JPH0288346A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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Publication number
JPH0288346A
JPH0288346A JP63241662A JP24166288A JPH0288346A JP H0288346 A JPH0288346 A JP H0288346A JP 63241662 A JP63241662 A JP 63241662A JP 24166288 A JP24166288 A JP 24166288A JP H0288346 A JPH0288346 A JP H0288346A
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JP
Japan
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shaft
shaft member
serrations
steering wheel
bracket
Prior art date
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JP63241662A
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English (en)
Inventor
Masanobu Ishikawa
雅信 石川
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/02Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
    • B60R25/022Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism operating on the steering wheel, e.g. bars locked to the steering wheel rim
    • B60R25/0224Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism operating on the steering wheel, e.g. bars locked to the steering wheel rim restraining of steering wheel by collapsing against column

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は盗難防止などのためにステアリングホイールが
回転しないように0ツクすることができるステアリング
ロック装置に関する。
本発明はイグニッションキーを抜き取るとステアリング
ホイールが車両前方へ移動して運転者の離席スペースを
大きくする自動車のテレスコピックステアリング装置に
適用できる。
(従来の技術) 近年、ステアリングホイールをロックすることが可能な
ステアリングロック装置が提供されている。このステア
リングロック装置として特開昭62−258860号公
報に開示されているように、車体に固定ブラケットを固
定し、ステアリングホイールが一端に保持されるシャフ
トを固定ブラケットに回転自在に配設するとともに、シ
ャフトをシャフトの長さ方向に泊って前進及び後退させ
る駆動機構を設け、そして、シャフトの他端の外周部に
アウターセレーションを形成するとともに、固定ブラケ
ットの内周部にインナーセレーションを形成したものが
知られている。この特開昭62−258860号公報に
かかるステアリングロック装置では、駆動機構を駆動さ
せると、シャフトがステアリングホイールと共にシャフ
トの長さ方向に沿って車両前方へ移動し、これによりシ
ャフトのアウターセレーションが固定ブラケットのイン
ナーセレーションに進入して噛合し、もってシャフトは
周方向に回転不能となり、シャフト及びステアリングホ
イールがロックされる。さらに駆動機構を逆方向へ駆動
させれば、シャフトがシャフトの長さ方向に沿って車両
後方へ移動し、これによりシャフトのアウターセレーシ
ョンが固定ブラケットのインナーセレーションから外れ
、もってシャフトは周方向へ回転可能となり、シャフト
及びステアリングホイールはロック解除される。
(発明が解決しようとする課題) 上記したステアリングロック装置では、車両停止時にス
テアリングホイールが静止しているものであるが、ステ
アリングホイールの静止位置は厳密な意味では一定では
なく、よってシャフトの周方向の静止位置も厳密な意味
では一定ではない。
従って、固定ブラケットのインナーセレーションとシャ
フトのアウターセレーションとの位相が合致する場合と
、合致しない場合とが生じる。合致せずに、固定ブラケ
ットのインナーセレーションとシャフトのアウターセレ
ーションとが非同期的位置となった場合には、固定ブラ
ケットのインナーセレーションにシャフトのアウターセ
レーションが進入できず、そのためインナーセレーショ
ンとアウターセレーションは噛合せず、従ってステアリ
ングホイールはロックされない状態つまりアンロック状
態で放置されることになる問題が生じる。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、第1の歯部と第2の歯部とが噛合しなかった
場合でもシャフト部材を微小角度僅かに回せば、ステア
リングホイールをもつシャフト部材を自動的にロックす
ることが可能なステアリングロック装置を提供すること
にある。
[発明の構成1 く課題を解決するための手段) 本発明にかかるステアリングロック装置は、車体に固定
される基部と、基部に回転自在に配設されステアリング
ホイールを保持するシャフト部材と、シャフト部材の長
さ方向へ前進及び後退可能でありシャフト部材の周方向
へ実質的に非回転である保持部と、保持部をシャフト部
材の長さ方向へ前進及び後退させる駆動機構とを具備し
、シャフト部材は、外周部に周方向へ連続する適数個の
第1の歯部を備え、 保持部は、内周部に周方向へ連続しかつシャフト部材の
第1の歯部と噛合可能な適数個の第2の歯部をもつ可動
体と、可動体をシャフト部材に長さ方向に付勢して第1
の歯部と第2の歯部とを噛合させる付勢部材とを備えて
いることを特徴とする。
シャフト部材はステアリングホイールを直接または他の
部材を介して間接的に保持するものである。シャフト部
材は後述の実施例で例示したように、シャフトとシャフ
トに揺動自在に接続されたヨークとで形成できる。
保持部はシャフト部材の長さ方向に沿って所定距離前進
および後退可能に保持されているとともに、シャフト部
材の周方向へ実質的には非回転状態に保持されているも
のである。
駆動機構はモータあるいはシリンダ′V装置を用いて形
成できる。イグニッションキーのキー操作と連動し、イ
グニッションキーを後いた場合には、駆動機構が駆動し
て保持部を移動させる構成とすることができる。
シャフト部材には、これの外周部に周方向に連続する適
数個の第1の歯部が形成されている。第1の歯部として
はインボリュートセレーシコン等のセレーションが望ま
しいが、場合によってはスプラインでもよい。なおシャ
フト部材がシャフトとヨークとから形成されている場合
には、第1のtI41!!はヨークに形成してもよいし
シャフトに形成してもよい。
保持部は可動体と可動体をシャフト部材に向けて付勢す
る付勢部材とを備えている。可動体の内周部には、周方
向に連続する第2の歯部が形成されている。第2の歯部
はシャフト部材の第1の歯部と噛合可能である。第2の
歯部としてはインボリュートセレーション等のセレーシ
ョンが望ましいが、場合によってはスプラインでもよい
なおシャフト部材に形成された第1の歯部、可動体に形
成された第2の歯部の歯数、歯厚などは必要に応じて適
宜選択することができる。付勢部材はばね部材が望まし
いが、場合によってはゴム体、発泡体などを用いること
ができる。ばね部材としてはコイルばね、板ばねなと公
知のばねを採用することができる。
(作用) 駆動機構が駆動すると、保持部はシャフト部材の長さ方
向に沿って移動する。すると保持部の可動体もシャフト
部材の長さ方向に沿って移動し、可動体の第2の歯部と
シャフト部材の第1の歯部との位相が合致したときには
、両者は噛合する。
このとき可動体の第2の内部とシャフト部材の第1の歯
部とが噛合しなかった場合であっても、ステアリングホ
イールを微小角度回すなどしてシャフト部材をこれの周
方向へ微小角度回せば、可動体の第2の歯部とシャフト
部材の第1の歯部どの位相が合致して同期的位置になっ
たところで、付勢部材の付勢力で可動体はシャフト部材
側へ自動的に移動し、これによりシャフト部材の第1の
歯部と可動体の第2の歯部とが噛合長さが増加するよう
に噛合する。
(実施例) 本発明のステアリングロック装置の一実施例について図
面に従って具体的に説明する。本実施例のステアリング
ロックSatは自動中のテレスコピックステアリング装
置に適用した場合である。
本実施例では第9図に示すように、基部としての固定ブ
ラケット1が設けられている。固定ブラケット1は運転
席側に固定されている。固定ブラケット1には第9図に
示すようにモータ取付部10、挿通孔11が形成されて
おり、さらに第1図に示すように挿通孔11の内周部に
は当接部12が形成されている。固定ブラケット1の挿
通孔11にはシャフト部材2が回転自在に挿通されてい
る。
シャフト部材2は長尺なシャフト20とシャフト20に
接続されたヨーク21とで形成されている。ここでシャ
フト20の一端部20aの外周部にはっは状の当接部2
Od付近までアウターセレション22が形成されており
、更に、ヨーク21のシャフト孔23の内周部にはイン
ナーセレーション24が形成されている。そして、ヨー
ク21のインナーセレーション24とシャフト20の7
ウターセレーシヨン22とは噛合し、ヨーク21とシャ
フト20とは一体的に回転でき、シャフト20の回転力
をヨーク21に伝達でき、かつ長さ方向へつまり矢印×
1および矢印×2方向へ相対移動できる構成とされてい
る。
本実施例ではヨーク21は固定ブラケット1の挿通孔1
1に軸受15、軸受16、Cリング17を介して回転自
在に保持されている。更に固定ブラケット1とヨーク2
1との間には座18を介してばね19が介装されている
。ヨーク21の一端部21aの外周部には、これの周方
向に連続する第1の歯部としてのアウターセレーション
25が形成されている。尚ヨーク21には段部21b、
21G1更には相手ヨーク接合用の孔21;が形成され
ている。
第2図に示すようにシャフト20の他端部20bの外周
部にはステアリングホイール保持部26が形成され、ス
テアリングホイール保持部26にナツト27によりステ
アリングホイール28が保持されている。
本実施例では第1図に示すように保持部4は保持ブラケ
ット40とセレーションブラケット41と可動体として
のロックブロック43と、付勢部材としてのコイル状の
ばね部材44を備えている。
第9図に示すように保持ブラケット40は枠状をなして
おり、内側に当接部46を有している。第9図に示すよ
うにセレーションブラケット41はボルト45により保
持ブラケット40に固定されている。ここで第1図に示
すように保持ブラケット40の当接部46およびシャフ
ト20の当接部20dに軸受25をあてがい更に当接板
30をあてがりた状態で、ナツト31の雌ねじ部31a
をシャフト20の雄ねじ部20eに螺合することにより
、保持部4はシャフト20に保持されている。
この場合、シャフト20がこれの長さ方向につまり矢印
×1およびX2方向へ移動すると、シャフト20の動き
に連動して保持部4はシャフト20の長さ方向へ移動す
ることができる。
セレーションブラケット41には当接部47が内方へ突
出して形成されている。更にセレーションブラケット4
1の内周部にはインナーセレーション48が形成されて
いる。さらにロックブロック43の外周部にはアウター
セレーション49が形成されており、第1図に示すよう
にロックブロック43のアウターセレーション49とセ
レーションブラケット41のインナーセレーション48
は噛合している。従ってロックブロック43はセレーシ
ョンブラケット41に対して矢印×1および矢印X2方
向へ移動できるものの、ロックブロック43はセレーシ
ョンブラケット41及び保持ブラケット40に対して非
回転構造である。ロックブロック43の内II!i部に
は第2の歯部としてのインナーセレーション50が形成
されている。このインナーセレーション50は、ロック
ブロック43の内周部の周方向に連続して多数個形成さ
れている。インナーセレーション50はヨーク21のア
ウターセレーション25と噛合可能である。
更に第1図に示すようにロックブロック43には、ばね
受孔51が形成されており、ばね受孔51とばね座52
との間にばね部材44が介装されているものである。な
おばね受孔51は第4図に示すようにリング状とされて
いる。
第2図に示すように駆!!1機構6は、固定ブラケット
1のモータ取付部10に固定されたモータ60と、モー
タ60のモータ軸に保持されたウオム61と、ウオーム
61と噛合する減速用ウオームホイール62と、ウオー
ムホイール62を保持すると共に外周部に雄ねじ部63
aがほぼ全長にわたり形成されたスクリュー63と、ス
クリュー63の雄ねじ部63aに螺合するrlねじ部6
4aをもつナツト64とで形成されている。前記したモ
ータ60は閃絡の訓lll1狭置によりIIJ 1mB
される。
本実施例では第2図に示すようにナツト64は保持11
54の保持ブラケット40111に保持されており、し
かもナツト64は、車体側に固定されている固定ブラケ
ット11iIlのスクリュー63に保持されているので
、保持ブラケット40ひいてはセレーションブラケット
41はシャフト20の周方向へ実質的に回転することは
できない。故にロックブロック43もシャフト20の周
方向へは実質的に回転できない。
本実施例では、第2図において、モータ60が駆動する
とウオーム61、ウオームホイール62が回転し、ひい
てはスクリュー63がこれの周方向へ回転し、その結果
雄ねじ部63aと雌ねじ部64aとが螺進してナツト6
4がスクリュー63の軸方向に前進または後退する。こ
こでナツト64が矢印X1方向へ移動すると、ナツト6
4が保持ブラケット40の第1当接t′A53に当接し
、保持ブラケット40ひいて(よ保持部4を矢印X1方
向へ移動させる。すると、第1図に示すように保持部4
とシャフト20とは当接部20dを介して係合している
ので、シャフト20ひいてはステアリングホイール28
が矢印X1方向へ移動づる。
一方、ナツト64が矢印X2方向へ移動すると、ナツト
64が保持ブラケット40の第2当接部54に当接し、
保持ブラケット40ひいては保持部4を矢印X2方向へ
移動させる。
なお本実施例では第1図に示すように固定ブラケット1
には枠体1dを介してゴムストッパー10がボルトによ
り固定されている。
次に本実施例のステアリングロック装置の作用について
その使用方法とともに説明Jる。運転時つまりステアリ
ングホイール28の使用時には、第1図に示す状態にあ
る。この場合にはロックブロック43のインナーセレー
ション50はヨーク21のアウターセレーション25に
噛合1)ていないので、シャフト20はアンロツタ状態
で回転可能であり、ステアリングホイール28は回転可
能である。従って車両の走行に伴ない運転者はステアリ
ングホイール28を回転操作できる。
次に、エンジンを停止させるべくイグニッションキーを
抜いたりあるいはそれに相当するキーレス操作が行われ
ると、ステアリングホイール28はロックされる。すな
わち、イグニッションキーの抜きとり、キーレス操作に
伴い、閃絡の11部装置はモータ60を駆動させる。す
ると前述したように、ウオーム61、ウオームホイール
62、スクリュー63を介してナツト64が矢印×1方
向へ移動する。すると保持部4が矢印×1方向へ移動し
、保持部4側と当接部20dを介して係合しているシャ
フト20が矢印×1方向へ移動し、従ってステアリング
ホイール28も移動し、運転者が離席し易くなる。
上記のように保持部4が矢印×1方向へ移動した場合、
ロックブロック43のインナーセレーション50とヨー
ク21の7ウターセレーシヨン25との位相が合致し同
期するように位置していたときには、第3図及び第4図
に示すようにロックブロック43のインナーセレーショ
ン501.tヨーク21のアウターセレーション25に
進入して噛合する。このように噛合した場合には、ヨー
ク21及びシャフト20はこれの周方向へ回転不能とな
りロックされる。その理由は、ロックブロック43はセ
レーションブラケット41を介して保持ブラケット40
に非回転状態に保持されており、保持ブラケット40は
シャフト20の周方向へ非回転状態に保持されているか
らである。このようにヨーク21及びシャフト20がロ
ックされている場合には、シャフト20は回転できず、
勿論ステアリングホイール2日も回転できないので盗難
防止上有利である。なおこのようにシャフト20がロッ
クされている場合には、第3図に示すように保持部4の
保持ブラケット40はゴムストッパー1eに当接するも
のの、ゴムストッパー1eの弾性力により当接時の衝撃
は緩和される。
上記したようにシャフト20及びステアリングホイール
28がロックされている場合には、ナツト64の雌ねじ
部64aとスクリュー63の雄ねじ部638の螺合によ
り、シャフト20ひいてはステアリングホイール28は
矢印×2方向へは移動できない。
ところで、中肉停止時におけるステアリングホイール2
8の静止位置は必ずしも一定ではない。
そのため、第6図に示すようにロックブロック43のイ
ンナーセレーション50とヨーク21との7ウターセレ
ーシコン25とが同期的に位置せず両者の位相がずれて
いる場合がある。このように両者の位相がずれている場
合には第5図に示すようにヨーク21の端面21gにロ
ックブロック43の端面43aが当接()、ヨーク21
のアウターセレーション25とロックブロック43のイ
ンナーセレーション50とは噛合しないので、ヨーク2
1及びシャフト20はロックされていないことになる。
このときばね部材44は収縮してばね力を一層蓄積して
いる。
そこで運転者は手指などでステアリングホイール28を
微小角度(例えば2°)、つまりロックブロック30の
インナーヒレ−ジョン50のIIJ分の角度だけ回せば
、ロックブロック43のインナーセレーション50とヨ
ーク21のアウターセレーション25とが同期的位置と
なり、両者の位相が合致する。するとばね部材44のば
ね力でロックブロック43は矢印×1方向へ付勢されて
いるので、ロックブロック43のインナーセレーション
50はヨーク21のアウターセレーション25に進入し
、第3図に示すように両者は噛合するようになる。この
とき前述同様に保持ブラケット40は非回転構造である
ためヨーク21及びシャフト20はロックされ、ステア
リングホイール28も回転不能にロックされる。
次に再びエンジンを始動させる場合には、イグニッショ
ンキーの差込みあるいはそれに相当するキーレス操作に
より、閃絡の制御装置を介してモータ60が逆方向へ駆
動する。すると、ウオーム61、ウオームホイール62
、スクリュー63を介してナツト64が矢印×2方向へ
移動し、従プて保持ブラケット40、セレーションブラ
ケット41が矢印×2方向へ移動し、セレーションブラ
ケット41の当接部47に押圧されてロックブロック4
3も矢印×2方向へ移動する。その結果、第1図に示す
ようにヨーク21のアウターセレーション25からロッ
クブロック43のインナーセレーション50は外れ、ヨ
ーク21及びシャフト20はロック解除され回転可能と
なり、同様にステアリングホイール28もロック解除さ
れ回転可能となる。この状態で運転者がステアリングホ
イール28を回転操作すれば、それに応じてシャフト2
0、ヨーク21が回転し、車輪の角度を一1陣できる。
また上記した実施例では、ロックブロック43はばね部
材44のばね力で付勢されているため、その付勢力ふん
、ロックブロック43のインナーヒレ−ジョン50とヨ
ーク21のアウターセレーション25とが噛合している
ロック時において、両者の噛合を確実に行うことができ
る。従ってロック時におけるインナーセレーション50
をアウターセレション25との外れを確実に防止でき、
ロックブロック43のインナーセレーション50とヨー
ク21のアウターセレーション25との周方向への相対
回転を極力抑制することができる。
従ってインナーセレーション50とアウターセレーショ
ン25との噛合をスムースに行なうためインナーセレー
ション50とアウターセレーション25との間の隙間を
大きくした場合であっても、インナーセレーション50
およびアウターセレーション25との間では、ばね部材
44のばね力の彰胃でガタが発生しにくくなるため、ス
テアリングホイール28をロックした状態における品質
感が^い利点が得られる。
更に本実施例ではロックブロック43にリング状のばね
受孔51を形成し、ばね受孔51にコイル状のばね部材
44を嵌入している構成のため、ロックブロック43に
均等に付勢力を作用させ1η、インナーセレーション5
0とアウターセレーション25との噛合に有利である。
〈他の実施例) 上記した実施例ではシャフト部材2はシャフト20とヨ
ーク21とから形成されており、第1の歯部としてのア
ウターセレーション25がヨーク21の外周部に形成さ
れている構成であるが、これに限らず、シャフト部材を
シャフト20のみから形成し、第1の歯部としてのアウ
ターセレーション25をシャフト20の外周部に形成し
、ロックブロック43によりシャフト20を直接ロック
する構成としてもよい。
上記した実施例では保持部4を形成する保持ブラケット
40とセレーションブラケット41とはそれぞれ別体で
あり、ボルト45により保持ブラケット40とセレーシ
ョンブラケット41とは一体的に結合されているもので
あるが、これに限らず、保持ブラケット40に相当する
部分とセレーションブラケット41に相当する部分とを
一体成形する構成としてもよい。
更に第10図に模式的に示すようにインナーセレーショ
ン50をアウターセレーション25とにそれぞれ先細状
に傾斜したガイド部501.251を形成してもよい。
この場合には、インブーセレーション50はアウターセ
レーション25に進入しやすくなる。
本発明のステアリングロック装置は上記しかつ図面に示
した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変更して実施例しうろことは勿論で
ある。
[発明の効果] 本発明にかかるステアリングロック装置によれば、第1
の歯部と第2の山部とが噛合しなかった場合においても
シャフト部材を微小角度僅かに回せば、シャフト部材ひ
いてはステアリングホイールを自助的にロックすること
ができる。従って自動車のステアリング装置に適用すれ
ば、自動車の盗難防止などに有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はロック解除時
における要部の縦断面図であり、第2図はステアリング
ホイールおよびモータとともに示す下半分を断面にした
要部の側面図であり、第3図はステアリングホイールを
ロックした状態における要部の断面図であり、第4図は
第3図の■−■轢断面図であり、第5図はシャフトをロ
ックできなかった状態を示す要部の断面図であり、第6
図は第5図の■−■線断面図であり、第7図はロックブ
ロック側の部分斜視図であり、第8図はヨク側の部分斜
視図であり、第9図はステアリングロック装置を分解し
て示す斜視図である。 第10図は本発明の他の実施例を示し、主要部の模式構
成図である。 図中、1は固定ブラケット(基部)、2はシャフト部材
、20はシャフト、21はヨーク、25はアウターセレ
ーシミン(第1の歯部)、4は保持部、40は保持ブラ
ケット、41はセレーションブラケット、43はロック
ブロック、44はばね部材(付勢部材)、50はインナ
ーセレーション(第2の歯部)、6は駆動機構、60は
モータをそれぞれ示す。 特許出願人  アイシン精機株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体に固定される基部と、 前記基部に回転自在に配設されステアリングホィールを
    保持するシャフト部材と、 前記シャフト部材の長さ方向へ前進及び後退可能であり
    前記シャフト部材の周方向へ実質的に非回転である保持
    部と、 前記保持部を前記シャフト部材の長さ方向へ前進及び後
    退させる駆動機構とを具備し、 前記シャフト部材は、外周部に周方向へ連続する適数個
    の第1の歯部を備え、 前記保持部は、内周部に周方向へ連続しかつ前記シャフ
    ト部材の前記第1の歯部と噛合可能な適数個の第2の歯
    部をもつ可動体と、前記可動体を前記シャフト部材の長
    さ方向に付勢して前記第1の歯部と前記第2の歯部とを
    噛合させる付勢部材とを備えていることを特徴とするス
    テアリングロック装置。
JP63241662A 1988-09-27 1988-09-27 ステアリングロック装置 Pending JPH0288346A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63241662A JPH0288346A (ja) 1988-09-27 1988-09-27 ステアリングロック装置
FR8912521A FR2636900B1 (fr) 1988-09-27 1989-09-25 Dispositif pour le verrouillage du volant de direction d'un vehicule

Applications Claiming Priority (1)

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JP63241662A JPH0288346A (ja) 1988-09-27 1988-09-27 ステアリングロック装置

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JP63241662A Pending JPH0288346A (ja) 1988-09-27 1988-09-27 ステアリングロック装置

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