JP2008062674A - サンシェード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラインドシートを収納部から引き出すための開口を必要な時以外は閉鎖して、内部に収納された機構が見えないようにする。
【解決手段】車両のウインドウWを覆うブラインドシート21を巻取るロールシェード部22が、ウインドウWの上縁部において、ルーフ2と内装パネル5の隙間に配設される。この隙間を塞ぐためのカバー部60を、内装パネル5のウインドウW側の端部にヒンジ61により回動自在に取り付ける。ヒンジ61に取り付けたねじりバネ62によりカバー部60は閉方向に常時付勢される。ブラインドシート21の自由端に連動するスライダー35がカバー部60のカム面63aまたはラウンド面63bを押圧すると、ねじりバネ62の付勢力に逆らってカバー部60がスムーズに開作動する。カム面63aは凸面とされ、スライダー35の凹部35cがカム面63aに嵌合する。
【選択図】図11

Description

本発明はサンシェード装置に係り、特に車両のウインドウを覆って日差しを遮るためのサンシェード装置に関する。
炎天下で自動車を駐車中、太陽光が車室内に差し込むと車内の温度が上昇してしまい、再び乗車するときに非常に暑く不快である。このような状態でエアコンを作動させても最初は暖かい風が吹きだして来るため不快感が高まるだけでなく、車内温度を下げるのに時間が掛かってしまっていた。また急激に温度を下げようとすると、エアコンからの噴出量を大きくする必要があり、大量のエネルギーが必要であった。
このような不都合を解消するために、車両内への組込式のウインドウシェード装置(サンシェード装置)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のウインドウシェード装置は、後部窓ガラス(ウインドウ)を覆うことにより太陽光を遮蔽するウインドウシェードシート(ブラインドシート)を、後部シートの背面から後部窓ガラスの下端にかけての部分(リアパッケージトレイ)の内部に格納することができるものであり、このウインドウシェードシートを、リアパッケージトレイに形成されたスリット状の開口を通って展張・格納するものである。
このウインドウシェード装置では、ウインドウシェードシートの基端部が固定された巻取りシャフトがリアパッケージトレイの内部に収納されており、巻取りシャフトは、その内部に内蔵されたばねモータにより巻取り方向に付勢されている。
ウインドウシェードシートの先端部(自由端)は引出ロッド装置のガイド部に結合されており、ガイド部の両端は、後部窓ガラスの両側のピラー内部に配設された可撓性のケーブル状の作動部材の先端に連結されている。作動部材の他端側は、リアパッケージトレイの内部において駆動モータの出力ギヤと噛合しており、この出力ギヤの正逆回転に基づいて、作動部材の先端がガイドレール内を進退動する。
ガイド部は、作動部材の進退動に基づいてリアパッケージトレイから後部窓ガラスの上端位置まで移動し、これによりウインドウシェードシートが収納・展張される。ウインドウシェードシートが通過するスリット状の開口には蓋(開口カバー)が設けられており、この蓋は、ウインドウシェードシートが通過中は開放位置に付勢されているが、ウインドウシェードシートの先端部がガイド部と共にリアパッケージトレイの内部に収納されると閉鎖状態となる。
このように特許文献1に記載のウインドウシェード装置は、ウインドウシェードシートをリアパッケージトレイ内に収納することができる。そして、ウインドウシェードシートの収納時には収納部(リアパッケージトレイの内部)の開口を蓋で閉鎖することができ、また、ウインドウシェードシートの展張時には蓋を開放方向に付勢して全開状態にしておくことができる。
特開2004−136881号公報(第4−7頁、図3−6)
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、ウインドウシェードシートがリアパッケージトレイ外に展張中となっているときに、スリット状の開口の蓋が常時全開状態となっているので、展張中には開口から内部に配置された機構部が常時見えてしまい、見栄えが悪いという問題点があった。また、収納時に蓋が閉じるときには全開位置から閉じるため、蓋による挟み込みが発生するという問題点があった。
また、開口が全開状態となっていると、展張時にウインドウシェードシートがたるんだりしわが発生することがあるが、特許文献1の構成では、このようなたるみの発生を防止するための提案はなされていなかった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、ブラインドシートを収納部から引き出すための開口を必要な時以外はカバーで完全に塞ぐことができると共に、ブラインドシートを展張する時も開口から内部が見えないようにして、サンシェード装置の見栄えを向上することにある。
また、本発明の他の目的は、カバーによる挟み込みの発生を防止することにある。
また、本発明の他の目的は、展開時のブラインドシートのたるみやしわを防止可能として見栄えを向上させることにある。
前記課題は、本発明のサンシェード装置によれば、車両のウインドウを覆うブラインドシートと、該ブラインドシートを巻取るロールシェード部と、を備え、該ロールシェード部が前記ウインドウの縁部に沿って設けられた収納部に収納されると共に、前記ブラインドシートが前記収納部に形成された開口から前記ウインドウ側に引き出されるサンシェード装置であって、前記開口を閉塞可能なカバー材と、該カバー材を閉方向に付勢する付勢部材と、前記ブラインドシートの自由端部の位置に連動して作動する作動部材と、を備え、前記カバー材は、前記作動部材の作動に基づいて、前記付勢部材の付勢力に逆らって開作動されることにより解決される。
このように本発明では、ブラインドシートを巻取るロールシェード部が、ウインドウの縁部に沿って設けられた収納部に収納され、収納部からブラインドシートを引き出す開口がカバー材により開閉される。そして、カバー材は閉方向に付勢されており、ブラインドシートの自由端部の位置に連動して作動部材により開作動される。
このように、ブラインドシートを引き出すための開口が、常時は閉方向に付勢されたカバー材により閉塞されるが、ブラインドシートの自由端部の位置に連動して作動部材により開作動されるようになっていれば、カバー材を常時閉まる側に位置させて必要な時のみ開作動することができる。従って、ロールシェード部や収納部内にある他の機構が開口から乗員に見えないようにすることができ、見栄えが向上される。また、不必要な時にカバー材が開かないので、乗員のヘッドクリアランスを確保することができる。
また、本発明において、前記作動部材は前記収納部の内側から前記カバー材に当接可能に形成されると共に、前記ブラインドシートの自由端部に連動して前記開口を通過可能に形成することができる。このように、作動部材がブラインドシートの自由端部に連動して開口から引き出されるようにすれば、作動部材が収納部の内側から前記カバー材に当接して、カバー材を外側に押圧移動させることにより開作動させることができる。
また、本発明において、前記カバー材は、一端側が前記開口の縁部に回動自在に連結されると共に他端側が自由端とされ、前記他端側には、前記作動部材が当接される位置にカム面が形成され、前記作動部材の作動に基づいて前記カム面が前記ウインドウ側に押圧されることにより、前記カバー材の他端側が前記ウインドウ側に回動されて前記開口が開放されるように構成することができる。
このように、カバー材が一端を回動自在に支持されて揺動部材となっていれば、自由端側を押圧するだけで容易に揺動させて開作動させることができる。また、カバー材の自由端側にカム面が設けられているので、作動部材がこのカム面を押圧移動させてカバー材をスムーズに開作動させることができる。
また、本発明において、前記作動部材は、より具体的には、前記ブラインドシートの自由端部の両端部に配設されたスライダーからなり、該スライダーは前記ウインドウの縁部に沿って配設されたガイドレールに案内されて前記開口を通過し、前記カム面は、前記スライダーの位置に対応して前記カバー材の両端部に形成されるように構成することができる。このように、スライダーをカバー材を開閉するための作動部材とすれば、既存の部材を利用してカバー材を開閉することができるので、構成が複雑にならず、好適である。
また、本発明において、前記作動部材は、より具体的には、前記ブラインドシートの自由端部に沿って取付けられたシャフト部からなり、該シャフト部の両端部には、前記ウインドウの縁部に沿って配設されたガイドレールに案内されるスライダーが取り付けられ、前記カム面は、前記シャフト部の位置に対応して前記カバー材の両端部を除く部位に形成されるように構成することができる。このように、シャフト部をカバー材を開閉するための作動部材とすれば、既存の部材を利用してカバー材を開閉することができるので、構成が複雑にならず、好適である。
また、本発明において、前記カム面は凸面とされ、前記作動部材には、前記カバー材が閉塞位置にあるときに前記凸面に嵌合可能な凹面が形成されていると好適である。このように、カバー材が閉塞位置にあるときにカム面と作動部材が凸面と凹面とで嵌合されるようにすれば、閉塞時にはカバー材で作動部材を押さえておくことができる。
また、本発明において、前記ロールシェード部が前記ウインドウの上縁部に沿って取り付けられた構成とすることができる。本発明では、カバー材が常時閉方向に付勢されているので、ウインドウの上縁部に配設されてもカバー材が開きっぱなしにならない。よって、乗員のヘッドクリアランスを変えることがなく、車両への搭載性が良好となる。また、カバー材が開きっぱなしにならないので挟み込みの発生の可能性も少ない。
また、本発明において、前記作動部材が前記開口よりも前記ウインドウ側の位置にある状態において、前記カバー材が、前記開口を通過して展張されている前記ブラインドシートを前記付勢部材の付勢力に基づいて押圧可能な位置まで閉作動されたことにより、前記ブラインドシートが、前記付勢力に釣り合う張力で展張されてなるように構成することができる。
このようにすれば、ブラインドシートの自由端部に連動して作動部材が開口からウインドウ側に引き出された状態では、カバー材は、作動部材に当接していないため付勢部材の付勢力に基づいて閉方向に回動され、ブラインドシートに当たった状態となる。そして、付勢力によりブラインドシートを押圧した結果、ブラインドシートが付勢力に釣り合う張力で展張された状態となる。よって、サンシェード展開時にブラインドシートの生地の押さえになって生地をガイドすることができる。また、展開時のブラインドシートに張力を与えてたるみやしわをなくすことができる。
また、本発明において、前記収納部は車両のルーフパネルとその下方に配設された内装パネルの間に設けられ、前記開口は前記ルーフパネルの前記ウインドウ側の端部と前記内装パネルの前記ウインドウ側の端部の隙間からなり、前記カバー材は、前記内装パネルの前記ウインドウ側の端部に軸着された構成とすることができる。
このように、収納部をルーフパネルと内装パネルの隙間とすれば、収納部が車室内に突出しないので、外観意匠性が良好であり、また、乗員のヘッドクリアランスを変えることがない。
本発明によれば、以下の効果を有する。
○ ブラインドシートを引き出す開口を、カバー材によって常時は閉塞し、必要な時のみカバー材を開作動させて開放することにより、ロールシェード部等の機構が開口から乗員に見えないようにすることができるので、見栄えが向上される。また、カバー材が開きっぱなしにならないので、乗員のヘッドクリアランスを変えることがなく、挟み込みの可能性も少ない。
○ カバー材の自由端側にカム面が設けられているので、作動部材がこのカム面を押圧移動させてカバー材をスムーズに開作動させることができる。また、カム面と作動部材を凸面と凹面にして互いに嵌合されるようにすれば、閉塞時にはカバー材で作動部材を押さえておくことができる。
○ 展張中もカバー材を常時閉方向に付勢しているため、展張中にカバー材が閉作動してブラインドシートを押圧する。これにより、ブラインドシートが付勢力に釣り合う張力で展張された状態となる。よって、カバー材がブラインドシートの生地の押さえになり、ブラインドシートのたるみやしわをなくすことができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1〜図17は本発明の一実施形態に係るサンシェード装置に関するものであり、図1はサンシェード装置の斜視図、図2はカバー部を省略したサンシェード装置を下側から見た斜視図、図3は駆動部の説明図、図4はスライダーの斜視図、図5はスライドシャフト及びガイドパイプの説明図、図6〜図8はロールシェード部の説明図、図9〜図10はカバー部及びその周辺の平面構成を示す説明図、図11〜図15はカバー部及びその周辺の断面図、図16はサンシェード装置の電気的構成を示すブロック図、図17はサンシェード装置の動作説明図である。また、図18〜図20は改変例のカバー部及びその周辺の断面図である。
以下に、本発明のサンシェード装置S(以下「装置S」という)を車両1のフロントウインドウW(以下「ウインドウW」という)に適用した一実施形態を示す。
図1に装置Sの上方から見た斜視図、図2に車両1に組み込んだ装置Sの下方から見た斜視図を示す。装置Sは、ルーフ2の下部に配設された駆動部10と、ウインドウWの室内側の上縁部に沿って配設されたロールシェード機構部20と、ウインドウWの左右の縁部に沿って配設されたガイド部30と、ロールシェード機構部20を覆うカバー部60と、を主要構成要素としている。
図1及び図2では、ブラインドシート21を展張した状態を示している。ロールシェード機構部20は、ウインドウWを覆うブラインドシート21を巻き取るように構成されている。また、ガイド部30は、ブラインドシート21の左右両端部を左右のフロントピラー3に沿って案内するように構成されている。ガイド部30は、車両1のフロントピラー3に沿って配設されたガイドレール31と、ガイドレール31の上端部に連結されたケーブルパイプ32とを有する。
図3に示すように駆動部10はモータ装置11とモータ固定部材12とを備えている。モータ装置11はモータ部,減速機構部を備え、モータ固定部材12に固定されている。モータ固定部材12はルーフ2に固定されている(図2参照)。モータ部には、DCモータ,ブラシレスモータ,超音波モータ等の各種のモータを適用することが可能である。
ガイド部30は、図2,図3等に示すように左右のフロントピラー3に沿って配設された一対のガイドレール31、各ガイドレール31の上端部にそれぞれ連結されたケーブルパイプ32(32a,32b)、ガイドレール31及びケーブルパイプ32内に挿入されてこれらの中を移動可能な伝達部材としてのスパイラルケーブル34、スパイラルケーブル34の一端部に固定されたスライダー35、ケーブルパイプ32を保持するケーブルパイプホルダ33等を備えて構成されている。
ケーブルパイプホルダ33はモータ装置11とルーフ2との間に配設されており、図3に示すように、ケーブルパイプホルダ33はルーフ2の下部において並行して配設された円管状の2組のケーブルパイプ32a,32bを保持する。このように並行して配設された各々のケーブルパイプ32a,32bは、ケーブルパイプホルダ33の内部では長さ方向に一部が切断されたような構成となっており、その切断部分にはスパイラルケーブル34が露出している。
モータ装置11には上方に突出するように出力歯車11aが設けられており、出力歯車11aは前述のケーブルパイプホルダ33内で露出したスパイラルケーブル34と噛合するように取付けられている。後述するようにモータ装置11が作動すると出力歯車11aが正逆いずれかに回転し、これに伴い各スパイラルケーブル34はケーブルパイプ32a,32b内を左右反対方向へ移動するように構成されている。
ケーブルパイプ32a,32bはルーフ2の中央付近では上述のように並行して配設されているが、図1,図2に示すようにルーフ2の両外側付近では上下に交差するように曲げ加工が施されている。車体前方を向いてケーブルパイプホルダ33から左側に延びるケーブルパイプ32aは、その端部が左側のフロントピラー3に沿って配設されたガイドレール31とウインドウWの上端部付近で連結されており、途中、後述するロールシェード部22と干渉しないように曲げられている。ケーブルパイプホルダ33から右側に延びるケーブルパイプ32aは、ルーフ2の右端部付近でルーフ2に沿って後方へ折り曲げられている。
また、ケーブルパイプホルダ33から左側に延びるケーブルパイプ32bは、ルーフ2の左端部付近でルーフ2に沿って後方へ折り曲げられている。ケーブルパイプホルダ33から右側に延びるケーブルパイプ32bは、その端部が右側のフロントピラー3に沿って配設されたガイドレール31とウインドウWの上端部付近で連結されており、途中、ロールシェード部22と干渉しないように曲げられている。
ガイドレール31は各フロントピラー3に沿って配設され、ウインドウWの内側上端部付近で各ケーブルパイプ32に連結されている。ウインドウWは下側ほど幅広の台形状に形成されているため、2本のガイドレール31の間隔は下側ほど広がっている。図5に示すように、本例のガイドレール31には長手方向に2段のレール溝が並設されている。一方のレール溝はスライダー35を摺動可能に保持するものであり、他方のレール溝はブラインドシート21の両側部に沿って設けられた可撓性を有する係合部21a(図4参照)を摺動可能に保持するものである。これらのレール溝は、ウインドウWの中央側に開口するように断面略C字形状に形成されている。
図4に示すようにスパイラルケーブル34の端部にはスライダー35が連結されており、このスライダー35は、断面略円形状のスライド部35aと、スライド部35aと一体に形成されたシャフト取付部35bと、を備えて形成されている。スライダー35には、スパイラルケーブル34が取り付けられた側と反対の側の端部に凹部35cが形成されている。この凹部35cは、収納状態でカバー部60のカム面63a(図9参照)に対応する位置に形成されており、本例では、スライド部35bの端部に形成されている。なお、このスライダー35が本発明の作動部材に相当する。
シャフト取付部35bには、後述するスライドシャフト28の外側端部が連結され、スライド部35aはガイドレール31のレール溝に摺動自在に保持される(図5参照)。
スライダー35がガイドレール31を摺動すると、ブラインドシート21の係合部21aもガイドレール31を摺動する。ブラインドシート21は、両側辺がガイドレール31に保持されるので、後述するようにガイドレール31と両側辺との間に隙間を生じることなく展開される。
スパイラルケーブル34は、図4に示すようにコイル状のケーブルとこのケーブル内に挿入,固定されたフレキシブルケーブルによって構成され可撓性を有する。したがって、スパイラルケーブル34は駆動部10によって駆動されると、曲げ加工されたケーブルパイプ32の曲げに追随してケーブルパイプ32の内部を移動することができる。
上述のように駆動部10及びガイド部30が構成されているので、モータ装置11の正逆方向の回転によって、スパイラルケーブル34がケーブルパイプ32及びガイドレール31内を案内され、スパイラルケーブル34の端部に固定されたスライダー35がガイドレール31の上端部から下端部の間を移動する。これに伴い、スライドシャフト28がウインドウWの上端部付近から下端部付近の間を移動する。
また、本例ではモータ装置11の出力歯車11aとスパイラルケーブル34とが噛合しており、モータ装置11が作動して出力歯車11aが回動することによりスパイラルケーブル34を送り出して、その先端部に固定されたスライダー35を上下動させるように構成されているが、これに限らず、先端部にスライダー35が固定された可撓性の線状部材をスパイラルケーブル34の代わりに使用し、可撓性の線状部材にラックを形成すると共に、出力歯車11aをピニオンとしてラック・ピニオン方式により可撓性の線状部材を送り出すように構成してもよい。また、モータでワイヤを巻き取ることによってスライダー35を展張方向へ引っ張るように構成してもよい。
また、スパイラルケーブル34を用いる代わりに、ボールねじを用いても良い。この場合、出力歯車11aの回転出力を、伝達部材としてのねじ軸に伝達するように構成することができる。このように構成すれば、出力歯車11aの回動によってねじ軸が回動し、スライダー35としてのボールねじナットが、ガイドレール31に沿って移動可能となる。
次に、本例のロールシェード機構部20について説明する。本例のロールシェード機構部20は、図1等に示すように、ロールシェード部22と、ロールシェード部22の両端部に配設されてロールシェード部22を支持するロールシェード保持部26と、ロールシェード部22に基端部が固着されたシート状のブラインドシート21と、ブラインドシート21の自由端側の辺に沿って取付けられたガイドパイプ27及びスライドシャフト28を主要構成要素としている。なお、ガイドパイプ27とスライドシャフト28は、本発明のシャフト部に相当する。
本例では、ウインドウWは車室内から見て左右外側よりも中央部が車体前方に突出する湾曲した形状に形成されており、ウインドウWとルーフ2との接合部も湾曲した形状となっている。そして、この接合部には、補強部材として、湾曲した形状のリーンフォースメント4が溶接等により取付けられウインドウWの上縁部を形成している。
ロールシェード部22は円柱状であり、ルーフ2とウインドウWとの接合部に近い位置に配設されたリーンフォースメント4に沿って、湾曲して配設されている(図11参照)。このように本発明のロールシェード機構部20は、ブラインドシート21を巻取るロールシェード部22がリーンフォースメント4の湾曲した形状に沿うように配設されているので、ロールシェード部22を全体としてウインドウWに近い位置に配置することができる。
ルーフ2の下方には車室の天井面となる内装パネル5が配設されており、この内装パネル5のウインドウW側の端部にはカバー部60がヒンジ61により接合されている(図11参照)。ロールシェード部22は、リーンフォースメント4よりも前方(ウインドウW側)に配設されているが、カバー部60によって車室内から見えないように覆うことができる。
本例では、このように、ロールシェード部22をルーフ2と内装パネル5及びカバー部60の隙間に収納しているので、ロールシェード部22を収納する収納部が車室内に突出せず、外観意匠性が良好となる。また、ロールシェード部22を収納する収納部によって乗員のヘッドクリアランスを変えることがない。なお、ルーフ2と内装パネル5の隙間が本発明の収納部に相当する。
ガイドパイプ27,スライドシャフト28およびブラインドシート21は、展張・収納時にはカバー部60とルーフ2(リーンフォースメント4よりもウインドウW側に延出された部分)の間の隙間を通過して、ウインドウW側あるいはロールシェード部22側へ移動可能となっている(図13、図14参照)。すなわち、カバー部60はヒンジ61により接続されているため開閉可能であり、ガイドパイプ27,スライドシャフト28およびブラインドシート21が通過する際には、このカバー部60が開状態となる。
ブラインドシート21がロールシェード部22に巻き取られたとき(収納状態にあるとき)には、ガイドパイプ27及びスライドシャフト28がロールシェード部22側に収納され、カバー部60は閉状態となる(図11参照)。これにより、カバー部60によりロールシェード機構部20が車室内から見えないようにすることができる。
駆動部10は、内装パネル5とルーフ2の間に配設されており、ウインドウW側から順に、ロールシェード部22、リーンフォースメント4、駆動部10の順に車両前後方向に並べて配設されている。リーンフォースメント4は湾曲した形状であるため、リーンフォースメント4に一部を囲まれるようにしてスペースが確保される。このスペースを利用することにより、サンルーフ等との干渉を避けて、駆動部10を配設することができる。
また、このようにロールシェード部22をウインドウWの縁部に沿って湾曲して配置したことにより、ロールシェード部22、リーンフォースメント4、駆動部10を乗員の頭上で上下に重ねて配設することを回避することができるので、車室内の頭上スペースを確保することが可能となっている。よって、ロールシェード部22および駆動部10周辺の構成の前後長および上下高さを小さくしてコンパクトに構成することができる。
図6〜図8に示すように湾曲したロールシェード部22は、車両ボディの左右の略中心で対称に曲げられて配置されたセンタシャフト22aと、センタシャフト22aの左右いずれかの一端に一端部が固定されセンタシャフト22aに配設されたコイルスプリング22bと、センタシャフト22aの他端側に回動可能に配設されコイルスプリング22bの他端部が固定された円筒形状のスプリングホルダ22cと、センタシャフト22aおよびコイルスプリング22bを覆うように配設された円筒形状の回転ロッド22dとを備えて構成されている。
この回転ロッド22dにブラインドシート21の基端部が取付けられている。回転ロッド22dは、サイドロッド23,ジョイント24,センタロッド25が連結されて構成される。サイドロッド23,ジョイント24,センタロッド25は、例えば合成樹脂により成形され、ゴム等のように柔軟性や伸縮性を有しない剛体である。センタシャフト22aの両端部は、ロールシェード保持部26に固定されている。また、コイルスプリング22bは、ブラインドシート21を巻き取る方向に回転力が掛かるようにねじられた状態で配設される。
センタシャフト22aは、ロールシェード保持部26に端部が取付けられた状態で湾曲した形状を維持できればよく、元々湾曲成形した樹脂材等の円筒状部材であってもよいし、フレキシブルな材料で形成されロールシェード保持部26に取付けられるときに湾曲させるようにしてもよい。
サイドロッド23はセンタシャフト22aの両端部にそれぞれ配設されており、一端側の端面は略円環状となっている。ただし、内部にスプリングホルダ22cとの係合部となる平面部が形成されており、サイドロッド23とスプリングホルダ22cとは嵌合して一体に回動するようになっている。また、サイドロッド23の他端側の端面には、略180度対向する2箇所の位置に、軸方向に突出し所定の角度幅を有する係合突起23aが形成されている。
センタロッド25の両端部にもサイドロッド23の係合突起23aと同様の係合突起25aが形成されている。ただし、センタロッド25の両端部では周方向に略90度位相をずらした位置に係合突起25aが形成されている。
ジョイント24は、サイドロッド23とセンタロッド25、又は、センタロッド25同士を軸方向に連結するものである。このため、係合突起23aあるいは係合突起25aと係合する係合凹部24aがジョイント24の両端部にそれぞれ2箇所に形成されている。また、センタロッド25と同様に係合凹部24aは両端部で周方向に略90度ずれた位置に形成されている。サイドロッド23及びセンタロッド25の係合突起23a,25aは、ジョイント24の係合凹部24aに遊嵌されて、これらは互いに連結される。
このように構成されているので、サイドロッド23,ジョイント24及びセンタロッド25からなる回転ロッド22dは、センタシャフト22aを挿通した状態で軸方向に連結することができる。これらの部品をサブアセンブリ化してロールシェード部22を組み立てるとき、サイドロッド23,ジョイント24及びセンタロッド25の間には空間の余裕(遊び)を持たせて組み付けられる。この遊び分によって、ジョイント24を介してその両側に連結されたサイドロッド23又はセンタロッド25は、ジョイント24を関節部として略90度ごとに折れ曲がることが可能となる。
なお本例では、係合突起23a,25aと係合凹部24aとの連結は、これらを嵌合させただけであるが、関節部として折れ曲がることが容易なように、ヒンジピン等によって回動自在に連結させてもよい。
また、係合突起23a,25aの周方向の幅は係合凹部24aの周方向の幅と略同程度に形成されており、回転ロッド22dがセンタシャフト22aを回転軸として回転したときに、サイドロッド23,ジョイント24及びセンタロッド25はほとんど回転方向にずれを生じることなく回転力の伝達が可能となっている。したがって、サイドロッド23,ジョイント24,センタロッド25が軸方向に連結された状態であっても全体として湾曲させつつ、センタシャフト22aの湾曲形状に追従しながら一体として回転することが可能となっている。
このようにロールシェード部22は構成されているので、サブアセンブリ化されたロールシェード部22をリーンフォースメント4に沿って湾曲させて、両端部をロールシェード保持部26に取付けて固定することができる。このときセンタシャフト22aがロールシェード保持部26に固定され、センタシャフト22aの周囲に配設された回転ロッド22dは、湾曲したセンタシャフト22aの形状に追従しながら回動することができる。つまり、回転ロッド22dがセンタシャフト22aを回転軸として回動しても、センタシャフト22aの湾曲した形状は維持され、ロールシェード部22はリーンフォースメント4の湾曲した形状に沿ったままとなる。
また、コイルスプリング22bの一端側はセンタシャフト22aに固定され、他端側はスプリングホルダ22cを介して回転ロッド22dに連結されているので、回転ロッド22dがブラインドシート21を展張する正方向に回動すると、コイルスプリング22bにはブラインドシート21を収納する方向に回転力が掛かり、展張時にブラインドシート21にテンション(張力)を与えると共に収納時にも収納がスムーズになる。
本例のブラインドシート21は、所定の透過率を有すると共に、伸縮可能なシート素材で形成されている。また、ブラインドシート21は自然状態では矩形に近い形状となっている。シート素材は、織り込まれる糸状線素材に伸縮可能なものが使用され全体としても伸縮可能となっている。また、糸状線素材自体にはそれほど伸縮性はなくても織り方によって幅方向に伸縮性を有するように形成することができる。
ブラインドシート21の自由端には、中央部でややV字型に折れ曲がり左右に直線部分を有する中空のガイドパイプ27が取付けられている(図1参照)。直線部27aは、車両幅方向に水平に延出している。ガイドパイプ27は、長手方向中央位置に対して略対称形状に形成されており、その左右両側に同じ長さのスライドシャフト28が進退動可能に配設されている。なお、ガイドパイプ27の内部にコイルスプリングを配設して、このコイルスプリングの一端を内部に固定し、他端をスライドシャフト28の挿入端部に固定することにより、スライドシャフト28を外側へ付勢するようにしてもよい。
本例では、上述のようにガイドパイプ27およびスライドシャフト28が形成されているので、これらから構成されるシャフト部も全体としても略対称な形状となっている。
そして、本例では、ガイドパイプ27の中央部分を突出した形状とすることにより、外側へ凸状となるように湾曲形成されたウインドウWの内面に沿わせてブラインドシート21を展開収納動作させることができる。
なお、ウインドウWの内面に沿わせることができれば、上記実施形態と異なる形状でシャフト部の長手方向中央部を突出させるように屈曲または湾曲して形成してもよい。例えば、シャフト部を全体として略V字状に形成してもよいし、所定の曲率で湾曲形状に形成してもよい。
上述のように左右のガイドレール31間の距離はウインドウWの下側ほど大きくなっているので、スライダー35が下側に移動していくと、ガイドパイプ27に挿入されていたスライドシャフト28が徐々に引き出されていく。このようにスライドシャフト28がガイドパイプ27から引き出されることにより、ブラインドシート21はスライドシャフト28により外側に引っ張られ幅方向に伸びる。
また、上述のようにブラインドシート21には、その両側辺に沿って係合部21aが配設されている。この係合部21aは、ブラインドシート21の端部を折り畳んで所定の厚みを持たせたものである。そして、係合部21aがガイドレール31のレール溝に保持された状態で摺動可能となっているので、ブラインドシート21が展張され幅方向に拡がっていったときにも、両側部はガイドレール31に保持される。これにより、ブラインドシート21は幅方向両側部が中央側へ縮んでしまうことなくウインドウWの幅方向全域を覆うことができる。
次に、カバー部60について図9〜図15に基づいて説明する。
図9、図10は車室側から見上げたカバー部60及びその周辺の平面構成を示す説明図であり、図9はスライダー35がカバー部60と重なる位置までブラインドシート21が巻き取られた状態を示している。また、図10はブラインドシート21がカバー部60よりもウインドウW側へ少し引き出された状態を示している。
図11〜図14はブラインドシート21の展張作動時の状態を示しており、図11は図9のA−A断面図、図13は図10のB−B断面図である。また、図12はブラインドシート21がわずかに引き出されてカバー部60が開作動開始した直後(図11と図13の中間位置)の断面図である。また、図14はスライダー35が完全にカバー部60の外部に引き出された状態の断面図である。
また、図15はブラインドシート21の格納作動時の状態を示している。
図11〜図15に示すように、カバー部60は一端側が湾曲し他端側が平板状となるように形成されており、湾曲した側がウインドウW側に延出され、平板状の側が内装パネル5側に延出されて内装パネル5の端部に取り付けられている。このような形状により、カバー部60は、ロールシェード機構部20を車室内から見えないように覆い隠すことができ、内装パネル5とルーフ2の隙間を塞いだ状態(閉状態)では、湾曲していない側の端部が内装パネル5に略面一に接続されると共に、ウインドウW側の端部がルーフ2のウインドウWとの接続部付近に当接されている。従って、見栄え良くロールシェード機構部20を覆うことができる。
カバー部60と内装パネル5の接続部には、上述したようにヒンジ61が形成されており、このヒンジ61には、付勢部材としてのねじりバネ62が取り付けられている。このねじりバネにより、カバー部60は、ウインドウW側へ回動する方向に常時付勢されている。
また、カバー部60のウインドウW側の端部は、図11に示すように、ブラインドシート21が最後まで巻き取られた状態(収納状態)において、その先端のガイドパイプ27やスライドシャフト28だけでなく、スライドシャフト28の両端に取り付けられたスライダー35まで覆うことができるような長さで延出されている。
また、カバー部60は、図9に示すように、その車幅方向の両端部が、それぞれブラインドシート21の先端部に取り付けられたスライダー35と重なる位置まで延出されている。
カバー部60は、ウインドウW側に延出されルーフ2のウインドウWとの接続部付近に向かって湾曲した部分のうち、左右のスライダー35に対応する部位が、肉厚に形成されている。なお、本例ではこの肉厚部分を中空に形成している。そして、この肉厚部分には、カム面63a及びラウンド面63bが形成されている。
カム面63aは、カバー部60の肉厚部分のうち、ロールシェード部22側の面(収納部の内側を向く面)に形成されている。また、ラウンド面63bはカム面63aの裏側(収納部の外部を向く面)に形成されている。より詳しくは、ラウンド面63bは、カバー部60の肉厚部分のうち、ウインドウW側の先端部分に形成されている。
カム面63aは、図11に示すように、ブラインドシート21が最後まで巻き取られた状態(収納位置)においてスライダー35の凹部35cに嵌合される。本例のカム面63aは、カバー部60が開口を閉鎖している状態でルーフ2側に突出する凸面であり、凹部35cは、このカム面63aに対応する形状とされている。
また、ラウンド面63bはウインドウW側に突出した凸湾曲面である。従って、図9、図11に示すように、開口を閉鎖している状態のカバー部60を車室側から見ると、ラウンド面63bがカバー部60の最も先端側(ウインドウW側)に配設され、カム面63aはそれよりもロールシェード部22側に配設されている。
カム面63aとラウンド面63bは、ブラインドシート21が開口を通過する際に、ブラインドシート21に連動して開口を通過するスライダー35に当接する位置に形成されている。ブラインドシート21が開口を通過するときには、スライダー35がカム面63a又はラウンド面63bを押圧し、スライダー35がカム面63a又はラウンド面63bに沿って摺動される。これにより、カバー部60をねじりバネ62の付勢力に逆らって開方向に作動させることができる。
また、ブラインドシート21が最後まで巻き取られた状態(収納状態)では、ねじりバネ62付勢力によってカム面63aがスライダー35側に付勢され、凹部35cに嵌合される。よって、カム面63aによってスライダー35を抑えておくことが出来る。
ブラインドシート21が収納位置からウインドウW側に引き出されて展張開始される際には、図12に示すように、スライダー35がブラインドシート21の端部と共にウインドウW側に移動する。スライダー35の凹部35cとカム面63aは曲面であり、その周囲に滑らかに連続している。従って、スライダー35は、ウインドウW側への移動に伴ってカム面63aに沿って滑らかに摺動し、これによりカバー部60がねじりバネ62の付勢力に逆らってヒンジ61を回動中心として下方に回動し、スムーズに開方向に作動する。そして、図13に示すように、スライダー35が通過している間は、カバー部60はスライダー35の通過に必要な寸法だけ開作動される。
本例では、このようにヒンジ61により内装パネル5に回動可能に取り付けられたカバー部60を備えており、このカバー部60がウインドウW側へ回動する方向に常時付勢されているので、カバー部60の自由端は、スライダー35がウインドウW側へ向かって作動されておらず収納位置にあるときには、ねじりバネ62の付勢力によって常時ルーフ2に当接されている。これにより、内装パネル5の端部とルーフ2の端部との間の開口が完全に閉鎖される。また、スライダー35やブラインドシート21が開口を通過する時に、通過に必要な寸法以上に開作動されることがない。
このように、不必要な時にカバー部60が開作動しないので、ロールシェード機構部20や収納部内にある他の機構が開口から乗員に見えないようにすることができ、見栄えが向上される。また、乗員のヘッドクリアランスを確保することができる。
また、本例では、ブラインドシート21に連動して作動するスライダー35をカム面63aに当接させてカバー部60を開作動させることにより、必要なときには内装パネル5の端部とルーフ2の端部との間の開口を開放することができる。このとき、カバー部60がヒンジ61により一端を回動自在に支持されて揺動可能となっているので、自由端側に形成されたカム面63aにスライダー35を当接させて押圧するだけで容易に開作動させることができる。
また、スライダー35が当接する部位にカム面63aが設けられていると共に、スライダー35にもカム面63aとの当接部位に凹部35cが形成されているので、図12に示すようにカム面63aに沿って凹部35cをスライドさせることにより、スライダー35をスムーズに引き出すと共にカバー部60をスムーズに開作動開始させることができる。よって、スライダー35がカバー部60に引っ掛かってスムーズに開作動しないというような不具合を防止することができる。
スライダー35やスライドシャフト28が完全にカバー部60の外部に引き出されてブラインドシート21がウインドウW側に展張されている状態では、図14に示すように、ねじりバネ62の付勢力によりカバー部60が閉方向に回動され、カバー部60の自由端がブラインドシート21に当接すると共に、当接位置をウインドウWとルーフ2の接合部側に押圧している。
本例では、このように、ブラインドシート21の展張中において、常時閉方向に付勢されているカバー部60がブラインドシート21を押圧することにより、ブラインドシート21がこの付勢力に釣り合う張力で展張された状態となる。つまり、カバー部60が展開時にブラインドシート21の生地の押さえになって生地をガイドすることができる。また、展開時のブラインドシート21に張力が与えられれば、そのたるみやしわをなくすことができる。よって、ブラインドシート21を見栄え良く展張することができる。
また、ウインドウW側に展張されているブラインドシート21を巻き取って収納する際には、図15(a)に示すように、スライダー35のロールシェード部22側の端部がラウンド面63bに当接する。本例のスライダー35には、ロールシェード部22側の端部からウインドウW側に向かって滑らかな斜面が形成されている。スライダー35がロールシェード部22側に引き込まれると、この斜面がラウンド面63bに沿って滑らかに摺動し、これによりカバー部60がねじりバネ62の付勢力に逆らってヒンジ61を回動中心として下方に回動し、図15(b)に示すようにスムーズに開方向に作動する。そして、図15(c)に示すように、スライダー35が通過している間は、カバー部60はスライダー35の通過に必要な寸法だけ開作動される。
このように、本例では、ブラインドシート21を巻き取って収納するときも、展張開始時と同様に、カバー部60が通過に必要な寸法以上に開作動されることがないので、装置の見栄えが向上される。また、乗員のヘッドクリアランスを確保することができる。また、スライダー35をスムーズに引き込むと共にカバー部60をスムーズに開作動開始させることができ、スライダー35がカバー部60に引っ掛かってスムーズに開作動しないというような不具合を防止することができる。
次に、図16に基づいて装置Sの電気的構成を説明する。装置Sはブラインドシート21を展張・収納する駆動部10のモータ装置11へ駆動信号を送出する制御部40を備えている。制御部40はマイコンにより構成されており、乗員が操作することが可能な操作スイッチ41からの操作信号と、車室内の温度を検出する温度センサ42からの検出信号と、車室内への入射光の照度及び入射方向(角度)を検出する光センサ43からの検出信号と、ブラインドシート21の展張位置を検出する位置センサ44からの検出信号と、車両のギアポジションを検出するギア位置センサ45の検出信号等を受信して、これらをもとにモータ装置11へ正逆方向の駆動信号を送出している。
操作スイッチ41は収納,展張等に応じた複数のスイッチを有しており、乗員がブラインドシート21を展張あるいは収納したいときにいずれかのスイッチが選択・操作され、そのスイッチに応じた操作信号が制御部40へ送出される。この操作信号を受信した制御部40は、操作信号に応じてモータ装置11へ正逆いずれかの回転方向に応じた駆動信号を送出する。
また、温度センサ42,光センサ43は、それぞれ車室内の所定場所、例えば、ウインドウW内面やダッシュボードの上部等に配設されている。温度センサ42は車室内の温度を検出して温度に応じた検出信号を制御部40へ送出しており、また、光センサ43は車室内へ差し込む太陽光の照度及び入射方向を検出している。
光センサ43は、車室内への入射光の照度と共に、太陽光が所定の入射角度(方向)範囲内で入射していることを検出することができる。光センサ43は、指向性のある1又は複数のセンサからなり、運転者や助手席に座っている者の目の高さに入射する角度範囲内で太陽光が入射していることを検出する。
また、センサの前面にスリット部が設けられ、所定入射角度の入射光のみがセンサ面に到達できるように構成されることにより指向性が与えられたセンサを光センサ43が備えるように構成してもよい。光センサ43の配置場所としては、上記ウインドウW内面やダッシュボードの上部以外にもミラーのステーに配置することができる。
制御部40はこれらの検出信号をモニターしており、検出信号により車室内の温度が所定以上になったり、所定照度以上の太陽光が差し込んだりしていると判断すると、ギア位置センサ45から車両が駐車中であることを示す検出信号を受信していることを条件に、自動的にモータ装置11へ駆動信号を送出してブラインドシート21を展張し、ウインドウWを覆って太陽光を遮蔽する。制御部40は、例えばギアがパーキング・ポジションにある場合に車両が駐車中であると判断する。
つまり、ブラインドシート21を展張させることなく車両を駐車した場合に、車室内の温度が所定以上となるか、強い太陽光が差し込んできたと制御部40によって判断されたときには、自動的にブラインドシート21を閉めて車室内の温度の上昇が抑えられるようになっている。このように駐車中に自動的にブラインドシート21を展張させることにより、乗員が戻ってきたときにも車室内の温度上昇が抑えられているので、車室内の温度を急激に下げるためにエアコンの噴出量を大きくする必要がなく、大量のエネルギーを消費してしまうことを防ぐことができる。
また、位置センサ44はブラインドシート21の展張位置を検出するためのセンサである。図17はサンシェード装置の動作説明図である。この図に示すように、スライダー35、ガイドパイプ27、スライドシャフト28に連動して、ブラインドシート21の自由端がガイドレール31の下端方向へ移動する。例えば、収納位置(図17(a)),遮蔽位置(図17(c))等に応じてガイドレール31に沿って複数のリミットスイッチを設け、スライダー35とリミットスイッチとが当接することによりリミットスイッチから当接した旨の信号が送出され、制御部40はこの信号をもとにスライダー35の位置を知ることができる。
また、ロールシェード部22の回転量に応じて展張状況を検出し、制御部40へ検出信号を送出するようにしてもよい。
制御部40は、自動又は手動によりモータ装置11へ駆動信号を送出してブラインドシート21が展張・収納されているときに、位置センサ44から検出信号を受け取って収納位置や遮蔽位置等にあることを検出し、この位置で駆動信号の送出を停止させることができる。そして、駆動信号送出を停止した状態で、モータ装置11に備えられた自己保持機能(例えばクラッチ)によって、収納位置(図17(a)),遮蔽位置(図17(c)),途中展開位置(図17(b))等の位置にブラインドシート21を保持することができる。
また、本例の装置Sはサンバイザーの代わりに使用することもできる。本例の装置Sでは、収納位置と遮蔽位置との間に1又は複数の途中展開位置(図17(b))が設けられており、車両の運転中に当該途中展開位置までブラインドシート21が自動的に展張するように構成されている。
制御部40は、ギア位置センサ45から車両が走行中であることを示す信号を受信していることを条件に、光センサ43からの検出信号により入射光の照度が所定以上の値であり、入射光の入射方向が所定範囲内であると判断した場合には、自動的に駆動信号をモータ装置11へ送出し途中展開位置までブラインドシート21を展張させるように構成されている。ブラインドシート21が途中展開位置まで展張されると、位置センサ44からの検出信号により制御部40はモータ装置11への駆動信号の送出を停止する。
さらに、制御部40は、光センサ43からの信号により照度及び入射方向が所定範囲外となったと判断した場合には自動的にブラインドシート21を収納させるために、モータ装置11へ逆回転させるための駆動信号を送出するように構成されている。
これに対応して、操作スイッチ41にも途中展開位置まで展張させるスイッチが設けられている。制御部40は、例えばギアがドライブ・ポジションにある場合に車両が走行中であると判断する。
なお、駐車中にブラインドシート21が遮蔽位置にあるときに、ギアをドライブ・ポジションにシフトした場合に、制御部40はモータ装置11へ逆回転の駆動信号を自動的に送出してブラインドシート21を収納位置まで移動させるようにしてもよい。また、ギアがドライブ・ポジションにあっても、手動操作により操作スイッチ41が操作されると、ブラインドシート21を遮蔽位置まで移動させるように構成してもよい。
上記実施形態は、以下のように改変してもよい。なお、上記実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
上記実施形態では、本発明の作動部材に相当する部材としてスライダー35を適用し、スライダー35に対応する位置にカム面63aを形成していたが、図18〜図20に示すように、ガイドパイプ27又はスライドシャフト28を本発明の作動部材として適用してもよい。すなわち、図18〜図20に示す改変例では、カバー部160の自由端部の先端に、丸みをもたせた断面形状のカバー端部64を取り付けている。このようなカバー端部64を取り付ける位置は、ガイドパイプ127又はスライドシャフト128に対応する位置である。本例では、カバー部160の自由端部の両端を除いた部位(スライダー35に対応する部位を除いた部位)に、カバー端部64を取り付ける。
一方、ガイドパイプ127又はスライドシャフト128については、カバー部160側の面に、なめらかにラウンドした凸部65を形成する。このようにすれば、上記実施例においてスライダー35の凹部35cとカム面63aを当接させ、スライダー35をカム面63aに沿ってスライドさせたり、スライダー35のロールシェード部22側の端部をラウンド面63bに当接させてスライドさせたのと同様に、カバー端部64と凸部65とを当接させ(図18参照)、カバー端部64を凸部65の表面に沿ってスライドさせることができる(図19参照)。そして、これにより、ガイドパイプ127又はスライドシャフト128をスムーズに引き出すと共にカバー部160をスムーズに開作動開始させることができる。よって、ガイドパイプ127又はスライドシャフト128がカバー部160に引っ掛かってスムーズに開作動しないというような不具合を防止することができる。
そして、図20に示すように、本例でも、ブラインドシート21の展張中には、常時閉方向に付勢されているカバー部160がブラインドシート21を押圧することにより、ブラインドシート21をこの付勢力に釣り合う張力で展張された状態とすることができる。
また、本発明の作動部材に相当する部材としては、スライダー35、ガイドパイプ27、スライドシャフト28以外の部材を用いても良い。また、ロールシェード部22側からカバー部60を押圧して開作動させる以外に、例えばカバー部60のガイドレール31側の側端面にカム形状を形成し、このカム形状にスパイラルケーブル34の端部やスライダー35に固定された作動部材を当接させてカバー部材60を作動させてもよい。
本発明の一実施形態に係るサンシェード装置の斜視図である。 カバー部を省略したカバー材サンシェード装置を下側から見た斜視図である。 サンシェード装置の駆動部の説明図である。 カバー材サンシェード装置のスライダーの斜視図である。 カバー材サンシェード装置のスライドシャフト及びガイドパイプの説明図である。 カバー材サンシェード装置のロールシェード部の説明図である。 カバー材サンシェード装置のロールシェード部の説明図である。 カバー材サンシェード装置のロールシェード部の説明図である。 カバー部及びその周辺の平面構成を示す説明図である。 カバー部及びその周辺の平面構成を示す説明図である。 カバー部及びその周辺の断面図である。 カバー部及びその周辺の断面図である。 カバー部及びその周辺の断面図である。 カバー部及びその周辺の断面図である。 カバー部及びその周辺の断面図である。 サンシェード装置の電気的構成を示すブロック図である。 サンシェード装置の動作説明図である。 は改変例のカバー部及びその周辺の断面図である。 は改変例のカバー部及びその周辺の断面図である。 は改変例のカバー部及びその周辺の断面図である。
符号の説明
1‥車両、2‥ルーフ、3‥フロントピラー、4‥リーンフォースメント、
5‥内装パネル、10‥駆動部、11‥モータ装置、
11a‥出力歯車、12‥モータ固定部材、20‥ロールシェード機構部、
21‥ブラインドシート、21a‥係合部、22‥ロールシェード部、
22a‥センタシャフト、22b‥コイルスプリング、22c‥スプリングホルダ、
22d‥回転ロッド、23‥サイドロッド、23a‥係合突起、24‥ジョイント、
24a‥係合凹部、25‥センタロッド、25a‥係合突起、
26‥ロールシェード保持部、27‥ガイドパイプ、28‥スライドシャフト、
30‥ガイド部、31‥ガイドレール、32(32a,32b)‥ケーブルパイプ、
33‥ケーブルパイプホルダ、34‥スパイラルケーブル(伝達部材)、
35‥スライダー、35a‥スライド部、35b‥シャフト取付部、35c‥凹部
40‥制御部、41‥操作スイッチ、42‥温度センサ、43‥光センサ、
44‥位置センサ、45‥ギア位置センサ
60‥カバー部、61‥ヒンジ、62‥ねじりバネ、
63a‥カム面、63b‥ラウンド面、64‥カバー端部
65‥凸部、127‥ガイドパイプ、128‥スライドシャフト、160‥カバー部
S‥サンシェード装置、W‥フロントウインドウ

Claims (9)

  1. 車両のウインドウを覆うブラインドシートと、該ブラインドシートを巻取るロールシェード部と、を備え、該ロールシェード部が前記ウインドウの縁部に沿って設けられた収納部に収納されると共に、前記ブラインドシートが前記収納部に形成された開口から前記ウインドウ側に引き出されるサンシェード装置であって、
    前記開口を閉塞可能なカバー材と、該カバー材を閉方向に付勢する付勢部材と、前記ブラインドシートの自由端部の位置に連動して作動する作動部材と、を備え、
    前記カバー材は、前記作動部材の作動に基づいて、前記付勢部材の付勢力に逆らって開作動されることを特徴とするサンシェード装置。
  2. 前記作動部材は前記収納部の内側から前記カバー材に当接可能に形成されると共に、前記ブラインドシートの自由端部に連動して前記開口を通過可能に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のサンシェード装置。
  3. 前記カバー材は、一端側が前記開口の縁部に回動自在に連結されると共に他端側が自由端とされ、前記他端側には、前記作動部材が当接される位置にカム面が形成され、
    前記作動部材の作動に基づいて前記カム面が前記ウインドウ側に押圧されることにより、前記カバー材の他端側が前記ウインドウ側に回動されて前記開口が開放されることを特徴とする請求項2に記載のサンシェード装置。
  4. 前記作動部材は、前記ブラインドシートの自由端部の両端部に配設されたスライダーからなり、該スライダーは前記ウインドウの縁部に沿って配設されたガイドレールに案内されて前記開口を通過し、
    前記カム面は、前記スライダーの位置に対応して前記カバー材の両端部に形成されたことを特徴とする請求項3に記載のサンシェード装置。
  5. 前記作動部材は、前記ブラインドシートの自由端部に沿って取付けられたシャフト部からなり、該シャフト部の両端部には、前記ウインドウの縁部に沿って配設されたガイドレールに案内されるスライダーが取り付けられ、
    前記カム面は、前記シャフト部の位置に対応して前記カバー材の両端部を除く部位に形成されたことを特徴とする請求項3に記載のサンシェード装置。
  6. 前記カム面は凸面とされ、前記作動部材には、前記カバー材が閉塞位置にあるときに前記凸面に嵌合可能な凹面が形成されたことを特徴とする請求項3に記載のサンシェード装置。
  7. 前記ブラインドシートの自由端部及び前記作動部材が前記開口から引き出されて前記収納部の外部にある状態において、
    前記カバー材が、前記収納部から引き出されて展張されている前記ブラインドシートを前記付勢部材の付勢力に基づいて押圧可能な位置まで閉作動されたことにより、前記ブラインドシートが、前記付勢力に釣り合う張力で展張されてなることを特徴とする請求項2に記載のサンシェード装置。
  8. 前記ロールシェード部が前記ウインドウの上縁部に沿って取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のサンシェード装置。
  9. 前記収納部は車両のルーフパネルとその下方に配設された内装パネルの間に設けられ、前記開口は前記ルーフパネルの前記ウインドウ側の端部と前記内装パネルの前記ウインドウ側の端部の隙間からなり、前記カバー材は、前記内装パネルの前記ウインドウ側の端部に軸着されたことを特徴とする請求項1に記載のサンシェード装置。
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