JP2008032917A - カートリッジ判別装置、画像形成装置 - Google Patents

カートリッジ判別装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】属性に応じたデータをカートリッジから検出している最中に中断が起きても、カートリッジの属性をより精度良く判定可能なカートリッジの判別装置、並びにそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】不揮発性の記憶手段としてNVRAM98を設け、そこに、各カウンタC1〜C3の値を記憶させておくことにした。このような構成であれば、中断が再開された場合には、NVRAM98の領域B3から中断前のカウント値をカウンタC3に読み出すことで、中断後においては、中断前のカウント値に上積みする形で光センサのON時間がカウントされる。すなわち、中断前の検出結果を中断後の検出結果に反映させることが可能となり、中断に起因する現像カートリッジ26の属性判定の誤りを未然に回避できる。
【選択図】図10

Description

本発明は、カートリッジ判別装置、並びにカートリッジ判別装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、プロセスカートリッジに対する初期設定動作を途中で中断せざるを得ない場合がある。例えば、動作中にカバーが開けられた場合など、安全性の観点から中断せざるを得ない場合や、予期せぬタイミングで電源がOFFされてしまう場合などである。
一方、初期設定動作が中断すると、それに起因して種々の不具合が懸念され、これに対処するべく種々の提案がされている(特許文献1の実施形態2)。このものは、初期設定動作の段階ごとにフラグを設け、初期設定動作の進行に合わせてフラグを消去させることとしている。これにより、カバーオープンや或いは電源OFFされることで、初期設定動作が途中で中断しても、フラグを参照することで、初期設定動作がどの段階まで終了したかを確認出来る。従って、中断事由が解消した後には、進み具合に応じた段階から初期設定動作を再開することが可能となる。これにより、初期設定動作を無駄なく、完了させることが出来る。
特開2003−241590公報
そもそも、上述した初期設定動作はカートリッジの属性に応じて行われる。そのため、カートリッジの属性が複数ある場合には、初期設定動作の一環として、カートリッジの属性を判別する処理を行う必要がある。
ここで、カートリッジの属性を判別する処理としては、例えば、属性に応じたデータをカートリッジから検出する検出処理、並びに、検出結果に基づいて属性を判別する判別処理などが少なくとも必要とされるが、属性に応じたデータをカートリッジから検出している最中に、上述の中断がおきると、属性に応じた正しい検出結果を得ることが出来ない恐れがある。というのも、中断が再開されれば、再開後に取得されたデータに基づいて属性の判定が行われることになるが、これでは、再開前に取得されたデータ分が欠けてしまい、正しい検出結果を得ることが出来ず、従って、属性の判別を誤る場合がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、属性に応じたデータをカートリッジから検出している最中に中断が起きても、カートリッジの属性をより精度よく判定可能なカートリッジの判別装置、並びにそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、着色剤を収容するカートリッジと、前記カートリッジに設けられる可動部材と、前記可動部材を移動させる駆動手段と、前記駆動手段による前記可動部材の移動過程において、検出位置を通過する前記可動部材の有無を検出する検出手段と、前記移動過程において中断があった場合に、前記検出手段によって検出される中断前後の検出結果を連結する連結手段と、前記連結手段により連結された検出結果に基づいて前記カートリッジの属性を判別する判別手段と、からなる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記検出手段の検出結果を記憶する不揮発性の記憶手段を備え、前記連結手段は、前記中断前後の検出結果を連結する処理として、前記記憶手段から中断前の検出結果を読み出し、読み出された検出結果と中断後の検出結果と繋ぎ合せる処理を行うところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記検出位置が前記可動部材の移動領域中に設置され、前記検出手段は前記検出位置における可動部材の有無に応じた検出信号を出力する検出センサであり、前記連結手段は、前記検出信号に基づいて前記可動部材の通過回数及び通過時間の少なくともいずれか一方の検出結果を連結するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記移動過程において中断があった場合に、カーリッジの交換を禁止する旨の報知を行う報知手段を備えるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のものにおいて、検出結果からカートリッジの属性を特定できない場合に、ユーザによるカートリッジの属性選択を実行させる選択手段を備えるところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載されたカートリッジ判別装置と、前記カートリッジに収容された着色剤を用いて画像形成を行う画像形成手段と、を備える。
<請求項1、6の発明>
請求項1並びに請求項6の発明によれば、電源OFFなどの理由により駆動手段、ひいては可動部材の移動が停止して可動部材の検出が一時的に中断したとしても、このときには、連結手段が中断前後の検出結果を連結する。すなわち、中断前の検出結果が可動部材の特徴の特定に反映されるので、カートリッジの属性をより精度良く判定できる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、不揮発性の記憶手段を設け、そこに、検出結果を記憶させておくことにした。このような構成であれば、記憶手段からデータを読み出すといった簡単な処理で、中断前の検出結果を得ることが出来る。また、連結手段は連結する処理として、中断前後の検出結果を繋ぎ合せる処理を行う。中断前後の検出結果を繋ぎ合わせれば、中断の影響を排除した検出結果(言い換えると、中断がない場合の検出結果と同様の検出結果)を得ることが可能となるので、カートリッジの属性をより精度良く判定できる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、可動部材の属性を、検出位置を通過する通過回数、並びに通過時間の少なくともいずれか一方の要素に基づいて判別することとした。
<請求項4の発明>
請求項4の発明では、中断があった場合には、カートリッジの交換をしないように報知するようにした。ここで仮に、中断の最中にカートリッジが交換されてしまうと、2つのカートリッジに跨って一連の属性判別処理がされることとなり、交換後のカートリッジの属性を正しく判別することが出来ないが、本発明であれば、係る事態の発生を抑制できる。
<請求項5の発明>
検出結果からカートリッジを特定出来ない場合には、例えば、中断の最中にカートリッジが他のカートリッジに交換される場合など、カートリッジの属性判別中に予定してない事態が起きていると考えられる。従って、請求項5の発明では、係る場合に、カートリッジの属性をユーザに選択してもらう構成をとった。予定してない事態が起きている場合には、ユーザに属性を示してもらう方が、属性の判別に誤りが少ない。
<実施形態1>
本発明の実施形態1について図1ないし図15を参照しつつ説明する。
1.全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの斜視図である。図2は、レーザプリンタの側断面図である。図3は、レーザプリンタのプロセスカートリッジ18を取り外した状態の側断面図である。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、箱型の本体ケーシング2に、全体が覆われている。本体ケーシング2の上面壁は、排紙トレイ84とされている。すなわち、排紙トレイ84の奥壁となる部分には、排紙口84Aが開口しており、同排紙口84Aを通って、装置の奥側から前側に向かって画像形成後の用紙3が排出されるようになっている。また、本体ケーシング2の上面壁であって、排紙トレイ84の側方前端部には、操作パネルPが設置されている。操作パネルP上には、LCD表示部150とキースイッチ160が設けられており、LCD表示部150の表示内容を参照しつつ、キースイッチ160を押圧操作することで、各種条件設定を行うことが出来るようになっている。
次に、図2を参照して、レーザプリンタ1の内部構造を説明すると、本体ケーシング2内には、記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
本体ケーシング2において、一方側の側壁には、後述するプロセスカートリッジ18を着脱するための着脱口6が形成されており、その着脱口6を開閉するためのカバー7が設けられている。
このカバー7は、その下端部に挿通された図示しないカバー軸に回動自在に支持されており、着脱口6から、プロセスカートリッジ18を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
なお、以下では、このレーザプリンタ1およびプロセスカートリッジ18において、カバー7が設けられる側を「前側」とし、その反対側を「後側」とする。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に設置される給紙トレイ8と、給紙トレイ8の前端部に配置される各種のローラとを主体として構成される。各種ローラには、給紙ローラ9、ピックアップローラ11、ピンチローラ12と、レジストローラ13などがあり、更に、給紙ローラ9に対向して分離パッド10が設けられている。
給紙トレイ8の内部には、用紙3を積層状に載置可能な用紙押圧板14が備えられている。この用紙押圧板14は、後端部において揺動可能に支持されることによって、前端部が上下方向に移動可能にされている。
また、給紙トレイ8の前端部には、用紙押圧板14の前端部を上方に持ち上げるためのレバー15が設けられている。このレバー15は、用紙押圧板14の前側から下側へ回り込むように断面略L字状に形成されており、その上端部が、給紙トレイ8の前端部に設けられたレバー軸16に取り付けられ、その後端部が、用紙押圧板14の下面の前端部に当接している。これによって、レバー軸16に図中時計回りの回転駆動力が入力されると、レバー15がレバー軸16を支点として回転し、レバー15の後端部が用紙押圧板14の前端部を持ち上げる。
用紙押圧板14の前端部が持ち上げられると、用紙押圧板14上の最上位にある用紙3は、ピックアップローラ11に押圧され、そのピックアップローラ11の回転によって、給紙ローラ9と分離パッド10との間に向けて搬送開始される。
ピックアップローラ11によって給紙ローラ9と分離パッド10との間に向けて送り出された用紙3は、給紙ローラ9の回転によって、給紙ローラ9と分離パッド10との間に挟まれたときに、確実に1枚ごとに捌かれて給紙される。給紙された用紙3は、給紙ローラ9とピンチローラ12との間を通り、レジストローラ13に搬送される。
レジストローラ13は、互いに対向する1対のローラから構成され、用紙3を、レジスト後に、画像形成部5の転写位置P(感光ドラム28と転写ローラ30とが互いに接する位置)に向けて搬送する。
画像形成部5は、スキャナ部17、プロセスカートリッジ18、定着部19などを備えている。
スキャナ部17は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー20、fθレンズ21、反射鏡22、レンズ23および反射鏡24などを備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、図2の破線で示すように、ポリゴンミラー20で偏向されて、fθレンズ21を通過した後、反射鏡22によって光路が折り返され、さらにレンズ23を通過した後、反射鏡24によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ18の後述する感光ドラム28の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ18は、スキャナ部17の下方において、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着されている。このプロセスカートリッジ18は、ドラムカートリッジ25と、ドラムカートリッジ25に対して着脱可能に装着される現像カートリッジ26とを備えて構成されている。
ドラムカートリッジ25は、それぞれ前後方向に延び、その前後方向に直交する方向(以下、単に「幅方向」という。)において互いに対向配置された1対の側板27間において、前側に、現像カートリッジ26が装着され、後側に、感光ドラム28、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ30およびクリーニングブラシ31を備えている。
感光ドラム28は、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成される円筒形状のドラム本体32と、このドラム本体32の軸心において、ドラム本体32の長手方向に沿って延びる金属製のドラム軸33とを備えている。
このスコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム28の表面を一様に正極性に帯電させる機能を担っている。
転写ローラ30は、感光ドラム28と上下方向において下側から対向して接触し、感光ドラム28との間にニップを形成するように配置されている。転写ローラ30には、転写時に転写バイアスが印加される。
クリーニングブラシ31は、感光ドラム28の後方において、ブラシの先端が感光ドラム28のドラム本体32の表面に接触する状態で配置されている。
現像カートリッジ26は、筐体36と、この筐体36内に設けられる、供給ローラ37、現像ローラ38および層厚規制ブレード39を備えている。
筐体36内には、その上面から下方に向かって突出する仕切板40が幅方向に延びて設けられており、その仕切板40よりも前方の内部空間がトナー(着色剤)が収容されるトナー収容室41とされ、仕切板40よりも後方の内部空間が現像室42とされている。トナー収容室41内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。
また、トナー収容室41内には、このトナー収容室41内のトナーを撹拌するためのアジテータ43(攪拌部材)が設けられている。アジテータ43は、アジテータ回転軸44を支点として回転されることによって、トナー収容室41内のトナーを撹拌して、仕切板40の下方のトナー放出口45から現像室42に向けてトナーを放出する。
供給ローラ37は、金属製の供給ローラ軸46と、その供給ローラ軸46の周りを被覆する、導電性の発泡材料からなるスポンジローラ47とを備えている。
現像ローラ38は、その表面の一部が筐体36から後方に突出して露出するように配置される。この現像ローラ38は、金属製の現像ローラ38のローラ軸48と、その現像ローラ38のローラ軸48の周りを被覆する、導電性のゴム材料からなるゴムローラ49とを備えている。
層厚規制ブレード39は、金属の板ばね材からなり、その先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧ゴム部材50を備えている。
一方、感光ドラム28の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナ部17からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次に、感光ドラム28と転写ローラ30とが、それらの間で用紙3を挟持して搬送するように回転駆動され、感光ドラム28と転写ローラ30との間を用紙3が搬送されることにより、感光ドラム28の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
定着部19は、幅方向に延びる定着フレーム51と、この定着フレーム51に回転自在に支持され、上下方向に対向配置される加熱ローラ52および押圧ローラ53とを備えている。
加熱ローラ52は、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されており、加熱ローラ52の表面が定着温度に加熱される。
押圧ローラ53は、金属製の押圧ローラ軸80と、この押圧ローラ軸80の周りを被覆する、ゴム材料からなるゴムローラ81とを備えている。
定着部19では、図2に示すように、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ52と押圧ローラ53との間を通過する間に熱定着させる。トナーが定着した用紙3は、本体ケーシング2の上面に向かって上下方向に延びた排紙パス82に搬送される。排紙パス82に搬送された用紙3は、その上端に設けられる排紙ローラ83によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ84上に排紙される。
2.電気的構成
次に、本実施形態に係るレーザプリンタ1の電気的構成について説明する。図4は、レーザプリンタ1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。レーザプリンタ1は、図4に示すように、CPU91、ROM92、RAM93、ネットワークI/F94、制御部95によって、各構成要素を制御する制御装置90が構成されており、さらに、制御部95と接続される形態にて、メインモータ96、スキャナモータ97、画像形成部5、表示・操作部Pなどが設けられている。
CPU91は、制御部95を介して各構成要素を制御して一連の画像形成処理を実行する装置全体の統括機能と、次述する検出装置100から出力される検出信号Srに基づいて現像カートリッジ26の属性を判別する属性判別機能を担っている。
本実施形態のレーザプリンタ1には、新品の状態において、ハイキャパシティ(収容されているトナー量が多い)、スタンダード(収容されているトナー量が普通)、ローキャパシティ(収容されているトナー量が少ない)の3種の現像カートリッジ26が交換部品として用意されている。良好な画像品質を保つには、カートリッジの属性に合わせて、トナーライフエンド(摩耗劣化によるトナー寿命到達)までの印刷枚数や、現像ローラ38に印加するバイアス電圧など、各種の条件設定を変えてやることが望ましい。
そこで、現像カートリッジ26の交換が行われると、まず、交換により取り付けられたカートリッジが、ハイキャパシティ、スタンダード、ローキャパシティのどの属性かを判別する処理が行われるようになっている。
尚、図4における符号98はNVRAM(Non Volatile RAM,不揮発メモリ)、符号C1〜C3はカウンタである。これらNVRAM98並びにカウンタC1〜C3はいずれも、カートリッジの属性判別処理において使用されるものである。
3.カートリッジの属性判別
カートリッジの属性判別について、具体的に説明すると、現像カートリッジ26には属性に対応して、それぞれ専用に属性判別ギヤ70S,70L,70Hが設けられている(図5参照)。具体的には、属性判別ギヤ70Sがスタンダートに、属性判別ギヤ70Lがローキャパシティに、判別ギヤ70Hがハイキャパシティに対応している。
さて、3種の属性判別ギヤ70S,70L,70Hであるが、まず、これらの基本形状について説明すると、図5に示すように、各属性判別ギヤ70はいずれも中央に軸孔72を設け、更に、外周には歯部71が形成されている。歯部71は、属性判別ギヤ70の全外周のうちの略半円部分(略180度の円弧状の部分)にのみ設けられている。この歯部71はアジテータ駆動ギヤ65の内歯65Aに噛み合わされるようになっている。
また、各属性判別ギヤ70S,70L,70Hには、それぞれ、突部(図5においてハッチングで示す部分)が形成されている。属性判別ギヤ70Lにおいては、突部74の個数は1個であり、その形状は軸孔79から外周の歯部71に向けて延びる形状をなす。
次に、属性判別ギヤ70Hにおいては、属性判別ギヤ70Lと同じ位置に突部74を設けている。そして、属性判別ギヤ70Hでは、突部74の設置位置から時計方向に約120度回転した位置に、別の突部76を設けている。すなわち、属性判別ギヤ70Hには突部が2つ設定されている。
続いて、属性判別ギヤ70Sにおいては、これに設けられる突部78は、属性判別ギヤ70S全体のほぼ半分を占める広さに形成されている。より具体的には、突部78は、属性判別ギヤ70Hの両突部74、76同士の間(隙間部分)を埋め合わせた形状となっている。
要するところ、属性判別ギヤ70Lと属性判別ギヤ70Hでは、突部の形状は同じであるが個数が異なっており、属性判別ギヤ70Sは、突部の形状そのものが異なっている。
上述した属性判別ギヤ70は、現像カートリッジ26の側面壁26A上に回転可能な状態で軸止されている。図6に示すように、現像カートリッジ26の側面壁26Aには、属性判別ギヤ70Hの他にも、入力ギヤ63、中間ギヤ64、アジテータ駆動ギヤ65などが設けられている。
これらギヤは互いに噛み合って、駆動系(本発明の「駆動手段の一例」)を構成しており、メインモータ96が回転すると、その駆動力が、入力ギヤ63、中間ギヤ64、アジテータ駆動ギヤ65を経て、属性判別ギヤ70に伝達される。これにより、図7に示すように、駆動判別ギヤ70が回転させるようになっている。
次に、本体ケーシングに設けられる検出装置100について説明する。
検出装置100は、図7に示すように、アクチュエータ110と、光センサ130から構成される。アクチュエータ110は基部111と、その両側に互いに逆向きに延びる一対のアーム113、115とから構成されている。係るアクチュエータ110は、本体ケーシング2の内壁面から突出する軸部2Bに基部111が軸支されており、軸部2Bを中心に回転できる。
アクチュエータ110の左側のアーム115は光センサ130と対をなすものである。光センサ130は投光素子と受光素子からなり、これら両素子により検出光軸を形成する。アーム115の先端部は遮光部116とされており、軸部2Bを中心とするアクチュエータ110の回転に伴って光センサ130の両素子間を進入して検出光軸を遮光したり、或いは退避して検出光軸を透過状態としたりする。
一方、右側のアーム113は、属性判別ギヤ70の突部74、76と対をなすものであり、以下に説明するように、装着後、属性判別ギヤ70がメインモータ96の駆動力を受けて回転すると、それに伴って、突部74、76がアーム113を図示下方に押し下げるようになっている。
また、アクチュエータ110には、付勢手段としてのコイルスプリング123と、回転方向に関する位置決め用のストッパ装置125が設けられている。属性判別ギヤ70がメインモータ96の駆動力を受けて回転する前の段階では、アーム113に対して属性判別ギヤ70の突部74が所定距離を空けて位置しており、アクチュエータ110は図7−Aに示すように、光センサ130の検出光軸を遮光する状態に姿勢が保持されるようになっている。
光センサ130からは検出光軸の遮光状況に応じて検出信号Srが出力されるが、本実施形態のものは、遮光状態に対応して光センサ130はOFF状態(検出信号Srの出力なし)となり、入光状態に対応して光センサ130はON状態(検出信号Srの出力あり)となる。
尚、属性判別ギヤ70S,70L,70Hが本発明の「可動部材の一例」であり、属性判別ギヤ70S,70L,70Hの突部74、76、78がアクチュエータ110の右側のアーム113を押す位置(図7−B或いは図7−Dの位置)が、本発明の「検出位置」に対応している。そして、光センサ130から出力される検出信号SrのON状態となる回数が、本発明の「通過回数」に対応しており、また、検出信号SrのON状態が持続している長さが、本発明の「通過時間」にそれぞれ対応している。
次に、現像カートリッジ交換後に、実行される一連の処理を説明する。尚、以下では、ハイキャパシティの現像カートリッジ26が交換により取り付けられたものとして説明を行う。
まず、現像カートリッジ26の交換作業はカバー7を開放させて行われ、交換作業が終了すると、作業者などによりカバー7が閉じられる。すると、図示しない検出手段によって、カバーの閉止が検出される。
カバー7の閉止が検出されると、これに続いて、CPU91は図8に示す制御フローに従ってメインモータ96を駆動させ、これと並行させて、現像カートリッジ26の属性判別処理を図11、図12の制御フローに従って開始させる。ここでは、便宜上、メインモータ96の駆動に関連する事項を先に説明し、属性判別処理については、その後、説明を行うものとする。
処理が開始されると、CPU91はメインモータ96に対して回転指示を与え、これに従って、メインモータ96が回転し始める(ステップ10、20)。すると、メインモータ96の駆動力が、入力ギヤ63、中間ギヤ64、アジテータ駆動ギヤ65並びに属性判別ギヤ70Hに伝達される。
一方、属性判別ギヤ70Hが回転を始めると、図7−Bに示すように、1つ目の突部74がアーム113の上面に突き当たって、アーム113を図示下方に押し込む。これにより、アクチュエータ110が軸部2Bを中心に回転し、その結果、遮光部116が両素子間から退避して光センサ130の検出光軸が遮光状態から入光状態に切り替わる。
これにより、入光状態が維持されている間は、光センサ130はON状態となり、Hレベルの検出信号Srが出力される。そして、出力された検出信号Srは制御部95に入力される。
メインモータ96は、CPU91から停止指令があるまでの間(具体的には、メインモータ96の駆動開始から3.0secが経過するまでの間:図9参照)は回転を続ける。これにより、属性判別ギヤ70Hが更に、回転する結果、1つの目の突部74がアーム113を通過し、アクチュエータ110は突部74による押圧を解かれる。これにより、アクチュエータ110はコイルスプリング123の付勢力により、元の姿勢に復帰する。
かくして、光センサ130の検出光軸が再び遮光状態(図7−C)となり、これと同時に、光センサ130はOFF状態となり、検出信号Srの出力が途絶えた状態になる。
その後は、属性判別ギヤ70Hが更に回転を続ける結果、今度は、2個目の突部76がアーム113の上面に突き当たって、アーム113を図示下方に押し込む。これにより、アクチュエータ110が軸部2Bを中心に回転し、その結果、遮光部116が両素子間から退避して、再び、入光状態(図7−D)となる。
これにより、光センサ130は再びON状態となって、入光状態が維持されている間は、Hレベルの検出信号Srが出力され、これが制御部95に入力される。
その後、アーム113を押していた2つ目の突部76がアーム113を通過することで、アクチュエータ110は突部76による押圧を解かれる。これにより、アクチュエータ110はコイルスプリング123の付勢力により、元の姿勢に、再び復帰する。すると、検出光軸が再び遮光状態となるので、光センサ130はOFF状態となって、検出信号Srが出力されない状態となる。
やがて、約半周回転してアジテータ駆動ギヤ65と属性判別ギヤ70との噛み合いが解除されると、属性判別ギヤ70Hの回転が停止する。
その後、メインモータ96の駆動開始から3.0secが経過すると、CPU91からモータ96の停止命令が発せられ、メインモータ96は停止する(ステップ30、ステップ40)。かくして、現像カートリッジ26の属性を特定するための処理(属性判別ギヤHを回転させるなど)が完了する。
図9には、メインモータ96の駆動波形とともに、光センサ130から出力される検出信号Srの波形を示してある。同図に示すように、ハイキャパシティの現像カートリッジ26が取り付けられている場合であれば、メインモータ96が回転する過程で、光センサ130からはON時間が0.35sec持続する検出信号Srが2回出力されることとなる。
一方、ローキャパシティの現像カートリッジ26が装着されている場合であれば、メインモータ96が回転する過程で、光センサ130からは、ON時間が0.35sec持続する検出信号Srが1度出力されることとなる。また、スタンダードの現像カートリッジ26が装着されている場合であれば、メインモータ96が回転する過程で、光センサ130からはON時間が1.38sec持続する検出信号Srが1度出力されることとなる。
検出信号SrのON時間は、属性判別ギヤ70S,70L,70Hに設けられる突部74、76、78の幅で決まるので、スタンダードの現像カートリッジ26では、上述のようにON時間が長くなる。また、検出信号SrのON回数(検出回数とも言う)は、属性判別ギヤ70S,70L,70Hに設けられる突部74、76、78の個数で決まるので、突部74、76を2つ設けているハイキャパシティの現像カートリッジ26では、上述のようにON回数が2回となる。
また、図9には、検出信号Srの出力パターンとして、ON状態が全くないものがある。これは、現像カートリッジ26として旧品(未使用状態、つまり新品の状態ではなく、使用途中のもの)が取り付けられた場合に対応している。
旧品であれば、新品の時に、属性判別動作が既に行われている。すなわち、属性判別ギヤ70はメインモータ96によって図7−Eに示す位置まで回転された状態にあって、アジテータ駆動ギヤ65に対する噛み合いが解かれた状態にある。
従って、属性判別するべくメインモータ96を回転させても、ギヤが噛み合った状態にないので、メインモータ96の駆動力が伝達されることがなく、属性判別ギヤ70は回転しない。そのため、メインモータ96の回転が行われたとしても、図7−Eに示す遮光姿勢にアクチュエータ110は維持される。従って、検出信号Srは出力されず、ON状態が全くない出力パターンになる。
さて、CPU91によるカートリッジの属性判別処理であるが、これは、図11、図12に示すフローチャート図に従って行われる。属性判別処理では、カウンタC1〜C3による計数処理(カウント)、並びにNVRAM98に対する記憶処理が行われる。これらカウンタC1〜C3、NVRAM98と、CPU91の関係について、図10を参照して説明する。
図10に示すように、NVRAM98には複数の記憶領域が設けられており、そこに、各種の情報を記憶させるようになっている。具体的に説明すると、記憶領域Aは、フラグFの記憶(不揮発記憶)に割り当てあられ、領域B1はRAM93の記憶領域に設けられたカウンタC1のカウント値を不揮発記憶する領域として割り当てられている。また、領域B2、B3は、それぞれRAM93の記憶領域に設けられたカウンタC2、C3のカウント値を不揮発記憶する領域として割り当てられている。
属性判別処理が開始される前の段階では、NVRAM98の各記憶領域A、B1〜B3には、フラグFあるいは、カウント値などの情報が何も記憶されていない状態にある。
CPU91による属性判別処理を、新品のハイキャパシティの現像カートリッジ26が装着された場合を例に挙げて、順に説明してゆく。まず、属性判別処理は、カバー7が閉じられたときや、電源ON時に実行される。そして、ステップ100では、NVRAM98の領域AにフラグFが記憶されているか、否かについて判定が行われる。具体的には、CPU91が領域Aの記憶内容を読み出して、フラグFの有無について確認する処理を行う。処理の開始時点では、フラグFは記憶されていないので、ここでは、No判定され、ステップ120に移行する。
ステップ120では、CPU91により、NVRAM98の領域AにフラグFを立てる(不揮発記憶させる)処理が実行される。このフラグFは、後述するステップ370の処理が行われるまでは、クリアされることがない。
ステップ130では、メインモータ96が回転しているか、否かを判定する処理が行われる。ここでは、メインモータ96は回転状態にあるので、Yes判定される。
それ以降は、光センサ130がON状態にあるか、それとも、OFF状態にあるのかで、異なる処理が行われる。図9に示す検出期間Tの開始時点toでは、光センサ130はON状態になるので、ステップ140でYes判定される結果、処理はステップ150に移行される。ステップ150では、CPU91の指令に基づいて、RAM93上のカウンタC3のカウント値がカウントアップされる。ここでは、カウント値が「0」から「1」にカウントアップされる。
カウント値が「0」から「1」にカウントアップされると、今度は、ステップ160の移行して、更新されたカウント値をNVRAM98の領域B3に記憶させる処理がCPU91によって実行される。この処理により、NVRAM98の記憶領域B3には、カウンタC3のカウント値として「1」が書き込まれる。
その後、処理はステップ130、ステップ140の判定処理を経て、ステップ150に移行される。そして、ステップ150では、RAM93上のカウンタC3のカウント値が、再び、カウントアップされる。ここでは、元のカウント値が「1」であるため、カウント値が「1」から「2」にカウントアップされることとなる。その後、ステップ160では、CPU91の指令により、NVRAM98の領域B3の記憶内容を更新されたカウント値に書き換える処理が行われる。ここでは、NVRAM98の記憶領域B3の記憶内容が、「1」から「2」に書き換えられる。
ステップ160の処理が完了すると、再び、ステップ130に戻るので、上述した処理が再度、行われることとなる。すなわち、光センサ130がON状態である間は、ステップ130→ステップ140→ステップ150→ステップ160→ステップ130の処理が繰り返される結果、カウンタC3のカウント値が「0」→「1」→「2」→「3」・・というようにカウントアップされてゆく。そして、カウント値が更新される度に、NVRAM98における領域Bの記憶内容が、更新後のカウント値を記憶するものに書き換えられる。つまり、RAM93上のカウンタCのカウント値と、NVRAM98における領域Bに記憶されるカウント値とが常に同等になるような処理が実行される。
やがて、光センサ130がOFF状態となり、ステップ140でNo判定されと、ステップ170に移行する。ステップ170と、これに続くステップ180〜ステップ220の処理では、前回の処理(ステップ130〜ステップ160までのループ処理)でカウントされたカウンタC3のカウント値に基づいて、光センサ130のON時間(ON状態の持続時間)を算出し、得られたON時間の長さに応じて、カウンタC1、或いはカウンタC2をカウントアップする処理が行われる。以下、各ステップを順に説明してゆく。
まず、ステップ170では、光センサ130のON時間が規定値以上であったか、否かについて判定が行われる。具体的には、CPU91は、カウンタC3のカウント値から光センサ130のON時間を算出する。例えば、カウント値が「4」であれば、「4」に対応する長さの時間(ここでは、0.35sec)が算出され、これを規定値と比較する処理を行う。規定値は300msec(0.30sec)に設定されているのに対して、図9に示すように、光センサ130のON時間は0.35secである。そのため、ステップ170の処理では、Yes判定され、ステップ180に移行される。
ステップ180では、光センサ130のON時間について、再び、判定処理を行う。ステップ180では判定の基準値が1.0secであり、算出されたON時間が基準値を上回っていれば、Yes判定され、下回っていれば、No判定される。図9のように、ローキャパシティおよびハイキャパシティの現像カートリッジ26ではON時間が0.35secとなるため、ステップ180の判定処理ではNo判定され、ステップ195に移行する。尚、スタンダードの現像カーリッジでは、ON時間が1.38secとなるので、ステップ180の判定処理を行ったときに、Yes判定され、ステップ190に移行する。
その後、ステップ190では、CPU91の指令により、RAM93上の検出回数用カウンタC1をカウントアップする処理が実行され、ステップ195では、CPU91の指令により、RAM93上の検出回数用カウンタC2をカウントアップする処理が実行される。具体的には、カウント値が「0」から「1」にカウントアップされる。ステップ190あるいはステップ195の処理が実行された後は、ステップ200に移行する。
ステップ200は、RAM93上の検出回数用カウンタC1、C2の各カウント値をNVRAM98に不揮発記憶する処理が行われる。具体的には、RAM93上の検出回数用カウンタC1のカウント値が、NVRAM98の領域B1に記憶され、RAM93上の検出回数用カウンタC2のカウント値が、NVRAM98の領域B2に記憶される。ここでは、カウンタC2のみカウントアップされているので、領域B1には、「0」が記憶され、領域B2に「1」が記憶される。
ステップ200の処理が完了すると、ステップ210で、RAM93上のON時間計測用のカウンタC3がリセット(カウント値がゼロに戻される)される。そして、ステップ220では、NVRAM98の領域B3の記憶内容がクリアされる。
その後、処理は、再び、ステップ130に移行される。光センサ130がOFF状態の間は、ステップ140→ステップ170→ステップ210→ステップ220→ステップ130→ステップ140の処理が繰り返し行われる。
尚、OFF状態が続いている場合に、ステップ170の処理でNo判定される理由は、OFF状態が続いていれば、ON時間計測用のカウンタC3のカウント値がゼロになっており、ステップ170で、判定処理を行ったときに、CPU91により光センサ130のON時間がゼロと判定されるからである。
そして、ハイキャパシティの現像カートリッジ26では、図9に示すように、検出期間Tの後半で再び、光センサ130がON状態となる。これにより、ステップ140でYes判定され、上述のループから抜ける。
それ以降は、先に述べたように、光センサ130のON状態が持続されている間は、ステップ130→ステップ140→ステップ150→ステップ160→ステップ130の処理が繰り返され、カウンタC3のカウント値が「0」→「1」→「2」→「3」・・というようにカウントアップされてゆく。
やがて、光センサ130がOFF状態となり、ステップ140でNo判定され、ステップ170に移行する。その後は、上述した内容と同じ要領で処理が行われ、光センサ130のON時間の長さに応じて、カウンタC1、或いはカウンタC2がカウントアップされる。その結果、ハイキャパシティの現像カートリッジ26の場合は、検出回数カウンタC2のカウント値が「1」から「2」にカウントアップされる。尚、ローキャパシティ、あるいはハイキャパシティの現像カートリッジ26の場合は、検出回数カウンタC1についてはカウントアップされることなく、カウント値は「0」のままとなる。
かくして、ハイキャパシティの現像カートリッジ26の場合は、図9に示す検出期間Tの終了時点においては、カウンタC1のカウント値は「0」となり、カウンタC2のカウント値は「2」となる。
その後、メインモータ96が停止すると(検出期間Tが経過すると)、ステップ130でNo判定され、ステップ240に移行する。ステップ240では、検出が途中で中断したか、否かについて判定が行なわれる。
ステップ240で中断なし(No判定)と判定されると、ステップ260からステップ340の処理を行うことで、現像カートリッジ26の属性が特定される。すなわち、CPU91は、カウンタC1、C2の両カウンタからそれぞれカウント値を読み出し、ステップ260〜ステップ290の判定処理を行う。尚、これらステップ260〜ステップ290の判定処理(CPU91による判定処理)により、本発明の判別手段の果たす処理機能が実現されている。
ここでは、カウンタC1のカウント値が「0」、カウンタC2のカウント値が「2」であるので、ステップ260でYes判定される。これにより、ステップ310に移行して、交換により新しく取り付けられた現像カートリッジ26の属性がハイキャパシティであると特定される。
ステップ310に続いて、ステップ350〜ステップ370が行われる。これにより、RAM93上のカウンタC1〜C3の値がリセットされるとともに、NVRAM98の領域A、B1〜B3に記憶された全記憶内容が全て消去される。かくして、一連の属性判別処理が完了する。
尚、ステップ260〜ステップ290でいずれも、No判定された場合には、ステップ300に移行して、現像カートリッジ26の属性が特定されることなく、エラー報知をしてステップ350〜ステップ370の処理に移行するようになっている。
さて、上述では検出期間T内に中断のない例を説明したが、今度は、検出期間T中にカバー7が開けられ、検出が中断した例を説明する。
尚、ここでは、中断状況を、以下の様に仮定する。
(i)新品のスタンダードの現像カートリッジ26が取り付けられ、属性判別処理を行っている最中で中断が行われたものとする。
(ii)中断は検出信号SrのON状態が持続している間(図14の時刻t1)に起こり、この時点ではカウンタC3のカウント値が「12」までカウントアップされていたものとする。
(iii)中断時点において、NVRAM98の領域AにはフラグFが記憶されたおり、また、領域B3には、カウント値として「12」が記憶されているものとする(図15参照)。
(iv)中断時点において、CPU91は、ステップ130→ステップ140→ステップ150→ステップ160→ステップ130の処理を繰り返す状態にあったものとする。
カバー7の開放によりメインモータ96が停止すると、ステップ130における判定処理を行ったときに、Yes判定される。これにより、処理はステップ240に移行される。
そして、ステップ240では、属性判別処理が中断した状態か、否かが判定される。具体的には、判定処理を行っている時刻tが、図14のto〜teの範囲内にあれば、Yes判定され、それ以外はNo判定される。ここでは、中断時刻t1のすぐ後に判定が行われ、判定時刻がto〜teの範囲内にあるのでYes判定される。
ステップ250ではCPU91によりRAM93上の各カウンタC1〜C3のカウント値が全てクリアされ、属性判別処理は一旦、終了する。
やがて、カバー7が閉じられるなどして、図14に示すt2のタイミングで、メインモータ96の駆動が再開されると、CPU91は、属性判別処理を再開する。すなわち、まず、ステップ100で、NVRAM98の領域AにフラグFが記憶されているかを判定する。上述のように、属性判別処理が中断された場合は、ステップ370の処理を行っていないため、NVRAM98の領域A中には、フラグFが格納されており、ここでは、Yes判定される。
これにより、処理はステップ110に移行する。ステップ110では、NVRAM98の領域B1〜B3に記憶されたカウント値を対応するRAM93上の各カウンタC1〜C3上にロードする処理がなされる。これにより、RAM93上のカウンタC1、カウンタC2のカウント値はいずれも「0」に設定される。これに対して、カウンタC3のカウント値は「12」に設定される。その後、処理はステップ130に移行される。
それ以降の処理は、先に述べた中断のない場合の処理と、基本的には同じであり、光センサ130がON状態にあれば、ステップ130→ステップ140→ステップ150→ステップ160→ステップ130の処理が繰り返される。
本例では、光センサ130がON状態で検出が中断されているので、再開後、図14に示すように、光センサ130はON状態となる。その結果、上記処理を繰り返す過程で、カウンタC3のカウント値が更新されてゆく。
ここで、再開後のカウントであるが、通常であれば、カウントは「0」→「1」→「2」・・・と「0」からカウントアップされるが、先にも述べたように、ステップ110の処理で、NVRAM98の領域B3に記憶されたカウント値をカウンタC3に読み出す処理が行われる。その結果、中断後、カウンタC3のカウント値は「12」からカウントが始まり、「13」→「14」→「15」・・・・・の要領でカウントアップされてゆく。
このように、中断が再開された場合には、NVRAM98の領域B3から中断前のカウント値をカウンタC3に読み出すことで、中断後においては、中断前のカウント値に上積みする形で光センサ130のON時間がカウントされる。
その後の処理は、中断がない場合と同じであり、光センサ130がON状態からOFF状態に変わると、光センサ130のON時間が算出され、得られたON時間の長さに応じて、カウンタC1、或いはカウンタC2をカウントアップする処理が行われる。ここでは、カウンタC1がカウントアップされ、カウンタC2についてはカウントアップされない。その後、メインモータ96が残る時間回転して停止すると、ステップ130でYes判定される。これにより、ステップ240〜ステップ290の判定処理が行われ、現像カートリッジ26の属性が判別される。
次に、効果を述べる。
本実施形態では、現像カートリッジ26の属性を、検出期間T中に出力される光センサ130の検出信号Srに基づいて判別している。中断に拘わらず、現像カートリッジ26の属性を正しく判別するには、中断前の検出結果を、中断後に反映させる必要がある。本実施形態では、中断前の検出結果(カウンタC1〜C3のカウント値)をNVRAM98に記憶させてあり、これを、中断後にロードするようにしている。このような構成であれば、中断前の検出結果を中断後の検出結果に反映させることが可能となる。例えば、上述の例においては、図14に示されるように、中断後におけるカウンタC3のカウントアップ量は、「4」であるため、中断前の検出結果(すなわち、カウントアップ量「12」)を考慮しないと、同等のカウントアップ量となるローキャパシティの現像カートリッジ26と区別が出来なくなる。しかしながら、上述の構成で有れば、中断前の検出結果と中断後の検出結果とを繋ぎ合わせて判別を行うため、このような誤判別を避けることが可能となる。
また、本実施形態では、検出信号Srのうち、検出回数(ON回数)とON時間の2要素を属性の判別材料としている。そのため、現像カートリッジ26の属性を正しく判別するには、中断に拘わらず、これら2要素を正しく計測することが必要とされる。
ここで、光センサ130のON回数というのは、いわば、離散的な量であり、NVRAM98に対する記憶も比較的簡単に出来る。一方、光センサ130のON時間というのは、連続する量である。そのため、連続している期間中で中断が入ることもあり、対処が問題となる。この点、本実施形態では、中断の後、検出が再開された時には、各カウンタC1〜C3のカウント値を中断時点のカウント値に上積みさせる形でカウントを行う構成としてある。
このように上積みさせる形式でカウントをすれば、中断に拘わらず、連続する量、すなわち光センサ130のON時間(中断前後のON時間を合計した時間)を、カウンタC3で正確に計測することが可能となる。従って、中断に起因する現像カートリッジ26の属性判定の誤りを未然に回避できる。
また、本実施形態では、中断前のカウント値をNVRAM98に記憶させているが、これは、次のような場合にも有効である。例えば、検出の中断は電源OFFでも起きるが、カウンタC1〜C3はRAM93上に記憶されているため、電源OFFと共にカウンタC1〜C3のカウント値は全て消えてしまう。これでは、中断前の検出結果を中断後に反映させることが出来ないが、本実施形態のように不揮発性のNVRAM98にカウント値を記憶させておけば、電源が落とされた場合も、中断前の検出結果が消えてしまうことがなく、中断前の検出結果を中断後に反映させることが可能となる。
また、本実施形態では、検出回数(ON回数)とON時間の2要素の組み合わせパターンを現像カートリッジ26の属性に割り当てている(図13)。このような構成であれば、組み合わせパターンを増やすだけでより多くの属性を判別することも可能である。
尚、本発明の「前記連結手段(ここでは、CPU91)は、前記記憶手段(ここでは、NVRAM98)から中断前の検出結果(カウント値)を読み出し、読み出された検出結果(カウント値)と中断後の検出結果(カウント値)と繋ぎ合せる処理を行う」については、図11におけるステップ110の処理により実現されている。というのも、先にも述べたが、ステップ110で、NVRAM98から記憶された中断前の各カウント値を、対応するカウンタC1〜C3上にロードすることで、中断後においては、中断前のカウント値に上積みする形で各カウンタC1〜C3はカウントを行うからである。要するところ、この中断前のカウント値に上積みする形で各カウンタC1〜C3をカウントさせることが、本発明の「繋ぎ合わせる処理」に対応している。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図16ないし図20によって説明する。
実施形態2のものは、実施形態1のものに対して、属性判定処理を行っているときに、状況において様々な表示をする処理を追加した点が異なっている。他の処理並びに構成は実施形態1のものと同じなので、共通の処理・構成については説明を省略し、相違点のみ説明を行うものとする。
まず、1点目の相違点として、ステップ115の処理が新たに追加されている。ステップ115の処理では、カートリッジを中断前のものから交換しないように報知する処理がCPU91により実行される。具体的には、操作パネルPのLCD表示部150の表示制御を行って、図18に示すような警告表示を行う。尚、CPU91によるステップ115の処理により、本発明の報知手段の機能が実現されている。
ここで仮に、中断の最中に現像カートリッジ26が交換されてしまうと、2つのカートリッジに跨って一連の属性判別処理がされることとなり、交換後のカートリッジの属性を正しく判別することが出来ないが、上記のように警告を行うことで、係る事態を未然に回避できる。
次に、二つ目の相違点として、検出結果から現像カートリッジ26の属性を特定出来ない場合の対応として、ステップ300の後に、ステップ305並びに、ステップ307の処理を新たに追加している。
ステップ305ではユーザに属性選択の実行を促す報知がされる。具体的には、CPU91が操作パネルPのLCD表示部150の表示制御を行って、図19に示すようなメッセージをLCD表示部150上に表示させる。
係る表示がなされると、操作パネルPを介して操作することで、ハイキャパシティ、スタンダード、ローキャパシティ、旧品のいずれかをユーザが自ら選択できる。そして、いずれかが選択されると、ステップ307でYes判定されることとなる。
検出結果から現像カートリッジ26の属性を特定出来ない場合には、何らかの異常があると考えられる。このように、予定してない事態が起きている場合には、ユーザに属性を示してもらう方が属性の判別に誤りが少ない。尚、CPU91によるステップ305の処理により、本発明のカートリッジの属性選択を実行させる選択手段の機能が実現されている。
次に、三つ目の相違点として、CPU91による属性判別処理の実行段階で中断などの異常があった場合(ステップ100にてYes判定され、ステップ110およびステップ115を経由した場合)の対応として、ステップ345並びに、ステップ347の処理を新たに追加している。
ステップ345では、属性判別処理の過程で異常が生じていたか判定する処理が行われる。ここで、ステップ100にてYes判定され、ステップ110およびステップ115を経由した場合は、CPU91によりYes判定され、ステップ347の処理が実行される。ステップ347では、ユーザに属性判別結果の確認を促す報知がされる。具体的には、CPU91が操作パネルPのLCD表示部150の表示制御を行って、図20に示すようなメッセージをLCD表示部150上に表示させる。上段は、属性判別の結果、属性がハイキャパシティであると判別された場合の初回の表示である。もし、ここで、ユーザによってNoが選択されると、表示の内容が下段の内容に切り替わる。これにより、図19にて説明した態様と同様に、ユーザが自ら属性を選択出来る。
このように、属性判別処理の実行段階で中断などの異常があった場合に、ユーザに改めて確認を求めれば、確認の時点で属性の判別が万が一誤っていても、これを正すことが出来る。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態1、2では、単一色のレーザプリンタを例にとって説明したが、現像カートリッジ26を有する画像形成装置であれば適用可能であり、現像カートリッジを複数備えたカラーレーザープリンタ1への適用も可能である。
(2)上記実施形態では、中断前のカウント値に上積みする形で各カウンタC1〜C3をカウントさせ、これにより、中断前の検出結果を中断後の検出結果に反映させた。しかし、この他にも、中断後については独立してカウントを行い、カウントが一通り完了した後に、中断前にカウントされたカウント値と、中断後にカウントされたカウント値を加算するなどの処理をおこなって、中断前の検出結果を中断後の検出結果に反映させてもよい。
(3)上記実施形態では、現像カートリッジ26とドラムカートリッジ25とが分離する例を示したが、両カートリッジが一体形成されていてもよい。
実施形態1に係る画像形成装置の斜視図 プロセスカートリッジを装着した状態の画像形成装置の要部側断面図 プロセスカートリッジを取り外した状態の画像形成装置の要部側断面図 画像形成装置の電気的構成を示すブロック図 属性判別ギヤの側面図 現像カートリッジの側面図 検出装置による検出動作を示す図(初期状態) 検出装置による検出動作を示す図(1つ目の突部がアームを押した状態) 検出装置による検出動作を示す図(1つ目の突部がアームを通過した状態) 検出装置による検出動作を示す図(2つ目の突部がアームを押した状態) 検出装置による検出動作を示す図(2つ目の突部がアームを通過した状態) メインモータの制御手順を示すフローチャート図 検出信号Srの波形を示す図 NVRAM、CPU、カウンタの関係を示す図 属性判別処理の手順を示すフローチャート図 同じく、属性判別処理の手順を示すフローチャート図 現像カートリッジの属性と、カウンタC1、C2のカウント値の関係をまとめた図表 検出信号Srの波形を示す図(中断) 中断時にNVRAMに記憶されている記憶内容を示す図 実施形態2に適用された、属性判別処理の手順を示すフローチャート図 実施形態2に適用された、属性判別処理の手順を示すフローチャート図 LCD表示部に表示される表示内容を示す図 LCD表示部に表示される表示内容を示す図 LCD表示部に表示される表示内容を示す図
符号の説明
1…レーザプリンタ(本発明の「画像形成装置」の一例)
26…現像カートリッジ
70…属性判別ギヤ(本発明の「可動部材」の一例)
91…CPU(本発明の「連結手段」、「判別手段」の一例)
98…NVRAM(本発明の「記憶手段」の一例)
100…検出装置(本発明の「検出手段」の一例)
130…光センサ(本発明の「検出センサ」の一例)

Claims (6)

  1. 着色剤を収容するカートリッジと、
    前記カートリッジに設けられる可動部材と、
    前記可動部材を移動させる駆動手段と、
    前記駆動手段による前記可動部材の移動過程において、検出位置を通過する前記可動部材の有無を検出する検出手段と、
    前記移動過程において中断があった場合に、前記検出手段によって検出される中断前後の検出結果を連結する連結手段と、
    前記連結手段により連結された検出結果に基づいて前記カートリッジの属性を判別する判別手段と、からなるカートリッジ判別装置。
  2. 前記検出手段の検出結果を記憶する不揮発性の記憶手段を備え、
    前記連結手段は、前記中断前後の検出結果を連結する処理として、
    前記記憶手段から中断前の検出結果を読み出し、読み出された検出結果と中断後の検出結果と繋ぎ合せる処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ判別装置。
  3. 前記検出位置が前記可動部材の移動領域中に設置され、
    前記検出手段は前記検出位置における可動部材の有無に応じた検出信号を出力する検出センサであり、
    前記連結手段は、前記検出信号に基づいて前記可動部材の通過回数及び通過時間の少なくともいずれか一方の検出結果を連結することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカーリッジ判別装置。
  4. 前記移動過程において中断があった場合に、カーリッジの交換を禁止する旨の報知を行う報知手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカートリッジ判別装置。
  5. 検出結果からカートリッジの属性を特定できない場合に、ユーザによるカートリッジの属性選択を実行させる選択手段を備える請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のカートリッジ判別装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載されたカートリッジ判別装置と、前記カートリッジに収容された着色剤を用いて画像形成を行う画像形成手段と、を備える画像形成装置。
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