素子、押圧手段、ばね部材、ばね部および摺動シート等の材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、請求項1に記載したように、押圧手段によって従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧してケース部材の軸受凹部側の内面および回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させているので、従動ギヤを低トルクでスムースに回転させることを可能にしつつ、従動ギヤの軸方向のがたつきを抑えることができる。この結果、従動ギヤに設けられた磁石と回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とのすき間間隔を安定させることができ、回転角度検出性能の向上を図ることができる。
【0035】
また、本発明によれば、請求項2に記載したように、前記押圧手段としてばね部材を用いることにより、合成樹脂等のばね部材を用いて容易に従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧してケース部材の軸受凹部側の内面および回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させることができる。
【0036】
更に、本発明によれば、請求項3に記載したように、前記押圧手段を前記従来ギヤに一体に設けられたばね部とすることにより、部品点数を削減できるので、舵角センサの組立作業の容易化を図ることができる。
【0037】
そして、本発明によれば、請求項4に記載したように、前記従動ギヤの前記回路基板との押圧接触面に摺動シートを介装することにより、従動ギヤの回転を低トルクでスムースにするだけでなく、回路基板の摩耗を防止できるので、舵角センサとしての性能劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態である舵角センサの要部を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る実施形態である舵角センサの要部断面図である。
【図3】本発明に係る他の実施形態である舵角センサの要部断面図である。
【図4】押圧手段としてのばね部が一体に設けられた従動ギヤの斜視図である。
【符号の説明】
10,30 舵角センサ
11 駆動ギヤ
12 磁石
13 従動ギヤ
14 ケース部材
15 軸受凹部
16 回路基板
17 磁気変化検出素子
20 ばね部材(押圧手段)
21 摺動シート
32 ばね部(押圧手段)
Claims (4)
- ステアリングホイールの回転に連動して回転する駆動ギヤに噛合され、中央部に磁石が設けられた従動ギヤと、該従動ギヤの軸方向の一端部を回転可能に支持する軸受凹部を内面に有して前記従動ギヤを収納するケース部材と、該ケース部材内で前記従動ギヤの他端側に配置された回路基板と、前記従動ギヤの前記磁石に対向して前記回路基板に取り付けられた磁気変化検出素子とを備えた舵角センサであって、
前記従動ギヤを軸方向に弾性的に押圧して前記ケース部材の前記軸受凹部側の内面および前記回路基板の内のいずれか一方に押圧接触させる押圧手段を備えたことを特徴とする舵角センサ。 - 前記押圧手段がばね部材であることを特徴とする請求項1に記載した舵角センサ。
- 前記押圧手段が前記従来ギヤに一体に設けられたばね部であることを特徴とする請求項1に記載の舵角センサ。
- 前記従動ギヤの前記回路基板との押圧接触面に摺動シートを介装したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載した舵角センサ。
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