JP2008016552A - 部品搭載基板およびその製造方法 - Google Patents
部品搭載基板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008016552A JP2008016552A JP2006184572A JP2006184572A JP2008016552A JP 2008016552 A JP2008016552 A JP 2008016552A JP 2006184572 A JP2006184572 A JP 2006184572A JP 2006184572 A JP2006184572 A JP 2006184572A JP 2008016552 A JP2008016552 A JP 2008016552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive resin
- printed wiring
- layer
- multilayer printed
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】欠部が設けられた配線を有する配線層21と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に配線層21が位置する多層プリント配線板20を予め用意する。支持シート10の厚さ方向の一方の面に可塑性を有する導電性樹脂を塗布することによって導電性樹脂パターン11を形成する。支持シート10の一方の面上で導電性樹脂パターン11を構成する導電性樹脂部分に素子12を形成する。素子12を欠部に挿入し導電性樹脂パターン11が形成された面を多層プリント配線板20の配線層21に重ね合わせ支持シート10を多層プリント配線板20に圧着する。多層プリント配線板20から支持シート10を剥離して導電性樹脂パターン11と素子12とを配線層21に転写する。これにより部品搭載基板が得られる。
【選択図】図1
Description
素子を基板中に作りこむ場合、各種機能性樹脂をスクリーン印刷などによりパターン印刷する。これにより大面積プリント配線板にも容易に対応できる利点がある。
しかしながら、前述の印刷法で素子を形成した場合、各工程がシリアルに連続するため、全体歩留まりが悪化する問題がある。特に1基板中に多数の素子を作り込む場合、1つの素子で不良が発生すると、1基板全体が不良となる。
そこで、歩留まりを向上させる手段として、仮の基材上に素子を形成し、良品のみをプリント配線板に転写する技術が報告されている(特許文献1参照)。
また素子をプリント配線板内に作り込む場合、後工程で絶縁層を熱プレス圧着する。転写された素子とプリント配線板との接合部に形状差異がある場合、熱プレス圧着により素子が破壊される問題もある。
本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、素子をプリント配線板上に歩留まりよく転写する手段を提供する。また熱プレス圧着工程における素子破壊を回避する構造を提案する。また、これにより低製造コストかつ高品質な部品搭載基板とその製造方法を提供することを目的とする。
第一に、支持シートに一度素子を形成することで、不良素子の選別が可能となる。これにより工程歩留まりを改善することができる。
第二に、可塑性を有する導電性樹脂を用いる事で、プリント配線板の電極と素子の密着性が向上する。これにより部品搭載基板の信頼性が改善される。
第三に、不良素子を有する部品搭載基板にこれらの転写プロセスで素子を形成しなおすことで、部品搭載基板のリペアが可能となる。
まず、図1、図2、図3、図7の本発明の部品搭載基板およびその製造方法について説明する。
図1の工程から詳細に説明する。
まず、欠部が設けられた配線を有する配線層21と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に配線層21が位置する多層プリント配線板20を予め用意する。なお、配線層21としては、例えば、配線材料として銅を使用した銅配線層を用いることができる。
図1(a)に示すように、支持シート10の厚さ方向の一方の面に可塑性を有する導電性樹脂をパターン状に配置することによって導電性樹脂パターン11を形成する。
次に、図1(b)に示すように、支持シート10の一方の面上で導電性樹脂パターン11を構成する導電性樹脂部分に素子12を形成する。
次に、図1(c)に示すように、素子12を欠部に挿入し導電性樹脂パターン11が形成された面を多層プリント配線板20の配線層21に重ね合わせ支持シート10を多層プリント配線板20に圧着する。
次に、図1(d)に示すように、多層プリント配線板20から支持シート10を剥離して導電性樹脂パターン11と素子12とを配線層21に転写する。
これにより部品搭載基板が得られる。
すなわち、本発明の部品搭載基板は、配線を有する配線層21が設けられた多層プリント配線板20と、多層プリント配線板20に設けられた素子12とを含む部品搭載基板であって、素子12は導電性樹脂を介して配線に電気的に接続されているものである。
また、多層プリント配線板20は絶縁層を含み、配線層21は絶縁層の上に積層され、配線層21に欠部が設けられ、素子12は欠部内で絶縁層上に設けられ、導電性樹脂は配線層21の上面に設けられている。
まず、欠部が設けられた配線を有する配線層21と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に配線層21が位置する多層プリント配線板20を予め用意する。
次に、図2(a)に示すように、支持シート10の厚さ方向の一方の面に剥離層30を形成する。
次に、図2(b)に示すように、剥離層30が支持シート10に臨む面と反対側に可塑性を有する導電性樹脂をパターン状に配置することによって導電性樹脂パターン11を形成する。
次に、図2(c)に示すように、剥離層30の面上で導電性樹脂パターン11を構成する導電性樹脂部分に素子12を形成する。
次に、図2(d)に示すように、素子12を欠部に挿入し導電性樹脂パターン11が形成された面を多層プリント配線板20の配線層21に重ね合わせ支持シート10を多層プリント配線板20に圧着する。
次に、図2(e)に示すように、多層プリント配線板20から支持シート10および剥離層30の双方を剥離して導電性樹脂パターン11と素子12とを配線層21に転写する。
これにより部品搭載基板が得られる。
すなわち、本発明の部品搭載基板は、配線を有する配線層21が設けられた多層プリント配線板20と、多層プリント配線板20に設けられた素子12とを含む部品搭載基板であって、素子12は導電性樹脂を介して配線に電気的に接続されているものである。
また、多層プリント配線板20は絶縁層を含み、配線層21は絶縁層の上に積層され、配線層21に欠部が設けられ、素子12は欠部内で絶縁層上に設けられ、導電性樹脂は配線層21の上面に設けられている。
剥離層30には、塩化ゴム、環化ゴム等の天然ゴム誘導体や、天然ワックス、合成ワックス等のワックス類、ニトロセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等の繊維素誘導体、アクリル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリエステル系、ポリアセタール系、塩素化ポリオレフィン系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系等の熱可塑性樹脂、メラミン系、エポキシ系、ポリウレタン系、シリコーン系等の熱硬化性樹脂等を使用することができるが、これに限定されるものではない。
このような支持シートと剥離層としては、例えば、UV照射により硬化して被接着物と接着し、温水に浸漬することで剥離可能なフィルム(トーヨーアドテック社製、商品名テンブロック)や、UV照射により粘着力が低下するテープ(積水化学工業社製、商品名セルファ)等を用いることができる。
まず、欠部が設けられた配線を有する配線層21と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に配線層21が位置する多層プリント配線板20を予め用意する。
次に、図3(a)に示すように、支持シート10の厚さ方向の一方の面に離型層40を形成する。
次に、図3(b)に示すように、離型層40が支持シート10に臨む面と反対側に可塑性を有する導電性樹脂をパターン状に配置することによって導電性樹脂パターン11を形成する。
次に、図3(c)に示すように、離型層40の面上で導電性樹脂パターン11を構成する導電性樹脂部分に素子12を形成する。
次に、図3(d)に示すように、素子12を欠部に挿入し導電性樹脂パターン11が形成された面を多層プリント配線板20の配線層21に重ね合わせ支持シート10を多層プリント配線板20に圧着する。
次に、図3(e)に示すように、多層プリント配線板20から支持シート10および離型層40の双方を剥離して導電性樹脂パターン11と素子12とを配線層21に転写する。
これにより部品搭載基板が得られる。
すなわち、本発明の部品搭載基板は、配線を有する配線層21が設けられた多層プリント配線板20と、多層プリント配線板20に設けられた素子12とを含む部品搭載基板であって、素子12は導電性樹脂を介して配線に電気的に接続されているものである。
また、多層プリント配線板20は絶縁層を含み、配線層21は絶縁層の上に積層され、配線層21に欠部が設けられ、素子12は欠部内で絶縁層上に設けられ、導電性樹脂は配線層21の上面に設けられている。
離型層40には、カーボネート材料、エポキシ材料、アクリル材料、イミド材料、ウレタン材料、シリコーン材料、無機フィラー混入有機材料などが使用できるが、これに限定されるものではない。
すなわち、加熱によって離型層40が可塑性となり、支持シート10と導電性樹脂パターン11との間で分かれることができればよく、例えば熱可塑性樹脂を含む接着剤(CSPM社製、商品名STAYSTIK)を用いることができる。
まず、欠部が設けられた配線を有する配線層21と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に配線層21が位置する多層プリント配線板20を予め用意する。
次に、図7(a)に示すように、プリント配線板用絶縁樹脂シート50の厚さ方向の一方の面に可塑性を有する導電性樹脂を塗布することによって導電性樹脂パターン11を形成する。
次に、図7(b)に示すように、プリント配線板用絶縁樹脂シート50の面上で導電性樹脂パターン11を構成する導電性樹脂部分に素子12を形成する。
次に、図7(c)、(d)に示すように、素子12を欠部に挿入し導電性樹脂パターン11が形成された面を多層プリント配線板20の配線層21に重ね合わせプリント配線板用絶縁樹脂シート50を多層プリント配線板20に圧着しそれらプリント配線板用絶縁樹脂シートと導電性樹脂パターンと素子と多層プリント配線板とを一体化する(圧着一体化工程)。
これにより部品搭載基板が得られる。
すなわち、本発明の部品搭載基板は、配線を有する配線層21が設けられた多層プリント配線板20と、多層プリント配線板20に設けられた素子12とを含む部品搭載基板であって、素子12は導電性樹脂を介して配線に電気的に接続されているものである。
また、多層プリント配線板20は絶縁層を含み、配線層21は絶縁層の上に積層され、配線層21に欠部が設けられ、素子12は欠部内で絶縁層上に設けられ、導電性樹脂は配線層21の上面に設けられている。
まず図4(a)に示すように、支持シート10としてのポリイミドフィルム10(宇部興産 ユーピレックスS)上に導電性樹脂11としての導電性ペースト11(東洋紡 DW-545)をスクリーン印刷によりパターン形成した。
まず図5(a)に示すように、支持シート10としてのポリイミドフィルム10(宇部興産 ユーピレックスS)上にシリコーン系剥離層30(東レ・ダウコーニング・シリコーン製、SRX−211)をスクリーン印刷により形成した。
まず図6(a)に示すように、支持シート10としてのポリイミドフィルム10(宇部興産 ユーピレックスS)上にアクリルメラミン系樹脂層40(大日本インキ化学工業 TCM01メジウム及びマットメジウム)、すなわち離型層40をスクリーン印刷により形成した。
言い換えると、実施例3は次の工程を含んでいる。
欠部が設けられた配線を有する配線層21と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に配線層21が位置する多層プリント配線板20を予め用意する。
次に、図6(a)に示すように、支持シート10の厚さ方向の一方の面に弾性を有する応力緩和層40(アクリルメラミン系樹脂層40)を形成する。
次に、図6(b)に示すように、応力緩和層40が支持シート10と反対側に臨む面に可塑性を有する導電性樹脂を塗布することによって導電性樹脂パターン11を形成する。
次に、図6(c)に示すように、応力緩和層40の面上で導電性樹脂パターン11を構成する導電性樹脂部分に素子12を形成する。
次に、図6(d)に示すように、素子12を欠部に挿入し導電性樹脂パターン11が形成された面を多層プリント配線板20の配線層21に重ね合わせ支持シート10を多層プリント配線板20に圧着する。
次に、図6(e)に示すように、多層プリント配線板20から支持シート10を剥離して応力緩和層と導電性樹脂パターン11と素子12とを配線層21に転写する。
これにより部品搭載基板が得られる。
すなわち、本発明の部品搭載基板は、配線を有する配線層21が設けられた多層プリント配線板20と、多層プリント配線板20に設けられた素子12とを含む部品搭載基板であって、素子12は導電性樹脂を介して配線に電気的に接続されているものである。
また、多層プリント配線板20は絶縁層を含み、配線層21は絶縁層の上に積層され、配線層21に欠部が設けられ、素子12は欠部内で絶縁層上に設けられ、導電性樹脂は配線層21の上面に設けられている。
まず図7(a)に示すように、プリプレグ50(日立化成工業 AS5000GP)上に導電性ペースト11(東洋紡DW-545)をスクリーン印刷によりパターン形成した。
プリプレグ50は、ガラスクロスに樹脂を含浸させたものであり、プリント配線板用絶縁樹脂シート50を構成する。
すなわち、実施例4では、圧着一体化工程は、図7(c)に示す圧着工程と、圧着工程の後に行われる図7(d)に示す一体化工程とで構成されている。
Claims (16)
- 配線を有する配線層が設けられた多層プリント配線板と、前記多層プリント配線板に設けられた素子とを含む部品搭載基板であって、
前記素子は導電性樹脂を介して前記配線に電気的に接続されている、
ことを特徴とする部品搭載基板。 - 前記導電性樹脂は常温において可塑性を有し、加熱もしくは紫外線光線照射により硬化するものであることを特徴とする請求項1記載の部品搭載基板。
- 前記素子は抵抗素子、キャパシタ素子、インダクタ素子の何れか1つを含むことを特徴とする請求項1または2記載の部品搭載基板。
- 前記多層プリント配線板は絶縁層を含み、前記配線層は前記絶縁層の上に積層され、前記配線層に欠部が設けられ、前記素子は前記欠部内で前記絶縁層上に設けられ、前記導電性樹脂は前記配線層の上面に設けられていることを特徴とする請求項1、2または3記載の部品搭載基板。
- 欠部が設けられた配線を有する配線層と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に前記配線層が位置する多層プリント配線板を予め用意し、
支持シートの厚さ方向の一方の面に可塑性を有する導電性樹脂をパターン状に配置することによって導電性樹脂パターンを形成する工程と、
前記支持シートの前記一方の面上で前記導電性樹脂パターンを構成する導電性樹脂部分に素子を形成する工程と、
前記素子を前記欠部に挿入し前記導電性樹脂パターンが形成された面を前記多層プリント配線板の前記配線層に重ね合わせ前記支持シートを前記多層プリント配線板に圧着する工程と、
前記多層プリント配線板から前記支持シートを剥離して前記導電性樹脂パターンと前記素子とを前記配線層に転写する工程と、
を含むことを特徴とする部品搭載基板の製造方法。 - 前記支持シートの前記多層プリント配線板への圧着は熱圧着によってなされることを特徴とする請求項5記載の部品搭載基板の製造方法。
- 欠部が設けられた配線を有する配線層と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に前記配線層が位置する多層プリント配線板を予め用意し、
支持シートの厚さ方向の一方の面に剥離層を形成する工程と、
前記剥離層が前記支持シートに臨む面と反対側に可塑性を有する導電性樹脂をパターン状に配置することによって導電性樹脂パターンを形成する工程と、
前記剥離層の前記面上で前記導電性樹脂パターンを構成する導電性樹脂部分に素子を形成する工程と、
前記素子を前記欠部に挿入し前記導電性樹脂パターンが形成された面を前記多層プリント配線板の前記配線層に重ね合わせ前記支持シートを前記多層プリント配線板に圧着する工程と、
前記多層プリント配線板から前記支持シートおよび前記剥離層の双方を剥離して前記導電性樹脂パターンと前記素子とを前記配線層に転写する工程と、
を含むことを特徴とする部品搭載基板の製造方法。 - 前記支持シートの前記多層プリント配線板への圧着は熱圧着によってなされ、前記剥離層は常温において粘着性を有しかつ加熱により粘着性を失う材料で構成されていることを特徴とする請求項7記載の部品搭載基板の製造方法。
- 欠部が設けられた配線を有する配線層と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に前記配線層が位置する多層プリント配線板を予め用意し、
支持シートの厚さ方向の一方の面に離型層を形成する工程と、
前記離型層が前記支持シートに臨む面と反対側に可塑性を有する導電性樹脂をパターン状に配置することによって導電性樹脂パターンを形成する工程と、
前記離型層の前記面上で前記導電性樹脂パターンを構成する導電性樹脂部分に素子を形成する工程と、
前記素子を前記欠部に挿入し前記導電性樹脂パターンが形成された面を前記多層プリント配線板の前記配線層に重ね合わせ前記支持シートを前記多層プリント配線板に圧着する工程と、
前記多層プリント配線板から前記支持シートを剥離して前記離型層と前記導電性樹脂パターンと前記素子とを前記配線層に転写する工程と、
を含むことを特徴とする部品搭載基板の製造方法。 - 前記支持シートの前記多層プリント配線板への圧着は熱圧着によってなされ、前記離型層は加熱により凝集破壊を生じる樹脂で構成されていることを特徴とする請求項9記載の部品搭載基板の製造方法。
- 欠部が設けられた配線を有する配線層と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に前記配線層が位置する多層プリント配線板を予め用意し、
支持シートの厚さ方向の一方の面に弾性を有する応力緩和層を形成する工程と、
前記応力緩和層が前記支持シートに臨む面と反対側に可塑性を有する導電性樹脂をパターン状に配置することによって導電性樹脂パターンを形成する工程と、
前記応力緩和層の前記面上で前記導電性樹脂パターンを構成する導電性樹脂部分に素子を形成する工程と、
前記素子を前記欠部に挿入し前記導電性樹脂パターンが形成された面を前記多層プリント配線板の前記配線層に重ね合わせ前記支持シートを前記多層プリント配線板に圧着する工程と、
前記多層プリント配線板から前記支持シートを剥離して前記応力緩和層と前記導電性樹脂パターンと前記素子とを前記配線層に転写する工程と、
を含むことを特徴とする部品搭載基板の製造方法。 - 前記支持シートの前記多層プリント配線基板への圧着は熱圧着によってなされることを特徴とする請求項11記載の部品搭載基板の製造方法。
- 欠部が設けられた配線を有する配線層と絶縁層とが積層され厚さ方向の最も外側に前記配線層が位置する多層プリント配線板を予め用意し、
プリント配線板用絶縁樹脂シートの厚さ方向の一方の面に可塑性を有する導電性樹脂をパターン状に配置することによって導電性樹脂パターンを形成する工程と、
前記プリント配線板用絶縁樹脂シートの前記面上で前記導電性樹脂パターンを構成する導電性樹脂部分に素子を形成する工程と、
前記素子を前記欠部に挿入し前記導電性樹脂パターンが形成された面を前記多層プリント配線板の前記配線層に重ね合わせ前記プリント配線板用絶縁樹脂シートを前記多層プリント配線板に圧着しそれら前記プリント配線板用絶縁樹脂シートと前記導電性樹脂パターンと前記素子と前記多層プリント配線板とを一体化する圧着一体化工程と、
を含むことを特徴とする部品搭載基板の製造方法。 - 前記圧着一体化工程は、圧着工程と、前記圧着工程の後に行われる一体化工程とで構成されていることを特徴とする請求項13記載の部品搭載基板の製造方法。
- 前記圧着工程は熱圧着によってなされ、前記一体化工程は前記プリント配線板用絶縁樹脂シートと前記導電性樹脂パターンと前記素子と前記多層プリント配線板とを熱プレスすることでなされることを特徴とする請求項14記載の部品搭載基板の製造方法。
- 前記導電性樹脂は常温において可塑性を有し、加熱もしくは紫外線光線照射により硬化するものであることを特徴とする請求項5乃至15に何れか1項記載の部品搭載基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184572A JP4930829B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 部品搭載基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184572A JP4930829B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 部品搭載基板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008016552A true JP2008016552A (ja) | 2008-01-24 |
JP4930829B2 JP4930829B2 (ja) | 2012-05-16 |
Family
ID=39073305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006184572A Expired - Fee Related JP4930829B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 部品搭載基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4930829B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021141133A (ja) * | 2020-03-03 | 2021-09-16 | 味の素株式会社 | プリント配線板の製造方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5357468A (en) * | 1976-11-04 | 1978-05-24 | Hitachi Chemical Co Ltd | Flexible printed circuit board having printed resistor |
JPS5731871A (en) * | 1980-06-18 | 1982-02-20 | Engstrom Medical Ab | Method and device for controlling pulmonary ventilator |
JPS63305502A (ja) * | 1987-06-06 | 1988-12-13 | Asahi Chem Res Lab Ltd | 基板に抵抗回路を形成する方法 |
JPH06244362A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-09-02 | Nippondenso Co Ltd | 厚膜多層基板の製造方法 |
JPH10173316A (ja) * | 1996-12-12 | 1998-06-26 | Kyocera Corp | 配線基板形成用転写シート及びそれを用いた配線基板の製造方法 |
JP2003060354A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-28 | Multi:Kk | 部品内蔵プリント回路板及びその製造方法 |
JP2003261842A (ja) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | Lintec Corp | 半導体ウエハ加工用粘着シートおよびその使用方法 |
JP2005101353A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Toshiba Corp | セラミックス回路基板 |
JP2005109307A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路部品内蔵基板およびその製造方法 |
-
2006
- 2006-07-04 JP JP2006184572A patent/JP4930829B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5357468A (en) * | 1976-11-04 | 1978-05-24 | Hitachi Chemical Co Ltd | Flexible printed circuit board having printed resistor |
JPS5731871A (en) * | 1980-06-18 | 1982-02-20 | Engstrom Medical Ab | Method and device for controlling pulmonary ventilator |
JPS63305502A (ja) * | 1987-06-06 | 1988-12-13 | Asahi Chem Res Lab Ltd | 基板に抵抗回路を形成する方法 |
JPH06244362A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-09-02 | Nippondenso Co Ltd | 厚膜多層基板の製造方法 |
JPH10173316A (ja) * | 1996-12-12 | 1998-06-26 | Kyocera Corp | 配線基板形成用転写シート及びそれを用いた配線基板の製造方法 |
JP2003060354A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-28 | Multi:Kk | 部品内蔵プリント回路板及びその製造方法 |
JP2003261842A (ja) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | Lintec Corp | 半導体ウエハ加工用粘着シートおよびその使用方法 |
JP2005101353A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Toshiba Corp | セラミックス回路基板 |
JP2005109307A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路部品内蔵基板およびその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021141133A (ja) * | 2020-03-03 | 2021-09-16 | 味の素株式会社 | プリント配線板の製造方法 |
JP7276199B2 (ja) | 2020-03-03 | 2023-05-18 | 味の素株式会社 | プリント配線板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4930829B2 (ja) | 2012-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3820415B2 (ja) | プリント基板の製造方法及びプリント基板の構造 | |
JP4334996B2 (ja) | 多層配線板用基材、両面配線板およびそれらの製造方法 | |
JP5109662B2 (ja) | 積層回路基板の製造方法および回路板の製造方法 | |
JP2003347748A (ja) | 多層配線基板及びその製造方法。 | |
JP2002064271A (ja) | 複合配線基板及びその製造方法 | |
US7375421B2 (en) | High density multilayer circuit module | |
WO2014203718A1 (ja) | 樹脂多層基板の製造方法 | |
WO2004016054A1 (ja) | 配線基板および配線基板の接続構造 | |
WO2007114111A1 (ja) | 多層配線基板とその製造方法 | |
JP4195619B2 (ja) | 多層配線板およびその製造方法 | |
JP4183708B2 (ja) | 部品内蔵基板の製造方法 | |
JP3251711B2 (ja) | 印刷配線板および印刷配線板の製造方法 | |
JP2001015920A (ja) | 多層プリント配線板及びその製造方法 | |
JPH08195561A (ja) | 多層印刷配線板及びその製造方法 | |
JP4930829B2 (ja) | 部品搭載基板およびその製造方法 | |
JP3705370B2 (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
JPH07283534A (ja) | 多層基板の製造方法 | |
JP2721570B2 (ja) | 多層フレキシブルプリント配線板 | |
JP2004031476A (ja) | 電子部品内蔵多層プリント基板及びその製造方法 | |
JPH1070363A (ja) | 印刷配線板の製造方法 | |
JP2003110203A (ja) | 多数個取り配線基板およびその製造方法 | |
JP5766387B2 (ja) | 電子部品内蔵型の2層配線基板の製造方法及び電子部品内蔵型の2層配線基板 | |
JPH07312468A (ja) | フレキシブル回路基板 | |
JPH1131884A (ja) | 多層プリント回路基板および電子装置 | |
JPH11112150A (ja) | 多層基板とその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120120 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120202 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |