JP2008013105A - ロック機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成によりステアリングホイールによる操舵を規制する技術を提供する。
【解決手段】ロック機構100において、ロアシャフト8は、アッパシャフト6とともに回転し、ステアリングホイールの回転力を操舵輪へ伝達する。コラムチューブ10は、ロアシャフト8を回転可能に支持し、車両本体に固定される。駆動手段は、ロアシャフト8に対してアッパシャフト6をその回転軸方向に移動させる。ロック部材28は、コラムチューブ10の内部においてアッパシャフト6の回転を規制する規制位置とアッパシャフト6の回転を規制しない待避位置との間を回転軸方向に移動可能に支持される。バネ30は、ロック部材28を規制位置に向けて付勢する。ロック部材28は、規制位置において、アッパシャフト6と係合し回転を規制する。これにより、ステアリングホイールによる操舵を規制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の操舵を行うステアリング装置のロック機構に関し、特に駐車時などにステアリングホイールによる操舵を規制する技術に関する。
従来、車両の盗難を防止するために、ステアリング装置のロック機構が広く用いられている。一般に、このロック機構はロック片を備え、このロック片をステアリングシャフトに係脱させることによりステアリングホイールの回転を規制している。例えば、イグニッションキーをオフ位置に回転させ、イグニッションキーを抜くことで、ロック片が機械的にまたは電気的に連動してステアリングシャフトに形成された溝と係合し、ステアリングシャフトの回転、すなわちステアリングホイールの回転を規制するロック機構が考案されている。
また、近年、ドライバの任意の操作ポジション設定を可能とするために、ステアリングホイールを前後方向に移動するテレスコピック機構を採用したステアリング装置が考案されている。
このようなステアリング装置における盗難防止装置として、特許文献1には、モータによりステアリングを移動することで、ステアリングシャフトを覆うケース部に形成されたロック用の一方の嵌合部と、ステアリングが取り付けられた本体側に形成された他方の嵌合部とを嵌合させロックする構成が開示されている。特許文献2には、キー駆動装置により駆動されたキーの動きにより下方に移動した摺動部材が、コラムに形成された固定用歯形と噛み合うことでその回転が規制され、摺動部材と係合しているステアリングシャフトの動きをロックする構成が開示されている。
実開平4−76567号公報 特開平8−113112号公報
しかしながら、上述の盗難防止装置では、ステアリングシャフトを覆うケース部や本体取付部に嵌合部を設けたり、コラムにキー溝を設けるとともにキーが待避する領域を外部に確保したりする必要がある。そのため、コストの低減や室内空間の確保という観点からステアリング装置のより一層の小型化や簡素化が望まれている。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構成によりステアリングホイールによる操舵を規制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のロック機構は、車両を操舵するために回転操作するステアリングホイールとともに回転する第1のステアリングシャフトと、前記第1のステアリングシャフトとともに回転し、前記ステアリングホイールの回転力を操舵輪へ伝達する第2のステアリングシャフトと、前記第2のステアリングシャフトを回転可能に支持し、車両本体に固定される筒体と、前記第2のステアリングシャフトに対して前記第1のステアリングシャフトをその回転軸方向に移動させる駆動手段と、前記筒体の内部において前記第1のステアリングシャフトの回転を規制する規制位置と前記第1のステアリングシャフトの回転を規制しない待避位置との間を前記回転軸方向に移動可能に支持されるロック部材と、前記ロック部材を前記規制位置に向けて付勢する付勢部材と、を備える。前記ロック部材は、前記規制位置において、前記第1のステアリングシャフトと係合し回転を規制する。
この態様によると、駆動手段により第1のステアリングシャフトを第2のステアリングシャフトに対して回転軸方向に移動させることでステアリングホイールの位置を調整するとともに、ロック部材が規制位置において第1のステアリングシャフトと係合することで第1のステアリングシャフトの回転を規制することができる。ここで、ロック部材は、筒体に対して回転が規制されるように筒体に支持されているとよい。その結果、例えば、駐車時にドライバが降車するような場合に、ステアリングホイールをドライバから遠ざけ乗降性を向上させながら、ロック部材と係合する第1のステアリングシャフトを介してステアリングホイールによる操舵を規制することができる。つまり、筒体内に支持されるロック部材と第1のステアリングシャフトとの係合という簡易な構成により、ステアリングホイールによる操舵を規制し、駐車時等の盗難を抑制することができる。
前記第1のステアリングシャフトは、前記ロック部材と対向する側の端部に第1の係合部が設けられており、前記ロック部材は、前記端部と当接する位置に第2の係合部が設けられており、前記第1の係合部と前記第2の係合部には、環状に配置された複数の凹凸部が形成されていてもよい。
これにより、ロック部材に第1のステアリングシャフトが当接する場合に、第1の係合部と第2の係合部とにそれぞれ複数の凹凸部が形成されているため、第1ステアリングシャフトはその回転角度にあまり依存せずにロック部材と係合しやすくなる。ここで、複数の凹凸部とは、例えば、かさ歯車のように歯が傾斜したり、放射状や円弧状に配列した環状の歯形であってもよい。これにより、より強固にロック部材と第1のステアリングシャフトとを係合することができる。
前記ロック部材は、前記第1のステアリングシャフトが前記回転軸方向に移動し前記第1の係合部に形成された凹凸部が前記第2の係合部に形成された凹凸部と位相が揃わない状態で当接した場合は、前記付勢部材の付勢力に抗して前記待避位置に移動してもよい。
これにより、第1のステアリングシャフトは、ロック部材と係合しないような回転位置で移動されてロック部材に当接した場合、そのままで停止せずにロック部材を付勢部材の付勢力に抗して待避位置まで移動させることとなる。そして、その後、ステアリングホイールの操作により第1の係合部に形成された凹凸部が第2の係合部に形成された凹凸部と係合するような位相になった場合に、付勢部材がロック部材を規制位置に移動させることでロック部材と第1のステアリングシャフトとの係合を完了することができる。
そのため、第1のステアリングシャフトがロック部材と係合しないような回転位置で移動され当接した場合であっても、そのままロック部材と係合しない状態でステアリングホイールの操作が自由に行われることを防止することができる。また、第1のステアリングシャフトがロック部材と係合しないような回転位置で移動されロック部材に当接した場合に、第1のステアリングシャフトを無理にロック部材と係合させるような力を駆動手段が発生する必要がないため、駆動手段、例えばモータの大型化や駆動音の増大を抑制することができる。
前記駆動手段を車両の状態に応じて制御する制御手段を更に備え、前記駆動手段は、前記制御手段が車両の動作が停止している状態を検出した場合に、前記第1のステアリングシャフトを前記ロック部材と係合可能な位置まで移動させてもよい。これにより、車両の動作が停止しており、ドライバが車両から離れるような場合、ステアリングのロックを忘れることを防止することができる。
本発明によれば、車両の駐車時において、簡易な構成によりステアリングホイールによる操舵を規制することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(ステアリング装置)
図1は、本実施の形態に係るロック機構を備えるに好適なステアリング装置の一例を模式的に示した構成概略図である。
図1に示すように、ステアリング装置2は、車両を操舵するために回転操作するステアリングホイール4と、ステアリングホイール4とともに回転するアッパシャフト6と、アッパシャフト6とともに回転し、ステアリングホイール4の回転力を操舵輪へ伝達するロアシャフト8と、ロアシャフト8を回転可能に支持し、車両本体にブラケット等により固定される筒状のコラムチューブ10と、ロアシャフト8に対してアッパシャフト6をアッパシャフト6の回転軸方向に移動させるテレスコピック機構12と、を備える。
また、ロアシャフト8は、インターミディエイトシャフト14やギヤ装置16を介して転舵輪18,18に接続されている。ギヤ装置16は、ラックアンドピニオン等で構成され、ロアシャフト8の回転入力によりタイロッド20を移動させて転舵輪18,18を転舵させる。テレスコピック機構12は、テレスコピック動作や後述のロック機構による動作を制御するECU22と接続されている。ECU22は、例えば、CPU、ROM、RAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されるとよい。
ECU22は、車両の始動を行うための始動スイッチ24や車両の状態を検出する各種のセンサ26からの信号に基づいて、テレスコピック機構12に駆動信号を送り、ステアリングホイール4のロックおよびアンロックを行う。例えば、ECU22は、車両の動作が停止している状態をイグニッションOFFによる始動スイッチ24からのスイッチ信号により検出し、かつ、シフトポジションがPレンジの状態をセンサ26からの出力信号により検出し、かつ、いずれかのドアが開かれたことをセンサ26からの出力信号により検出した場合、ドライバが車両から離れたと判定し、テレスコピック機構12が備える駆動手段としてのテレスコピックモータに駆動信号を送り、ステアリングホイール4による操舵を規制するためのロック動作を行う。
なお、ロック動作を行う条件は前述の場合に限るものではなく、単に、車両の動作が停止している状態をイグニッションOFFによる始動スイッチ24からのスイッチ信号により検出した場合にロック動作を行う条件としてもよい。これにより、車両の動作が停止しており、ドライバが車両から離れるような場合、ステアリングのロックを忘れることを防止することができる。
一方、ステアリングホイール4がロックされた状態で、ドライバがキーをキースロットに挿入し、車両が運転可能な状態であることをイグニッションONによる始動スイッチ24からのスイッチ信号により検出した場合、ECU22は、ステアリングホイール4による操舵を可能とすべくアンロック動作を行う。
(ロック機構)
次に、本実施の形態に係るロック機構100について説明する。ロック機構100は、コラムチューブ10の内部にアッパシャフト6が固定されることでステアリングホイール4による操舵を規制する。図2は、本実施の形態に係るロック機構の主要部を示す断面図である。図3は、図2のX−X’線に沿った断面図である。
ロック機構100は、アッパシャフト6と、ロアシャフト8と、コラムチューブ10と、ロアシャフト8に対してアッパシャフト6をその回転軸方向に移動させる駆動手段として用いる不図示のテレスコピックモータと、コラムチューブ10の内部においてアッパシャフト6の回転軸方向に移動可能に支持されるロック部材28と、ロック部材28を付勢する付勢部材としてのバネ30と、を備える。
本実施の形態に係るアッパシャフト6およびロアシャフト8は、回転軸方向にて互いに伸縮可能かつトルク伝達可能なように係合している。具体的には、アッパシャフト6は、ロアシャフト8に対して矢印A,A’に示す回転軸方向に相対移動可能なように、セレーションなどによりロアシャフト8係合している。そして、定常時には、ステアリングホイール4の回転トルクを転舵輪18に良好に伝達できるようになっている。
コラムチューブ10は、その一方の端部においてロアシャフト8を軸受32を介して支持するとともに、その他方の端部においてアッパシャフト6を不図示の軸受を介して支持する。ここで、ロアシャフト8は、コラムチューブ10の軸方向への移動が制限された状態で軸受32に回転自在に支持されている。また、コラムチューブ10は、車両本体に対してブラケット34を介して、ボルト36およびナット38で固定されている。また、本実施の形態に係るコラムチューブ10を含むステアリングコラムは、ドライバが任意の操作ポジションの設定を可能としたいわゆるテレスコピック式のステアリングコラムであり、前述のテレスコピック機構12を備える。
次に、ロック部材28について詳述する。図3は、図2のX−X’線に沿った断面図である。図4は、ロック機構のロック部材近傍の主要部を示す斜視図である。図2、図3に示すように、コラムチューブ10の内周には、軸方向に伸びた溝10aが1つ以上形成されている。本実施の形態に係るコラムチューブ10は、ロアシャフト8の回転方向に90度間隔で4つの溝10aが形成されている。
一方、ロック部材28は、図3、図4に示すように、リング状の部材であり、その外周には、コラムチューブ10の溝10aと、コラムチューブ10の軸方向に移動可能に係合する凸状のガイド部28aが設けられている。本実施の形態に係るロック部材28は、ロアシャフト8の回転方向に90度間隔で4つのガイド部28aが設けられている。これにより、ロック部材28は、コラムチューブ10の内部においてアッパシャフト6の回転軸方向に移動可能に支持されるとともに、コラムチューブ10に対して回転が規制されるようにコラムチューブ10に支持される。
また、ロック部材28は、図4に示すように、アッパシャフト6と対向する側の面に、環状に配置された複数の凹凸部である歯形部28bが設けられている。歯形部28bは、ロアシャフト8の回転軸に対して斜めに形成されている。一方、アッパシャフト6は、ロック部材28と対向する側の端部に、環状に配置された複数の凹凸部である歯形部6aが設けられている。歯形部6aは、アッパシャフト6の回転軸に対して斜めに形成されている。これにより、ロック部材28の係合部としての歯形部28bとアッパシャフト6の係合部としての歯形部6aが互いに係合することでアッパシャフト6の回転を規制することができる。
図5は、ロック部材28とアッパシャフト6が係合した状態を示す断面図である。テレスコピック機構12により、アッパシャフト6を図2に示すテレスコピック作動範囲R1から更に矢印A方向に移動し、ロック作動範囲R2まで移動させた場合、歯形部6aが歯形部28bと当接する。歯形部6aが歯形部28bと位相がおおよそ揃った状態で当接した場合、ロック部材28はバネ30によりA’方向に付勢されているので、ロック部材28はそのまま移動せずに、歯形部6aと歯形部28bとが噛み合い係合する。その結果、ロック部材28は、バネ30によりコラムチューブ10の内壁に押し付けられた状態でもある規制位置P1において、アッパシャフト6のロックを行いアッパシャフト6の回転を規制する(図5に示す領域Bの状態)。
なお、バネ30は、ロック部材28を規制位置P1に向けて付勢するように配置されている。また、ECU22は、車両の動作が停止している状態を検出した場合に、テレスコピックモータによりアッパシャフト6をロック部材28に当接するまで移動させるように制御するとよい。これにより、車両の動作が停止しており、ドライバが車両から離れるような場合、ステアリングのロックを忘れることを防止することができる。
図6は、ロック部材28とアッパシャフトが係合せずに当接した状態を示す断面図である。図5と同様に、テレスコピック機構12により、アッパシャフト6をロック作動範囲R2まで移動させた場合、歯形部6aが歯形部28bと位相が揃わない状態で当接したとき、ロック部材28は、バネ30の付勢力に抗して待避位置P2に移動する。待避位置P2においては、歯形部6aと歯形部28bとは係合せずに当接しているので、アッパシャフト6の回転は規制されていない(図6に示すB領域の状態)。つまり、ロック部材28は、コラムチューブ10の内部において、アッパシャフト6の回転を規制する規制位置P1とアッパシャフト6の回転を規制しない待避位置P2との間を回転軸方向に移動可能に支持されている。
しかし、図6に示す状態で、ステアリングホイール4の操作によりアッパシャフト6の歯形部6aがロック部材28の歯形部28bと係合するような位相になった場合に、バネ30がロック部材28を規制位置P1に移動させることでロック部材28とアッパシャフト6との係合を完了することができる。そのため、アッパシャフト6がロック部材28と係合しないような回転位置で移動され当接した場合であっても、そのままロック部材28と係合しない状態でステアリングホイール4の操作が自由に行われることを防止することができる。また、アッパシャフト6がロック部材28と係合しないような回転位置で移動されロック部材28に当接した場合に、アッパシャフト6を無理にロック部材28と係合させるような力をテレスコピックモータが発生する必要がないため、テレスコピックモータの大型化や駆動音の増大を抑制することができる。
以上、本発明を上述の実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の実施の形態の例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
本実施の形態に係るロック機構を備えるに好適なステアリング装置の一例を模式的に示した構成概略図である。 本実施の形態に係るロック機構の主要部を示す断面図である。 図2のX−X’線に沿った断面図である。 ロック機構のロック部材近傍の主要部を示す斜視図である。 ロック部材とアッパシャフトが係合した状態を示す断面図である。 ロック部材とアッパシャフトが係合せずに当接した状態を示す断面図である。
符号の説明
2 ステアリング装置、 4 ステアリングホイール、 6 アッパシャフト、 6a 歯形部、 8 ロアシャフト、 10 コラムチューブ、 10a 溝、 12 テレスコピック機構、 22 ECU、 28 ロック部材、 28a ガイド部、 28b 歯形部、 30 バネ、 100 ロック機構、 P1 規制位置、 P2 待避位置。

Claims (4)

  1. 車両を操舵するために回転操作するステアリングホイールとともに回転する第1のステアリングシャフトと、
    前記第1のステアリングシャフトとともに回転し、前記ステアリングホイールの回転力を操舵輪へ伝達する第2のステアリングシャフトと、
    前記第2のステアリングシャフトを回転可能に支持し、車両本体に固定される筒体と、
    前記第2のステアリングシャフトに対して前記第1のステアリングシャフトをその回転軸方向に移動させる駆動手段と、
    前記筒体の内部において前記第1のステアリングシャフトの回転を規制する規制位置と前記第1のステアリングシャフトの回転を規制しない待避位置との間を前記回転軸方向に移動可能に支持されるロック部材と、
    前記ロック部材を前記規制位置に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
    前記ロック部材は、前記規制位置において、前記第1のステアリングシャフトと係合し回転を規制することを特徴とするロック機構。
  2. 前記第1のステアリングシャフトは、前記ロック部材と対向する側の端部に第1の係合部が設けられており、
    前記ロック部材は、前記端部と当接する位置に第2の係合部が設けられており、
    前記第1の係合部と前記第2の係合部には、環状に配置された複数の凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロック機構。
  3. 前記ロック部材は、前記第1のステアリングシャフトが前記回転軸方向に移動し前記第1の係合部に形成された凹凸部が前記第2の係合部に形成された凹凸部と位相が揃わない状態で当接した場合は、前記付勢部材の付勢力に抗して前記待避位置に移動することを特徴とする請求項2に記載のロック機構。
  4. 前記駆動手段を車両の状態に応じて制御する制御手段を更に備え、
    前記駆動手段は、前記制御手段が車両の動作が停止している状態を検出した場合に、前記第1のステアリングシャフトを前記ロック部材と係合可能な位置まで移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のロック機構。
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