JPH1163107A - 防振支持体 - Google Patents

防振支持体

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JPH1163107A
JPH1163107A JP22388997A JP22388997A JPH1163107A JP H1163107 A JPH1163107 A JP H1163107A JP 22388997 A JP22388997 A JP 22388997A JP 22388997 A JP22388997 A JP 22388997A JP H1163107 A JPH1163107 A JP H1163107A
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Jiyouji Tsutsumida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周上に一つの開口部を有する樋状の収容部
と、該収容部の周方向両端部から外方に突設された一対
の板状の取付部とを有するブラケットに対して、取付軸
を挿通配置すると共に、該取付軸とブラケットをゴム弾
性体で連結する一方、該ゴム弾性体にてマス部材を弾性
支持せしめた構造の防振支持体において、マス部材の厚
肉化を回避しつつ、マス部材の質量増大を可能とし、防
振特性のチューニング自由度を向上せしめること。 【解決手段】 マス部材35を、ブラケット12の収容
部24と開口部26に沿って周方向に延びる、竪板部4
0と横板部42からなる略L字形状をもって形成する一
方、ゴム弾性体16を、取付軸14から収容部24の開
口部26に向かってV字状に延び出して各先端部がマス
部材35に固着された弾性支持脚部36,36と、各マ
ス部材35の竪板部40をブラケット12の収容部24
に対して弾性連結する弾性連結部38,38とによっ
て、構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、自動車用エンジンマウント等と
して好適に用いられる防振支持体に係り、特に、構造が
簡単で、耐荷重性と耐久性に優れた防振支持体に関する
ものである。
【0002】
【背景技術】従来から、自動車のパワーユニット等の被
支持体を、自動車のボデー等の支持体に対して防振支持
せしめる防振支持体の一種として、特開平8−2706
99号公報等に開示されているように、周上に一つの開
口部を有する略U字形状の収容部と、該収容部の両側開
口端縁部からそれぞれ外方に延び出す一対の板状の取付
部とが、一体的に設けられた帯板形状のブラケットに対
して、該収容部内に取付軸が挿通配置されると共に、該
取付軸と該収容部との間にゴム弾性体が介装されて、該
ゴム弾性体によりそれら取付軸と収容部が弾性的に連結
せしめられることにより、該取付軸と該ブラケットの何
れか一方に取り付けられる被支持体を、何れか他方に取
り付けられる支持体に対して防振支持せしめるようにし
た構造のものが、知られている。このような防振支持体
にあっては、複数の方向の入力振動に対して有効な防振
効果を得ることが出来ることに加えて、例えば実公平6
−20679号公報等に記載されているように、取付軸
の径方向外方に外筒部材を配置して、それら取付軸と外
筒部材の径方向対向面間にゴム弾性体を介装せしめるこ
とにより、取付軸と外筒部材を弾性的に連結した構造の
筒型防振支持体に比して、筒形状の外筒部材が不要とさ
れ、ゴム弾性体の外周面側が、湾曲乃至は屈曲した帯板
状のブラケットによって被支持体または支持体に取り付
けられることから、製作性およびコスト性に優れている
という特徴を有しており、自動車用エンジンマウントや
メンバマウント等として、好適に採用されている。
【0003】ところで、このような帯板形状のブラケッ
トを備えた防振支持体においては、従来、前記特開平8
−270699号公報にも記載されているように、取付
軸とブラケットの収容部を弾性連結するゴム弾性体が、
取付軸から収容部の底部側に向かって延び出した、外方
に行くに従って周方向両側に次第に拡開する一対の弾性
支持脚部によって、全体としてV字形状をもって形成さ
れていた。そして、被支持体の重量による静的荷重が、
取付軸を収容部の底部側に向かって変位させる方向に及
ぼされるようにして装着されることにより、かかる装着
状態下で、被支持体の重量による静的荷重が、各弾性支
持脚部に対して、圧縮力として及ぼされるようにされる
と共に、かかる静的荷重に対して直交する軸直角方向に
及ぼされる水平荷重や、取付軸の中心軸回りに及ぼされ
る回転荷重などに対しても、防振効果を発揮し得るよう
にされている。
【0004】また、特定周波数域の振動に対する防振性
能の向上を図るためには、例えば、取付軸とブラケット
の収容部を弾性連結するゴム弾性体の中間部分にマス金
具を加硫接着して弾性的に支持せしめることにより、ゴ
ム弾性体をバネとする一つの振動系を構成し、かかる振
動系の共振作用を利用することが、考えられる。このよ
うな振動系の共振作用を利用することによって、かかる
振動系の固有振動数に対応した周波数域の入力振動に対
して、特に優れた防振性能を得ることが可能となるので
ある。
【0005】ところが、従来の防振支持体においては、
ゴム弾性体にマス金具を弾性支持せしめて振動系を構成
するに際して、固有振動数のチューニングや防振性能の
向上等の目的でマス金具の質量を大きく設定しようとす
ると、マス金具の配設スペースの確保が難しくなって、
マス金具の他部材への当接等が問題となる場合があっ
た。しかも、マス金具の質量増大のためのマス金具の厚
肉化に伴って、ゴム弾性体の有効ばね長が短くなってし
まうために、弾性変形による発生応力が集中化してゴム
弾性体の耐久性が低下し易いという問題があり、また、
静的荷重の入力方向に対して直交する軸直角方向や軸方
向のばね特性が硬くなることが避け難いという問題もあ
った。
【0006】また、従来の防振支持体にあっては、一対
の弾性支持脚部の先端部が、それぞれ、ブラケットの収
容部に固着されており、入力される被支持体の静的荷重
や振動荷重が、全て、ブラケットの収容部に及ぼされる
ようになっており、ブラケットに大きな強度や剛性が要
求されることから、ブラケットの材質の選択自由度が制
限されたり、ブラケットの薄肉化による軽量化が難しい
等という問題があった。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、良好なるスペース効率をもってマス部材を
配設することが可能で、マス部材を含んで構成される振
動系の固有振動数のチューニング自由度が有利に確保さ
れ得ると共に、マス部材の厚肉化に起因する高ばね化も
有利に軽減乃至は回避され得る、改良された構造の防振
装置を提供することを、目的とする。
【0008】また、特に請求項2に記載の発明は、ブラ
ケットに要求される強度や剛性が軽減されて、ブラケッ
トの軽量化等が容易に実現可能であると共に、優れた耐
荷重性が発揮され得る、改良された構造の防振装置を提
供することも、目的とする。
【0009】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、周上に一つの開口部
を有する樋状の収容部と、該収容部における開口部を挟
んだ周方向両側の端縁部からそれぞれ外方に延び出す一
対の板状の取付部とが、一体的に設けられたブラケット
に対して、該収容部内に取付軸が挿通配置されると共
に、該取付軸と該収容部との間にゴム弾性体が介装され
て、該ゴム弾性体にて、それら取付軸と収容部が弾性的
に連結されることにより、該取付軸と該ブラケットの何
れか一方に取り付けられる被支持体を、何れか他方に取
り付けられる支持体に対して防振支持せしめるようにす
る一方、前記ゴム弾性体における前記取付軸と前記収容
部の連結部位に対して、マス部材が固着されて弾性的に
支持せしめられた防振支持体において、前記マス部材
が、それぞれ、前記ブラケットの収容部における周方向
各一方の側の内周面に沿って半周に至らない長さで且つ
該内周面から離隔して延びる竪板部と、該竪板部の開口
側端部から内方に屈曲せしめられて、該収容部の開口面
に沿って開口部中央に至らない長さで延びる横板部とを
有する一対のL字状マスによって構成されている一方、
前記ゴム弾性体が、前記取付軸から前記収容部の開口部
側に向かって周方向両側にV字状に拡開しながら延び出
し、各先端部がそれぞれ前記一対のL字状マスにおける
各横板部の内面に固着された一対の弾性支持脚部と、前
記一対のL字状マスにおける各竪板部と前記ブラケット
の収容部の間に介在せしめられて、それら竪板部と収容
部を弾性的に連結する一対の弾性連結部とを、含んで形
成されていることにある。
【0010】なお、樋状の収容部は、例えば、半円筒形
の断面形状の他、底部が半円筒形状とされた略U字形の
断面形状や、底部が平坦面とされた略コ字形の断面形状
等をもって形成され得る。また、収容部の周方向両側部
分を、例えば、開口部から所定長さで平行な竪板部とし
たり、或いは開口部に向かって次第に拡開しまたは狭ま
る傾斜した竪板部としたりすることも可能である。そし
て、このような収容部と一対の取付部を備えたブラケッ
トは、例えば、板状金具をプレス成形すること等によっ
て、有利に形成され得る。
【0011】このような本発明に従う構造とされた防振
支持体においては、取付軸から収容部の開口部側に向か
ってV字状に延び出す一対の弾性支持脚部を採用したこ
とによって、収容部の開口部分もマス部材の配設スペー
スとして利用することが可能となったのであり、そし
て、収容部の内周面に沿って延びる竪板部と、収容部の
開口部分を延びる横板部からなる略L字形状のマス部材
を採用したことによって、収容部内において、マス部材
の配設スペースを極めて効率的に確保することが可能と
なり、以て、マス部材を含んで構成される振動系の固有
振動数のチューニング自由度が向上され得て、防振支持
体の防振性能の向上が有利に図られ得るのである。
【0012】しかも、収容部の開口部分をマス部材の配
設スペースとして利用したことによって、マス部材の形
状として、収容部の周方向の寸法長さを大きく設定する
ことが出来るのであり、それによって、マス部材の質量
確保に際しても、マス部材の厚肉化が抑えられることか
ら、ゴム弾性体の有効ばね長も有利に確保されることと
なり、ゴム弾性体の耐久性の低下や高ばね化等の問題も
有効に軽減乃至は回避され得るのである。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に従う構造とされた防振支持体において、
前記一対のL字状マスにおける各横板部の外面上に広が
り、前記ブラケットにおける前記収容部の開口部上にお
いて、該ブラケットが取り付けられる前記支持体または
前記被支持体に対して圧接される弾性圧接部が形成され
ており、かかる弾性圧接部を介して、各L字状マスが、
前記ブラケットが取り付けられる前記支持体または前記
被支持体により弾性的に支持されるようになっているこ
とを、特徴とする。
【0014】このような請求項2に記載の発明に従う構
造とされた防振支持体においては、一対の弾性支持脚部
の先端部に固着された各L字状マスが、弾性圧接部を介
し、支持体または被支持体に対して、直接に圧接支持せ
しめられると共に、被支持体の重量による静的荷重が、
取付軸を収容部の開口部側に向かって変位させる方向に
及ぼされるようにして装着されることとなる。そして、
このように各弾性支持脚部の先端部が、弾性圧接部によ
り、支持体または被支持体に対して、ブラケットを介す
ることなく直接的に圧接支持せしめられることから、防
振支持体の耐荷重性能の向上が図られ得るのであり、ま
た、ブラケットに及ぼされる荷重ひいてはブラケットに
要求される強度や剛性が軽減されて、ブラケットの材質
の選択自由度が拡大されると共に、ブラケットの軽量化
等も有利に実現可能となる。
【0015】なお、各マス部材の横板部の底面上に形成
される弾性圧接部における、支持体または被支持体に対
する圧接面は、好ましくは、平坦面とされ、より好まし
くは、被支持体の重量による静的荷重の入力方向に対し
て直交する平坦面とされる。また、かかる弾性圧接部に
おける圧接面は、弾性支持体の装着状態下で、被支持体
の重量による静的荷重が及ぼされた際に支持体または被
支持体に対して圧接されるようになっていれば良いが、
例えば、かかる圧接面をブラケットの取付面よりも外方
に突出位置せしめること等により、圧接面が支持体また
は被支持体への当接によって収容部内方に押し込まれる
ようにすることも可能であり、それによって、弾性支持
脚部に対して予圧縮的作用を加えること等も出来る。
【0016】さらに、請求項1又は2に記載の発明に従
う構造とされた防振支持体においては、請求項3に記載
されているように、前記ブラケットにおける前記収容部
の開口部位において、前記一対のL字状マスにおける各
横板部の間に跨がって配設されて、それら両横板部を弾
性的に連結すると共に、かかる収容部の開口部位から前
記取付軸に向かって前記一対の弾性支持脚部間の空隙内
に突出し、該取付軸に対して、該収容部の開口方向で離
隔して対向する弾性ストッパ部が、好適に採用される。
【0017】このような構造とされた防振支持体にあっ
ては、被支持体の重量による静的荷重の入力方向(バウ
ンド方向)に大きな荷重入力があった場合に、弾性スト
ッパ部の取付軸に対する当接によって、被支持体の支持
体に対する変位量、換言すればゴム弾性体の弾性変形量
が制限されることとなり、それによって、更なる耐久性
の向上が図られ得る。なお、本発明に係る防振支持体に
おいては、静的荷重の入力方向とは反対向き(リバンド
方向)に大きな荷重が及ぼされた際のストッパ機能を付
与するために、例えば、収容部の底部側において、取付
軸に対してリバウンド方向で離隔して対向位置せしめら
れる弾性ストッパを形成することも可能である。
【0018】また、請求項2に記載の弾性圧接部と請求
項3に記載の弾性ストッパ部を併せて採用し、弾性支持
体の装着状態下、それら弾性圧接部と弾性ストッパ部の
各外面を、ブラケットの取り付けられる支持体または被
支持体に対して圧接させるようにすれば、一対の弾性支
持脚部の先端部を、支持体または被支持体に対して、よ
り安定して且つ有利に、圧接支持せしめることが出来る
のであり、それによって、防振特性の安定化や耐久性の
向上などがより効果的に実現可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
【0020】先ず、図1〜3には、本発明の一実施形態
としての自動車用エンジンマウント10が、示されてい
る。このエンジンマウント10は、ブラケットとしての
ブラケット金具12と、取付軸としての筒金具14が、
ゴム弾性体16によって弾性的に連結された構造とされ
ており、ブラケット金具12が自動車のボデー18に取
り付けられる一方、筒金具14が図示しない自動車のパ
ワーユニットに取り付けられることにより、それらパワ
ーユニットとボデー18の間に介装されて、パワーユニ
ットをボデー18に対して防振支持せしめるようになっ
ている。また、そのような装着状態下では、パワーユニ
ット重量による静的荷重:Wが、筒金具14に対して図
1中の下向きに及ぼされ、ゴム弾性体16が弾性変形せ
しめられることによって、筒金具14が所定量だけ図1
中の下方に変位せしめられる。なお、以下の説明中、上
下方向とは、図1中の上下方向をいうものとする。
【0021】より詳細には、ブラケット金具12は、半
円形状の底壁部20と、該底壁部20の周方向両端部か
らそれぞれ接線方向に直線的に延びる竪壁部22,22
とによって、全体としてU字形断面とされた、開口部2
6を備えた所定長さの樋状の収容部24を有している。
なお、装着状態で示す図1においては、収容部24が、
下方に向かって開口する逆U字形状として示されてい
る。また、開口部26を挟んで対向位置せしめられた、
収容部24の周方向両端部には、互いに離隔する外方に
向かって延び出す平板形状の取付部28,28が一体的
に形成されており、これらの取付部28,28に対し
て、それぞれ取付孔30が穿孔されている。そして、か
かるブラケット金具12は、図1中に仮想線で示されて
いるように、自動車のボデー18に設けられた平坦な装
着面32に対して、収容部24の開口部26側が重ね合
わされ、装着面32に当接させられた取付部28,28
が、取付孔30に挿通されたボルト33でボデー18に
固定されることにより、取り付けられるようになってい
る。
【0022】なお、このようなブラケット金具12は、
例えば、一定幅で延びる矩形平板形状の板金具を、プレ
ス加工で湾曲および屈曲させて収容部24と取付部2
8,28を形成すると共に、各取付部28に取付孔30
を穿孔形成すること等によって、有利に製作され得る。
【0023】また一方、筒金具14は、ブラケット金具
12の底壁部20よりも充分に小径の円筒形状を有して
おり、ブラケット金具12の収容部24に挿通され、該
収容部24の中心軸と平行に延びる状態で、収容部24
の略中央部分を貫通して配設されている。そして、この
筒金具14は、内孔34に挿通されるロッド等によっ
て、図示しない自動車のパワーユニットに対して固定的
に取り付けられるようになっている。
【0024】さらに、ブラケット金具12の収容部24
内には、ゴム弾性体16が配設されており、このゴム弾
性体16によって、筒金具14がブラケット金具12に
対して弾性的に連結されている。ここにおいて、ブラケ
ット金具12の収容部24内には、筒金具14と収容部
24の間に位置して一対のマス金具35,35が配設さ
れており、ゴム弾性体16が、筒金具14を各マス金具
35,35に弾性連結する一対の弾性支持脚部36,3
6と、各マス金具35,35をブラケット金具12の収
容部24に弾性連結する一対の弾性連結部38,38
を、含んで構成されている。それによって、筒金具14
が、ブラケット金具12に対して、各一対の弾性支持脚
部36,36と弾性連結部38,38により、一対のマ
ス金具35,35を間に挟んで、弾性的に連結されてい
るのである。
【0025】かかるマス金具35,35は、それぞれ、
ブラケット金具12の収容部24における竪壁部22か
ら底壁部20に沿って開口部26から半周にまで至らな
い長さで延びて、竪壁部22および底壁部20に対して
一定間隙だけ離間して対向位置せしめられた竪板部40
と、該竪板部40における開口部26側端部から内方に
向かって略直角に屈曲せしめられて、収容部24の開口
面に沿って開口部26の中央にまで至らない長さで延び
て、収容部24の開口面よりも一定距離だけ収容部24
の内側に位置せしめられた横板部42とによって一体形
成された、全体として略L字形状を有しており、収容部
24への収容状態で配設されている。なお、マス金具3
5の竪板部40は、筒金具14とブラケット金具35の
収容部24との間において、筒金具14よりも収容部2
4側に充分に近接して配されていると共に、横板部42
は、筒金具14とブラケット金具12の開口面との間に
おいて、筒金具14よりも開口面側に充分に近接して配
されている。また、マス金具35は、筒金具14の軸方
向において、ブラケット金具12よりも僅かに長い一定
寸法をもって形成されている。
【0026】また、一対の弾性支持脚部36,36は、
筒金具14の外周面に加硫接着されると共に、該筒金具
14から下方(収容部24の開口部26側)に向かっ
て、周方向両側にV字状に拡開しながら延び出す形態を
もって一体形成されている。これらの弾性支持脚部3
6,36は、筒金具14の軸方向において、筒金具14
や収容部24と略同じ長さとされている。また、これら
の弾性支持脚部36,36は、それぞれ、収容部24に
おける開口部26の各端部に向かって延びており、その
突出方向先端部分(図1中の下端部)の外周面に対し
て、それぞれ、マス金具35が加硫接着されている。こ
こにおいて、各弾性支持脚部36の突出先端面は、マス
金具35における屈曲部の内周面に対して接着されてお
り、該弾性支持脚部36の突出先端面のうち、周方向の
半分が、竪板部40の内周面に加硫接着されていると共
に、周方向の他半分が、横板部42の内周面に加硫接着
されている。
【0027】更にまた、一対の弾性連結部38,38
は、マス金具35の竪板部40と、ブラケット金具12
の竪壁部22の対向面間に介装されており、それら竪板
部40と竪壁部22の対向面に加硫接着されている。な
お、弾性連結部38,38には、それぞれ、周方向の中
間部分を軸方向に貫通して延びるスリット44が形成さ
れており、このスリット44によって、弾性連結部38
のばね特性が調節されている。
【0028】さらに、各マス金具35における横板部4
2には、その外面に対して略一定厚さで横板部42の外
面を略全面に亘って覆うように広がる弾性圧接部46
が、加硫接着されている。また、両マス金具35,35
における横板部42,42の対向面間には、それらの間
に跨がって弾性ストッパ部48が設けられており、この
弾性ストッパ部48によって、両横板部42,42が、
互いに弾性的に連結されている。ここにおいて、弾性ス
トッパ部48は、弾性圧接部46,46と一体形成され
ており、それらの外面が面一とされて、全体として、ブ
ラケット金具12の収容部24における開口面上に広が
る平坦な圧接面50が構成されている。そして、ブラケ
ット金具12が自動車のボデー18に取り付けられた
際、この圧接面50が、自動車のボデー18の装着面3
2に対して重ね合わされて支持せしめられるようになっ
ている。
【0029】また、弾性ストッパ部48は、一対の弾性
支持脚部36,36の間に形成された軸方向に貫通する
空隙52内に台形断面形状をもって突出せしめられてお
り、その突出先端面54が、筒金具14に対して、静的
荷重:Wの入力方向で、所定距離:T1を隔てて対向せ
しめられている。なお、弾性ストッパ部48の突出先端
面54に対向位置する、筒金具14の外周面には、緩衝
ゴム層56が、ゴム弾性体16によって一体形成されて
いる。
【0030】また一方、ブラケット金具12における収
容部24の底部内には、底壁部20の内周面から開口部
26側に向かって突出するリバウンドストッパ部58が
形成されている。このリバウンドストッパ部58は、一
対のマス金具35,35における竪板部40側端面の対
向面間の間隙を通って筒金具14側に突設されており、
その突出先端面60が、筒金具14に対して、静的荷
重:Wの入力方向と反対向きで、所定距離:T2を隔て
て対向せしめられている。なお、リバウンドストッパ部
58の突出先端面60に対向位置する、筒金具14の外
周面には、緩衝ゴム層62が、ゴム弾性体16によって
一体形成されている。
【0031】このような構造とされたエンジンマウント
10は、前述の如く、ブラケット金具12が、取付部2
8,28においてボデー18に固定される一方、筒金具
14がパワーユニットに固定されることにより、それら
パワーユニットとボデー18の間に装着されることとな
り、そのような装着状態下、パワーユニット重量による
静的荷重:Wが、一対の弾性支持脚部36,36や弾性
連結部38,38、弾性圧接部46,46等に及ぼされ
る。それにより、筒金具14から入力される静的荷重:
Wが、一対の弾性支持脚部36,36からマス金具3
5,35を介して弾性連結部38,38と弾性圧接部4
6,46に及ぼされることとなり、弾性連結部38,3
8がブラケット金具12を介してボデー18に対して固
定的に取り付けられると共に、弾性圧接部46,46と
弾性ストッパ部48の圧接面50がボデー18の装着面
32に対して圧接せしめられて強固に支持せしめられる
ことにより、パワーユニットが、弾性支持脚部36,3
6や弾性連結部38,38,弾性圧接部46,46の弾
性に基づいて、ボデー18に対して防振支持せしめられ
ることとなる。
【0032】そして、図1中の上下方向や左右方向、或
いは筒金具14の周方向に入力される振動に対して、弾
性支持脚部36,36や弾性連結部38,38,弾性圧
接部46,46の弾性力に基づいて、有効な防振効果が
発揮されるのであり、特に、本実施形態では、それら弾
性支持脚部36等にマス金具35が固着されて振動系が
構成されていることから、かかる振動系の共振作用を利
用することにより、該振動系の固有振動周波数に対応し
た周波数域の入力振動に対して、より有効な防振効果を
得ることが出来る。
【0033】そこにおいて、マス金具35は、ブラケッ
ト金具12の収容部24内の外周部分に沿って配設され
ていることから、他部材との接触等を回避しつつ、収容
部24の周方向で大きな寸法を設定することが出来るの
であり、それ故、優れたスペース効率をもってマス金具
35を配設することが可能で、マス金具35の質量の設
定自由度、ひいてはマス金具35を含む振動系の共振作
用に基づく防振特性のチューニング自由度が有利に確保
されることとなり、問題となる周波数域の振動に対して
優れた防振効果を有利に且つ容易に得ることが出来るの
である。
【0034】しかも、収容部24の周方向でマス金具3
5に大きな寸法を設定することが出来ることから、マス
金具35の質量を大きく設定するに際しても、マス金具
35の肉厚(収容部24の径方向寸法)の増大を抑える
ことが出来るのであり、それ故、弾性支持脚部36,3
6や弾性連結部38,38,弾性圧接部46,46にお
ける有効ばね長が有利に確保され得て、弾性変形に伴う
発生応力の集中化が回避されることにより、良好なる耐
久性やばね特性が発揮されるのである。
【0035】さらに、弾性支持脚部36,36の突出先
端部を、マス金具35,35に固着して支持せしめたこ
とにより、V字状に拡開して延びる両弾性支持脚部3
6,36間の拡開角度の設定自由度が増大され得るので
あり、特に、それらの突出先端部をマス金具35,35
の横板部42,42に固着せしめることにより、弾性支
持脚部36,36の拡開角度を充分に小さく設定するこ
とも可能となる。それによって、静的荷重:Wの入力方
向とそれに直交する横方向(図1中の左右方向)等の各
種方向におけるバネ比のチューニング自由度が大きく確
保され得て、防振性能の設定自由度が有利に確保され得
るのである。
【0036】また、特に本実施形態では、マス金具35
が、略直角に屈曲された底板部40と横板部42からな
るL字形状をもって形成されていることから、マス金具
35に対してゴム弾性体16との加硫接着のための表面
処理を施す場合等に、かかるマス金具35を、横板部4
2を下面として適当なテーブル上に並べ立てることが出
来ることが出来るのであり、それによって、作業性が向
上されるといった利点もある。
【0037】さらに、本実施形態のエンジンマウント1
0においては、弾性支持脚部36,36の延出方向先端
部が接着されたマス金具35,35が、何れも、弾性圧
接部46によって、ボデー18の装着面32に対して直
接に圧接されて支持せしめられていることから、ブラケ
ット金具12に作用する荷重が軽減されることとなり、
ブラケット金具12の強度が小さくても大きな耐荷重性
能が有利に発揮され得る。また、それ故、ブラケット金
具12の材質の選択自由度が有利に確保されて、ブラケ
ット金具12の合成樹脂化等も実現可能となると共に、
ブラケット金具12の薄肉化等による軽量化も容易に達
成され得る。
【0038】また、本実施形態のエンジンマウント10
においては、弾性支持脚部36,36の延出方向先端部
が、それぞれ、マス金具35における竪板部40と横板
部42の屈曲部である略90度の角部内面に対して固着
されていることから、かかる弾性支持脚部36とマス金
具35の接着部位に対して、形状的に有効な位置決め保
持力が発揮され得る。それ故、大荷重が入力された際に
も、弾性支持脚部36,36の延出方向先端部が所定位
置に安定して位置決めされて、弾性支持脚部36,36
に対し、安定した圧縮変形が生ぜしめられることとな
り、以て、弾性支持脚部36,36における不規則な変
形等に起因する引張応力の発生も軽減乃至は防止される
のであり、安定した防振性能と良好なる耐久性が発揮さ
れるのである。
【0039】しかも、弾性支持脚部36,36からマス
金具35,35に及ぼされる静的荷重は、両マス金具3
5,35を離隔方向に押圧する成分も有していることか
ら、弾性連結部38,38にも、純剪断応力でなく圧縮
応力も生ぜしめられるのであり、それ故、弾性連結部3
8,38における耐久性も有利に確保され得るのであ
る。
【0040】また、特に、本実施形態では、両マス金具
35,35の横板部42,42が、弾性ストッパ部48
によって弾性的に連結されており、この弾性ストッパ部
48もボデー18の装着面32に圧接されていることか
ら、マス金具35,35ひいては弾性支持脚部36,3
6の突出先端部が、ボデー18に対して、より安定して
圧接支持せしめられて、一層安定した防振性能と耐久性
が発揮されることとなる。
【0041】更にまた、バウンド方向やリバウンド方向
(図1中の上下方向)に大きな振動荷重が入力された場
合には、筒金具14が、弾性ストッパ部48やリバウン
ドストッパ部58に対して、緩衝ゴム層56,62を介
して、当接せしめられることにより、パワーユニットの
過大な変位が抑えられると共に、弾性支持脚部36,3
6の過大な変形が防止されて、耐久性の低下が一層効果
的に防止されるのである。なお、装着状態下では、静的
荷重:Wによって弾性支持脚部36,36等が圧縮変形
することにより、筒金具14が、図1中の下方(ブラケ
ット金具12の開口部26側)に変位せしめられて、図
示の状態よりも、バウンド側のストッパクリアランス:
T1が小さく、リバウンド側のストッパクリアランス:
T2が大きくされる。
【0042】以上、本発明の一実施形態について詳述し
てきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、
上述の実施形態の具体的構成や記載によって、限定的に
解釈されるものではない。
【0043】例えば、マス金具35をボデー18に対し
て直接的に弾性支持せしめる弾性圧接部46は、必ずし
も設ける必要はなく、マス金具35を、弾性連結部38
だけによって、ブラケット金具12を介して、ボデー1
8に対して、専ら間接的に弾性支持せしめることも可能
である。
【0044】また、弾性ストッパ部48や、リバウンド
ストッパ部58は、必要に応じて形成されるものであっ
て、必ずしも設ける必要がない。なお、弾性ストッパ部
48を設けない場合には、両マス金具35,35が、弾
性支持脚部36,36や弾性連結部38,38等を介し
て、専ら間接的に連結されてなる構造を採用しても良
い。
【0045】更にまた、弾性支持脚部36,36の突出
先端面を、専ら、マス金具35の横板部42だけに接着
して支持せしめるようにしても良い。
【0046】加えて、本発明は、自動車用エンジンマウ
ントの他、サスペンションマウントやデフマウント,ボ
デーマウント等、或いは自動車以外の各種装置における
防振装置に対しても、同様に適用可能である。
【0047】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施されるものであり、また、その
ような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何
れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言
うまでもない。
【0048】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた防振支持体においては、マス部材が
ブラケットの収容部内の外周部分に沿って配設されてい
ることから、マス部材に対して、収容部の周方向で大き
な寸法を設定することが出来るのであり、マス部材の肉
厚の増大を回避しつつ、マス部材の設定質量の増加が可
能となる。それ故、弾性支持脚部や弾性連結部における
有効ばね長を確保して、良好なる耐久性を確保しつつ、
マス部材の質量設定による防振特性のチューニング自由
度の向上が図られ得る。
【0049】また、請求項2に記載の発明に従う構造と
された防振支持体においては、各弾性支持脚部の先端部
が、それぞれ、マス部材を介して、弾性圧接部により、
ブラケットが取り付けられる支持体または被支持体に対
して直接に圧接されて支持せしめられることから、耐荷
重性能が向上されると共に、ブラケットに作用する荷重
が軽減されてブラケットに対する要求強度が抑えられ
る。それ故、ブラケットの耐久性や耐荷重強度の向上が
図られ得ると共に、合成樹脂化や薄肉化等による軽量化
も容易に実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのエンジンマウント
を示す横断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1における III−III 断面図である。
【符号の説明】
10 エンジンマウント 12 ブラケット金具 14 筒金具 16 ゴム弾性体 18 ボデー 24 収容部 26 開口部 28 取付部 32 装着面 35 マス金具 36 弾性支持脚部 38 弾性連結部 40 竪板部 42 横板部 46 弾性圧接部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周上に一つの開口部を有する樋状の収容
    部と、該収容部における開口部を挟んだ周方向両側の端
    縁部からそれぞれ外方に延び出す一対の板状の取付部と
    が、一体的に設けられたブラケットに対して、該収容部
    内に取付軸が挿通配置されると共に、該取付軸と該収容
    部との間にゴム弾性体が介装されて、該ゴム弾性体に
    て、それら取付軸と収容部が弾性的に連結されることに
    より、該取付軸と該ブラケットの何れか一方に取り付け
    られる被支持体を、何れか他方に取り付けられる支持体
    に対して防振支持せしめるようにする一方、前記ゴム弾
    性体における前記取付軸と前記収容部の連結部位に対し
    て、マス部材が固着されて弾性的に支持せしめられた防
    振支持体において、 前記マス部材が、それぞれ、前記ブラケットの収容部に
    おける周方向各一方の側の内周面に沿って半周に至らな
    い長さで且つ該内周面から離隔して延びる竪板部と、該
    竪板部の開口側端部から内方に屈曲せしめられて、該収
    容部の開口面に沿って開口部中央に至らない長さで延び
    る横板部とを有する一対のL字状マスによって構成され
    ている一方、前記ゴム弾性体が、前記取付軸から前記収
    容部の開口部側に向かって周方向両側にV字状に拡開し
    ながら延び出し、各先端部がそれぞれ前記一対のL字状
    マスにおける各横板部の内面に固着された一対の弾性支
    持脚部と、前記一対のL字状マスにおける各竪板部と前
    記ブラケットの収容部の間に介在せしめられて、それら
    竪板部と収容部を弾性的に連結する一対の弾性連結部と
    を、含んで形成されていることを特徴とする防振支持
    体。
  2. 【請求項2】 前記一対のL字状マスにおける各横板部
    の外面上に広がり、前記ブラケットにおける前記収容部
    の開口部上において、該ブラケットが取り付けられる前
    記支持体または前記被支持体に対して圧接される弾性圧
    接部が形成されており、かかる弾性圧接部を介して、各
    L字状マスが、前記ブラケットが取り付けられる前記支
    持体または前記被支持体により弾性的に支持されるよう
    になっている請求項1に記載の防振支持体。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットにおける前記収容部の開
    口部位において、前記一対のL字状マスにおける各横板
    部の間に跨がって配設されて、それら両横板部を弾性的
    に連結すると共に、かかる収容部の開口部位から前記取
    付軸に向かって前記一対の弾性支持脚部間の空隙内に突
    出し、該取付軸に対して、該収容部の開口方向で離隔し
    て対向する弾性ストッパ部が設けられている請求項1又
    は2に記載の防振支持体。
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