JP5266108B2 - 自動二輪車用ハンドルロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操向ハンドルもしくは該操向ハンドルとともに作動する連動部材に係合可能なロックピンを、前記操向ハンドルもしくは前記連動部材に係合するロック位置ならびにその係合を解除するアンロック位置間でスライドすることを可能として摺動可能に嵌合せしめる筒状のガイド部材が、前記ロック位置および前記アンロック位置の少なくとも一方側に前記ロックピンを移動させる動力を発揮する電動アクチュエータを収納する固定のケーシングに、該ケーシングから突出するようにして連設される自動二輪車用ハンドルロック装置に関する。
ケーシング内に収容された電動アクチュエータによって、自動二輪車の操向ハンドルのステムパイプへのロックピンの係合および係合解除を切換えるようにした自動二輪車用ハンドルロック装置が、特許文献1で知られている。
特許第2735454号公報
ところで、自動二輪車は無蓋車両であるので、車体の隙間か雨水等が浸入する可能性が高く、電動アクチュエータが収容されたケーシング内にステムパイプおよびロックピンを介して雨水が浸入する可能性があり、電動アクチュエータ等の電気部品に雨水等による悪影響が及ぶことは確実に防止する必要がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、電動アクチュエータが収容されるケーシング内への雨水等の浸入を確実に防止するようにした自動二輪車用ハンドルロック装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、操向ハンドルもしくは該操向ハンドルとともに作動する連動部材に係合可能なロックピンを、前記操向ハンドルもしくは前記連動部材に係合するロック位置ならびにその係合を解除するアンロック位置間でスライドすることを可能として摺動可能に嵌合せしめる筒状のガイド部材が、前記ロック位置および前記アンロック位置の少なくとも一方側に前記ロックピンを移動させる動力を発揮する電動アクチュエータを収納する固定のケーシングに、該ケーシングから突出するようにして連設される自動二輪車用ハンドルロック装置において、前記ガイド部材は、前記ケーシングのケーシング主体から一体に延びる支持筒部の内周に、該ガイド部材の一部を該支持筒部の外端より突出させるようにして嵌合、固定され、前記ガイド部材の外周に一体に設けられるフランジ部と、前記支持筒部の外端との間に環状の第1シール部材が介装され、前記ガイド部材および前記ロックピン間に環状の第2シール部材が介装されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記ガイド部材に、前記ロックピンを摺動可能に嵌合せしめる摺動孔と、該摺動孔よりも大径にして前記摺動孔の外端に同軸に連なる挿入孔とが設けられ、前記第2シール部材が、前記ロックピンの外周に弾発的に摺接するようにして前記挿入孔の内周に装着されることを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記操向ハンドルもしくは前記連動部材に設けられた被係合部の下方でガイド部材が上下方向に延びて配置され、前記第2シール部材よりも上方で前記ガイド部材に排水用の切欠きが設けられることを第3の特徴とする。
なお実施の形態のフロントフォーク16が本発明の連動部材に対応し、実施の形態のトップブリッジ17が本発明の被係合部に対応し、実施の形態の電動モータ22が本発明の電動アクチュエータに対応し、実施の形態の小径摺動孔35が本発明の摺動孔に対する。
本発明の第1の特徴によれば、ロックピンおよびガイド部材間に環状の第2シール部材が介装されるので、ロックピンおよびガイド部材間からケーシング内に雨水等が浸入するのを確実に防止することができ、ケーシング内に収容された電動アクチュエータ等の電気部品に雨水等による悪影響が及ぶことを阻止することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、第2シール部材が、ロックピンを摺動可能に嵌合せしめるようにした摺動孔の外方でガイド部材に設けられた挿入孔の内周に装着されてロックピンの外周に弾発的に摺接するので、摺動孔の内周およびロックピンの外周間に雨水等が浸入するのをシール部材によって防止することができ、摺動孔の内周およびロックピンの外周間に浸入した雨水等が凍結してロックピンの円滑な摺動が得られなくなる状態が生じるのを防止することができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、第2シール部材よりも上方でガイド部材に排水用の切欠きが設けられることにより、ガイド部材の上部に雨水等が溜まるのを防止することができる。
自動二輪車の斜視図 ロックピンがロック位置にある状態でのハンドルロック装置の縦断面図 ロックピンがアンロック位置にある状態でのハンドルロック装置の縦断面図 図2の4−4線断面図 図3の5−5線断面図 ケーシングおよびガイド部材の斜視図 係合部材の斜視図 図3の8−8線断面図 制御系の構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例1について図1〜図9を参照しながら説明するが、先ず図1において、この自動二輪車の前部に配設されたインストルメントパネル11内には、バー状の操向ハンドル12をロック状態に保持し得るハンドルロック装置13が収容されており、前記インストルメントパネル11上には、イグニッションスイッチ14が配設されるとともにハンドルロックレバー15が配設される。
図2〜図5において、前記ハンドルロック装置13は、操向ハンドル12もしくは該操向ハンドル12とともに作動する連動部材に係合して操向ハンドル12を回動不能とするロック状態に保持し得るものであり、この実施例1では、操向ハンドル12とともに回動作動する連動部材であるフロントフォーク16のトップブリッジ17に係合して操向ハンドル12のロック状態を保持可能である。
前記ハンドルロック装置13は、前記トップブリッジ17に係合するロック位置(図2および図4で示す位置)ならびに前記トップブリッジ17との係合を解除するアンロック位置(図3および図5で示す位置)間で作動可能なロック部材であるロックピン18と、該ロックピン18とともに作動するようにしてロックピン18を保持する保持部材であるスライダ19と、前記ロックピン18および前記スライダ19をアンロック位置側に向けて弾発付勢する第1の弾発部材であるコイルばね20と、前記ロック位置にある前記スライダ19に係合して前記ロックピン18を前記ロック位置で保持する係合部材21と、前記ロック位置にある前記スライダ19との係合を解除する側に前記係合部材21を作動せしめる動力を少なくとも発揮する電動アクチュエータである正逆回転自在の電動モータ22と、前記ロックピン18がロック位置にある状態での前記電動モータ22の作動に応じて前記スライダ19を前記アンロック位置側に強制的に駆動する強制解錠駆動手段23と、ケーブル24の牽引操作によって前記ロックピン18を前記アンロック位置から前記ロック位置に作動せしめるようにして前記ロックピン18に連動、連結されるケーブル施錠駆動手段25と、前記ロックピン18の前記アンロック位置から前記ロック位置への移動を規制することを可能とするとともに前記電動モータ22の作動に応じてその規制を解除する移動規制手段26とを備える。
図6を併せて参照して、前記ハンドルロック装置13のケーシング28は、前記トップブリッジ17の下方に固定配置されるものであり、下方に開放した箱状のケーシング主体29と、該ケーシング主体29の下部開放端を塞ぐようにしてケーシング主体29に取付けられる蓋部材30とから成り、前記ケーシング主体29に一体に設けられて該ケーシング主体29から側方に突出する複数たとえば一対の支持腕部29a…が、自動二輪車の車体フレーム(図示せず)に取付けられる。
前記ケーシング主体29には、支持孔31を形成してケーシング主体29から上方に延びる支持筒部29bと、前記支持筒部29bの下端から半径方向内方に張り出す内向き鍔部29cとが一体に設けられる。前記支持孔31内には、上下に延びる円筒状のガイド部材32が、その上端をケーシング28の前記支持筒部29bから上方に突出させるとともに前記内向き鍔部29cに下端を当接させるようにして圧入されており、前記支持筒部29bよりも上方で前記ガイド部材32に一体に設けられるフランジ部32aと、前記支持筒部29bの上端との間に環状の第1シール部材33が介装される。
前記ガイド部材32には、その下端から上端に向かって順に大径摺動孔34と、大径摺動孔34よりも小径の小径摺動孔35と、小径摺動孔35よりも大径である挿入孔36とが同軸に連なって設けられており、前記内向き鍔部29cに挿通されるスライダ19の上部が大径摺動孔34に摺動可能に嵌合され、このスライダ19の上部に連結されるロックピン18が小径摺動孔35に摺動可能に嵌合される。また前記コイルばね20は、ケーシング28のケーシング主体29および前記スライダ19間に縮設されており、スライダ19およびロックピン18は、アンロック位置側すなわちロックピン18のトップブリッジ17への係合を解除する側(下方側)に前記コイルばね20によって弾発付勢される。
前記ガイド部材32および前記ロックピン18間には環状の第2シール部材37が介装されるものであり、この第2シール部材37は、ロックピン18の外周に弾発的に摺接するようにして前記挿入孔36の内周に装着される。しかも第2シール部材37よりも上方で前記ガイド部材32には、排水用の切欠き38が設けられる。
前記係合部材21は、前記スライダ19から側方に間隔をあけた位置に配置されて前記ケーシング28内に収容されており、前記ロック位置にある前記スライダ19に前記アンロック位置側から係合する係合位置と、前記スライダ19の側方に退避して該スライダ19との係合を解除する係合解除位置との間で、前記ロックピン18および前記スライダ19の直線的なスライド作動方向と直交する平面に配置される軸線まわりに回動することを可能として、ケーシング28に回動可能に支承される。
前記ケーシング28における前記ケーシング主体29の上部に一体に突設された支持ボス40には支持部材41が締結されており、前記ロックピン18および前記スライダ19の直線的なスライド作動方向と直交する平面に軸線を配置した支軸42が前記支持部材41に支持され、該支軸42で前記係合部材21が回動可能に支承される。
図7を併せて参照して、前記係合部材21は、前記スライダ19にその側方から対向する平板部21aと、前記支軸42を挿通せしめるようにして前記平板部21aの上端両側に設けられる一対の円筒部21b…と、平面視では前記両円筒部21b…間に位置するとともに側面視では前記両円筒部21b…よりも下方に位置するようにして前記平板部21aの前記スライダ19に対向する面の中央部に突設される単一の第1係合突部21cと、第1係合突部21cよりも下方に配置されて前記平板部21aの前記スライダ19に対向する面の両側に突設される一対の第2係合突部21d,21dとを一体に備え、第2係合突部21d…は、下方に向かうにつれて平板部21aからの突出量が大となるように形成される。
また前記支持部材41および前記係合部材21間には、第2の弾発部材であるねじりばね43が前記支軸42を囲繞するようにして設けられており、前記係合部材21は、前記ねじりばね43が発揮する弾発力によって、前記係合位置側すなわち第1係合突部21cおよび第2係合突部21d…を前記スライダ19に近接させる側に弾発付勢される。
前記電動モータ22は、前記ケーシング28内に固定配置される支持枠44上に支持されるようにして前記ケーシング28内の下部に収容されており、強制解錠駆動手段23は、前記スライダ19がロック位置にあるときのロック作動位置(図2および図4で示す位置)と、前記スライダ19がアンロック位置にあるときのアンロック作動位置(図3および図5で示す位置)との間で、前記電動モータ22の作動に応じて前記スライダ19のスライド作動方向と平行な方向に移動し得るナット45を備え、該ナット45に、そのロック作動位置からアンロック作動位置への移動時に前記係合位置にある前記係合部材21の第1係合突部21cに上方から当接して該係合部材21を係合解除位置側に回動駆動する第1当接部45aと、前記ロック作動位置からアンロック作動位置への移動時に前記ロック位置にある前記スライダ19に当接して該スライダ19をアンロック位置側に押圧駆動する第2当接部45bとが設けられる。
前記ガイド部材32の軸線および前記係合部材21間には、前記ガイド部材32の軸線と平行な軸線を有する軸48の両端が支持されており、この軸48を囲繞する円筒状に形成されて該軸48で回転可能に支承されるねじ軸49の下端にヘリカルギヤ50が固定され、前記電動モータ22の出力軸に設けられたピニオン51が前記ヘリカルギヤ50に噛合され、前記ナット45は前記ねじ軸49に螺合される。しかもナット45は、前記ケーシング28におけるケーシング主体29の内面に設けられて上下に延びる溝52に嵌合されることで前記軸48および前記ねじ軸49の軸線まわりに回転することは阻止されており、前記電動モータ22の作動によって前記ねじ軸49が回転するのに応じて、前記ナット45が上方のロック作動位置および下方のアンロック作動位置間で上下に移動する。
ところで係合部材21の第1係合突部21cの上部は、下方に向かうにつれて平板部21aから離反するように傾斜した第1傾斜面53として形成されており、前記ナット45の第1当接部45aは、そのロック作動位置からアンロック作動位置への移動時に第1係合突部21cの第1傾斜面53に当接し、係合部材21を係合解除位置側に押し退けるようにしてナット45がアンロック作動位置に移動する。また第1係合突部21cの下部は、下方に向かうにつれて平板部21aに近接するように傾斜した第2傾斜面54として形成される。
前記スライダ19には、前記ナット45よりも下方に位置する腕部19aが前記係合部材21側に延びて一体に設けられており、この腕部19aには、前記ねじ軸49を貫通せしめるとともに、前記ナット45の下部を挿入可能とした貫通孔55が設けられ、ナット45の第2当接部45bは、前記貫通孔55の周縁で前記腕部19aに上方から当接可能である。
前記腕部19aの先端には、前記係合部材21が備える一対の第2係合突部21d…に個別に対応した一対の突部19b…が突設されており、それらの突部19b…は、前記ナット45がロック作動位置にあって前記スライダ19がロック位置にある状態では、前記両第2係合突部21d…の上端に形成された係合面56に上方から当接する。それにより腕部19aすなわちスライダ19の下方への移動すなわちアンロック位置への移動が規制される。
而してロック位置にある前記スライダ19における腕部19aの両突部19b…が係合部材21の係合面56…に上方から当接した状態で、前記電動モータ22の作動によって前記ナット45が、そのロック作動位置からアンロック作動位置へと下方に移動すると、係合部材21における第1係合突部21cの第1傾斜面53にナット45の第1当接部45aが上方から当接し、係合部材21が係合解除位置側に回動駆動される。これにより係合部材21における第2係合突部21d…の上端の係合面56…と、スライダ19の腕部19aの先端の突部19b…との係合が解除され、スライダ19およびロックピン18はコイルばね20の弾発力によってアンロック位置側に移動する。この際、第1当接部45aが第1係合突部21cを乗り越えるまでにスライダ19の前記両突部19b…が係合面56…よりも下方に移動することができるように第1係合突部21cおよび第2係合突部21d…が形成される。またスライダ19の前記両突部19b…は係合面56…よりも下方に移動した状態では、図3で示すように第2係合突部21d…に当接しており、係合部材21はスライダ19がアンロック位置にある状態では、図3で示すように、係合解除位置に保持される。
また係合面56…への前記突部19b…の係合が解除された状態で、操向ハンドル12に回動方向の力が加わっていることによって、コイルばね20の弾発力だけではスライダ19がアンロック位置にスムーズに移動しない場合が生じ得るが、その場合でも、前記ナット45がアンロック作動位置に移動する途中では第2当接部45bがスライダ19の腕部19aに上方から当接することにより、スライダ19はアンロック位置に強制的に駆動されることになる。
図4および図5に注目して、ケーブル施錠駆動手段25は、前記インストルメントパネル11上に配設されるハンドルロックレバー15の回動操作に応じて牽引されるケーブル24と、該ケーブル24に連結されて前記ケーシング28内に収容されるとともに前記スライダ19に連動、連結されるロータ58とで構成される。
前記ケーブル24は、前記ケーシング28のケーシング主体29に取付けられた案内筒部材59を移動可能に貫通してケーシング28内に延出される。一方、ケーシング28の蓋部材30には前記スライダ19の側方で上方に延びる支持突部30aが一体に設けられており、この支持突部30aの上端部に、前記ガイド部材32の軸線を通り前記係合部材21の回動軸線と直交する平面に沿う軸線を有する支持ピン60を介して前記ロータ58が回動可能に支承され、このロータ58の前記支持ピン60の軸線からオフセットした位置に前記ケーブル24が連結される。
また前記ロータ58には、前記スライダ19の下部側方に対向する連結腕部58aが一体に設けられており、この連結腕部58aには、前記スライダ19の下部側面に設けられた連結凹部61に突入する連結ピン62が突設される。而して連結凹部61の上下幅は前記連結ピン62の直径よりも大きく設定されており、連結ピン62は、前記連結凹部61内で上下に移動することを可能として前記連結凹部61内に突入される。
またロータ58および前記支持突部30a間には、前記ケーブル24を伸長させる側に前記ロータ58を回動付勢するばね63が設けられており、ケーブル24に牽引力が作用しない状態では前記連結ピン62は前記連結凹部61内の下部に在る。
前記移動規制手段26は、前記スライダ19と、前記ナット45とで構成されるものであり、ロックピン18および前記スライダ19がアンロック位置にある状態では前記スライダ19の腕部19aにアンロック作動位置に在るナット45の第2当接部45bがロック位置側から係合することによりスライダ19およびロックピン18のロック位置側への移動が規制され、電動モータ22の作動によって前記ナット45がアンロック作動位置からロック作動位置に移動することにより第2当接部45bによるスライダ19のロック位置側への移動規制が解除されることになる。
図8を併せて参照して、前記支持枠44には、前記ナット45がロック作動位置にあるときに該ナット45に当接してオン状態となるロック位置検出手段としての第1スイッチ65と、前記ナット45がアンロック作動位置にあるときに該ナット45に当接してオン状態となる第2スイッチ66とが取付けられる。また前記支持枠44には、前記ロックピン18および前記スライダ19がアンロック位置となったときに前記スライダ19の下部に当接してオン状態となる第3スイッチ67(図2〜図4参照)と、前記ナット45がアンロック作動位置となるのに応じて前記係合部材21が係合解除位置に回動したときに該係合部材21に当接してオン状態となるが前記ナット45がロック作動位置となるのに応じて前記係合部材21が係合位置に回動したときにオフ状態となるロック位置検出手段としての第4スイッチ68(図2および図3参照)と、前記ケーブル24の非牽引状態でロックピン18およびスライダ19がアンロック位置にある状態で前記ロータ58に当接してオン状態となるものの前記ケーブル24の牽引によって前記ロータ58の連結ピン62がスライダ19の連結凹部61内で上方に移動するだけ前記ロータ58がわずかに回動したときにオフ状態となる牽引操作検出手段としての第5スイッチ69(図4および図5参照)とが取付けられる。
図9において、前記第1〜第5スイッチ65〜69およびイグニッションスイッチ14からの信号は自動二輪車に搭載される制御ユニット70に入力され、該制御ユニット70は、前記ロックピン18をロック位置に移動させるようにハンドルロックレバー15を車両運転者が操作するのに応じて前記第5スイッチ69がオフ状態となったにもかかわらず、第1スイッチ65がオフ状態であって第4スイッチ68がオン状態のままの状態が所定時間継続し、ロックピン18がロック位置に移動しないことが確認されたときには報知作動するようにLEDから成るインジケータ等の報知手段71の作動を制御するとともに、ナット45の第2当接部45bでスライダ19の腕部19aを押圧してスライダ19およびロックピン18を強制的にアンロック位置側に移動せしめるべく前記電動モータ22を作動せしめる。
また制御ユニット70は、自動二輪車に搭載されたアンテナ72と、ユーザーが保持する携帯器73との間での通信を制御するとともに、その通信によってユーザーが保持する携帯器73が正規の携帯器であるか否かを判断する機能を有するものであり、前記ロックピン18をロック位置に移動させるようにハンドルロックレバー15を車両運転者が操作するのに応じて前記第5スイッチ69がオフ状態となったときに、前記アンテナ72および前記携帯器73間での通信を行うとともにその通信によって正規のユーザーであるか否かを確認し、正規のユーザーであることを確認したときに前記移動規制手段26による移動規制を解除するように前記電動モータ22を作動せしめる。
また車両運転者がイグニッションスイッチ14を操作したときに、前記制御ユニット70は、第1スイッチ65がオフ状態、第2および第3スイッチ66,67がオン状態にあること、すなわち前記ナット45がアンロック作動位置にあり、前記ロックピン18および前記スライダ19がアンロック位置にあることを確認したときに、前記イグニッションスイッチ14からの信号を点火制御ユニット(図示せず)に入力することを許容する。
次にこの実施例1の作用について説明すると、操向ハンドル12に連動するフロントフォーク16のトップブリッジ17に係合するロック位置ならびに前記トップブリッジ17との係合を解除するアンロック位置間で作動可能なロックピン18に、該ロックピン18とともに作動するスライダ19が連結され、前記ロックピン18および前記スライダ19はコイルばね20でアンロック位置側に向けて弾発付勢され、ロック位置にある前記スライダ19における腕部19aに下方から係合して該スライダ19をロック位置に保持する係合部材21を前記スライダ19との係合を解除する側に作動せしめる動力を電動モータ22が発揮するのであるが、前記ロックピン18がロック位置にある状態での前記電動モータ22の作動に応じて強制解錠駆動手段23が、前記スライダ19をアンロック位置側に強制的に駆動するので、スライダ19にはアンロック位置側に向けてのコイルばね20による弾発付勢力に加えて、電動モータ22の出力が強制解錠駆動手段23から伝達されることになり、操向ハンドル12とともに回動作動するトップブリッジ17に回動方向の力が加わった状態でも、ロックピン18のトップブリッジ17との係合を解除して確実にアンロック状態とすることができる。
また前記係合部材21が、ロック位置にある前記スライダ19にアンロック位置側から係合する係合位置と、前記スライダ19の側方に退避して該スライダ19との係合を解除する係合解除位置との間で、前記スライダ19の直線的なスライド作動方向と直交する平面に配置される軸線まわりに回動することを可能としてケーシング28に回動可能に支承され、前記係合部材21が、ねじりばね43によって係合位置側に付勢されるので、係合部材21をスライダ19に係合せしめているときにスライダ19から係合部材21に作用する荷重の方向と、ねじりばね43の弾発付勢方向を直交させるようにしてねじりばね43の弾発荷重を小さく設定することができる。
また前記スライダ19がロック位置にあるときのロック作動位置ならびに前記スライダ19がアンロック位置にあるときのアンロック作動位置間で前記スライダ19のスライド作動方向と平行な方向に前記電動モータ22の作動に応じて移動し得るナット45を強制解錠駆動手段23が備え、該ナット45に、そのロック作動位置からアンロック作動位置への移動時に前記係合位置にある前記係合部材21に当接して該係合部材21を係合解除位置側に回動駆動する第1当接部45aと、前記ロック作動位置からアンロック作動位置への移動時に前記係合位置にある前記スライダ19に当接して該スライダ19をアンロック位置側に押圧駆動する第2当接部45bとが設けられるので、ナット45を電動モータ22の作動に応じてロック作動位置からアンロック作動位置に移動させることによって、第1当接部45aが係合部材21に当接して該係合部材21をねじりばね43の付勢力に抗して係合解除位置側に回動せしめ、さらに係合部材21の係合が解除された状態のスライダ19に第2当接部45bを当接させることで、第2当接部45bでスライダ19をアンロック位置側に押圧駆動することができる。
また電動モータ22を収容せしめたケーシング28には、ロックピン18を摺動可能に嵌合せしめる筒状のガイド部材32が、該ケーシング28から突出するようにして連設され、前記ガイド部材32および前記ロックピン18間に環状の第2シール部材37が介装されるので、ロックピン18およびガイド部材32間からケーシング28内に雨水等が浸入するのを確実に防止することができ、ケーシング28内に収容された電動モータ22等の電気部品に雨水等による悪影響が及ぶことを阻止することができる。
またガイド部材32には、ロックピン18を摺動可能に嵌合せしめる小径摺動孔35と、該小径摺動孔35よりも大径にして小径摺動孔35の外端に同軸に連なる挿入孔36とが設けられ、第2シール部材37が、ロックピン18の外周に弾発的に摺接するようにして前記挿入孔36の内周に装着されるので、小径摺動孔35の内周およびロックピン18の外周間に雨水等が浸入するのを第2シール部材37によって防止することができ、小径摺動孔35の内周およびロックピン18の外周間に浸入した雨水等が凍結してロックピン18の円滑な摺動が得られなくなる状態が生じるのを防止することができる。
さらに前記トップブリッジ17の下方でガイド部材32が上下方向に延びて配置されており、第2シール部材37よりも上方でガイド部材32に排水用の切欠き38が設けられるので、ガイド部材32の上部に雨水等が溜まるのを防止することができる。
また前記ロックピン18がアンロック位置にあることは第2および第3スイッチ66,67で検出されるものであり、制御ユニット70は、アンロック位置に在る前記ロックピン18を前記ロック位置に移動させるように車両運転者がハンドルロックレバー15を操作したことを第5スイッチ69で検出したときに、前記ロックピン18がロック位置に移動したことを示す信号が第1および第4スイッチ65,68から入力されないときには報知手段71を報知作動せしめるので、ロックピン18がロック位置に達する前に操向ハンドル12に加わった横荷重によってロックピン18が中途ロック状態で保持された状態で、車両運転者がロック状態と勘違いすることをなくし、ロックピン18がロック位置に完全には達していないことを車両運転者に報知して防盗性を高めることができる。
しかもロックピン18がロック位置に移動しないことが確認されたときには前記電動モータ22を作動せしめて、スライダ19およびロックピン18を強制的にアンロック位置側に移動させるので、ロックピン18が中途ロック状態で保持された状態を解除して、アンロック位置側に強制的にロックピン18を駆動することができ、車両運転者によるケーブル24の再牽引操作によってロックピン18をロック位置まで移動させることができる。
さらにロックピン18をアンロック位置からロック位置に作動せしめるには、ハンドルロックレバー15によってケーブル24を牽引操作をすればよく、そうすればケーブル施錠駆動手段25が、前記ロックピン18をアンロック位置から前記ロック位置に作動せしめることになるのであるが、ロックピン18の前記アンロック位置から前記ロック位置への移動を規制する移動規制手段26が、電動モータ22の作動に応じてその規制を解除するように構成され、制御ユニット70は、第5スイッチ69が前記ケーブル24の牽引操作を検出するのに応じてユーザーが保持する携帯器73との間で通信を行うとともにその通信によって正規のユーザーであることを確認するのに応じて前記電動モータ22を作動せしめるので、ケーブル24を牽引操作してロックピン18をロック位置に移動させようとしたときに、正規の携帯器73を保持した正規のユーザーであることが認証されない限り、移動規制手段26によってロックピン18がロック位置に移動することは阻止されることになり、正規のユーザー以外の第三者が悪戯でケーブル24を操作しても、ロックピン18が不所望にロック位置に移動することはない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施の形態では、ハンドルロックレバー15によってケーブル24を牽引操作をしたときに、正規のユーザーであることを確認するのに応じて電動モータ22を作動せしめて移動規制手段26による移動規制を解除するようにしたが、正規のユーザーであることを確認することなしに、ケーブル24の牽引操作でロックピン18をロック位置に移動させるようにしてもよい。
12・・・操向ハンドル
13・・・ハンドルロック装置
16・・・連動部材であるフロントフォーク
17・・・被係合部であるトップブリッジ
18・・・ロックピン
22・・・電動アクチュエータである電動モータ
28・・・ケーシング
32・・・ガイド部材
35・・・摺動孔である小径摺動孔
36・・・挿入孔
37・・・シール部材である第2シール部材
38・・・切欠き

Claims (3)

  1. 操向ハンドル(12)もしくは該操向ハンドル(12)とともに作動する連動部材(16)に係合可能なロックピン(18)を、前記操向ハンドル(12)もしくは前記連動部材(16)に係合するロック位置ならびにその係合を解除するアンロック位置間でスライドすることを可能として摺動可能に嵌合せしめる筒状のガイド部材(32)が、前記ロック位置および前記アンロック位置の少なくとも一方側に前記ロックピン(18)を移動させる動力を発揮する電動アクチュエータ(22)を収納する固定のケーシング(28)に、該ケーシング(28)から突出するようにして連設される自動二輪車用ハンドルロック装置において、
    前記ガイド部材(32)は、前記ケーシング(28)のケーシング主体(29)から一体に延びる支持筒部(29b)の内周に、該ガイド部材(32)の一部を該支持筒部(29b)の外端より突出させるようにして嵌合、固定され、
    前記ガイド部材(32)の外周に一体に設けられるフランジ部(32a)と、前記支持筒部(29b)の外端との間に環状の第1シール部材(33)が介装され、
    前記ガイド部材(32)および前記ロックピン(18)間に環状の第2シール部材(37)が介装されることを特徴とする自動二輪車用ハンドルロック装置。
  2. 前記ガイド部材(32)に、前記ロックピン(18)を摺動可能に嵌合せしめる摺動孔(35)と、該摺動孔(35)よりも大径にして前記摺動孔(35)の外端に同軸に連なる挿入孔(36)とが設けられ、前記第2シール部材(37)が、前記ロックピン(18)の外周に弾発的に摺接するようにして前記挿入孔(36)の内周に装着されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用ハンドルロック装置。
  3. 前記操向ハンドル(12)もしくは前記連動部材(16)に設けられた被係合部(17)の下方でガイド部材(32)が上下方向に延びて配置され、前記第2シール部材(37)よりも上方で前記ガイド部材(32)に排水用の切欠き(38)が設けられることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車用ハンドルロック装置。
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