JPH04331210A - オレフィン重合用触媒 - Google Patents

オレフィン重合用触媒

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JPH04331210A
JPH04331210A JP33443390A JP33443390A JPH04331210A JP H04331210 A JPH04331210 A JP H04331210A JP 33443390 A JP33443390 A JP 33443390A JP 33443390 A JP33443390 A JP 33443390A JP H04331210 A JPH04331210 A JP H04331210A
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JP
Japan
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solid product
electron donor
catalyst
halide
acid
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Application number
JP33443390A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Uei
俊弘 上井
Masami Tachibana
橘 正躬
Tetsuya Matsukawa
哲也 松川
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野]  本発明は、オレフィン重合法およびそのための触媒に
関するものであり、特に、形状のコントロールされたマ
グネシウム化合物に担持されたハロゲン化チタン、バナ
ジウム触媒成分と、それを用いたオレフィン重合法に関
するものである。
[従来の技術とその問題点]  ハロゲン化マグネシウムをアルコールやアルコキシチ
タン化合物に溶解させ再析出させて担体を得、これを四
塩化チタンおよび電子供与体で処理してオレフィン重合
用触媒を得る方法は広く知られている。また、これとは
別にエチレン重合触媒製造用に、塩化水銀や四塩化チタ
ン、有機アルミニウム等の助けを借りてハロゲン化マグ
ネシウムをテトラヒドロフランに溶解させ、濃縮ドライ
アップや不活性溶媒希釈により再析出させて担体を得る
方法も公開されている(J.Organomet.Ch
em.1986、14、1、特開昭58−65707、
特開昭58−222105)。
しかし、塩化水銀は廃液中に存在するとその除去のため
にコスト高な処理が必要となり実用的ではなく、有機ア
ルミニウムも担体中に多量に残るため、活性化処理時の
にTiCl4と反応し担持型触媒中に多量のTiCl3
、AlCl3を混在させる。これらを用いずに、THF
(テトラヒドロフラン)だけで塩化マグネシウムを溶解
する試みもなされたが、溶解が不十分であったり(特開
昭59−68306)、特殊な装置を必要とし長い時間
を要した(特開昭58−1706)。
また、析出した担体をドライアップで回収する等固体形
状コントロールを全く考慮していないもの(特開昭54
−148093、58−189189)やシリカ粒子に
担持させるものが多く(特開昭58−65712等)、
特開昭58−65707は担体のモロホロジーに言及し
てはいるが、前述のTiCl4、AlCl3残留の問題
があった。
一方、プロピレン重合用に担持型触媒を用いた重合技術
はスラリー、バルク若しくは気相重合法いずれに於ても
発達し、これらに合わせてMorphologyのコン
トロールされた触媒を提供することが強く要求されてい
る。例えば、スラリー若しくはバルク重合で、製品ポリ
マーへの添加剤分散性の重要なグレードには、小粒子の
触媒が要求され、ブロックコポリマー用には共重合成分
の溶出を抑えるために大粒子触媒が要求される。特に気
相重合用には、粉体流動性のよい粒度分布のシャープな
大粒子触媒が望まれている。
これらの用途に触媒を供給するためには、担体及び触媒
のモロホロジーコントロール技術の開発が必要であった
[発明が解決しようとする問題点]  本発明者らは、ハロゲン化マグネシウムをヘテロ環状
化合物に溶解させ、モロホロジイのコントロールされた
担体粒子を再析出させる手法を鋭意研究した結果、塩化
マグネシウムのTHFへの溶解時、およびチタン/もし
くはバナジウムのハロゲン化物による析出時に、電子供
与体を共存させることにより、形状の良い粒度分布のシ
ャープな結晶状担体を任意の平均粒径で得られることが
分かり、本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、オレフィンの重合、特に気相重
合に通した粒度分布のシャープな触媒を小粒子から大粒
子まで任意に作れる担持型触媒およびそのための担体の
製法を提供することにある。
[問題点を解決する手段]  本発明は、下記の構成を有する。
(1)ハロゲン化マグネシウムをヘテロ環状化合物およ
び電子供与体の混合液に溶解させ、これをチタンおよび
/またはバナジウムのハロゲン化物と接触させるかまた
はこれらのハロゲン化物と電子供与体との混合物と接触
させることによって固体生成物を得、これをチタンおよ
び/またはバナジウムのハロゲン化物および電子供与体
によつて処理し、さらに有機アルミニウム化合物および
電子供与体とを組み合わせて成るオレフィン重合用触媒
(2)ハロゲン化マグネシウムの溶解に用いるヘテロ環
状化合物が、酸素含有化合物である前記第(1)項に記
載のオレフィン重合用触媒。
(3)前記第(1)項もしくは第(2)項に記載の触媒
を用いることを特徴とするオレフィン重合法。
本発明の構成及び効果について、以下に詳しく説明する
一般式MgX2で表されるマグネシウム化合物■(ここ
で、Xはハロゲン原子を表す)をヘテロ環状化合物■お
よび電子供与体■の混合液に溶解させる。
この際、溶解をより容易にするために溶媒を用いること
が出来る。
混合は、溶媒、ヘテロ環状化合物■、電子供与体■の混
合液にMgX2■を加えても良いし、溶媒にMgX2を
加え、これに電子供与体、ヘテロ環状化合物を加えても
よい。反応は10〜200℃、好ましくは30〜150
℃で行うことが出来るが、各原材料の投入を0〜30℃
の室温で行い、後40〜150℃に昇温しハロゲン化マ
グネシウムの溶解を容易にすることが望ましい。
ヘテロ環状化合物■とマグネシウムとのモル比は、0.
1/1〜500/1好ましくは1/1〜100/1、電
子供与体■とマグネシウムのモル比は、0.1/1〜1
00/1好ましくは0.2/1〜50/1である。
本発明に有用なハロゲン化マグネシウム■として、無水
塩化マグネシウム、無水臭化マグネシウム、無水ヨウ化
マグネシウム等を挙げることが出来る。中でも無水塩化
マグネシウムが最も良い。
ヘテロ環状化合物■としては、含酸素環状化合物として
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、2−クロルテトラ
ヒドロフラン、2,5−ジブロモテトラヒドロフラン、
2−メチルテトラヒドロフラン、フラン、ピラン、ピロ
ン、ベンゾフラン、クマリン等の不飽和環状化合物およ
びこれらのハロゲン化物、アルキル基、アリール基を有
する誘導体を挙げることができ、含窒素環状化合物とし
て、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、テトラヒド
ロキノリン、ε−カプロラクタムの様な飽和化合物、ピ
リジン、ピリミジン、トリアジン、キノリン等およびこ
れらのハロゲン化物、アルキル、アリール誘導体を挙げ
ることが出来る。
含硫黄化合物としては、チオラン、チアン、ジチアン、
スルフォランやチオフェン、ベンゾチオフェン等を挙げ
ることが出来る。中でも、含酸素環状化合物、特にテト
ラヒドロフランが、好適である。
電子供与体■としては、アルコール、ケトン、アルデヒ
ド、カルボン酸、エステル、等の酸素(O)を含む化合
物、チオール、チオエーテル、チオフェン、チアン、チ
オラン、スルフォン酸、スルフォン酸エステル等の硫黄
(S)を含む化合物、アミン、イミン、ピリジン、ピロ
リジン等の窒素(N)を含む化合物、フェニルフォスフ
ァイトのように(P)を含む化合物を挙げることが出来
る。
なかでも酸素(O)を含む化合物がよく、アルコールと
しては、メタノール、エタノール、ノルマルプロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、
ターシャリイブタノール、ペンタノール、ヘキサノール
、2−エチルヘキサノール、オクタノール等の直鎖状の
アルキルアルコールや、シクロペンタノール、シクロヘ
キサノール等の環状アルキルアルコール、1,2−プロ
パンジオール、1,4−ブタンジオール等のジオール類
、エチレングリコール、トリメチレングリコール等、さ
らにはプロペニルアルコールやブテニルアルコール等を
挙げることが出来る。
アルデヒドとしては、ホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、バレ
イルアルデヒド、オクチルアルデヒド、デシルアルデヒ
ド、イソブチルアルデヒド、イソカブロンアルデヒド、
2−エチルヘキシルアルデヒド、グリオキサール、スク
シンジアルデヒド、等の直鎖状または分枝をもつ飽和脂
肪族アルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、
2−エチル−2−ヘキセニルアルデヒド等の脂肪族不飽
和アルデヒド、ベンツアルデヒド、トルアルデヒド、シ
ンナムアルデヒド等の芳香族アルデヒド、3−クロルプ
ロピオンアルデヒド、p−ブロモベンツアルデヒド等の
ハロゲン化アルデヒド等を挙げることが出来る。
カルボン酸として、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、
吉草酸、オクチル酸、イソ酪酸、イソ吉草酸、2,2−
ジメチルプロピオン酸、2−エチルヘキサン酸、コハク
酸等の飽和脂肪酸、アクリル酸、フマール酸、マレイン
酸等の不飽和脂肪酸、シクロヘキサンカルボン酸、1−
シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸、ジシクロ[2
,2,1]ヘプタンシス−2,3−ジカルボン酸等の環
状脂肪酸、安息香酸、メチル安息香酸、サルチル酸、2
,6−ジメチル安息香酸、2,6−ジタアシャリイブチ
ル安息香酸、フタル酸、テレフタル酸、4−エチルフタ
ル酸、4−メトキシフタル酸等の芳香族カルボン酸、3
−クロル酪酸、3−ブロモプロピオン酸、p−クロル安
息香酸、4−クロルフタル酸等のハロゲン化カルボン酸
等を挙げることが出来る。
また、エステルとして、これらのカルボン酸のメチルエ
ステル、エチルエステル、ブチルエステル、イソプロピ
ルエステル、イソブチルエステル、2−エチルヘキシル
エステル等のように飽和アルキルエステルやフェニルエ
ステルやトルイルエステルのように芳香族アルコールと
のエステル等を挙げることが出来る。
ケトンとして、アセトン、メチルエチルケトン、ペンタ
ノン、ジイソプロピルケトン等の飽和ケトン化合物、エ
チルビニルケトン等の不飽和ケトン、シクロペンタノン
、シクロヘキサノン、2,6−ジメチルシクロヘキサノ
ン等の環状ケトン、フェニルメチルケトン、ジフェニル
ケトン、p−クロルフェニルプロピルケトン等の芳香族
を含むケトン等を挙げることが出来る。
エーテル化合物としては、エチルエーテル、メチルエー
テル、プロピルエーテル、ブチルエーテル、アミルエー
テル、オクチルエーテル、イソプロピルエーテル、イソ
アミルエーテル、ブチルヘキシルエーテル等の飽和エー
テル化合物、アリイルメチルエーテル、アリールプロピ
ルエーテル、フェニルエチルエーテル、ジフェニルエー
テル、等の芳香族エーテル化合物などを挙げることが出
来る。
希釈に用いる不活性溶媒としては、ベンゼン、トルエン
、キシレン、エチルベンゼンのような芳香族、クロロベ
ンゼン、ブロモベンゼン、p−クロルキシレンのような
ハロゲン化芳香族、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デ
カン、ウンデカン、イソオクタン、シクロヘキサン、メ
チルシクロペンタンのような脂肪族炭化水素、1,2−
ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素、ケロシンやこれらの混
合物を用いることが出来る。
次に、この溶液を40℃以下に冷却し、チタンおよび/
またはバナジウムのハロゲン化物■と電子供与体■との
混合物とを加え、加熱して、ハロゲン化マグネシウム■
とヘテロ環状化合物■との錯体を析出させる。チタン、
バナジウムのハロゲン化物■と電子供与体■は、混合し
てマグネシウムの溶液に加えてもよく、個々に加えても
よい。また、これらの添加は、ゆっくりと例えば2〜5
時間のように数時間かけて行ってもよいが、例えば10
分〜1時間のように短時間で加えても良い。
該添加終了後、被添加混合物を昇温し、40℃〜150
℃に保ってハロゲン化マグネシウムとヘテロ環状化合物
との錯体を析出させる。昇温は例えば5〜15分のよう
な短時間でも出来るが、大きな結晶担体を得たい場合に
は、30分から2時間等かけてゆっくり行うことが望ま
しい。
ハロゲン化チタン■としては、一般式TiXp(OR5
)4−pで表されるものを用いることができる。
ここでXはCl、Brなどのハロゲン、R5は炭素数1
から20のアルキル基、アリル基または炭素数3〜20
のシクロアルキル基であり、pは1〜4である。
具体的には、四塩化チタン、四臭化チタン、三塩化メト
キシチタン、三塩化エトキシチタン、三塩化プロポキシ
チタン、三塩化ブトキシチタン、三塩化ヘキソキシチタ
ン、三塩化オクトキシチタン、三塩化シクロヘキソキシ
チタン、三臭化エトキシチタン、三臭化ブトキシチタン
、二塩化ジエトキシチタン、二塩化ジプロポキシチタン
、二塩化ジブトキシチタン、二塩化ジオクトキシチタン
、二塩化ジシクロヘキソキシチタン、二臭化ジエトキシ
チタン、二臭化ジブトキシチタン、塩化トリメトキシチ
タン、塩化トリエトキシチタン、塩化トリブトキシチタ
ン、臭化トリエトキシチタン等を挙げることが出来る。
四塩化チタンおよび四臭化チタン以外のハロゲン化チタ
ンは、四ハロゲン化チタンとオルトチタン酸エステルと
の反応により作ることが出来るが、この反応により作ら
れた物に替えて四ハロゲン化チタンとオルトチタン酸エ
ステルとの混合物をも、使用することが出来る。これら
のハロゲン化チタンの中でも四塩化チタンが最も好まし
い。
また、バナジウムのハロゲン化物■としてはハロゲン化
バナジルおよびハロゲン化バナジウムが挙げられ、それ
ぞれ一般式VOXq(OR5)3−q、VXr(OR7
)4−rで表される。ここでXはCl、Brなどのハロ
ゲン、R6、R7は炭素数1から20のアルキル基、ア
リル基または炭素数3〜20のシクロアルキル基であり
、qは1〜3、rは1〜4である。
具体的には、三塩化バナジル、三臭化バナジル、二塩化
エトキシバナジル、二塩化ブトキシバナジル、二塩化フ
ェノキシバナジル、二臭化メトキシバナジル、二臭化プ
ロポキシバナジル、二臭化シクロヘキソキシバナジル、
塩化ジメトキシバナジル、塩化ジエトキシバナジル、塩
化ジシクロヘキソキシバナジル、臭化ジプロポキシバナ
ジル、臭化ジブトキシバナジル、四塩化バナジウム、四
臭化バナジウム、三塩化メトキシバナジウム、三臭化エ
トキシバナジウム、三塩化ブトキシバナジウム、三臭化
シクロヘキソキシバナジウム、三塩化フェノキシバナジ
ウム、二塩化ジエトキシバナジウム、二臭化ジブトキシ
バナジウム、二塩化フェノキシバナジウム、塩化トリメ
トキシバナジウム、臭化トリエトキシバナジウム、塩化
トリプロポキシバナジウム、臭化トリブトキシバナジウ
ム、塩化トリフェノキシバナジウム等を挙げることが出
来る。
前述の昇温後、被添加混合物から直ちに固形物を分離し
てもよいが、30分〜3時間かけて充分結晶を成長させ
ることが望ましい。この間、30〜100℃に冷却する
ことも析出促進に効果的である。固形物は瀘過やデカン
テイションにより母液から分離し、必要に応じて前述の
溶媒により洗浄し、また乾燥することが出来る。かくし
て担体を得ることが出来る。
この様にして得られた担体を、チタンおよび/またはバ
ナジウムのハロゲン化物■と電子供与体■との混合物に
よって処理してオレフィン重合用触媒を得る。チタンお
よび/またはバナジウムのハロゲン化物■と電子供与体
■との混合物による担体の処理は一段で処理しても良い
が、チタン、バナジウムのハロゲン化物と電子供与体と
の混合物による処理の前後にチタン、バナジウムのハロ
ゲン化物■による処理を行う等、多段で行うことが出来
る。
チタン、バナジウムのハロゲン化物■とマグネシウムの
モル比は0.2/1〜50/1、望ましくは1/1〜1
0/1であり、40〜160℃、望ましくは50〜15
0℃で、それぞれ10分〜5時間、望ましくは20分〜
2時間処理することができるが、各段の処理条件は同じ
である必要はない。
電子供与体■としては、芳香族モノ−および多価−カル
ボン酸エステルである。芳香族多価カルボン酸エステル
としては、ベンゼン多価カルボン酸エステル、ナフタレ
ン多価カルボン酸エステル等を挙げることが出来る。
具体的には、ベンゼン多価カルボン酸エステルとしては
、フタル酸モノノメチル、フタル酸ジメチル、フタル酸
ジエチル、フタル酸ジプロピル、フタル酸モノ−n−ブ
チル、フタル散ジ−n−ブチル、フタル酸ジイソブチル
、フタル酸ジターシャリイブチル、フタル酸ジ−n−ヘ
キシル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸−
n−オクチル、フタル酸ジフェニル、フタル酸ジベンジ
ル、−−−−芳香族モノカルボン酸エステルとしては、
メチルベンゾエート、エチルベンゾエート、ブチルベン
ゾエート、イソブチルベンゾエート、シクロヘキシルベ
ンゾエート、メチル−p−トルエート、エチル−p−ト
ルエート、メチル−p−アニセート、ブチル−p−アニ
セート、エチルクロロベンゾエート、メチルブロモベン
ゾエートなどの安息香酸エステルや置換基を有する安息
香酸エステルを挙げることが出来る。
チタン、バナジウムのハロゲン化物■またはこれらと電
子供与体■との混合物による処理のあとは、前述の希釈
溶媒により繰り返し洗浄して余剰の処理母液を除去する
ことが望ましい。得られた触媒は不活性溶媒中に懸濁し
た状態で取り扱うこともできるが、必要に応じて、窒素
のような不活性ガス通気や減圧乾燥により乾燥粉体にし
て用いることが出来る。
このようにして得られた触媒を有機アルミニウム化合物
■および電子供与体■と組み合わせてオレフィン重合に
供することが出来る。
[発明の効果]  本発明の効果は、ポリオレフィン重合用の触媒の粒径
の大きな物も小さな物も、良好な結晶形状を保ったまま
作ることが出来ることであり、その製造工程で粒子が崩
れることが無いかまたはあっても非常に少ないため、粒
度分布のシャープな触媒、特に大粒子担持型触媒が作れ
ることである。
気相重合に用いられた触媒は、その形状が重合で生成す
るポリマーに対してレプリカとして保たれるために、粒
度分布のシャープな大粒子担持型触媒を用いた場合には
、共重合成分の含量が多く粘着性を帯びたポリマー粒子
となっても流動性が小粒子に比べ飛躍的に向上すること
は、当業熟練者間にあっては、良く知られたことである
このことによって共重合体成分含量の高いコポリマーを
気相重合で、運転性良く作るためにこの様な触媒は、極
めて有用となっている。
以下実施例および比較例によって本発明を説明する。
実施例および比較例中、ポリマーを規定する諸性質の定
義および測定法は次の通りである。
1)メルトフローレート(MFRと略す)は、ASTM
 D1238(L)による。
2)ポリマーのかさ密度(BDと略す)は、ASTM 
D1895による。
3)担体、触媒の観察は、光学顕微鏡による。
4)ポリマーの粒度分布はJIS Z 8801による
を用いて求めた。また触媒の粒度分布は脱水イソパラフ
ィンを分散媒体としてレーザー回折法によって測定した
、測定装置はMalvernInstrument L
td社のMastersizerを用いた。
5)nC7抽出残率とは、重合体を沸騰n−ヘプタンで
6時間抽出後の抽出残分の抽出前の全体量に対する割合
である。
実施例1 段階A 担体の形成 攪拌機、温度計、コンデンサー、チッソシールラインの
付いた1500m■のバッフル付き平底フラスコ(バッ
フル率0.15)の中へ、トルエン400m■、MgC
l2 20gを入れ、攪拌しながらTHF200m■お
よびエタノール 20m■を加えた。
これを昇温しリフラックス状態で1時間保ち塩化マグネ
シウムを溶解させ均一な溶液とした。これを40℃に冷
却し、TiCl4 38m■およびヘキサメチルジシロ
キサン 38m■を加え、20分で80℃に昇温し1時
間保って結晶状担体を析出させた。
攪拌を停止し、上澄み液をデカンテイションで除いた後
、100m■のトルエンで2回洗浄し固体生成物(I)
を得た。
段階B チタン、バナジウムのハロゲン化物による処理 段階Aの固体生成物(I)に240m■のトルエンと1
00m■のTiCl4を加え、600rpmで攪拌しな
がら20分で115℃に昇温しこの温度で1時間保った
攪篩を停止し、固体生成物(I)を沈降させて、上澄み
液をデカンテイションで除いた。
300m■のトルエン、100m■のTiCl4と5m
■のジノルマルブチルフタレートを固体生成物(I)に
加え、混合物を600rpm、115℃で1.5時間攪
拌した後、攪拌を停止し上澄み液をデカンテイションで
除いた。
TiCl4 240m■を加え、115℃で0.5時間
処理した後、攪拌を停止し、上澄み液をデカンテイショ
ンで除いた。
200m■のトルエンで3回、400m■のヘキサンで
4回洗浄した。
窒素雰囲気下で瀘過し、減圧乾燥して16.2gの固体
生成物(II)が得られた。この固体生成物(II)は
平均粒径が30.4μ、5μ以下の微粉が0.3%であ
り、その分析値は、Mg 21.1%、Ti 2.2%
、Cl 58.3%、ジ−i−ブチルフタレート10.
9%であった。
気相重合 窒素置換された内容積3Lの多段攪拌機付きステンレス
製反応器に、トリエチルアルミニウム2mmol、ジフ
ェニルジメトキシシラン0.3mmol、固体生成物(
II)15.0mgおよび水素1.0Lを加え、70℃
において全圧が22kg/cm2Gになるようにプロピ
レンを連続的に導入しながら2時間重合を行った。
その後、未反応のプロピレンを排出して粉末状ポリプロ
ピレン308gを得た。該ポリプロピレンの形状は立方
体〜直方体もしくはそれらの凝集体の形をしており、ポ
リマーのかさ密度0.48g/cm3、MFR3.7、
6時間沸騰ヘプタン抽出残率98.5%であった。
実施例2 塩化マグネシウム溶解時の溶媒として、トルエン、エタ
ノール、THFの替わりとして、クロエベンゼン400
m■、イソプロパノール26m■、THF200m■を
用い、ヘキサメチルジシロキサンの替わりにアセトン1
2m■を用いたことと、活性化処理時の電子供与体とし
て、ジ−i−ブチルフタレートの替わりにジ−n−ブチ
ルフタレートを用いたこと以外は、実施例1を繰り返し
、固体生成物(II)16.8gを得た。
固体生成物(II)の形状は、実施例1とほぼ同じであ
り、平均粒径35.2μ、微粉(<5μ)0.3%であ
り、触媒組成は、Ti 2.8%、Mg 17.8%、
Cl 58.8%、DnBP 13.5%であった。
実施例3 実施例2において固体生成物(I)を析出させる際に、
電子供与体として、アセトンの替わりに20m■のシク
ロヘキサノンを用いる以外は、実施例2を繰り返し、固
体生成物(II)16.5gを得た。
固体生成物(II)の平均粒径は27.5μであり、微
粉(<5μ)は0.4%であった。
実施例4 実施例1において固体生成物(I)を析出させる際に、
電子供与体として、ヘキサメチルジシロキサンの替わり
に2m■の酢酸を用いる以外は、実施例1を繰り返し、
固体生成物(II)15.1gを得た。
固体生成物(II)の平均粒径は44.9μであり、微
粉(<5μ)は0.2%であった。
実施例5 実施例2において固体生成物(I)を析出させる際に、
電子供与体として、アセトンの替わりに5m■のイソ吉
草酸を用い、段階Bの3回目のTiCl4処理を行わな
いこと以外は、実施例2を繰り返し、固体生成物(II
)16.0gを得た。
固体生成物(II)の平均粒径は30.3μであり、微
粉(<5μ)は0.3%であった。
実施例6 実施例1において固体生成物(I)を析出させる際に、
電子供与体として、ヘキサメチルジシロキサンの替わり
に20mlの2−エチルヘキサン酸を用い、固体生成物
(I)の析出を90℃で行う以外は、実施例1を繰り返
し、固体生成物(II)15.4gを得た。
固体生成物(II)の平均粒径は40.7μであり、微
粉(<5μ)は0.3%であった。
実施例7 実施例6において固体生成物(I)を析出させる際に、
電子供与体として、2−エチルヘキサン酸の替わりに3
mlの酢酸および4mlのトリメチルモノエトキシシラ
ンを用いる以外は、実施例6を繰り返し、固体生成物(
II)16.2gを得た。
固体生成物(II)の平均粒径は36.4μであり、微
粉(<5μ)は0.2%であった。
実施例8 攪拌機、温度計、コンデンサー、チッソシールライン、
原材料フィードラインを有し、加熱用ジャケット及び、
内部に4枚の平バッフル(バッフル率0.15)の付い
た5Lステンレス反応器に2Lのトルエン、100gの
MgCl2を入れ、400rpmで攪拌しながらTHF
 1L、100mlのエタノールを加えた。
これを昇温し、1時間リフラックスさせて塩化マグネシ
ウムの均一溶液を得た、攪拌速度を260rpmにおと
し、40℃に冷却した後、200mlのTiCl4およ
び40mlのトリメチルモノエトキシシランを投入し、
30分で70℃に昇温し、1時間保って結晶状固体生成
物(I)を析出させた。
攪拌機、コンデンサー、温度計、チッソシールラインを
有し、加熱用ジャケットと、底部に瀘過ユニットを有す
る5L濾過装置に反応後のスラリーをチッソシール下で
移送し、瀘過したのち、500mlのトルエンで2回洗
浄し、固体生成物(I)を得た。
濾過器内の固体生成物(II)に500mlのTiCl
4、1200mlのトルエンを加え115℃、180r
pmで1時間保った。これを濾過したのち、1500m
lのトルエン、500mlのTiCl4、25mlのジ
−n−ブチルフタレートを加え、115℃、180rp
mで1.5時間保った後、瀘過した。
これに1000mlのTiCl4を加え、30分間加熱
リフラックスさせた後、瀘過し、500mlのトルエン
で3回、500mlのヘキサンで更に4回洗浄した。
濾過器内に残った固体生成物(II)を、60℃前後の
熱チッソ気流通気により乾燥し、85.4gの触媒を得
た。
固体生成物(II)の分析値は、Mg19.2%、Ti
2.1%、Cl 57.7%、ジ−n−ブチルフタレー
ト10.3%であった。固体生成物(II)の平均粒径
は41.6μであり、5μ以下の粒子は0.2%であっ
た。
実施例9 実施例8において固体生成物(I)を析出させる際に、
トルエンの替わりにクロルベンゼン2Lを用い、アルコ
ールとしてイソプロパノール130ml、電子供与体と
して、トリメチルモノエトキシシランの替わりに20m
lの酢酸および25mlのアセトアルデヒドを用いる以
外は、実施例1を繰り返し、固体生成物(II)84.
5gを得た。
固体生成物(II)の分析値は、Mg18.4%、Ti
2.6%、Cl 57.3%、ジ−n−ブチルフタレー
ト8.7%であった。固体生成物(II)の平均粒径は
45.0μであり、5μ以下の粒子は0.1%であった
比較例1 実施例1の段階Aに於て、アルコール、シロキサンを用
いず、塩化マグネシウム溶解時の加熱リフラックスを2
時間行うこと以外は、実施例1を繰り返し、14.7g
の固体生成物(II)を得た。
2時間リフラックス後も完全には溶解せず固体生成物(
I)の形状は不定形であった。固体生成物(II)の平
均粒径は11.3μであり、5μ以下の微粉は32.3
%であった。
比較例2 実施例2の段階Aに於て、アルコール、アセトンを用い
ないこと以外は、実施例2を繰り返し、比較例1と同様
に不定形の12.7gの固体生成物(II)を得た。固
体生成物(II)の平均粒径は9.2μであり、5μ以
下の微粉は40.9%であった。
比較例3 実施例1の反応容器を用い、段階Aに於て、1.25L
のTHF及び20gの塩化マグネシウムを投入し、40
0rpmで攪拌しながら4mlのTiCl4を加え、1
5分で昇温してリフラックス状態を1時間保持した。こ
の溶液を室温まで冷却した後、1.5Lのヘキサンを1
5分で投入し、得られた固体生成物を400mlずつの
ヘキサンで3回洗浄した。
段階B以降は、実施例1を繰り返し、10.7gの固体
生成物(II)を得た。固体生成物(II)の平均粒径
は7.6μであり、5μ以下の微粉は43.1%であっ
た。他の比較例と同様に固体生成物は不定形であり、微
粉が特に多いために、沈降後の上澄み液デカンテイショ
ン時に少量の固体生成物の流出があったが、やむおえな
いものとして処理を進めた。
実施例10 実施例1において固体生成物(I)を析出させる際に、
30mlのエタノール、230mlのTHFと共に、電
子供与体として、ヘキサメチルジシロキサンの替わりに
10mlのアセトン及び2mlのアセトアルデヒドを用
い、固体生成物(I)の析出をリフラックス下で行う以
外は、実施例1を繰り返し、固体生成物(II)12.
4gを得た。固体生成物(II)の平均粒径は46μで
あり、5μ以下の微粉は0.2%であった。
実施例11(小粒子触媒製造) 実施例1において固体生成物(I)を析出させる際に、
電子供与体として、ヘキサメチルジシロキサンの替わり
に5mlのアセトン及び10mlのアセトアルデヒドを
用い、固体生成物(I)の析出をリフラックス下で行う
以外は、実施例1を繰り返し、固体生成物(II)15
.7gを得た。固体生成物(II)の平均粒径は11.
7μであり、5μ以下の微粉は0.4%であった。
実施例12 実施例9の固体生成物(II)を用い、バルク重合を行
った。
1Lバルク重合器にTEA2mmol、フェニルトリエ
トキシシラン0.3mmol、触媒10mg、水素30
0mlを、プロピレン500gと共に投入し、70℃で
30分間重合した。未反応プロピレンモノマーをパージ
し、乾燥パウダー181gを得た。触媒1g当りのポリ
マー収量は18,100gであり、6時間ヘプタンリフ
ラックスによる抽出残率は98.0%、MFR1.7、
ポリマーの見掛けかさ密度は0.48g/cm3であっ
た。
実施例13 実施例9で得られた触媒10mgを用い、実施例12と
まったく同様にして20分間バルク重合を行った後、未
反応プロピレンをパージし、プロピレン/エチレン=2
/1の混合ガス及び150mlの水素ガスを導入し、7
0℃、18kg/cm2Gで30分間気相重合を行った
。ポリマーの収量は18,700gであり、T−MFR
1.9、ポリマー中のエチレン含量は11.2%であっ
た。
実施例14 実施例1の重合器に、実施例9で得られた触媒16mg
、TEA2mmol、ジフェニルジメトキシシラン0.
2mmol、水素150mlをプロピレンモノマーによ
って投入し、プロピレン/エチレン=4/1の混合ガス
を導入して、70℃ 22kg/cm2Gで1時間プロ
ピレン−エチレンの共重合を行った。ポリマーの収量は
188gであり、ポリマー中のエチレン含量は47%で
あつた。
気相重合評価 実施例1から5、比較例1から3で得られた固体生成物
(II)を用いて、実施例1と同様にして気相重合を実
施した。結果を表1に示す。
スラリー重合評価 実施例6から11で得られた固体生成物(II)を用い
て、プロピレンのヘキサンスラリー重合を実施した。
1.5Lのオートクレーブにヘキサン700m■を採り
、TEA2mmol、ジフェニルジメトキシシラン0.
2mmol、触媒15mgから17mgを加え、水素6
0m■を導入し、プロピレンで圧力を7kg/cm2G
に保って、70℃2時間重合した。反応終了後、モノマ
ーガスをパージし、メタノール50gを加え、70℃1
0分間攪拌した後瀘別し、ポリマーを乾燥して、触媒使
用量当りのポリマー収量を計算した。濾液からは、ヘキ
サンに溶けているポリマーを回収した。結果を表2に示
す。
比較例4、5 比較例1、2の触媒を用いて実施例6〜11と同様にプ
ロピレンのヘキサンスラリー重合を実施した。結果を表
2に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハロゲン化マグネシウムをヘテロ環状化合
    物 および電子供与体の混合液に溶解させ、これをチタンお
    よび/またはバナジウムのハロゲン化物と接触させるか
    またはこれらのハロゲン化物と電子供与体との混合物と
    接触させることによつて固体生成物を得、これをチタン
    および/またはバナジウムのハロゲン化物および電子供
    与体によって処理し、さらに有機アルミニウム化合物お
    よび電子供与体とを組み合わせて成るオレフィン重合用
    触媒。
  2. 【請求項2】ハロゲン化マグネシウムの溶解に用いるヘ
    テ ロ環状化合物が、酸素含有化合物である特許請求範囲第
    (1)項に記載のオレフィン重合用触媒。
  3. 【請求項3】特許請求範囲第(1)項もしくは第(2)
    項に記載の触媒を用いることを特徴とするオレフィン重
    合法。
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