JP2007523989A - オレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明はオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法に関するものであって、より詳しくは、(1)マグネシウムハライド化合物を環状エーテルと1種以上のアルコールの混合溶媒に溶解してマグネシウム化合物溶液を得る段階、(2)前記マグネシウム化合物溶液にチタンハライド化合物を低温で1次に投入し、昇温または熟成させた後、前記チタンハライド化合物を追加で2次に投入して担体を製造する段階、(3)前記担体をチタン化合物及び電子供与体化合物と反応させてチタンを担持させる段階、及び(4)前記チタンが担持された触媒を高温の炭化水素溶媒下で洗浄する段階を含んでなるオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法に関するものである。本発明に係る製造方法によれば、重合活性が高く、粒子形状が球形の規則的な形状で良く調節されたオレフイン重合用触媒を得ることができ、これを使用してオレフインを重合する場合、高い立体規則性と球形の粒子形状を有するオレフイン重合体を製造することができる。

Description

本発明はオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法に関するものであって、より詳しくは、(1)マグネシウムハライド化合物を環状エーテルと1種以上のアルコールの混合溶媒に溶解してマグネシウム化合物溶液を得る段階、(2)前記マグネシウム化合物溶液にチタンハライド化合物を低温で1次に投入し、昇温または熟成させた後、前記チタンハライド化合物を追加で2次に投入して担体を製造する段階、(3)前記担体をチタン化合物及び電子供与体化合物と反応させチタンを担持させる段階、及び(4)前記チタンが担持された触媒を高温の炭化水素溶媒下で洗浄する段階を含んでなるオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法に関するものである。
今まで多くのオレフイン重合用触媒及び重合工程が開発されてきたが、開発された触媒により大きい商業的な意味を付与するためには、触媒自体の活性と収率を向上させ生産性を高めるか、開発された触媒を利用して得られる重合体の物性を向上させて製品の品質を向上させなければならないという要求が継続されている。
今までマグネシウムを含みチタンに基づいた多くのオレフイン重合用触媒及び触媒製造工程が報告されてきており、触媒粒子の形状及びサイズ等を調節するためにマグネシウム化合物の溶液を利用する触媒製造方法が多く知られている。一般的には炭化水素溶媒の存在下においてマグネシウム化合物をアルコール、アミン、エテール、エステル、カルボン酸等のような電子供与体と反応させてマグネシウム溶液を得る方法等が知られており、この中でアルコールを使用した方法等が米国特許第4,330,649号、第5,106,807号及び日本国公開特許公報昭58−83006号に開示されている。また米国特許第4,315,874号、第4,399,054号及び第4,071,674号にもマグネシウム溶液を製造する多様な方法等が開示されている。
特に、環状エーテルであるテトラヒドロフランの場合、塩化マグネシウム化合物(米国特許第4,482,687号)、助触媒の添加剤(米国特許第4,158,642号)、溶媒(米国特許第4,477,639号)等で多様に利用されてきた。
一方、米国特許第4,347,158号、第4,422,957号、第4,425,257号、第4,618,661号及び第4,680,381号には、支持体であるマグネシウムクロライドにアルミニウムクロライドのようなルイス酸化合物を添加して粉砕した後、触媒を製造する方法が開示されている。
しかしながら、前記の従来技術等による場合、触媒の形態、サイズ、サイズ分布度のような触媒の形状と関連された性質においては依然として満足できない側面があり、結果の重合体の立体規則性も補完ないしは改善されなければならない必要性がある。
よって、オレフイン重合用触媒の商業的価値を向上させるためには、生産性及び製品の品質を同時に向上させることができるように高い重合活性を有すると共に、形態とサイズが良く制御された触媒として、高い立体規則性を有する重合体を製造できる触媒の製造方法が継続的に要求されている。
本発明者らは前記のような従来技術の問題点を解決しようと研究を重ねた結果、触媒製造時環状エーテルとアルコールの混合溶媒にマグネシウムハライド化合物を溶解させマグネシウム化合物溶液を製造し、これをチタンハライド化合物と比較的低い温度で一次に反応させることにより、触媒粒子の形態及びサイズが調節された粒子を一部生成させ、これを再度追加のチタンハライド化合物と二次に反応させることにより、触媒の製造収率及び形状を制御し、チタンが担持された触媒を高温の炭化水素溶媒下で洗浄することにより、結果の重合体の立体規則性を高めることができるようになり、結局、触媒粒子の形態及びサイズが制御された触媒を高収率で製造することができ、該触媒を使用してオレフインを重合する場合、高い立体規則性と球形の粒子形状を有するオレフイン重合体を製造することができるオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法に関する発明の完成に至るようになった。
即ち、本発明の目的は、重合活性が高く、粒子形状が球形の規則的な形状に良く調節されたオレフイン重合用触媒を得ることができ、該触媒を使用してオレフインを重合する場合、高い立体規則性と球形の粒子形状を有するオレフイン重合体を製造し得るオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法を提供することである。
本発明によれば、(1)マグネシウムハライド化合物を環状エーテルと1種以上のアルコールの混合溶媒に溶解してマグネシウム化合物溶液を得る段階、(2)前記マグネシウム化合物溶液に一般式Ti(OR)(4−a)(ここで、Rは炭素数1〜10のアルキル基であり、Xはハロゲン元素であり、aは0〜3の整数である)で表示されるチタンハライド化合物を−10〜30℃で1次に投入し、昇温又は熟成させた後、前記チタンハライド化合物を追加で2次に投入して担体を製造する段階、(3)前記担体をチタン化合物及び電子供与体化合物と反応させてチタンを担持させる段階、及び(4)前記チタンが担持された触媒を40〜200℃の炭化水素溶媒下で洗浄する段階を含んでなるオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法が提供される。
本発明に係る触媒製造方法に対しては、以下でその段階別により詳しく説明する。
本発明に係る触媒製造方法中、前記(1)段階では、前記マグネシウムハライド化合物として、例えば、ハロゲン化マグネシウム、アルキルマグネシウムハライド、アルコキシマグネシウムハライド、アリールオキシマグネシウムハライド等を使用することができ、これらの中で2種類以上の化合物が混合された形態で使用されても構わない。また、マグネシウムハライド化合物は他の金属との錯化合物形態で使用されることもできる。
さらに、前記(1)段階で、前記環状エーテルとしては、環に含まれ炭素の数が3〜6個である環状エーテル及びその誘導体を使用することができ、その中で、テトラヒドロフランまたは2−メチルテトラヒドロフランを使用することが触媒形状特性の側面で好ましく、テトラヒドロフランを使用することが特に好ましい。
さらに、前記(1)段階では、前記アルコールとして、炭素数1〜20の1価または多価アルコールを1種類以上使用することができ、前記環状エーテルとの混合特性及びマグネシウムハライド化合物の溶解特性を考量して見るとき、炭素数2〜12の1価または多価アルコールを1種類以上使用することが好ましい、
さらに、前記(1)段階において、前記環状エーテルと1種以上のアルコールの混合比は、環状エーテル:1種以上のアルコールがモル比で1:0.1〜1:10であることが好ましく、1:0.2〜1:5であることがさらに好ましい。前記混合比がモル比で1:0.1未満であるか1:10を超えると、触媒粒子の形態及びサイズ調節効果が劣る。
さらに、前記(1)段階において、前記環状エーテルと1種以上のアルコールとの混合溶媒と前記マグネシウムハライド化合物のモル比は、マグネシウムハライド化合物:混合溶媒が1:1〜1:20であることが好ましく、1:2〜1:10であることがさらに好ましい。前記モル比が1:1未満であればマグネシウムハライド化合物の溶解が難しくなり、1:20を超えると粒子の形態及びサイズの調節が難しくなる。
さらに、前記(1)段階において、溶解温度は、環状エーテルとアルコールの種類及び量に従って異なるが、25〜200℃であることが好ましく、50〜150℃であることがより好ましい。溶解温度が25℃未満であればマグネシウムハライド化合物の溶解がよく行われず、200℃を超えると、溶媒の蒸気圧が過ぎて高くなり反応の制御が難しくなる。
さらに、前記(1)段階において、脂肪族または芳香族炭化水素を希釈用溶媒としてさらに使用することができる。前記(1)段階において使用できる炭化水素溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカンまたはケロシンのような脂肪族炭化水素、シクロヘキサンまたはメチルシクロヘキサンのような脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンまたはエチルベンゼンのような芳香族炭化水素、そしてトリクロロエチレン、四塩化炭素またはクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素がある。
本発明に係る触媒製造方法中前記(2)段階では、前記一般式Ti(OR)(4−a)で表示されるチタンハライド化合物として、例えば、チタンテトラクロライド、メトキシチタントリクロライド、エトキシチタントリクロライド、プロポキシチタントリクロライド、ブトキシチタントリクロライド、オキトキシチタントリクロライド、ジメトキシチタンジクロライド、ジエトキシチタンジクロライド、トリメトキシチタンクロライド等を使用することができ、チタンテトラクロライドを使用することが好ましい。また、これらの中で2種類以上の化合物が混合された形態で使用されても構わない。前記チタンハライド化合物において、Rは炭素数1〜10のアルキル基であり、Xはハロゲン元素である。また、aは一般式の原子価を合わせるためのものであって0〜3の整数である。
前記(2)段階において、前記チタンハライド化合物は1次に−10〜30℃で投入することにより、1次投入時粒子が直ぐ沈澱されないようにする。投入温度が−10℃未満であると前記マグネシウム化合物溶液と前記チタンハライド化合物間の反応が円滑にならなくなり、30℃を超えると、1次投入時粒子が直ぐ沈澱されるによって担体の形状調節が容易でないようになる。
前記環状エーテルと1種以上のアルコールとの混合溶媒と1次に投入される前記チタンハライド化合物のモル比は、チタンハライド化合物:混合溶媒が1:3.0〜1:10であることが好ましい。前記モル比が1:3.0未満であると1次投入時あまり多くの量の沈澱が形成され、担体の形状調節が容易でないようなり、1:10を超えると触媒収率が十分でないようになる。
また、前記(2)段階では、前記マグネシウム化合物溶液に前記チタンハライド化合物を−10〜30℃の温度で1次に投入した後、引き続き粒子の生成を最大限抑制しながら昇温または熟成させた後、前記チタンハライド化合物を追加で2次に投入して反応させることにより担体として使用される固体粒子を高い収率で得る。
本発明の触媒製造方法は、前記(2)段階においてチタンハライド化合物を1次及び2次に分けて投入し、1次投入温度及び投入時モル比を特定することにより、形状が良く調節された触媒を比較的高い収率で製造できるようにする。
本発明に係る触媒の製造方法中前記(3)段階では、前記チタン化合物として、例えば、チタンハライド化合物、アルキルチタンハライド化合物、アルコキシチタンハライド化合物等を使用することができ、チタンハライド化合物、その中でもチタンテトラクロライドを使用することが好ましい。
また、前記(3)段階では、前記電子供与体化合物として、例えば、有機酸、有機酸エステル、アルコール、エーテル、アルデヒド、ケトン、アミン、アミンオキシド、アマイド、リン酸エステル等のような酸素、窒素及びリンを含む化合物を使用することができ、より具体的には、エチルベンゾエート、エチルブロモベンゾエート、ブチルベンゾエート、イソブチルベンゾエート、ヘキシルベンゾエート、シクロへキシルベンゾエートのような、ベンゾ酸アルキルエステル及びこれらの誘導体またはジイソブチルフタレート、ジエチルフタレート、エチルブチルフタレート、ジブチルフタレートのような炭素数2〜10のジアルキルフタレート及びこれらの誘導体を使用することができる。
また、前記(3)段階では、前記(2)段階で生成された担持体を適切な電子供与体化合物の存在下でチタン化合物と反応させることにより触媒を製造する。この反応は1回の反応で完成されることもあるが、例えば、1回の反応後に液状の混合物を分離し、残りのスラリーをチタン化合物及び電子供与体化合物ともう一度反応させた後、固体成分を分離し乾燥する如く、2回以上の反応で完成されるようにするのが触媒製造収率の側面で好ましい。
本発明に係る触媒製造方法中前記(4)段階では、前記(3)段階で得られたチタン担持触媒を40〜200℃の炭化水素溶媒下で洗浄する。前記(4)段階で使用され得る炭化水素溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカンまたはケロシンのような脂肪族炭化水素、シクロヘキサンまたはメチルシクロヘキサンのような脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンまたはエチルベンゼンのような芳香族炭化水素、そしてトリクロロエチレン、四塩化炭素またはクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素があり、ヘキサンまたはトルエンが好ましい。
前記(4)段階で、洗浄時溶媒の温度は40〜200℃が好ましく、50〜150℃がさらに好ましい。洗浄時溶媒温度が40℃未満であると洗浄効果が低くなり、結果の重合体の立体規則性が劣り、200℃を超えると触媒製造収率が低くなる短所がある。また、洗浄は2〜10回行うことが好ましく、各回毎同じ種類または他の種類の溶媒を単独にまたは混合して使用することができる。前記洗浄回数が2回未満では洗浄効果が劣り、10回を超えると作業時間が長くなり触媒製造収率が低くなる短所がある。
前記(4)段階で、チタン担持触媒を40〜200℃の炭化水素溶媒下で洗浄した後、必要に応じて10〜35℃の炭化水素溶媒下で1〜5回さらに洗浄することもできる。
本発明の製造方法によって製造された触媒はオレフイン重合、特にプロピレン重合に有益に使用され得るし、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン等のようなオレフイン間の共重合及び共役または非共役ジエン類のようなポリ不飽和結合を有する化合物等の共重合に適切に使用され得る。
以下、実施例及び比較例を通じて本発明をより詳しく説明するが、これらの実施例によって本発明が限定されるものではない。
実施例1
[触媒の製造]
触媒は下記の4段階を経て製造された。
(1)段階:マグネシウム化合物溶液の製造
窒素雰囲気に置換され、機械式攪拌機が設けられた500L反応器に、MgCl 15kg、トルエン225kg、テトラヒドロフラン17kg、1−ブタノール31kgを投入し、70rpmで攪拌しながら110℃に昇温した後、3時間保持させて均一な状態のマグネシウム化合物溶液を得た。
(2)段階:固体担持体の製造
前記(1)段階で得られたマグネシウム化合物溶液の温度を17℃に冷却し、TiCl 32kgを一次に投入した後、反応器の温度を1時間に亘って60℃まで昇温し、反応器温度が60℃に到達すれば、ここにTiCl 13kgを2次に投入した後、30分間反応させた。反応が完了された後30分間定置させ生成された担持体を沈めた後、上層部の溶液を除去した。反応器内に残ったスラリーを、90kgのトルエン投入、撹拌、定置及び上澄液除去の過程の3回繰り返しを通じて洗浄することにより、固体担持体を得た。
(3)段階:触媒の製造
前記(2)段階で得られた担持体に、撹拌速度60rpm下にトルエン80kg、TiCl 90kgを投入した後、反応器の温度を1時間に亘って110℃まで昇温し、1時間熟成した後、15分間定置させ沈澱物を沈めた後、上澄液を分離した。ここに、再度トルエン87kgとTiCl 52kg、ジイソブチルフタレート4.2kgを投入した後、反応器の温度を120℃に昇温し、1時間保持しながら反応させた後、30分間定置させ沈澱物を沈めた後、上澄液を分離した。ここに再度トルエン80kgとTiCl 76kgを投入した後、100℃で30分間反応させた後、30分間定置させ沈殿物を沈めた後、上澄液を分離した。
(4)段階:洗浄段階
前記(3)段階で分離された触媒スラリーにヘキサン65kgを投入した後、反応器の温度を60℃で30分間保持しながら撹拌した。撹拌を停止し30分間定置させ沈殿物を沈めた後、上澄液を分離した。分離された触媒スラリーに再度ヘキサンを投入し、洗浄、分離する過程を同一に6回行い、最終的に触媒を製造した。
結果の担持体及び触媒の粒子サイズ分布度はレーザー粒子分析器(Mastersizer X:Malvern Instruments社製造)を利用して測定し、触媒の組成は誘導結合性プラズマ分析器(inductively coupled plasma analyzer, ICP)で分析した。
前記のようにして製造された触媒は平均粒子サイズが17μmであり、チタン(Ti)2.5重量%、マグネシウム(Mg)18.8重量%を含んでおり、触媒収率は120%であった。本実施例では、得られた触媒の重さを初期投入されたMgClの重さで割って百分率で表示した値を触媒収率にした。測定された平均粒子サイズを表1に示した。
[重合]:応用例
前記で製造された触媒の性能評価のためにプロピレン重合を実施した。窒素雰囲気に保持されるグローブボックス内で製造された触媒7mgを計量してガラス球に入れて密封し、これを撹拌と同時にガラス球が破砕され反応が始まれるように2Lの高圧反応器に装着した後、反応器内に窒素を1時間吹き入れ洗浄して、反応器の雰囲気が乾燥した窒素になるようにした。ここに、トリエチルアルミニウム(Al/Ti モル比=450)と外部電子供与体としてジシクロペンチルジメトキシシラン(Si/Al モル比=0.1)を加え、反応器を密閉させた。反応器に水素1000mlを注入した後、シリンジポンプを利用して液体プロピレン1200mlを投入した後、撹拌させガラス球を壊すことにより、重合反応を開始させると共に、反応器の温度を20分に亘って70℃まで昇温させ、1時間重合反応を行った。1時間反応させた後、未反応プロピレンを大気中に排出させ、反応器の温度を常温に低めることにより、結果の重合体を得た。
得られた重合体を50℃の真空オーブンで乾燥した後、計量して触媒の重合活性を測定し、デカン溶解物(decane soluble)の含量を測定し、核磁気共鳴装置(C13-NMR)でアイソタクチック指数(isotactic index, II)([mmmm]ペンタード分率)を測定し、嵩密度を測定した。前記測定結果を表1に示した。
実施例2
実施例1の(4)段階において、(3)段階で分離された触媒スラリーにトルエン87kgを投入し、反応器の温度を60℃で30分間保持しながら攪拌した後に攪拌を停止し、30分間定置させ沈澱物を沈めて、上澄液を分離した後、分離された触媒スラリーに再度同量のトルエンを投入し、洗浄、分離する過程を同一に3回行い、引き続いてヘキサン65kgを投入し、60℃で洗浄、分離する過程を同一に3回行ったことを除いては、実施例1と同一な方法で触媒を製造し、得られた触媒の平均粒子サイズを実施例1と同一な方法で測定した。測定された平均粒子サイズを表1に示した。
また、製造された触媒の性能評価のために実施例1と同一な方法でプロピレン重合を実施し、その結果得られた重合体に対して、実施例1と同一な項目の物性を、実施例1と同一な方法で測定し、その測定結果を表1に示した。
実施例3
実施例1の(4)段階で、(3)段階で分離された触媒スラリーにトルエン87kgを投入し、反応器の温度を80℃で30分間保持しながら攪拌した後に触媒を停止し、30分間定置させ、沈澱物を沈め上澄液を分離した後、分離された触媒スラリーにヘキサン65kgを投入し、60℃で30分間洗浄、分離し、引き続いて再度ヘキサン65kgを投入し、25℃で洗浄、分離する過程を同一に5回行ったことを除いては、実施例1と同一な方法で触媒を製造し、得られた触媒の平均粒子サイズを実施例1と同一な方法で測定し、測定された平均粒子サイズを表1に示した。
また、製造された触媒の性能評価のために、実施例1と同一な方法でプロピレン重合を実施し、その結果、得られた重合体に対し、実施例1と同一な項目の物性を、実施例1と同一な方法で測定し、その測定結果を表1に示した。
実施例4
実施例1の(4)段階において、(3)段階で分離された触媒スラリーにトルエン87kgを投入し、反応器の温度を80℃で30分間保持しながら攪拌した後に、攪拌を停止し、30分間定置させ沈澱物を沈め、上澄液を分離した後、分離された触媒スラリーに再度同量のトルエンを投入し、80℃で30分間同一に洗浄、分離する過程を3回行い、引き続きヘキサン65kgを投入し25℃で同一に洗浄、分離する過程を3回行ったことを除いては、実施例1と同一な方法で触媒を製造し、得られた触媒の平均粒子サイズを実施例1と同一な方法で測定した。測定された平均粒子サイズを表1に示した。
また、製造された触媒の性能評価のために、実施例1と同一な方法でプロピレン重合を実施し、その結果、得られた重合体に対し、実施例1と同一な項目の物性を、実施例1と同一な方法で測定し、その測定結果を表1に示した。
比較例1
実施例1の(4)段階において、(3)段階で分離された触媒スラリーにヘキサン65kgを投入し、反応器の温度を25℃で30分間保持しながら攪拌した後に、攪拌を停止し、30分間定置させ沈澱物を沈めて、上澄液を分離した後、再度ヘキサン65kgを投入し、25℃で同一に洗浄、分離する過程を6回行なったことを除いては、実施例1と同一な方法で触媒を製造し、得られた触媒の平均粒子サイズを実施例1と同一な方法で測定した。測定された平均粒子サイズを表1に示した。
また、製造された触媒の性能評価のために、実施例1と同一な方法でプロピレン重合を実施し、その結果、得られた重合体に対し、実施例1と同一な項目の物性を実施例1と同一な方法で測定し、その測定結果を表1に示した。
比較例2
実施例1の(4)段階において、(3)段階で分離された触媒スラリーにトルエン87kgを投入し、反応器の温度を25℃で30分間保持しながら撹拌した後に撹拌を停止し、30分間定置させ沈澱物を沈めて、上澄液を分離した後、引き続きヘキサン65kgを投入し、25℃で同一に洗浄、分離する過程を6回行ったことを除いては、実施例1と同一な方法で触媒を製造し、得られた触媒の平均粒子サイズを実施例1と同一な方法で測定した。測定された平均粒子サイズを表1に示した。
また、製造された触媒の性能評価のために実施例1と同一な方法でプロピレン重合を実施し、その結果得られた重合体に対し、実施例1と同一な項目の物性を実施例1と同一な方法で測定し、その測定結果を表1に示した。
Figure 2007523989
本発明の触媒製造方法によれば、重合活性が高く、粒子形態及びサイズが良く調節されたオレフイン重合用触媒を得ることができ、これを使用してオレフインを重合する場合、球形の粒子形状、低いデカン溶解物含量及び高い立体規則性を有するオレフイン重合体を製造することができる。

Claims (5)

  1. (1)マグネシウムハライド化合物を環状エーテルと1種以上のアルコールの混合溶媒に溶解してマグネシウム化合物溶液を得る段階、
    (2)前記マグネシウム化合物溶液に一般式Ti(OR)(4−a)(ここで、Rは炭素数1〜10のアルキル基であり、Xはハロゲン元素であり、aは0〜3の整数である)で表示されるチタンハライド化合物を−10〜30℃で1次に投入し昇温または熟成させた後、前記チタンハライド化合物を追加で2次に投入して担体を製造する段階、
    (3)前記担体をチタン化合物および電子供与体化合物と反応させてチタンを担持させる段階、及び
    (4)前記チタンが担持された触媒を40〜200℃の炭化水素溶媒下で洗浄する段階、
    を含んでなるオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法。
  2. (1)段階で前記環状エーテルはテトラヒドロフラン又は2−メチルテトラヒドロフランであり、(1)段階で前記1種以上のアルコールは1種以上の炭素数2〜12の1価又は多価アルコールであることを特徴とする請求項1に記載のオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法。
  3. (1)段階で前記環状エーテルと前記1種以上のアルコールの混合比は環状エーテル:1種以上のアルコールがモル比で1:0.1〜1:10であることを特徴とする請求項1又は2に記載のオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法。
  4. (2)段階で前記環状エーテルと1種以上のアルコールの混合溶媒と前記1次に投入されるチタンハライド化合物のモル比は、チタンハライド化合物:混合溶媒が1:3.0〜1:10であることを特徴とする請求項1に記載のオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法。
  5. (4)段階で前記チタンが担持された触媒を40〜200℃の炭化水素溶媒下で2〜10回洗浄することを特徴とする請求項1に記載のオレフイン重合用固体チタン触媒の製造方法。
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