JP4680056B2 - 電動ステアリングロックシステム - Google Patents
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Description
そのロック阻止装置は、突出状態にある係合片が付勢力に逆らう没方向へ所定量以上押圧されると、押し込まれた没状態で係合片を保持し、当該没状態にある係合片が没方向へ押圧されると、付勢力により係合片を押し出して突出状態で保持するオルタネイト機構をもつ。且つ、ロックピンには、後退位置にあるときに突出状態の係合片が係入する係合凹部と、該係合凹部から先端部へ向かって延設された押圧面部と、が形成されており、係合片は、突出状態でロックピンの係合凹部に係入しているときに該ロックピンを後退位置からさらに後退させると押圧面部に当接して摺動する摺動面部を有し、この押圧面部と摺動面部との摺動により没方向へ押圧されるようになっている。
本実施形態の電動ステアリングロックシステムは、制御回路1によりモータ2を駆動して、ロックピン機構3を制御する構成をもつ。
制御回路1は、抵抗や光、磁気等のセンサを利用してロックピンの現在位置を検出する位置検出回路4と、エンジンECUやスマートキーシステムと交信する通信回路5と、を備え、位置検出回路4により検出されるロックピンの現在位置及び通信回路5を通しエンジンECUから得られる車両の現状(走行、停止等)やスマートエントリー情報をCPU6が判断し、ドライブ回路7を通してモータ2を駆動する。
本実施形態のロックピン機構3は、たとえば特開2004−106750号公報に示されるようなラック&ピニオン式の基本構成をもち、ロックピン10に形成したラックギヤ10aに、モータ2により駆動されるピニオンギヤ11が噛み合って、該ピニオンギヤ11の正逆回転によりロックピン10の前進/後退が制御されている。図中、ピニオンギヤ11の反時計回りが正回転、時計回りが逆回転であるとし、その正回転でロックピン10が前進、逆回転でロックピン10が後退するとして説明する。
係合片20は、ロック阻止装置21からロックピン10に向かって出没し、突出状態の係合片20が後退位置にあるロックピン10の係合凹部10bに係合することで、ロックピン10の前進が機械的に阻止される。一方、係合片20が没状態(係合凹部10bから退避した状態)となると、係合解除でロックピン10は前進することができる。
まず、図2のロック動作は、たとえばスマートキーシステムを備えた車両であれば運転者がスマートキーをもって運転席を離れたときに実行される動作で、ロックピン10が前進して先端部10cがステアリングシャフトSのロック穴S1へはまり込み、ステアリングロックが行われることになる。
前進位置にあってステアリングシャフトSをロックしているロックピン10は(図3A)、通信圏内に入ってきたスマートキーを通信回路5で感知する制御回路4がモータ2を制御することにより、ピニオンギヤ11の逆回転で後退させられる。
10 ロックピン
10a ラックギヤ
10b 係合凹部
10c 先端部
10d 押圧面部
10e 後端部
11 ピニオンギヤ
20 係合片
20a 摺動面部
21 ロック阻止装置21
Claims (5)
- ステアリングシャフトのロック穴に先端部が進入する前進位置と該ロック穴から前記先端部が退避する後退位置とにロックピンを電動制御で移動させる電動ステアリングロックシステムにおいて、
突出方向へ付勢した係合片を出没可能にする機構を有するロック阻止装置を備え、
該ロック阻止装置は、突出状態にある前記係合片が付勢力に逆らう没方向へ所定量以上押圧されると、押し込まれた没状態で前記係合片を保持し、当該没状態にある前記係合片が没方向へ押圧されると、付勢力により前記係合片を押し出して突出状態で保持するオルタネイト機構をもち、
前記ロックピンには、後退位置にあるときに突出状態の前記係合片が係入する係合凹部と、該係合凹部から前記先端部へ向かって延設された押圧面部と、が形成されており、
前記係合片は、突出状態で前記係合凹部に係入しているときに前記ロックピンを後退位置からさらに後退させると前記押圧面部に当接して摺動する摺動面部を有し、この押圧面部と摺動面部との摺動により没方向へ押圧されるようになっており、
前記ロックピンが後退位置にあるときには前記係合片が突出状態にあって前記係合凹部に係合し、これにより前記ロックピンの前進が制限され、
この後退位置にある前記ロックピンをさらに後退させると、前記押圧面部による押圧で前記係合片が押し込められて没状態となり、該没状態の係合片が前記係合凹部から退避することにより前記ロックピンが前進位置へ前進可能となって前記ステアリングシャフトをロックできるようになることを特徴とする電動ステアリングロックシステム。 - 前進位置にある前記ロックピンを後退位置を超えて後退させると、没状態にある前記係合片が前記押圧面部により没方向へ押圧され、この後に後退位置へ前進させた前記ロックピンの係合凹部に前記係合片が付勢力により押し出されて係入することを特徴とする請求項1記載の電動ステアリングロックシステム。
- 前記係合片の摺動面部が傾斜面又は円弧状とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動ステアリングロックシステム。
- 前記ロックピンの押圧面部が傾斜面又は円弧状とされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動ステアリングロックシステム。
- 前記ロックピンにラックギヤが形成され、該ラックギヤに噛み合うピニオンギヤをモータ駆動することで前記ロックピンが移動制御されるようになっており、
後退位置にある前記ロックピンを前進位置へ前進させる際に、一時的に前記ピニオンギヤを、前記ロックピンを前進させる回転とは逆回転させることにより、前記ロックピンを後退位置からさらに後退させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動ステアリングロックシステム。
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