JP2007530038A - 栄養甘味料と強力な甘味料とで調製された砂糖代用品 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクロースとスクラロースとが出荷および取扱いの間に分離せず、かつ、外観および流動特性が通常のテーブル砂糖に似ている、スクロースとスクラロースの組合せを有する顆粒状甘味料組成物およびその製法を提供する。
【解決手段】該組成物は、コアと該コア上の層とを有する顆粒を含有する。該コアは、スクロース等の1種以上の栄養甘味料を含有し、かつ、該コア上の該層はスクラロースを含有する。該層は、スクラロースの他に、結合剤および/または非栄養甘味料を任意的に含有することができる。該組成物は、(本質的に全く重要でない物質以外に)そのような顆粒のみを含有することができるか、または、該組成物は、(スクロース等の)栄養甘味料のみを含有する顆粒と混合されたような顆粒を含有することができる。本発明の組成物は、優れた甘味均質性と、促進老化条件下での優れた安定性とを包含する様々な利点を示すことができる。
【選択図】 なし

Description

開示の内容
〔発明の分野〕
本発明は概して、強力な甘味料に関する。更に詳しくは、本発明は、栄養甘味料と強力な甘味料との混合物を含有する顆粒状甘味料組成物であって、出荷および取扱いの間にこれらの成分が分離するのを最小限に抑える形態の該組成物に関する。
〔発明の背景〕
スクロース(sucrose)の甘味強度の数百倍の甘味強度を有する甘味料であるスクラロース(sucralose)、4,1',6'−トリクロロ−4,1',6'−トリデオキシガラクトスクロースは、スクロースから、その4,1'および6'の位置のヒドロキシル基を塩素で置換することによって作られる。スクラロースの合成は、技術的に興味深いものである。なぜなら、特定のヒドロキシル基を塩素原子で選択的に置換し、同時に、反応性の高い第一ヒドロキシル基を含む他のヒドロキシル基を保護する必要があるからである。この合成に対する非常に多くのアプローチがとられてきた。例えば、米国特許第4,362,869号;同第4,826,962号;同第4,980,463号および同第5,141,860号明細書を参照されたい。これらの米国特許明細書は、参照されることによって、本明細書に明確に組み入れられる。
例えば、米国特許第4,343,934号;同第4,950,746号;同第4,977,254号;同第4,980,463号;同第5,136,031号;同第5,498,709号および同第5,530,106号明細書に記述されているように、スクラロースは、水によって結晶化させて針状結晶を形成することにより、精製することができる。これらの結晶の多くは典型的には、約4:1〜約10:1の範囲の長さ対直径(L/D)比を有し、場合によっては、更に大きい比を有する。そのような針状結晶の多くは典型的には破壊され、そうされることによって、望ましくない微粉(dust)が生じる。それでもなお、それら針状結晶の少なくともかなりの部分は、依然として高いL/D値を有する。その高いL/D値のために、そのような結晶質スクラロースを取り扱うことが困難になる。そのような困難には、流動の悪さがある。流動の悪さは、結晶質スクラロースを他の成分を有する配合物の中に組み入れることを困難にする。更に、スクラロースのそのような結晶は、消費者によって飲料等の甘味食品に使用される甘味料包み(sweetener packets)のような幾種類かの消費者製品の中に用いるのに適していないことがある。
幾つかのそのような用途において、甘味料は、ある量の砂糖(典型的には、通常、テーブル砂糖と呼ばれるスクロース)とある量の強力な甘味料とを含有することが望ましい。スクロースは典型的には、顆粒形態を有しているのに対して、スクラロースは典型的には、上記のように針状形態を有している。その結果、これらの2種類の成分の混合物は、出荷および取扱いの間にある程度分離することがあり、結果的に、消費者がその製品を分配するとき、予想不可能なレベルの甘味付けとなる。したがって、幾つかの用途において、このような具合に分離せず、同時に、通常のテーブル砂糖の外観に類似する外観を依然として維持する甘味料を提供することが望ましい。この結果は、茶さじ半分の甘味料が、大部分のスクロースと少量の(スクラロースのような)非栄養甘味料とでできており、しかも、茶さじ一杯の純スクロースと同じ甘味力を有する確実な人気製品を配合するために、とりわけ重要であろう。
スクロースとスクラロースとの組合せであって、そのスクロースとスクラロースとが出荷および取扱いの間に分離せず、しかも、外観および流動特性が通常のテーブル砂糖に似ている該組合せを有する顆粒状甘味料に対する需要が存続している。
〔発明の概要〕
様々な需要に応じるために、また、本発明の目的を考慮し、本発明は、顆粒を含有する甘味料組成物であって、(a)栄養甘味料を含有するコアと(b)前記コア上の、スクラロースを含有する層とを有するか、(a)栄養甘味料を含有するコアと(b)前記コア上の、スクラロースを含有する層とから成るか、または、(a)栄養甘味料を含有するコアと(b)前記コア上の、スクラロースを含有する層とから本質的に成る、顆粒を含有している、甘味料組成物を提供する。
本発明はもう一つの態様において、甘味料組成物を製造する方法を提供する。この方法は、(a)複数の顆粒状コアであって、各々がスクロースを含有するか、スクロースから成るか、または、スクロースから本質的に成る顆粒状コアを供給する工程と、(b)前記顆粒状コア上に、スクラロースを含有するか、スクラロースから成るか、または、スクラロースから本質的に成る層を形成する工程と、を有する。
本発明はもう一つの態様において、先の段落に示される方法によって製造される甘味料組成物を提供する。前記の一般的記述と次の詳細な記述との両方は、典型的なものであり、本発明を限定しないものと解釈されるべきである。
〔発明の詳細な記述〕
本出願のため、用語「強力な甘味料(high intensity sweetener)」および「非栄養甘味料(non-nutritive sweetener)」は、互いに交換可能なように使用されており、しかも、当業者が、現在または今後、そのような用語に対して持つと見なされる意味と同じ意味を有する。
本発明の甘味料組成物は、コア(core)と、該コアの上に堆積された層とを順次有する顆粒を含有する。該コアは、少なくとも1種の栄養甘味料を含有し、該コアの上に堆積された層はスクラロースを含有する。該コアの上には、一つ以上の層を堆積することができ、また、その一つ以上の層の幾つかまたは全ては、1種以上の結合剤および/または他の非栄養甘味料を更に含有することができる。
本発明の組成物のコアの中の1種以上の栄養甘味料には、非限定的例として、スクロース、フルクトース(fructose)、転化糖、デキストロース(dextrose)、マルトデキストリン(maltodextrin)、糖アルコール、および、これらの幾つかの組合せが包含される。一つの典型的な具体例において、スクロースは単独で用いられ、したがって、該コアは、本質的にスクロースから成る。「から本質的に成る(consists essentially of)」は、コアの甘味プロフィル(sweetness profile)を変化させる他のいかなる成分も、該コアに意図的には添加されないことを意味する。本発明に基づいて用いるのに適したスクロースの供給源には、一般に入手可能なあらゆる源、例えばビート糖およびショ糖(cane sugar)、が包含される。それら源には、白砂糖(white sugar)または黒砂糖(brown sugar)が包含されることがある。
前記コアは特定的に調製する必要はないものの、コア上にスクラロースをより均一に分配するためには、比較的均一な寸法のコアを用いることが有用であることがある。均一な寸法は、有利となることがある。なぜなら、広い粒度分布を有するコアを使用すれば、結果的により大きい重量%のスクラロースを含有するより小さい粒子を得ることができ、したがって、大きい粒子からの、小さい粒子のいかなる沈降または分離が起こっても、結果として試料内部に不均質な甘味が生じることがある。市販の顆粒であれば、当該技術分野で知られている様々な供給源のいずれからのものでも使用することができ、また、典型的には、比較的均一な粒度分布を達成するため、使用する前に篩にかける。したがって、コアは、本質的に固体であり、しかも、典型的には、それらコアが通常のテーブル砂糖に類似するような粒度および形状のものである。それらコアの典型的な(ただし、非限定的な)粒度分布は次の通りである:3%以下が20メッシュの篩上に保持されており、(累積で)最低8%が40メッシュの篩上に保持されており、しかも、10%以下が100メッシュの篩を通過する。
前記コア上に堆積される層は、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクラロースのみを含有することがあるか、または、該層は、1種以上の結合剤と組み合さって、および/もしくは他の非栄養甘味料と組み合さってスクラロースを含有することがある。任意的に添加することのできる非栄養甘味料の例は、サッカリン、アセサルファム(acesulfame)K、シクラメート(cyclamate)、ステビア(stevia)、ネオテーム(neotame)、アリテーム(alitame)、アスパルテーム(aspartame)、および、そのような甘味料の組合せを包含するが、それらに限定されない。
本発明に基づいて使用するのに適した結合剤は、栄養甘味料(例えば、上記の栄養甘味料であり、それらの混合物を包含する)を包含するが、それらに限定されない。他の適切な結合剤は、マルトース(maltose)、グルコース(glucose)、ポリオール(例えば、エリトリトール(erythritol)およびソルビトール(sorbitol)のような糖アルコール)、変性食品デンプン(modified food starches)、ゴム(gum)、イヌリン(inulin)または加水分解イヌリン、マルトデキストリン(maltodextrin)、および、これらの例の組合せを包含するが、それらに限定されない。該結合剤は典型的には、スクロースを含有し、また、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクロースのみを含有することがある。本発明の一つの具体例において、スクラロースは、前記層の約30重量%〜約50重量%の間を構成し、1種以上の結合剤がその残部を構成する。スクラロースは典型的には、前記甘味料組成物の約0.1重量%〜約50重量%の間の量で存在する。
一つの具体例において、前記組成物の本質的に全ては(痕跡量の物質以外に)、コアと該コア上に堆積されたスクラロース含有層とを有する顆粒のみを含有し、しかも、該組成物は、スクラロース約0.1重量%〜約0.50重量%と、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクロースのみを含有する残部とを含有する。その結果得られる甘味料組成物は、茶さじ一杯のスクロースの甘味等価(sweetness equivalence)と同等の、茶さじ半分の甘味等価(sweetness equivalence)を有する。本発明のもう一つの具体例において、甘味料組成物は、スクラロース約1.0重量%〜約50重量%と、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクロースのみを含有する残部とを含有する。そのような物質は、(該物質中のスクラロースの含有量によって決まる割合の)スクロースと混合して、全体としてスクラロース約0.1重量%〜約0.5重量%を含有する生成物を提供することができる。そのような混合された生成物は、本発明のもう一つの具体例である。スクラロースの他の配合量(重量%)は当業者には容易に分かり、また、本発明は、任意のあらゆる顆粒または顆粒の分級物についての、スクラロースとスクロースとのいかなる特定比率にも制限されない。
スクラロースを含有する前記層は、多数種の配合物のいずれで構成されてもよい。該層は、水等の適切な揮発性キャリヤの中にスクラロースを含有する(溶液である場合もある)分散系(dispersion)を、顆粒のコアに施用し、次いで、該揮発性キャリヤを蒸発させることによって、提供することができる。そのようなコーティングを施用する方法を、以下に解説する。一つの具体例において、該コアに施用される分散系は、スクロースおよび該キャリヤのみを含有し、また、このようにして生成された層は、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクラロースのみを含有する。
本発明のもう一つの具体例において、結合剤は、スクラロース含有分散系の中に含有される。該分散系には、結合剤、スクラロースおよびキャリヤに加えて、他の諸成分が存在する場合があるか、または、該分散系は他の添加成分を何ら含有しないことがある。
前記層が結合剤を含有する場合、スクラロースはその結合剤の中で分散するであろう。例えば、該層は、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクラロースと結合剤との固溶体のみを含有することができる。そのことは、スクラロースが、結合剤の中、もしくは(結合剤が2種以上の成分を有している場合は)結合剤の成分の中に溶解すること、および/または、結合剤(もしくは該結合剤の成分)がスクラロースの中に溶解することを意味する。該層は、更に、またはその代わりに、該層内部に分散している(本質的に全く重要でない物質以外に)スクラロースのみを含有する粒子を有することができる。該層は本質的に、連続していてもよく、また、該層は本質的に、所与の顆粒の全表面を覆っていてもよく、または、該層は、層組成物の孤立したパッチ(patches:断片)を有してもよく、または、前記コア上に、層組成物の少なくとも部分的に相互連結した網目領域(network of regions)が存在していてもよい。
前記層の物質は本質的に固体であり、そのことは、該層中に空洞(hollows)も空隙(voids)もほとんどまたは全く存在しない。ただし、該層それ自体全体が、前記コアの周囲に連続的殻を構成することがあるという意味で、中空である場合があるという明らかな例外はある。本発明による甘味料組成物は、上述のような構造を有する結果として、典型的には、通常のテーブル砂糖のかさ密度(bulk density)とほぼ同等のかさ密度を有する。したがって、少なくとも幾つかの具体例、とりわけ、栄養甘味料のコア材料としてスクロースをベースとする具体例において、前記かさ密度は、約0.7〜0.9、典型的には約0.8〜0.86の範囲にある場合がある。
上述のように、本発明による甘味料組成物は、コアと層とを有する顆粒を含有する。該組成物は、(本質的に全く重要でない物質以外に)そのような顆粒のみを含有することができるか、または、該組成物は、他の材料と混合された顆粒を含有することができる。そのような他の材料には、非甘味希釈剤および/または栄養甘味料が包含されることがある。本発明の一つの具体例において、それら顆粒は、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクロースのみを含有する栄養甘味料と混合される。本発明の一つの典型的な具体例において、甘味料組成物は、コアおよび該コア上の層を含む顆粒材料約10重量%と、(本質的に全く重要でない物質以外に)非被覆スクロースの顆粒のみを含有する、該組成物の残部とを含有する。この具体例において、コアと層とを有する顆粒の中のスクラロースは、それら顆粒の約1重量%〜5重量%の間を構成する。
本発明の一つの具体例において、前記層は、スクラロースと、結合剤として機能するスクロースとを含有し、しかも、前記コアもスクロースである。そのような組成物は、貯蔵安定性を有し、14日間の促進老化試験によって測定したとき、スクロース・コア上の層にスクラロースが供給されていない組成物の貯蔵安定性よりも大きい。本発明の目的で用いる用語「14日間の促進老化試験(14-days accelerated aging test)」は、実施例の部分に詳細に記述されており、当業者に周知であるハンターラブ(Hunter Lab)(登録商標)法に基づいて色を測定する。本発明による甘味料組成物は、この試験によって示されるように、良好な安定性を有しており、例えば、この組成物の老化前のハンター「a」値よりも、0.2単位以下だけ、より典型的には0.1単位以下だけ大きいハンター「a」値を有することがある。それら組成物は、これら組成物の老化前の「b」値よりも、1.0単位以下だけ大きいハンター「b」値を有することがある。
特定のいかなる理論または解釈に拘束されようとは思わないが、本発明による甘味料組成物の促進色安定性は、前記コア上に存在する層の中の小領域(small domains)の中にスクラロースが分散していることによって生じるものと思われる。これらの小領域は、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクラロースのみを含有する小粒子であるかもしれないし、または、それら領域は、分子サイズのもの、換言すれば、結合剤成分中のスクラロースの固溶体もしくはスクラロース中の結合剤成分の固溶体であるかもしれない。これらの理由のいずれかまたは両方のために、スクラロースが分散または希釈されることにより、結果的に該甘味料組成物の安定性が増大するものと思われる。
スクラロースと(任意的に)結合剤とを含有する前記層は、当該技術分野において知られている多数の方法のいずれかによって、前記コア上に形成することができる。そのような方法には、非制限的例として、噴霧乾燥法(spray-drying)および流動床乾燥法(fluidized bed drying)が包含される。該層を形成する、とりわけ適切な1つの方法は、パンコーティング法(pan-coating)による。この方法は、バッチ方式または連続方式のいずれでも使用することができる。本発明に係る顆粒のような顆粒にパンコーティングを行うのに適した装置は、医薬品化合技術分野においては周知であり、様々なメーカーから入手することができる。典型的な機械装置は、回転パン(rotating pan)を備えており、その中で顆粒状コアは転び回る。噴霧ノズルが典型的には、ドラム中の開口を通って配置されており、揮発性キャリヤに入っているスクラロース含有層の組成物の混合物が、該顆粒状コアの上に噴霧される。パンが回転するにつれてウェーブ(wave)が作り出され、次いで、顆粒はウェーブ状態で転び回る。該顆粒上に、コーティング材料が徐々に作り上げられ、該顆粒は乾燥されて前記層を形成する。
前記被覆操作は、単一段階で実施することができる。単一段階において、乾燥工程は、前記水性混合物の噴霧工程と同時にまたは該噴霧工程に続いて実施する。一連の被覆/乾燥のサイクルは典型的には、層の所望重量が生じるまで実施する。スクラロースを含有する粒子は任意的に、該粒子が前記顆粒に付着するように、噴霧工程の後、ただし、乾燥工程が終了する前に導入することができる。このことによって、添加されるスクラロースの単位量当りの乾燥時間を短縮することにより、所望量のスクラロースを供給するのに必要な時間を短縮することができる。乾燥工程は、当該技術分野で知られているいかなる機構によっても実施することができる。それら機構には、空気または他のガス(例えば、窒素)の流れを使用すること、および/または、前記回転パン(rotating pan)の内容物を加温することが包含される。例えば、該回転パンの内容物を、約38℃〜93℃の間、更に典型的には約52℃〜66℃の間まで加温することが適切であることが分かった。なぜなら、この温度範囲内での乾燥工程は、良好な促進老化安定性を有する生成物を提供するのに有用であるが分かったためである。
本発明の一つの具体例において、前記層の中に組み入れるべきスクラロースは、任意的に他の揮発性キャリヤを含有する水性混合物の形態で添加する。そのようなキャリヤは、多数種の適切な揮発性物質のいずれかの1種以上であってもよい。該揮発性物質の非限定的例は、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールおよび酢酸エチルである。水は典型的には、唯一のキャリヤであり、また、該水性混合物もまた、結合剤としてスクロースを含有する。幾つかの具体例において、該結合剤は、(本質的に全く重要でない物質以外に)スクロースのみを含有する。
本発明の一つの具体例において、前記層を形成するのに使用すべきスクラロースの実質的に全てが、前記水性混合物に溶解する。そのような混合物は、例えば、水20重量%〜60重量%と、スクロース15重量%〜55重量%と、スクラロース15重量%〜35重量%とを含有することができる。該混合物は典型的には、水35重量%〜45重量%と、スクロース31重量%〜41重量%と、スクラロース18重量%〜28重量%とを含有する。
<例>
次の諸例は、本発明の全般的な特質をより明瞭に例示するために含まれている。これらの例は、典型的なものであって、本発明を限定するものではない。
〔実施例1〕
本発明による甘味料組成物を、次のようにして調製した。スクラロース23.2重量部と、スクロース67.7重量%水溶液54.2重量部と、水22.6重量部との混合物を、全ての成分が溶解するまで、70℃でかき混ぜた。結果として得られた被覆用組成物は、スクラロース23.2重量%と、スクロース36.8重量%と、水40.0重量%とを含有した。
極微細の糖(スクロース)を52T篩に通して篩い分け、次いで、122cm(48インチ)のストークス・コーティングパン(Stokes coating pan)に装填した。該コーティングパンの内容物を約54℃に加熱し、次いで、インラインフィルター(inline filter)を備えた第30号スプレーチップ(spray tip)を用いて、579kPa(84psi)の平均噴霧圧で作動する噴霧器(sprayer)によって、被覆用組成物を何回か施用した。各々の施用を行った後、生成物は、次の被覆を行う前、乾燥するまで加熱した(その乾燥状態は、オペレータが、こぶし(fist)の中で該生成物を圧搾して、該生成物が凝集しないことを確認することによって示された)。被覆工程および乾燥工程を行う間、ステンレス鋼の帯鋼(hoop)を用いて、顆粒材料の床(bed)を撹拌した。被覆工程の間、平均床温度は、約57℃であった。結果として得られた生成物は、18T篩に通して篩い分けて、2.2重量%のスクラロース含有量を得た。この濃縮生成物は、(上述のように篩い分けられた)極微細の糖と、1対10の重量比で、回転式トウト・ブレンダー(rotary tote blender)を用いて乾燥混合を行い(dry-blended)、0.22重量%のスクラロース含有量を有する生成物を提供した。この材料は、茶さじ半分が茶さじ一杯のスクロースの甘味等価(sweetness equivalence)を有するような組成を有した。
〔実施例2(比較例)〕
スクロースとスクラロースとの単純な機械的混合物を含有する甘味料組成物を、次のようにして調製した。微粉化スクラロース0.22%と極微細の糖99.78%とを含有する組成物を、ニュージャージー州クリフトン(Clifton)のグレン・ミルズ社(Glen Mills Inc.)から入手可能なタービュラ(TURBULA)(登録商標)振盪混合機−T2F型を用いて、5分間混合した。実施例1および実施2で調製した試料の促進老化を次のように行った。該甘味料組成物を50℃に維持し、所与の日数の後、試料を採取した。該組成物の乾燥試料の色は、ハンターラブ(Hunter Lab)(登録商標)法によって、10mmのキュベット(cuvette)で評価した。この方法によると、ゼロより大きい「a」値を有する試料は、純赤色成分を有するのに対し、負の「a」値を有するそれらの試料は、純緑色成分を有する。同様に、ゼロより大きいハンター「b」値を有する試料は、純黄色成分を有するのに対し、負の「b」値を有する試料は、純青色成分を有する。ゼロに等しい「a」値と「b」値とを有する試料は、無色である。大きい「L」値を有する試料は、小さい値を有する試料よりも明るい。以下の表に、表示される日数の間、促進老化を行った後の、実施例1および実施例2で調製した甘味料の比色試験の結果を示す。それらの表の各々のデータポイントは、9回の色測定の平均を表わす。
Figure 2007530038
Figure 2007530038
実施例1および実施例2で得られた促進老化結果を比較することによって分かるように、本発明による層およびコアの甘味料組成物(実施例1)についての、促進老化の14日目の結果としての「a」値および「b」値の増大量は、スクロースとスクラロースとの単純な機械的混合物(実施例2)についてのものと比べて、著しく小さかった。
本発明は、上記に、特定の具体例を参照しながら例示し説明されるものの、本発明は、示される細部に限定されるようには意図されていない。逆に、特許請求の範囲と同等の範囲内で、本発明から逸脱することなく、様々な部分修正が細部において行うことができる。例えば、本明細書および特許請求の範囲に広く列挙される範囲の全ては、それらの範囲内に、より広い範囲の中に含まれる、より狭い範囲の全てを含むことが、明白に意図されている。
〔実施の態様〕
(1)甘味料組成物において、
(a)栄養甘味料を含有するコア、および、(b)前記コア上の、スクラロースを含有する層、を有する顆粒、
を含む、組成物。
(2)実施態様1記載の組成物において、
前記層は、スクラロースから本質的に成る、組成物。
(3)実施態様1記載の組成物において、
前記層は、スクラロースと結合剤とを含有する、組成物。
(4)実施態様3記載の組成物において、
前記結合剤は、スクロースを含有する、組成物。
(5)実施態様1記載の組成物において、
前記層は、スクラロースと結合剤とから本質的に成る、組成物。
(6)実施態様1記載の組成物において、
前記スクラロースは、前記層の30重量%〜50重量%の間を構成する、組成物。
(7)実施態様1記載の組成物において、
前記スクラロースは、前記組成物の0.1重量%〜50重量%の間を構成する、組成物。
(8)実施態様1記載の組成物において、
前記スクラロースは、前記組成物の0.1重量%〜0.5重量%の間を構成する、組成物。
(9)実施態様1記載の組成物において、
前記スクラロースは、前記組成物の1重量%〜5重量%の間を構成する、組成物。
(10)実施態様1記載の組成物において、
前記層は、スクロース中に分散したスクラロースを含有する、組成物。
(11)実施態様3記載の組成物において、
前記結合剤は、スクロースから本質的に成る、組成物。
(12)実施態様1記載の組成物において、
前記栄養甘味料は、スクロースを含有する、組成物。
(13)実施態様1記載の組成物において、
前記栄養甘味料は、スクロースから本質的に成る、組成物。
(14)実施態様1記載の組成物において、
前記組成物は、前記顆粒から本質的に成る、組成物。
(15)実施態様1記載の組成物において、
前記組成物は、前記顆粒と栄養甘味料とを含有する、組成物。
(16)実施態様15記載の組成物において、
前記栄養甘味料は、スクロースを含有する、組成物。
(17)実施態様1記載の組成物において、
前記層は、スクラロースと結合剤との固溶体(sucralose-binder solid solution)を含有する、組成物。
(18)実施態様1記載の組成物において、
前記層は、スクラロースから本質的に成る粒子を含有し、前記粒子は前記層内部に分散されている、組成物。
(19)実施態様5記載の組成物において、
前記結合剤および前記栄養甘味料の両方がスクロースであり、
前記組成物を14日間促進老化させることによって、老化前の前記組成物のハンター「a」値よりも0.2単位以下だけ大きいハンター「a」値を有する老化組成物が生じる、
組成物。
(20)実施態様5記載の組成物において、
前記結合剤および前記栄養甘味料の両方がスクロースであり、
前記組成物を14日間促進老化させることによって、老化前の前記組成物のハンター「a」値よりも0.1単位以下だけ大きいハンター「a」値を有する老化組成物が生じる、
組成物。
(21)実施態様5記載の組成物において、
前記結合剤および前記栄養甘味料の両方がスクロースであり、
前記組成物を14日間促進老化させることによって、老化前の前記組成物のハンター「b」値よりも1.0単位以下だけ大きいハンター「b」値を有する老化組成物が生じる、
組成物。
(22)甘味料組成物を製造する方法において、
(a)複数の顆粒状コアを供給する工程であって、前記顆粒状コアの各々がスクロースを含有する、工程と、
(b)前記顆粒状コア上に、スクラロースを含有する層を形成する工程と、
を含む、方法。
(23)実施態様22記載の方法において、
工程(b)は、前記顆粒状コアを、前記スクラロースを含有する水性混合物でパンコーティング(pan-coating)し、コーティングされた前記コアを乾燥して、前記甘味料組成物の少なくとも一部分を形成する工程を含む、方法。
(24)実施態様23記載の方法において、
前記甘味料組成物の前記少なくとも一部分に、顆粒状スクロースを添加する工程、
を更に含む、方法。
(25)実施態様23記載の方法において、
前記水性混合物中の前記スクラロースの実質的に全てが、前記混合物に溶解している、方法。
(26)実施態様23記載の方法において、
工程(b)を少なくとも1回繰り返す工程、
を更に含む、方法。
(27)実施態様23記載の方法において、
前記乾燥は、52℃〜66℃の間の温度で実施される、方法。
(28)実施態様23記載の方法において、
前記水性混合物は、結合剤を更に含有する、方法。
(29)実施態様28記載の方法において、
前記結合剤はスクロースから本質的に成り、前記水性混合物は、水20重量%〜60重量%と、スクロース15重量%〜55重量%と、スクラロース15重量%〜35重量%とを含有する、方法。
(30)実施態様28記載の方法において、
前記結合剤はスクロースから本質的に成り、前記水性混合物は、水35重量%〜45重量%と、スクロース31重量%〜41重量%と、スクラロース18重量%〜28重量%とを含有する、方法。
(31)甘味料組成物において、
(a)複数の顆粒状コアを供給する工程であって、前記顆粒状コアの各々がスクロースを含有する、工程と、
(b)スクロースおよびスクラロースを含有する水性混合物で、前記顆粒状コアを被覆し、被覆された前記コアを乾燥させることによって、前記顆粒状コア上に、前記スクラロースおよび前記スクロースを含有する層を形成して、前記甘味料組成物を形成する工程と、
を含む方法によって製造される、組成物。

Claims (31)

  1. 甘味料組成物において、
    (a)栄養甘味料を含有するコア、および、(b)前記コア上の、スクラロースを含有する層、を有する顆粒、
    を含む、組成物。
  2. 請求項1記載の組成物において、
    前記層は、スクラロースから本質的に成る、組成物。
  3. 請求項1記載の組成物において、
    前記層は、スクラロースと結合剤とを含有する、組成物。
  4. 請求項3記載の組成物において、
    前記結合剤は、スクロースを含有する、組成物。
  5. 請求項1記載の組成物において、
    前記層は、スクラロースと結合剤とから本質的に成る、組成物。
  6. 請求項1記載の組成物において、
    前記スクラロースは、前記層の30重量%〜50重量%の間を構成する、組成物。
  7. 請求項1記載の組成物において、
    前記スクラロースは、前記組成物の0.1重量%〜50重量%の間を構成する、組成物。
  8. 請求項1記載の組成物において、
    前記スクラロースは、前記組成物の0.1重量%〜0.5重量%の間を構成する、組成物。
  9. 請求項1記載の組成物において、
    前記スクラロースは、前記組成物の1重量%〜5重量%の間を構成する、組成物。
  10. 請求項1記載の組成物において、
    前記層は、スクロース中に分散したスクラロースを含有する、組成物。
  11. 請求項3記載の組成物において、
    前記結合剤は、スクロースから本質的に成る、組成物。
  12. 請求項1記載の組成物において、
    前記栄養甘味料は、スクロースを含有する、組成物。
  13. 請求項1記載の組成物において、
    前記栄養甘味料は、スクロースから本質的に成る、組成物。
  14. 請求項1記載の組成物において、
    前記組成物は、前記顆粒から本質的に成る、組成物。
  15. 請求項1記載の組成物において、
    前記組成物は、前記顆粒と栄養甘味料とを含有する、組成物。
  16. 請求項15記載の組成物において、
    前記栄養甘味料は、スクロースを含有する、組成物。
  17. 請求項1記載の組成物において、
    前記層は、スクラロースと結合剤との固溶体を含有する、組成物。
  18. 請求項1記載の組成物において、
    前記層は、スクラロースから本質的に成る粒子を含有し、前記粒子は前記層内部に分散されている、組成物。
  19. 請求項5記載の組成物において、
    前記結合剤および前記栄養甘味料の両方がスクロースであり、
    前記組成物を14日間促進老化させることによって、老化前の前記組成物のハンター「a」値よりも0.2単位以下だけ大きいハンター「a」値を有する老化組成物が生じる、
    組成物。
  20. 請求項5記載の組成物において、
    前記結合剤および前記栄養甘味料の両方がスクロースであり、
    前記組成物を14日間促進老化させることによって、老化前の前記組成物のハンター「a」値よりも0.1単位以下だけ大きいハンター「a」値を有する老化組成物が生じる、
    組成物。
  21. 請求項5記載の組成物において、
    前記結合剤および前記栄養甘味料の両方がスクロースであり、
    前記組成物を14日間促進老化させることによって、老化前の前記組成物のハンター「b」値よりも1.0単位以下だけ大きいハンター「b」値を有する老化組成物が生じる、
    組成物。
  22. 甘味料組成物を製造する方法において、
    (a)複数の顆粒状コアを供給する工程であって、前記顆粒状コアの各々がスクロースを含有する、工程と、
    (b)前記顆粒状コア上に、スクラロースを含有する層を形成する工程と、
    を含む、方法。
  23. 請求項22記載の方法において、
    工程(b)は、前記顆粒状コアを、前記スクラロースを含有する水性混合物でパンコーティング(pan-coating)し、コーティングされた前記コアを乾燥して、前記甘味料組成物の少なくとも一部分を形成する工程を含む、方法。
  24. 請求項23記載の方法において、
    前記甘味料組成物の前記少なくとも一部分に、顆粒状スクロースを添加する工程、
    を更に含む、方法。
  25. 請求項23記載の方法において、
    前記水性混合物中の前記スクラロースの実質的に全てが、前記混合物に溶解している、方法。
  26. 請求項23記載の方法において、
    工程(b)を少なくとも1回繰り返す工程、
    を更に含む、方法。
  27. 請求項23記載の方法において、
    前記乾燥は、52℃〜66℃の間の温度で実施される、方法。
  28. 請求項23記載の方法において、
    前記水性混合物は、結合剤を更に含有する、方法。
  29. 請求項28記載の方法において、
    前記結合剤はスクロースから本質的に成り、前記水性混合物は、水20重量%〜60重量%と、スクロース15重量%〜55重量%と、スクラロース15重量%〜35重量%とを含有する、方法。
  30. 請求項28記載の方法において、
    前記結合剤はスクロースから本質的に成り、前記水性混合物は、水35重量%〜45重量%と、スクロース31重量%〜41重量%と、スクラロース18重量%〜28重量%とを含有する、方法。
  31. 甘味料組成物において、
    (a)複数の顆粒状コアを供給する工程であって、前記顆粒状コアの各々がスクロースを含有する、工程と、
    (b)スクロースおよびスクラロースを含有する水性混合物で、前記顆粒状コアを被覆し、被覆された前記コアを乾燥させることによって、前記顆粒状コア上に、前記スクラロースおよび前記スクロースを含有する層を形成して、前記甘味料組成物を形成する工程と、
    を含む方法によって製造される、組成物。
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