JP2010200407A - モータの保持装置 - Google Patents

モータの保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010200407A
JP2010200407A JP2009039551A JP2009039551A JP2010200407A JP 2010200407 A JP2010200407 A JP 2010200407A JP 2009039551 A JP2009039551 A JP 2009039551A JP 2009039551 A JP2009039551 A JP 2009039551A JP 2010200407 A JP2010200407 A JP 2010200407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
main body
piece
bracket
holding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009039551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5221414B2 (ja
Inventor
Kazunari Kato
一成 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2009039551A priority Critical patent/JP5221414B2/ja
Publication of JP2010200407A publication Critical patent/JP2010200407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5221414B2 publication Critical patent/JP5221414B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 最少の部品点数でモータを位置決めして固定でき、回転時の振動も抑制できる「モータの保持装置」を提供することを目的とする。
【解決手段】 ブラケット20は、モータMの本体部1が設置される本体設置部21と、前方当接部22および後方当接部24を有している。前方支持部22に保持凹部23が形成されている。モータMがブラケット20に設置されると、本体部1の前方の軸受部が保持凹部23に挿入されて位置決めされ、後方当接部24の弾性力により本体部1の前端部3が位置決め面22aに当接して位置決めされる。板ばね材料で形成された固定部材30が装着され、固定部材30の基部片32によって軸受部が保持凹部23の内縁部23aに押し付けられるとともに、先部片33で回転軸2の先端が押圧されて、回転軸2の軸方向のがたつきが規制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータを装備する電子機器に係り、特に最少の部品点数で、モータを安定して保持することができるモータの保持装置に関する。
車載用のディスク装置などのように、筐体の内部に駆動機構を備えている電子機器は、少なくとも1個のモータを備えている。このモータを、筐体の内部で不要に動かないように固定することが必要であり、さらに、モータの回転軸は軸方向がたつきを有しているため、このがたつきを規制することも必要である。特に、回転軸にウォームギヤのように軸方向へ推力を発生するギヤが固定されている場合には、回転中に回転軸が軸方向へ向けて動かないように規制することが重要である。
以下の特許文献1に記載の駆動機構は、モータの回転軸にウォームギヤが固定され、このウォームギヤが側方のウォームホイールに噛み合っている。シャーシに板ばねが支持されており、板ばねの一部に弾性変形可能なギヤ当接部が一体に形成され、前記ギヤ当接部でウォーム歯車の先端がモータ本体に向けて押圧されている。
特開2002−310241号公報
前記特許文献1に記載の駆動機構は、板ばねをシャーシに固定する機構と、モータをシャーシに固定する機構とが別々に設けられているため、板ばねとモータを固定するための個別の組立作業が必要になり組立工数が多くなる。また、板ばねとモータをシャーシに個別に固定するために部品点数も多くなる。
この種のモータの駆動機構は、モータの本体部の前端部に雌ねじが形成されており、シャーシに形成された位置決め部に挿通された取付けねじが前記雌ねじに螺着されて、モータの本体部が位置決め部に固定されるのが一般的である。
しかし、モータはその前端部が位置決め部に固定された片持ち支持となるため、回転時にモータが振動しやすく、その振動がシャーシに伝達されて大きな駆動ノイズが発生しやすくなる。
また、取付けねじを前記雌ねじにねじ込む際に、モータの本体部の雌ねじの周辺から、削られた金属粉が発生しやすく、この損傷粉が、モータの本体部の内部に進入したり、ギヤどうしの噛み合い部に入り込んで、モータの内部のロータや、ギヤの回転負荷を増大させる問題も生じやすい。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、最少の部品点数で、モータを安定して位置決めして保持することができ、駆動ノイズも低減しやすいモータの保持装置を提供することを目的としている。
本発明は、前端部と後端部を有する本体部と、前記前端部から突出する軸受部と、前記軸受部から前方へ突出する回転軸とを有するモータが、ブラケットに保持されているモータの保持装置において、
前記ブラケットに、前記本体部が設置される本体設置部と、前記前端部が当接する前方支持部と、前記後端部が当接する後方支持部と、前記軸受部を保持する凹部とが形成されており、
板ばね材料で形成された固定部材が設けられ、前記固定部材は、中間片と、前記中間片の両側で折り曲げられて互いに対向する基部片および先部片とを有し、
前記基部片が前記本体部の前端部と前記ブラケットの前方支持部との間に挿入されて、前記基部片で、前記軸受部が前記凹部の内縁部に押し付けられて位置決めされているとともに、前記先部片が前記回転軸の先端または前記回転軸に固定されたギヤの先端に当接して、前記回転軸が前記本体部に向けて付勢されていることを特徴とするものである。
本発明のモータの保持装置は、板ばねで折り曲げ形成された固定部材で、モータの軸受部の位置決めと、回転軸の軸方向のがたつき防止とが行われている。よって、最少の部品点数でモータの安定保持と回転軸の規制とが可能である。
本発明は、前記ブラケットの前方支持部に対向する押圧部が設けられ、この押圧部によって、前記固定部材の中間片が、前記凹部の内縁部に向けて押圧されていることが好ましい。
例えば、前記ブラケットは筐体の内部に設置され、前記押圧部が前記筐体の内面である。また、前記固定部の中間片に、弾性片が一体に形成されており、前記押圧部によって弾性片が押圧されていることが好ましい。
このように、筐体の内面またはブラケットの側方に位置する他の機構部品が押圧部となり、この押圧部によって固定部材を押圧することで、モータをブラケットから外れないように保持できる。よって、モータをブラケットに固定するための取付けねじも不要である。
本発明では、前記ブラケットの後方支持部は弾性変形可能であり、前記後方支持部の弾性押圧力によって、前記本体部が前記前方支持部に押圧されて位置決めされていることが好ましい。
ブラケットによってモータの本体部を前後から挟んで保持することで、モータを強固に位置決めして保持できる。また、モータの保持が安定するため、回転中の振動の発生を抑制でき、駆動ノイズを低減できる。
また、本発明は、前記ブラケットの前方支持部には、前記本体部の前端部が当接する位置決め面と、前記位置決め面よりも前記前端部から離れる方向へ窪む固定面が一体に形成されており、前記固定部材の基部片は、前記固定面に重ねるように装着されているものである。
上記のように、固定部材の基部片が当接する固定面が、位置決め面と段差を有して形成されていることで、モータの本体部の前端面は、固定部材の存在に拘わらず、ブラケットの位置決め面に当接させられて位置決めされるようになる。
本発明のモータの保持装置は、最少の部品点数で、取付けねじも使用することなく、モータをブラケットに位置決めして保持することができる。また、モータの本体部の保持が安定するために、回転時にモータが振動しにくくなり、駆動ノイズを低減できるようになる。
本発明の実施の形態のモータの保持装置を示す斜視図、 図1に示すモータの保持装置の分解斜視図、 図1のモータの保持装置をIII矢視方向から示す側面図、 図1のモータの保持装置をIV矢視方向から示す底面図、
実施の形態のモータの保持装置は、車載用のディスク装置の筐体の内部に設けられる。モータの保持装置に保持されるモータMによって、ディスクを筐体の内部に搬送する搬送機構や、ディスクを回転駆動部にクランプするクランプ機構など種々の機構が駆動される。なお、本発明のモータの保持装置は、ディスク装置に限られず、筐体の内部に駆動機構が設けられた他の種々の電子機器においても実施することが可能である。
図2に示すように、モータMは本体部1を有している。本体部1は、ロータや磁気駆動機構を収納しており、その表面に金属製のケースが現れている。本体部1は、互いに平行に対面する側面1a,1bと、部分円筒面の形状の上面1cと、同じく部分円筒面の形状の下面1dとを有している。モータMの本体部1は回転軸2の軸中心に対して180度の回転対称形状である。
モータMの本体部1は、前端部3と後端部4を有している。前端部3と後端部4は、互いに平行に対向する平面である。本体部1の前端部3は、モータMを軸方向の前方(Y1方向)へ位置決めする際の位置決め基準面として使用される。
図4に示すように、本体部1の前端部3の中央に、短い円柱形状の軸受部5が突出している。図2に示すように、本体部1の後端部4の中央には、後方へ突出する短い円柱形状の軸受部6が設けられている。回転軸2は、前方の軸受部5と後方の軸受部6に回転自在に支持され、前方の軸受部5からさらに前方へ突出している。軸受部5から突出している回転軸2に、ウォームギヤ7が固定されている。
図2に示すように、本体部1の後端部4には一対の通電端子8,8が突出している。図1に示しているように、通電端子8,8は、フレキシブル配線基板9に挿通され、フレキシブル配線基板9に形成された通電路パターンに半田付けされている。なお、図1以外はフレキシブル配線基板9の図示を省略している。
符号11は合成樹脂で形成された機構ベースであり、ディスク装置の各駆動機構を支持している。図4に示すように、機構ベース11の下面11aには軸12が固定されており、この軸12に伝達ギヤ13が回転自在に支持されている。伝達ギヤ13は合成樹脂または軽金属で形成されており、ウォームホイール13aと平歯車13bとが一体に形成されている。モータMが機構ベース11に取り付けられると、ウォームホイール13aがウォームギヤ7と噛み合う。また、平歯車13bは、機構ベース11の下面11aに設けられた他の伝達ギヤと噛み合っており、モータMの回転軸2の回転力が、ウォームギヤ7からウォームホイール13aを経てさらに平歯車13bを経て他の伝達ギヤに伝達される。
機構ベース11には、モータMを保持するブラケット20が合成樹脂材料で一体に形成されている。ブラケット20は凹形状の本体設置部21を有している。本体設置部21の内面には、垂直な平面の側面設置部21aと、部分円筒内面の形状である上面設置部21bと、部分円筒内面の形状である下面設置部21cとを有している。
本体設置部21のY1側、すなわちモータMの前方に向く側には、前方当接部22が一体に形成されている。前方当接部22の内面は垂直な平面であり、この平面が本体部1を前後方向(Y1−Y2方向)へ位置決めする位置決め面22aである。前方当接部22の内面には、位置決め面22aよりも前方(Y1側)へ段差を有して形成された固定面22bが形成されている。固定面22bは位置決め面22aと平行である。
前方当接部22には、側方(X2方向)に開口する保持凹部23が形成されている。保持凹部23は奥側(X1側)の内縁部23aが円筒面であり、それよりもX2側が、一定の幅寸法W1で開口する平行部23b,23bである。内縁部23aの半径はほぼW1/2である。幅寸法W1は、本体部1の前方の軸受部5の直径とほぼ同じかまたはわずかに大きく形成されている。
図2に示すように、本体設置部21のY2側には後方当接部24が一体に形成されている。後方当接部24の上下にはX1方向に入り込む分離溝26,26が形成されて、後方当接部24は上下方向(Z方向)が一定の高さ寸法でX2方向に延びる長方形状である。そして、後方当接部24は合成樹脂材料の弾性機能によって前後方向(Y1−Y2)方向へ弾性変形可能である。
図3と図4にも示すように、後方当接部24の内面には押圧凹部25が形成されている。押圧凹部25は、後方当接部24のY1側に向く内面24aからY2方向へ一定の深さで形成されており、Y1−Y2方向に貫通していない。押圧凹部25の上下方向(Z1−Z2方向)に向く内幅寸法W2は、モータMの本体部1の後方の軸受部6の直径とほぼ同じか、またはわずかに大きい程度に形成されている。図4に示すように、押圧凹部25のX1側の内縁部25aは、保持凹部23の内縁部23aと同様に、半径がW2/2の円筒面である。
モータMをブラケット20に保持させて固定するために、固定部材30が使用されている。固定部材30はステンレススチール板などの板ばね材料で形成されており、板ばね材料は板厚が0.3mm程度の薄いものである。
固定部材30は、中間片31と基部片32と先部片33を有している。基部片32と先部片33は互いに対向するように中間片31から折り曲げられている。
基部片32のZ1−Z2方向の幅寸法は、前方支持部22に形成された固定面22bのZ1−Z2方向の開口幅寸法W3とほぼ同じに形成されている。基部片32にはX1側に向く押圧縁部32aが形成されている。この押圧縁部32aは、本体部1の前方の軸受部5の直径と同じかまたはそれよりも大きい曲率半径の円弧凹部である。
固定部材30の先部片33は、Z1−Z2方向の幅寸法が基部片32よりも短く、先部片33のY1−Y2方向の曲げ弾性係数が、基部片32のそれよりも低くなっている。
図2に示すように、固定部材30の中間片31には、Z1−Z2方向の中央部において、前方(Y1方向)へ片持ち状態で延びる弾性片34が一体に形成されており、弾性片34の先部に側方(X2方向)へ突出する突出部34aが一体に形成されている。弾性片34に外力が作用していないときに、弾性片34の突出部34aは、中間片31のX2側に向く外面よりもX2側へ突出している。
次に、モータMをブラケット20に組み込んで、モータMを位置決めして固定する方法を説明する。
回転軸2にウォームギヤ7が固定され、後端部4にフレキシブル配線基板9が取り付けられて、通電端子8,8がフレキシブル配線基板9の通電路パターンに半田付けされた状態で、モータMがブラケット20に組み込まれる。
モータMの本体部1の前方に突出している軸受部5は、ブラケット20の前方支持部22の保持凹部23内にほとんど隙間なく挿入される。軸受部5が保持凹部23の内縁部23aに突き当てられた状態で、軸受部5は側方(X1−X2方向)および上下方向(Z1−Z2方向)への位置が決められる。本体部1の後方に突出している軸受部6は、図3と図4に示すように、ブラケット20の後方当接部24の押圧凹部25の内部に装着される。軸受部6は押圧凹部25内で上下方向(Z1−Z2方向)へほとんど隙間なく挿入され、図4に示すように、軸受部6が押圧凹部25の内縁部25aに突き当てられた状態で、軸受部6は側方(X1−X2方向)および上下方向(Z1−Z2方向)への位置が決められる。
モータMの本体部1が本体設置部21の内部に設置されるときに、後方当接部24は、後方の軸受部6に押されてY2方向へ少し変形させられる。よって、軸受部5が保持凹部23内に挿入されて位置決めされ、軸受部6が押圧凹部25内に設置されて位置決めされた状態で、後方当接部24の弾性力により、本体部1の前端部3が、前方当接部22の位置決め面22aに押圧されて、本体部1の前方(Y1方向)への位置が決められる。なお。前方当接部22は機構ベース11と一体の補強リブ28で補強されているため、本体部1が位置決め面22aに押し付けられても、前方当接部22は変形しない。
本体部1が本体設置部21内に挿入されると、本体部1の側面1aが側面設置部21aに対面し、本体部1の上面1cと下面1dが、上面設置部21bと下面設置部21cとに対面する。しかし、モータMは、前方の軸受部5が保持凹部23に挿入され、後方の軸受部6が押圧凹部25に設置されることで、X1−X2方向とZ1−Z2方向の位置決めが行われる。また、本体部1の前端部3が位置決め面22aに当接することでY1方向へ位置決めされる。この位置決め状態で、回転軸2に固定されたウォームギヤ7と、図4に示すウォームホイール13aとの間に適正な噛み合い状態が実現される。
モータMがブラケット20に装着された後に、板ばね製の固定部材30が取り値けられる。図3と図4に示すように、固定部材30の基部片32は、モータMの本体部1と前方当接部22との間に挿入され、基部片32は前方当接部22に形成された固定面22bに設置される。このとき、先部片33は、モータMの回転軸2の先端に当接させられる。
基部片32と先部片33は、その対向距離が強制的に広げられて、固定面22bと回転軸2の先端に装着される。そのため、基部片32が固定面22bに弾圧力を受けて当接し、先部片33によって回転軸2がY2方向へ押圧付勢される。基部片32は固定面22bに弾性力を有して当接し、固定面22bの上下方向の開口幅寸法W3によって基部片32が上下に規制されるため、基部片32は前方当接部22の内面で容易に動くことなく保持される。そして、基部片32の縁部に形成された押圧縁部32aにより、前方の軸受部5が保持凹部23の内縁部23aに押し付けられる。これにより、軸受部5はX2方向へ容易に動くことなく位置決めされる。
前方当接部22に形成された位置決め面22aと固定面22bとの段差の深さよりも、固定部材30の基部片32の板厚寸法が十分に小さい。よって、固定部材30の基部片32は、モータMの本体部1の前端部3に当たることなく固定面22bに設置される。そのため、本体部1の前方に基部片32が存在していても、本体部1の前端部3が位置決め面22aに確実に当接してY1方向への位置決めが行われる。
機構ベース11にモータMと固定部材30が装着された状態で、図4に示すように、機構ベース11が筐体40の内部に収納される。このとき、筐体40の内面が押圧部41となって前方当接部22よりもX2側に対向して、固定部材30の中間片31に形成された弾性片34の突出部34aが、押圧部41に圧接させられる。押圧部41によって弾性片34がX1方向へ押され、固定部材30の全体がブラケット20に対してX1方向へ押し付けられる。
よって、モータMの前方の軸受部5が、保持凹部23の内部においてX2方向へ容易に動くことなく位置決めされて固定される。
また、固定部材30の先部片33によって、回転軸2がY2方向へ付勢されているため、回転軸2が回転し、ウォームホイール13aとウォームギヤ7との噛み合い負荷によって、回転軸2に軸方向の推力が発生しても、回転軸2が軸方向へ動きにくくなる。よって、モータMの軸受部5,6の破損などを防止しやすくなり、モータMの使用寿命を伸ばすことができる。
前記モータMの保持装置は、ブラケット20にモータMと固定部材30を装着するだけで、モータMのX−Y−Z方向の位置決めができ、さらに、回転軸2の軸方向の移動を規制できる。よって、最少の部品数で、モータMを確実に位置決めして保持させることができ、モータMを取り付けるためのねじ止め作業も不要である。
また、モータMの本体部1は、合成樹脂製の前方当接部22と後方当接部24との間にしっかり挟まれ保持されるため、モータMは回転駆動時に振動しにくくなり、駆動ノイズも低減できる。
なお、ウォームギヤ7の先端が、回転軸2の先端よりもY1方向に突出し、固定部材30の先部片33によって、ウォームギヤ7がY2方向へ押圧されてもよい。
M モータ
1 本体部
3 前端部
4 後端部
5 前方の軸受部
6 後方の軸受部
7 ウオームギヤ
11 機構ベース
20 ブラケット
21 本体設置部
22 前方当接部
22a 位置決め面
22b 固定面
23 保持凹部
23a 内縁部
24 後方当接部
25 押圧凹部
25a 内縁部
30 固定部材
31 中間片
32 基部片
33 先部片
34 弾性片

Claims (6)

  1. 前端部と後端部を有する本体部と、前記前端部から突出する軸受部と、前記軸受部から前方へ突出する回転軸とを有するモータが、ブラケットに保持されているモータの保持装置において、
    前記ブラケットに、前記本体部が設置される本体設置部と、前記前端部が当接する前方支持部と、前記後端部が当接する後方支持部と、前記軸受部を保持する凹部とが形成されており、
    板ばね材料で形成された固定部材が設けられ、前記固定部材は、中間片と、前記中間片の両側で折り曲げられて互いに対向する基部片および先部片とを有し、
    前記基部片が前記本体部の前端部と前記ブラケットの前方支持部との間に挿入されて、前記基部片で、前記軸受部が前記凹部の内縁部に押し付けられて位置決めされているとともに、前記先部片が前記回転軸の先端または前記回転軸に固定されたギヤの先端に当接して、前記回転軸が前記本体部に向けて付勢されていることを特徴とするモータの保持装置。
  2. 前記ブラケットの前方支持部に対向する押圧部が設けられ、この押圧部によって、前記固定部材の中間片が、前記凹部の内縁部に向けて押圧されている請求項1記載のモータの保持装置。
  3. 前記ブラケットは筐体の内部に設置され、前記押圧部が前記筐体の内面である請求項2記載のモータの保持装置。
  4. 前記固定部の中間片に、弾性片が一体に形成されており、前記押圧部によって弾性片が押圧されている請求項2または3記載のモータの保持装置。
  5. 前記ブラケットの後方支持部は弾性変形可能であり、前記後方支持部の弾性押圧力によって、前記本体部が前記前方支持部に押圧されて位置決めされている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のモータの保持装置。
  6. 前記ブラケットの前方支持部には、前記本体部の前端部が当接する位置決め面と、前記位置決め面よりも前記前端部から離れる方向へ窪む固定面が一体に形成されており、前記固定部材の基部片は、前記固定面に重ねるように装着されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のモータの保持装置。
JP2009039551A 2009-02-23 2009-02-23 モータの保持装置 Expired - Fee Related JP5221414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009039551A JP5221414B2 (ja) 2009-02-23 2009-02-23 モータの保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009039551A JP5221414B2 (ja) 2009-02-23 2009-02-23 モータの保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010200407A true JP2010200407A (ja) 2010-09-09
JP5221414B2 JP5221414B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=42824537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009039551A Expired - Fee Related JP5221414B2 (ja) 2009-02-23 2009-02-23 モータの保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5221414B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167792A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 株式会社藤商事 遊技機
JP2016152975A (ja) * 2016-04-20 2016-08-25 株式会社藤商事 遊技機
CN108512349A (zh) * 2018-04-17 2018-09-07 深圳市兆威机电股份有限公司 防止马达共振变音机构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58103566U (ja) * 1982-01-07 1983-07-14 三菱電機株式会社 モ−タ−の取付構造
JPH0711869U (ja) * 1993-07-09 1995-02-21 株式会社富士通ゼネラル モータの防振支持装置
JPH0847195A (ja) * 1994-08-02 1996-02-16 Tanashin Denki Co 駆動モータ装置
JP2002354739A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Matsushita Electric Works Ltd 車載用モータの取付構造
JP2006014428A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Tokyo Micro:Kk 小型減速機付きモーター
JP2006325304A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Nidec Sankyo Corp モータ装置およびその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58103566U (ja) * 1982-01-07 1983-07-14 三菱電機株式会社 モ−タ−の取付構造
JPH0711869U (ja) * 1993-07-09 1995-02-21 株式会社富士通ゼネラル モータの防振支持装置
JPH0847195A (ja) * 1994-08-02 1996-02-16 Tanashin Denki Co 駆動モータ装置
JP2002354739A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Matsushita Electric Works Ltd 車載用モータの取付構造
JP2006014428A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Tokyo Micro:Kk 小型減速機付きモーター
JP2006325304A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Nidec Sankyo Corp モータ装置およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167792A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 株式会社藤商事 遊技機
JP2016152975A (ja) * 2016-04-20 2016-08-25 株式会社藤商事 遊技機
CN108512349A (zh) * 2018-04-17 2018-09-07 深圳市兆威机电股份有限公司 防止马达共振变音机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP5221414B2 (ja) 2013-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006230046A (ja) アクチュエータ装置
US9518694B2 (en) Worm mechanism and universal head apparatus using the same
JP5221414B2 (ja) モータの保持装置
JP5908829B2 (ja) ドアミラー
JP2022130695A (ja) 回転装置
JP2013026028A (ja) ダイヤル型スイッチ装置
WO2019054054A1 (ja) モータ
JP6857995B2 (ja) カバーの固定構造、およびモータ
KR20220121699A (ko) 모터 장치
JP4652313B2 (ja) レンズ駆動装置
JP5803230B2 (ja) 操作装置
JP2010207025A (ja) モータ
JP2016101773A (ja) ガイド装置
JP2019211639A (ja) レンズ保持機構および光学システムと交換レンズの取付方法
WO2018230042A1 (ja) Dinレール取付構造、アタッチメントおよび装置
EP4231504A1 (en) Motor
JP2005210825A (ja) モータを備えた電子機器
JP2010251175A (ja) ブッシュコネクタ
JP2009140986A (ja) 部品供給装置
JP5064067B2 (ja) 投写表示装置
JP6904765B2 (ja) カバーの固定構造、およびギアードモータ
JP2009003100A (ja) レンズ駆動装置
JP2005151693A (ja) モータ搭載装置
JP2024012948A (ja) 駆動装置
JP2010287295A (ja) ハードディスクドライブ記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5221414

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees