JP2005343378A - 電動ステアリングロック装置 - Google Patents

電動ステアリングロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005343378A
JP2005343378A JP2004167427A JP2004167427A JP2005343378A JP 2005343378 A JP2005343378 A JP 2005343378A JP 2004167427 A JP2004167427 A JP 2004167427A JP 2004167427 A JP2004167427 A JP 2004167427A JP 2005343378 A JP2005343378 A JP 2005343378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock bolt
lock
steering
cam
lock device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004167427A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Fukushima
啓介 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
Priority to JP2004167427A priority Critical patent/JP2005343378A/ja
Priority to US10/998,031 priority patent/US7065993B2/en
Priority to DE200410061487 priority patent/DE102004061487B4/de
Priority to FR0414018A priority patent/FR2871125B1/fr
Publication of JP2005343378A publication Critical patent/JP2005343378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】簡単な構成で、装置の小型化、および、据え切りトルクがかかっている状態でのロックボルトの引き抜きが可能になる電動ステアリングロック装置を提供する。
【解決手段】ステアリング操作に連動するステアリングシャフト2に対して電動モータ16の駆動力でロックボルト44を作動させて係合または係合解除させることにより、ステアリングをロックまたはアンロックするようにした電動ステアリングロック装置10において、ロックボルト44を少なくともロック位置からアンロック位置へ作動させるカム機構32,50を設け、カム機構32,50のカム面50の傾斜角をロックボルト44の位置によって異ならせていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等のステアリングをロックするための電動ステアリングロック装置に関する。
従来、盗難防止を目的として自動車等のステアリングをロックするために用いられるステアリングロック装置が知られている。一般に、ステアリングロック装置では、ステアリング操作に伴って回動するステアリングシャフトの外周に係合凹部に設けられており、この係合凹部にロックボルトが進入して係合することによりステアリングシャフトの回動が規制されてステアリングがロックされ、一方、前記係合凹部から前記ロックボルトが脱出して係合解除されることによりステアリングシャフトの回動規制が解除されてステアリングがアンロックされるようになっている。
前記ステアリングロック装置において、ロックボルトを、ステアリングシャフトに係合するロック位置とステアリングシャフトに対して係合解錠されたアンロック位置との間で移動させる駆動力を電動モータで与えている電動ステアリングロック装置がある。このような電動ステアリングロック装置では、ステアリングシャフトにロックボルトが係合した状態で、ステアリングシャフトにトルクがかかると、ロックボルトに据え切りトルクがかかって前記係合凹部の内側面がロックボルトに圧接した状態になっているために、ロックボルトを前記係合凹部から引き抜けない場合がある。この対策として、ロックボルトの引き抜き力を大きくするためには、電動モータを大型のものにするか、減速ギヤ等を設ける必要があるので、電動ステアリングロック装置が大型化してしまうという問題がある。
また、下記特許文献1に開示される電動ステアリングロック装置では、ネジ軸およびナットを用いてロックボルトをステアリングシャフトから引き抜くようにしているが、ネジ山のピッチが小さいため引き抜き動作に時間がかかるという問題がある。
特開2002−283961号公報
そこで、本発明は、簡単な構成でありながらロックボルトの引き抜き力を大きくすることができ、装置を小型化することができる電動ステアリングロック装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、ステアリング操作に連動する可動部材に対して電動モータの駆動力でロックボルトを作動させて係合または係合解除させることにより、前記ステアリングをロックまたはアンロックするようにした電動ステアリングロック装置において、
前記ロックボルトを少なくともロック位置からアンロック位置へ作動させるカム機構を設け、該カム機構のカム面の傾斜角を前記ロックボルトの位置によって異ならせていることを特徴とするものである。
本発明の電動ステアリングロック装置では、前記ロックボルトの位置が前記ロック位置近傍では前記カム面の傾斜角を緩勾配とし、前記ロックボルトの位置が前記アンロック位置近傍では前記カム面の傾斜角を急勾配とするのが好ましい。
また、本発明の電動ステアリングロック装置では、前記カム機構が前記電動モータによって回転駆動される回転体を含み、該回転体および前記ロックボルトの一方側に前記カム面を設け、他方側に前記カム面に沿って移動するカムフォロワを設けてもよい。
本発明の電動ステアリングロック装置によれば、カム面の傾斜角を途中で変えることで、ロックボルトをロック位置からアンロック位置へ作動させる際の引き抜き荷重を大きくすることができるとともに、引き抜いた後はロックボルトの動作を速くすることができる。このように引き抜き荷重を大きくできることで、ステアリングシャフトに据え切りトルクがかかっていてステアリングシャフトの係合凹部の内側面がロックボルトの先端に圧接している状態でもロックボルトを確実に引き抜くことができる。また、引き抜き荷重増大のための減速ギヤ等を廃止できるとともにモータを小型化することができ、これにより部品の削減と電動ステアリングロック装置全体の小型化を図れる。さらに、引き抜いた後はロックボルトの動作を速くすることで、モータの作動時間を短くでき、消費電力を少なくできる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態である電動ステアリングロック装置10の平面図、図2はロック状態にある電動ステアリングロック装置10の側方断面図である。なお、図2(図4,5についても同様)では、便宜上、左側を「前」、右側を「後」とする。
電動ステアリングロック装置10は、カバー12によって閉じられるケース14を備えている。ケース14内には、電動モータ16が固定されている。電動モータ16は、プリント基板18に固定された端子20に電気的に接続されており、ケース14の側面に突出したコネクタ22からプリント基板18および端子20を介して図示しない制御部により給電されることによって正転または逆転駆動されるようになっている。また、電動モータ16の回転軸17には、ウォーム24が取り付けられている。
さらに、ケース14内には、円筒状の回転体26が設けられている。回転体26は、カバー12とケース14とによって、回動可能ではあるが前後方向に移動不能に所定位置で保持されている。回転体26の外周部には、ウォーム歯車28が形成されている。このウォーム歯車28が前記ウォーム17に噛合している。これにより、回転体26は、電動モータ16によって回転駆動されるようになっている。
回転体26の内周部には、およそ180度ずれた位置に2つの縦溝30が形成されている。縦溝30は、回転体26の軸方向(後述するロックボルトの作動方向と一致する方向)に沿って延設されている。また、縦溝30は、略半円形の横断面を有しており、球状のボール部材からなる2つのカムフォロワ32をそれぞれ保持している。ここで、2つのカムフォロワ32は、回転体26の軸方向に垂直な同一平面上に設けられている。なお、カムフォロワ32は、必ずしも球状のボール部材に限られるものでなく、他の形状の部材であってもよい。
回転体26の外周部には、所定の角度範囲にわたってへこんだ凹部34が前記ウォーム歯車28に隣接して形成されており、この凹部34の周方向の両端がスイッチ用段部36,38になっている。回転体26の凹部34が形成されている外周部には、回転体26の回転位置を検出するための第1検出スイッチ40および第2検出スイッチ42の各検出レバーがそれぞれ当接している。図1に示すように、電動ステアリングロック装置10がロック状態にあるとき、第1検出スイッチ40はオン状態にあり、第2検出スイッチ42はその検出レバーが凹部34に落ち込んでいることでオフ状態になっている。
回転体26の内部には、ロックボルト44が回転体26の軸方向に移動可能に配置されている。ロックボルト44は、回転体26内に位置する円柱状部46と、この円柱状部46から延びる略矩形断面を有する棒状部48とからなっている。電動ステアリングロック装置10がロック状態にあるとき、図2に示すように、カバー12から外部に突出したロックボルト44の棒状部48の先端がステアリングシャフト(可動部材)2の係合凹部4に進入して係合し、これによりステアリングシャフト2が回動規制されるようになっている。このとき、ロックボルト44はロック位置にある。
なお、本実施形態では、図示しないステアリングの回動操作に伴って回動する可動部材がステアリングシャフト2であるものとして説明するが、前記可動部材はステアリングシャフト2に限らず、ステアリング操作に連動する別の部材であってもよい。
ロックボルト44の円柱状部46の外周面には、円柱状部46の周方向に対して傾斜したカム溝50が2つ形成されている。カム溝50の横断面は略半径状をなしており、前記回転体26の縦溝30に保持された2つのカムフォロワ32は、カム溝50に嵌り込んだ状態になっている。ここで、回転体26に保持されたカムフォロワ32とロックボルト44に形成されたカム溝50とでカム機構が構成されており、カム溝50の内側面がカム面になる。
なお、本実施形態では、ロックボルト44にカム溝50を設けるとともに回転体26にカムフォロワ32を設けたが、これとは逆に、ロックボルト44にカムフォロワ32を設けるとともに回転体26の内周面にカム溝を設けてもよい。
図3は前記円柱状部46の外周面の展開図を示し、図中の等間隔の縦線は10度毎の角度線であり、図中の上側がロックボルト44の先端側(すなわちステアリングシャフト2側)に相当する一方、図中の下側がロックボルト44の後端側に相当する。図3に示すように、一方のカム溝50は、ロックボルト44の円柱状部46の周方向(図3において左右方向)に対して傾斜した傾斜部52,54と、前記傾斜部52,54の両端から円柱状部46の周方向にそれぞれ延びる延設部56,58とを含む。
前記傾斜部52,54は、ロックボルト44の後端側にあって傾斜角が緩勾配の緩傾斜部52と、ロックボルト44の先端側にあって傾斜角が急勾配の急傾斜部54とからなっている。すなわち、後述するように、カム溝50の緩傾斜部52にカムフォロワ32が位置するときロックボルト44はロック位置近傍に位置し、カム溝50の急傾斜部54にカムフォロワ32が位置するときロックボルト44はアンロック位置近傍に位置することから、カム溝50の傾斜角がロックボルト44の位置によって異なっている。
前記延設部56,58は、図中に示すモータ停止位置A,Bにカムフォロワ32が来たときに電動モータ16の駆動を停止しても、電動モータ16や回転体26が慣性回転するために直ちに停止しない場合に、カムフォロワ32が前記延設部56,58に入り込めるようにするためのもので、これにより電動モータ16の急激な停止を防止して電動モータ16への過負荷を防止するとともに、モータ停止位置を誤差を含めたある程度の範囲で設定することができる。なお、前記延設部56,58は、円柱状部46の周方向に延びているため、延設部56,58内にカムフォロワ32が移動してもロックボルト44は移動しない。
もう1つのカム溝50も同様の形状をなしているが、前記一方のカム溝50に対しておよそ180度ずれた位置に形成されている。これにより、2つのカム溝50は、円柱状部46の軸方向について見れば位置的に重なる部分を有するが、互いに交差しないように形成されている。
なお、本実施形態では、カム溝50およびカムフォロワ32をそれぞれ2つ設けることで、それぞれ1つの場合に比べて、後述するようにロックボルト44を作動させるときのガタツキを防止できるという効果があるが、カム溝50およびカムフォロワ32がそれぞれ1つであってもロックボルト44を作動させることができ、この場合のカム溝50は交差しないように例えば螺旋状に延びる1つの長い溝として形成されてもよい。
ロックボルト44の後端外周部には、2つの係合凸部60が180度ずれた位置に設けられている。これらの係合凸部60は、ケース14の内面に形成された2つの係合溝部60にスライド移動可能にそれぞれ係合している。これにより、ロックボルト44は、前後方向への移動は許容されるが、回転できないようになっている。
また、ロックボルト44の後端とケース14との間には、付勢部材としてのバネ64が配置されている。このバネ64によってロックボルト44は、ステアリングシャフト2側に向かって付勢されている。
続いて、以上の構成からなる電動ステアリングロック装置10の動作について説明する。
図1および図2に示すように電動ステアリングロック装置10がロック状態にあるときに、電動モータ16が正転駆動されることにより回転体26が図1に示すアンロック方向(すなわち反時計回り方向)に回転し始める。この回転開始により、第2検出スイッチ42の検出レバーが回転体26のスイッチ用段部38に乗り上げることによって、第2検出スイッチ42がオン状態になる。
このように回転体26が回転し始めると、図3中のモータ停止位置A近傍にあったカムフォロワ32がカム溝50内を摺動または回転しながら移動するが、カムフォロワ32は縦溝30の端部に位置していて前方には移動できないので、回転体26の回転によってロックボルト44が後方に移動し始める。
カムフォロワ32がカム溝50の緩傾斜部52に沿って移動するとき、ロックボルト44はロック位置から比較的ゆっくりと後退する。これにより、ロックボルト44の先端がステアリングシャフト2の係合凹部4から引き抜かれるときの引き抜き荷重を大きくすることができるので、ステアリングシャフト2に据え切りトルクがかかって係合凹部4の内側面がロックボルト44の先端に圧接している状態でもロックボルト44を確実に引き抜くことができる。また、引き抜き荷重増大のための減速ギヤ等を廃止できるとともに電動モータ16を小型化することができ、これにより部品の削減と電動ステアリングロック装置10全体の小型化を図れる。
引き続き、回転体26の回転にしたがってカムフォロワ32がカム溝50の急傾斜部54に沿ってモータ停止位置Bまで移動するときは、ロックボルト44は比較的速く後退する。このように、ステアリングシャフト2の係合凹部4から先端が引き抜かれた後はロックボルト44の動作を速くすることで、モータの作動時間を短くできるため、電動ステアリングロック装置10のモータを作動させる制御部を含めたシステム全体の応答性を速くできるとともに、消費電力を少なくできる。
回転体26がおよそ180度回転したとき、第1検出スイッチ40の検出レバーが回転体26のスイッチ用段部36を越えて凹部34に落ち込むことで第1検出スイッチ40がオフ状態になる。このオフ信号を受けて電動モータ16の正転駆動が停止されるが、電動モータ16や回転体26の慣性回転によりカムフォロワ32はカム溝50の延設部58に少し入り込んで停止する。このとき、ロックボルト44は、図4に示すように、その先端がカバー12内に引っ込んだアンロック位置まで後退している。
このようにして、ロックボルト44がロック位置からアンロック位置に作動することで、ステアリングシャフト2の係合凹部4に対するロックボルト44の先端の係合が解除され、ステアリングシャフト2の回動規制が解除されてステアリングがアンロック状態になる。
逆に、電動ステアリングロック装置10をロック状態にするには、第2検出スイッチ42が図1に示すオフ状態になるまで電動モータ16を逆転駆動する。これにより、回転体26が図1に示すロック方向(すなわち時計回り方向)におよそ180度回転し、この回転体26の回転によってカムフォロワ32がカム溝50に沿ってモータ停止位置Aまで移動する。このようにカムフォロワ32が移動することで、ロックボルト44はバネ64の付勢力によってアンロック位置から図2に示すロック位置まで前進する。これにより、ロックボルト44の先端がステアリングシャフト2の係合凹部44内に進入して係合し、ステアリングシャフト2は回動規制されてステアリングがロック状態になる。
上述したように、本実施形態の電動ステアリングロック装置10によれば、ロックボルト44の移動方向に対して垂直方向に回転する回転体26によってロックボルト44を作動させるとともに、回転体26の内部にロックボルト44を配置しているため、電動ステアリングロック装置10を小型化することができる。また、ロックボルト44の外周面にカム溝50を形成しているため、カム溝50の形成が容易であり、かつ、互いに交差しないような形状で2つのカム溝50または1つの長いカム溝50を形成することが可能になる。
また、カム溝50およびカムフォロワ32をそれぞれ2つ設けているため、カム溝50およびカムフォロワ32が各1つの場合に比べてガタツキなくロックボルト44を作動させることができる。
さらに、2つのカムフォロワ32を回転体26の軸方向に関して互いにずれた位置に配置した場合には、そのずれた分だけ回転体26や、カム溝50が形成されたロックボルト44の円柱状部46が軸方向に長くなるために電動ステアリングロック装置10がそれだけ大型化することになるが、前記2つのカムフォロワ32を回転体26の軸方向に垂直な同一平面上に設けているので、回転体26やロックボルト44の円柱状部46を短くすることができ、これにより電動ステアリングロック装置10を小型化することができる。
さらにまた、球状のボール部材からなるカムフォロワ32を介してロックボルト44を作動させるようにしたので、カム溝50の摩耗や異音の発生を防止することができるとともに、カムフォロワ32がカム溝50内で移動する際の抵抗も小さくなる。
次に、電動ステアリングロック装置10において、ロックボルト44をロック位置に移動させる際に、ステアリングシャフト2の係合凹部4がロックボルト44の先端と一致していない場合の動作について図5を参照して説明する。
ロックボルト44の先端がステアリングシャフト2の係合凹部4に一致しないときにロック動作を行ったときには、ロックボルト44はステアリングシャフト2の係合凹部4に突入することができずに、その先端がステアリングシャフト2の外周面に当接した状態で途中停止する。しかし、この場合においてカムフォロワ32は回転体32の縦溝30に沿って後退移動できるので、ロックボルト44の途中停止が回転体26および電動モータ16の回転を阻害することはなく、電動モータ16は通常どおり第2検出スイッチ42がオフ状態になるまで逆転駆動された後、駆動停止される。
その後、ステアリングが回動操作されることによってステアリングシャフト2の係合凹部4がロックボルト44の先端と一致したとき、バネ64の付勢力によってロックボルト44はその先端がステアリングシャフト2の係合凹部4に突入してロック位置に移動する。
このように、電動ステアリングロック装置10では、ロック動作中にロックボルト44が途中で停止した場合にも、電動モータ16に過負荷がかかることがなく、かつ、電動モータ16を再度作動させなくてもロックボルト44をロック位置に移動させることができる。
なお、本実施形態において、ロックボルト44を直接、ステアリングシャフト2の係合凹部4に係合させるようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、係合凹部4に係合する別のロック部材を設け、このロック部材をロックボルト44にて作動させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態の電動ステアリングロック装置の平面図。 ロック状態にある図1の電動ステアリングロック装置の側方断面図。 ロックボルトの円柱状部の外周面展開図。 アンロック状態にある電動ステアリングロック装置の側方断面図。 ロック位置へ移動する途中でロックボルトが停止した状態を示す電動ステアリングロック装置の側方断面図。
符号の説明
2…ステアリングシャフト(可動部材)
4…係合凹部
10…電動ステアリングロック装置
16…電動モータ
24…ウォーム
26…回転体
30…縦溝
32…カムフォロワ
44…ロックボルト
46…円柱状部
50…カム溝
52…緩傾斜部
54…急傾斜部
64…バネ

Claims (3)

  1. ステアリング操作に連動する可動部材に対して電動モータの駆動力でロックボルトを作動させて係合または係合解除させることにより、前記ステアリングをロックまたはアンロックするようにした電動ステアリングロック装置において、
    前記ロックボルトを少なくともロック位置からアンロック位置へ作動させるカム機構を設け、該カム機構のカム面の傾斜角を前記ロックボルトの位置によって異ならせていることを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  2. 前記ロックボルトの位置が前記ロック位置近傍では前記カム面の傾斜角を緩勾配とし、前記ロックボルトの位置が前記アンロック位置近傍では前記カム面の傾斜角を急勾配としたことを特徴とする請求項1に記載の電動ステアリングロック装置。
  3. 前記カム機構は前記電動モータによって回転駆動される回転体を含み、該回転体および前記ロックボルトの一方側に前記カム面を設け、他方側に前記カム面に沿って移動するカムフォロワを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の電動ステアリングロック装置。
JP2004167427A 2004-06-04 2004-06-04 電動ステアリングロック装置 Pending JP2005343378A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004167427A JP2005343378A (ja) 2004-06-04 2004-06-04 電動ステアリングロック装置
US10/998,031 US7065993B2 (en) 2004-06-04 2004-11-29 Motor-driven steering lock device
DE200410061487 DE102004061487B4 (de) 2004-06-04 2004-12-21 Motor-getriebene Lenkradschlosseinrichtung
FR0414018A FR2871125B1 (fr) 2004-06-04 2004-12-29 Dispositif de blocage de direction entraine par moteur

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004167427A JP2005343378A (ja) 2004-06-04 2004-06-04 電動ステアリングロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005343378A true JP2005343378A (ja) 2005-12-15

Family

ID=35496134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004167427A Pending JP2005343378A (ja) 2004-06-04 2004-06-04 電動ステアリングロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005343378A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007308100A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Honda Motor Co Ltd 電動ステアリングロック装着車両
KR100780023B1 (ko) 2006-06-07 2007-11-29 김응열 전자인증시스템과 연동되는 스티어링 로크장치 및 그 제작방법
KR100818223B1 (ko) 2006-06-07 2008-04-02 김응열 전자인증시스템과 연동되는 스티어링 로크장치 및 그 제작방법
JP2009096299A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Yuhshin Co Ltd ステアリングロック装置
EP2077206A1 (en) 2007-11-30 2009-07-08 U-Shin Ltd. Steering lock device
WO2009147919A1 (ja) 2008-06-06 2009-12-10 本田技研工業株式会社 ステアリングロック装置
JP2010105495A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Tokai Rika Co Ltd 車両用ステアリングロック装置及びステアリングロック機構
CN101168361B (zh) * 2006-10-27 2011-09-07 株式会社有信 电动转向锁定装置
WO2015049951A1 (ja) * 2013-10-04 2015-04-09 株式会社 アルファ 電動ステアリングロック装置
JP2015214228A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 株式会社東海理化電機製作所 電動ステアリングロック装置
JP2016074393A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 株式会社ユーシン 電動ステアリングロック装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4709689B2 (ja) * 2006-05-22 2011-06-22 本田技研工業株式会社 電動ステアリングロック装着車両
JP2007308100A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Honda Motor Co Ltd 電動ステアリングロック装着車両
KR100780023B1 (ko) 2006-06-07 2007-11-29 김응열 전자인증시스템과 연동되는 스티어링 로크장치 및 그 제작방법
KR100818223B1 (ko) 2006-06-07 2008-04-02 김응열 전자인증시스템과 연동되는 스티어링 로크장치 및 그 제작방법
CN101168361B (zh) * 2006-10-27 2011-09-07 株式会社有信 电动转向锁定装置
JP2009096299A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Yuhshin Co Ltd ステアリングロック装置
EP2077206A1 (en) 2007-11-30 2009-07-08 U-Shin Ltd. Steering lock device
WO2009147919A1 (ja) 2008-06-06 2009-12-10 本田技研工業株式会社 ステアリングロック装置
EP2495471A1 (en) * 2008-06-06 2012-09-05 Honda Motor Co., Ltd. Steering lock device
US8960030B2 (en) 2008-06-06 2015-02-24 Honda Motor Co., Ltd. Steering lock device
JP2010105495A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Tokai Rika Co Ltd 車両用ステアリングロック装置及びステアリングロック機構
WO2015049951A1 (ja) * 2013-10-04 2015-04-09 株式会社 アルファ 電動ステアリングロック装置
JPWO2015049951A1 (ja) * 2013-10-04 2017-03-09 株式会社アルファ 電動ステアリングロック装置
US9827949B2 (en) 2013-10-04 2017-11-28 Alpha Corporation Electric steering lock device
JP2015214228A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 株式会社東海理化電機製作所 電動ステアリングロック装置
JP2016074393A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 株式会社ユーシン 電動ステアリングロック装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4671762B2 (ja) 電動ステアリングロック装置
DE102007051002B4 (de) Servo-Lenkradschlosseinheit
JP4763573B2 (ja) 電動ステアリングロック装置
JP4698019B2 (ja) ロック装置
JP4448512B2 (ja) 自動車のステアリングシャフトをロックする装置
JP4671789B2 (ja) ステアリングロック装置
JPS59179436A (ja) 自動車のかじ取軸盗難防止装置
US7065993B2 (en) Motor-driven steering lock device
JP2005343378A (ja) 電動ステアリングロック装置
JP7099307B2 (ja) ステアリング装置
JP2002283962A (ja) 施錠装置
JP2014507324A (ja) 自動車の電動ステアリングコラムロック装置
JP6325207B2 (ja) 電動ステアリングロック装置
JP2007145063A (ja) 電動ステアリングロック装置
JP2008114786A (ja) 電動ステアリングロック装置
JP2010162983A (ja) ステアリング操作装置
JP5212137B2 (ja) ステアリング操作装置
JP6367678B2 (ja) 電動ステアリングロック装置
JP4870520B2 (ja) 電動ステアリングロック装置
JP2014054916A (ja) 操舵装置
JP4680056B2 (ja) 電動ステアリングロックシステム
KR101224280B1 (ko) 전동 조향 로크 장치
EP3339688B1 (en) Shift device
JP2007216891A (ja) ステアリングロック装置
KR20090027449A (ko) 스티어링 컬럼 록킹장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070517

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100112