JP2008024273A - 車両の天井用ブラインドシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗用車の天窓用のブラインドにおいて、巻き取った状態における径を小さくする。
【解決手段】ブラインド101を巻き取るための巻き取り軸103を、回転しつつ軸方向に移動する構造とする。巻き取り軸103にブラインド101が巻き取られてゆく状態において、ブラインド101の縁部分に設けられた被ガイド部102aが巻き取り軸103に螺旋状に巻き取られるので、被ガイド部102aが上下に重ならず、巻き取り径の増大を抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車等の車両の天井部分に設けられた天窓用のブラインドに関する。
乗用車の天井に天窓を設けた構造が知られている。一般にこの天窓が設けられた天井は、パノラマルーフと呼ばれている。この天窓には、開閉式のブラインド(日除け)が配置され、日光が強い場合や眩しい場合に天窓から光が車内に入射しないようにされている。開閉式のブラインドとしては、板状のものを天井面に沿ってスライドさせるスライド式のものが一般的である。しかしながら、スライド式のブラインドは、それ自体の収納スペースを確保する必要があるので、天窓の開口率(天井の面積に対する天窓の面積の割合)が制限されるという問題がある。
天窓の開口率を大きくする工夫として、ブラインドを布地のような柔軟なものとし、それを巻き取り収納する構造が提案されている(例えば特許文献1を参照)。このような柔軟な材質で構成されるブランドは、弛みが問題となるので、何らかの方法で張りを持たせる必要がある。特許文献1には、ブラインドの幅方向の縁を補強構造にし、引き出し時にその補強部分を垂直方向に折り曲げて天井の両サイドに設けられたガイド部に係合させることで、幅方向の張りを確保する構成が記載されている。
特開2000−190733号公報(要約書)
特許文献1に記載されている構成は、幅方向の張りを確保することができるが、ブラインドの幅方向の縁部分が補強構造とされるので、その部分の厚みが厚くなる。そのため、巻き取った際に巻き径が大きくなる。また多層構造のブラインドを用いた場合、あるいは、開口率が大きい天窓を覆うブラインドの場合、ブラインドの巻き取り径が大きくなる。車両、特に乗用車は、天井高は低く、また天井構造の厚みが薄いので、ブラインドの巻き取り径が大きいと、ブラインドの収納部分付近の車体の形状がいびつになり意匠性が低下する。あるいは、車内空間が狭くなる。すなわち、図4(A)に示すように、巻き取った状態のブラインド501の巻き取り径が小さければ、ブラインドの収納部分付近における天井部分の表面形状502の意匠性への影響は小さい。しかしながら、この巻き取り径が大きくなると、図5(B)に示すように表面形状502を巻き取った状態のブラインド501の形状に合わせたものとしなければならずその意匠性が犠牲になる。ブラインドの巻き取り径は、極力小さいことが望まれる。この点において、特許文献1に記載の技術は不利となる。
そこで本発明は、車両の屋根部分に設けられた天窓部分に配置される巻き取り式のブラインド構造において、引き出した際にブラインドの幅方向に張りを与えることができ、且つ、巻き取った際の径を小さくすることができる構造を提供することを目的とする。
本発明の車両の天井用ブラインドシステムは、シート状のブラインドと、回転と同時にその軸方向に平行移動しつつブラインドを巻き取る巻き取り軸と、ブランドの幅方向の縁に設けられた被ガイド部と、被ガイド部に係合するガイド部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、巻き取り軸にブラインドを巻き取る際に、ブラインドの幅方向の縁が、螺旋状に巻き取られるので、同じ位置で重ならない。このため、巻き取った状態において被ガイド部が上下に重ならず、その部分で巻き取り径が増大してしまうことを抑えることができる。また、巻き取った際の重なりの悪影響が低減されるので、ガイド部に確実に係合する構造(つまり、厚みを許容し、確実な係合を優先した構造)とすることできる。そのため、ブラインドを引き出し展開した際にブラインドの幅方向における張りを確実に与えることができる。
上記の構成において、巻き取り軸は、縮径構造を備えることが望ましい。この態様によれば、巻き取り軸の被ガイド部が巻き取られる部分が、径が小さくなる縮径構造とされているので、ブラインドを巻き取った状態において、被ガイド部付近の重なりに起因する膨らみが抑えられる。このため、被ガイド部付近の巻き取り径の増大をさらに効果的に抑えることができる。縮径構造としては、径が端部にゆくに従って減少するテーパー形状または段差形状を挙げることができる。また、縮径構造として、端部に向かって一旦縮径し、その先で径がテーパー状または段差状に増大する構造を挙げることができる。また、これら縮径構造を組み合わせた構造とすることもできる。
本発明の車両の天井用ブラインドシステムの他の一つは、シート状のブラインドと、縮径構造を備え、ブラインドを巻き取る巻き取り軸と、ブランドの幅方向の縁に設けられ、巻き取り軸の縮径構造の部分に巻き取られる被ガイド部と、この被ガイド部に係合するガイド部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、巻き取り軸の縮径構造の部分に被ガイド部が巻き取られるので、ブラインドを巻き取り軸に巻き取った状態において、被ガイド部の部分が上下に重ならないようにすることができる。そして、被ガイド部が巻き取られた部分における巻き取り径が増大してしまうことを抑えることができる。
以上説明した発明において、ブラインドの引き出し方向と巻き取り軸の軸方向とが直交せず、巻き取り軸が少し傾いている構成とすることもできる。この態様によれば、ブラインドの幅方向の縁に設けたれた被ガイド部が、巻き取り軸に螺旋状に巻き取られるので、被ガイド部の上下の重なりによる巻き取り径の増大を抑えることができる。
本発明によれば、車両の屋根部分に設けられた天窓部分に配置される巻き取り式のブラインド構造において、巻き取り軸がブラインドの巻き取りと同時にその軸方向に移動することで、ブラインドの幅方向の縁に設けられた被ガイド部が上下に重ならないように巻き取りが行われる。そのため、引き出した際にブラインドの幅方向に張りを与えることができ、且つ、巻き取った際の径を小さくすることができる。また本発明によれば、巻き取り軸の被ガイド部が巻き取られる部分を縮径構造とすることで、被ガイド部が巻き取られた部分の巻き取り径が大きくならないようにすることができる。さらに、本発明を用いると、遮光性および遮熱性を高めるために、ブラインドに多層構造のブラインドを使用した場合、巻き取り径が大きくなることを抑えることができる。
(1) 第1の実施形態
(実施形態の構成)
図1は、本発明を利用した車両の天井用ブラインドシステムの一例を示す斜視図(A)、断面図(B)、側面図(C)および(D)である。ここでは、乗用車の天井部分に形成された天窓(図示省略)の室内側にブラインド101が展開可能とされ、必要に応じて天窓と室内との間の遮光を行うことができる構成の一例を説明する。
まず図1(A)には、ブラインド101が巻き取り軸103から引き出されて展開された状態が示されている。ブラインド101は、布地や樹脂製のシート、あるいはそれらを複合させた柔軟なシート状(膜状)の部材である。ブラインド101の幅方向の両縁には、断面が略円形の円筒形状の被ガイド部102aおよび102bが固定されている。被ガイド部102aおよび102bは、ブラインド101の縁を折り返し、その折り返し部分を樹脂材料の棒材に巻き付けた構造を有している。被ガイド部102aおよび102bは、ブランド101を巻き取り軸103に巻き取ることができる程度の柔軟性を有している。
図1(B)に被ガイド部102aがガイド部104aに係合しガイドされ、被ガイド部102bがガイド部104bに係合しガイドされた状態が示されている。ガイド部104aおよび104bは、断面が略円筒中空形状のガイド溝105aおよび105bを備えている。各ガイド溝にはスリット106aおよび106bが形成されており、そこからブランド101が外側に出ている。ガイド溝105a、105bの内部に、被ガイド部102a、102bが摺動可能な状態で緩く嵌ることで、両者の係合が行われる。ブラインド101を巻き取った状態から引き出す状態、あるいは巻き取りを行う状態において、被ガイド部102aがガイド溝105a内を摺動し、また同時に被ガイド部102bがガイド溝105b内を摺動する。
ブラインド101は、スリット106aおよび106bから引き出され、被ガイド部102aおよび102bは、それぞれガイド部104aおよび104b内に束縛されている。この束縛により、ブランド101に対して、その幅方向への張りが与えられる。つまり、ブラインド101を巻き取り軸103に巻き取られた状態から引き出し展開した際に、その幅方向への張りが与えられる。
図1(C)は、図1(A)の巻き取り軸103cの端部付近の詳細を示す側面図である。図1(C)には、巻き取り軸103にブラインド101をある程度巻き取った状態が示されている。なお、図1(C)には、巻き取り軸103にブラインド101が3重に巻き取られつつある状態の断面構造が概念的に示されているが、重ねる枚数は任意である。
図1(C)に示すように、巻き取り軸103の端部にネジ山108が形成されたボールネジ107が固定されている。ボールネジ107は、内側にネジ山108と対となる雌ネジ109が形成されたネジ受け部110に螺合している。ネジ受け部110は、支持部111に固定され、指示部111は、車体の天井部分112に固定されている。また、ボールネジ107の先端は、カップリング113を介して、巻き取りモータ114の回転軸114aに固定されている。
図1(D)は、巻き取りモータ114を回転軸114aの方向から見た側面図である。巻き取りモータ114は、台座115に固定されている。台座115の両側には、断面が凸形状の被ガイド部115aが設けられている。この被ガイド部115aは、ガイド溝を形成するガイド部116aに係合している。ガイド部116aは、ベース部116に固定され、ベース部116は、天井部分112に固定された支持部材117に固定されている。被ガイド部115aは、ガイド部116aに束縛された状態で巻き取り軸107の延長方向に摺動することができる。なお、図1(C)に示す端部の反対側の端部は、巻き取り軸103が回転自在で、且つ軸方向に移動自在な状態で天井部分112に支持されている。
ブラインド101としては、遮光性や遮熱性を重視した多層構造のものを採用することができる。図3は、多層構造のブラインドの断面構造を示す概念図である。図3の例において、ブラインド101は、室内側から表層101a、中間層101b、裏層101cと積層された構造を有している。表層101aは、車内側に露出するので、意匠性を重視した織布または不織布により構成される。中間層101bは、太陽光の熱を遮熱し、また防音性を確保するために塩化ビニル等のフィルム状の樹脂材料により構成される。裏層101cは、太陽光に直接曝されるので、太陽光が当たることによる劣化や寸法変化が少なく、また遮光および遮熱に優れた材料が選択される。具体的には、平織りで緻密な構造を有するクロスにより構成され、さらに太陽光に当たる面の反射率を高めるために、シルバーコーティングされた繊維を織り込んだものが選択される。積層は、3層を重ねた状態で縫製を行うことで行われている。ここでは、3層構造の例を示したが、層の数は、3層に限定されない。
(実施形態の動作)
まず、ブラインド101を引き出した状態から巻き取る場合の動作の例を説明する。ブラインド101が引き出され、展開された状態において、巻き取りモータ114が矢印118の向きに回転すると、ブラインド101の巻き取り軸103への巻き取りが開始される。巻き取り軸103が回転すると、ボールネジ107がネジ受け部110に対して相対的に回転する。この際、ネジ受け部110は、車体に対して固定されており、巻き取りモータ114は、ベース部116に対して摺動可能であるから、巻き取り軸103は回転しつつ、図1(C)の矢印119の方向に平行移動する。
この際、巻き取り軸103は回転しつつ、矢印119の方向に微動するので、被ガイド部102aは螺旋状に巻かれてゆき、上下に重ならない。巻き取られてゆく状態における被ガイド部102aのずれ具合は、巻き取り軸103の直径、ネジ山108や雌ネジ109のピッチの関係を設定することで調整することができる。また、同様な巻き取り状態は、ブラインド101の幅方向のもう一方の縁においても実現される。なお、この巻き取りの際、ブラインド101は、少し捩れるが、その程度は僅かであり、またブランドを布地等の柔軟性のある材料で構成することで、この捩れが問題にならないようにすることができる。
次に巻き取られた状態からブラインド101を引き出し展開する場合の動作の例を説明する。巻き取られた状態からの引き出しは、手動で行われる。この際、巻き取りモータ114は電源がOFFにされる。ブラインド101の引き出しが終わると、巻き取りモータ114が矢印118の方向に少し回転し、ブラインド101にその引き出し方向への張力を与える制御が行われる。
(実施形態の優位性)
上述した動作によれば、ブラインド103を巻き取った際に被ガイド部102aが重ならない(あるいは完全に重ならない)ので、巻き取り径の増大を抑えることができる。また、巻き取った状態において、被ガイド部102aおよび102bが上下に重ならないので、その径をガイド部104a、104bへの係合を確実に行える程度に太くすることができる。このため、展開状態におけるブラインド101の幅方向への張りを確実に与えることができる。
また、巻き取った際に被ガイド部102aの部分が重ならないので、図3に示すように遮光性や遮熱性を追究するためにブラインド101を多層構造とした場合であっても、ブラインド101の縁部分の巻き取り径の増大を抑えることができる。このため、ブランド101を多重構造とし、その遮光性や遮熱性を追究することができる。
(実施形態の変形)
被ガイド部102a、102bとそれと対になるガイド部104a、104bの構造は、多様な形状のものを考えることができる。この部分の構造で重要なのは、ブラインド101の幅方向の縁が、その引き出し/巻き取り方向に動くことが可能で、幅方向の引っ張りに対して拘束力が働くような構造とする点にある。したがって、このような機能が得られる構造であれば、特に限定されるものではない。また、巻き取り機構は、巻き取りモータ114を用いる構成を一例として説明したが、手動や弾性部材によるものであってもよい。例えば、巻き取りモータ114の代わりにバネ等を利用してブラインド101を巻き取る方向に付勢する機構を採用してもよい。この場合、ブラインド101の引き出しは、手動あるいは別途設けられたモータによって行い、巻き取りは、バネの付勢力によって行われる。また、巻き取り軸103のその軸方向への平行移動を実現する機構としてボールネジ107を用いる構造を例示したが、同様な動きを実現できるのであれば、それに限定されるものではない。
(2)第2の実施形態
本実施形態は、ブラインドの巻き取り軸の端部付近を縮径構造とした例である。図2は、巻き取り軸の端部付近を縮径構造とした例を示す概念図である。図2には、縮径構造を採用した巻き取り軸201に、幅方向の両縁に被ガイド部203を備えたブラインド200が巻き取られた状態が概念的に示されている。
図2(A)に示すのは、第1の実施形態における巻き取り軸の構造に本実施形態の縮径構造を適用した場合の例である。図2(A)に示す縮径構造は、巻き取り軸201の一端(図2の左方向の端部)において、径が漸次減少する先細り構造を有し、他端(図2の右方向の端部)において、端部に向かって一旦径が小さくなり、その先で漸次径が増大し、先端部分で元の径に戻る構造とされている。
図1に示す構成を採用したとしても、ブラインド101を巻き取った際に、被ガイド部102a(102b)の上下にブラインド101が重なるので、その厚みはブラインド101のみが重ねる部分に比較すれば、大きくなる。図2(A)に示す構成によれば、被ガイド部203が巻き取られる部分(符号202の部分)で、巻き取り軸201の径が、巻き取られつつ移動する軸方向に向かって漸次径が変化する縮径構造とされているので、ブラインド200が巻き取られた状態において、縮径部分で被ガイド部203が巻き取り軸の軸方向にずれて並ぶ。そのため、ブラインド200が巻き取られた状態において、符号202の部分の径の増大を抑えることができる。また、図2(A)に示す構造によれば、ブラインド200が巻き取られた状態において、ガイド部203の並びの状態が巻き取り軸201の両端において同じようになるので、巻き取り径を全体的に均一にすることができる。
図2(B)に示す縮径構造は、第1の実施形態における巻き取り軸の構造において、巻き取り軸201の両端に向かう方向に一旦径が小さくなり、その先で漸次径が増大し、先端部分で元の径に戻る構造とされている。図2(B)に示す構造も図2(A)に示す構造と同様の効果を得ることができる。
図2(C)に示すのは、第1の実施形態のような巻き取り軸を巻き取りながら平行移動させる工夫をせずに、巻き取り軸にブラインドを単に巻き取るだけの構成に巻き取り軸の縮径構造を採用した場合の例である。この例では、巻き取り軸201の両端部に向かって、径がテーパー状に減少する縮径構造とされている。この例によれば、図2(A)や(B)の場合に比較して符号202の部分の巻き取り径は増大するが、テーパー構造を採用しない場合に比較すれば、被ガイド部203が巻き取られる部分の巻き取り径の寸法を小さくすることができる。
(3)第3の実施形態
第1または第2の実施形態において、巻き取り軸をブラインドの巻き取り方向に対して、90°から僅かに傾けてもよい。すなわち、ブラインドの引き出し方向と巻き取り軸の軸方向とが直交した状態から少しずれた状態としてもよい。巻き取り軸を傾けることで、巻き取っていった際におけるブラインドの皺の発生を抑えることができる。巻き取り軸を傾ける角度は、1°〜2°程度の範囲とすることが望ましい。
本発明は、乗用車、バス、トラック等の車両の天窓に配置されるブラインドの開閉構造に利用することができる。
発明を利用した車両の天井用ブラインドシステムの一例を示す斜視図(A)、断面図(B)、側面図(C)および側面図(D)である。 巻き取り軸の端部を縮径構造とした例を示す概念図である。 多層構造のブランドの断面構造を示す概念図である。 従来技術におけるブラインドの収納箇所の断面構造を示す概念図である。
符号の説明
101…ブラインド、102a…被ガイド部、102b…被ガイド部、103…巻き取り軸、104a…ガイド部、104b…ガイド部、105a…ガイド溝、105b…ガイド溝、106a…スリット、106b…スリット、107…ボールネジ、108…ネジ山、109…雌ネジ、110…ネジ受け部、111…支持部、112…天井部分、113…カップリング、114…巻き取りモータ、114a…回転軸、115…台座、116…ベース部、116a…ガイド部、117…支持部材。

Claims (4)

  1. シート状のブラインドと、
    回転と同時にその軸方向に平行移動しつつ前記ブラインドを巻き取る巻き取り軸と、
    前記ブランドの幅方向の縁に設けられた被ガイド部と、
    前記被ガイド部に係合するガイド部と
    を備えることを特徴とする車両の天井用ブラインドシステム。
  2. 前記巻き取り軸は、縮径構造を有し、
    前記被ガイド部は、前記縮径構造の部分に巻き取られることを特徴とする請求項1に記載の車両の天井用ブラインドシステム。
  3. シート状のブラインドと、
    縮径構造を備え、前記ブラインドを巻き取る巻き取り軸と、
    前記ブランドの幅方向の縁に設けられ、前記縮径構造の部分に巻き取られる被ガイド部と、
    前記被ガイド部に係合するガイド部と
    を備えることを特徴とする車両の天井用ブラインドシステム。
  4. 前記ブラインドの引き出し方向と巻き取り軸の軸方向とが直交しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両の天井用ブラインドシステム。
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