JP2008034739A - ロードロック装置、それを備えた基板処理装置および基板処理システム - Google Patents

ロードロック装置、それを備えた基板処理装置および基板処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】迅速に真空度を上昇させることが可能なロードロック装置、それを備えた基板処理装置および基板処理システムを提供する。
【解決手段】ロードロック室RLはチャンバ201を備える。チャンバ201の底部には、配管205aを介して真空ポンプ205が接続されている。チャンバ201の上部には、冷却用配管208が埋設されている。冷却用配管208の一端および他端は、冷却媒体循環装置208aに接続されている。チャンバ201内の減圧時において、チャンバ201内の圧力がしきい値よりも低くなった時点からチャンバ201内を大気圧に開放する直前までの期間、チャンバ201が継続的に冷却される。
【選択図】図5

Description

本発明は、大気圧より低い圧力下で基板に処理を行う減圧処理装置に対する基板の搬入または搬出に用いられるロードロック装置、それを備えた基板処理装置および基板処理システムに関する。
半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等の各種基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が用いられている。
このような基板処理装置では、一般に、一枚の基板に対して複数の異なる処理が連続的に行われる。特許文献1に記載された基板処理装置は、インデクサブロック、反射防止膜用処理ブロック、レジスト膜用処理ブロック、現像処理ブロックおよびインターフェイスブロックにより構成される。インターフェイスブロックに隣接するように、基板に露光処理を施す露光装置が配置される。
上記の基板処理装置においては、インデクサブロックから搬入される基板は、反射防止膜用処理ブロックおよびレジスト膜用処理ブロックにおいて反射防止膜の形成およびレジスト膜の形成が行われた後、インターフェイスブロックを介して露光装置へと搬送される。露光装置において基板上のレジスト膜に露光処理が行われた後、基板はインターフェイスブロックを介して現像処理ブロックへ搬送される。現像処理ブロックにおいて基板上のレジスト膜に現像処理が行われることによりレジストパターンが形成された後、基板はインデクサブロックへと搬送される。
近年、デバイスの高密度化および高集積化に伴い、レジストパターンのさらなる微細化が求められている。レジストパターンの微細化のために重要となる露光装置の解像度性能は、露光装置の光源の波長に依存する。そこで、波長が約13nmと極めて短いEUV(超紫外線)を用いた露光技術が開発されている。
特開2003−324139号公報 特開2000−150395号公報
上記のEUVは、大気により吸収されやすい。そのため、露光装置内を極めて真空度が高い状態(以下、高真空状態と呼ぶ)に維持する必要がある。一方、基板処理装置内は通常大気圧である。それにより、露光装置を高真空状態に維持しつつ基板処理装置と露光装置との間で基板の搬送を行うためには、互いの環境を調整するためのロードロック室を設ける必要がある(例えば、特許文献2参照)。
基板処理装置から露光装置へ基板を搬送する際には、ロードロック室に一時的に基板が収納されるとともに、その状態でロードロック室が高真空状態にまで減圧される。その後、高真空状態のロードロック室から高真空状態の露光装置に基板が搬送される。しかしながら、ロードロック室を高真空状態にまで減圧するためには長い時間を要し、スループットの低下を招く。
本発明の目的は、迅速に真空度を上昇させることが可能なロードロック装置、それを備えた基板処理装置および基板処理システムを提供することである。
(1)第1の発明に係るロードロック装置は、大気圧より低い圧力下で基板に処理を行う減圧処理装置に対する基板の搬入または搬出に用いられるロードロック装置であって、基板を収容可能で密閉空間を形成する筐体と、筐体内を減圧する減圧手段と、減圧手段による筐体内の減圧時に筐体を冷却する冷却手段とを備えるものである。
このロードロック装置においては、密閉空間を形成する筐体内に基板が収容された状態で、筐体内が減圧手段により減圧される。筐体内の減圧時には、冷却手段により筐体が冷却される。
筐体内の減圧時に筐体を冷却することにより、筐体内に残存する分子の運動を筐体の表面近傍においてほぼ停止させ、分子を筐体に付着させることができる。それにより、筐体内の真空度を迅速に上昇させることができる。その結果、減圧処理装置への基板の搬入および減圧処理装置からの基板の搬出を迅速に行うことができ、スループットを向上させることができる。
(2)冷却手段は、冷却溶媒を用いて筐体を冷却する冷却溶媒供給手段を含んでもよい。
この場合、筐体内の減圧時に冷却溶媒供給手段により冷却溶媒を用いて筐体を冷却することにより、筐体内に残存する分子の運動を筐体の表面近傍においてほぼ停止させ、分子を筐体に付着させることができる。それにより、筐体内の真空度を迅速に上昇させることができる。
(3)冷却溶媒は、液体または気体の窒素であってもよい。この場合、筐体の温度を十分に低下させることができる。それにより、筐体内の分子の運動を十分に停止させることができる。したがって、筐体内の真空度を確実に上昇させることができる。
(4)冷却溶媒は、液体または気体のヘリウムであってもよい。この場合、筐体の温度を著しく低下させることができる。それにより、筐体内の分子の運動を確実に停止させることができる。したがって、筐体内の真空度を確実に上昇させることができる。
(5)冷却手段は、冷却用のペルチェ素子を含んでもよい。この場合、簡単な構成で筐体を冷却することができるとともに、ロードロック装置の小型化および低コスト化を実現することができる。
(6)ロードロック装置は、筐体を加熱する筐体加熱手段をさらに備えてもよい。
この場合、筐体加熱手段により筐体が加熱されることにより、筐体に付着する液体が気化される。それにより、筐体に付着する液体が筐体内の減圧時に断熱膨張により凝固することが防止される。したがって、凝固物が徐々に昇華することにより筐体内の真空度が低下することを防止することができる。その結果、筐体内の真空度をより迅速に上昇させることができる。
(7)ロードロック装置は、筐体内に収容された基板を加熱する基板加熱手段をさらに備えてもよい。
この場合、基板加熱手段により筐体内の基板が加熱されることにより、その基板に付着する液体が気化される。それにより、基板に付着する液体が筐体内の減圧時に断熱膨張により凝固することが防止される。したがって、凝固物が徐々に昇華することにより筐体内の真空度が低下することを防止することができる。その結果、筐体内の真空度をより迅速に上昇させることができる。
(8)ロードロック装置は、筐体内に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給手段をさらに備えてもよい。
この場合、乾燥ガス供給手段により筐体内に乾燥ガスが供給されることにより、基板および筐体に付着する液体が気化しやすくなる。さらに、筐体内の蒸気が乾燥ガスで置換される。それにより、基板および筐体に付着する液体が筐体内の減圧時に断熱膨張により凝固することが防止される。したがって、凝固物が徐々に昇華することにより筐体内の真空度が低下することを防止することができる。その結果、筐体内の真空度をより迅速に上昇させることができる。
(9)ロードロック装置は、筐体内の圧力を検出する圧力検出器と、圧力検出器により検出された圧力が予め定められた値よりも低くなったときに冷却手段による筐体の冷却を開始する制御部とをさらに備えてもよい。
この場合、筐体内の圧力が十分に低くなった状態で筐体が冷却される。それにより、筐体内に残存する分子の運動を筐体の表面近傍において十分に停止させ、分子を筐体に付着させることができる。それにより、筐体内の真空度をより迅速に上昇させることができる。
(10)第2の発明に係る基板処理装置は、大気圧より低い圧力下で基板に処理を行う減圧処理装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、大気圧下で基板に処理を行う常圧処理部と、常圧処理部と減圧処理装置との間で基板の受け渡しを行うための受け渡し部とを備え、受け渡し部は、減圧処理装置に対する基板の搬入または搬出に用いられるロードロック装置を含み、ロードロック装置は、基板を収容可能で密閉空間を形成する筐体と、筐体内を減圧する減圧手段と、減圧手段による筐体内の減圧時に筐体を冷却する冷却手段とを備えるものである。
この基板処理装置においては、常圧処理部により大気圧下で基板に処理が行われ、受け渡し部により常圧処理部と減圧処理装置との間で基板の受け渡しが行われる。受け渡し部による減圧処理装置への基板の搬入または減圧処理装置からの基板の搬出時には基板が一時的にロードロック装置に搬入される。
ロードロック装置においては、密閉空間を形成する筐体内に基板が収容された状態で、筐体内が減圧手段により減圧される。筐体内の減圧時には、冷却手段により筐体が冷却される。
筐体内の減圧時に筐体を冷却することにより、筐体内に残存する分子の運動を筐体の表面近傍においてほぼ停止させ、分子を筐体に付着させることができる。それにより、筐体内の真空度を迅速に上昇させることができる。その結果、減圧処理装置への基板の搬入および減圧処理装置からの基板の搬出を迅速に行うことができ、スループットを向上させることができる。
(11)第3の発明に係る基板処理システムは、大気圧より低い圧力下で基板に処理を行う減圧処理装置と、減圧処理装置に対する基板の搬入または搬出に用いられるロードロック装置とを備え、ロードロック装置は、基板を収容可能で密閉空間を形成する筐体と、筐体内を減圧する減圧手段と、減圧手段による筐体内の減圧時に筐体を冷却する冷却手段とを備えるものである。
この基板処理システムにおいては、ロードロック装置を介して減圧処理装置に対する基板の搬入または搬出が行われ、減圧処理装置により大気圧より低い圧力下で基板に処理が行われる。
ロードロック装置においては、密閉空間を形成する筐体内に基板が収容された状態で、筐体内が減圧手段により減圧される。筐体内の減圧時には、冷却手段により筐体が冷却される。
筐体内の減圧時に筐体を冷却することにより、筐体内に残存する分子の運動を筐体の表面近傍においてほぼ停止させ、分子を筐体に付着させることができる。それにより、筐体内の真空度を迅速に上昇させることができる。その結果、減圧処理装置への基板の搬入および減圧処理装置からの基板の搬出を迅速に行うことができ、スループットを向上させることができる。
(12)基板処理システムは、減圧処理装置に基板を受け渡すための受け渡し部をさらに備え、ロードロック装置は、受け渡し部に設けられてもよい。
この場合、受け渡し部において基板が一時的にロードロック装置に搬入され、その後、基板が減圧処理装置に受け渡される。ロードロック装置においては迅速に真空度を上昇させることができる。それにより、減圧処理装置への基板の搬入および減圧処理装置からの基板の搬出を迅速に行うことができる。
(13)基板処理システムは、大気圧下で基板に処理を行う常圧処理部をさらに備え、受け渡し部は、常圧処理部と減圧処理装置との間で基板の受け渡しを行ってもよい。
この場合、常圧処理部と減圧処理装置との間における基板の搬送時には、受け渡し部において基板が一時的にロードロック装置に搬入される。ロードロック装置においては迅速に真空度を上昇させることができる。それにより、常圧処理部と減圧処理装置との間における基板の搬送を迅速に行うことができる。
本発明によれば、筐体内の真空度を迅速に上昇させることができる。その結果、減圧処理装置への基板の搬送を迅速に行うことができ、スループットを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る基板処理装置について図面を用いて説明する。以下の説明において、基板とは、半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等をいう。
(1)基板処理装置の構成
図1は、本発明の一実施の形態に係る減圧装置を備えた基板処理装置の平面図である。なお、図1ならびに後述する図2〜図5、図9および図10には、位置関係を明確にするために互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向を示す矢印を付している。X方向およびY方向は水平面内で互いに直交し、Z方向は鉛直方向に相当する。なお、各方向において矢印が向かう方向を+方向、その反対の方向を−方向とする。また、Z方向を中心とする回転方向をθ方向としている。
図1に示すように、基板処理装置500は、インデクサブロック1、反射防止膜用処理ブロック2、レジスト膜用処理ブロック3、現像処理ブロック4およびインターフェースブロック5を含む。また、インターフェースブロック5に隣接するように露光装置6が配置される。
以下、インデクサブロック1、反射防止膜用処理ブロック2、レジスト膜用処理ブロック3、現像処理ブロック4およびインターフェースブロック5の各々を処理ブロックと呼ぶ。
本実施の形態においては、基板処理装置500内の各処理ブロックでは大気圧下で基板Wに種々の処理が施される。一方、露光装置6内では高真空状態(例えば10-6 Pa)で基板Wに露光処理が施される。
インデクサブロック1は、各処理ブロックの動作を制御するメインコントローラ(制御部)91、複数のキャリア載置台92およびインデクサロボットIRを含む。インデクサロボットIRには、基板Wを受け渡すためのハンドIRH1,IRH2が上下に設けられる。
反射防止膜用処理ブロック2は、反射防止膜用熱処理部100,101、反射防止膜用塗布処理部20および第1のセンターロボットCR1を含む。反射防止膜用塗布処理部20は、第1のセンターロボットCR1を挟んで反射防止膜用熱処理部100,101に対向して設けられる。第1のセンターロボットCR1には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH1,CRH2が上下に設けられる。
インデクサブロック1と反射防止膜用処理ブロック2との間には、雰囲気遮断用の隔壁11が設けられる。この隔壁11には、インデクサブロック1と反射防止膜用処理ブロック2との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS1,PASS2が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS1は、基板Wをインデクサブロック1から反射防止膜用処理ブロック2へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS2は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック2からインデクサブロック1へ搬送する際に用いられる。
また、基板載置部PASS1,PASS2には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示せず)が設けられている。それにより、基板載置部PASS1,PASS2において基板Wが載置されているか否かの判定を行うことが可能となる。また、基板載置部PASS1,PASS2には、固定設置された複数本の支持ピンが設けられている。なお、上記の光学式のセンサおよび支持ピンは、後述する基板載置部PASS3〜PASS8にも同様に設けられる。
レジスト膜用処理ブロック3は、レジスト膜用熱処理部110,111、レジスト膜用塗布処理部30および第2のセンターロボットCR2を含む。レジスト膜用塗布処理部30は、第2のセンターロボットCR2を挟んでレジスト膜用熱処理部110,111に対向して設けられる。第2のセンターロボットCR2には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH3,CRH4が上下に設けられる。
反射防止膜用処理ブロック2とレジスト膜用処理ブロック3との間には、雰囲気遮断用の隔壁12が設けられる。この隔壁12には、反射防止膜用処理ブロック2とレジスト膜用処理ブロック3との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS3,PASS4が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS3は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック2からレジスト膜用処理ブロック3へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS4は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック3から反射防止膜用処理ブロック2へ搬送する際に用いられる。
現像処理ブロック4は、現像用熱処理部120、露光後ベーク用熱処理部121、現像処理部40および第3のセンターロボットCR3を含む。露光後ベーク用熱処理部121は、インターフェースブロック5に隣接し、後述するように、基板載置部PASS7,PASS8を備える。現像処理部40は、第3のセンターロボットCR3を挟んで現像用熱処理部120および露光後ベーク用熱処理部121に対向して設けられる。第3のセンターロボットCR3には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH5,CRH6が上下に設けられる。
レジスト膜用処理ブロック3と現像処理ブロック4との間には、雰囲気遮断用の隔壁13が設けられる。この隔壁13には、レジスト膜用処理ブロック3と現像処理ブロック4との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS5,PASS6が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS5は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック3から現像処理ブロック4へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS6は、基板Wを現像処理ブロック4からレジスト膜用処理ブロック3へ搬送する際に用いられる。
インターフェースブロック5は、第4のセンターロボットCR4およびエッジ露光部EEWを含む。また、エッジ露光部EEWの下側には、送りバッファ部SBF、戻りバッファ部RBFおよびロードロック室RLが設けられている。ロードロック室RLの詳細については後述する。第4のセンターロボットCR4には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH7,CRH8が上下に設けられる。
また、インターフェースブロック5には、インターフェースブロック5内の各構成要素の動作を制御するローカルコントローラLCが設けられる。
露光装置6は、連結部15を介してロードロック室RLに接続されている。露光装置6内には、搬送機構ERが設けられている。
図2は、図1の基板処理装置500を+X方向から見た概略側面図であり、図3は、図1の基板処理装置500を−X方向から見た概略側面図である。
まず、図2を用いて、基板処理装置500の+X側の構成について説明する。図2に示すように、反射防止膜用処理ブロック2の反射防止膜用塗布処理部20(図1参照)には、3個の塗布ユニットBARCが上下に積層配置されている。各塗布ユニットBARCは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック21およびスピンチャック21上に保持された基板Wに反射防止膜の塗布液を供給する供給ノズル22を備える。
レジスト膜用処理ブロック3のレジスト膜用塗布処理部30(図1参照)には、3個の塗布ユニットRESが上下に積層配置されている。各塗布ユニットRESは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック31およびスピンチャック31上に保持された基板Wにレジスト膜の塗布液を供給する供給ノズル32を備える。
現像処理ブロック4の現像処理部40には、5個の現像処理ユニットDEVが上下に積層配置されている。各現像処理ユニットDEVは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック41およびスピンチャック41上に保持された基板Wに現像液を供給する供給ノズル42を備える。
インターフェースブロック5には、2つのエッジ露光部EEW、送りバッファ部SBF、戻りバッファ部RBF、および2つのロードロック室RLが上下に積層配置される。各エッジ露光部EEWは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック51およびスピンチャック51上に保持された基板Wの周縁を露光する光照射器52を備える。ロードロック室RLについては後述する。
次に、図3を用いて、基板処理装置500の−X側の構成について説明する。図3に示すように、反射防止膜用処理ブロック2の反射防止膜用熱処理部100,101には、2個の加熱ユニット(ホットプレート)HPおよび2個の冷却ユニット(クーリングプレート)CPがそれぞれ積層配置される。また、反射防止膜用熱処理部100,101には、最上部に加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
レジスト膜用処理ブロック3のレジスト膜用熱処理部110,111には、2個の加熱ユニットHPおよび2個の冷却ユニットCPがそれぞれ積層配置される。また、レジスト膜用熱処理部110,111には、最上部に加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
現像処理ブロック4の現像用熱処理部120には、2個の加熱ユニットHPおよび2個の冷却ユニットCPがそれぞれ積層配置される。露光後ベーク用熱処理部121には、2個の加熱ユニットHP、2個の冷却ユニットCPおよび基板載置部PASS7,PASS8が上下に積層配置される。また、現像用熱処理部120および露光後ベーク用熱処理部121には、最上部に加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
なお、塗布ユニットBARC,RES、現像処理ユニットDEV、エッジ露光部EEW、加熱ユニットHP、冷却ユニットCPおよびロードロック室RLの個数は、各ブロックの処理速度に応じて適宜変更してもよい。
(2)基板処理装置の動作
次に、本実施の形態に係る基板処理装置500の動作について図1〜図3を参照しながら説明する。
インデクサブロック1のキャリア載置台92の上には、複数枚の基板Wを多段に収納するキャリアCが搬入される。インデクサロボットIRは、ハンドIRH1を用いてキャリアC内に収納された未処理の基板Wを取り出す。その後、インデクサロボットIRは±X方向に移動しつつ±θ方向に回転移動し、未処理の基板Wを基板載置部PASS1に載置する。
本実施の形態においては、キャリアCとしてFOUP(front opening unified pod)を採用しているが、これに限定されず、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドや収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)等を用いてもよい。
さらに、インデクサロボットIR、第1〜第4のセンターロボットCR1〜CR4およびインターフェース用搬送機構IFRには、それぞれ基板Wに対して直線的にスライドさせてハンドの進退動作を行う直動型搬送ロボットを用いているが、これに限定されず、関節を動かすことにより直線的にハンドの進退動作を行う多関節型搬送ロボットを用いてもよい。
基板載置部PASS1に載置された未処理の基板Wは、反射防止膜用処理ブロック2の第1のセンターロボットCR1により受け取られる。第1のセンターロボットCR1は、その基板Wを反射防止膜用熱処理部100,101に搬入する。
その後、第1のセンターロボットCR1は、反射防止膜用熱処理部100,101から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを反射防止膜用塗布処理部20に搬入する。この反射防止膜用塗布処理部20では、露光時に発生する低在波やハレーションを減少させるために、塗布ユニットBARCにより基板W上に反射防止膜が塗布形成される。
次に、第1のセンターロボットCR1は、反射防止膜用塗布処理部20から塗布処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを反射防止膜用熱処理部100,101に搬入する。その後、第1のセンターロボットCR1は、反射防止膜用熱処理部100,101から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS3に載置する。
基板載置部PASS3に載置された基板Wは、レジスト膜用処理ブロック3の第2のセンターロボットCR2により受け取られる。第2のセンターロボットCR2は、その基板Wをレジスト膜用熱処理部110,111に搬入する。
その後、第2のセンターロボットCR2は、レジスト膜用熱処理部110,111から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wをレジスト膜用塗布処理部30に搬入する。このレジスト膜用塗布処理部30では、塗布ユニットRESにより反射防止膜が塗布形成された基板W上にレジスト膜が塗布形成される。
次に、第2のセンターロボットCR2は、レジスト膜用塗布処理部30から塗布処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wをレジスト膜用熱処理部110,111に搬入する。その後、第2のセンターロボットCR2は、レジスト膜用熱処理部110,111から熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS5に載置する。
基板載置部PASS5に載置された基板Wは、現像処理ブロック4の第3のセンターロボットCR3により受け取られる。第3のセンターロボットCR3は、その基板Wを基板載置部PASS7に載置する。
基板載置部PASS7に載置された基板Wは、インターフェースブロック5の第4のセンターロボットCR4により受け取られる。第4のセンターロボットCR4は、その基板Wをエッジ露光部EEWに搬入する。このエッジ露光部EEWにおいては、基板Wの周縁部に露光処理が施される。
次に、第4のセンターロボットCR4は、エッジ露光部EEWからエッジ露光処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wをロードロック室RLに搬入する。
次に、ロードロック室RLが、高真空状態となるまで減圧される。その後、露光装置6内に設けられる搬送機構ERにより、基板Wが、ロードロック室RLから露光装置6内へ搬送される。なお、ロードロック室RLは、一時的に高真空状態のままで維持される。
次に、搬送機構ERにより露光処理後の基板Wが高真空状態に維持されたロードロック室RLに搬入される。続いて、ロードロック室RLが大気圧に開放され、第4のセンターロボットCR4により露光処理後の基板Wがロードロック室RLから搬出される。
なお、上記のように、基板Wを露光装置6へ搬送する際には、ロードロック室RLが一時的に高真空状態で維持される。そのため、この期間においては、ロードロック室RLは第4のセンターロボットCR4から基板Wを受け入れることができない。
全てのロードロック室RL(本実施の形態では2つ)が基板Wを受け入れることができない場合、エッジ露光処理済みの基板Wは第4のセンターロボットCR4により送りバッファ部SBFに一時的に収納保管される。
次に、第4のセンターロボットCR4は、ロードロック室RLから搬出した露光処理後の基板Wを現像処理ブロック4の露光後ベーク用熱処理部121に搬入する。露光後ベーク用熱処理部121においては、基板Wに対して露光後ベーク(PEB)が行われる。
なお、故障等により現像処理ブロック4が露光処理後の基板Wの受け入れをできない場合は、インターフェースブロック5の戻りバッファ部RBFに露光処理後の基板Wを一時的に収納保管することができる。
次に、第4のセンターロボットCR4は、露光後ベーク用熱処理部121から基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS8に載置する。
基板載置部PASS8に載置された基板Wは、現像処理ブロック4の第3のセンターロボットCR3により受け取られる。第3のセンターロボットCR3は、その基板Wを現像処理部40に搬入する。現像処理部40においては、露光された基板Wに対して現像処理が施される。
次に、第3のセンターロボットCR3は、現像処理部40から現像処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを現像用熱処理部120に搬入する。その後、第3のセンターロボットCR3は、現像用熱処理部120から熱処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS6に載置する。
基板載置部PASS6に載置された基板Wは、レジスト膜用処理ブロック3の第2のセンターロボットCR2により基板載置部PASS4に載置される。基板載置部PASS4に載置された基板Wは反射防止膜用処理ブロック2の第1のセンターロボットCR1により基板載置部PASS2に載置される。
基板載置部PASS2に載置された基板Wは、インデクサブロック1のインデクサロボットIRによりキャリアC内に収納される。これにより、基板処理装置500における基板Wの各処理が終了する。
(3)ロードロック室の詳細
上記のように、基板処理装置500から露光装置6へ基板Wが搬送される際には、インターフェースブロック5において基板Wが一時的にロードロック室RLに搬入される。そして、ロードロック室RLが大気圧から高真空状態へ減圧された後、ロードロック室RLから露光装置6へ基板Wが受け渡される。
一方、露光装置6から基板処理装置500へ基板Wが搬送される際には、露光装置6から基板Wが高真空状態のロードロック室RLに搬入され、その後、ロードロック室RL内の基板Wが現像処理部40へ搬送される。
このように、ロードロック室RLを介して露光装置6への基板Wの搬送を行うことにより、露光装置6内を高真空状態に維持しつつ、基板Wを搬送することができる。以下、ロードロック室RLの詳細について説明する。
(3−1)ロードロック室の構成
図4〜図6を参照してロードロック室RLの構成について説明する。図4は、ロードロック室RLのXY平面における模式的断面図であり、図5は、ロードロック室RLのYZ平面における模式的断面図である。また、図6は、ロードロック室RLの制御系を示す図である。
図4に示すように、ロードロック室RLはチャンバ201を備える。チャンバ201の−X側の側面には、第1の搬入搬出口201aが設けられ、チャンバ201の+Y側の側面には、第2の搬入搬出口201bが設けられている。
チャンバ201の+Y側には連結部15を介して露光装置6が接続されている。連結部15内には、露光装置6内に連通する連通通路15aが形成されている。チャンバ201内の空間は、第2の搬入搬出口201bおよび連結通路15aを介して露光装置6内に連通する。
なお、図4および図5においては、1つの連結通路15aが1つのロードロック室RLのチャンバ201に連通しているが、共通の連結通路が全てのロードロック室RL(本実施の形態では2つ)のチャンバ201に連通するように設けられてもよい。
ロードロック室RLにおいて、チャンバ201の第1の搬入搬出口201aを内側から塞ぐようにシャッター202aが設けられている。また、チャンバ201の第2の搬入搬出口201bを内側から塞ぐようにシャッター202bが設けられている。シャッター202a,202bは、それぞれシャッター駆動装置202A,202Bにより上下方向に移動し、第1および第2の搬入搬出口201a,201bを開閉する。第1および第2の搬入搬出口201a,201bが閉じられると、チャンバ201内は気密な状態となる。
また、図5に示すように、チャンバ201内の底部には、基板Wを加熱するための加熱プレート203が設けられている。また、加熱プレート203およびチャンバ201の底部を貫通するように、複数の昇降ピン204が設けられている。複数の昇降ピン204は、昇降ピン駆動装置204aにより上下方向に移動する。
また、チャンバ201の底部には、配管205aを介して真空ポンプ205が接続されている。配管205aには制御バルブV1が介挿されている。制御バルブV1が開かれた状態で真空ポンプ205が作動することにより、チャンバ201内が排気される。それにより、チャンバ201内が減圧される。なお、チャンバ201が減圧された後に真空ポンプ205を停止する際には、チャンバ201内への大気の進入を防止するため、制御バルブV1が閉じられる。
加熱プレート203の上方には乾燥ガス供給ノズル206が設けられている。乾燥ガス供給ノズル206は、配管206aを介して乾燥ガス供給源GSに接続されている。配管206aには制御バルブV2が介挿されている。制御バルブV2を開くことにより、乾燥ガス供給源GSから乾燥ガスが配管206aを通して乾燥ガス供給ノズル206に導かれ、チャンバ201内に供給される。乾燥ガスとしては、湿度が0の大気、または窒素ガス等を用いることができる。
チャンバ201内の上部には、チャンバ201を加熱するための複数のヒータ207が取り付けられている。また、チャンバ201の上部には、冷却用配管208が埋設されている。冷却用配管208の一端および他端は、冷却媒体循環装置208aに接続されている。また、冷却用配管208には、制御バルブV3,V4が介挿されている。
制御バルブV3,V4を開くことにより、冷却媒体循環装置208aによって冷却媒体が冷却用配管208に循環される。それにより、チャンバ201が冷却される。冷却媒体としては、例えば冷却水、液体窒素、液体ヘリウム、窒素ガスまたはヘリウムガス等を用いることができる。本実施の形態では、冷却媒体として液体ヘリウムを用いる。
チャンバ201の側部には排気ポートEPが設けられている。排気ポートEPには、外部の排気設備へ延びる排気管210が接続されている。排気管210には制御バルブV5が介挿されている。制御バルブV5を開くことにより、チャンバ201内が排気される。
また、チャンバ201にはチャンバ201内の圧力を検出する圧力センサSEが設けられている。
ここで、ロードロック室RLの制御系について説明する。図6は、ロードロック室RLの制御系を説明するためのブロック図である。
図6に示すように、圧力センサSEは、インターフェースブロック5のローカルコントローラLC(図1参照)にチャンバ201内の圧力の検出値を出力する。また、インターフェースブロック5のローカルコントローラLCは、シャッター駆動装置202A,202B、加熱プレート203、昇降ピン駆動装置204a、真空ポンプ205、ヒータ207、制御バルブV1〜V5および第4のセンターロボットCR4に制御信号を出力し、各々の動作を制御する。
(3−2)ロードロック室の動作
以下、図4〜図8を参照してロードロック室RLの動作について説明する。図7および図8は、ロードロック室RLの動作を示すフローチャートである。
まず、ローカルコントローラLCは、シャッター駆動装置202Aによりシャッター202aを下降させ、第1の搬入搬出口201aを開く(ステップS1)。次に、ローカルコントローラLCは、昇降ピン駆動装置204aにより昇降ピン204を上昇させるとともに、第4のセンターロボットCR4(図1)により露光処理前の基板Wをロードロック室RL内に搬入する(ステップS2)。そして、昇降ピン204上に基板Wを載置する。
続いて、ローカルコントローラLCは、昇降ピン駆動装置204aにより昇降ピン204を下降させ、基板Wを加熱プレート203上に載置するとともに、シャッター駆動装置202Aによりシャッター202aを上昇させ、第1の搬入搬出口201aを閉じる(ステップS3)。
次に、ローカルコントローラLCは、加熱プレート203により基板Wを加熱するとともに、ヒータ207によりチャンバ201を加熱する(ステップS4)。これにより、基板Wおよびチャンバ201に付着する水分が気化される。また、基板W上の有機膜(反射防止膜およびレジスト膜)中に残存する有機溶媒、およびチャンバ201に付着する有機溶媒が気化される。
次に、ローカルコントローラLCは、制御バルブV2を開くことにより乾燥ガス供給ノズル206からチャンバ201内に乾燥ガスを供給する(ステップS5)。また、制御バルブV5を開くことによりチャンバ201内の排気を行う(ステップS6)。これにより、気化された水分および有機溶媒が乾燥ガスで置換される。
次に、ローカルコントローラLCは、基板Wの加熱およびチャンバ201の加熱を停止するとともに、制御バルブV2,V5を閉じて乾燥ガスの供給および排気を停止する。
その後、ローカルコントローラLCは、昇降ピン駆動装置204aにより昇降ピン204を上昇させて基板Wを加熱プレート203から離間させるとともに(ステップS7)、真空ポンプ205によりチャンバ201内の排気を開始する(ステップS8)。この場合、基板Wを熱源から離間させることにより、基板Wの温度を下げることができる。また、基板Wと加熱プレート203との間の通気性が確保されるので、基板Wと加熱プレート203との間に水分等が残留していても、チャンバ201内の排気時にその水分等を確実に取り除くことができる。
次に、ローカルコントローラLCは、圧力センサSEからの検出値に基づいて、チャンバ201内の圧力が予め設定されたしきい値M1(例えば10-3 Pa)よりも低いか否かを判定する(ステップS9)。
チャンバ201内の圧力がしきい値M1以上の場合、ローカルコントローラLCは、ステップS9の判定を繰り返す。チャンバ201内の圧力がしきい値M1よりも低い場合、ローカルコントローラLCは、制御バルブV3,V4を開くことにより冷却用配管208内に液体ヘリウムを循環させ、チャンバ201の冷却を開始する(ステップS10)。
この場合、チャンバ201内の圧力がしきい値(10-3 Pa)よりも低くなることにより、チャンバ201内には気流がほぼ存在しない状態となる。そのため、チャンバ201内に残存する分子は、ほぼ熱運動のみを行う状態となる。
この状態でチャンバ201が冷却されるため、チャンバ201の表面近傍において、分子の熱運動のエネルギーが減少する。それにより、分子の運動がほぼ停止した状態となり、分子がチャンバ201の内壁に付着する。その結果、チャンバ201内の真空度を迅速に上昇させることができる。
特に、本実施の形態では、冷却媒体として液体ヘリウムを用いているので、チャンバ201の温度を十分に低下させることができる。それにより、十分に分子の運動を停止させることができる。したがって、チャンバ201内の真空度を確実に上昇させることができる。
次に、ローカルコントローラLCは、圧力センサSEからの検出値に基づいて、チャンバ201内の圧力が予め設定されたしきい値M2(例えば10-6 Pa)よりも低いか否かを判定する(ステップS11)。
チャンバ201内の圧力がしきい値M2以上の場合、ローカルコントローラLCは、ステップS11の判定を繰り返す。チャンバ201内の圧力がしきい値M2よりも低い場合、ローカルコントローラLCは、シャッター202bを下降させて第2の搬入搬出口201bを開く(ステップS12)。
その状態で、露光装置6の搬送機構ER(図1)により、昇降ピン204上の基板Wがロードロック室RLから搬出され、露光装置6内に搬入される(ステップS13)。続いて、搬送機構ERにより露光処理後の基板Wが露光装置6からロードロック室RL内に搬入され、昇降ピン204上に載置される(ステップS14)。
次に、ローカルコントローラLCは、シャッター駆動装置202Bによりシャッター202bを上昇させて第2の搬入搬出口201bを閉じる(ステップS15)。続いて、制御バルブV3,V4を閉じてチャンバ201の冷却を停止するとともに、真空ポンプ205によるチャンバ201内の排気を停止する(ステップS16)。その後、ローカルコントローラLCは、シャッター駆動装置202Aによりシャッター202aを下降させて第1の搬入搬出口201aを開く。それにより、チャンバ201内が大気圧に開放される。その状態で、第4のセンターロボットCR4により露光処理後の基板Wをロードロック室RLから搬出する(ステップS17)。その後、ロードロック室RLにおいては、ステップS1〜ステップS17の動作が繰り返される。
(4)本実施の形態の効果
本実施の形態では、チャンバ201内を減圧する際に、チャンバ201内の圧力がしきい値よりも低くなった時点からチャンバ201内を大気圧に開放する直前までの期間、チャンバ201を継続的に冷却する。
この場合、チャンバ201内に残存する分子の運動をチャンバ201の表面近傍においてほぼ停止させ、分子をチャンバ201の内壁に付着させることができる。それにより、チャンバ201内の真空度を迅速に上昇させることができる。その結果、基板処理装置500と露光装置6との間の基板Wの搬送を迅速に行うことができ、スループットを向上させることができる。
また、本実施の形態では、チャンバ201内を減圧する前に、加熱プレート203により基板Wが加熱され、基板Wに付着する水分および基板W上の有機膜中の有機溶媒が気化される。
この場合、チャンバ201内の減圧時に、基板Wに付着する水分および有機溶媒が断熱膨張により凝固することが防止される。それにより、凝固した水分および有機溶媒が徐々に昇華してチャンバ201内の真空度を低下させることを防止することができる。したがって、チャンバ201内の真空度をより迅速に上昇させることができる。
また、本実施の形態では、チャンバ201内を減圧する前に、ヒータ207によりチャンバ201が加熱され、チャンバ201に付着する水分および有機溶媒が気化される。
この場合、チャンバ201内の減圧時に、チャンバ201に付着する水分および有機溶媒が断熱膨張により凝固することが防止される。それにより、凝固した水分および有機溶媒が徐々に昇華してチャンバ201内の真空度を低下させることを防止することができる。したがって、チャンバ201内の真空度をより迅速に上昇させることができる。
さらに、本実施の形態では、基板Wおよびチャンバ201の加熱後に、気化された水分および有機溶媒が乾燥ガスで置換される。それにより、チャンバ201内の減圧時に、水分および有機膜の残存溶媒が凝固して真空度を低下させることを確実に防止することができる。
(5)ロードロック室の変形例
以下、図4および図5に示したロードロック室RLの変形例について説明する。
(5−1)第1の変形例
図9は、ロードロック室RLの第1の変形例を示す図である。以下、ロードロック室RLの第1の変形例について、図4および図5に示したロードロック室RLと異なる点を説明する。
ロードロック室RLの第1の変形例では、図9に示すように、冷却用配管208がチャンバ201の底部に埋設されている。また、加熱プレート203の代わりに、基板を支持する複数の支持ピン220が設けられている。
この場合、チャンバ201の加熱がチャンバ201の上部で行われ、チャンバ201の冷却がチャンバ201の下部で行われる。そのため、チャンバ201の加熱後に、効率良くチャンバ201を冷却することができる。
なお、チャンバ201を冷却する際には、基板Wの温度が低下しないように昇降ピン204により、基板Wをチャンバ201の底部から離間させることが好ましい。
また、加熱プレート203が設けられていないが、ヒータ207の配置または温度等を調整することにより、基板W上の水分または残留溶媒を気化させることが可能である。
(5−2)第2の変形例
図10は、ロードロック室RLの第2の変形例を示す図である。以下、ロードロック室RLの第2の変形例について、図4および図5に示したロードロック室RLと異なる点を説明する。
ロードロック室RLの第2の変形例では、図10に示すように、冷却用配管208および冷却媒体循環装置208aの代わりに、冷却用のペルチェ素子230が設けられる。この場合、簡単な構成でチャンバ201を冷却することができるとともに、ロードロック室RLの小型化および低コスト化を実現することができる。
なお、図10に示すペルチェ素子230と、図5に示した冷却用配管208および冷却媒体循環装置208aとを併用してもよい。
(5−3)その他の変形例
基板Wおよびチャンバ201の加熱後に、気化された水分および有機溶媒を排気ポートEPからチャンバ201の外部に十分に排出することが可能であれば、乾燥ガス供給ノズル206は設けなくてもよい。
また、気化された水分および有機溶媒を真空ポンプ205によりチャンバ201の外部に十分に排出することが可能であれば、乾燥ガス供給ノズル206および排気ポートEPは設けなくてもよい。
また、乾燥ガス供給ノズル206からチャンバ201内に乾燥ガスを供給することにより、基板Wおよびチャンバ201に付着する水分および有機溶媒を十分に気化させることができるのであれば、ヒータ207および加熱プレート203は設けなくてもよい。
また、上記実施の形態では、圧力センサSEにより検出されたチャンバ201内の圧力に基づいてチャンバ201の冷却が開始されるが、これに限らず、例えば予め設定された時間が経過した時点で、チャンバ201の冷却を開始してもよい。
また、チャンバ201内にヘリウムガスまたはアルゴンガス等の希ガスを供給する希ガス供給ノズルを設け、チャンバ201内の減圧前にチャンバ201内の雰囲気を希ガスで置換してもよい。この場合、希ガスは、窒素、酸素および水蒸気等の大気成分よりも小さいエネルギーで排気することができるので、チャンバ201内を迅速に減圧することが可能となる。
(6)他の実施の形態
上記実施の形態では、露光装置16において高真空状態で基板Wの処理が行われるが、基板処理装置500内の反射防止膜用塗布処理部20、レジスト膜用塗布処理部30、現像処理部40およびエッジ露光部EEWのいずれかにおいて高真空状態で基板Wの処理が行われてもよく、または、高真空状態で基板Wの処理を行う他の処理部が基板処理装置500内に設けられてもよい。
その場合、高真空状態の処理部に隣接するようにロードロック室が設けられ、そのロードロック室には、高真空状態の処理部への基板Wの搬入時に、一時的に基板Wが収納される。この状態でロードロック室内が高真空状態にされる。
(7)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態においては、露光装置6が減圧処理装置に相当し、ロードロック室RLがロードロック装置に相当し、チャンバ201が筐体に相当し、真空ポンプ205が減圧手段に相当し、冷却用配管208、冷却媒体循環装置208aまたはペルチェ素子230が冷却手段に相当する。
また、冷却用配管208および冷却媒体循環装置208aが冷却溶媒供給手段に相当し、ヒータ207が筐体加熱手段に相当し、加熱プレート203が基板加熱手段に相当し、乾燥ガス供給ノズル206が乾燥ガス供給手段に相当し、圧力センサSEが圧力検出器に相当し、インターフェースブロック5のローカルコントローラLCが制御部に相当する。
また、インデクサブロック1、反射防止膜用処理ブロック2、レジスト膜用処理ブロック3および現像処理ブロック4が常圧処理部に相当し、インターフェースブロック5が受け渡し部に相当し、基板処理装置500および露光装置6が基板処理システムに相当する。
本発明は、種々の基板の処理等に利用することができる。
本発明の一実施の形態に係る減圧装置を備えた基板処理装置の平面図である。 図1の基板処理装置を+X方向から見た概略側面図である。 図1の基板処理装置を−X方向から見た概略側面図である。 ロードロック室のXY平面における模式的断面図である。 ロードロック室のYZ平面における模式的断面図である。 ロードロック室の制御系を示す図である。 ロードロック室の動作を示すフローチャートである。 ロードロック室の動作を示すフローチャートである。 ロードロック室の第1の変形例を示す図である。 ロードロック室の第2の変形例を示す図である。
符号の説明
1 インデクサブロック
2 反射防止膜用処理ブロック
3 レジスト膜用処理ブロック
4 現像処理ブロック
5 インターフェースブロック
6 露光装置
201 チャンバ
203 加熱プレート
205 真空ポンプ
206 乾燥ガス供給ノズル
207 ヒータ
208a 冷却媒体循環装置
230 ペルチェ素子
500 基板処理装置
LC ローカルコントローラ
RL ロードロック室
SE 圧力センサ

Claims (13)

  1. 大気圧より低い圧力下で基板に処理を行う減圧処理装置に対する基板の搬入または搬出に用いられるロードロック装置であって、
    基板を収容可能で密閉空間を形成する筐体と、
    前記筐体内を減圧する減圧手段と、
    前記減圧手段による前記筐体内の減圧時に前記筐体を冷却する冷却手段とを備えることを特徴とするロードロック装置。
  2. 前記冷却手段は、冷却溶媒を用いて前記筐体を冷却する冷却溶媒供給手段を含むことを特徴とする請求項1記載のロードロック装置。
  3. 前記冷却溶媒は、液体または気体の窒素であることを特徴とする請求項2記載のロードロック装置。
  4. 前記冷却溶媒は、液体または気体のヘリウムであることを特徴とする請求項2記載のロードロック装置。
  5. 前記冷却手段は、冷却用のペルチェ素子を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のロードロック装置。
  6. 前記筐体を加熱する筐体加熱手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のロードロック装置。
  7. 前記筐体内に収容された基板を加熱する基板加熱手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のロードロック装置。
  8. 前記筐体内に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のロードロック装置。
  9. 前記筐体内の圧力を検出する圧力検出器と、
    前記圧力検出器により検出された圧力が予め定められた値よりも低くなったときに前記冷却手段による前記筐体の冷却を開始する制御部とをさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のロードロック装置。
  10. 大気圧より低い圧力下で基板に処理を行う減圧処理装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、
    大気圧下で基板に処理を行う常圧処理部と、
    前記常圧処理部と前記減圧処理装置との間で基板の受け渡しを行うための受け渡し部とを備え、
    前記受け渡し部は、
    前記減圧処理装置に対する基板の搬入または搬出に用いられるロードロック装置を含み、
    前記ロードロック装置は、
    基板を収容可能で密閉空間を形成する筐体と、
    前記筐体内を減圧する減圧手段と、
    前記減圧手段による前記筐体内の減圧時に前記筐体を冷却する冷却手段とを備えることを特徴とする基板処理装置。
  11. 大気圧より低い圧力下で基板に処理を行う減圧処理装置と、
    前記減圧処理装置に対する基板の搬入または搬出に用いられるロードロック装置とを備え、
    前記ロードロック装置は、
    基板を収容可能で密閉空間を形成する筐体と、
    前記筐体内を減圧する減圧手段と、
    前記減圧手段による前記筐体内の減圧時に前記筐体を冷却する冷却手段とを備えることを特徴とする基板処理システム。
  12. 前記減圧処理装置に基板を受け渡すための受け渡し部をさらに備え、
    前記ロードロック装置は、前記受け渡し部に設けられることを特徴とする請求項11記載の基板処理システム。
  13. 大気圧下で基板に処理を行う常圧処理部をさらに備え、
    前記受け渡し部は、前記常圧処理部と前記減圧処理装置との間で基板の受け渡しを行うことを特徴とする請求項12記載の基板処理システム。
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