JP2008016144A - 不揮発性メモリ及びその制御方法 - Google Patents

不揮発性メモリ及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008016144A
JP2008016144A JP2006187693A JP2006187693A JP2008016144A JP 2008016144 A JP2008016144 A JP 2008016144A JP 2006187693 A JP2006187693 A JP 2006187693A JP 2006187693 A JP2006187693 A JP 2006187693A JP 2008016144 A JP2008016144 A JP 2008016144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonvolatile memory
bit line
memory element
period
selection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006187693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4191211B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Nakai
潔 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2006187693A priority Critical patent/JP4191211B2/ja
Priority to US11/771,537 priority patent/US7701758B2/en
Priority to CN2007101274028A priority patent/CN101101791B/zh
Priority to TW096124668A priority patent/TWI338896B/zh
Publication of JP2008016144A publication Critical patent/JP2008016144A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4191211B2 publication Critical patent/JP4191211B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/08Word line control circuits, e.g. drivers, boosters, pull-up circuits, pull-down circuits, precharging circuits, for word lines
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0004Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements comprising amorphous/crystalline phase transition cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0023Address circuits or decoders
    • G11C13/0028Word-line or row circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0061Timing circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0069Writing or programming circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0069Writing or programming circuits or methods
    • G11C2013/0071Write using write potential applied to access device gate
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2213/00Indexing scheme relating to G11C13/00 for features not covered by this group
    • G11C2213/70Resistive array aspects
    • G11C2213/79Array wherein the access device being a transistor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】負性抵抗特性を有する不揮発性メモリ素子をセットする際のスナップバックによる過剰電流の発生を抑制する。
【解決手段】不揮発性メモリ素子に直列接続された選択トランジスタに選択電圧を供給するワード線駆動回路30を備える。ワード線駆動回路30は、第1の期間においては選択トランジスタの制御電極に第1の選択電圧VDDを与え、第1の期間に続く第2の期間おいては選択トランジスタの制御電極に第1の選択電圧VDDよりも高い第2の選択電圧VPPを与える。これにより、選択トランジスタの電流駆動能力が段階的に変化することから、スナップバックが発生するタイミングにおける選択トランジスタの電流駆動能力を制限することができる。その結果、スナップバックにより発生する過剰電流が抑制されることから、不揮発性メモリ素子に加わるダメージを低減することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気的に書き替え可能な不揮発性メモリ及びその制御方法に関し、特に、負性抵抗特性を有する不揮発性メモリ素子を用いた不揮発性メモリ及びその制御方法に関する。
パーソナルコンピュータやサーバなどには、階層的に構築された種々の記憶装置が用いられる。下層の記憶装置は安価で且つ大容量であることが求められ、上層の記憶装置には高速アクセスが求められる。最も下層の記憶装置としては、一般的にハードディスクドライブや磁気テープなどの磁気ストレージが用いられる。磁気ストレージは不揮発性であり、しかも、半導体メモリなどに比べて極めて大容量のデータを安価に保存することが可能であるが、アクセススピードが遅く、しかも、多くの場合ランダムアクセス性を有していない。このため、磁気ストレージには、プログラムや長期的に保存すべきデータなどが格納され、必要に応じてより上層の記憶装置に転送される。
メインメモリは、磁気ストレージよりも上層の記憶装置である。一般的に、メインメモリにはDRAM(Dynamic Random Access Memory)が用いられる。DRAMは、磁気ストレージに比べて高速アクセスが可能であり、しかも、ランダムアクセス性を有している。また、SRAM(Static Random Access Memory)などの高速半導体メモリよりも、ビット単価が安いという特徴を有している。
最も上層の記憶装置は、MPU(Micro Processing Unit)に内蔵された内蔵キャッシュメモリである。内蔵キャッシュメモリは、MPUのコアと内部バスを介して接続されることから、極めて高速なアクセスが可能である。しかしながら、確保できる記録容量は極めて少ない。尚、内蔵キャッシュとメインメモリとの間の階層を構成する記憶装置として、2次キャッシュや3次キャッシュなどが使用されることもある。
DRAMがメインメモリとして選択される理由は、アクセス速度とビット単価のバランスが非常に良いからである。しかも、半導体メモリの中では大容量であり、近年においては1ギガビットを超える容量を持つチップも開発されている。しかしながら、DRAMは揮発性メモリであり、電源を切ると記憶データが失われてしまうため、プログラムや長期的に保存すべきデータの格納には適していない。また、電源投入中も、データを保持するためには定期的にリフレッシュ動作を行う必要があるため、消費電力の低減に限界があるとともに、コントローラによる複雑な制御が必要であるという課題を抱えている。
大容量の不揮発性半導体メモリとしては、フラッシュメモリが知られている。しかしながら、フラッシュメモリは、データの書き込みやデータの消去に大電流が必要であり、しかも、書き込み時間や消去時間が非常に長いというデメリットを有している。したがって、メインメモリとしてのDRAMを代替することは不適切である。その他、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)やFRAM(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性メモリが提案されているが、DRAMと同等の記憶容量を得ることは困難である。
一方、DRAMに代わる半導体メモリとして、相変化材料を用いて記録を行うPRAM(Phase change Random Access Memory)が提案されている(特許文献1参照)。PRAMは、記録層に含まれる相変化材料の相状態によってデータを記憶する。つまり、相変化材料は、結晶相における電気抵抗とアモルファス相における電気抵抗が大きく異なっていることから、これを利用して、データを記録することができる。
相状態の変化は、相変化材料に書き込み電流を流し、これにより相変化材料を加熱することによって行われる。データの読み出しは、相変化材料に読み出し電流を流し、その抵抗値を測定することによって行われる。読み出し電流は、相変化を生じさせないよう、書き込み電流よりも十分小さな値に設定される。このように、相変化材料の相状態は、高熱を印加しない限り変化しないことから、電源を切ってもデータが失われることはない。
図9は、相変化材料を用いた不揮発性メモリ素子の電流−電圧特性を示すグラフである。
図9に示すように、結晶状態(本明細書では「セット状態」と定義する)にある不揮発性メモリ素子はほぼリニアな電流−電圧特性Aを示し、一般的な抵抗体と見なすことができる。これに対し、アモルファス状態(本明細書では「リセット状態」と定義する)にある不揮発性メモリ素子はいわゆる負性抵抗特性Bを有しており、所定のしきい値Vtを超える電圧を印加しない限りほぼ絶縁状態である。そして、電圧がしきい値Vtを超えると、スナップバックして低抵抗となる。
このような特性を有する不揮発性メモリ素子をセット状態からリセット状態に遷移させるためには、図9に示すリセット領域の電流を不揮発性メモリ素子に流せばよい。リセット領域の電流は、不揮発性メモリ素子を構成する相変化材料を融点以上の温度に加熱するために必要な電流であり、このような電流を流した後、電流を遮断することによって冷却すれば、相変化材料がアモルファス化する。
また、不揮発性メモリ素子をリセット状態からセット状態に遷移させるためには、図9に示すセット領域の電流を不揮発性メモリ素子に流せばよい。セット領域の電流は、不揮発性メモリ素子を構成する相変化材料を結晶化温度以上、融点未満の温度に加熱するために必要な電流であり、このような電流を流した後、電流を遮断することによって冷却すれば、相変化材料が結晶化する。
しかしながら、上述の通り、リセット状態にある不揮発性メモリ素子は負性抵抗特性Bを有している。このため、リセット状態からセット状態に遷移させるためには、まず不揮発性メモリ素子にしきい値Vtを超える電圧を印加する必要がある。このため、書き込み動作の初期においては、ビット線にCBL×Vtで定義される電荷Qが蓄積されることになる。ここでCBLはビット線の容量である。蓄積された電荷Qは、スナップバックにより不揮発性メモリ素子を介して放電される。したがって、ビット線容量CBLが大きくなるにつれて、スナップバックにより不揮発性メモリ素子を介して放電される電流量は増大する。
図10は、不揮発性メモリ素子をリセット状態からセット状態に遷移させる際の電流波形を示すグラフである。
図10に示すように、不揮発性メモリ素子をリセット状態からセット状態に遷移させるためには、本来、図10に示すセット領域に相当する電流を不揮発性メモリ素子に流せばよい。しかしながら、上述の通り、リセット状態にある不揮発性メモリ素子は負性抵抗特性を有しているため、スナップバックにより電荷Qが放出される際に過剰電流が流れる。過剰電流の量はビット線容量CBLにもよるが、多くの場合、リセット領域の電流よりも大電流であり、相変化材料は瞬間的に高熱に晒されることになる。
したがって、スナップバックによる過剰電流は相変化材料にダメージを与えるおそれがあり、書き替え可能な回数(書き替え寿命)を低下させる原因となることが考えられる。
米国特許第5,536,947号明細書
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものであって、スナップバックによる過剰電流の発生が抑制された不揮発性メモリ及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明による不揮発性メモリは、負性抵抗特性を有する不揮発性メモリ素子と、不揮発性メモリ素子に直列接続された選択トランジスタと、不揮発性メモリ素子に電流を供給するビット線と、不揮発性メモリ素子に対する書き込み時において、選択トランジスタの電流駆動能力を段階的又は連続的に変化させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、書き込み時において選択トランジスタの電流駆動能力を段階的又は連続的に変化させる手段を有していることから、スナップバックが発生するタイミングにおける選択トランジスタの電流駆動能力を制限することができる。これにより、スナップバックにより発生する過剰電流が抑制されることから、不揮発性メモリ素子に加わるダメージを低減することが可能となる。
また、本発明による不揮発性メモリの制御方法は、負性抵抗特性を有する不揮発性メモリ素子と、不揮発性メモリ素子に直列接続された選択トランジスタと、不揮発性メモリ素子に電流を供給するビット線とを備える不揮発性メモリの制御方法であって、第1の期間においては選択トランジスタの制御電極に第1の選択電圧を与え、第1の期間に続く第2の期間おいては選択トランジスタの制御電極に第1の選択電圧よりも高い第2の選択電圧を与えることを特徴とする。
本発明によれば、第1の期間において選択トランジスタの電流駆動能力が制限されることから、この期間にスナップバックを発生させれば、過剰電流を抑制することが可能となる。
不揮発性メモリ素子の種類については、負性抵抗特性を有する素子である限り特に限定されないが、代表的な素子としてカルコゲナイド材料などの相変化材料を用いた不揮発性メモリ素子を挙げることができる。
このように、本発明によれば、スナップバックにより発生する過剰電流を抑制することができる。その結果、不揮発性メモリ素子に加わるダメージを低減することができることから、不揮発性メモリの書き替え可能な回数(書き替え寿命)の低減を防止することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による不揮発性メモリの主要部の構成を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態による不揮発性メモリのメモリセルアレイ2は、互いに交差する複数のワード線WL及び複数のビット線BLを備え、各交点にメモリセルMCが配置された構成を有している。
図2は、メモリセルMCの回路図である。
図2に示すように、メモリセルMCは、相変化材料からなる不揮発性メモリ素子Pcと選択トランジスタTrによって構成され、これらがビット線BLとソース電位VSSとの間に直列接続されている。
不揮発性メモリ素子Pcを構成する相変化材料としては、2以上の相状態を取り、且つ、相状態によって電気抵抗が異なる材料であれば特に制限されないが、いわゆるカルコゲナイド材料を選択することが好ましい。カルコゲナイド材料とは、ゲルマニウム(Ge)、アンチモン(Sb)、テルル(Te)、インジウム(In)、セレン(Se)等の元素を少なくとも一つ以上含む合金を指す。一例として、GaSb、InSb、InSe、SbTe、GeTe等の2元系元素、GeSbTe、InSbTe、GaSeTe、SnSbTe、InSbGe等の3元系元素、AgInSbTe、(GeSn)SbTe、GeSb(SeTe)、Te81Ge15Sb等の4元系元素が挙げられる。
カルコゲナイド材料を含む相変化材料は、アモルファス相(非晶質相)及び結晶相のいずれかの相状態をとることができ、アモルファス相では相対的に高抵抗状態、結晶相では相対的に低抵抗状態となる。
選択トランジスタTrは、NチャンネルMOSトランジスタによって構成され、そのゲート電極は対応するワード線WLに接続されている。これにより、ワード線WLが活性化すると、ビット線BLとソース電位VSSとの間に不揮発性メモリ素子Pcが接続された状態となる。
図1に戻って、ワード線WLは、コントローラ10の制御のもとロウデコーダ11によって駆動される。ロウデコーダ11には、コントローラ10よりロウアドレスXが供給されており、ロウデコーダ11は、ロウアドレスXに基づいて複数のワード線WLのいずれか一つを活性化する。但し、メモリセルアレイ2が複数のサブアレイに分割されている場合には、ビット線を共用しない複数のワード線WLを同時に活性化させても構わない。
一方、ビット線BLは、コントローラ10の制御のもとカラムデコーダ12によって駆動され、読み出し動作時及び書き込み動作時において、それぞれ適切な電流を各ビット線BLに供給する。カラムデコーダ12には、コントローラ10よりカラムアドレスY及びリードライト信号R/Wが供給されており、リードライト信号R/Wが読み出し動作を示している場合には、各ビット線BLから読み出されたデータのうち、カラムアドレスYが示すデータDQをデータ入出力端子21に出力する。一方、リードライト信号R/Wが書き込み動作を示している場合には、データ入出力端子21より供給されたデータDQ及びカラムアドレスYに基づいて各ビット線BLを駆動する。書き込み動作時におけるビット線BLの駆動方法については追って詳述する。
コントローラ10には、クロック端子22、アドレス端子23及びコマンド端子24をそれぞれ介してクロック信号CLK、アドレス信号ADD及びコマンド信号CMDが供給される。コントローラ10は、これらクロック信号CLK、アドレス信号ADD及びコマンド信号CMDに基づき、上述したロウデコーダ11及びカラムデコーダ12を制御する。
また、コントローラ10は、セット信号SET及びリセット信号RESETを生成する。これらセット信号SET及びリセット信号RESETは、リードライト信号R/Wが書き込み動作を示している場合におけるタイミング信号であり、セット信号SETについてはカラムデコーダ12に供給され、リセット信号RESETについてはロウデコーダ11及びカラムデコーダ12の両方に供給される。
図3は、ロウデコーダ11に含まれるワード線駆動回路30の回路図である。
図3に示すワード線駆動回路30は、一つのワード線WLに対応する回路であり、したがって、ロウデコーダ11内には各ワード線WLに対応するワード線駆動回路30が設けられている。
図3に示すように、ワード線駆動回路30は、第1の電源電位VDDとソース電位VSSとの間に直列接続されたPチャンネルMOSトランジスタ31及びNチャンネルMOSトランジスタ32と、第2の電源電位VPP(>VDD)とソース電位VSSとの間に直列接続されたPチャンネルMOSトランジスタ33及びNチャンネルMOSトランジスタ34とを備えている。トランジスタ31〜34のドレインは共通接続され、対応するワード線WLに接続される。
また、ワード線駆動回路30は、選択信号F及びリセット信号RESETを受けるNANDゲート35と、選択信号Fを受けるインバータ36とをさらに備えており、これらの出力はそれぞれトランジスタ31,32のゲート電極に供給される。リセット信号RESETは、トランジスタ33のゲート電極にも直接供給される。選択信号FはロウアドレスXに基づいて生成される信号であり、活性化すべきワード線WLに対応する選択信号Fがハイレベルとなる。
また、ワード線駆動回路30は、リセット信号RESETを受ける遅延回路37、遅延回路37の出力を受けるインバータ38、並びに、インバータ38の出力及びリセット信号RESETを受けるANDゲート39をさらに備えており、ANDゲート39の出力はトランジスタ34のゲート電極に供給される。
このような回路構成により、ワード線駆動回路30の出力は、第1の電源電位VDD、第2の電源電位VPP及びソース電位VSSのいずれかレベルとなる。つまり、各ワード線WLは、上記3値のいずれかのレベルに駆動されることになる。
図4は、カラムデコーダ12に含まれるビット線駆動回路40の回路図である。
ビット線駆動回路40は、リードライト信号R/Wが書き込み動作を示している場合に活性化される回路であり、図4に示すように、一つのビット線BLに対応している。カラムデコーダ12内には複数のビット線駆動回路40が設けられているが、全てのビット線BLに対してビット線駆動回路40を割り当てる必要はなく、カラムスイッチにより択一的に選択される複数のビット線BLに対して一つ割り当てればよい。
図4に示すように、ビット線駆動回路40は、第1の電源電位VDDに接続されたセット用定電流回路41と、第2の電源電位VPPに接続されたリセット用定電流回路42とを備えている。セット用定電流回路41はセット領域の電流を供給する電流源であり、リセット用定電流回路42はリセット領域の電流を供給する電流源である。また、ビット線駆動回路40は、ソースがセット用定電流回路41に接続されたPチャンネルMOSトランジスタ43と、ソースがリセット用定電流回路42に接続されたPチャンネルMOSトランジスタ44をさらに備えている。トランジスタ43,44のドレインは共通接続され、対応するビット線BLに接続される。
トランジスタ43のゲート電極にはセット信号SETが供給されている。これにより、セット用定電流回路41及びトランジスタ43は、不揮発性メモリ素子Pcをセットするための駆動回路を構成する。一方、トランジスタ44のゲート電極にはリセット信号RESETが供給されている。これにより、リセット用定電流回路42及びトランジスタ44は、不揮発性メモリ素子Pcをリセットするための駆動回路を構成する。
トランジスタ43,44のいずれを導通させるかは、書き込むべきデータ、すなわちデータDQの論理レベルによって選択される。具体的には、セットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線BLに接続されたビット線駆動回路40には、セット信号SETが供給され、これによりトランジスタ43がオンする。一方、リセットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線BLに接続されたビット線駆動回路40には、リセット信号RESETが供給され、これによりトランジスタ44がオンする。
図5は、カラムデコーダ12に含まれる読み出し回路50の回路図である。
読み出し回路50は、リードライト信号R/Wが読み出し動作を示している場合に活性化される回路であり、図5に示すように、一つのビット線BLに対応している。しかしながら、ビット線駆動回路40と同様、全てのビット線BLに対して読み出し回路50を割り当てる必要はなく、カラムスイッチにより択一的に選択される複数のビット線BLに対して一つ割り当てればよい。
図5に示すように、読み出し回路50は、第1の電源電位VDDと対応するビット線BLとの間に直列に接続されたPチャンネルMOSトランジスタ51及びNチャンネルMOSトランジスタ52とを備えている。トランジスタ51はダイオード接続されており、そのドレイン及びゲートはアンプ53の一方の入力端に供給される。アンプ53の他方の入力端には基準電位Vrefが供給されている。アンプ53の出力は、データDQとしてデータ入出力端子21に供給される。
また、読み出し回路50はアンプ54をさらに備えており、その出力はトランジスタ53のゲート電極に供給される。アンプ54の一方の入力端にはバイアス電位Vbiasが供給され、他方の入力端はトランジスタ52のドレインに接続されている。これにより、読み出し動作時においては、ビット線BLのレベルがバイアス電位Vbias近傍に調整されるとともに、ビット線BLに流れる電流量に応じてアンプ53の出力、すなわちデータDQの論理レベルが定められる。
以上が本実施形態による不揮発性メモリの構成である。次に、本実施形態による不揮発性メモリの書き込み動作について説明する。
図6は、本実施形態による不揮発性メモリの書き込み動作を示すタイミング図である。
図6に示すように、データの書き込み動作では、クロック信号CLKに同期した時刻t1において活性化コマンドACT及びロウアドレスXが供給され、次いで、時刻t2において書き込みコマンドWRT、カラムアドレスY及び書き込みデータDQが供給される。これに応答して、ロウアドレスXに基づく所定の選択信号Fがハイレベルに変化するとともに、セット信号SET及びリセット信号RESETがこの順にローレベルに活性化するが、時刻t2以前の期間においては、全ての選択信号Fはローレベルに固定され、セット信号SET及びリセット信号RESETはいずれもハイレベル固定されている。
このため、図3に示したワード線駆動回路30は、トランジスタ32がオン、その他のトランジスタがオフとなることから、全てのワード線WLはソース電位VSSに固定されている。したがって、各メモリセルMCに含まれる選択トランジスタTrは全てオフしている。
そして、時刻t2において所定の選択信号Fがハイレベルに変化するとともに、セット信号SETがローレベルに変化すると、ワード線駆動回路30に含まれるトランジスタ31がオン、その他のトランジスタがオフとなることから、選択されたワード線WLには、選択電圧として第1の電源電位VDDが供給される。これにより、当該ワード線WLに接続された選択トランジスタTrは全てオン状態となる。
また、セット信号SETは、セットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線駆動回路40にも供給され、当該ビット線駆動回路40に含まれるトランジスタ43がオン状態となる。これにより、セットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線BLには、書き込み電圧としてVDDが供給され、セット領域の電流が供給されることになる。この時、ビット線BLに流れる電流波形は、図6のBL(RESET→SET)にて示されている。その結果、セットすべき不揮発性メモリ素子Pcがリセット状態であった場合、不揮発性メモリ素子Pcにはしきい値Vtを超える電圧が印加されることから、スナップバックが発生する。
しかしながら、この時点ではゲート電圧がVDDであり、電流駆動能力が相対的に低く抑えられている。このため、スナップバックによって生じる過剰電流は、選択トランジスタTrの現在の電流駆動能力によって制限される。
また、この時点では、リセット信号RESETはハイレベルのままである。したがって、リセットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線BLは非活性状態とされる。
その後、時刻t3においてリセット信号RESETがローレベルに変化すると、ワード線駆動回路30に含まれるトランジスタ33がオン、その他のトランジスタがオフとなることから、選択されたワード線WLの選択電圧は、第2の電源電位VPPに変化する。これにより、当該ワード線WLに接続された選択トランジスタTrの電流駆動能力が上昇する。
また、リセット信号RESETは、リセットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線駆動回路40にも供給され、当該ビット線駆動回路40に含まれるトランジスタ44がオン状態となる。これにより、リセットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線BLには、書き込み電圧としてVPPが供給され、リセット領域の電流が供給されることになる。この時、ビット線BLに流れる電流波形は、図6のBL(SET→RESET)にて示されている。リセット領域の電流は、不揮発性メモリ素子Pcを構成する相変化材料が融点以上の温度に加熱するために必要な電流であり、比較的大きな電流量であるが、この時点では選択トランジスタTrのゲート電圧がVPPに高められていることから、リセットするのに十分な電流を不揮発性メモリ素子Pcに供給することができる。
リセット信号RESETがローレベルに活性化している間は、セット信号SETも引き続き活性化されている。これにより、セットすべき不揮発性メモリ素子Pcにはセット領域の電流が流れ続け、不揮発性メモリ素子Pcを構成する相変化材料が結晶化温度以上、融点未満の温度に加熱される。
そして、時刻t4において選択信号Fがローレベル、セット信号SET及びリセット信号RESETがハイレベルに戻る。これにより、ワード線駆動回路30に含まれるトランジスタ32,34がオンし、ワード線WLはソース電位VSSに戻る。また、ビット線駆動回路40に含まれるトランジスタ43,44はいずれもオフとなり、電流の供給が終了する。
図7は、不揮発性メモリ素子Pcをリセット状態からセット状態に遷移させる際の電流波形を示すグラフである。
リセット状態、つまり相変化材料がアモルファス状態である不揮発性メモリ素子Pcは、負性抵抗特性を有していることから、図7の波形Cに示すように、本実施形態においてもスナップバックによって多少の過剰電流が流れる。しかしながら、この時点では選択トランジスタTrのゲート電圧がVDDに設定されており、電流駆動能力が制限されていることから、過剰電流のピークが大幅に抑制されることになる。つまり、セット領域の電流から大きく外れることなく、安定した電流量を供給することができる。このため、不揮発性メモリ素子Pcに加わるダメージは、従来に比べて非常に少ない。尚、比較のために示した波形Dは、従来の不揮発性メモリにおいて流れる電流波形であり、図10に示した波形と同じである。
図8は、不揮発性メモリ素子Pcをセット状態からリセット状態に遷移させる際の電流波形を示すグラフである。
セット状態にある不揮発性メモリ素子Pcは負性抵抗特性を有しておらず、通常の抵抗体としての性質を示すため、図8の波形Eに示すように、ほぼ一定の電流を供給することができる。
上述の通り、リセット領域の電流は、不揮発性メモリ素子Pcを構成する相変化材料が融点以上の温度に加熱するために必要な電流であり、比較的大きな電流量となるが、リセット信号RESETが活性化するタイミングで選択トランジスタTrのゲート電圧がVPPに高められていることから、リセットするのに十分な電流を不揮発性メモリ素子Pcに供給することが可能となる。
このようにして所望の不揮発性メモリ素子Pcをセット又はリセットした後、読み出し回路50を用いてビット線BLに所定量の電流が流れるか否かを検出すれば、書き込まれたデータを読み出すことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、書き込み動作の前半部分である時刻t2〜t3の期間においては、ワード線WLのレベルをVDDに設定するとともにセット信号SETを活性化させ、書き込み動作の後半部分である時刻t3〜t4の期間においては、ワード線WLのレベルをVPPに設定するとともにリセット信号RESETを活性化させていることから、スナップバックによる過剰電流を効果的に抑制しつつ、不揮発性メモリ素子Pcのセット及びリセットを正しく行うことが可能となる。
しかも、本実施形態によれば、不揮発性メモリ素子Pcをセットする場合とリセットする場合とで同じシーケンスを用いていることから、同一のワード線WLに接続された複数のメモリセルMCに対して異なるデータを同時に書き込むことが可能である。したがって、制御の簡素化及び書き込み動作の高速化を実現することも可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、ワード線WLのレベルを2段階、つまり、VSSからVDDに変化させた後、VDDからVPPに変化させているが、本発明においてワード線レベルの制御が2段階に限定されるものではない。したがって、ワード線のレベルを3段階以上に制御しても構わないし、ワード線のレベルを連続的に変化させても構わない。
また、上記実施形態では、書き込み動作の前半部分である時刻t2〜t3の期間におけるワード線WLのレベルと、セットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線BLのレベルをいずれもVDDに設定しているが、本発明においてこれらのレベルが一致していることは必須でない。同様に、上記実施形態では、書き込み動作の後半部分である時刻t3〜t4の期間におけるワード線WLのレベルと、リセットすべき不揮発性メモリ素子Pcに対応するビット線BLのレベルをいずれもVPPに設定しているが、本発明においてこれらのレベルが一致していることも必須でない。
さらに、上記実施形態では、ワード線WLのレベルをVDDからVPPに変化させるタイミングと、リセット信号RESETを活性化させるタイミングを一致させているが(時刻t3)、本発明においてこれらが完全に一致していることは必須でない。
また、上記実施形態では、不揮発性メモリ素子Pcが相変化材料によって構成されているが、本発明がこれに限定されるものではなく、負性抵抗特性を有する不揮発性メモリ素子を用いたメモリであれば、他の種類の不揮発性メモリに対しても本発明を適用することが可能である。
本発明の好ましい実施形態による不揮発性メモリの主要部の構成を模式的に示すブロック図である。 メモリセルMCの回路図である。 ロウデコーダ11に含まれるワード線駆動回路30の回路図である。 カラムデコーダ12に含まれるビット線駆動回路40の回路図である。 カラムデコーダ12に含まれる読み出し回路50の回路図である。 本発明の好ましい実施形態による不揮発性メモリの書き込み動作を示すタイミング図である。 本発明の好ましい実施形態による不揮発性メモリにおいて、不揮発性メモリ素子Pcをリセット状態からセット状態に遷移させる際の電流波形を示すグラフである。 本発明の好ましい実施形態による不揮発性メモリにおいて、不揮発性メモリ素子Pcをセット状態からリセット状態に遷移させる際の電流波形を示すグラフである。 相変化材料を用いた不揮発性メモリ素子の電流−電圧特性を示すグラフである。 一般的な不揮発性メモリにおいて、不揮発性メモリ素子をリセット状態からセット状態に遷移させる際の電流波形を示すグラフである。
符号の説明
2 メモリセルアレイ
10 コントローラ
11 ロウデコーダ
12 カラムデコーダ
21 データ入出力端子
22 クロック端子
23 アドレス端子
24 コマンド端子
30 ワード線駆動回路
31〜34 トランジスタ
35 NANDゲート
36,38 インバータ
37 遅延回路
39 ANDゲート
40 ビット線駆動回路
41 セット用定電流回路
42 リセット用定電流回路
43,44 トランジスタ
50 読み出し回路
51,52 トランジスタ
53,54 アンプ
BL ビット線
MC メモリセル
Pc 不揮発性メモリ素子
Tr 選択トランジスタ
WL ワード線

Claims (12)

  1. 負性抵抗特性を有する不揮発性メモリ素子と、前記不揮発性メモリ素子に直列接続された選択トランジスタと、前記不揮発性メモリ素子に電流を供給するビット線と、前記不揮発性メモリ素子に対する書き込み時において、前記選択トランジスタの電流駆動能力を段階的又は連続的に変化させる手段とを備えることを特徴とする不揮発性メモリ。
  2. 前記不揮発性メモリ素子は、互いに電気抵抗の異なる少なくとも第1及び第2の状態に遷移可能な素子であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ。
  3. 前記不揮発性メモリ素子が相変化材料を含んでいることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ。
  4. 前記手段は、第1の期間においては前記選択トランジスタの制御電極に第1の選択電圧を与え、前記第1の期間に続く第2の期間おいては前記選択トランジスタの前記制御電極に前記第1の選択電圧よりも高い第2の選択電圧を与えることを特徴とする請求項2又は3に記載の不揮発性メモリ。
  5. 前記ビット線に第1の書き込み電圧を与える第1の駆動回路と、前記ビット線に前記第1の書き込み電圧よりも高い第2の書き込み電圧を与える第2の駆動回路とをさらに備え、
    前記不揮発性メモリ素子を前記第1の状態とする場合には、前記第1の駆動回路を少なくとも前記第1の期間において活性化させ、
    前記不揮発性メモリ素子を前記第2の状態とする場合には、前記第2の駆動回路を前記第1の期間において非活性化させ、第2の期間において活性化させることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性メモリ。
  6. 前記第1の選択電圧は、少なくとも前記第2の書き込み電圧よりも低いことを特徴とする請求項5に記載の不揮発性メモリ。
  7. 前記第1の選択電圧と前記第1の書き込み電圧が実質的に等しく、前記第2の選択電圧と前記第2の書き込み電圧が実質的に等しいことを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモリ。
  8. 複数のビット線と、前記複数のビット線にそれぞれ直列接続された負性抵抗特性を有する複数の不揮発性メモリ素子及び複数の選択トランジスタと、前記複数の選択トランジスタの制御電極に共通接続されたワード線と、前記複数のビット線をそれぞれ駆動する複数のビット線駆動回路と、前記ワード線を駆動するワード線駆動回路とを備え、
    前記ワード線駆動回路は、第1の期間においては前記ワード線に第1の選択電圧を与え、前記第1の期間に続く第2の期間おいては前記ワード線に前記第1の選択電圧よりも高い第2の選択電圧を与え、
    前記複数のビット線駆動回路のうち、対応する不揮発性メモリ素子を相対的に低抵抗な第1の状態とすべきビット線駆動回路は、少なくとも第1の期間において対応するビット線に第1の書き込み電圧を与え、
    前記複数のビット線駆動回路のうち、対応する不揮発性メモリ素子を相対的に高抵抗な第2の状態とすべきビット線駆動回路は、前記第2の期間において対応するビット線に前記第1の書き込み電圧よりも高い第2の書き込み電圧を与えることを特徴とする不揮発性メモリ。
  9. 前記複数のビット線駆動回路のうち、対応する不揮発性メモリ素子を前記第1の状態とすべきビット線駆動回路は、前記第1及び第2の期間において対応するビット線に前記第1の書き込み電圧を与えることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ。
  10. 前記複数のビット線駆動回路のうち、対応する不揮発性メモリ素子を前記第2の状態とすべきビット線駆動回路は、前記第1の期間において対応するビット線を非活性化することを特徴とする請求項8又は9不揮発性メモリ。
  11. 負性抵抗特性を有する不揮発性メモリ素子と、前記不揮発性メモリ素子に直列接続された選択トランジスタと、前記不揮発性メモリ素子に電流を供給するビット線とを備える不揮発性メモリの制御方法であって、
    第1の期間においては前記選択トランジスタの制御電極に第1の選択電圧を与え、前記第1の期間に続く第2の期間おいては前記選択トランジスタの前記制御電極に前記第1の選択電圧よりも高い第2の選択電圧を与えることを特徴とする不揮発性メモリの制御方法。
  12. 前記不揮発性メモリ素子を第1の状態とする場合には、少なくとも前記第1の期間において前記ビット線に第1の書き込み電圧を与え、
    前記不揮発性メモリ素子を第2の状態とする場合には、前記第2の期間において前記ビット線に前記第1の書き込み電圧よりも高い第2の書き込み電圧を与えることを特徴とする請求項11に記載の不揮発性メモリの制御方法。
JP2006187693A 2006-07-07 2006-07-07 不揮発性メモリ及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4191211B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006187693A JP4191211B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 不揮発性メモリ及びその制御方法
US11/771,537 US7701758B2 (en) 2006-07-07 2007-06-29 Nonvolatile memory device and control method thereof
CN2007101274028A CN101101791B (zh) 2006-07-07 2007-07-05 非易失性存储器及其控制方法
TW096124668A TWI338896B (en) 2006-07-07 2007-07-06 Nonvolatile memory device and control method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006187693A JP4191211B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 不揮発性メモリ及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008016144A true JP2008016144A (ja) 2008-01-24
JP4191211B2 JP4191211B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=39036019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006187693A Expired - Fee Related JP4191211B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 不揮発性メモリ及びその制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7701758B2 (ja)
JP (1) JP4191211B2 (ja)
CN (1) CN101101791B (ja)
TW (1) TWI338896B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014525642A (ja) * 2011-08-29 2014-09-29 インテル・コーポレーション クロスポイントアレイにおける結合キャパシタを利用したタイルレベルでのスナップバック検出
JP2014529838A (ja) * 2011-08-18 2014-11-13 マイクロン テクノロジー,インク. 回路においてスナップバック事象を検知するための装置、デバイスおよび方法
US10855087B1 (en) 2004-01-15 2020-12-01 Comarco Wireless Systems Llc Power supply systems

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5222619B2 (ja) * 2008-05-02 2013-06-26 株式会社日立製作所 半導体装置
JP4846813B2 (ja) * 2009-03-12 2011-12-28 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US8767449B2 (en) 2012-06-28 2014-07-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Memory devices with in-bit current limiters
US9082972B2 (en) 2012-07-24 2015-07-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bipolar resistive switch heat mitigation
US9431083B2 (en) * 2014-03-25 2016-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Nonvolatile memory device and storage device having the same
KR20160074920A (ko) * 2014-12-19 2016-06-29 에스케이하이닉스 주식회사 메모리 장치
US9361972B1 (en) * 2015-03-20 2016-06-07 Intel Corporation Charge level maintenance in a memory
US9792986B2 (en) * 2015-05-29 2017-10-17 Intel Corporation Phase change memory current
CN107481748B (zh) * 2016-06-07 2020-06-05 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 一种字线电压生成电路、半导体器件及电子装置
CN106328207B (zh) * 2016-08-16 2019-09-13 天津大学 用于防止非易失性存储器数据恢复的迷惑方法和装置
TWI600009B (zh) * 2016-11-04 2017-09-21 財團法人工業技術研究院 可變電阻記憶體電路以及可變電阻記憶體電路之寫入方法
US10002665B1 (en) * 2017-04-05 2018-06-19 Arm Ltd. Memory devices formed from correlated electron materials
US10395738B2 (en) 2017-11-30 2019-08-27 Micron Technology, Inc. Operations on memory cells
US10366747B2 (en) 2017-11-30 2019-07-30 Micron Technology, Inc. Comparing input data to stored data
KR102656527B1 (ko) 2019-04-05 2024-04-15 삼성전자주식회사 메모리 장치
CN113409843B (zh) * 2021-05-14 2023-05-16 成都华微电子科技股份有限公司 Sram动态阵列电源控制电路
EP4123651A1 (en) * 2021-07-23 2023-01-25 STMicroelectronics S.r.l. Driver circuit for phase-change memory cells and method of driving phase-change memory cells

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4181913A (en) * 1977-05-31 1980-01-01 Xerox Corporation Resistive electrode amorphous semiconductor negative resistance device
US5536947A (en) * 1991-01-18 1996-07-16 Energy Conversion Devices, Inc. Electrically erasable, directly overwritable, multibit single cell memory element and arrays fabricated therefrom
JPH1166872A (ja) 1997-08-22 1999-03-09 Nec Corp データ書き込み方法
US6625054B2 (en) * 2001-12-28 2003-09-23 Intel Corporation Method and apparatus to program a phase change memory
JP4254293B2 (ja) * 2003-03-25 2009-04-15 株式会社日立製作所 記憶装置
JP4325275B2 (ja) * 2003-05-28 2009-09-02 株式会社日立製作所 半導体装置
CN1717748A (zh) * 2003-06-25 2006-01-04 松下电器产业株式会社 驱动非易失性存储器的方法
JP4567963B2 (ja) * 2003-12-05 2010-10-27 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
US7301887B2 (en) * 2004-04-16 2007-11-27 Nanochip, Inc. Methods for erasing bit cells in a high density data storage device

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10855087B1 (en) 2004-01-15 2020-12-01 Comarco Wireless Systems Llc Power supply systems
US11586233B2 (en) 2004-01-15 2023-02-21 Comarco Wireless Systems Llc Power supply systems
US10951042B2 (en) 2004-01-15 2021-03-16 Comarco Wireless Systems Llc Power supply systems
US10855086B2 (en) 2004-01-15 2020-12-01 Comarco Wireless Systems Llc Power supply equipment utilizing interchangeable tips to provide power and a data signal to electronic devices
KR20160062201A (ko) * 2011-08-18 2016-06-01 마이크론 테크놀로지, 인크. 회로의 스냅백 이벤트를 감지하는 장치들, 디바이스들 및 방법들
US9747981B2 (en) 2011-08-18 2017-08-29 Micron Technology, Inc. Apparatuses, devices and methods for sensing a snapback event in a circuit
KR101889202B1 (ko) 2011-08-18 2018-08-16 마이크론 테크놀로지, 인크. 회로의 스냅백 이벤트를 감지하는 장치들, 디바이스들 및 방법들
US10083745B2 (en) 2011-08-18 2018-09-25 Micron Technology, Inc Apparatuses, devices and methods for sensing a snapback event in a circuit
US10636483B2 (en) 2011-08-18 2020-04-28 Micron Technology, Inc. Apparatuses, devices and methods for sensing a snapback event in a circuit
US9390768B2 (en) 2011-08-18 2016-07-12 Micron Technology, Inc. Apparatuses, devices and methods for sensing a snapback event in a circuit
KR101624132B1 (ko) 2011-08-18 2016-05-25 마이크론 테크놀로지, 인크. 회로의 스냅백 이벤트를 감지하는 장치들, 디바이스들 및 방법들
US11100991B2 (en) 2011-08-18 2021-08-24 Micron Technology, Inc. Apparatuses, devices and methods for sensing a snapback event in a circuit
JP2014529838A (ja) * 2011-08-18 2014-11-13 マイクロン テクノロジー,インク. 回路においてスナップバック事象を検知するための装置、デバイスおよび方法
JP2014525642A (ja) * 2011-08-29 2014-09-29 インテル・コーポレーション クロスポイントアレイにおける結合キャパシタを利用したタイルレベルでのスナップバック検出

Also Published As

Publication number Publication date
TW200822113A (en) 2008-05-16
CN101101791B (zh) 2011-12-14
CN101101791A (zh) 2008-01-09
TWI338896B (en) 2011-03-11
US20080123395A1 (en) 2008-05-29
US7701758B2 (en) 2010-04-20
JP4191211B2 (ja) 2008-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4191211B2 (ja) 不揮発性メモリ及びその制御方法
US7283387B2 (en) Phase change random access memory device having variable drive voltage circuit
US8199603B2 (en) Nonvolatile memory devices having variable-resistance memory cells and methods of programming the same
US8279664B2 (en) Phase change memory device, memory system, and programming method using variable verification pulses
US8213254B2 (en) Nonvolatile memory device with temperature controlled column selection signal levels
US7639558B2 (en) Phase change random access memory (PRAM) device
JP4328796B2 (ja) 半導体記憶装置及びその書き込み制御方法
JP2006079812A (ja) 半導体メモリ装置及びリード動作方法
JP2007164964A (ja) 相変化メモリ装置及びそのプログラム方法
JP2005353257A (ja) 半導体メモリ装置
US8077507B2 (en) Phase-change memory device
JP2009266325A (ja) 電流センス回路及びこれを備えた半導体記憶装置
KR100887069B1 (ko) 상 변화 메모리 장치
US8228720B2 (en) Nonvolatile memory devices including variable resistive elements
US20070279975A1 (en) Refreshing a phase change memory
JP5490357B2 (ja) 半導体記憶装置及びその制御方法
US7852666B2 (en) Nonvolatile memory using resistance material
KR20100022788A (ko) 저항체를 이용한 비휘발성 메모리 장치
US7317655B2 (en) Memory cell array biasing method and a semiconductor memory device
JP5413938B2 (ja) 半導体記憶装置及びその書き込み制御方法
KR100905166B1 (ko) 상 변화 메모리 장치
JP5655169B2 (ja) 複数のセンスアンプ及びこれを備える半導体装置
JP5647722B2 (ja) 半導体装置
KR20090016198A (ko) 상 변화 메모리 장치 및 그 동작방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees