JP2008008314A - ダイナミックダンパ - Google Patents

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宏 歳原
Hitoshi Fukuda
均 福田
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Abstract

【課題】ダイナミックダンパにおける高さ方向の共振振動数と幅方向の共振振動数との比を小さくして1に近付けても、過大な撓み変形を防いで減衰特性の低下を抑制する。
【解決手段】ダイナミックダンパ1に底壁部6及び該底壁部6を挟むように該底壁部6と交差する一対の側壁部7を有する取付枠部4を設ける。質量部8を一対の第1弾性部材9により、底壁部6に連結すると共に、質量部8を第2弾性部材10により一対の側壁部7に連結する。このとき、一対の第1弾性部材9をそれぞれ質量部8との連結部から底壁部6側に向かって互いに広がるように傾斜させるように設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンマウントブラケット、ディファレンシャル、モータハウジングその他の振動体に取り付けられて、該振動体の振動を抑制するダイナミックダンパに関するものである。
従来より、互いに略直交する第1及び第2の振幅方向に沿って振動し得る振動体に連結固定され、第1の振幅方向へ面する底板部及び該底板部を挟んで第2の振幅方向へそれぞれ面する一対の側板部が設けられた取付枠体と、振動体の振動を低減するのに十分な質量を有し、一対の側板部の間に支持されるマス部材と、マス部材を底板部へ連結し、第1の振幅方向(高さ方向)に沿った荷重を受けて圧縮及び引張方向へ弾性変形し、かつ第2の振幅方向(奥行き方向)に沿った荷重を受けて剪断方向へ弾性変形する第1の弾性部材と、マス部材を一対の側板部へそれぞれ連結し、第1及び第2の振幅方向に沿った荷重を受けて剪断方向へ弾性変形する一対の第2の弾性部材とを有するダイナミックダンパは知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
このダイナミックダンパでは、互いに略直交する第1の振幅方向及び第2の振幅方向にそれぞれ沿った振動の共振振動数の比を広い範囲で任意の値に設定できるようにしている。
特開2001−234969号公報 特開2002−89618号公報
ところで、自動車のディファレンシャル等のような回転により振動が発生するものでは、見かけ上、高さ方向と幅方向の共振振動数が略等しくなる場合があり、このような振動体の共振を抑えたいというニーズがある。
従来のダイナミックダンパでは、マス部材がダイナミックダンパの幅方向に沿って変位すると、第1弾性部材には剪断荷重が作用して剪断変形が生じ、これと同時に、第2弾性部材には圧縮及び引張荷重が作用して圧縮及び引張変形が生じる。このとき、取付枠体の剛性の寄与等により、幅方向のバネ定数に比べて大きくなった高さ方向のバネ定数を小さくして、高さ方向と幅方向との共振振動数の比を1に近付けようとすると、第1弾性部材のバネ定数を小さくする必要がある。そのために第1弾性部材を細くすると、上記特許文献1及び2のように第2弾性部材が側板部に連結されていても、正面視で時計方向又は反時計方向にマス部材を回転させようとする荷重に対して非常に弱くなり、第1弾性部材に過大な撓み変形が発生する。このため、期待する制振効果が発揮されないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ダイナミックダンパにおける高さ方向の共振振動数と幅方向の共振振動数との比を小さくして1に近付けても、過大な撓み変形を防いで減衰特性の低下を抑制することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、一対の第1弾性部材を傾斜させるように設けた。
具体的には、第1の発明では、振動体に取り付けられて、該振動体の振動を抑制するダイナミックダンパを前提とする。
そして、このダイナミックダンパは、底壁部と、該底壁部を挟むように該底壁部と交差する一対の側壁部とを有する取付枠部と、
上記一対の側壁部の間に支持される質量部と、
上記質量部を上記底壁部に連結する一対の第1弾性部材と、
上記質量部を上記一対の側壁部にそれぞれ連結する第2弾性部材とを備え、
上記一対の第1弾性部材は、それぞれ上記質量部との連結部から上記底壁部側に向かって互いに広がるように傾斜している。
上記の構成によると、質量部が振動を受けると、第1弾性部材及び第2弾性部材には、それぞれ質量部の変位に応じた弾性変形が生じる。つまり、質量部が高さ方向に沿って変位すると、第1弾性部材はそれぞれ傾斜して設けられているので、剪断荷重が作用して剪断変形が生じ、これと同時に、第2弾性部材には剪断荷重が作用して剪断変形が生じる。質量部がダイナミックダンパの幅方向に沿って変位すると、第1弾性部材には剪断荷重が作用して剪断変形が生じ、これと同時に、第2弾性部材には圧縮及び引張荷重が作用して圧縮及び引張変形が生じる。このことから、高さ方向の共振振動数と幅方向の共振振動数とが決定される。高さ方向の共振振動数と幅方向の共振振動数との比を小さくして1に近付けるためには、取付枠部の剛性等の寄与により幅方向に比べて高い、高さ方向の共振振動数を小さくする必要がある。一対の第1弾性部材は、高さ方向に対する変位を受けると剪断変形が生じるので、従来のように第1弾性部材が傾斜せずに高さ方向に対する変位を受けると圧縮及び引張変形が生じるものに比べてバネ定数が小さいため、ゴムの量を増やしながら上記共振振動数の比を1に近付けることができる。このため、底壁部と質量部とを確実に接合することがきるので、信頼性の高い第1弾性部材を設けることができる。また、第1弾性部材は、幅方向に一対設けられているため、中央に1つの第1弾性部材を設ける場合に比べ、正面視で時計方向又は反時計方向に質量部を回転させようとする荷重を支持しやすい。
第2の発明では、上記底壁部に垂直な高さ方向の共振振動数と、上記側壁部に交差し、高さ方向に垂直な幅方向の共振振動数とが略等しいものとしている。
上記の構成によると、高さ方向の共振振動数と幅方向の共振振動数とが略等しいので、回転体の振動を受ける振動体等による振動が効果的に抑制される。
第3の発明では、上記質量部は、直方体形状を有し、その長手方向が上記幅方向に沿うように配置されている。
上記の構成によると、一対の第1弾性部材を幅方向に距離をあけて配置しやすいので、過大な撓み変形を防止しながら、高さ方向の共振振動数と幅方向の共振振動数との比を小さくして1に近付けやすい。
以上説明したように、上記第1の発明によれば、幅方向に距離をあけて傾斜するように配置した一対の第1弾性部材で質量部と底壁部とを連結し、第1弾性部材により、質量部が高さ方向に対する変位を受けると剪断変形を生じさせると共に、時計方向又は反時計方向に質量部を回転させようとする荷重を支持させるようにしている。このため、ダイナミックダンパにおける高さ方向と幅方向との共振振動数の比を小さくして1に近付けても、過大な撓み変形を防いで減衰特性の低下を抑制することができる。
上記第2の発明によれば、高さ方向の共振振動数と幅方向の共振振動数とを略等しくしたことにより、回転体の振動を受ける振動体の振動を従来に比べて効果的に抑制することができる。
上記第3の発明によれば、直方体形状の質量部を、その長手方向が幅方向に沿うように配置して一対の第1弾性部材を距離をあけて配置しやすくしたことにより、より確実に高さ方向の共振振動数と幅方向の共振振動数との比を1に近付けることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態にかかるダイナミックダンパ1が振動体としてのリヤディファレンシャル2を自動車の車体(図示せず)に取り付けるリヤデフマウントブラケット3に取り付けられた様子を自動車の前方から見た正面図を示す。図2に図1のII-II線断面図を示す。図3にダイナミックダンパを下方から見た斜視図を示す。図4にダイナミックダンパの正面図を示す。
ダイナミックダンパ1は、上方が開いた正面視コ字状の金属製取付枠部4を備えている。この取付枠部4は、一対のボルト挿通孔5aを備えた取付部5と、この取付部5に垂直に連結された幅方向X(矢印Xで示す)に長細い板状の底壁部6と、該底壁部6を挟むように該底壁部6と垂直な高さ方向Y(矢印Yで示す)に延びる一対の側壁部7とを備えている。一対の側壁部7は、底壁部6に対して若干傾斜するように交差していてもよい。なお、取付部5と底壁部6との間の折り曲げ部、底壁部6の中央、及び底壁部6と側壁部7との間の折り曲げ部には、剛性を向上させるためのビード11が形成されている。底壁部6の中心には、図示しないウェイト脱落防止用ボルトを挿通するためのボルト挿通孔13が形成されている。例えば、取付枠部4は、一枚の鋼板をプレス加工して成形すればよく、樹脂一体成型品でもよい。また、取付部5、底壁部6及び側壁部7をそれぞれ溶接で接合してもよい。
図1及び図2に示すように、ダイナミックダンパ1は、取付部5のボルト挿通孔5aに挿通したボルト15によってリヤディファレンシャル2とリヤデフマウントブラケット3と共に共締めされている。なお、取付部5の形状はこれに限定されず、底壁部6に下方に延びるボルトを溶接したものや、底壁部6から下方へ脚部が延びるようにしたものなどでもよい。
上記一対の側壁部7の間には、直方体形状の質量部8が、その長手方向が上記幅方向Xに沿うように配置されている。質量部8は、その下端が一対の第1弾性部材9によって底壁部6に連結されている。質量部8の長手方向中心には、ウェイト脱落防止用ボルトを手締結するための挿通するためのネジ孔14が形成されている。
上記一対の第1弾性部材9は、それぞれ質量部8との連結部から底壁部6側に向かって互いに幅方向Xに広がるように傾斜している。すなわち、質量部8の左右端部から一定の位置に第1弾性部材9の上端が連結され、この上端から幅方向Xに向かって約45°広がる方向に傾斜し、その下端がそれぞれ底壁部6に連結されている。この傾斜角度は45°に限定されない。一対の第1弾性部材9は、幅方向Xに均等な位置に配置されている。質量部8の長手方向が上記幅方向Xに沿うように配置されているので、一対の第1弾性部材9を幅方向Xに距離をあけて配置しやすい構成となっている。
また、質量部8の長手方向両端部は、第2弾性部材10によって一対の側壁部7にそれぞれ連結されている。左右の第2弾性部材10は、略同じ矩形板状を有している。第2弾性部材10は、第1弾性部材9に比べて太くそのゴム量も多いものとなっている。
例えば、第1及び第2弾性部材9,10は、質量部8及び取付枠部4に型内で加硫接着される。このようにして、質量部8は、第1及び第2弾性部材9,10によって取付枠部4に弾性的に支持されている。
質量部8が振動を受けると、第1及び第2弾性部材9,10には、それぞれ質量部8の変位に応じた弾性変形が生じる。つまり、質量部8が高さ方向Yに沿って変位すると、第1弾性部材9はそれぞれ傾斜して設けられているので、剪断荷重が作用して剪断変形が生じ、これと同時に、第2弾性部材10には剪断荷重が作用して剪断変形が生じるように構成されている。
質量部8がダイナミックダンパ1の幅方向Xに沿って変位すると、第1弾性部材9には剪断荷重が作用して剪断変形が生じ、これと同時に、第2弾性部材10には圧縮及び引張荷重が作用して圧縮及び引張変形が生じるように構成されている。
このことから、底壁部6に垂直な高さ方向Yの共振振動数と、側壁部7に垂直な幅方向Xの共振振動数とが決定されるが、本実施形態の特徴として2つの共振振動数は、略等しくなっている。
−作用−
次に、本実施形態にかかるダイナミックダンパ1の作用について説明する。
本実施形態の一対の第1弾性部材9は、傾斜して質量部8と底壁部6とを連結しているので、高さ方向Yに対する変位を受けると剪断変形が生じる。このため、従来のような第1弾性部材9が傾斜せずに高さ方向Yに対する変位を受けると圧縮及び引張変形が生じるものに比べてバネ定数が小さい。このため、ゴムの量を増やしながら上記共振振動数の比Rを1に近付けることができ、底壁部6と質量部8とが確実に接合される。
自動車のエンジン(図示せず)が作動し、リヤディファレンシャル2が駆動されると、その回転による振動が発生する。この振動は、リヤデフマウントブラケット3を介して図示しない車体に伝わる。この共振振動は、回転による振動が主であるため、縦揺れ方向と横揺れ方向とが略等しくなる場合がある。このような場合、ダイナミックダンパ1の高さ方向Yの共振振動数と幅方向Xの共振振動数とが略等しいので、リヤディファレンシャル2の共振が効果的に抑制される。
また、第1弾性部材9は、一対設けられているため、従来のように中央に1つの第1弾性部材9を設ける場合に比べ、正面視で時計方向又は反時計方向に質量部8を回転させようとする荷重に対して強い。このため、第1弾性部材9に過大な撓み変形は発生しない。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかるダイナミックダンパ1によると、幅方向に距離をあけて傾斜するように配置した一対の第1弾性部材9で質量部8と底壁部6とを連結し、この第1弾性部材9により、質量部8が高さ方向に対する変位を受けると剪断変形を生じさせると共に、時計方向又は反時計方向に質量部8を回転させようとする荷重を支持させるようにしている。このため、ダイナミックダンパ1における高さ方向Yと幅方向Xの共振振動数の比を小さくして1に近付けても、過大な撓み変形を防いで減衰特性の低下を抑制することができる。
また、高さ方向Yの共振振動数と幅方向Xの共振振動数とを略等しくしたことにより、回転体の振動を受ける振動体の振動を従来に比べて効果的に抑制することができる。
さらに、直方体形状の質量部8を、その長手方向が幅方向Xに沿うように配置して一対の第1弾性部材9を距離をあけて配置しやすくしたことにより、より確実に高さ方向Yの共振振動数と幅方向Xの共振振動数との比を1に近付けることができる。
−実施例−
実施例として、上記実施形態のダイナミックダンパ1を4つ用意した。比較例1のダイナミックダンパ101として、図5に示すように、一対の第1弾性部材109の幅が実施例のダイナミックダンパ1のものよりも大きいものを3つ用意した。比較例2のダイナミックダンパ201として、図6に示すように、一対の第1弾性部材209を比較例1の一対の第1弾性部材109に比べて細く、かつ垂直なものを2つ用意した。いずれも高さ方向Yの共振振動数Pが270Hzに、幅方向Xの共振振動数Qが270Hzにできるだけ近付くように製作した。
図7に上記各ダイナミックダンパ1の高さ方向Yの共振振動数Pと幅方向Xの共振振動数Qとの関係を示す。高さ方向Yの共振振動数Pと幅方向Xの共振振動数Qとの比R(P/Q)が1の場合を直線Aで示す。実施例、比較例1及び2のダイナミックダンパ1,101,201は、いずれも正面視で時計方向又は反時計方向に質量部8を回転させようとする荷重に耐え、過度の撓み変形は見られなかった。
しかしながら、図7に示すように、実際には、比較例1のものが最もRが大きくなり、比較例2は、比較例1に比べてRが小さくなり、実施例のものが最もRを1に近付けることができることがわかった。
すなわち、比較例2のように第1弾性部材209を細くしてバネ定数を小さくすることで、比較例1に比べてRを1に近付けることはできるが、それ以上、第1弾性部材209のバネ定数を小さくしようとすると、第1弾性部材209が細くなりすぎて底壁部6と質量部8とがうまく接合できないものが見られ、信頼性が低いものとなった。
しかし、実施例のものでは、一対の第1弾性部材9は、傾斜して質量部8と底壁部6とを連結しているので、高さ方向Yに対する変位を受けると剪断変形が生じる。このため、第1弾性部材9が傾斜せずに高さ方向Yに対する変位を受けると圧縮及び引張変形が生じる比較例2のものに比べ、ゴムの量を増やしながら上記共振振動数の比Rを1に近付けることができる。このため、底壁部6と質量部8とを確実に接合することがきるので、信頼性の高い第1弾性部材9を設けることができることがわかった。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、ダイナミックダンパをリヤデフマウントブラケット3に取り付けているが、エンジンマウントブラケット、モータハウジング、サスペンション等の振動体に取り付けてもよい。
上記実施形態では、Rをほぼ1としているが、1に近い数字であってもよく、要求される仕様に合わせて設定すればよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態にかかるダイナミックダンパがリヤデフマウントブラケットに取り付けられた様子を自動車の前方から見た正面図である。 図1のII-II線断面図である。 ダイナミックダンパを下方から見た斜視図である。 ダイナミックダンパの正面図である。 比較例1のダイナミックダンパの図4相当図である。 比較例2のダイナミックダンパの図4相当図である。 実施例、比較例1及び2にかかるダイナミックダンパの高さ方向の共振振動数Pと幅方向の共振振動数Qとの関係を示すグラフである。
符号の説明
1 ダイナミックダンパ
2 リヤディファレンシャル(振動体)
4 取付枠部
5 取付部
6 底壁部
7 側壁部
8 質量部
9 第1弾性部材
10 第2弾性部材

Claims (3)

  1. 振動体に取り付けられて、該振動体の振動を抑制するダイナミックダンパにおいて、
    底壁部及び該底壁部を挟むように該底壁部と交差する一対の側壁部を有する取付枠部と、
    上記一対の側壁部の間に支持される質量部と、
    上記質量部を上記底壁部に連結する一対の第1弾性部材と、
    上記質量部を上記一対の側壁部にそれぞれ連結する第2弾性部材とを備え、
    上記一対の第1弾性部材は、それぞれ上記質量部との連結部から上記底壁部側に向かって互いに広がるように傾斜している
    ことを特徴とするダイナミックダンパ。
  2. 請求項1に記載のダイナミックダンパにおいて、
    上記底壁部に垂直な高さ方向の共振振動数と、上記側壁部に交差し、高さ方向に垂直な幅方向の共振振動数とが略等しい
    ことを特徴とするダイナミックダンパ。
  3. 請求項1又は2に記載のダイナミックダンパにおいて、
    上記質量部は、直方体形状を有し、その長手方向が上記幅方向に沿うように配置されている
    ことを特徴とするダイナミックダンパ。
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