JPH0711869U - モータの防振支持装置 - Google Patents

モータの防振支持装置

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JPH0711869U
JPH0711869U JP3762393U JP3762393U JPH0711869U JP H0711869 U JPH0711869 U JP H0711869U JP 3762393 U JP3762393 U JP 3762393U JP 3762393 U JP3762393 U JP 3762393U JP H0711869 U JPH0711869 U JP H0711869U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
vibration
vibration isolator
support device
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP3762393U
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English (en)
Inventor
伸成 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの振動を吸収する防振体の性能低下を
より少なくする。 【構成】 空気調和機の室内機には熱交換後の空気を室
内に送出するための送風機(クロスフローファン)8が
配置されている。この送風機8から発生する振動は騒音
の源となるため、モータ10の軸受部10aと、このモ
ータ10を支持する支持体12との間に防振体13を介
し、この防振体13でモータ10側の振動を吸収(減
衰)させる。防振体13の性能がモータ10の発熱など
により低下するのを防止するために異種材質による二重
構造とする。モータ10の軸受部10aに当接する内側
の防振体13aには耐熱性に優れた例えばシリコンゴム
を使用し、外側の防振体13bには例えば従来から使用
しているクロロプレンゴムを使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモータの防振支持装置に係わり、詳しくは、空気調和機の送風機用モ ータと、同モータを支持する支持体との間に設ける防振体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の室内機には室内の空気を取り込み、熱交換器により熱交換された 空気を室内に送出する図3に示すような送風機20が設けられているが、この種 の送風機20を備えた室内機では運転時の振動が騒音の源となるため、その送風 機用のモータ21と、このモータ21を支持する支持体22との間に防振体23 を介し、この防振体23によりモータ21側の振動を吸収させるようになってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の防振体23は、一般にクロロプレンゴムと呼ばれる弾性材で できているが、この弾性材は周囲の温度や使用年数のよって硬度(ばね定数)が 変化し、長期の使用では防振効果も低下する。なお、クロロプレンゴムは低硬度 のものから高硬度のものまで選択可能であるが、低硬度のものは品質が不安定で あったり、硬度の経時変化が大きいなどの欠点があり、また、高硬度のものは温 度による硬度の変化が大きいなどの欠点があるため、硬度の選択が難しく、この 弾性材でできた防振体23で長期にわたり安定した防振効果を維持させることは できない。したがって、本考案においては、上記の問題点を解決したモータの防 振支持装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、モータと、同モー タを支持する支持体との間に防振体を介し、同防振体により、前記モータ側の振 動を吸収するようにしてなるモータの防振支持装置において、前記防振体を異種 材質による少なくとも二重構造とし、前記モータに当接する内側の防振体に耐熱 性に優れた弾性材を使用することにした。
【0005】
【作用】
上記の構成であれば、モータと、その支持体との間に設けられる防振体が異種 材質による二重構造になっていて、かつ、モータに当接する内側の防振体に耐熱 性に優れた弾性材が使用されるので、モータの温度で防振体の硬度が簡単に変化 するようなことはなく、また、異種材質による二重構造であるため広範囲の周波 数帯域の振動を吸収することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図2に基づいて説明する。図1は空気調和機 の室内機の構成を簡単に表したもので、筐体1の前面に設けられている吸込口2 と前面下部の吹出口3とを結ぶ空気通路4にはフィルターガイド5に沿わせて着 脱できるエアーフィルタ6と、熱交換器7と、送風機(クロスフローファン)8 とが配置され、熱交換器7により熱交換された空気はクロスフローファン8によ り吹出口3に送られ、室内への風向は風向調節板9によって調節されるようにな っている。10は送風機用のモータであるが、このモータ10は仕切壁11で区 画された制御室側にあり、支持体12との間には以下に説明する防振体13が設 けられている。
【0007】 図2は送風機用のモータ10と防振体13との関係を拡大図示したもので、こ の防振体13は材質が異なる二重構造になっており、モータ10の軸受部10a に当接する内側の防振体13aには耐熱性に優れたシリコンゴムが使用され、外 側の防振体13bには従来から一般に使用されていたクロロプレンゴムが使用さ れている。内側の防振体13aは円筒状になっており、外側の防振体13bは有 底円筒状でその底部中央にはモータ10の回転軸10bを通す孔13cが設けら れ、モータ10の両側に共用できるようになっている。
【0008】
【考案の効果】
以上、説明したような二重構造の防振体であるならば、モータから支持体に伝 わる振動をより多く減衰させるのに有効で、機器の低騒音化に役立つとともに、 モータに当接する内側の防振体には耐熱性に優れた防振材が使用されているので モータ側の熱による防振性能の劣化も少なく、防振体としての長期の使用にも耐 える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる空気調和機の室内機の概略構成
図である。
【図2】本考案の一実施例を示す送風機とその防振体の
要部拡大図である。
【図3】従来例を示す送風機とその防振体の要部拡大図
である。
【符号の説明】
1 筐体 2 吸込口 3 吹出口 4 空気通路 8 送風機(クロスフローファン) 10 モータ(送風機用) 12 支持体 13 防振体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、同モータを支持する支持体と
    の間に防振体を介し、同防振体により、前記モータ側の
    振動を吸収するようにしてなるモータの防振支持装置に
    おいて、前記防振体を異種材質による少なくとも二重構
    造にしてなることを特徴とするモータの防振支持装置。
  2. 【請求項2】 前記二重構造の防振体の内、前記モータ
    に当接する内側の防振体に耐熱性に優れた弾性材を使用
    してなる請求項1記載のモータの防振支持装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性材がシリコンゴムからなる請求
    項1および2記載のモータの防振支持装置。
JP3762393U 1993-07-09 1993-07-09 モータの防振支持装置 Pending JPH0711869U (ja)

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JPH0711869U true JPH0711869U (ja) 1995-02-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200407A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Alpine Electronics Inc モータの保持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200407A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Alpine Electronics Inc モータの保持装置

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